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いつか見た空





  お知らせ
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 ねじまき句会の情報はこちらです。


Sin×なかはらのコラボレーション・川柳ギャラリー

 R指定をオープンしました。

 目指せ  カ・ゲ・キ!!


◆村上きわみ+なかはられいこのコラボ

 きりんの脱臼のメールマガジン「きりんむすび」をはじめました。

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  月刊★ねじまき
Date: 2011-09-26 (Mon)
ねじまき句会の公式サイト
     月刊★ねじまき OPENしました。

おひまな折にでもお立ち寄りくださいませ。



  おひさしぶりです
Date: 2011-09-23 (Fri)
裏の畑にいます。

  夏が終わる のか?
Date: 2011-08-29 (Mon)
ずっと沈黙していてもしかたがないので
近作を10句


ねこやなぎであったゆれている間

靴紐がほどけそうです月夜です

鍵であることに疲れて消えた鍵

蛇口から出てくるおとなしい水だ

閉じるべきところを閉じてのむくすり

NIPPONを意識しながら鼻をかむ

戦艦を掲げ関口模型店は夏

おどろいて通天閣になっている

左腕から右腕へ舟はたどりつく

いっぽんの雨を握っているのです




なぜか電話な日
思ってもせんないことと、
思ってさえいればなんとかなりそうなことと、
思う価値さえないことが
周囲にはいっぱいあって、
仕分けする


信じることと、
信じ続けることのあいだは、
近そうで遠い

  無題
Date: 2011-03-12 (Sat)
昨夜からずーっとテレビを見続けている。

そのとき、わたしは職場であるビルの6階で電話をとっていた。
ながくゆれた。
免震構造の建物らしく、横揺れというよりは回転するようなゆれ方だった。
繁忙期であるため、残業をして、帰宅した。
帰宅してはじめて惨状を知った。

宮城にも青森にも福島にもたいせつなひとびとがいる。
しんぱいで、無駄とは知りつつメールしてみたが、やはり届かない。
阪神淡路大震災のときもそうだった。
9・11のときもそうだった。
災害がおこるたび、
こころのどこかで、ひとごとだと思っているのではないかというようなやましさに苛まれる。

いてもたってもいられず、レンジの掃除をはじめる。
どうか、どうか、
わたしのたいせつなひとたちが無事でありますように。

  みずたまり
Date: 2010-06-29 (Thu)
朝日新聞「東海柳壇」4回目。
以下の5句に評を書かせていただいた。


 近道を教えてくれる謎の人/浅見和彦

 心配はない貯水池に水がある/安田光郎

 一山に盛られてからは家族です/伊藤弘子

 とりあえず行列のある方で買う/伊藤石英

 混浴の足湯の足を数えてる/丸山 進


投句には年齢が明記されている。
貯水池の句の安田さんは80代の方だ。
年齢も紙面に載せられれば、
読者もより楽しめるのではないかとちょっと思う。

満々と水を湛えた貯水池を思うと、
とてもやすらかなきもちになる。




それはもう圧倒的にみずたまり/れいこ


  しんぶん
Date: 2010-06-08 (Thu)
朝日新聞「東海柳壇」3回目。
評を書いたのは以下の5句


だーりんと呼んでみただけ春なので/小林英昭

雨の日はラシラシと吸うハーモニカ/瀧村小奈生

ケンカして玉葱どんと微塵切り/高田桂子

あつあつの湯呑みの冷えていく時間/柳生みち子

気品あるヒップに押され浅蜊獲る/河合正秀


掲載紙面を見て、
はじめて同じ作者を続けてトップで選んでいたことに気づいた。
なにしろ選ぶときには作品しか見ていないというか、
目に入らないので、そういうことが起きる。
でも、それでいいのだとも思う。 


この仕事のお話をいただいたとき、
事前に想像したり覚悟したりしてたけど、
いい意味で想像も覚悟も裏切られている。
回を重ねればまた違った気持ちになるのかもしれないが、
いまは、純粋に楽しませていただいている。
自分が楽しんで書いていることが伝わればいいな、と思う。

  そらとぶうさぎ
Date: 2010-05-29 (Sat)
職場が職場なので(なんじゃそりゃ)
休日にはただしい皮膚感覚をとりもどしたくなる。

風や木や土や草や
そんなにおいにさわりたくなる。

ちょっとはじめてみました。
おひまなかたはお立ち寄りください。
  ↓
http://soratokito.exblog.jp/

  川柳という方法
Date: 2010-05-19 (Wed)
南野耕平さんから『川柳という方法』(本の泉社)が届く。
一度目に荒読みをして、
ただいま二度目の熟読中。

川柳というジャンルや、
川柳作品を独自の方法で分類しつつ、
川柳の魅力を語ってくださっている。

一読に値すると思う。
詳しくは、こちらまで。
   ↓
http://blog.livedoor.jp/sennryuutoiuhouhou/


 ウラゴエで話す家族に囲まれる/南野耕平

  あとは海
Date: 2010-05-18(Thu)
朝日新聞「東海柳壇」の二回目。
コメントを書かせていただいたのは、次の5句。

 長尻の万年筆のような顔/小林英昭

 タンポポの綿毛決断式おわる/川崎敏明

 洗濯は止めにしようか朧月/山内美代子

 春なのにおひとりさまの目玉焼き/西川薫子

 まぼろしか薄墨桜杖に咲く/沢田治子

タンポポの句は「結団式」のまちがいではなく、
「決断式」です。
断固として。

紙面には出ないが、投句には年齢も明記されている。
高齢の方がこんなに柔軟な発想をされるのかと、
驚いたり、うれしくなったりしながら作業をしている。




内見会という、知ってるひとは知ってるが、
ほとんどのひとは知らない、
全館クローズドで顧客だけを対象にしたバーゲンがある。
本番はあしただけど、日曜日からプレが三日間あって、鬼のように忙しかった(というか、忙しい)
ランチタイム20分、午後の休憩10分で乗り切る。

しにそ。





最後から二人目のひと、あとは海   れいこ

  気配
Date: 2010-04-26 (Mon)
2010-04-06 (Tue)の日記でご紹介した松木秀さんから、
今日、一通の書状が届きました。
そのため、歌集『RERA』から引用した歌を一首削除しました。

詳細については、村上きわみさんのgedo日記をご参照ください。
http://www.sweetswan.com/kirin/k/
      


書面によると改訂版が出るそうですが、
なんというか、ひじょうに残念です。
残念とは、「念が残る」ということだと、
いまさらながらふかく実感しました。

この件について、
言いたいことはいっぱいあるのですが、
いまはなにも言わないことにします。



あしたは雨らしい。




手を伸ばす雨の匂いのするほうへ   れいこ

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