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◆ << 火曜日にはねじをまく >>
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「おかじょうき川柳社」主催の杉野土佐一賞のご案内です。
いままで川柳を書いたことのないかたも、
川柳しか書いたことのないかたも、
ぜひ、どうぞ。
杉野土佐一賞作品募集
課題「 下 」(3句詠)
◆選者※一部交渉中
石部 明(岡山県/バックストローク代表)
なかはられいこ(岐阜県/「川柳展望」所属)
樋口由紀子(兵庫県/「MANO」所属)
広瀬ちえみ(宮城県/「杜人」所属)
相田みちる(山形県/第12回杉野十佐一賞大賞受賞者)
むさし(青森県/おかじょうき川柳社 代表代行)
◆募集締切
サイトからの場合 2008年10月31日(土)午前0時まで
郵送の場合 2008年10月31日(土)必着
◆投句料
1,000円 (発表誌呈)
◆応募方法
青森おかじょうき川柳社のサイトの作品応募フォームから
必要事項を記入して送信。
便箋または原稿用紙に
「作品(3句まで)」
「郵便番号」「住所」「氏名または雅号(ふりがな)」「電 話番号」を明記し、
下記応募先まで郵送。
〒030-0861 青森市長島4-23-4-102 守田方
第13回杉野十佐一賞 係
◆投句料振込先
郵便振替 No.02280-6-43112
口座名:おかじょうき川柳社
詳細は、
青森おかじょうき川柳社をごらんくださいね。
たくさんのかたのご参加をお待ちしています。
バサッと耳元で鳥のはばたく音がして目が覚める。
ほんとうに至近距離で、質感をともなった羽の音がしたのだった。
まだちゃんと明けていない時間。
昨夜も暑くて窓を全開にしていた。
ベランダにいたんだろうか。
どんな鳥だろう。
羽音の大きさからして小鳥ではない。
丸翼や細翼ではなく、長翼か広翼というかんじだった。
しかし、鷺や鷲がこんなとこにいるわけないんだけど。
夢かな。
夢といえば、先日、湿原を歩く夢をみた。
こちらもかなりリアルな感触を伴う夢で、
足元のジクっとした感触や、
丈の低い草や、紫の地味っぽい花を覚えている。
釧路のひとに電話をしたら、
「来たんじゃない?」と笑っていた。
丹頂は見なかった。
せっかく行ったのに。
ざんねん。
*
うしろから波打ち際がついてくる なかはられいこ
個人的にいろいろあってバタバタしていた。
生活もちょっとのあいだ落ち着かないかんじだが、
夏は確実に暑い。
ねじまき句会の日である。
ひさしぶりの名古屋の雑踏と地下鉄を体験する。
桜通線は地上に出るまでの階段がめったやたらと長い。
深いなぁ、ここ。
今月の題は「投」
ねじまきの題は漢字一文字と決まっていて、今年は手偏なのである。
作品のなかでなにげなく使っている字が題になったとたん、ふだんと違った表情をみせる。
毎月、「え、こいつ(字のことね)こんなに手ごわかったっけ?」的なきもちになる。
しばらく書いてないと、ぎごちない手つきの作品になってしまうのは否めない。
飛ばない紙飛行機だ。
というわけで、
しずしずと再開。
*
つまさきが戻る頃には眠れそう なかはられいこ
ねじまき句会の日
今月は会場の都合もあって、白鳥庭園での吟行となる。
直前まで降っていた雨も集合時間にはあがって、
すこし風はあったものの、日差しが戻り、
まぶしいくらいの新緑のなかでゆったりとした時間をすごす。
大量の、しかも見るからに高価そうな鯉たちが、
人の気配を察すると、口をあけて寄ってくる池があり、
竹林があり、滝があり、新緑の木々があり、
名前を知らない花が咲き、
そして鳩はどこにでもいる。
出句まで一時間、出句数は5句。
池のほとりの座りごこちのよさそうな石に座って9句ほど作る。
結果は「ねじまき句会」のページに反映される。はず。
*
吟行でできた一句
鯉が来て鳩が来て広東語をしゃべる なかはられいこ
あのひーとのすーがたなつかしい
たそがーれのかわらまちー♪
と、いうわけで京都にいく。
四条から一両仕立てのおもちゃみたいな京福電鉄に乗って嵐山に。
みやげもの屋さんが並ぶ通りを抜け、渡月橋をわたる。
桂川の中洲は菜の花でおおわれ、川面はきらきらひかり、すこやかに水は流れる。
「歩きながらどうぞ」と一枚ずつ売ってるおかきを買って
川べりに座ると、鳩が寄ってきた。
ははん、こいつめ、おかきを狙ってるな。と察したけど、
すべての人間が君たちにあまいわけではない、
ということを知らしめるため、目をあわせないようにしてたら、
どんどん数が増え、中の一羽が靴のうえに乗り、
「えー!」と思っているうちに、もう一羽が肩にとまり、
次の一羽はなんとあたまの上にまで乗ってきた。
気づいたら二十羽ちかくの鳩に取り囲まれていて、
さすがに怖くなったので、
残ったおかきを砕いてばらまき、その場から逃げた。
かくして人間としての威厳は鳩に消化されたのだった。
*
いま踏んでいるのは草か音楽か なかはられいこ
一年ぶりのたんじょうび。
ごはんをたべたり、映画をみにいったりしてすごす。
なんだかんだで5回目になったねえなどと言い合って、しんとする。
しんとする理由はおたがいにすこし違っていて、
すこしかさなっている。
ふいに、
灰色の空のむこうの鉄塔と、
その先でちかちかしている灯のようだと思う。
何がそうなのか、が、わからないままに。
「バグダッド・カフェ」のドイツ女のように笑いたい。
というのが今年の抱負です。
*
わたくしの痒いところに花が咲く なかはられいこ
繁忙期ってこういうことだったのか
というような想定外のいそがしさを体験する
土曜日なんてもう平常の3倍くらいの入電数で
とってもとってもとってもとっても着信がとまらない
あちらも年度末で忙殺されてたひとから
夜桜を見にいこうと誘われ
真冬にもどったかのような寒風のなかを出かける
冷たい風にたっぷり花のついた枝が
こっちだよ、こっちだよと白い腕を振るように揺れていて
さむくて、きれいで、ものすごくこわかった
かろうじて、こちら側にふみとどまる
夜の桜には青空の下の桜にはあまり感じない凄みがある
それもこれも
人間の、もしくは
日本人のDNAの
かってな思い入れなのだとわかっていても
情緒的すぎますな
と、わたしのなかのわたしが嗤う
*
頭のなかの染井吉野をどうしよう なかはられいこ
ほんらいは火曜日なんだけど
今月は会場の都合で木曜日になった「ねじまき句会」の日
印象に残ったことば
根菜は声を出さない byにむらてつこ
ビル街のまんなかで満開の枝垂れ桜をみる
タバコをケースごとどこかでなくす
今月二回目
タバコやめなさいってゆう神様のお告げだろうか?
分類がにがてなひとはブログはやめておくよう
おぎーにやさしく(ここ傍点)さとされる
*
先月のねじまき句会に出句した一句
題は「折」
けっこうかんたんそうにみえて手ごわい題であった
「北斗の拳」のあの有名なせりふを思い出してもらえなければアウトかな
折鶴よおまえはすでに折れている なかはられいこ
しごとの帰り道、駐輪場にある二本の桜が
一気に五分咲きになっていてふいをつかれる
あらまあ
だ
去年、冬がくるまえに切り詰めておいた
ベランダのミニバラは自在に新芽をのばし
はやばやと蕾をつけている
おやおや
だ
植物は無口であるがゆえに
まったくあなどれない
なんにでも名前をつけたがるのは
深くかかわりたいからなのか
うん、そうかもね
パソコンに名前つけてるし
えと
じゃ、お鍋とも深くかかわりたいのか、わたしは。
*
さくらって先に言ったほうが負け なかはられいこ
頭痛は遠くからゆるやかに
しかし確実にやってくる
かすかな予兆をかんじてから30分後
首があたまをささえられなくなる
車のシートを倒して横になる
信号で止まるたび、98%ほどの気遣いと
2%ほどの充足感(たぶん)に満ちた目と会う
ひとが弱ってると「申し訳ないがうれしい」
という表情をするのは、いったいどういうわけだ
そういえば、一日分の疲れと汚れをくっつけたまま
やっとたどりついたというかんじで来るひとを
じゃぶじゃぶ洗ってパリッと乾かしてあげたくなって
ちょっとうきうきするきもちを
なんと呼ぶべきか
きりん特殊会談
表とか、大通りとか、バチスタとか。
*
にちように所属している赤を着て なかはられいこ