| ■ 伝言(あとで消しますね) |
| Date: 2010-06-14 (Mon) |
すみません。
個人的な連絡です。
本日14日午後5時前後に「□△○@nifty.com」のアドレスでメールをくださった方へ。
受信したメールに返信するかたちでお送りしたのですが、
何度送っても送信エラーになってしまいます。
差し支えなければ、別のアドレス等、連絡方法をお知らせいただけると助かります。
お手数ですがよろしくお願いします。
(受信もできて読めるのですが、返信ができません……)
ここ、見ていてくださるといいのですが……。
村上きわみ
| ■ おやすみ |
| Date: 2010-05-28 (Fri) |
諸々のリカバリーのため日記はしばらくおやすみします
twitterは気が向いたときに書いたり書かなかったり
すみません
| ■ Le Tournoi de Roland-Garros |
| Date: 2010-05-23 (Sun) |
全仏がはじまってこうふく
テニスを見ていれば晴れ晴れとする
身体能力がきわまって抽象的になるのを目撃するがすきなのだ
どのスポーツでもそれは堪能できるはずだけれど
なによりテニスがおもしろい
今しばらくは
*
たけのこをたくさん食べる
ほんとうはずっと苦手だったよ
すきなものが増えるのはうれしい
| ■ 花 |
| Date: 2010-05-19 (Wed) |
内側にきれいなうろ
さくらの花ですきまをうめる
羽交い締めしたくなるような雲を見ながら
ゆっくり五月に追いついております
| ■ 春告魚 |
| Date: 2010-05-17 (Mon) |
電話があったり
ともだちがあそびにきてくれたり
(犬、おおよろこび)
電話をかけたり
していたら
Sさんが鰊をどっさりわけてくださって
なんともふしぎな一日
さくらが咲きはじめたので
すこし動揺しております
佳い動揺なれど
*
ともだちの命日。
地図に無き川を渡りて来し風かわが胸にあたり旅を終へたり 藤田幸江
| ■ 湯気 |
| Date: 2010-05-13 (Thu) |
いつまでも寒いので
犬の成分をまぜながら暮らしている
いくばくかの鳥はトップノートに
揮発の時間差をぬって息を継ぐみどりいろ
わたしが六方をつかいわけている隙に
桜はふかぶかと色彩をためこんでいたので
これはもうひとたまりもなかろう
かたぶく愉悦
春の湯気
| ■ ごあいさつ |
| Date: 2010-05-07 (Fri) |
わたしは自分にとってたいせつなものを守る必要がありました。
もちろんそれは「ことば」ではありません。
ことばには名札などついてはいません。
権利を主張したかったわけではありませんでした。
わたしの対応がそのように見えたとしたら、
それはわたし自身のふるまいの粗雑さゆえでありましょう。
20年以上、短歌とつかずはなれずつきあってきました。
歌人を名乗るにはさまざまな面で欠けているものがありますが、
短歌それ自体を、複雑なかたちで愛してもおります。
その気持ち、20年かけて育ててきた短歌への気持ちを、どうしても守る必要がありました。
終始混乱しながらも、その一点だけは、手放さずにいたかったのです。
攻撃的に見えていたとしたら申し訳なかったと思います。
それもまた、わたしの粗雑さです。
遠く近く、見守ってくださった方にこころからの感謝を。
そして、
今回のわたしの対応に疑問を感じられた方はどうか、
いつかふさわしい別解を指し示していただけたらと思います。
皮肉でもなんでもなく、どんなにかそれを知りたいと思っています。
明日以降、ふつうの日記にもどります。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
| ■ ご報告 |
| Date: 2010-04-26 (Mon) |
正式にアナウンスがあったようですので、こちらでもお伝えしておきます。
先日刊行された 松木秀氏の第二歌集『RERA』(六花書林)には、
私、村上きわみのtwitterでの書き込み並びに、
当「gedo日記」の引用からなる短歌作品が13首含まれております。
今回、作者および出版元の六花書林さんとご相談した上で、
該当する作品を一覧として発表することとなりました。
以下、松木氏の作品と、その引用元である村上の日記の、日付および通し番号です。
twitterの分はurlを付しましたが、
日記は記事ごとのurlをとれない仕様になっておりますので、
該当する村上の文をご確認いただく場合は、
左上の「log」をクリックの上、通し番号でお探しください。
(ログは1〜9まであり、その都度「移動」するかたちになります)
この日記はあとからの編集が可能な仕様になってはおりますが、
該当する過去ログには一切編集・変更を加えていないことを、念のため付け加えておきます。
これらの作品がおさめられていることは、私自身は歌集を拝読するまで一切知らずにおりました。
どのように感じたかをことばで説明するのはとても難しいのですが、
「色々な意味で残念に思っている」と申し述べることでお察しいただければと思います。
ただ、この件に関して、松木氏ならびに出版元の六花書林さん、村上の三者で、
それぞれ立場の差はありますが、なんとか最善の解決に至るべく十分な話し合いを持ちました。
そうしたやりとりを経た上でのお知らせであることを、ここに記しておきたいと思います。
なお、六花書林さんでは、現在、該当する作品を削除した改訂版を準備中とのことです。
以上、ご報告申し上げます。
(少しずつ状況が変化していったこともあり、ひとつ下の4月13日付の日記は、
結果的に現在の心境とは少し違ったものになっていますが、記録の意味も含めこのままにしておきます)
色々とご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2010年4月26日 村上きわみ 拝
※この文章は、松木氏および六花書林さんに目を通していただいた上でアップしました。
*
以下 歌集『RERA』より (下部は村上のtwitterならびに「gedo日記」)
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P25
のどごしのいいものばかり口にしてあんまり脳を使わずにいる
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[380] してしまう Date:2005-12-19 (Mon) log 05
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P27
病院の売店へ行くとなぜかしら毎回買ってしまう蒸しパン
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http://twitter.com/imawik/status/5222537162
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P78
(雪は今日降ると思うよ)よく冷えた肝臓かかえ街へでかける
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[487] 肝臓 Date:2006-11-28 (Tue) log 06
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P81
ずいぶん待った今年最初の雪がもう鼻のあたまでたちまち溶ける
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[488] 原液 Date:2006-11-29 (Wed) log 06
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P81
空にある水の重さをそのままに真夏のことをおもいつつ、冬
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[513] 舌 Date:2007-01-24 (Wed) log 06
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P84
「新」のつく野菜たくさん刻む母「指がうれしいのよ」と言いたり
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[541] 新 Date:2007-03-23 (Fri) log 06
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P87
本棚に仮の秩序をまずつくりそれから部屋の掃除にかかる
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[504] 秩序 Date:2006-12-22 (Fri) log 06
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P106
夕刊フジ読みつつ帰る電車中いえろーいえろー脳までぜんぶ
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[337] いえろーいえろー Date:2005-09-19 (Mon) log 04
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P111
よく晴れてくれたのだったこうなれば磨くよりほかない窓ガラス
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[384] 六まいのひかり Date:2005-12-28 (Wed) log 05
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P140
絶望って奴は♪フニクリ・フニクラ♪と口ずさみながらやってくるんだ
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[317] 贋作ガムマニア Date:2005-08-15 (Mon) log 04
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P141
天地無用 無邪気なままでロッカーの奥にさるすべりが咲いている
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[334] 天地無用 Date:2005-09-09 (Fri) log 04
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P160
三万年前のフルートの音色などいつくしみつつ並んで座る
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[175] ならんで座る Date:2004-12-17 (Fri) log 02
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P166
病院の待合室は黒、茶、黒、灰、黒、ベージュ もう冬らしい
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[343] あまつかぜ Date:2005-10-24 (Mon) log 04
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| ■ 『RERA』 |
| Date: 2010-04-13 (Tue) |
松木秀さんの第二歌集『RERA』(六花書林)を読む。
600首あまりおさめられているが、その歌数の多さが読み進む意欲を削ぐようなことはなかった。
おそらくは、松木作品のもつある種の「かろみ」に加え、
歌集そのもののたたずまい(ページレイアウト・紙質・装幀)の力もあるだろう。
内容にかないつつ、主張しすぎず、読むことに集中できる造りになっている。
それでいて、どこかほのあかるいかなしみを感じさせるきれいな本だ。
とはいえ、松木秀さんである。
並んでいる短歌作品はどれも一筋縄ではいかない。
読み進んでいくとふいに背中にひんやりしたものを注ぎこまれたり、
遠くに目をやっていた作中主体がいきなりこちらをのぞきこんでは
何かことばにならないものを問うてきたり、するのだった。
手ごわい。
手ごわさのむこうに見え隠れする揺れもふくめて、とてもおもしろく読んだ。
以下、同歌集からこころひかれた歌をいくつか。
わが少年時代を無為とおもうとき橙色の巨人のマーク
差別にもいろいろありて究極はジャイアンの言う「のび太のくせに」
電話鳴るたびに陽気に鳴りひびきロンドン橋は何度も落ちる
のどごしのいいものばかり口にしてあんまり脳を使わずにいる
平等院鳳凰堂のオの音のなんとも調子よく浄土へと
将軍様のプライベートな競馬場もグーグルアースはもれなく映す
検索でひとまず少し知ってみる深く知るため電源を切る
火葬場でいつか焼かれる日のために牛乳を飲む 骨うつくしく
「昔のコンクリートは気合い入っとる」母は原爆ドーム見て言う
重ねたる茶碗をひとつふたつ取るいまもエチゼンクラゲは殖えて
咳しつつ夏むかえれば顕微鏡写真のダニがうつくしすぎる
平和祈念式典の裏、ジャパネットたかたが叫ぶ「二十万円!!」
それだけのこととして見る フラッシュが焚かれ誰かが頭を下げる
触れたなら死ぬような線が数メートル頭上にありてその下をゆく
虹を見ましたか鯨を見ましたかきれいだなんて思えましたか
天地無用 無邪気なままでロッカーの奥にさるすべりが咲いている
象印炊飯ジャーは今日もまたご飯を炊いて私にくれる
ははそはのシングルマザー累々とブルーチップを集めてしずか
松木秀歌集『RERA』は、こちらから注文できるようです。
↓
http://rikkasyorin.com/
*
(追記)
上には挙げませんでしたが、
わたしが以前このgedo日記に書いたことを松木さんが短歌化した作品も何首かおさめられていて、
それらについては、微笑と苦笑のいりまじった気持ちで読んだことでした。
大急ぎで書き加えますが、べつに何かもの申すということではありません。
ときどきご本人から「短歌化しました」とお知らせいただいて、その都度わたしもおもしろく読んでいましたし、
特に独自なことを書いた日記でもありません。
ただ、こうして作品として歌集におさめられているのをあらためて読むと、
なんとも説明のつかない、にがあまいような奇妙な気持ちになったことは、一応記しておこうかなと思います。
(追記の追記 4月16日記す)
上に挙げた「さるすべり」の歌も、わたしの日記からの作品だということです。
松木さんご本人からうかがいましたので、念のため追記しておきます。
| ■ salmon |
| Date: 2010-03-30 (Tue) |
Sさんより大きな紅鮭をまるまる一本いただく。感謝。
(いただいてばかりいるなあと思ったあなたは正しい)
今回は「鮭の切り込みを作ってみよう」というコマンド付。
いきなり難易度が高い。
が、がんばります。
*
めずらしく忙しい気がするけれど、
気がするだけかもしれない。
三月ももうすぐおわる。