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◆なかはられいこ+村上きわみのコラボ
きりんの脱臼のメールマガジン「きりんむすび」をはじめました。
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女子 部活動の日々
ひるどきには
実にさまざまなお弁当が広げられるらしい
二段弁当の下段にそうめん とか
大きなタッパウェアにびっしりたこ焼き とか
とことん自由なのだ
ごくふつうのお弁当作成者としては
その自由度におののきつつも
ちょっとうらやましい
どうしてだろう
愉快に逸脱するということがなかなかできないな
釧路にしてはめずらしいほど気温が上がる
水槽を洗い
亀を洗う
洗濯物を干しながら
洗った亀の日光浴につきあう
あんまりじっとしているでつまらなくなり
手をのばしてかまうと
慌てて きゅう と 言う
歯ブラシを噛ませる
つよく引っ張ってくる
負けずにこちらも引いてやると
爪をたてて踏ん張りながらさらに引っ張るのだった
亀もときにはムキになるらしい
*
高校野球の中継を見ていると
外野のグリーンのあたり
守っている選手のうしろのほうで
あれは雀だろうか
小さな鳥が何羽も遊んでいるのが見えて
ひどくなごみます
終日の雨
木曜日はラクルの歌会
今日は地元歌人会の歌会
その間にオンライン・オフラインで目にしたいくつかのこと
などなど
絡まりながらも気持ちよく混乱していて
今日はよい雨
バランスをとり 自分のあちこちを区切ったりつないだり
考えは考えとして 気持ちは気持ちとして
まずは作品にそって忠実に読む とか
悩ましく難しくたのしく疲れ
自分はなにを手探りしているのかなあ
ここを進むことがきっと今は必要
という直感だけがあるのだけど
むやみに歩き回っているようでもあり
だいじょうぶか 自分
くるしみと遊ぶのはもう飽きたから
もう少しべつの種類の困難に
いつかきちんと素手でさわれるようになりたい
そのときにどうか ことばがわたしにもありますように
それはともかく
会いたかったひとに会えてうれしかった
落ち着きを欠いているので
隣家の薔薇につくづく見入る
それぞれに
無口な薔薇 饒舌な薔薇 と うまく棲み分けていて
薔薇というのは攻撃的な花だと思っていましたが
よくよく見れば
わりあい寄る辺ない感じに咲くのですね
花としての終わり方なども
なかなかよき風情
*
多田富雄『免疫の意味論』を読み返している
現在の多田富雄のことを思いながら読むと
さらに感じ入るところ多し
輪郭がぶよぶよしている
こういうときはむやみに動かないに限るので
ブックオフ105円コーナーで適当に手にとった
時代小説のアンソロジーを読んでいたら
ひとつだけすこし異質な手ざわりのものが紛れていて
だけどこれがいっとうおもしろいや と作者を確かめると
皆川博子の名前が
これまでにも
わあ これはなんだろう
と 驚かされる小説にいきあって
作者を確かめると皆川博子だったということが何度かあって
たぶん相性がいいのだろうと思うが
積極的にほかの作品を探して読むということはしないでいる
われながら奇妙な警戒心だと思いつつ
*
なとさんおすすめの
六花亭の「六花の森」がずいぶんおいしくて
ちょっとこまっているよ
一日遅れではあるが
田中槐さんのお誕生日を記念して
『臨死!! 江古田ちゃん』の1を読んで過ごす
記念の選択として何故江古田ちゃんなのかは不明
ともあれ
江古田ちゃんの姉 かわゆし
ガーデニングに燃える母も
四コマ漫画がすきです
いがらしみきおの初期のものなんて
それはもうすばらしいよ ←ちょっと力入っている
*
明日は大暑
どうやら雨になるらしい
しみじみ日曜
根がまわってしまったアズーロの植え替え
雑貨屋さんで女子あそび
昨日はヘッドスパなるもの
母メロン
サーモンピンクを鮭色と書く町田康
梅シロップは上出来
暑いよ
あたまのなかで
にぎやかな諍いがつづいている
首のうしろをあたため
あるいは冷やし
こめかみをぎゅっと押し
などなど
はかない抵抗を試みるも
本日もきれいに負けるのだった
思いがけず南のくだものをいただいた
完熟の金文字にうっとりしながら
説明に従い 格子状にナイフを入れていると
たちまち南の、というか異国の香りなのだった
よそのくにの味がする と 十代のひとたち
ほんとにね
二日がかりの工事で
天然ガスというものに切り替わった
違いはよくわからない
手始めに馬鈴薯を蒸してみる
ホームセンターで見かけた
白いバーベナの苗のことを考えながら
(この時期にしては元気でいい苗だった)
竹串でたしかめること数度
皮がはじけるまで蒸された馬鈴薯は
なんだか健気でよい姿
*
どうして外国の映画の男女は
なにかあるたびにダンスをしたがるのか
と
本日の中2女子の疑問
れっつ だんす
RCサクセションは
わたしがライブに行った回数の一番多いバンドです
後追いしたアコースティックのころも
売れすぎて混沌としていた時期も
ひたすらダウナーな展開だった時期も
へんてこになったときも
ついていけなくなったときも
どんなときも
今も
忌野清志郎はわたしにとって
とくべつな抽斗に入っているひとです
元気になってもどってきてください
きっとですよ
*
夜に腰かけてた 中途半端な夢は
電話のベルで 醒まされた
無口になったぼくは ふさわしく暮してる
言い忘れたこと あるけれど
「多摩蘭坂」 作詞・作曲/忌野清志郎