// 木曜日にもねじをまく //

ねじまき句会
第49回:記録

日程:2008年3月27日(木)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男なかはられいこ、二村鉄子、
    丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上7名、各3句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第50回は、4月26日(土)午後。会場は、参加予定者に別途連絡します。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0802.html でご覧いただけます。

題詠「打」

  1. そのへんが痒い波打ち際に立つ/宮川尚子

    (6票 荻原、柴田、なかはら、二村、丸山、米山)

  2. 「どうぞこちらの席へ」「って打席ですか?」/二村鉄子

    ( / )

  3. 電報を打って春から逸れてゆく/荻原裕幸

    (5票 柴田、なかはら、二村、宮川、米山)

  4. メール打つハートマークを五つだけ/柴田和男

    ( / )

  5. 待ち針を打ったとこから春ですよ/なかはられいこ

    (4票 荻原、柴田、丸山、宮川)

  6. 打ち合わせ重ね木漏れ日とり逃がす/丸山進

    (2票 なかはら、米山)

  7. 春の野を行く打楽器のようなもの/米山貴美子

    (4票 荻原、二村、丸山、宮川)

雑詠

  1. 人知れず嘆く砂時計のくびれ/丸山進

    (5票 荻原、柴田、二村、宮川、米山)

  2. 「まかせろ」と飛んでったきり蜂のやつ/米山貴美子

    (1票 二村)

  3. 一日じゅう父がまるめていた陽射し/宮川尚子

    (5票 荻原、柴田、なかはら、二村、丸山)

  4. 嘘がばれそうでたんぽぽ見せておく/柴田和男

    (3票 なかはら、丸山、米山)

  5. 声を出すもの出さぬもの雑ぜて煮る/荻原裕幸

    (3票 柴田、宮川、米山)

  6. 去年の桜ー今年の桜=帰心/二村鉄子

    (1票 なかはら)

  7. 多数決できまる菜の花のにおい/なかはられいこ

    (3票 荻原、丸山、宮川)

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