// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第48回:記録

日程:2008年2月26日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上7名、各3句選、選句参加=渡辺葉

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第49回は、3月27日(木)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0801.html でご覧いただけます。

題詠「折」

  1. ほほえみを折っているうち鶴になる/すぎもりたかこ

    (2票 なかはら、渡辺)

  2. 平安の末期あたりで折れるくせ/丸山進

    (2票 二村、米山)

  3. とても他人事とは思えない折り目/米山貴美子

    (4票 荻原、すぎもり、宮川、渡辺)

  4. 二月からはみ出たものを折り曲げる/荻原裕幸

    (5票 なかはら、丸山、宮川、米山、渡辺)

  5. 心外なところで声は折れ曲がる/宮川尚子

    (6票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、丸山、米山)

  6. 折鶴よおまえはすでに折れている/なかはられいこ

    (3票 荻原、二村、宮川)

  7. 大丈夫ピーターパンも右折が苦手/二村鉄子

    (2票 すぎもり、丸山)

雑詠

  1. わたしたち海と秋とが欠けている/宮川尚子

    (3票 荻原、なかはら、丸山)

  2. 冷たいが愛にあふれている真水/米山貴美子

    (2票 二村、渡辺)

  3. もしかしてこれはわたしの霜ですか/荻原裕幸

    (6票 すぎもり、なかはら、二村、宮川、米山、渡辺)

  4. 偽ってここぞとばかり愛します/すぎもりたかこ

    (1票 丸山)

  5. 骨密度に明るくからむスイートピー/丸山進

    (4票 荻原、すぎもり、米山、渡辺)

  6. 前かごの前に立っては「誰の前だよ」/二村鉄子

    (3票 すぎもり、なかはら、宮川)

  7. こいびとの役目を終えた乾電池/なかはられいこ

    (5票 荻原、二村、丸山、宮川、米山)

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