// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第2回:記録

日程:2004年4月13日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:桜里刀子、荻原裕幸、佐藤蕗子、柴田和男なかはられいこ、丸山進、渡辺葉
(※当日の出席者は3句選、欠席者は2句選となっています。)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第3回は、5月25日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0403.html でご覧いただけます。

題詠「葉」

  1. 稲光ニタリ八手の葉が笑う/佐藤蕗子

    (1票 桜里)

  2. 金魚草母は形の無いドレス/渡辺葉

    ( / )

  3. 散文の言葉を不法投棄する/桜里刀子

    (3票 佐藤、柴田、渡辺)

  4. ここに来てきみ葉桜にならないか/なかはられいこ

    (3票 佐藤、丸山、渡辺)

  5. 葉の裏のプライバシーを暴露する/丸山進

    ( / )

  6. 華道展エリート意識持つ葉っぱ/柴田和男

    ( / )

  7. おとうとの葉のいくつかを持て余す/荻原裕幸

    (2票 佐藤、なかはら)

  8. ドクダミ葉蔓を辿って家路つく/渡辺葉

    ( / )

  9. 葉をちらしながら捨印おしながら/荻原裕幸

    (3票 柴田、なかはら、丸山)

  10. せんせいの口から葉っぱこぼれ出る/なかはられいこ

    (2票 桜里、荻原)

  11. 今はもう葉の生活に慣れました/丸山進

    (3票 荻原、なかはら、渡辺)

  12. 万葉の恋も愁いも昼白夜/桜里刀子

    ( / )

  13. 一枚の葉っぱが降りる無人駅/佐藤蕗子

    (2票 荻原、丸山)

  14. 葉が朽ちる生命線の長いまま/柴田和男

    ( / )

自由吟

  1. したいこと一つだけある定食屋/渡辺葉

    (1票 なかはら)

  2. 家中のコンセントから不平聞く/丸山進

    (2票 荻原、佐藤)

  3. 爪切ってあるからへいき春だけど/なかはられいこ

    (3票 桜里、柴田、丸山)

  4. 健康で明るい人だけ乗せるバス/桜里刀子

    (1票 柴田)

  5. 待合室でタブーな言葉仕舞い込む/柴田和男

    ( / )

  6. 麩菓子噛むふっと真昼のお月さん/佐藤蕗子

    ( / )

  7. なんのことはない海山おかずに飯を食う/渡辺葉

    (2票 桜里、荻原)

  8. もともとはりんごの箱の釘でした/荻原裕幸

    (2票 なかはら、丸山)

  9. 手錠される姿で花の束もらう/柴田和男

    (3票 荻原、なかはら、渡辺)

  10. ごめんね私羽化しちゃったから行かなくっちゃ/桜里刀子

    (2票 佐藤、渡辺)

  11. 合掌をなかなか止めぬチューリップ/丸山進

    ( / )

  12. つっかけの足の乾いた座り胼胝/佐藤蕗子

    ( / )

  13. 晩婚だからつねに背後に使者がいる/荻原裕幸

    (1票 佐藤)

  14. 泣いている洗濯ばさみつけたまま/なかはられいこ

    (2票 丸山、渡辺)

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