// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第1回:記録

日程:2004年3月9日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
参加者:荻原裕幸、佐藤蕗子、柴田和男なかはられいこ、丸山進、渡辺葉

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第2回は、4月13日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。

題詠「空」

  1. 空色のネクタイが旬 惚れ直す/渡辺葉

    ( / )

  2. 三月の空がおまけについてくる/なかはられいこ

    (3票 荻原、佐藤、丸山)

  3. 朝焼けの空を濁して花が散る/柴田和男

    ( / )

  4. 色褪せた空にアカデミー助演賞/丸山進

    (1票 柴田)

  5. ほとんどは空までとどく梯子です/荻原裕幸

    (2票 柴田、なかはら)

  6. 空限る樹木が見てる命乞い/柴田和男

    (1票 渡辺)

  7. 空と呼びたいもののいくつかメモをとる/なかはられいこ

    (2票 荻原、佐藤)

  8. 産廃がびっしり詰った空の裏/丸山進

    (2票 柴田、渡辺)

  9. 北側の窓から見ても空は青/佐藤蕗子

    (1票 なかはら)

  10. 空っぽになろうとするとベルが鳴る/渡辺葉

    (4票 荻原、佐藤、なかはら、丸山)

  11. こんないい夕焼けなのに予報士が/佐藤蕗子

    (2票 丸山、渡辺)

  12. 春、空の四隅のいろをたしかめる/荻原裕幸

    ( / )

自由吟

  1. 同居して初めて嫁となれし春/渡辺葉

    ( / )

  2. 決められた仕事ですので穴を掘る/丸山進

    (2票 なかはら、柴田)

  3. のど飴のいちばんあかい粒えらぶ/荻原裕幸

    (2票 なかはら、渡辺)

  4. 沈丁花の如し悪女の居る職場/渡辺葉

    (3票 佐藤、柴田、丸山)

  5. じゃがいもの二月の果てへ転がって/柴田和男

    (2票 佐藤、渡辺)

  6. 啖呵切り背中の迷路見せてやる/丸山進

    ( / )

  7. 放心を蕎麦屋の湯気に気付かれる/佐藤蕗子

    (4票 荻原、なかはら、丸山、渡辺)

  8. 探し物してそこかしこ螺子ゆるむ/荻原裕幸

    ( / )

  9. 晴れるまで第二関節折り曲げる/なかはられいこ

    (2票 荻原、柴田)

  10. 影法師積み木崩してまた積んで/柴田和男

    ( / )

  11. 啓蟄やりんごの赤に飽きてきた/佐藤蕗子

    ( / )

  12. 分類をしなくちゃ、春と天国に/なかはられいこ

    (3票 荻原、佐藤、丸山)

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