[8977] 高柳克弘氏のコラム 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2007/06/27(Wed) 07:00

毎朝愛読している、ふらんす堂のホームページのコラム
「芭蕉の一句」↓

http://furansudo.com/

本日は数ある芭蕉の句の中でも、私がもっとも好きな一句

蛸壺やはかなき夢を夏の月

が、とりあげられています。

毎朝、この高柳克弘氏の「芭蕉の一句」を読んで
一日をはじめると、日本人の生活がわびさびにみちていることが
よくわかる気がします。


[8976] 歌集よりエアコン 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2007/06/27(Wed) 06:10

もちろん、歌集より、エアコンの方がたいせつです。
『仙波龍英歌集』は、新聞、雑誌以外に、贈呈をほとんどしませんので、
ゆっくり、申し込んでいただいてけっこうです。


[8975] エアコンが壊れて 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2007/06/26(Tue) 18:00

新しいの買わねばならないんで、仙波さんの歌集に手が回らないです。しくしく、なぜ今壊れるのだ。十九年頑張ったのは認めるけれど。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8974] 仙波龍英の短歌について 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2007/06/24(Sun) 07:36

『仙波龍英歌集』をお買い求めいただいた方たちが、それぞれのブログに感想を
書いてくださっています。ありがとうございます。

東郷雄二さんが仙波の『墓地裏の花屋』について書いてくださった文章が
下記のURLで読めます。↓

http://lapin.ic.h.kyoto-u.ac.jp/tanka/tanka116.html

仙波龍英の短歌をまとめて読んでみようと思う方は、ぜひぜひ、
『仙波龍英歌集』をお読みください。↓六花書林のHPから購入できます。

              http://rikkasyorin.com/


[8973] お読みいただけましたら 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2007/06/22(Fri) 22:58

おかげさまで、下の書き込みを通じて、『仙波龍英歌集』を買っていただけた
みなさまに、あつく御礼申し上げます。
購入者の方にはすでにお手元にとどいていると思います。
もう、お読みになったかたは、できましたら、感想など書き込んでいただけませんでしょうか。
少しでも、読んでみようという方の数がふえてくれると、この刊行にたずさわった一人として
とてもうれしく思います。
感想をお読みになった方が、買って読んでみようと思っていただければ、さらにうれしく感激です。
なにぶん、作者が亡くなっているので、本人からお礼を申し上げられないのが恐縮ですが、
本人もぜひたくさんの方たちに、自分の短歌を読んでほしいと切望していると思います。
もう一度、六花書林のURLを書いておきます。↓

                  http://rikkasyorin.com/


[8972] 「仙波龍英歌集」完成!!!!! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2007/06/19(Tue) 14:57

一昨年の夏から、少しずつ計画を進めていた、『仙波龍英歌集』がようやく完成しました。
仙波龍英の生前に刊行された『わたしは可愛い三月兎』と『墓地裏の花屋』の二冊の歌集及び
高田流子さんによるインタビュー「墓地裏にひそむ三月兎」(「風馬」に掲載)と
私の書き下ろし「メモワール仙波龍英」が一緒に載っています。もちろん、『わたしは可愛い三月兎』の
小池光さんによる解説「うさぎはどこで跳ねるか」も収録されています。

あと資料として上記の歌集には未収録の「花のイマージュ」12首も収録。

とにかく、仙波龍英という綺羅めく才能をその作品にふれることで実感していだきたいと
思います。
定価は2000円(税別)。六花書林刊。

1990年代になってから短歌をつくり始めた方には、ぜひ、読んでほしいと思います。
購入のお申込みは下記↓の六花書林のHPからおこなってください。

    http://rikkasyorin.com/


[8971] 現代歌人集会大会「春日井建を語る」 のご案内 投稿者:黒瀬珂瀾 投稿日:2007/06/18(Mon) 14:52

こんにちは、いつもお世話になっています。黒瀬珂瀾です。この場を借りて、宣伝させてください。
 春日井建が亡くなって、はやくも三年が過ぎました。大阪の地にて、春日井建をテーマにしたシンポジウムが開催されます。どなたでも、ご自由に参加できます。関西方面の方、ぜひお越しくだされば幸いです。

日時    2007年6月24日(日)13時〜17時
講演    大塚寅彦
鼎談    彦坂美喜子 島田幸典 黒瀬珂瀾
基調講演  安田純生
総合司会  林和清
参加費   2,000円(当日お支払い下さい)
会場    大阪弥生会館
      〒530−0012
      大阪市北区芝田2−4−53
      06−6373−1841
http://www.jrwelnet.co.jp/hotels/access/osaka-yayoi.htm


[8970] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2007/06/18(Mon) 09:10

ようおまゐりと山墓の草刈女 谷口智行『媚薬』(邑書林刊)


[8969] 蒸し返すのはいやですが 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2007/06/15(Fri) 22:08

短歌初心者様
青さぎ を 「青い人」「詐欺師」に分解してしまうのは付会牽強というところではないでしょうか。
私も岡井短歌は難しくてわからない口なのですっきり言うことはできませんが
退廃というより老獪、あえて悪口叩けばそれです。あえて叩けばです。

お風呂でお尻を見てきます、まだ青いかもしれません。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8968] Re[8957][8956]: お邪魔いたします 投稿者:短歌初心者 投稿日:2007/06/15(Fri) 17:34

> 椎名様、はじめまして。
> わたしは残念ながら藤原先生のファンではありません。強いていえば藤原短歌を良くする会を立ち上げたい一人です。藤原先生の短歌を見ていますとひとつの壁につき当った感があるのです。これは先生一人だけではありません。わたしとて同じでたくさんの方がおられるでしょう。春日井健の歌は死に近い頃はよくなりました。岡井隆はどうでしょうか。おそらくくだらない歌で終わるのではないか。これはわたしの見識ですが。この歌の(青さぎ)について意味有り気にわたしも考えてみました。青は未熟な若者、さぎは詐欺師などと。しかし、最後にはあほらしくなりました。所詮はくだらないからです。退廃がわたしに覆い被さってきました。

春日井建です。健は誤り。


[8967] 百家争鳴、百花斉放 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2007/06/15(Fri) 13:54

みなさま、書き込みあれがとうございます。

一首をめぐって、さまざまな意見が交錯するというのは、結社の歌会でも、しばしば
あることです。
短歌初心者さんの「青さぎは単独行動をする」という批判的な意見をきっかけとして
からんさんの「群馬の青サギコロニー」のサイトの紹介がある。
このように、意見のやりとりの中で、実際の知識がふえていったり、気がつかなかった
解釈に共感したりする、というのが、短歌の読みを深めていくということだと
私は思っています。
最初に私がこの作品を「今日の一首」として書き込んだとき、私には青さぎに対して
何の知識もありませんでした。しかし、上の句から続くイメージの連鎖に魅かれたわけです。
そして、このように、多くの方の意見が表明されたあとも、私はやはり掲出の一首に
魅力を感じます。青さぎの生態の事実関係をこえた、言葉が作り出した世界への魅力ですね。
作者が青さぎの生態に正確な知識を持たず、また、目の当たりに観察することもなく
この歌をつくったのだとしても、読者としての私にはそれがマイナス要因とは感じません。
実際に歌会の場でしばしばこういうことはありますよね。

しかし、これだけ意見が交錯するのは、貴重なことだと、嬉しく思います。


[8966] しろいさぎでいいなら 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2007/06/15(Fri) 11:23

あんなに大きな鳥が、群なしていたら怖いです。本題とは関係ないですが。
テレビで丹頂鶴の飛来地などのニュースを見ますが、テレビだからきれいだなと思うのか、実際見てもきれいなのか、行って見ないと当然わかりません。

テレビは不思議なものです。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8965] うそのこと、ほんとうのこと 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2007/06/15(Fri) 09:49

私が眠ってる間にたくさんの書き込みがあったんですねえ。
嘘を突き詰めたらエッセンスとして一抹の真実があったとか、100%本当だけでは嘘になってしまうとか、短歌だけでなく言葉を扱っているとそういう逆転現象が起きることがあります。たまに。

青さぎですか、白いさぎなら見たことよくあります。

また寝ます、お休み。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8964] 短歌初心者さまへ 投稿者:川田洋二郎 投稿日:2007/06/15(Fri) 09:29

短歌初心者さまは、ご自分を「初心者」とお申し出ですが、青さぎの生態に詳しい
ことなどをみると、かなりの短歌経験者とお見受けするのですが、いかがでしょうか?


[8963] Re[8961]: でもまあ 投稿者:短歌初心者 投稿日:2007/06/15(Fri) 09:06

宮沢賢治の銀河鉄道なんぞは詩であり嘘ではありませんね。わたしがいってるのは子は父親から生まれたの類。母親から生まれたが真実で変えることができない。嘘とはこのようなことをいっている。岡井の歌で青さぎのことを知っていて椿事というならばいいのだがどうも知らずにいっているようだ。椿事とは以外の出来事、非常の事件で青さぎの習性に及ばない。優れた歌人はこのようないい加減な表現をしないものだ。


[8962] 青さぎのこと、および、短歌人WEB歌会へのお誘い 投稿者:西王燦 投稿日:2007/06/15(Fri) 08:57

ご無沙汰しています。短歌人の西王燦です。

2004年以来お休みしていました「短歌人WEB歌会」を再開します。
短歌人ページや、ここにリンクするURLなどを参照して、興味のある方はぜひご参加を。

さて、「青さぎ」の作品についての応酬、楽しく読みました。

  なにごとか次の港へ向かふ船の上なる椿事、青さぎの群/岡井隆

この作品は「なにごとか」のあとに小休止を置いて、「次の港へ向かふ船の上なる椿事、青さぎの群」全体を「なにごとか」と感じるように読むとすっきりするような気もします。
私は、藤原さんと同世代ですが、彼がオフィスで過ごしている時間を、ほとんど野外で過ごしている、いわば野外生活者です。鳥の生態についても図鑑的な意味ではなく、実感として詳しいと自負しているものです。
「青さぎ」はサギの仲間共通の傾向として、きわめて単独行動が多いのは確かです。しかし、営巣はコロニーです。青サギの集団営巣、つまり、その糞でいろんな樹木が枯れるということはしばしばニュースになっています。現実的に青サギの群れを見た(遭遇した)経験からすれば、その光景はあまり喜ばしいものではありません。まさに「なにごとか」と、思う場面です。

http://www.tankajin.com/utakai/utakai5annnai.htm


[8961] でもまあ 投稿者:からん 投稿日:2007/06/15(Fri) 01:34

青さぎはコロニーでは群生してても、日常の行動は単独で行うようだから、それはそれでありな批判なのかな。でも、海辺にコロニーがある場合もありえますね。北海道にもあるみたいだし。どーなんでしょうね。まあ、どうでもいいんですが。

本当に嘘つき歌人の全盛期になったらいいなあ。嘘つき歌人、今、ぜんぜん勢いないですもんね。

真実しか歌わない、という歌人がいたら、その人はまず、人間として大嘘つきな気もしますが、まあ、人間いろいろ、歌人もいろいろですからねぇ。

みなさんおやすみなさい。


[8960] 無題 投稿者:ぶん 投稿日:2007/06/14(Thu) 22:55

からんさん おれ笑っちゃいました この世は嘘つき歌人の全盛期でんな
ところで 未来の歌人でみちうらさん やまださん いい歌人んす
おれ いうよ 金鍍金でもいいから はげんようにせえ 金鍍金は嘘のこっちゃ


[8959] とりあえず 投稿者:からん 投稿日:2007/06/14(Thu) 22:39

群馬のアオサギコロニー
http://www5.wind.ne.jp/saitoke/rika/kankyo/sizen4.htm