[8358] 「価値ある本」について 投稿者:小林檀 投稿日:2006/07/12(Wed) 20:29

藤原龍一郎様、花森こま様、藤村美子様

始めまして。「俳句スクエア」の小林檀と申します。この掲示板は折に触れて
拝見しておりました。藤原様始め、皆様の示唆に溢れるお話楽しみにしております。
今回小学生に読ませる「価値ある本」について、とのことですが、実際小学生と
幼稚園児の子を持つものとして、思うこと少々あります。
小学生ですと、当然低学年から高学年までの年齢の差がありますから、それぞれの
学年、そして発達、またそれぞれの子供の個性というのもありますので、一概に
これは!というのは難しいと思います。実際、わたくしは小学生の頃はほとんど
小説は読まなかった記憶があります。大抵は百科事典とか、図鑑の類。あとは、
子供向けに易しく書かれたルポルタージュ(第二次世界大戦、広島・長崎の原爆
の話、足尾鉱毒事件、などなど・・・。なぜ、こういうものが小学校の図書室にあったのか不明)を読んでおりました。
一方で画集が豊富にあった家ですのでそういうのを折に触れて紐解いていました。
ある意味非常に偏りのある読書生活だったかもしれません。

藤村様の場合、どの学年が対象なのか良く分からないので、少々ピントが外れているかもしれません。その際は申し訳ありません。

もし、お薦めの本をどうしても、というのであるなら映画にもなりましたが
「あらしのよるに」を薦めます。
異質なもの同士の共生の大切さと、その困難さ。今の地球上でまず第一に考えなければならないことを考えさせてくれると思います。

これこそが価値ある本だ!といっても当事者である子供たちがどのような価値を
認めるのか、それこそスリリングでもあります。
ねがわくば本を愛するようになってほしいですね。藤村様のご健闘お祈りいたします。


[8357] 価値ある本 投稿者:花森こま 投稿日:2006/07/12(Wed) 14:27

私が小学校6年生の春に読んでのめり込んだのはドストエフスキー「罪と罰」でした。米川正夫さんの粘っこい翻訳文に圧倒されました。最後に改心して大地に接吻するところが納得できませんでしたが。生意気盛りでしたので(笑)。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[8356] これが価値ある本だ! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/12(Wed) 13:47

藤村美子さま

小学生に読ませる価値ある一冊というのは、なかなかむずかしい質問ですね。
ちょっと考えてみます。
この掲示板を読んでいるみなさまも、ぜひ、知恵とアイデアを貸してください。
この一冊を、というものを、ご遠慮なく書き込んでください。

私の場合はきわめてオーソドックスに
「坊ちゃん」とか「星の王子様」とか「ドリトル先生」シリーズとかを
読んでいたような気がします。
寺山修司の『田園に死す』なんて、どうでしょうかね?


[8355] 価値ある本との出会わせかた 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/07/11(Tue) 22:46

藤原さま
コメントありがとうごさいます。邪道ではないのですね。安心しました。

ところで、ものすごい読書家でいらっしゃる藤原さまに是非お聞きしたいのですが・・国語の東北大会では「読書」がテーマの授業となります。
今こころに響く一冊とであわせるための模索をしています。
ただ面白いのではなく「夢」「生き方」を考えさせる価値ある一冊に
出会わせたいと図書館から50冊以上選び抜いて借りてきて、
よりよい数冊についてはブックトークを交えて伝え
子供たちにまずは読みたい本と向き合えるようにしています。

また「読書生活を振り返る」という活動も組んでます。
自分のよく読むジャンルの偏りを知ることも大切かなと。
ここから新たなジャンルへと本の世界が広がっていく可能性もありますので。
夏休みに向けて小学生に価値ある一冊を といったら
藤原さまならどんな一冊を <2冊でもいいですが> オススメですか。

ごめんなさい 仕事がらみで 夏休みまで1週間で 読書への種まきで
必死です。おたすけください。でも忙しいときは無理しないでくださいね。
授業者はわたしの隣のクラスの先生です。無力でも彼女の力になりたくて。
気が付いたらまた長い書き込みでした。すみません。


[8354] 面白い方法ですね 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/11(Tue) 08:27

藤村美子さま

短作文をまず書いて、キーワードを発見してから、短歌をつくるというのは
興味深く、効果的な方法のように思います。
私も、短歌をつくるとき、まず、場面を想定して、そこから、ぜひ使いたい
言葉を探り出して、一首を構成しているように思います。
「書く」という表現、とても重要だと思います。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8353] ことばの力を実感したい 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/07/10(Mon) 22:21

藤原さま こんばんは。またお邪魔虫です。ごめんなさい。
実は今日同僚が東京のとある付属小で国語の研究授業を見てきた
報告の発表をしたのですが。短歌俳句の授業ということで。
「こころに残った場面」を短作文してから「是非使いたいキーワード」の言葉を
選び、そこから57577に仕上げてから言葉の入れ替えをしたりして
より感じをあらわす工夫をして、ペアで読みあって深めるという
指導方法を学んだことを力説していて はぁなるほどーと感嘆しました。

いきなり言葉のリズムは子供には無理 ということで
言葉の力に落とすまでを実に5段階にしたというのです。
詩歌の実作者から見ていかがでしょう。邪道でしょうか。

今年の秋にはわが6年生がなんと国語の東北大会の授業を受けるので
11月を睨んで今から「国語研究モード」です。
国語の力 話す 聞く 書く 読む すべてを駆使して
書くという「表現」に焦点を当てて 走り出しました。

私的な書き込みでごめんなさい。一日35時間くらいあればいいなあ
なにしろ頭が・・詰め込めば入った先から逃げていくので
知識とどめておくのが大変なんです。
今更ながら 国語 という教科の深さにおののいてます。
勉強の夏です。日本人として国語を勉強します。 


[8352] 名古屋市図書館は 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/07/09(Sun) 19:33

各区の図書館の蔵書を相互に貸し出してくれる。つまり、港図書館にあって中川図書館にないものを中川図書館で頼んで送ってもらえる。(まあ、本人が移動したほうが速い場合もある)
全国と言うのはいかにも無理だから、たとえば東海三県とかが相互に貸し出ししてくれるようになったらなと思う。

それよりしつこく歌集句集を予約して蔵書にくわえてもらうことも必要。

私個人が購入するわけでないが、間接的に読者を増やす貢献なのだ。ふふふ。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8351] 毎日新聞が 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/07/09(Sun) 11:21

お馬系新聞の奥にひっそりとありました。いつも探すのに難儀するんです。
図書館にも、鶴舞はともかく、ない。
名古屋って…

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[8350] 本日の毎日新聞詩歌欄 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/09(Sun) 09:47

「短歌月評」として、先日の「山中智恵子を偲ぶ会」について書きました。
また、「今朝のうた」では、酒井佐忠さんが、鈴木英子さんの歌の鑑賞を書いています。
ぜひ、お読みください。

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[8349] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/08(Sat) 21:58

青春をはじめしときのごとくにも青空を裁る鳥を見けむか/山中智恵子『青章』

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[8348] 誤解なきよう 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/08(Sat) 21:39

ふゆのゆふさま、花森こまさま

誤解なきようにお願いしたいのですが、私は歌人として活動しています。
「俳句」誌に連載されている「合評鼎談」というのは、作品批評の鼎談です。
この鼎談の場でも、私は歌人として発言しています。
俳人二人に、歌人が一人加わって、俳句作品の合評をするというのが
編集意図なわけです。
句会に参加して、俳句をつくることもしばしばありますが、
それでも、私が歌人であると私自身はまったく疑っていませんよ。

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[8347] 本人がそれでいいと思うなら 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/07/08(Sat) 20:51

何ジャンルだろうとやればいいわけで、舞台裏のいさかいはまあともかく、財布を交えない人が何か言うというのが、私わからないのですが。

俳人の藤原さんのことはよくわかりませんが歌人の藤原さんも素敵です。

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[8346] 創作するということ 投稿者:花森こま 投稿日:2006/07/08(Sat) 20:01

生きていくために必要なことである、と思うひとは、何をどう書こうと、個人の責任に於いて、他者を誹謗中傷しない限り自由ではないかと思います。
昔、私は川柳を書いていました。その自由な詩形が楽しくてなりませんでした。
でも、いろいろな理由から自分は俳句を書いていきたいと思うようになり、川柳作家の友人たちとの交流はそのままに、でも、川柳を書くことはしなくなりました。
それは、俳句と川柳は発想からまったく異なる文芸であり、書くことが出来なくなったからです。それは私の腕が悪いのかもしれません。
でも、異なるジャンルに関心を持ち、接触したり、書いてみたりすることは、悪いことだとは思いません。
なぜ、歌人が俳句を書いたからといって揶揄めいた言い方をされるのか、理解不能ですね。
生き方の一環として、藤原さんが短歌で呼吸しようと、俳句で息継ぎしようと、自由であるのは自明の理であると思いますが。

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[8345] 二ジャンルを作る 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/07/08(Sat) 16:28

二兎追うものになりかねませんが、どっちも作っていないと均衡が崩れるような気がするんですね、私の場合。何かを川柳のほうへ、何かを短歌の方へ交通整理している感じ。
経済的にもたないからどうにかしろと言われてますが。やめたりすると家庭内暴力で鬱憤を晴らすしかなくなるぞ、と言っておきます。

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[8344] おのれに凭ることを 投稿者:中田恵美子 投稿日:2006/07/08(Sat) 09:27

懇寧なるお言葉拝聴いたしまして畏れいります。塚本邦雄の考えに凭らずあなた自身の
考えによって今後の藤原様の短歌の王道を極めくださいませ。


[8343] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/08(Sat) 07:52

村山美恵子さま
わざわざ、書き込みにおいでいただいてありがとうございます。
「俳句」誌の鼎談は、しゃべり言葉で作品の批評をするということで
毎回、言葉不足を感じています。
なんとか、俳句に対する純粋な読者の立場からの感想をきちんと述べたいと
心がけているのですが。

中田恵美子さま
書き込んでいただきありがとうございます。
私は俳句に対しては、ニュートラルな読者としての立場での論評を
したいと、心がけています。
かつて、塚本邦雄さんから、短歌を追求するためには、俳句の勉強は必須です、
と言われました。私はこの言葉を励みにして、短歌の実作に励み、俳句のよき読者
であろうと、努力しています。

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[8342] 二兎追う 投稿者:中田恵美子 投稿日:2006/07/07(Fri) 22:32

藤原様は短歌と俳句をやっておられますが二兎追うことになりませんか。
それほどに俳句に執心されるのですから短歌をやめて俳句ひとすじにやるべきです。
藤原様は歌人よりも俳人に合っているように思います。一考のほどを。


[8341] 電脳日記拝見 投稿者:村山美恵子 投稿日:2006/07/07(Fri) 21:34

吉岡様に藤原様の『俳句』鼎談のことを申しましたらホームページを見よ、とお知らせいただき、拝見。読書量と速読と感想に感服しました。歌人名一人ひとりに「さん」をおつけの丁寧さにも感嘆。
今の歌壇にこんな超人的なお方のいらっしゃることを心強く存じました。
ありがとうございました。
来週「NANIWA」をお送りさせていただきます。
柴舟の『歌と草仮名』紹介を御散見いただければ幸甚です。     


[8340] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/06(Thu) 10:55

未知子さま、

「詩・歌・句フォーラム」のお知らせありがとうございます。
できる限り、自分に刺激を与える努力をすべきということですね。

・自己ベストタイムの敗者夏の雲 福井隆子


[8339] お知らせ 投稿者:未知子 投稿日:2006/07/06(Thu) 01:47

俳人の未知子でございます。今日はイベントの案内です。
 (別に、主催者側に義理立てしているわけではなく、
  筑紫さんに恩義がありすぎまして。)
「詩歌とは」を考えるよい機会ですので、
一人でも多くの皆様にご出席頂けたら幸いです。


第一回 詩・歌・句フォーラム 開催のお知らせ

 北溟社では日本の詩歌界全体の活性化を目指し、「詩歌句フォーラム」として公開シンポジウム等のイベント活動を、今後積極的に推進してゆくこととなりました。
 その第一回の試みとして来たる7月17日(月、祝日)、「詩歌の発生と未来を語る」という公開シンポジウムを開催します。当日のご案内をさせていただきますので、皆様お誘いあわせのうえ、ご来場をお待ち申し上げます。

◇日時  2006年7月17日(月・祝日・海の日) 午後1時〜5時15分
◇場所  神楽坂エミール(03-3260-3251) 新宿区赤城元町1-3
◇会費  1500円(資料代含む。当日会場にてお支払いください)
◇プログラム 

〈第一部〉 トークショー 午後1時〜3時
  藤井貞和・筑紫磐井 「詩歌の発生を語る」

〈第二部〉 若手詩人、歌人、俳人によるミニシンポジウム
  午後3時15分〜5時15分
  テーマ「詩歌の未来を語る」
  小笠原鳥類(詩人)・五島高資(俳人)・永田紅(歌人)

◇問い合わせ 北溟社まで 03-5225-0723  info@hokumei.co.jp


[8338] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/04(Tue) 09:58

電球はつまんで回し兜子の忌 / 桑原三郎「犀」146号


[8337] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/04(Tue) 08:55

シジマさま

書き込みありがとうございます。
先入観にとらわれない努力をしようと思います。


[8336] 「合評鼎談」について 投稿者:シジマ 投稿日:2006/07/04(Tue) 01:03

『俳句』7月号を拝読しました。
「合評鼎談」の中で、藤原さんは池田澄子さんの

 養花天さーもすたっと働きぬ

という句について、

「外来語とか国名をひらがな表記する作家で阿部完市さんがいますが、この句の場合本来カタカナ表記のところをひらがな表記にすることによって何が立ち現れるんでしょうか」

という発言をなさってますね。
私はこの発言の中の、

「本来カタカナ表記のところ」

という部分が非常に気になりました。
確かに日本語に於いて外来語というのはカタカナ表記されるのが一般的ではありますが、そうしなければならないという厳然たるルールはありませんし、あるはずがありません。
つまり、「本来カタカナ表記」というのは全くの固定観念、思いこみです。
表現者としての藤原さんのために敢えて言わせてもらいますが、外来語は絶対にカタカナ表記しなければならない、という先入観を持っていたら、歌人としての表現の幅が狭まるのではないでしょうか?


[8335] 吉田優子さんの一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/03(Mon) 09:42

黒瀬珂瀾さんが、ふらんす堂のホームページに
日替わり連載をしている「街角の歌」に、本日は
吉田優子さんの歌が取り上げられています。

↓下記のURLからご覧ください。

http://furansudo.com/


[8334] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/02(Sun) 20:33

われはいま俗談平語の歌に生きしのぶることの多くなりゆく/山中智恵子『星肆』

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[8333] 資料の取捨選択 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/07/02(Sun) 20:07

どんなときにも大事って事ですね。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8332] 近藤芳美選なのに 投稿者:椎名和之 投稿日:2006/07/02(Sun) 19:55

 いつのまにかイデオロギー合戦になっているのは、吉川さんにも隙があったと
思います。既視感のある内容で、かつ資料が少なく、論理性も弱いものなのに、
戦争の進め方という重い内容に安易に触れてしまったコラム。
 つまり、ひと口に戦争といっても「身捨つるほどの祖国はありや」と詠われた
ときに、そこにあるのは「加害者対被害者」の論点であり、決して政治的イデオ
ロギーではないのである。かつて、ソ連邦が名実ともに確立したときに、それで
もキリスト教は滅びなかったということは、必ずしも共産主義の敗北ではないに
せよ、2つの論理がお互いを圧倒できないということを示した。
 イデオロギーに無関心であることを勧めるのではなく、慎重になるべきである
と思う。それは、繊細な芸術に閉じこもるためでは無く、イデオロギーによって
生きるのでは無いという強い意思表示としてである。


[8331] ついでに 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/07/02(Sun) 17:35

全国紙を全部とって比べながら評してほしいかも。
何より実名出すっていう、勇気がないと見た。>事務局長さん

やるんなら一地方新聞にいたるまでになればこっちもそっちへ足を運んでもいいけど朝日だけってなんかねえ。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8330] 事務局長さんへ 投稿者:清水幸多 投稿日:2006/07/02(Sun) 16:50

吉川さんや大辻さんは偉いと思うよ。
なんといっても、実名で書いているわけだし。
あなたも見習ってみればどうですか?


[8329] 「週刊時評」の記事について 投稿者:朝日歌壇鑑賞会事務局長 投稿日:2006/07/02(Sun) 14:41

はじめまして。
当ブログの記事で、先日の青磁社HP「週刊時評」の吉川宏志さんのコラムについて取り上げました。
ついでに、大辻隆弘さんの歌についてもコメントしました。
反論・批判は大歓迎です。ぜひご覧下さい。


7/1記事 『正論』記事、歌人を釣り上げる

http://blog.livedoor.jp/asapykadan/archives/50016964.html


[8328] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/07/01(Sat) 22:28

今日は「山中智恵子を偲ぶ会」に行ってきました。250人を超える大盛会。
あらためて、山中智恵子の短歌の奥深さを実感したことでした。

歌といふ架空の生に夕合歓の睫毛を伏せて夏深むかも/山中智恵子『風騒思女集』

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8327] Re[8326][8319]: 今日の一首 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/27(Tue) 15:22

> > 垣間見のおももちをもて覗きあるく白いシャネルや暗いカルチェ/林和清
>
>  「垣間見」と言えば、即思い出されるのは『源氏物語』。「白いシャネル」に見立てられる女性は若紫か女三宮。「暗いカルチェ」とは藤壺でしょうか、夕顔でしょうか。
>

女三宮にはピンクハウスを着せてみたいもんです。藤壺さんにはカルチェですか、カルチェってどんなふくか知らない。
>

http://www.geocities.jp/negxo/


[8326] Re[8319]: 今日の一首 投稿者:今男 投稿日:2006/06/26(Mon) 20:50

> 垣間見のおももちをもて覗きあるく白いシャネルや暗いカルチェ/林和清

 「垣間見」と言えば、即思い出されるのは『源氏物語』。「白いシャネル」に見立てられる女性は若紫か女三宮。「暗いカルチェ」とは藤壺でしょうか、夕顔でしょうか。


[8325] 『現代俳句論叢』 投稿者:花森こま 投稿日:2006/06/26(Mon) 20:47

ご入手とのこと、羨ましいです。私も読んでみたい。最近、沸沸と読書への欲求が高まっておりまする。
セレクション柳人シリーズの中の1冊、古谷恭一さんの巻を今日読んでいたのですが、永田耕衣のことが書いてあって、嬉しく、またせつなくなりました。
この前、ミニ水族館でオオナマズを見て、ああ、永田耕衣をしばらく読み返していない、と、はっとしたばかりなのでした。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[8324] 小学校へ上がった春 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/26(Mon) 14:14

つつじの蜜を、一緒に帰る子数人ですいました。よそ様のつつじですが。で、おじさんがでてくると「キャー」と逃げていく。悪がきですね。
次の年花が咲かなかったような記憶があります。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8323] Re[8317]: 今日の一首 投稿者:今男 投稿日:2006/06/26(Mon) 11:35

> 置き去りにされし少女はいけがきの躑躅の蜜を吸ひてゐにけり/武下奈々子

 この幻想的な作品が詠まれたのは最近のことではではないと思われますが、これを読む時、私は、最近、秋田県で発生した小学一年生殺人事件の容疑者とその長女のことを思ってしまいます。「置き去りにされ」てしまい、「いけがきの躑躅の蜜を吸」っていた「少女」とは、まさに彼女ら母娘のことかと思われるのです。
 それはそれとして、「躑躅の蜜を吸」った経験は私にもあります。何か淡い甘さを伴った記憶として思い出されます。


[8322] 自立支援法や介護保険 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/25(Sun) 21:15

弱いものを切り捨てる、政策のいい例です。
http://www.aju-cil.com/wadachi/opinion060425b.html
こちらにも応援メール・ご意見をいただくと励みになります。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8321] おつかれさまです 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/25(Sun) 16:57

鈴木英子さま

少しでもお役にたって、嬉しい思いです。
署名が現実的な力になるようお祈りしています。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8320] ご報告させていただきます。 投稿者:鈴木英子 投稿日:2006/06/25(Sun) 16:08

お陰様で署名総数が25万人を越えそうです。
国民500人に一人の割合だそうです。
現実にリハビリを打ち切られるのは間近という方もおられます。
何とか一日でも早く白紙撤回になり、リハビリが続けられるようになってほしいと思います。

と、運動母体になっているHPを作成している友人から連絡がありました。
こちらに書き込ませていただき、「署名しました」というメールも頂戴しました。
現在の状況をお礼方々ご報告させていただきます。どうもありがとうございました。


[8319] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/25(Sun) 10:31

垣間見のおももちをもて覗きあるく白いシャネルや暗いカルチェ/林和清『匿名の森』砂子屋書房・3000円+税

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8318] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/22(Thu) 10:37

葉桜の日の斑を和紙に漉きたしや/鷹羽狩行「狩」7月号


[8317] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/21(Wed) 10:20

置き去りにされし少女はいけがきの躑躅の蜜を吸ひてゐにけり/武下奈々子


[8316] 追記です。 投稿者:鈴木英子 投稿日:2006/06/20(Tue) 22:06

署名のページがうまく入りませんでした。PC音痴で恥ずかしいです。

<リハビリテーション診療報酬改定を考える会ホームページ>
http://www.craseed.net/

↑こちらをスクロールしてゆくと署名の入り口もあります。よろしくお願いいたします。


[8315] リハビリテーションの保険診療についてのお願いです。 投稿者:鈴木英子 投稿日:2006/06/20(Tue) 22:03

お世話になっております。鈴木英子です。
掲示板をお借りして申し訳ありませんが、お邪魔させてください。

この4月より、保険診療下でのリハビリテーションが原則として最長180日で
打ち切られることになりました。希望をもって生きようとする患者、および患者の
周囲の人々にとって、また明日の私たちにとって、見過ごしてはいけないことと
思います。

以下のHPにて詳細をご覧いただけますので、どうかおひとりでも多くの方に現状を
知っていただきたいと思います。そして、ご賛同いただけましたらご署名をいただければ
嬉しいです。よろしくお願いいたします。4月に発病した方の打ち切りが迫っています。

<リハビリテーション診療報酬改定を考える会ホームページ>
http://www.craseed.net/
署名のページ
https://ss1.xrea.com/craseed.s196.xrea.com/syomei/index.php

藤原龍一郎様、荻原裕幸様 お願いにて失礼いたしました。


[8314] 使ってみました 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/20(Tue) 19:05

伊吹おろし ヒットせず
雀     数えるのがいやになるぐらいでた
都市    2件

あまりマイナーなものは出ないのかな?

http://www.geocities.jp/negxo/


[8313] キーワード検索 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/20(Tue) 14:29

青磁社ホームページのキーワード検索も、検索のスピードもはやく、とても使い勝手が良
いと思います。
ちなみにキーワード「東京」で検索しましたところ、下記の9首が出てきました。


東京弁使ふ浜田も若かりきまだ痩身にて熱かりし日よ 志垣澄幸 「青の世紀」
東京に行く寒鰤を箱に入れ氷かけをり小さきスコップにて 志垣澄幸 「青の世紀」
飛びたちし満席の機が風つよき大晦日の空を東京へ向ふ 志垣澄幸 「夏の記憶」
穂芒のたなびく昏れの山裾に東京行の列車入りゆく 志垣澄幸 「水撃」
寒の酒飲めば想へる東京の福島泰樹 若山牧水 志垣澄幸 「星霜 」
わが釣れる磯の真上を東京行のA300がわたりゆきたり 志垣澄幸「遊子」
玩具ひとつ卓に転がり東京には徒手空拳の青空がある 三枝昂之 「天目」
仮想こそ現実である 東京大空襲もハリウッドスタジオでまず始まった 三枝昂之「天目」
月に幾たび東京という空漠の夜を択びてまた酒を飲む 永田和宏「百万遍界隈」

志垣澄幸さんの場合、『志垣澄幸全歌集』 が対象書籍ですが、検索の場合は一冊一冊の
歌集名で表示されるのがとても便利です。
今後、検索対象歌集のデータベースがふえることで、どんどん利用効果があがっくると思います。

ぜひ、試してみましょう。
青磁社のHP
http://www3.osk.3web.ne.jp/~seijisya/index.html



[8312] 好企画ですね 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/20(Tue) 14:17

青磁社・永田淳さま

週刊時評、キーワード検索ともに好企画ですね。
さきほど、吉川宏志さんの時評拝読しました。
大辻隆弘さんも、セレクション歌人に収録された時評が、今読んでもとても刺激的なように
短歌状況をみつめる動体視力がきわめて優秀な方ですので、おおいに楽しみにしています。




[8311] 青磁社HPの大幅リニューアル 投稿者:永田淳(青磁社) 投稿日:2006/06/20(Tue) 13:57

こんにちは、青磁社の永田淳です。
この度は少々宣伝させていただきたく登場いたしました。

青磁社のHP
http://www3.osk.3web.ne.jp/~seijisya/index.html
を大幅にリニューアルいたしました。これに伴いまして、二つの新企画を導入いたしております。

一つは「週刊時評」大辻隆弘さんと吉川宏志さんのお二人に隔週で時評を書いていただきます。ネットならではの更新スピードと、毎週読める読み物としての面白さ。是非毎週チェックしてください。月曜日ごとに更新予定です。

もう一つは新機能として、当社刊の歌集からキーワードにて歌を検索できるシステム「短歌キーワード検索」です。評論執筆の際の例歌探しなどにお役立て下さい。現在、9歌集を収録しております。

以上、宣伝ばかりで申し訳ありませんでした。多くの皆様のお越しをお待ちしております。


[8310] Re[8309]: 恋の句恋の歌 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/19(Mon) 14:24

> 先週、紹介した「きっこのブログ」↓
>
> http://www.kikko.cocolog-nifty.com/kikko/
>
> 本日は恋愛や性愛を詠う俳句、短歌についての秀抜なエッセイ。
> 私の名前も一箇所出てきて驚きました。
> 月間100万アクセスを超える人気ブログに、現代短歌、現代俳句が
> このように取り上げられると、専門誌に載るより、読まれている
> ということになる。
このブログ読みました。今、初恋の初々しさが出た歌がないかな、読みたいなと思ってます。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8309] 恋の句恋の歌 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/19(Mon) 07:18

先週、紹介した「きっこのブログ」↓

http://www.kikko.cocolog-nifty.com/kikko/

本日は恋愛や性愛を詠う俳句、短歌についての秀抜なエッセイ。
私の名前も一箇所出てきて驚きました。
月間100万アクセスを超える人気ブログに、現代短歌、現代俳句が
このように取り上げられると、専門誌に載るより、読まれている
ということになる。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8308] 今日の歌会の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/18(Sun) 21:28

錦絵に苦悩はにじむ戦捷に尨犬のごとき硝煙ゑがく/柏木進二

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8307] ちょっと軽い話 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/18(Sun) 14:10

お口直しになれば。
私には1925年生まれだったと思うけど、ブラジルの文通おじさんがいます。この人切手マニア。かつ、ブラジルのサッカ−は世界一だと今熱くなってる。るるサッカーはボールを蹴ってするゲームであることから書いてくる。本場だもんねえ。

予選リーグで日本が勝ったとしたらおじさんが心臓張り裂けんばかりに嘆くのではなかろうか。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8306] 餅は餅屋に 投稿者:椎名和之 投稿日:2006/06/18(Sun) 13:22

 退会処分がなされたことにつきまして、藤原さんが随分感心しているので、実は違和感を覚えておりました。ごくごくありふれたことではないのかしらと。
 こういうことは、歌の専門家だけでは無く、トラブルの専門家をまじえて処理すべきことと思います。
 実は、私事ながら生活上で不法行為の被害者になっておりまして、あれこれ考えているのですが、結局は弁護士に相談しなければならないということなのです。
 話がそれましたが、心理学の専門家とか、餅屋に任せればハッピーエンドになると思います。
 

http://rose.zero.ad.jp/~zbn15824


[8305] こまさん落ち着いて 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/18(Sun) 08:46

家の方が退会されるのは、第三者がどうこう言う問題でないのでさしひかえますが、「見ている人は見てる」んですから。
これは私がくさくさしていたときのはがきの返信に書かれた小池光さんの言葉です。
「そんなことより月々の作品をきちんとなさい」ともありました。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8304] 取り越し苦労は時間のムダ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/18(Sun) 08:24

黒田英雄さま
書き込みありがとうございます。

花森こまさま
取り越し苦労は時間の無駄です。
つまらぬ悩みでくよくよするより、良い作品を一句でも一首でも
つくってください。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8303] 違いますって〜 投稿者:黒田英雄 投稿日:2006/06/18(Sun) 01:09

 花森様、もしそれが僕のブログのことでしたら、そんな心配はまったくいりません。
ご主人である可能性などまるで考えておりません。余計な心配させてしまったとしたら
申し訳ないことです。


[8302] 気にすることはないですよ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/17(Sat) 22:46

花森こまさま

全然、気にする必要はないと思いますよ。
真の盗作者はすでに退会処分をうけているわけですから
見当はずれの推測など、まったく気にすることはないと思います。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8301] 「塔」の盗作作者 投稿者:花森こま 投稿日:2006/06/17(Sat) 22:25

どなたかは知りませんが、個人的に憂えていることがあります。「塔」に所属している家人がさまざまな事情で今退会しようとしているのです。「塔」に何の不満もなく、あくまで個人的な事情です、あるブログで急に出詠しなくなったひとがいたらそのひとが該当者だろうと書いてあったのをみて憂鬱です。家人は断じて盗作者ではありませんから、そのように軽々しく憶測されるのは困惑せざるを得ません。こんなことをここに書くのも失礼なんですが濡れ衣を着せられるのは耐えがたいのでごめんなさい。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[8300] 夫は野球のみ 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/17(Sat) 16:15

サッカーには目もくれぬ。私はスポーツは付き合いで見るだけだし、テレビに興味がなくなってしまった。パチンコ屋がなくなってからスクラッチくじをたまにする。
勝負というのに疲れたのかも。あのハイテンションには。まいるなあ。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8299] 増沢騎手 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/17(Sat) 09:25

今日の福島競馬に、増沢という騎手が何レースか騎乗してますが、もちろん、
「さらばハイセイコー」の増沢騎手じゃなくて、元牧原騎手が増沢調教師の息子と結婚して、増沢姓になったものです。念のため。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8298] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/13(Tue) 13:34

春畑さま、

サッカー応援でお疲れでしょうに、ありがとうございます。
サッカーをやっている時間、私は及川隆彦著『インタビュー現代短歌』(春風社刊)とい
う本に読み耽っておりました。


[8297] Re[8296]: 角田純の歌 投稿者:春畑 茜 投稿日:2006/06/13(Tue) 09:59

> 三句「かな」切れが、角田さんの第一歌集『海境』(砂子屋書房)には多数出てきます。

藤原さん、こんにちは。
角田純さんの『海境』より、三句「かな」切れの作品を少しあげておきます。
()内はルビです。

・肺あをきうみ鳥の背の撓りかなかぜ孕むときはつかふるへて

・たとふれば秋のふかみの挫折かな朧に見ゆる薄(すすき)しらなみ

・昼餉(ひるがれひ)すぎたるのちのうれひかなさびしき砂洲の鷺のいらだち


[8296] 角田純の歌 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/13(Tue) 09:39

初心者さま

わたくしがわたくしであるゆゑに生ふ/草の香りに青褪めてゐる/角田純

この歌は三句切れです。三句と四句の切れの部分に、吐息のような嘆きがあると私は感受します。
角田純さんは、意識的に三句切れの文体を瀕用していて、それが作品の特徴となっています。
手元に歌集がすぐに出てこないので、例歌をいまあげられないのですが、
三句「かな」切れが、角田さんの第一歌集『海境』(砂子屋書房)には多数出てきます。
興味があれば、この歌集をお読みになることをオススメします。
この「かな」切れ以外でも、意識的な三句切れを文体的特徴としている珍しい歌人として
私はこの角田純さんにおおいに注目しています。


[8294] Re: 6月9日の日記 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/13(Tue) 07:16

黒山羊さま

> 私にとってそういう芸人さんは海原はるか・かなたです。お笑いに限らず、ありとあらゆるジャンルで藤原さんの書かれた「生き残る法則」は通用すると思いました。

松竹芸能の芸人さんにそういうタイプが多いような気がします。
ちょっと前だと、若井ぼん、はやと、ここ10年ほどは酒井くにお、とおる。
「新春東西寄席」などで、「それはそうよねえ、くにおちゃん」と聞くと
ああ、日本のお正月だなあ、と思います。
では、短歌の世界で、似たようなポジションで生き残っているのは……?

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8293] 教えて下さい 投稿者:初心者 投稿日:2006/06/12(Mon) 20:48

わたくしがわたくしであるゆゑに生ふ草の香りに青褪めてゐる

6月9日の今日の一首ですが、「生ふ」は何と読むのですか(お? は?)。また、これは終止形なのでしょうか。「草」にかかるのなら「生ふる」だと思うんですが、「生ふ」で三句切れだとなんか収まりが悪く感じるんですが……。


[8292] 6月9日の日記 投稿者:黒山羊 投稿日:2006/06/12(Mon) 19:47

>一方、主役ではないポジションで、なんとなくブームのはしっこにのって、ものすごくくだらない、芸ともいえないことをやっている連中は、案外、生き残る。

私にとってそういう芸人さんは海原はるか・かなたです。お笑いに限らず、ありとあらゆるジャンルで藤原さんの書かれた「生き残る法則」は通用すると思いました。


[8291] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/12(Mon) 15:52

アフォリズムも小気味よきかなピザパイにタバスコ一滴垂らせるごとし/杉田加代子『マクベスの妻』(砂子屋書房)


[8290] きっこのブログ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/11(Sun) 18:23

週刊誌などでも有名な「きっこのブログ」↓本日は類句・類想の問題をとりあげています。

     http://www.kikko.cocolog-nifty.com/kikko/

先日も蕉門十哲の紹介をしていましたし、時折、詩歌にふれて鋭い見解を読ませてくれます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8289] 恐縮です 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/10(Sat) 21:09

恒成美代子様

わざわざ書き込みにおいでいただき恐縮です。
読み終わった歌集や句集の中から、自分なりに
心に残った歌をここに書き込んでいます。
やはり、ベテラン作家の技術的にすぐれた一首に魅かれることが多いようです。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8288] 御礼 投稿者:恒成美代子 投稿日:2006/06/09(Fri) 09:08

〔8255〕で拙作がとりあげられていました。
ありがとうございます。
電脳日記の方はいつも覗いているのですが、
掲示板は近より難く思っていました。
「今日の1首」って、なさっていたのですね。


[8287] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/09(Fri) 08:44

藤村美子さま
添削、おつかれさまです。生徒さんたちが一人でも詩歌に興味をもってくれるようお祈りします。

それでは今日の一首。

わたくしがわたくしであるゆゑに生ふ草の香りに青褪めてゐる/角田純「未来」6月号


[8286] 添削の大変さ 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/06/06(Tue) 20:46

藤原さま
励ましの温かいお言葉ありがとうございました。
昨日子供たちの俳句や短歌を添削して疲れました。
選者の方って難儀ですね〜添削指導も楽ではないですね。
生意気にも私の添削を押しのけて
「ぼくなりにこういう表現に応用してみました」なんていう子がいて
しかし絶対応用した方がよくって 子供の気持ちも尊重して
「あなたなかなかやるじゃない。すごい」という結末。

今は 音楽一色です。研究授業がせまって日々音楽詰め。
ピアノ練習に余念なく 音符は頭を駆け巡れれど
言葉のリズムは閉店状態です。

「音の響き合いを味わおう」とパッヘルベルのカノンを取り上げ合奏します。
カノンについて美しい音を響かせるこつ で悩んでます。
貧乏暇無しです(笑)



[8285] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/06(Tue) 07:16

なんとなく淋し金魚の歌うたひ/行方克己「セレクション俳人・行方克己集」邑書林・1300円

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8284] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/05(Mon) 11:50

藤村美子さま
子供さんたちの中から、これをきっかけにして、日本の詩歌に興味を持つ人が出てきてく
れたら嬉しいですね。藤村さんも、どんどん、短歌・俳句をつくってください。

ふゆのゆふさま
K−1やプライドには興味がなくなったので、放送していることも知りませんでした。
視聴者は気まぐれということですね。

並木夏也さま
『曳舟』は確かに心に残る作品がたくさん収録された歌集でした。
そういう思いがたかまってきたら、『曳舟』について書いてみるかもしれません。


[8283] お久しぶりです。 投稿者:並木夏也 投稿日:2006/06/05(Mon) 03:48

 お久しぶりです、並木夏也です。いつもサイトを拝見し続けておりました。
 先日の日記にありました「横浜メリーさん」ですが、横浜生まれの横浜育ちのわたしも、幼少のころ――小学生時分にの見たとこがあるとかすかに記憶しております。まさに都市伝説ですね。

 ところで以前のWEB日記に書かれていたことですが(記事はすでに過去ログに入ってしまいましたが)、吉川宏志さんの『曳舟』についての藤原さんの感想が日記にかかれておりましたが、若干ながら日記には簡略に書かれていたように思いました。
 わたしとしては『曳舟』の収録作品の発表は幾分以前からのものを含んでおりますが、わたし個人としてはこの歌集を大変高く評価をしております。
 そこでぜひとも、藤原さんが『曳舟』を読んだ感想を、もうすこし詳しく言及願いませんでしょうか。
 わたしが『曳舟』を読んだところによると、今現在の判断では、個人的には今年の歌集の一冊として挙げられてもおかしくはないと思ったのですが、藤原さんの『曳舟』に対してのコメントがわずかながらのものでしたので、わたし個人の希望といたしまして、ぜひとも藤原さんの『曳舟』に対する感想をもう少しお伺いしたいと思っておりまして。

 PCに向かうお時間に幾分余裕があるときにでも、すこし『曳舟』に対して賛否ともども、ご意見を伺いたいとお願いしたいのですが。
 ぜひともよろしくお願いいたします。


[8282] K-1 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/06/03(Sat) 20:32

初めて見た。父はかぶりつきで見ているが、わたしはあまりよくわからない。なんだかたくさん大きな人がけりあったり殴りあったりしていたそうだなあと思う。ダウンした人鞭打ちになったりしないのかな。


[8281] 青葉のまちから 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/06/02(Fri) 20:39

昨夜ふたたび帰還しました。お天気最高で松島はもう絶景でした。
たくさんの俳句・短歌も生まれました。今日解団式で子供らにそれを披露したら
かなり真剣に聞き入ってくれてまして 「あなたたちも心のカメラでとらえた
風景を言葉のリズムで刻むのよ。楽しみにしてるからね」 つて感じで
 いまブームですね。仙台松島の俳句短歌を墨絵で書いて廊下に掲示します。
楽しみです。どんどん。子供の感性に驚かされ 勉強になります。

手前みそですが私の拙い俳句も5/31地元新聞の一席になっていて
嬉しかったです。俳人??の駆け出しとして私自身も生徒で 頑張ります。


[8280] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/06/02(Fri) 10:18

あのひとににていないひとたちの群れ かわいそう まだ往路の五月/兵庫ユカ『七月の心臓』(BookPark)


[8279] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/28(Sun) 20:36

粕壁か草加か初夏に宿りたる  小澤克己『塩竈』

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[8278] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/28(Sun) 20:31

藤村美子さま

早速、『絵本のように』を買って頂いたそうで、ありがとうございます。
ご紹介した甲斐があります。
私もこの本で、俳句に興味を持ち、面白いと思ってくれる子供が
ふえることをおおいに期待しています。

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[8277] 句画集届きました 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/28(Sun) 19:46

今日句画集が届いて、ページをひらくととてもこころがほんわかする
やさしい絵とぴったりマッチする俳句が・・
「絵本のように」すんなり目にやさしく入ってきました。
明日学校に持っていきます。ことばの紡ぐやさしさに彼らをしばし
ひたらせることができるように思います。
本当にご紹介いただきありがとうございました。本とも出会いですね。


[8276] 平明であることは心がけていますが 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/27(Sat) 15:04

それだけだというとこになると、やっぱりガクッと来ますねえ。
語彙を増やすにも元手が要りますし。(新聞だって新聞代がいる)
私は図書館でよく本を借りますが、実用本ばっかり借りるので。写真つき歳時記で鳥の名や姿等を知ってもそこから作れない。すずめや烏なら作るけれど。

人間感動を受けなければ声を出さないというのはあると思います。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8275] 句集注文しました 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/27(Sat) 09:39

藤原さま
ご紹介いただいた句集早速注文しました。
楽しみです。スマイル短歌10首も書いてくる子がいて
うれしかったのだけど「私のスマイル俳句」とタイトル書いていて
おいおい短歌と俳句の区別つかないのかなって。

 楽しくて楽しくて指とまらないどんどんできる私の俳句
という 歌 なんです。この程度のレベルです、まだ。


[8274] 松木秀さん、おめでとうございます 投稿者:花森こま 投稿日:2006/05/26(Fri) 19:00

松木さんの歌集は私も購入させて戴いてより、大変優れたものであると思い、ある賞に推薦させて戴きましたが、その結果はどうだったのかまだ分かりませんが、そちらでも受賞されるといいですね。
分かりやすさだけが取柄のような昨今の若手の作品には飽き飽きしているところだったので、言葉の斡旋に工夫のある松木さんの作品が評価されたのはとてもすばらしいことだと思います。
ほんとうによかったですね。これからもいい作品を発表してください。楽しみにしています。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[8273] おめでとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/26(Fri) 15:38

松木秀さんが、本年の現代歌人協会賞を受賞しました。
おめでとうございます。↓

http://homepage2.nifty.com/gendaikajinkyokai/sakusaku/2_1.htm


[8272] ハートに火がついた?かな 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/25(Thu) 22:30

藤原様 こんばんは
今夜はいい気分です。というのも早速スマイル俳句をノートに3句書いてきた子がいてなかなか面白かったので、今日の授業はそこからスタート。
とにかく彼ら 体が指が作りたくて仕方なくて 紙渡したら一気でした。
子供の感性ってすごいですよ−−−。
俳句のみならず短歌も、あなたは一体茂吉なのという感じの歌があり
思わず絶句しました。ハートに火が ついたのかしら
明日のノートにはスマイル短歌スマイル俳句が増えているといいな。
 スマイルって今年のテーマで何につけてもスマイルというのです。
いいことした友達紹介もスマイル紹介 素敵なことは素敵なスマイルになるから
あっ 今度あなたたちの今日のスマイルはこれでしたよって
その日の出来事から一句あるいは一首ひねってそれを提示してみようかな
と 私自信が 楽しい創作の渦中にあります。短歌って俳句ってやっぱり面白い。
修学旅行短歌も今から楽しみです。今の仕事は趣味か仕事かわかりません(笑)
ただハートの火は、つけただけで終わりでなく持続しなくてはいけないので 
細々とがんばります。もう修学旅行一色です。あの人たちは今夢の中なんです。
 こちらの重責などかえりみず・・まずは命落とさないよう連れて行きます。 


[8271] 中日の負けが込んでいる 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/25(Thu) 17:10

宿さんはしおたれた青菜の如し。私は風邪でダウンしている。
ご飯作れなくてごめんよ。
宿さんに移りませんよう、この猛烈な風邪。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8270] 姉様キングス、横浜初上演 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/25(Thu) 17:03

演芸の告知です。

「桂あやめ・林家染雀二人会」
会場:横浜にぎわい座
日時:6月10日・土曜日 午後2時開演
入場料:全席指定 3000円
演目
落語 林家彦いち
上方落語 林家染雀
新作落語 桂あやめ
中入り
落語 柳家喬太郎
芸者音曲漫才 姉様キングス

ということで、お目当ての姉様キングスのほかに、新作落語のSWAから彦いち、喬太郎
の二人が助っ人に出るし、あやめ、染雀のお二人も、本職の落語を一席ずつ演じます。
そして、真打は、芸者音曲漫才の姉様キングスでたっぷり。

おすすめの演芸情報です。
チケット予約は下記のとおり。
横浜にぎわい座:電話045−231−2515
ローソンチケット:電話0570−000−777
チケットぴあ:電話0570−02−9999


[8269] ハートに火をつけて! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/24(Wed) 15:11

藤村美子様

やはり、一日一句か一首を先生が黒板に書いて、その魅力を解説するというのは、
とても良い方法です。
なにより、すぐれた短歌や俳句にふれることが必要ですから。
ということで、昨日、俳人の小澤克己氏から『絵本のように』(遊絲社)という本を
頂戴いたしました。
この本は俳人・小澤とくえさんの俳句と澤田展駒さん、芳慕さんの色鉛筆画とのコラボ
レーションで、それぞれの俳句には小澤克己さんのわかりやすい解説がついています。
さらに巻末には、それぞれの俳句の英語訳もついています。
この本は小学生からおとなまで、楽しむことができて、俳句の豊かさを、俳句それ自身と
絵と解説から感受できるように思います。
下記のURLの出版社のサイトにこの本の詳しい解説が画像付きで掲載されていますので
ぜひ、ご覧になって↓みてください。

http://www.yuubook.com/center/

こういう本がたくさん刊行されれば、子どもたちのハートに、詩歌の火がきっとつくと思います。


[8268] 反響の温度差 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/23(Tue) 21:17

またお邪魔しています。あの短歌俳句の授業以来隣のクラスでは家庭学習ノートに
短歌を書いてくる児童が増えて「授業がとても面白かった」と感想をもらしてくれているそうな。<うれしきことです>しかし肝心のうちのクラスでは無反応。
悔しいから毎日一首か一句黒板に書くことにしました。
言葉のちから で動かない彼らのハートに火をつけたいな。


[8267] 腰折れ一首 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/23(Tue) 20:18

中継を聞きつつハンドル握る彼騎手にはあらず安全を期せ ふゆのゆふ

http://www.geocities.jp/negxo/


[8266] 希望的腰折れ一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/23(Tue) 16:05

月光を馬力に変えてアドマイヤムーン東京優駿を勝て


[8265] 反歌 投稿者:今男 投稿日:2006/05/23(Tue) 07:50

オークスで負けた男に「勝つて兜の緒締めよ」でもないだろうけど


[8264] 無題 投稿者:今男 投稿日:2006/05/23(Tue) 07:41

 コメント[8261]に示した戯れ歌に文法上のミスがありましたので、下記のように訂正させていただきます。角川「短歌」四月号の特集・「文語文法の基礎」を、「今更、何を」といった気分で一瞥していた私でしたが、反省させられました。 「兜の緒」を締めなければいけないのは、勝ち戦でも負け戦でも同じことですね。 そう言えば、一昨日のオークスでは、藤原様も負け戦だったとか。このレースでは私も負けましたが、失敗の原因は、連勝している者の<勝ち運>を軽視したことにあったと反省しております。
 
 名にし負へばいざもの申すカブトムシ勝つて兜の緒締めよドラゴン

 「カブトムシ」が「かちゃかちゃ」と言っている情景ではなく、「勝って兜の緒締めよドラゴン」と言っている図柄を詠んだつもりです。


[8263] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/23(Tue) 07:01

歌詠むは悲しと思ひ詠まぬよりは浄しと思ひ歌を思ふ夜/宮柊二『藤棚の下の小室』

http://www.sweetswan.com/19XX/


[8262] 詩を読むよろこび 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/23(Tue) 06:54

真青様、今男様
日記へのご感想の書き込みありがとうございます。

しばしば、ご紹介していますが、服部滋さんの「qfwfqの水に流して」、毎回、と
ても、読み応えがあります。
今回は「ロバート・フロストを読む皇后」という文章で、詩を読むということの初
心とそのよろこびをみずみずしく思い起こさせてくれます。

「qfwfqの水に流して」↓ぜひ、お読みください。
http://d.hatena.ne.jp/qfwfq/

http://www.geocities.jp/negxo/


[8261] Re[8260]: かぶとむし 投稿者:今男 投稿日:2006/05/22(Mon) 20:22

名にし負はばいざもの申すカブトムシ勝つて兜の緒締めよドラゴン


[8260] かぶとむし 投稿者:真青 投稿日:2006/05/22(Mon) 15:50

A かぶとむしの角をつかめばかちゃかちゃと森のひかりをかきまわす脚 穂村 弘
B 重武装するカブトムシみづからの敵なるわれを憎みつつ歩む     小泉史昭

この二首を比べてみると、Bにはカブトムシと人間(われ)の関係が強く描かれていて深い。かぶとむしが「敵なるわれを憎みつつ歩」んでいるんだという把握に衝撃を受け、そのような人間とは何なのだろうかと考えてしまう。

Bの後にAを読むと、脚で「森のひかりをかきまわす」かぶとむしは、もしかしたら人間憎悪の絶頂にいるのかもしれないと気付く。しかし脚をつかんでいる人間にはそんなことはぜんぜん見えていない。無邪気である。

Aは無邪気という残酷さを表現しているとも釈れるが、それは好意的に過ぎるだろう。BとAでは歌の深さに於いて「勝負あった」というのが私の感想。しかしこの深さが鼻持ちならないという世代(人々)もいると思う。


[8259] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/22(Mon) 08:58

・土近く黄蝶がとぶよ逃げおほせたる戦犯がゐるきつとゐる/落合けい子「短歌現代」6月号


[8258] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/21(Sun) 12:14

藤村美子様

俳句・短歌教室終了、おめでとうございます。

さて、今日の一句です。

・自祝兼自省の盃や松の芯/鷹羽狩行「狩」六月号

http://www.geocities.jp/negxo/


[8256] 無事終了しました♪ 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/19(Fri) 22:27

おかげさまで本日わたくしのつたない俳句・短歌教室が終わりました。
ここでいろいろ教えていただいたことをほとんど生かし、多少の自作も交えながらの1時間でした。山の四季の写真とともに「滴る」「粧う」「眠る」に対して
春は?と問いかけるといろいろありました。「生まれる」という言葉も命の躍動をイメージさせて面白かったです。短歌も自作や茂吉の歌やサラダ記念日の歌を取り上げつつ「言葉のリズム」を刻む楽しさから実作したいという意欲につなげたいと思っています。連休で仙台で作ってきた俳句や短歌も取り上げて31日にせまった修学旅行で少しでも子供たちが感性豊かな作品を作ることを期待しているところです。
 牙城さま 櫂さま 藤原さま 貴重なアドバイスをありがとうございました。
私自身も大変よい勉強になりました。授業中にもう指折り数えて短歌を創り出そうとする子供の姿を見てやってよかったと思いました。
まだまだひよっこの私ですが今後の展開が楽しみになってきました。
生徒の気分でまた私もとにかく作るのが楽しかったやりはじめのころに気持ちを
戻してがんばってみようと思いました。
 その反面秋田での悲しい事件。私の新任の思い出深い町。むごい事件に心を
痛めています。その場所を知っているだけに悲しい夜です。許せません。
短歌俳句教室と関係ない書き込みをしてすみません。つい。
 ではまたいろいろご教示くださいね。本当にありがとうございました。 


[8255] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/19(Fri) 09:08

見てゐしは水の面(おもて)か過ぎし日か戦後二年の茂吉の写しゑ/恒成美代子『小春日和』(ながらみ書房刊)


[8254] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/18(Thu) 15:50

かつて見し風景なのかそうなのか、死までの距離の淡さあやふさ/角田純「レ・パピエ・シアン」6月号


[8253] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/17(Wed) 08:47

消費はた浪費の境おぼろなるジャンクショップのその夕明かり/小泉史昭『夕木霊』(本阿弥書店刊)


[8252] 穂村さんが私にむかつかねばいいが 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/16(Tue) 22:44

結局「コドモ」なんだね、彼は。またコドモでしかいられない。
ただほんまモンの子供にもしカブトムシの歌を歌わせたら、こっちのほうが怖いかもなあ。なにがでてくるかわからない。

既成のカブトムシの歌は、確かにそうですねと思うけどデパートで1500円出したカブトムシではないなあ。今、森でカブトムシ見られる日本人は幸せ。現に私はかなり田舎で育ったがカブトムシは見たことがない幻のすごい虫だった。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8251] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/15(Mon) 16:35

早速切るピカソてふ名の薔薇咲けば/櫂未知子「俳句朝日」6月号


[8250] 電脳日記5/14オノマトペ 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/14(Sun) 17:20

穂村作品の「かちゃかちゃ」はマドラーではないのか?ひかりをかきまわすという表現もあることだし。天と地が反転した感じはあると思うけれど。
こうやって場面が動くというのはやっぱり成功していないんかなあ。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8249] Re[8248][8247]: オノマトペ 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/13(Sat) 21:18

> > 藤原さんはオノマトペについてかなり否定的な考えをもっておられたようなことをここで読んだ気がします。
> > オノマトペで成功しているなという歌をあげてくださると幸いです。
>
> たとえば、次のような歌は成功しているし、修辞的価値も高いと思います。
>
> ・鶏ねむる村の東西南北にぽあーんぽあーんと桃の花見ゆ/小中英之『翼鏡』
これが成功していることはわかるのだけれど言葉にできない…

http://www.geocities.jp/negxo/


[8248] Re[8247]: オノマトペ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/13(Sat) 20:34

> 藤原さんはオノマトペについてかなり否定的な考えをもっておられたようなことをここで読んだ気がします。
> オノマトペで成功しているなという歌をあげてくださると幸いです。

たとえば、次のような歌は成功しているし、修辞的価値も高いと思います。

・鶏ねむる村の東西南北にぽあーんぽあーんと桃の花見ゆ/小中英之『翼鏡』


[8247] オノマトペ 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/13(Sat) 17:52

藤原さんはオノマトペについてかなり否定的な考えをもっておられたようなことをここで読んだ気がします。
オノマトペで成功しているなという歌をあげてくださると幸いです。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8246] 三枝浩樹さんの再反論 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/11(Thu) 10:52

三枝浩樹さんが、穂村弘作品に対する私の考えに、再反論を書いてくださいました。
下記のURLの「リトム」のホームページで読むことができます。

http://www.ritomu.jp/

三枝浩樹さんには感謝いたします。
この三枝さんの意見に対する私の考えは、できるだけ早く、「夢みる頃を過ぎても」に
書くつもりでおります。


[8245] 朝のTVで 投稿者:花森こま 投稿日:2006/05/10(Wed) 18:12

メリーさんのことを小特集していました。関西にも映画が来るといいな。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[8244] ヨコハマ・タッチー 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/08(Mon) 19:43

おお、横浜といえば、石井辰彦さんですね。
テアトル新宿でも、朝9時前から行列ができていました。
なかなか全国展開にはなりにくい映画かもしれませんが、
映画好きの方は、なんとか、見る算段わされるのがよいかと思いますよ。
とにかく、メリーさんの存在感が、スクリーンから強烈に伝わってきます。


[8243] ああ、メリーさん! 投稿者:石井辰彦 投稿日:2006/05/08(Mon) 15:14

かつてメリーさんは、横浜という都市の欠くことの出来ない一部でした。
いや、横浜はメリーさんあっての横浜だったのだ、と言うべきでしょう。
メリーさんを見かけたことのない浜っ子は、もぐりの浜っ子なんですよ。
ものすごいお婆さんになってからでも、
何やらとても特別な、輝かしく懐かしい存在であり続けました。
映画『ヨコハマメリー』は、
横浜では平日でも整理券がでる盛況ですが、
必見です!


[8242] 子供の心は鋭いので 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/05/06(Sat) 17:46

大人が見なかったことにしておこうと言うことをしっかり言ってしまうのが常であります。
とんでもない勘違いをすることがあっても笑わないでもらうとありがたいです。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8241] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/05(Fri) 22:50

道の上に菖蒲拾ふをみられけり/石田波郷

藤村美子さま
よい二日間でしたね。
私は今日は芭蕉記念館と深川江戸資料館に行ってきました。
ここは、私の家からは自転車で行ける距離なのに
今回が初めての訪問でした。
いつでも行けると思っていると、なかなかそのきっかけがないものですね。


[8240] 青葉のまちから 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/05(Fri) 20:43

青葉のまちから今宵戻りました。歴史にもとつぷりひたった2日間。
伊達政宗の一生を、東北の歴史を感じて、松島の美しさを堪能して。
俳句の方はこれからがんばります。対象を食べるというより
おいしい料理を食べてという実生活でした。やっぱり(笑)。
でも、せっかくお時間いただいて皆様からこんなにていねいに
教えていただいたことをいい形にできるようにしたいものです。
 つつしみます なんて言いつつ、また書いてしまいました。
連休残り2日間、藤原さま 牙城さま 櫂さま よいお時間を。


[8239] おおげさではずかしい 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/03(Wed) 20:24

↓読み返すと随分興奮した書き方でかつ自画自賛ではずかしいです。
 (たいした曲でもないくせに・・)
 連休だしこころが騒いでるのかもしれません。
ひとりで書きすぎました。今後つつしみます。
どうも調子に乗りやすいたちなんですね。すいません。


[8238] 言葉を音に還元したい♪ 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/03(Wed) 09:08

藤原龍一郎さま

「憎悪をふくめての愛」というのは、深い言葉ですね。
これが今の私の音楽での創作テーマであります。
京都の嵐山の美しい紅葉をイメージして・・
今までピアノ室でまさにこのイメージで音創りしていました。
すごくひらめいて指が踊り一気に曲が仕上がりそうです。
みなさまからよい刺激をたくさん心いつぱい感受して
どんどんなにかがうまれていくような?独りよがりですが
そんな上昇気流に乗ってるみたい。音の世界もすごく深いから。

とにかく俳句短歌教室 自分なりに頑張ってみます。楽しくやりたい。


[8237] 詩歌を感受する心 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/05/03(Wed) 08:55

牙城さま、未知子さま、藤村美子さま

詩歌を鑑賞、感受できるかどうかで、人生の味わいはとても大きくちがうと思います。
「憎悪をふくめての愛」をもてる心の柔軟さ奥深さをいかに醸成できるか。
良いナビゲーターとの出会いは早いほどよいのかもしれません。


[8236] またすいません 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/03(Wed) 05:28

見直すくせなく・・
ベニーランドなのにペニーランドなんて。。
これではことばの魔法使いにはなれませんね。早く目覚めましたら
の「ら」も抜けました。こんなだからミスってばかりです。反省。


[8235] 感謝!! 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/05/03(Wed) 05:21

早く目覚めましたここにも櫂さまからの貴重なお言葉が・・
まことにうれしゅうございました。早起きしてよかった。
(櫂さま、別便にて詳しく教えていただきましたのに)
この度は、私の書き込みに際して、さっそくお忙しい皆様方から
貴重な教えをいただき、感謝です。精一杯実践に生かしたいです。

対象を食べる 愛を感じる ことからの句作り。
あたまで作品を作りやすい私には、目からうろこでした。
すべては 愛なんですね。
19日に私の俳句・短歌教室があります。ドッキドキ。
他の3人のスタッフにも「言葉の魅力」や「個性」のような部分を
引き出せるようともに参加してもらうTT(ティーム・ティーチング)
で構成しようと思っています。みんな違ってみんないいそんな感じで。

ところでここで新たな課題が。
俳句とはまたひと味異なる短歌の面白さはいかがして
引き出していったらいいものか
元「短歌人」の私ですが 最近めっきり短歌と縁遠くなり
教科書の「よくある」茂吉の歌などのそれらしい解釈などではなく
では 短歌はどのように促したらいいかなあなんて。
悩みはつきません。ご教示いただければ幸せです。
藤原さまごめんなさい。うるさく書き込みして。

とりあえず 仙台・松島へ明日修学旅行の下見にでかけ
仙台の青葉や美しい街並みを眺め 秋保温泉につかりつつ
仙台松島という自然対象を愛をもって 食べちゃおう。句を作ってきます。
そこからはじめてみます。まじ長く書いてしまいました。すみません。
ではキリマンのかおりにひたります・・みなさまもよい連休をおすごしください。
下見でなくペニーランドで絶叫マシーンに乗ってるだけかも(笑)


[8234] 呼ばれましたので。 投稿者:未知子 投稿日:2006/05/03(Wed) 02:07

俳人の未知子でございます。
牙城さんが無闇に叫んでましたのでここへ参りました。
 (美子さま、フジリュウさま、ごめんなさいね。)

私は対象をまずは食べちゃいます。全てはそこから始まります。
残念ながら(?)牙城さんのおっしゃる通り、
私は「憎悪をも含めて愛を感じないことには俳句を作らない」人間です。

それ以外は…特大消しゴムで、「なかったこと」にしてしまいます。
お互いに「いなかったこと」にしてしまえばラクになる場合もよくあるので。
 (尊大に響いたらお許しを。)


[8233] 櫂さんの俳句授業 投稿者:島田牙城 投稿日:2006/05/02(Tue) 16:54

藤原龍一郎さま 藤村美子さま
お礼なんて、無しにして下さいまし、冷や汗たらたらですー。
少しでもお役に立てるなら本望でございます。
で、櫂さんの授業ですけれど、
下にも書きましたように、実際には見ておりませんので、詳しくは書けないのですけれど、
要するに、取材だ写生だなんて言っていても、物or者を眺めているだけではだめで、
五感を総動員してものに体当たりしようという教えではなかろうかと思います。
林檎を切って、齧って、果汁に手を汚しながら匂い(香り)を嗅いで
包丁を使い慣れている子は皮を剥くでしょう。
やんちゃな子は丸齧りして歯型をくっきり付けるでしょう。
そうして、
いつも身近なのに、初めてのような林檎との出会いを果たす、
その先に初めて、林檎の俳句が生まれる。
林檎が愛おしくなる。
そんなことではないかと思うのですけれど……
櫂さんという人は、憎悪をも含めて愛を感じないことには俳句を作らない人のように思うのです。
林檎に愛を……そんなことかと感じています。
本人を呼んでみましょうか……
おーい、みっちゃーーーん……

http://6405.teacup.com/haisato/bbs


[8232] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/30(Sun) 20:58

はつ夏のこころ罪なれゆうまぐれねずみおとしの人参あかしも/小中英之『初期歌篇』


[8231] 感激!! 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/04/29(Sat) 16:09

島田牙城さま 藤原龍一郎さま

あまりお天気いいので近隣公園の桜などぼーーと見てひとときくつろぎ
帰ってきましたらこのような返信がさっそく・・で、感激しております。
もう これでいきます!というくらい感嘆しました。なるほどです。
面白そうですね〜。これなら子供たちくらいついてきてくれそう。
俳句の扉をひらくきっかけを教えていただき、まことに感謝です。
6月に音楽の研究授業をやることになってしまい、修学旅行で行く
仙台松島でつくった俳句から音楽を創造する・・という展開にしたいと
勝手に構想ふくらませていました。
ですからこの俳句への扉は非常に大事だったのです。
クイズもぜひ取り入れたいですし、自作もがんばらなくちゃ です。
櫂未知子さまの象潟小でやられた授業というのも興味津々です。
そのあとどんなふうに展開されたかももっと知りたいです。 

とにかく新しい夢の扉を大切に ゆつくりとひらいてゆきます。
ご教示いただき 心からありがとうございました。ガンバリまーす。
今日は美しい桜も見れたしなんだか最高です。るんるん。


[8230] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/29(Sat) 14:53

牙城さん、どうもお答えいただきありがとうございます。
藤村美子さん、ぜひ、参考になさってください。
俳句や短歌の一部を伏字にして、そこにあてはまる言葉を考えるという方法は
作家の秦恒平さんが『青春短歌大学』という本で試みていますが
詩的想像力を刺激するということで、有効な方法だと私も思います。

石塚公昭さま
八重洲ブックセンターはだいたい週に一度はのぞいていますので
お作品拝見してきます。ホンモノが見られるのが楽しみです。

花森こまさま
マタンゴも含めて、ガス人間とか液体人間とか、変身人間シリーズという
そうですね。あの時代のイマジネーションには放射能への恐怖が投影して
いるような気がします。


[8229] 呼ばれたような 投稿者:島田牙城 投稿日:2006/04/29(Sat) 13:32

藤村美子さま、こんにちは。
直接のレスポンスは初めてかな、
僕はよく小学校で俳句を教えてますが、
最近は自作朗読から入るようにしています。
今年三月にやった時には
  もったいないな春休みの日曜日
  犬のあくび猫のあくびや春休み
  大工原先生寝坊春休み
とか、一月にやったときには、
  雪だるま校長室をにらんでる
  雪だるまサッカーボールけれるかな
  雪だるまきのうは空にいたんだね
とか、子供たちが笑えるような句を読みます。
それと、俳句クイズをやることも多いですね。
  夏−山したたる
  秋−山よそおう
  冬−山ねむる
  さて、春の山はどうすると思う?
とかね。これ、勿論「笑う」が正解なのでしょうが、
僕は「間違えはひとつもないよ」として、
「歩く」「起きる」「立ち上がる」とか、いろんな感性の言葉を引き出します。
また、虫食い俳句クイズも面白いですよ。
  さびしそうだから○○○を三つ編みに  櫂 未知子
子供でも分かりやすい句の一部を伏字にして、
そこを考えさせるのです。
実作者の櫂さんは「芒」だったのですが、子供たちの感性でもっと素晴らしい句が出来上がるかも知れませんね。
それから、去年その櫂さんが象潟小学校五年生にやった授業では、
りんごとかみかんとかの果物を実際に包丁で切らせて、
素材を取材させ、そこから俳句を作るということをやらせておられ、
感激しました(僕は他の教室で六年に教えていたので、実際にはみていないのですが、話を聞いてアイディアに感嘆したのです)
とりあえず、そのようなことを僕や僕の周りはやってますね。
参考になったかどうか、試してみて下さい。

http://6405.teacup.com/haisato/bbs


[8228] すいません 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/04/29(Sat) 10:44

なんかセンドしてみたらきゅって入ってました
打った覚えはないのに
消し方わかりません こんなアホです。ごめんなさい。


[8227] ぜひアドバイスを! 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/04/29(Sat) 10:42

藤原さま
突然お邪魔します。今日あたり秋田では櫻が満開。お天気良好。
そして心には今、俳句がいっぱいです。
実は今年6年生担任となり、来週あたりから修学旅行に向けて
「俳句・短歌をつくろう」バージョンのオリエンテーションを
と考えています。「俳句ってなに?575?」程度の実態の
あのひとたちに「こんなに俳句は短歌はおもしろいんだよ」と
思わせたい。講釈ではなく こんなイントロではじめたら
というもしもアドバイスありましたらご教示ください。
お忙しいときは無理なさらないでください。
教師なら自分で考えろってところですが 1年間通して
折々の句を歌を卒業までもってつなげたいので・・
音楽にもイントロで曲のよさ決まるように
とくに俳句について 教えていただけたらなあ なんて
むしのいいことおもってまーす。
きゅ


[8226] マタンゴ 投稿者:石塚公昭 投稿日:2006/04/29(Sat) 00:53

小学生の私は、巨大怪獣だと思ったら小さくて始めガッカリしましたが
怪獣映画の華、水野久美は出てるし怖いしで、印象に残っています。

ところで本日より5月20日まで、八重洲ブックセンターにて乱歩ブックフェア
があります。乱歩、怪人二十面相、黒蜥蜴の人形と写真を展示しています。
お近くにお出かけの際は是非。よろしくお願いします。

http://www.kimiaki.net


[8225] 湘南マタンゴ娘 投稿者:花森こま 投稿日:2006/04/28(Fri) 19:37

という歌がありましたね。コピーライターの川崎徹さんと素人の青年がコンビで歌っていました。すごく好きだったなぁ。
で、映画の方は去年でしたか、レンタルビデオで観て、やっぱり面白かったです。こどもの頃はこれと「美女と謎の液体人間」がものすごく怖かった。最近の映画はびっくりはするけれど、心底怖くないのは、こちらがヒネてきたせいでしょうかw。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[8224] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/28(Fri) 10:35

ミッドウエーで獲り小田原で干物にすかくて夕餉のこの金目鯛/今野寿美「りとむ」5月号


[8223] (誤読、失礼しました…!) 投稿者:田中 綾 投稿日:2006/04/26(Wed) 23:56

8221のコメント、『続・藤原龍一郎歌集』のご刊行と早のみこみしておりました…失礼いたしました(ご返信不要です、赤面!)

http://project-h.jugem.jp/


[8222] 火の言葉 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/26(Wed) 14:41

田中綾さま
わざわざお書き込みいただきありがとうございます。
菱川善夫著作集『火の言葉』、6月3日をひたすら待ちます。

尚、「藤原龍一郎歌集」は新刊ではなく、在庫が残っている旧刊の広告でありました。


[8221] 毎日新聞 4月16日の月評 投稿者:田中 綾 投稿日:2006/04/26(Wed) 12:00

 毎日新聞4月16日「短歌月評」、『菱川善夫著作集』刊行のご紹介(遅ればせながら…)拝読いたしました。この現代でも、短歌によって「時代と切り結ぶことができるのだとの誇りを与えられた」――ひびく一文でした。
 著作集第2回配本『火の言葉』、6月3日発行だそうです。

 現代短歌文庫『藤原龍一郎歌集』のご刊行を心待ちに…♪

http://project-h.jugem.jp/


[8220] 今日のもう一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/25(Tue) 11:47

夏の星猫町乾ききつてゐる/渡部州麻子 俳句界賞受賞作品「夭折」より


[8219] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/25(Tue) 09:56

披露なき襲名もよし松の芯 鷹羽狩行「狩」5月号より


[8218] 宣伝・藤原龍一郎歌集 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/21(Fri) 09:30

砂子屋書房の現代短歌文庫「藤原龍一郎歌集」のお知らせです。
すでに7年前に刊行された本ですが、私の第一歌集『夢みる頃を過ぎても』及び
第二歌集の『東京哀傷歌』の2冊を完本収録しており、今では資料的価値も多少は
出てきたのではないかと自負しております。
定価1500円というのも、自分でいうのもおかしいですが、割安感がありますね。

現代短歌文庫「藤原龍一郎歌集」1500円+税
上記の2歌集のほか、
エッセイ「一回性の輝き・初代タイガーマスク」「短歌とミステリとロマンポルノ・一九
七〇年代のくらい情熱」、解説 小池光「<ああ>の激突」、三枝昂之「感傷的で周到な
物語」、西田勝「藤原龍一郎 共感」、武田素晴「東京は悲しき器」を収録。
砂子屋書房刊行
電話03−3256−4708
ファクシミリ 3256−4707
メールアドレス sunagoya@sepia.ocn.ne.jp

ぜひ、お読みいただきたく、よろしく、お願い致します。


[8217] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/21(Fri) 09:18

斃れたるときの両手に花あやめ 八田木枯『天袋』


[8216] 街角の歌は必読ですね 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/21(Fri) 09:16

からんさま
ご苦労はよくわかります。
作品の選択はもちろん、鑑賞の文章も一首の時代背景をきちんとおさえてあり
教えられることもしばしばあります。
当然、連載終了後は一冊の本にまとまると思いますが、ちょっと他に例のない
都市詠のアンソロジーと卓抜な鑑賞の本になると思い、今から楽しみに待っています。


[8215] 拝読いただき 投稿者:からん 投稿日:2006/04/19(Wed) 21:04

ありがとうございます。
何をもって、「街角の歌」とするか、にけっこう悩みます。
意外と見つからなかったりするのです。
それで、ふらんす堂さんには、いつもご迷惑をかけています。
歌人によっては、一冊丸ごと都市詠、という場合もありますので(藤原さんの場合はそうですね)、これはこれで選ぶのに大変悩みます。

http://www.kurosekaran.com/


[8214] 遥か彼方の光景 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/04/19(Wed) 09:41

ふゆのゆふさま
まあ、今となっては遥か彼方の光景ですね。

並木夏也さま
菱川善夫氏の評論は機会をつくってぜひ読んでください。
菱川善夫著作集 沖積舎刊 定価3500円+消費税。
このほかに『現代短歌美と思想』『飢餓の充足』『戦後短歌の光源』といった
評論集がありますので、ネットの古書検索でさがせば、買えるはずです。

ふらんす堂の「街角の歌」、本日は蒔田さくら子さんの『森見ゆる窓』の一首が
紹介・鑑賞されています。
私は毎朝「街角の歌」を見るのが日課となりました。→ http://furansudo.com/


[8213] 藤原さんが学生時代に 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/04/18(Tue) 14:38

血だらけのキャンパスにおいて塚本邦雄の本を読んでらしたということを、短歌人のどこかで読んだ記憶があって、この年代の学生っておよそ学問を落ちついでできそうにないところで、誰にも頼らずに学問するんだ、かなわないと思ったことがあります。(今も思ってる)
私の在学していた二十年前、大学はレジャーランドって言われていました。別の意味で学問している状況にないのですが、何とか学問するとはどういうことかということだけ学んできました。それは一人でもできること、年齢に関係ないこと、終わりのないこと。

ただあの頃は馬に食わせるほどの時間と、体力がありましたね。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8212] もう一つ、よろしでしょうか。 投稿者:並木夏也 投稿日:2006/04/18(Tue) 10:36

 藤原さんがよく紹介なさっている、
 黒瀬さんの ふらんす堂 のHPでなさっている「今日の一首 「街角の一首」」ですが、
 これは、ぜひ、一年間の連載が終わったら、一冊の本にまと待って欲しいものですね。

 櫂未知子さんの俳句のものも、毎日チェックしていましたが、やはり、
 一冊にまとまって本を読んでみると、どこか、HPでの印象とはまた違った感じがして、
 とても、良かったですし。

 テーマ・アンソロジーのような感覚で読むのは危険かと思いますが、
 ちょっと、なかなかこういう本は無いので、嬉しい一冊ですよね。

 詩歌のネット企画では、いい企画だと思います。


[8211] 菱川善夫 投稿者:並木夏也 投稿日:2006/04/18(Tue) 10:29

 お久しぶりです、並木夏也です。
 先日、出先で偶然、毎日を読みました。
 ただいま、永田和宏氏の歌集を集中して読んでいるところですが、
 永田氏はもちろん、塚本邦雄氏、岡井隆との関係にも前々から知りたいところがありました。
 折角の機会を下さったと思い、永田氏の歌集を読み終えてから、菱川氏の作品も、読みたいと思います。
 しかし、わたしは熟読玩味ですので、なににしろ一冊を読むのが遅いのですが。

 恥ずかしい話ですが、菱川氏は、塚本氏が亡くなられたときにNHKで放送されたNHK短歌の追悼番組(NHK短歌ではなくNHK歌壇でしたか?)で、永田氏とお話をなさっているのを機に、遅れながら気になりだしました。
 以後、なかなか切欠が得られませんでしたので。


[8210] Re[8209][8208]: 65歳の父親との意思疎通 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/04/16(Sun) 17:00

> > そもそも発端は自立支援法だった。公費通院が一割になり、受給者証が受診のさい必要になった。それを父親が持ってないので、私の代わりに薬をもらうことは可能か先生に聞いてくれ、といっているのに「なんかおかしなことをいっとるといっとけばいいのやな」となる。これでは私の頭が変調したように思われる。
> > 体調が悪いので薬を取ってきてもらうだけなのに、ああ厄介なことに。
> 埒が明かないので父は今この家へ向かって車を飛ばしている。
たくさんのおにぎりとポカリスエットを持って現れ、帰っていった。
白髪はもう染めていないらしく、かなり白くなっていたが黒いところもまあまああった。夫のほうがまだ白い。

http://www.geocities.jp/negxo/