[8060] 言葉を大切にする意識 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/18(Wed) 10:53

藤村美子さま

「ことばをあらためて大切にしていきたい」という意識が自分の中に
芽生えることを実感する、ということこそ大切なのだと思います。
詩歌にかかわる意義はそこにこそあると私は思っています。


[8059] 僕らしくこそ貴重 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/18(Wed) 10:50

清水幸多さま

歌壇賞の応募作品拝読しました。
昨年の短歌現代新人賞の応募作に比して
作品の世界が深くなっていると私は感じました。
選評も読みましたが、何も明るい側面を意識的に
詠う必要は私はないと思います。
技術的な部分、方法論的な部分のアドバイスは
聞くべきとは思いますが、
歌の主題は、自分でみつけるものですから
まさに「僕らしく」というこだわりが
次の一歩なのだと思います。
今後の作品をさらに期待しています。


[8058] 17オンの宇宙の広さ 投稿者:藤村美子 投稿日:2006/01/16(Mon) 22:59

藤原様 こんばんは。藤村です。突然ごめんなさい。
昨日、NHK全国俳句大会を参観し、勉強しました。
拙句も今回2句入選しました。しかし特選句はひと味違うなあ・・と。
ことばにこめた叙情とそのことばの豊かさと季題とがとけあって
たった17オンに広がる宇宙を感じました【ちょっと大げさかな】
短歌では表現しきれない何か あるいは俳句だからこそいえる世界
たった17オンの中につつましく存在する確固たる世界
藤原さんがいつかおっしゃってくれた 隣の詩形を意識する
ということをあらためて感じ入った次第でありました。
長くなってすいません。まだまだ修業の身であります。
広義の詩に表現の矢が放たれて
ことばをあらためて大切にしていきたい
なんてしみじみ思っています。またいろいろ教えてくださいね。


[8057] 僕は僕らしくいきます 投稿者:清水幸多 投稿日:2006/01/16(Mon) 21:48

藤原さん、こんばんは。
『歌壇』2月号で明るい歌を詠めという宿題を道浦母都子さんからいただきました。
藤原さんからいただいた人称代名詞を用いずに詠めという宿題はある程度クリアできたかと思いますが、
道浦さんの宿題は僕には重すぎるので、これからも深刻な歌を詠みつづけていきます。
明るい歌は僕が詠まなくても、ほかに詠める人が詠めばいいと思います。
明るい歌ってたとえばこういう歌でしょうか。

  みどりごと散歩をすれば人が木が光が話しかけてくるなり  俵万智

詩とは人の心の闇を描くものという信念を持つ自分には絶対に詠めない歌です。。。
「蜂蜜」とはまた違った深刻な境地をまたお見せできるようにさらに精進します。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[8056] 宿りんは高校生のとき 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/16(Mon) 12:12

「乱丁文学」を読んで大いに笑ったのでたぶんほかの生徒にも見せたんだと思うけれど、ちっともうけなかったって。私は幼稚園児ですから(でも六年生の国語力はあったの)もし親か誰かがこれを読んで私に読ませたら全部本当のことだと思うでしょうね。まあ読ませないと思う。「電話帳でも読ませとけ」私がむずがると父はそういうことを言ってました。
リアルタイムでないってちょっぴり寂しい。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8055] 詩歌の青春 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/16(Mon) 11:48

石井辰彦さんや服部滋さんと、同じ時期に詩歌の青春体験をもてたことは
貴重であり、また、幸福なことでした。
私が「昭和萬葉集」の地道な仕事をしていたのだということも、
服部さんの記述で証明され、ありがたく思います。


[8054] 筒井康隆ファンのみなさま 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/16(Mon) 11:41

山本孝一さま、ふゆのゆふさま、深森未青さま

筒井康隆の『乱調文学大辞典』は、1970年の初夏の頃に初版が出たのでは
なかったかと思います。
あの時点では、抜群の面白さでしたね。
私が好きだったのは「沢たまき」とか「セネカ」とかの項目でした。

本を読んでいて、声を出して笑った経験は、同じく筒井康隆の「東海道戦争」でした。
「公共伏魔殿」とか「火星のツァラトゥストラ」とか「カメロイド文部省」とかでも
笑いがとまらず困ったものでした。
リアルタイムで筒井康隆を読み続けることができたのは、読書人として、幸福なことですね。


[8053] あの日にはもう帰れない 投稿者:服部 滋 投稿日:2006/01/16(Mon) 01:01

藤原龍一郎さま、石井辰彦さま

拙文をご高覧たまわりありがとうございます。

山田稔のあるエッセイに、
 「生物としての、物体としての個が消滅しても、言葉と思い出は残る。
 人は思い出されているかぎり、死なないのだ。
 思い出すとは、呼びもどすこと。」
という一節があります。
あの文章を書いていた一月半ほどのあいだ、つねに小中英之氏の存在を身近に感じておりました。
それは私にとっては幸せな時間であったように思われます。
「あの日にかえりたい」とは思いませんが、こうして思い出すことによって、親しいもの、愛するものたちを呼びもどすことができる、と実感した日々でした。
こんな私的な回想でも、書きとめておけば何かのお役に立つかもしれない、と思い書いてみました。
あと何年かすれば朦朧として、みんな夢の中、ですからね?


[8052] おお、筒井康隆大明神! 投稿者:深森未青 投稿日:2006/01/15(Sun) 23:15

 中学のころでしょうか、リアルタイムで読んでましたよー。「罪と罰 金貸しの
老婆を殺すという世のため人のためになることをしたのに娼婦の世迷言にたぶらか
されて自白してしまう大学生の話」などというのに大爆笑したものです。筒井康隆は
小学生のときから読みくるっており、相当脳が犯されましたね。ここには書け
ませんが「西条八十」の項目など、一家全員で笑いころげたなー。

http://hideo.269g.net/


[8051] 乱調文学大辞典 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/15(Sun) 13:44

読んでるんだけど、2006年現在でも笑えるもの・苦笑いできるもの、この本が出た当時は笑えたりしたのだろうなというもの、何のことかよくわからないもの、いろいろですが可笑しいです。
でも一番びっくりしたのはこの本の定価220円ということ。子供の菓子代か?

ドサクサ紛れに、塚本邦雄は、旧漢字を使っている。目の悪い私はまず虫眼鏡をもってそれを見て、漢和辞典を持ってきて解読しなければならない。某短歌結社誌が評論賞のテーマにしなければ永遠に読まなかったかも。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8050] うちの宿りんはたくさん本を持っている 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/15(Sun) 13:00

「乱調文学辞典」もあるかもしれないが、彼朝ご飯を食べて爆睡中。
小難しい本とライトノヴェルをよむおじさん。どうも私の笑う本を馬鹿にする傾向にある。
そういえばゆうべ夢の中で爆笑し、もはや理性のコントロールがきかず?止めたいようと思いながら爆笑していた。歌人の小池光氏がママチャリに乗って運動場をぐるぐる回っているからである。「夢占い辞典」によれば「初心を忘れ傲慢・自信過剰になっているのを忠告されている」夢だそうだ。なんのこっちゃ???心当たりがない。
何かこそばゆかったのかもしれないと思うほうがまだ納得する。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8049] 星新一訳 投稿者:山本孝一 投稿日:2006/01/15(Sun) 11:00

>ふゆのふゆ様
>あははは。これどういう本にあったんですか?買いたいなあ。
笑っていただけて幸いです。
アホなことを書くなと言われそうな気がしていたので。
この星新一訳の「山のあなた」は、
複数の本で見たことがありますが
確実なのは筒井康隆さんの「乱調文学大辞典」に
載っていました。
講談社の文庫になっていたと思うのですが。


[8048] Re[8047]: 「差し含む」 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/15(Sun) 10:44

> >若い人のために解説しておくと、これは「さしふくむ」ではなく
> >「さしぐむ」と発音するんですよ。
> 私は若くないけれど、「さしぐむ」と読むとは知りませんでした。
> あの「山のあなた」の「涙さしぐみかえりきぬ」の「さしぐみ」ですか?
> 「さしぐみ」という言葉から
> 上田敏訳をさらに星新一さんが訳したという
>  山のむこうの遠くの空の下に
>  さいわいという名の怪物が住んでいて
>  暴れているという話なので
>  自分は人といっしょに止めに行ったが
>  途中でグミの枝で眼を刺して
>  涙を流しながら帰ってきた  
> というけったいなものを思い出してしまいました。
> 「差し含む」は知らないのに、こんなおかしな文章は
> 覚えているとは…。
あははは。これどういう本にあったんですか?買いたいなあ。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8047] 「差し含む」 投稿者:山本孝一 投稿日:2006/01/15(Sun) 10:31

>若い人のために解説しておくと、これは「さしふくむ」ではなく
>「さしぐむ」と発音するんですよ。
私は若くないけれど、「さしぐむ」と読むとは知りませんでした。
あの「山のあなた」の「涙さしぐみかえりきぬ」の「さしぐみ」ですか?
「さしぐみ」という言葉から
上田敏訳をさらに星新一さんが訳したという
 山のむこうの遠くの空の下に
 さいわいという名の怪物が住んでいて
 暴れているという話なので
 自分は人といっしょに止めに行ったが
 途中でグミの枝で眼を刺して
 涙を流しながら帰ってきた  
というけったいなものを思い出してしまいました。
「差し含む」は知らないのに、こんなおかしな文章は
覚えているとは…。


[8046] 大学受験のために 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/14(Sat) 18:09

いろいろけったいな漢字の読み書きを覚えましたが、「差し含む」は知らなかったです。
よく言われる「ら抜き言葉は良くない」も、中部地方に住んでいると普通に使うので、日本語の堕落みたいに言われてちょっと迷惑かな。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8045] 差し含む 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/13(Fri) 22:27

石井辰彦様

久しぶりですね。今年もよろしくお願いします。
服部滋さんの文章、まさに、石井辰彦さんにこそ読んで
いただきたいものでした。
「差し含む」という奥ゆかしい言葉も、この場合まことにふさわしいですね。
若い人のために解説しておくと、これは「さしふくむ」ではなく
「さしぐむ」と発音するんですよ。
いずれにせよ、あの日にはもう帰れない、ということです。


[8044] 服部滋さんのエッセイ! 投稿者:石井辰彦(朝日新聞社) 投稿日:2006/01/12(Thu) 16:03

私も
歌人の石井辰彦さんの御意見に
全面的に賛成です。


[8043] 服部滋さんのエッセイ! 投稿者:石井辰彦 投稿日:2006/01/12(Thu) 16:02

[8039] で藤原龍一郎さんが紹介していらっしゃる
服部滋さんのブログ「qfwfqの水に流して」を読み、
不覚にもちょっと差し含んでしまいました。
藤原さんが評価されている通り、
間違いなく
「一つの青春の詩的体験の記録として、きわめて質の高いエッセイ」
ですね。
これからもこのテーマ
ないしはその周縁をめぐって書き足されてゆくのでしょうが、
期待せざるを得ません。
ゆくゆくは一冊の本に仕立てたらよいのでは?

文中には藤原さんも登場されていて、
微笑ましく思いましたが、
私こと歌人の石井辰彦も、
朝日新聞社の石井辰彦さんとふたり合わせてひとつの人格として
登場しています。
そこが恥ずかしい、というか、
問題(?)でしょうか……。

http://yowatari.exblog.jp/


[8042] どうも、ご丁寧に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/12(Thu) 12:40

田中拓也様、横山未来子様

ご丁寧に、いらしていただき、かえって恐縮しています。
また、心に残る短歌をつくってください。


[8041] ありがとうございます。 投稿者:横山未来子 投稿日:2006/01/12(Thu) 00:28

日記でお取り上げいただき、ありがとうございました。
お言葉、たいへん嬉しく、励みになりました。

http://www007.upp.so-net.ne.jp/mizunokajitsu/


[8040] ありがとうございます 投稿者:田中拓也 投稿日:2006/01/11(Wed) 23:11

日記での拙作の引用ありがとうございます。ふと、覗いたところ自作があり、嬉しかったです。


[8039] qfwfqの水に流して 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/11(Wed) 22:08

ときおり、この掲示板に書き込みをしてくださる
服部滋さんのブログ「qfwfqの水に流して」を
ご紹介します。↓

http://d.hatena.ne.jp/qfwfq/

小中英之氏とその短歌との出会いを綴った文章は
一つの青春の詩的体験の記録として、
きわめて質の高いエッセイといえましょう。


[8038] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/11(Wed) 08:01

埋火や壁には客の影ぼうし  芭蕉


[8037] 秋桜式部様 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/10(Tue) 09:37

書き込みありがとうございます。
下記の御作に関する感想を、メールで直接お送りしました。
参考になさってください。


[8036] 初めまして 投稿者:秋桜式部 投稿日:2006/01/09(Mon) 21:24

初めて書き込みさせていただきます。
短歌は詠むのも・読むのも好きなのですが、よく解りません。
藤原様をはじめ皆様に、意見を頂きたく、拙い一首を書かせていただきます。

みかん便りひらく今宵の静か雪有り余るほどのひらがなの降る

よろしくお願いいたします。


[8035] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/09(Mon) 19:11

老いしわが夢にくる夫若くして征きにし朝の軍服をまとふ 江利山玉枝「昭和万葉集」


[8034] 学校の担任 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/08(Sun) 21:26

中学校のときの家庭科と音楽の教師が小学校五年で女学校を受けたらううかったので女学校へ行ったのだそうです。で、小学校五六年の私の担任はその人の後輩だそうです。
女学校を出てすぐ先生になったのかどうかなぞですが、私は旧制教育を受けた人間に教わった最後に近い生徒だと思います。
ちなみに大学で四年間世話になったのがバリバリの全共闘だったそうです、先輩がこっそり教えてくれたのですが、意味が正確にわかった同級生は私を含めていなかったでしょう。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8033] ブラジルの少女からの手紙 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/08(Sun) 15:10

浜崎あゆみが好きだそうで、日本人かとたずねてきた。そうなんだけどこのごろの若い女性は浜崎あゆみの声で浜崎あゆみみたいに話したいのですね。
年がばれますが、昔の松田聖子のよう。しかし声まで真似ようとは思ってなかったと思います。

浜崎あゆみって結婚してるのでしょうか?

http://www.geocities.jp/negxo/


[8032] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/07(Sat) 12:50

身体の熱つつましき朝の息暮らしは冬の青空となる 三枝昂之『天目』


[8031] 冷静に考えると 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/06(Fri) 21:11

母はただ若返りたいだけで他意はないのかもしれない。なぜなら子供の頃は妹にも同じように「生まれなければ良かった」といっていたからだ。
私が障害があるとわかり、妹が葬式等に手伝いをしたり孫の顔をみせたりで、妹はいてほしいのかもしれない。
自殺の件は何をどういわれても納得できないが。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8030] 他人に言っても詮ないことだが 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/06(Fri) 20:40

この場合の他人は、自分以外の誰もをさす。
障害を持って生まれてきて、さらに障害をひろって今ほど悲しいことはない。
私を生んでなかったらよかったとか、自殺しろとか、生みの母親が言う。
政府は政府でひどい法律を作る。

時すら癒せないものを人間が癒せるもんか。

しかし、どれだけかかるかわからないが、これを歌にすることはできるかもしれない。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8029] 「逸」十周年記念の会のお知らせ 投稿者:花森こま 投稿日:2006/01/06(Fri) 18:40

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、「逸」もようやく十年という節目を迎えることが出来、記念行事の「遊行賞」もすばらしい作品が集まったなかから受賞者を出すことが出来ました。そこで、ささやかですが記念句会を開催したく思います。俳句の会の形式で行います。
雑詠2句をご用意の上、メールなどで参加をお知らせ下さい。
日時  3月19日(日)午前11時〜午後5時まで
場所  京都市中京区料亭「三木半」
会費  句会費・お料理・お飲み物共で8千円

お料理は予約制ですので、お早めにご連絡下さい、みなさまのご参加をお待ちしています。
http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[8028] 1月18日生まれ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/06(Fri) 08:10

私は1月18日生まれなのだが、昨日の東京スポーツを読んでいたら
WWEのバティスタが、同じ日の生まれだということがわかった。
これはなんとなく嬉しい。
他にこの日の生まれの有名人は、ビートたけし、笑福亭鶴光、おすぎとピーコ
森山良子、モンテスキューなど。


[8027] 紙ピアノの過剰と希薄 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/05(Thu) 10:56

伊津野重美さま
こちらこそ、本年もよろしくお願い致します。
『紙ピアノ』における短歌と写真のコラボレーションは
単なる意匠を超えて、鮮烈な必然性を読者に感じさせてくれます。
また、それを感じられない人は、この歌集の読者としてふさわしくない
ということなのでしょう。
私は過剰なもの、希薄なもの、ともに好きです。
この歌集には、過剰と希薄がみごとに存在しています。
妥協のない一巻を創造しえた強い精神に敬意を表します。


[8026] 新年 投稿者:伊津野重美 投稿日:2006/01/05(Thu) 02:30

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

黒瀬さんの選ぶ今日の一首をうれしく、今のところ毎日拝読していました。
博識の黒瀬さんにふさわしい、お仕事ですね。

この度は、私の第一歌集にわざわざのお返事をいただき、お忙しいなか恐縮でしたが、
特に年末に体調が悪く朦朧といているなか、慌ててお送りしてしまいましたので、
失礼な点がなかったか気になっておりましたので、
少し安堵しました。ご丁寧にありがとうございました。

私の歌集のことなどを早くから気にかけてくださったのは、藤原さんと槐さんだけでした。
しかも、お二人とも私の朗読についても早くからの理解者で応援していただことが、
どんなに励みで有り難かったかしれません。ほんとうに感謝しています。
やっとお届けでき、とても感慨深いです。

私の『紙ピアノ』は、荻原裕幸さんに短歌を見ていただき、
本は、写真作家の岡田敦さんといっしょに『墓地裏の花屋』を目指してつくりました。
あの強烈な個性には到底及びませんが、私達にしかできないことができたのではないかと思っています。
藤原さんに短歌と写真のコラボレーションの必然性について書いていただき、
ほんとうにうれしく思いました。

私一人で創った場合、私の傾向としてもっとアングラなものになったと思いますが、
お二人の心強い助っ人のおかげさまをもちまして、荒くて混沌としていたものが、
澄ませていただいたように感じています。

いつも具合の悪いことにかまけて、不勉強でお恥ずかしい状態ですが、
今後もどうぞよろしくお願いいたします。

お体の具合が少しでもよくなりますよう、お祈りしています。
よい一年となりますように。

寒さが厳しいですが、どうぞご自愛くださいませ。

http://homepage2.nifty.com/paperpiano/


[8025] 津波なつさん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/04(Wed) 16:14

津波さん、書き込みありがとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
実生活があってこその楽しみということ、
まったく同感です。
私ももう50代半ばなので、残日数を意識せざるをえません。
今年もたくさん個性ある短歌をつくってください。


[8024] 黒瀬からんさんの今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/04(Wed) 16:11

出版社ふらんす堂のホームページに
黒瀬からんさんの「今日の一首」という連載が始まりました。
本日は、筏井嘉一の一首。
下記↓のURLからどうぞ。

http://furansudo.com/


[8023] 本年もなにとぞ 投稿者:津波なつ 投稿日:2006/01/04(Wed) 08:57

年末年始は短いながら子どもたちと共に過ごすことが出来て幸せでした。
年が変わったからと言っても祖母の看護などは日常通りで。
3日からは仕事。
今年もやることはいっぱいです。
舞台も映画もいっぱい観たいし。
勉強もしたいし。
そのための生活のための仕事も這いつくばってやらんとね。
こんなアホですが今年も何卒よろしゅうにm(_ _)m

http://www.hpmix.com/home/natsumi51/


[8022] 本年もよろしくお願いします 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2006/01/03(Tue) 14:59

浦川聡子さま、中岡毅雄さま、ふゆのゆふさま、松木秀さま

明けましておめでとうございます。
早速のお書き込みありがとうございます。

日記にも書きましたが、昨日つくりました新年吟を一句。

  時は去り時は積りて初御空  媚庵

本年もよろしくお願い致します。


[8021] 立ち読みしないと本を買えない 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/02(Mon) 20:02

立ち読みするのはいいことではないけれど、買ってから「失敗だー」ってのはいやですから。
問題は漫画だな。密閉してあって失敗買い物がたくさんある。ただこれは単価が500円切るのでまあ痛みは少ない。

だからホームページへ飛んで「一冊だけ買いたい」と駄々こねてきました。松木様。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8020] 松木様ありがとうございます 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/02(Mon) 16:39

しかし対抗馬?と言うかそれっきりですか。
川柳のほうの先生が、めちゃくちゃ馬鹿にしてました。要するに寄稿してくれといっておいて現物だけ送ってくるのがいやなようです。わからんでもないが。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8019] ふゆのゆふ様 投稿者:松木 秀 投稿日:2006/01/02(Mon) 15:01

川柳総合誌というのは『川柳マガジン』のことですね。

http://shinyokan.ne.jp/

大阪にある「新葉館出版」というところが出しています(詳しくは上のURLで)。

あまり書店には置かず、定期購読を中心にやっているようです。
一月860円とかなり値段が高いので、ふゆの様が読めるか
どうかは別問題になりますが、内容は充実しています。私も
かつては定期購読してました(今はしてない)。

どうかお役に立てればと思い、簡潔ながら。

http://www16.plala.or.jp/matsutanka/


[8018] あけましておめでとうございます 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2006/01/02(Mon) 14:30

本年もおばかなボケをかますとおもいますが、おつきあいください。
川柳総合誌ってのは知らないです、書店にないです。こういうのがあると教えていただけるとうれしいのですが、名古屋に売ってないとあんまり意味がない。
名古屋は俳句の総合誌は結構置いてます。短歌より多いと思います。
高校生の頃、短歌の総合誌がなくて困ってました。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8017] あけましておめでとうございます 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2006/01/02(Mon) 00:36

昨年は、いろいろとお世話になりました。
「俳句」鼎談で、新風を吹き込んで下さることをお祈り致しております。

今年もよろしくお願い申し上げます。


[8016] あけましておめでとうございます 投稿者:浦川聡子 投稿日:2006/01/01(Sun) 23:30

あけましておめでごうございます。
藤原さん、昨年はいろいろとお世話になりましてありがとうございました。

新年号からの「俳句」の鼎談も楽しみにしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

http://piano.3.pro.tok2.com/


[8015] お世話になりました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/31(Sat) 22:21

荻原裕幸さま

今年も一年間お世話になりました。
心から御礼申し上げます。
来年はプロデューサー荻原裕幸を超えて
歌人荻原裕幸がクローズアップされる一年でありますよう
おおいなる期待をもっております。


[8014] 年末ご挨拶 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/31(Sat) 15:57

島田牙城さま
今年もすっかりお世話になり、また、火山俳のドタキャンはじめ、
年末まで、いくつものご迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします。
しかし、セレクション・シリーズはそれぞれの分野での画期的な企画ですが
なかんずく、セレクション柳人の怒涛の刊行は圧倒されます。
年が明けたら、シンポジウムもあるようで、現代川柳の魅力が
歌人、俳人、詩人、読書好きの人たちに、もっともっと知られるように
おおいに期待したいと思います。

山本孝一さま、黒田英雄さま
掲示板の最後を吉本新喜劇の話題でしめることができて
たいへん嬉しい年の瀬でした。
吉本新喜劇を語り始めると、言葉がとめどなくほとばしってきます。
来年もよろしく、お願いいたします。
ということで、情報を一つ。
「en−taxi」(エンタクシー)扶桑社刊の12月号に
「追悼・桂吉朝 上方落語の星への祈り」という特集が掲載されています。
執筆者は、桂吉弥、中野晴行、松本尚久の諸氏です。


[8013] ご挨拶 投稿者:島田牙城 投稿日:2005/12/31(Sat) 12:06

媚庵さま、今年もさまざまお世話をかけました。
ありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
納めのご挨拶まで。


[8012] 新人お笑い無料ネット番組「カウント3」 投稿者:カウント3スタッフ 投稿日:2005/12/31(Sat) 05:38

2005年7月25日に若手お笑い芸人のインターネット番組を作りました。(コントは半月更新・企画は一週間更新です)つきましてはみなさまの鋭い視点で芸人のダメだしや励ましなどBBSに書いて頂けると、芸人達の肥やしになるので、お手数ですが時間があれば宜しくお願いします。

http://www.thecount3.com


[8011] ああ、吉本新喜劇! 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/12/30(Fri) 21:10

>えーっ!秋山たか志も亡くなったんですか。
亡くなられてずいぶんたちます。お酒がもとで身体を壊されたときいてます。
岡八郎さんもお酒の飲みすぎが原因だったしなぁ。
歌もうまくて、大ファンだった片岡あや子さんも若くして亡くなられたし…。
吉本新喜劇は、僕にとっては、日曜日お昼の楽しみでした。
「サモンお笑い劇場」という名だったか。
私が一番笑ったのは、なんといっても財津一郎です。
今から思うと、あれは狂気じみた面白さでした。
今でもそのうちのひとつのタイトルを覚えてます。
「養子同盟」といったのですが、あれはおかしかった。
(すみません、ここは吉本のサイトじゃなかったですね)


[8010] 岡八郎と言えば 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2005/12/30(Fri) 17:02

うちの父は良く「岡八郎みたい」と言われていました。話芸があったわけではなく顔が似ていたらしいのです。
どんな人だったのか今となっては遅いということですね。

http://www.geocities.jp/negxo/


[8009] 追伸 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/12/29(Thu) 23:21

 ああ、僕を爆笑させてくれた岡八郎の死亡をたった今、ネットで検索して知る。
新聞には1行も出なかった。少なくとも夕刊にはなかった。吉本は、今と違って
昔は話芸が楽しかったなあ。花紀京と、原哲男とのギャグのやりとりが最高だった。
まさに、二人で漫才をやっていた。花紀京がボケで、原が突っ込みである。花紀京の
ギャグで面白いのがあった。「表に出ろ、表へ!」相手が出たら、「はいさよなら」と
戸を閉めるギャグである。これは爆笑だった。花紀京はいい芸人だよな。いずれに
せよ、岡八郎の死はショックである。

http://hideo.269g.net/


[8008] ああ、吉本遠くなりにけり 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/12/29(Thu) 23:12

 えーっ!秋山たか志も亡くなったんですか。吉本初期の二枚目役で、懐かしい
役者さんの一人です。白羽大介も、あの鼻から抜けるような台詞の言い回しが、
いかにも吉本的で、昼ごはん時の娯楽に合った役者さんでした。ああ、吉本も
遠くなりにけり、か。ルーキー新一、もう1回見たいなあ。船場太郎よ、いずこへ。
吉本新喜劇は、僕にとって、土曜日正午の遊びに行く前の、活性剤でした。

http://hideo.269g.net/


[8007] 白羽大介の前職 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/29(Thu) 10:54

山本孝一さま
どうも、ありがとうございます。
山本さんはファンだろうと思っていました。
白羽大介の経歴の記事を見ていてふとおもいだしたのですが
この人は、芸能界に入る前に中学か高校の教師だったのではないでしょうか。
何かそんなことを聞いたおぼえがあります。確信はないのですが。
1959年吉本興業に入社で、享年が82歳ということですから
吉本興業への入社時はたぶん36歳くらいですよね。
少なくとも吉本以前の前職があったはずですね。
そういえば、ルーキー新一とレッゴー正二の兄弟も
前歴は、そろばん塾の先生でしたね。
歳末だというのに、とりとめのない思いにとらわれております。


[8006] 白羽大介! 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/12/28(Wed) 22:01

>白羽大介
私、この人のファンでした。
先週の金曜日に、以前の職場の同僚がやってきて
白羽大介の話をしていたばかりなのです。
彼の兄貴が高校時代、桂三枝さんと同級生で、時々
遊びに来ていたとかの話から、ルーキー新一や白羽大介
の話になり、昔々、白羽大介さんが歌ってたCMソング
♪セシボン 洋酒喫茶 セシボン…など懐かしい話を
していたのです。
ルーキー新一と白羽大介の漫才も面白かった。
彼は元中学校の社会科か何かの先生だったはず。
藤原さんのおっしゃるとおり、妙に存在感のある
役者さんでした。
白羽大介も故・秋山たか志も、吉本的なギャグはなかったものの
存在感だけはありましたねぇ。


[8005] 白羽大介 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/28(Wed) 19:01

昨日の新聞に白羽大介の訃報が載っていた。
白羽大介といっても、それこそ、山本孝一さんや大阪のおっさんさんしか
覚えがないかしれない。
吉本新喜劇の初期の団員で、ルーキー新一たちと人気者だったそうだ。
実は私が白羽大介をなまで見たのはすでに吉本を退団してのち
千日劇場でのルーキー劇団の脇役としてだった。
確かルーキー新一が、例の「いやんいやんいやん」のギャグで
一世を風靡し、吉本興業と待遇面でもめて退団、白羽大介も
ルーキーと一緒に退団したのだった。
めがねをかけた普通のサラリーマンのような風貌で
いわゆる吉本ギャグ的なことは言わなかったように思う。
しかし、芝居の中ではルーキー新一の相手役であり
存在感はじゅうぶんにあった。
当時のルーキー劇団には、ルーキー新一の弟の
レッゴー正二やレッツゴーじゅんが
若手劇団員として在籍して居た。
ルーキー劇団の笑いのつくりはしつこく下品なものだったが
白羽大介に関しては、そういう世界になじんでいたのだろうが
品のない感じは受けなかったように思う。
その後、ルーキー新一は恐喝事件をおこして失脚し
ルーキー劇団は解散、白羽大介は松竹新喜劇に移籍して
03年まで舞台にたっていた、ということなので
後半生は花はなかったが、役者としては
本望なものだったかもしれない。
ということで、歳晩にみた一つの訃報から、つれづれなるままに。


[8004] 良いお年を 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/27(Tue) 14:36

鈴木英子さま
東郷雄二さんの文章、私も嬉しく読ませていただきました。
今年はセレクション歌人の鈴木さんの解説を書かせていただいたり
念願の『永井陽子全歌集』がみなさまのご協力で刊行されたり
そして、年末にはそれこそ待望の『高瀬一誌全歌集』ができあがり
忘れ難い一年になりました。
良いお年をお迎えくださいね。


[8003] お知らせくださって、ありがとうございます。 投稿者:鈴木英子 投稿日:2005/12/26(Mon) 14:58

藤原龍一郎さま

 もう、何と申し上げて良いのか、本当にこの集を出版させていただいて、
どれくらい貴重なものを得られたことか、わかりません。改めて、この企画に
参加させていただき、ありがとうございました。

「興奮と刺激のないところに、真の創造など生まれるはずがない。」
       −「短歌人」1986年6月号「トーク・バック・ストリートE」

 藤原さまの一貫した文学に関わる姿勢をこの言葉を思いながら感じています。
この連載は初期の私に多大な力を与えてくれました。そして今も大切な数々の
思いを残していただきました。『鈴木英子集』にその藤原さまから解説を
いただき、今、このような形で語っていただけるものに仕上がりましたことに
改めて御礼申し上げます。

 


[8002] 鈴木英子さま 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/26(Mon) 14:01

鈴木英子さま

東郷雄二さんのHPに鈴木さんのセレクション歌人『鈴木英子集』に対して
東郷さんがとても丁寧な鑑賞を書いてくださっています。
下記のURLで、ご覧ください。

http://lapin.ic.h.kyoto-u.ac.jp/tanka/tanka136.html


[8001] 南座見物 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/26(Mon) 13:36

津波なつさま
坂田藤十郎襲名披露ですか。
歴史的にも意義在るイベントですね。
「南座に来ていること自体が嬉しい日でした。」
たぶんむかしの芝居見物もこういう喜びとともにあったのだと思います。
かけがえのない時間をお持ちになったということですね。
年末年始、風邪にはお気をおつけください。


[8000] クリスマスもすんで 投稿者:津波なつ 投稿日:2005/12/26(Mon) 11:53

クリスマスのイルミネーションを避けて、京都南座へ行ってきました。
吉例顔見世興行 坂田藤十郎襲名披露 ということで華やかな舞台でした。
南座に行く道すがら縄手通りを通り祇園に勤めていた頃を懐かしみました。
舞台は夜の部で4時45分から9時半までとたっっっぷりの出し物。
雁治郎改め藤十郎さんは日ごろの鍛錬と言うか身体の柔軟さしなやかさ見せ場は八重垣姫でした。人形振りも美しく魅せられました。
相生獅子、三人形は若手の舞踊でしたが若手の女形の華奢で美しいこと。
ホンマ負けてますわ。
藤十郎さんも普段は普通のオッチャンやのに舞台とはすばらしいものです。
オッチャンがかいらしい姫になるのですから。
いつも観ている小劇場とは雰囲気も違い、南座に来ていること自体が嬉しい日でした。

http://www.hpmix.com/home/natsumi51/


[7999] 昭和二十八年十二月 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/26(Mon) 10:57

大辻隆弘さま

「若き歌人たちの肖像」「昭和二十八年十二月」ともに専門雑誌では
とりあげにくい内容を丁寧な調査と洞察力で文章化した、かけがえのない仕事だと
敬服するばかりです。
このような文章を書き手に書かせてしまう「レ・パピエ・シアン」という媒体の
特異な力にも、尊敬すべきものを感じます。
編集の小林久美子さんには知的でありつつサイキックな面も勝手に感じています。
とにかく600枚を超えるというのはすごいことですね。
ぜひ、単行本にして、多くの読者に読んでほしいと切に思います。


[7998] 合評鼎談 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/26(Mon) 09:55

花森こまさま

合評鼎談の件、気づいていただきありがとうございます。
角川「俳句」の1月号から、前月号の作品を三人で合評する「合評鼎談」に
参加させていただいています。
このような機会をつくっていただいた「俳句」編集部には感謝にたえません。
「六曜」の出口善子さん、無所属の千葉皓史さんとの三人がメンバーです。
作品に対して謙虚に向い、挨拶のない率直な発言を心掛けています。
一年間続きますので、歌人の方にも機会があったらお読みください。


[7997] 上本町から難波まで 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/26(Mon) 09:40

山本孝一さま、黒山羊さま

あっ、本当に黒山羊さんの予想がアジアン以外、上位はみごとに当たってますね。
アジアンはもっと知的なネタをするようにシフトすべきでしょうが
ああいうのが持ち味なのか。
「上本町から難波まで」の一言で、昨日の優勝は決まったようなものでしたね。
漫才は今まで聞いたことのないボケを一つ言えれば勝ち、というのが実証されました。

さあ、来年はどんな笑芸人が出てくるか。
毎年、同じことばかり言ってますが。


[7996] ありがとうございます。 投稿者:大辻隆弘 投稿日:2005/12/26(Mon) 08:25

日記の方で私の「昭和二十八年十二月」に触れていただき
ありがとうございました。

岡井さんと未来初期同人のことを書いてきたあのエッセイ
(「若き歌人たちの肖像」「昭和二十八年十二月」)も、
もう原稿用紙にして600枚を越えました。

あと2回か、3回書いて、終りにしたいと思っています。
来年は、あれを本にできるといいな、と思っています。


[7995] ブラックマヨネーズ 投稿者:黒山羊 投稿日:2005/12/26(Mon) 00:11

山本様、今回の彼らは鬼神が憑いたような迫力がありましたよ。
まさに上本町から難波まで転がる勢い。こちらの過去ログを
見直したところ[7970]の予想がいい線行ってて
自分を褒めてるところでございます。

来年は穏やかな年でありますように。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。


[7994] 「俳句」1月号 投稿者:花森こま 投稿日:2005/12/25(Sun) 23:00

届いてしばらく積ん読状態だったのですが、今日開いてみましたら鼎談で藤原さんが参加されているので、驚くとともに嬉しく思いました。1年間、おおいに俳句界を斬ってください、期待しています。
午後から大掃除していたのですが、懐かしい本など出てくるとつい読んでしまいます。宮入聖さんの「季刊俳句」月彦さんと秦夕美さんの共作も楽しく再読しました。
どうか、よいお年を♪

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7993] 戦いすんで 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/12/25(Sun) 22:40

M−1、ブラックマヨネーズが優勝とは、ちょっと驚きました。
チュートリアルか笑い飯かと予想していたのですが。
いつのまにかM−1が年末の風物詩になったようですね。
大晦日とは言いませんが、もっと年末の29日か30日
あたりの放送にしてもらえたら、もっと、ああ今年も
暮れたなぁという気になったのですが…。


[7992] 今年も暮れた 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/25(Sun) 21:02

黒山羊さま

有馬記念が終わり、M−1が終わり、今年も暮れましたね。
スマトラ沖大地震から一年ですか。

みなさま、良い新年をお迎えください。


[7991] M-1  投稿者:黒山羊 投稿日:2005/12/25(Sun) 19:20

敗者復活は千鳥でしたね。
全く優勝がよめません。

http://www.asahi.co.jp/m1gp/cyojyo/9kumi.html


[7990] サンデーサイレンス産駒の 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/12/25(Sun) 16:23

ダービー馬で、有馬記念を勝った馬はいなかったんですよね。そういえば。

ルメール空気読めとは言いたくなりますけど。

http://www16.plala.or.jp/matsutanka/


[7989] 空気が読めない 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/25(Sun) 15:56

どうも、ルメールは空気が読めていない。困ったもんだ。


[7988] 明日はM−1 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/24(Sat) 23:00

いよいよ、明日、M−1の本番。
今日の昼間は、品川庄司にスポットを当てた
前あおりの番組をオンエアしていたけれど
はてさて。
敗者復活から誰が出てくるか期待。
一昨年、アンタッチャブルが敗者復活で出てきたとき、
東京の笑芸フリークの間では歓声があがったものだった。


[7987] 雪・地震お見舞い 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/24(Sat) 21:02

ふゆのゆふさま
名古屋地方は雪に続き地震にも見舞われたのですね。
お気をおつけください。
お見舞い申し上げます。
競馬の話題はしょせん俗談にすぎません。
知らなければ知らなくてかまわないものです。

・東京は冬が美しと言ひしことゆくりなく思ひ出でてあゆめり 石川不二子『牧歌』

今日の東京はまた冷え込んでいます。


[7986] 競馬には無知ですが 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2005/12/24(Sat) 19:37

記念に買う馬券、これは夢と言うか大人の宝物ですね。
殺伐としすぎた世の中大人でも宝物を引き出しにしまっておくことも必要なんでは。

雪や地震(名古屋で今日地震がありました)には人間勝てません。地震があったときないかの待合室で地震の怖さを子供に教えると言う番組がやっていてあまりのタイミングに驚いたことです。

http://www.geocities.jp/negxo/


[7985] ディープインパクト 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/24(Sat) 10:25

サンケイスポーツによると、金曜日の前売りで、有馬記念のディープインパクトの
馬券は、単賞が140円、複賞が150円から200円という逆転現象が起こって
いるそうだ。
これは、ディープインパクトの単勝馬券を記念に買う人が多いということだろう。
単勝馬券とゴール写真を組合せて、2000円くらいで売るという記念グッズも
スポーツ新聞社の事業部などが大々的にやっているので、そのための大量買いも
影響しているのかもしれない。
ディープインパクトは、ファンというより世論の期待どおり、無敗の有馬記念馬と
なるだろう。新聞の解説風にいえば、耐震強度偽装問題などで、誰も何も信じられ
ないこの状況の中で、せめて、ディープインパクトだけは、期待を裏切らないでほ
しい、ということになる。
少女が殺され、虐待が続き、不安がつのる世相、そんな不安をひとときだけでも鎮
めるサラブレッドの名前が、ディープインパクトというのも皮肉ではある。


[7984] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/23(Fri) 20:45

排泄の快楽(けらく)ありしか時満ちてカフカを生みしカフカの母は 高野公彦『天泣』


[7983] 良い歌集が 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/23(Fri) 18:23

夏瀬佐知子さま

良い歌集ができましたね。
たくさんの人に読まれ、きちんとした評価が
されるようお祈りしています。


[7982] お葉書、ありがとうございます! 投稿者:夏瀬佐知子 投稿日:2005/12/23(Fri) 13:31

昨夜とつい先刻、こちらのアドレス帳にありますアドレスにメールを送信したのですが、
どうしても戻ってきてしまいますので、意を決してこちらにお邪魔しました。

ご教示、ありがとうございます。
今後は、必ず、挨拶状に、住所・メールアドレスを付記いたします。

まずはお礼のみにて。
本当に、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

http://natsuse.com


[7981] 誤字 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/23(Fri) 08:27

下の書き込みの誤字を訂正します。

低下→定価

失礼しました。


[7980] 新刊情報 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/23(Fri) 08:26

セレクション柳人の新刊が出ました。

『畑美樹集』
・軍曹のように缶づめを開ける
・国家論夕陽はななめうしろから
・コンビニを通り抜けたら谷ですか

『広瀬ちえみ集』
・黒ずんで落ちるものみな落ちなさい
・お隣も血を出しながら咲いている
・暗闇を食べきれないほどもらう

ともに、低下1365円(税込み)
邑書林発行
рO267−66−1681
fax0267−66−1681
メールアドレス
younohon@fancy.ocn.ne.jp


[7979] ドロン 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/22(Thu) 11:35

岩井聡さんが、とうとうドロンしちゃいました。残念。


[7978] 忠臣蔵の 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2005/12/20(Tue) 20:46

吉良上野介(自信ない)の領民は、彼を名君だといっていて、数年前赤穂市と仲直り?したようです。日本語としておかしいのですが、宿さんに聞きます。

http://www.geocities.jp/negxo/


[7977] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/17(Sat) 09:27

あすもまた光ある世と告げがほに夕日はおちぬかがやかにして 尾上柴舟


[7976] 今日のもう一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/15(Thu) 20:44

わが骨を見てゐる鷹と思ひけり 秋元不死男


[7975] 今日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/15(Thu) 20:42

芭蕉とも杭とも見えて枯れてけり 辻桃子


[7974] 上方ならでは 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/14(Wed) 07:26

黒山羊さま、山本孝一さま

かしまし娘、フラワーショー、ちゃっきり娘といった、楽器をもった女性トリオと
いうのは、上方の芸界ならではのものですね。
東京には女性二人というのは、内海桂子・好江のように何組か居たようですが
女性だけのトリオというのは、記憶にありません。
上方ではほかにも、男性一人・女性二人という、タイヘイトリオ、三人奴という
ユニットもありましたね。
私は昭和四十三年の角座の一月初席で、ナマのかしまし娘を見ました。
まだ、古くて広い角座の頃です。
とにかく、かしまし娘が出たとたんに、明るい舞台がいっそう明るさを増し、
満員の客席がすごい沸き方をみせました。
ちょうど、末妹の花江ちゃんが、
ツキムラというテレビ・ディレクターと結婚してまもない頃で
客席から「ツキムラさん!」というヤジがとび、
花江ちゃんが照れ笑いをして、さらに舞台と客席が一体化して
おおいに盛り上がったのをおぼえています。
当時のかしまし娘は、超売れっ子だったので、角座に出るのは
正月初席の十日間だけだったので、通のお客さんは、ここを狙って
見に行っていたようです。当時、高校二年の私はもちろんそんなことは知らず
冬休みだから角座に行っただけなのですが。
今考えると、まことに貴重な体験でした。

ついつい、むかしばなしで失礼いたしました。


[7973] 四次元ナイフ 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/12/13(Tue) 22:24

>リアルキッズは決勝に残れなかったんだ。残念。
そーですか。リアルキッズの漫才、みたかったなぁ。
しかし次から次へと新しい漫才コンビが誕生しますなぁ。
数日前、関西ローカルのお笑い番組で、「四次元ナイフ」という
コンビの漫才を見ました。
けったいなコンビで、私も中学生の娘も、エッという顔でテレビ画面を
見つめておりました。
うまく言えませんが、むちゃくちゃケッタイな漫才です。


[7972] アジアンは 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/13(Tue) 13:16

吉本興業所属ですね。確認しました。お騒がせ致しました。


[7971] リアルキッズは 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/13(Tue) 13:10

リアルキッズは決勝に残れなかったんだ。残念。

黒山羊さま、どうも、情報ありがとうございます。
アジアン、タイムマシーンは、まったく見たことがないコンビです。
笑い飯はもう、ご苦労さんかな。
いちおう、南海キャンディーズを応援することにします。

ところで、アジアンはヨシモト所属ですか?


[7970] M−1予想 投稿者:黒山羊 投稿日:2005/12/12(Mon) 23:48

1 アジアン
2 ブラマヨ
3 笑い飯
4 麒麟
5 南キャン
6 タイムマシーン
7 チュートリアル
8 品川庄司

気を衒ったコンビは案外優勝しないんですよね。
アジアンは女漫才師の希望の星。
純粋な女漫才師が最近少ない気がするので1位にしました。
フラワーショウ・かかしまし娘の漫才がまた見たいです。
品川庄司が一番下なのは、わたしの偏見でございます。

http://www.asahi.co.jp/m1gp/cyojyo/9kumi.html


[7969] Re[7968]: 週刊読書人「二〇〇五年の収穫」 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2005/12/12(Mon) 00:04

>藤原龍一郎さん

本紙は未見なんですが、藤原さんのコメントを読んでいて、
編集的要素をどこかで意識した選択だったかと自覚しました。
自分が本づくりに関わったりしている影響かも知れません。
諸処でのご紹介ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[7968] 週刊読書人「二〇〇五年の収穫」 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/10(Sat) 17:55

荻原裕幸様

「週刊読書人」の「二〇〇五年の収穫」アンケートにおいて
『永井陽子全歌集』をとりあげていただき、ありがとうございます。
青柳守音さんの献身的な努力と青幻舎さんの「すぐれた歌人の仕事を残すべし」
という英断によるものです。

同時に挙げられたセレクション柳人『樋口由紀子集』は、やはり、邑書林の
島田牙城さんの英断と、樋口由紀子さんや石部明さんたちの努力によるもの
です。
『12の現代俳人論』も「俳句」誌の画期的な企画に、俳人たちが立派に応えた
ものだと思います。
書き手と編集者の素晴らしいコラボレーションと言っても良いのではないで
しょうか。


[7967] 的中 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/10(Sat) 15:58

[7966]の予想、的中しましたね。

Lの単勝 540円、複勝 180円

ということで、3000円が、9000円になりました。
まあ、いつでも、こんなふうに決まるわけでもないので
また、自信があるときに、予想を書き込みます。


[7966] 土曜競馬予想 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/10(Sat) 13:30

今日の勝負レース

阪神競馬11レース
ギャラクシーステークス
Lマイティスプリングの単勝1000円、複勝2000円

はずれたら、ごめんなさい。


[7965] 宣伝 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/07(Wed) 13:36

ちょっと宣伝させていただきます。

「短歌年鑑」(角川書店)
平成17年度の注目歌人「饒舌な黙示録」

「俳句年鑑」(角川書店)
今年の句集ベスト15「さまざまな豊饒」

上記の二つの文章を書きました。
興味をもっていただいた方に、ぜひ、読んでいただきたいと思います。


[7964] あっりがーとさーん! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/06(Tue) 21:15

黒山羊さま、たのしみにまってまーす。


[7963] オッケーイ! 投稿者:黒山羊 投稿日:2005/12/06(Tue) 20:20

新喜劇フー!は島田珠代がゲストの回だけ残っています。1月29日東雪さんの「薔薇月夜」批評会のため上京いたしますのでそのときの大阪土産にします。お楽しみに。


[7962] 黒山羊来たりて 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/06(Tue) 19:01

黒山羊さんが来てくださると、ああ、今年もM1の季節が来たんだなあ、と
しみじみとした気持ちになりますね。

U字工事は、ナマで見たことがあります。かなり、面白く思いました。
去年のM1で、準決勝まで進んでいるんですよね。
私が推すのは、米粒写経なんですけど、なかなか浮上してきません。

「新喜劇フー!」というのは見てみたかった。
テレビ埼玉あたりがオンエアしてくれると嬉しいのですが。
セミファイナルをご覧になったあと、また、直前予想をぜひ教えて下さい。


[7961] 毒ガス大好き 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/06(Tue) 18:52

松原未知子様

こちらこそ、先日は楽しい時間でした。

ぜんぜん怒ってるわけではありませんので、お気になさらないでください。
と、よく見ると、歯を食いしばってたりして、というのはウソです。

「どういう方法で表現して行くかを決意したとき、有名無名にかかわらず
 その人はすでにアマチュアではないのかも知れませんね。」

この言葉は感動的です。
今後、ときどき、使わせていただきたいと思います。

今夜はまた寒さがつのりそうです。
『潮だまり』を読み返しながら眠ります。


[7960] 合同批評会ののち 投稿者:松原未知子 投稿日:2005/12/06(Tue) 18:06

藤原龍一郎さま。
ほんとにいい批評会でした。しばらくぶりにお話できて楽しかったです。
帰り道でとんだ毒ガスを浴びせてしまったようで失礼しました。
あれが藤原さんの体調悪化につながらなければいいのですが。

わたしとしてはあの耽美的短歌を藤原月彦的世界なのかと理解しています。
もちろん藤原龍一郎的方法を切り開いたことへのリスペクトはあります。
どういう方法で表現して行くかを決意したとき、
有名無名にかかわらずその人はすでにアマチュアではないのかも知れませんね。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[7959] 今日はこのへんにしといたるわ 投稿者:黒山羊 投稿日:2005/12/06(Tue) 17:02

ご無沙汰いたしております。職場のある京都は雪が散って一気に真冬になりました。
空前のお笑いブームの今年、一体誰がM−1で優勝するのか全くわからない状況が続いております。爆笑オンエアバトルでは 飛石連休(サンミュージック企画)流れ星(浅井企画)U字工事(アミーパーク)が面白かったですが、常連コンビがそろそろ優勝するのではとも思います。できるだけ政治的な力が動かないようにしてほしいですね。個人的には麒麟に優勝して欲しい。南キャンは好きですがM−1優勝は難しいのではないでしょうか。HG住谷は「新喜劇フー!」で最高の演技を見せてもらいました。でも漫才コンビレイザーラモンはお情けで準決勝に進ませてもらっているような気がします。

■M-1グランプリ2005 セミファイナル(仮)
12/10(土) 12/11(日) の両準決勝の模様や決勝記者会見に密着したドキュメント。決勝進出者インタビュー、今大会の注目コンビ密着ドキュメントなど秘蔵映像満載!
放送日時(放送局) 12/23(金) 16:00〜17:54(ABCテレビ)
12/24(土) 12:00〜13:54(テレビ朝日)
他の系列局でも放送予定
出演者 後日発表いたします。
____________
録画しておこうと考えています。

http://www.m-1gp.com/


[7958] こんにちは。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2005/12/06(Tue) 10:40

[7956]の発言、削除しました。
内容についてはよくわからない点もあるのですが、
匿名状態での批判発言でしたので。

[7957]のふゆのゆふさんのコメントがあったので、
削除についてコメントしましたが、
匿名(もしくは匿名目的と判断したハンドルネーム)
での批判発言については、
特にことわりなく削除する場合がありますので、
あらかじめご了承下さい。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[7957] 管理人様 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2005/12/06(Tue) 06:09

[7956]はちょっと問題なんではないでしょうか。黒田さんを貶めている。

http://www.geocities.jp/negxo/


[7955] すきがあったらかかってこんかい 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/05(Mon) 20:58

あっ、この話題となれば、山本さんが来てくださると思っていました。

雀三郎さんは、十一月の東西落語研鑽会で、小佐田定雄作の「帰り俥」を
演じて、大ウケだったそうです。
小噺、いかにも大阪落語らしくて、長く笑えますね。

さて、まもなく、M1の季節ですが、今年は誰が有力なんでしょうか。
また、新人として誰が台頭してきているのか、愉しみです。
黒山羊さんも、ご覧になっていたら、教えてください。

ますだ・おかだが、最近、いっそうコンビネーションがよくなったと思います。
売れてからさらにコンビネーションが良くなるというのは珍しいですよね。
おかだがベタなボケをかまして、ますだがよろけながら「死なせてくださーい」と
叫ぶのが抜群にいい感じです。


[7954] 小咄 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/12/05(Mon) 18:44

>本日発売の「笑芸人」にこんなエピソードが書いてあった。
いやぁ、前原さんがそんなことを言うとは。
はやく「笑芸人」が届かないかなぁ。

昨日の桂雀三郎落語会で聴いた、とんでもない小咄。
延々と酒を飲みつづけた二人の男。
べろべろになって外に出ても夜か昼か分からない。
「もう朝やなぁ。お日様があんなに高くにある」
「あれは満月や。まだ夜や」
「いや、昼や。あれはお日様や」
と双方ゆずらない。で、前から来た男に聞いてみた。
「ちょっと尋ねますが、あの空にある丸ぅ光ってるのは
お月さんですか、お日さんですか?」
すると男、
「すんまへん、わたし、このへんの者やおまへんので…」

文章にすると、おかしさがうまく伝わらないかもしれませんが
私は帰りのバスの中で思い出してはなんども笑いがこみ上げてきました。


[7953] ええ、みなさま 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/05(Mon) 15:47

黒田さま、椎名さま

この件は言えば言うほど、私にこたえるんですけど……

と、いうことで気をとりなおして、
本日発売の「笑芸人」にこんなエピソードが書いてあった。

9月の衆議院選挙のあと、民主党の前原氏(まだ代表になる前らしい)が
関西ローカルのニュース番組にゲスト出演し、司会者から
「今回の選挙結果、民主党の前原さんとしてはどう受け止めますか?」
すると前原さんは
「「今日はこのくらいにしといたる」って感じですかねえ」
面白すぎ!さすが松下政経塾出身!


[7952] Re[7951]: 大失態 投稿者:椎名和之 投稿日:2005/12/05(Mon) 13:59

確かに、わかりづらかったと、私も思います。多少のなぐさめになれば幸い。


[7951] 大失態 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/12/04(Sun) 23:31

 大失態。以後自粛します。酔っていたとはいえ、「ガルシアの首」、笠原和夫等等、藤原短歌の物まねの歌かと勘違いしていました。文脈からして、そうとしか取れませんでした。いや、どちらにせよ、これは自決ものの大失態である。今から腹を切ろうかと思ってます。が、痛いのでやっぱりやめときますけど。軽軽な発言はもうやめようと思います。酒もちょっとひかえようと自責しております。


[7950] Re[7947]: それは、よかった 投稿者:清水幸多 投稿日:2005/12/04(Sun) 21:08

こんばんは。
今日から急に冷え込みましたが、お風邪など召されませんようにお気をつけ下さい。

> 「かりん」は毎月贈呈していただいていますので、清水さんの作品は心がけて
> 拝読させていただきます。

「かりん」には本名で投稿しています。
全力で詠んでいきますので、どうぞご覧下さいませ。
では。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[7949] 行ってきました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/04(Sun) 19:26

批評会、会場の会議室満杯の出席者。
充実した発言がかわされ、良い批評会でした。
角田さん、資延さんの歌集にそれぞれ一首とサインをもらったし
スリーショットの写真も撮ってもらったので、満足です。
もう、そろそろ寝ます。


[7948] 今日はこれから 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/04(Sun) 09:57

角田純歌集『海境』と資延英樹歌集『抒情装置』の批評会に行きます。
小池光さんがパネリストなので楽しみです。


[7947] それは、よかった 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/04(Sun) 09:26

清水幸多様

「かりん」に入会されたことは、たいへん、よかったと思います。
「かりん」での切磋琢磨が、清水さんに与えてくれるものは
けっして少なくないはずです。
「かりん」には米川千嘉子、松村由利子、梅内美華子といったすぐれた
先輩たちが居ます。
その結社に入会するということは、そういうすぐれた先輩とふれあい、
実際に短歌に関して話をする機会が生れるということです。
選歌とは別にこういうふれあいの中で、自分が吸収できることは
たくさんあり、それは結社に入っていないと、まず、できないことです。

たとえば、小池光さんに話を聞きたいと思っても、いきなり電話するわけにも
いかないけれど、小池光さんが所属する「短歌人」に入ると、小池さんと接触
する機会が、格段に増えるし、直接、短歌に関する話を聞く機会もできるわけ
であります。
だから、やはり、好きな歌人の所属する結社に入るというのが、おすすめですね。

「かりん」は毎月贈呈していただいていますので、清水さんの作品は心がけて
拝読させていただきます。


[7946] ねんのため 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/04(Sun) 09:14

黒田英雄さま

いちおう、誤解なきよう説明しておきます。
[7923]に松木秀さんが引用している作品はすべて私の作品です。
私が批判した穂村弘作品は下記の一首です。

・デジタルの時計を巻きつけてみたい山中智恵子の左手首に

私は、この作品に「山中智恵子」という固有名詞が使われる必然性が
感じられないわけです。
現在活躍中の先輩歌人の名前を安易に作品に取り込むという意識に
歌壇に対する「悪狎れ」を感じて、イヤな気分になったということです。
11月27日の私の日録をお読みください。


[7945] 近況など 投稿者:清水幸多 投稿日:2005/12/04(Sun) 05:31

藤原さま、お知らせするのが遅れました。
このたび、「かりん」に入会しました。
いろいろな方に、「短歌人」を勧められたのですが、
あまり知り合いの方のいないところで、
甘えないでやってみようかと思い、決めた次第です。
12月号から拙作も掲載されました。
詠草と評論を毎月送ることを自身に義務として課しています。
10首送って8首載りましたが、評論は載りませんでした。
厳しいものですね。がんばります。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[7943] はい、はい 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/03(Sat) 23:43

斉藤斎藤さま

話は変わりますが、「短歌年鑑」で
佐佐木幸綱氏が、貴兄の作品に丁寧な読みを
展開していますよ。
あれだけ丁寧に読む努力をしてもらえるのは
うらやましいほどです。

ということで、「短歌人」の忘年歌会でお会いしましょう。


[7942] こんにちは 投稿者:斉藤斎藤 投稿日:2005/12/03(Sat) 11:35

藤原様

さっそくのご対処、ありがとうございました。
失礼の段、ご容赦くださいませ。

花森様

そうですね。あまり法律とか言いたかないんですが。
藤原さんは「短歌作品として認められない」とおっしゃっていて、
それ以上短歌としての議論の余地はありませんでしたので、
法律を持ち出さざるを得なかった次第です。


[7941] 斉藤斎藤さん 投稿者:花森こま 投稿日:2005/12/02(Fri) 23:54

あなたのおっしゃりたいことは、もし自分がその立場であったら作品に名前がつかないのはいやであるということで、それは分かるように思いますが、法的措置とまでおっしゃるのは、反応がきついですね。数年前に、ネット上でやたらにそういうことがあって、そばで観ていてしんどかったんですが。
私は穂村さんの短歌作品はあまりよく理解できないし、「手紙魔まみ、夏の引越し」でしたか、うろ覚えですみません、世評に高かった作品集も書店で立ち読みしましたが、ジャンルは違うけれども赤川次郎の小説の文体を受け入れられないのと同様の感想しか持ち得ませんでした。
穂村さんを理解できなくても私は困らないし、彼を好きな人は好きであればいいといった感じです。
でも、藤原さんが例にあげた作品は、あまりよくないような気がします。
名前をあげなかったことよりも、なぜそうしなかったかの理由の方が藤原さんとしてはよくない行為だったとは思っています。名前をあげるに値しない、でしたっけ。そういういい方は好ましくなかったですね。
取り止めのないコメントになってしまった。ごめんなさい。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7940] わけがわからん 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/12/02(Fri) 21:18

 久しぶりにこの掲示板を見たら、え〜い、なんのこっちゃ!?法的措置とか
名誉毀損とか!?さっぱりわけがわからない。要するに、穂村弘の歌に関しての
ことなのか?今号の角川短歌なのか?まだ読んでない。ただね、僕に言わせて
もらえば、ドタマに来るような歌を引用する場合は、僕も作者名を書かないかも
しれないな。法的措置というのは、ありえる手段かもしれないが、歌人が使う言葉
ではない。せこいぜ。それは現実原則であって、詩的原則ではない。なぜこうも、
イメージダウンさせることばっかり言うんだろうか。


[7939] こう寒いと鍋物・シチューなどを食べたくなる 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2005/12/02(Fri) 20:28

昆布としいたけのだしでミックスベジダブルの入った汁を作り、適宜コチュジャンを入れる。わたしはコチュジャンを目いっぱい入れる。

http://www.geocities.jp/negxo/


[7938] 締切が早まります 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/02(Fri) 18:38

「短歌人」会員のみなさま

今月は例年どおり、締切が早くなります。
12月7日締切(各編集委員必着・2月号掲載)ですので
お間違えのないように、お願いします。


[7937] からん様 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/12/02(Fri) 09:02

拙文に応じて下さいましてありがとうございます。
アナログとデジタルの対比云々という読みについては「もし〜であれば」と書きましたとおり、読めるとしたらそうなのかなあということであって、本音を言えば単純にも複雑にも読めない、まったく理解不能の歌であるというのが私の読後感です。
そこで、お書きいただいたご意見を参考にさせていただいて改めて読み直してみたのですが、うーむ、やっぱり何をうたおうとしたのかさっぱり分からないですね。
したがって、山中智恵子の名が出てくる必然性についても引き続き不明のままです。
「デジタル」に重要な意味があるとのことですが……ドラえもんと何か関係あります? ないかなあ……。

そこで、大変恐縮ですが、からん様はこの歌をどのように読み解かれたのか具体的にお教え下さいませんか。
勉強させていただきたいので、ご面倒かとは思いますがどうかよろしくお願いいたします。


[7936] 片岡直子の文章 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/02(Fri) 07:35

からんさま

片岡直子の文章に関しては、私は同感しています。

この件は、もし興味がある方は、掲載誌は「文学界」11月号ですので
公立図書館で、実際に読んで、自分で判断するのが良いと思います。
私のように考える人もいれば、からんさんのように考える人もいると思います。


[7935] 作者名を明示しました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/02(Fri) 07:29

荻原裕幸様、斉藤斎藤様、松木秀様

それぞれのみなさまのごせ忠告を考えまして、ご迷惑ご心配をおかけした
こともありますので、「悪狎れした歌」の冒頭部分を、作者名を明示する
かたちに訂正しました。


[7934] 相変わらず他人には厳しいですね 投稿者:清水幸多 投稿日:2005/12/02(Fri) 07:13

管理人さんの姿勢に賛同します。
それにしても、この程度のことで「法的措置」とは恐れ入ります。

その程度で法的措置の話になるのだったら、清水みたいなやつが教員であるなんて、日本の将来が思いやられる、という内容を短歌人の掲示板で堂々と書かれたことのある私は斉藤斎藤さんをとっくに名誉毀損で告訴しています。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[7933] こんにちは。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2005/12/02(Fri) 04:52

>藤原龍一郎さん、みなさん

著作物引用の際の出所/著作者名の明示については、
ちょっと屈折した言い回しが入っている気もしますが、
議論するまでもなく斉藤斎藤さんの言う通りです。
これは荻原が数日中に(システム上の)管理人として
事務的に註を入れることで対応させて下さい。
反応が遅れましたこと、お詫びします。
どうぞよろしくお願いします。

ただ、ネット上の一件の記述に対して、
それ単独で著作権法ベースで考えてしまうと、
引用者にも著作権者にも利のない方向へ
むりやりに抑えこんでしまいそうな気もします。
日記ないしは掲示板の全体をセットで考える、
対話のなかで補完されればそれでいいのでは、
と判断しがちな管理人の姑息な姿勢については、
慎重に、事情を考慮しながら、ではありますが、
今後とも反省的に継続されることと思われます。
この点もどうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[7932] うんにゃ 投稿者:からん 投稿日:2005/12/02(Fri) 02:07

岩井様書く
>>穂村氏の「山中智恵子」の歌についてですが、この歌がもし作風にアナログ的な印象のある歌人とデジタル時計との対比の面白さを狙っただけのものであれば、例えば岡野弘彦や前登志夫などに「うごく」余地があるのではないですかね。

掲出歌において、山中智恵子と「岡野弘彦、前登志夫、ついでに言えば馬場あき子、安永蕗子、森岡貞香というか誰でも」が「うごく」とは到底思えないのですが。そもそもアナログとデジタルの対比、などという単純なものだとは到底読み解けません。なぜわざわざ「デジタル」との言葉を尽したのか、そこは大事かと思います。


[7931] 一点だけ。 投稿者:斉藤斎藤 投稿日:2005/12/02(Fri) 01:55

お世話になっております。斉藤斎藤です。

一点だけ申し上げます。
他人の作品を引用する場合には出所を明示しなければならないと、
著作権法第四十八条に定められています。

>作者名をあげなかったのは、短歌作品として認められるレベルではなかったから。

このような理由は認められません。
もしこのような理由が認められるとすれば、
藤原龍一郎の作品を短歌作品として認めていない人間は、
藤原龍一郎の作品を出典を明らかにせずに
いくらでも引用してよいということになります。
そういうことでよろしいですか。

2005年11月27日の日記に、出典を追記されるべきだと思います。
また、もし仮にわたしが同じことをされた場合、
法的な措置をとる準備がございますので、
ご承知おきくださいませ。


[7930] 打ちミス 投稿者:からん 投稿日:2005/12/01(Thu) 21:17

言いかがり→言いがかり

あーはずかしい。


[7929] ええっと、 投稿者:からん 投稿日:2005/12/01(Thu) 21:16

藤原さん、片岡直子の文章読んで、本気でそうお考えですか。
僕には、とんでもない言いかがりにしか思えません。
逆に、片岡直子はこんな文章書いて大丈夫なのか、と思うくらいです。


[7928] 岩井聡様 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/01(Thu) 20:22

岩井聡様
「ガルシアの首」の拙作に関して、丁寧に読んでいただきありがとうございます。
固有名詞、とりわけ人名を一首の中でいかに生かすかを方法としてつきつめること
は、試行錯誤の連続でもあります。
岩井さんのような読者と出会えた一首は幸せであります。


[7927] 固有名詞は時代の季語である 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/12/01(Thu) 11:50

という評論をどこかで読んだ記憶があります。

改めて某所に例として挙げられた作品を読みなおしてみて、
藤原作品では、勿論成功や失敗はあるでしょうが、固有名詞が
「時代の季語」として少なくともはたらいているな、と感じ
ました。穂村作品にはこれが無く、取り替え可能なパーツに
過ぎない。言葉をパーツのように組み立てる、というのは穂村
弘の特徴でもありますが、山中智恵子の歌の場合それが失敗
した例でしょう。

この「角川短歌」の中でも成功している例はあって、たとえば

髪の毛がいっぽん口にとびこんだだけで世界はこんなにも嫌

という歌は、穂村弘的世界が遺憾なく発揮されている一種の
傑作であると考えています。

あと失敗作を直させるような編集者の不在、というのもありますね。

いつまでも失敗作にこだわるのも馬鹿馬鹿しいので(言いだしっぺが
言うのもなんですが)この話はこれで終わりにしたいと思います。

http://www16.plala.or.jp/matsutanka/


[7926] この穂村作品の 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/12/01(Thu) 10:57

レベルが低い、ということに関して同意します。
固有名詞がそれこそ岡野弘彦でも馬場あき子でも誰でもいいような
いいかげんな作りになってますものね。

しかしだからこそ名前を挙げて全力で批判すべきではなかったか、
との考えは未だ消えません。

http://www16.plala.or.jp/matsutanka/index.html


[7925] 脇から失礼します 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/12/01(Thu) 09:00

松木さんが挙げられた(厳密には再引用だが、某所というのがどこだか分からないのでこう書かせて下さい)歌ですが、例えば「笠原和夫」の歌についていえば、これはサム・ペキンパー映画と東映ヤクザ映画に思い入れのある者にとってはとてもシビレる歌ですよ。
白坂依志夫では熱量が弱いし、丸山昇一では時代がズレる(マニアックで申し訳ないが、どうしてもこういう比較になってしまうのでご勘弁を)。
やはりここはどうしても笠原和夫でなくてはなりません。

穂村氏の「山中智恵子」の歌についてですが、この歌がもし作風にアナログ的な印象のある歌人とデジタル時計との対比の面白さを狙っただけのものであれば、例えば岡野弘彦や前登志夫などに「うごく」余地があるのではないですかね。
もちろん、そのその対比自体が面白いかどうかというのもやや疑わしいですが。
いやそうではない、山中智恵子には時計もしくは手首について印象的な作品または発言があって、この歌はそれに対する批評として成立しているのだということであればこの名前でなければならない必然性を認めますが、私は不勉強にしてそのような山中作品/発言を知りません。もしご存じでしたらどなたかご教示下さい。

固有名詞というのは、穂村的語彙で言うならば非常に「圧縮」度の高い言葉であり、また藤原的語彙で言うならば見る角度によって「屈折率」が違って見える言葉ではないかと思います。
ですから、固有名詞が読み込まれた歌については、その言葉にこめた作者の思いを忖度するとともに、読み手が同じ言葉に対して持っている思いを重ね合わせたり対峙させたりながら読みの手がかりを丹念に探りつつ論じるというのが本寸法でしょう。
単純に、じゃあオマエの固有名詞の歌はどうなんだとまぜ返すだけでは、有効な反批判たり得ないのではないかと考えます。


[7924] お答えします 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/12/01(Thu) 07:50

松木秀様

お答えしましょう。
「きらきらと」というオノマトペの使用は私の表現上の妥協。
もっとふさわしい言葉はあるはずだと思う。

人名の必然性と対象へのリスペクトがあるか、という点は一目瞭然。
きちんと短歌を読める力がある人には必ずわかるはず。
人名を積極的に詠み込むという私の方法は、それが大前提となっている。
私のすべての歌集の作品、すべての既発表作品で、人名が詠み込まれて
いる作品は、この方法論のもとで詠んでいる。かりそめに、人名を使って
いるわけではない。

作者名をあげなかったのは、短歌作品として認められるレベルではなかったから。
貴兄が[7923]で引用した文章を「某所より」と出典を明らかにしなかったのも
その某所が、まともな批評のかわされる場ではないと思っているからではないか。

貴兄にアドバイスしたいのは、きちんと作品を読み、自分の感性で意見を構築する
習慣をつけること。そしてそれを発表し、議論をかわす体験を積むこと。以上。


[7923] 某所より 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/11/30(Wed) 23:53

>とりあえずネットで見やすいということで
>題詠マラソン2003のログからいくつか挙げてみる。

>病院の向いの壁に葉の絵描く画家の名は花輪和一ではない
>高き窓裏窓薔薇窓天窓と葛原妙子の窓は何処や
>きらきらと衣装はついに虚しきを松任谷由実「シャングリラU」
>生涯の芸術上の敵としてリリー・フランキー傷は深いぞ
>冷蔵庫の中にはガルシアの首がある笠原和夫の脚本である
>言霊をみな解き放ち慰撫されているだろう飯島晴子もたぶん……
>たぶんこれは夢だと思うが玄関に井伏鱒二が佇んでいる
>湯が満ちるこのバスタブに沖雅也降臨せよと祈りて浸る
>円錐と円と円弧と円柱と円球と三遊亭圓朝

>これらの歌の固有名に「いや、ここはどうにもこの人でなければならない」という
>必然性なり、相手に対するリスペクトなりが本当に漏れなく感じられるか?
>穂村の山中智恵子とこれらの歌は、本当に質的に異なっているか?

こういう意見があります。参考までに。なおオノマトペを含んだ歌も一首あります。

あと、人物の固有名詞を挙げないで批判したのは藤原さんらしくないと思います。
批判するなら「角川短歌」の穂村弘の、とちゃんと挙げるべきだったと。

http://www16.plala.or.jp/matsutanka/index.html


[7922] もちろん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/11/29(Tue) 11:44

私としても、オノマトペを一度もつかったことがないわけではありません。

・真夜中のテレビに砂の嵐吹きこのざらざらの明日よ世界よ

という一首は『夢みる頃を過ぎても』に収録してあります。
ただ、オノマトペが似合う作風の歌人が居るとしても、私はその人の短歌は
好きにならないだろうと思います。


[7921] そういえば 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/11/29(Tue) 10:58

私もオノマトペはほとんど使ってませんね。
・自転車をひったり濡らす朝の露すべての朝はかがやきを持つ
の「ひったり」ぐらいでしょうか。オノマトペのいい悪いは
その人の作風にもよるので一概には言えませんが、藤原さんの
作風にオノマトペが似合わないのはよくわかります。

http://www16.plala.or.jp/matsutanka/index.html


[7920] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/11/29(Tue) 07:26

沈みゆくことばの上を忍辱の世紀に渡る雁と思へや 山中智恵子


[7919] サイトをリニューアルしました 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2005/11/27(Sun) 20:14

準備中が多いですが、お越しください。

http://www.geocities.jp/negxo/


[7918] 今日の一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/11/27(Sun) 18:45

わがためにやさしかりし人の一人にてただゆきずりの西東三鬼/石川不二子『牧歌』


[7917] 血はリングに咲く華だ! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/11/27(Sun) 17:11

山本孝一さま
東京はここのところずっと小春日和です。
森達也さんの本、早速、書店でさがしてみます。

「血はリングに咲く華だ!」というのは、プロレスラー語録の中でも
もっとも好きなもので、ずっと感動し続けていました。
私は40年間、グレート東郷ではなく、東スポの桜井康雄さんに
感動させられていたのでしたか。
プロレスはまさに底が丸見えの底なし沼、との思いをあらたにしました。


[7916] 悪役レスラーは笑う 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/11/27(Sun) 12:12

三年前に引っ越したとき、念願の本の置き場所を確保した
のですが、空いたスペースに雛人形や五月人形のセット、
使わない時期の扇風機やガス・ファンヒーターから、
息子のバイクや車の部品まで置きはじめたものですから
たちまち足の踏み場もなくなりました。
見たい本がすぐ前にあるのに取り出すには、積んである
段ボール箱を移動させねばならず大変です。

本といえば、岩波新書の森達也著「悪役レスラーは笑う」
は面白い本です。かつての悪役レスラー、グレート東郷の
物語です。岩波がプロレスの本を出したのにも驚きましたが
グレート東郷の名言『血はリングに咲いた花だ』は、
東郷ではなく東京スポーツの桜井康雄さんの作ったコピー
だったというエピソードにも驚きました。
悪役レスラーの虚と実、ワクワクしながら読みました。


[7915] 丸山さん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/11/26(Sat) 20:53

川柳句集『アルバトロス』ありがとうございます。
池袋のジュンク堂という大書店で『アルバトロス』は平積みになっていました。
面白い一巻として拝読しました。

花森こまさま
田中浩一さんは、「玲瓏」に所属していらっしやる歌人です。

ふゆのさま
私も本棚と本棚が置ける部屋がとてもほしいのです。


[7914] 田中浩一さん 投稿者:花森こま 投稿日:2005/11/26(Sat) 20:06

という方から歌集を送られました。全く存じ上げない方なんですが、塚本邦雄のお弟子さんのようです。この方をご存知の方、情報を教えてくださるとありがたいです。
ときどき、全然知らない方から著書を戴きますが、どこで私をお知りになったのかなぁ、と思わずにはいられません。もちろん、丁寧に読ませて戴いています。

だるくてたまらないのは、藤原さん同様に風邪を引いているのでしょうか。頭も痺れて苦しいです。血圧が上がっているのか下がっているのか(どちらも有り得るので)。
倒れそうであります;;。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7913] 本棚がほしい! 投稿者:ふゆのゆふ 投稿日:2005/11/26(Sat) 10:41

今現在大半の本がたたみに積まれ、寝る布団の領域にまで侵食してきたので、整理できるものはするが、根本的に本棚がないと困る。でももう置く所がない。


[7912] こんばんは。 投稿者:丸山進 投稿日:2005/11/23(Wed) 16:37

藤原さん
ご無沙汰しております。
先日、地元の文化センターで、たまたま
「魂の俳人 村越化石の俳句に学ぶ」(講師:高橋克郎氏)
という講演を聴き、凄い人と作品だと思いました。

それはそれとして、今日は私の川柳句集の宣伝をさせて下さい。

句集:「アルバトロス」
発行所:風媒社(下記)
http://www.fubaisha.com/index.html

栞文は石部明さん、荻原裕幸さん、なかはられいこさん 
に書いていただきました。
皆さんに読んでいただければ幸いです。
(場所借りてすみません)