[7614] よしもとふたたび。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/07/03(Sun) 13:03

今、みてるんですが、ギャグ・科白=過去の引用、現在の引用入り混じりでそれらのいちいちをすべて知ってゐればこの今現在の劇が100,000倍おもしろく、もう、わたし死に」そうですが、藤原さん、これはむづかしい問題です。
例えば、インテリゲンチアの教養まるままのヒトらが、TOKIOの新劇、歌劇を、金にあかせてみる。それを、歌にする、虚しく。一部はうつくしく。
短歌はいま、死語の有閑階級マダ&マダムのものですね。ほとんど。余裕ありありのしかしそれらは、人間のぎりぎりを、救うものではない。いまのおのれのお前の余裕ある抒情をいうばかりだ。そんなオナニーを覗き見する変態では、わたしはないので。

短歌人読むよりも、吉本見てアハハと、わらつていませう。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7613] 作業所の慰安旅行案に 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/07/03(Sun) 00:22

吉本観劇と大阪観光
という候補はありますが、聴覚障害の人がわたしたちにはつまらないといい、視覚障害の人は聴いて分かるからいいといい二手にわかれたらということになりかかっているのですが、そんな時間あるのという声も。

幹事の一人の野望はユニバーサルスタジオジャパンですが。

こまさん
お金は書留で送りますが、月末まで遅れてしまいます。給料が出るので。遊行賞を応募して、検査だ診察だ栄養指導だと駆け回っていました。


[7612] 吉本新喜劇 フォーエバー 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/07/02(Sat) 21:14

私がはじめて吉本新喜劇を生で見たのは京都花月が再開して
まもない頃ですのでもう40年以上たちます。
アチャコと白木みのるの「京は花曇り」という芝居でした。
まだルーキー新一がルーキー清二と組んで漫才をしていたり
花紀京が前座でコントをやってた頃です。
花紀京の兄さんの奥さんが中山美保でしたよね。
京都花月は客が少なく、冬など冷たい風が舞台から客席に
吹きこんだりしていましたが、よく通ったものです。
帯谷孝史が自殺しようとして「死ぬ、死ぬ!」と叫ぶ場面で、
客席から「死ね、死ね!」と野次を飛ばしたら、「このお客さん
が死ね死ねと言うたんで死ぬ気がなくなったわ」と芝居の流れ
がかわり、泉ひろしが私を指差して「そしたらこのお客さんが
あんたの命の恩人や」と言ったり、
20年近く前まだ長女が二歳ぐらいの頃京都花月に連れていったら
新喜劇で誰かが大声をあげたときにびっくりして泣き出したら
芝居を中断して高石太がおりてきて娘をあやしてくれたり
(娘はよけいに泣き始めましたが)
いやまあ面白い想い出がいっぱいあります。
その娘が今ではなんば花月に行くようになりました。
しかし私は本当にあれから40年もたつのかなぁというのが実感
です。ちょっと手を伸ばせば届きそうな距離に思えるのですが。
ただ私の周りには昔の吉本新喜劇について話せる人があまりい
なくて、ちょっと寂しい気がします。


[7611] 絶望的吉本新喜劇論 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/07/02(Sat) 18:14

岡八郎の泣いてもいいですか?、「ガオー」に感動したのが、もう、四十年ほども前かと思うと、いまここに、四十年も生き延びているのが絶望的の長さに思えます。歳月はゆく、留まりませんな、時間というもの。なんと苛酷の情け容赦のこれっぽっちも無い。みんな消えてしまう。跡カタチひときれさへもない。

歌集が残れば、しあはせ。歌集さへ残せずば、まったくの零=ゼ=れい。煙よりはかないヒト。「墓を買え、でないと儚い人生ですぜ」と、墓売りの電話営業がけふも掛かってきた。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7610] ごぶさた、すみません 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/07/02(Sat) 07:35

しばらく書き込まずに失礼しました。

伊津野重美さま

伊津野さんの朗読への姿勢はきわめてオリジナリティにみちたもので
いつも、敬服しています。
朗読の通過儀礼ののちに、きちんと進化して残った試みとして
伊津野重美の朗読を位置づけるべきなのでしょう。

矢嶋博士さま、大阪のおっさんさま

辻本茂雄、内場勝則という座長を中心に、ベテランが巧く絡んで
展開している吉本新喜劇の現在は、吉本新喜劇史上でも、
最高の水準になっていめのではないかと私はひそかに思っています。
私の場合、リアルタイムより少しずれて、知人に録ってもらったビデオで
見ているので、眼前の現在がずれているようだったらご海容ください。
吉本には新喜劇的な芸人とそうでない芸人が居て
東野幸治やどんどこの山口ぐっさんは、いずれ吉本新喜劇に回帰してほしい
と、いつも思っています。
矢嶋さんも大阪のおっさんさんも古くから吉本新喜劇を見ているのでしょうが
中山美保が娘役の頃から見ている身としては、歳月の流れのはやさを
吉本新喜劇の舞台からも感じざるをえません。


[7609] 仮説。ノペラボー、不、非、反。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/07/01(Fri) 20:17

ノペラボー定型は、短歌でありえない。
不定型は、短歌でありえない。
非定型は、短歌であり得ない。
反定型は、短歌である。

で、ワシのは、なにや。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7608] Re[7607]:吉本新喜劇の変容 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/30(Thu) 20:20

> 藤原はん、お久しぶりどす。
>
> [7604]の矢嶋博士さんのご投稿、失礼ながら役者名が間違うてるのが多かったんで、おせっかいやと思いましたけど、……。
>
> 島田一の助→島田一の介
> 桑原和夫→桑原和男
> 池野めだか→池乃めだか

>
> ですわ。
>
> 関西で25日に放送された吉本新喜劇『幸福食堂物語』はええ出来どしたけど、私は吉本新喜劇がこれ以上泣き笑いの方へは傾斜するのは反対でんな。
> 笑いの根源はドタバタにあり、わたしはこう思てます。

あとミゼットのチャーリー浜、宙吊りのMr.オクレはもう国宝ですな。人間国宝。
吉本のどたばたは短歌の定型のようなものでこれがなくなれば、吉本ではない。定型でなければ短歌でないのと厳密に同じ意味で。議論の前の前提であります。そのうえで、わたしはこけるところは肉体的本能的にコケている。このごろ、脳軟化症がすすみ、人名が思い出せません。チャーリー浜を思い出すのにやく、一ヵ月かかってをります。新聞採ってないものですから。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7607] Re:吉本新喜劇の変容 投稿者:おおさかのおっさん 投稿日:2005/06/30(Thu) 11:46

藤原はん、お久しぶりどす。

[7604]の矢嶋博士さんのご投稿、失礼ながら役者名が間違うてるのが多かったんで、おせっかいやと思いましたけど、……。

島田一の助→島田一の介
桑原和夫→桑原和男
池野めだか→池乃めだか

ですわ。

関西で25日に放送された吉本新喜劇『幸福食堂物語』はええ出来どしたけど、私は吉本新喜劇がこれ以上泣き笑いの方へは傾斜するのは反対でんな。
笑いの根源はドタバタにあり、わたしはこう思てます。


[7606] 花は自から紅なり 投稿者:伊津野重美 投稿日:2005/06/26(Sun) 15:12

藤原龍一郎さま
こんにちは。伊津野重美です。
きのうは、さいかちさんの主催の短歌朗読・フリマの会に行ってきました。
サムライという空間に、黒瀬さんのお経に自作短歌を鏤めて構成された演目が
特におもしろかったです。

いつも宣伝で恐縮ですが、また失礼させてください。
今回は、早坂類さんならではの、短歌、詩、散文で構成されたテキストを
読ませていただくことになりました。
スタッフには、井口一夫さんを舞台監督に、菊池裕さん、斉藤斎藤さんがお力をかしてくださっています。
出演者よりもスタッフの方が豪華で素晴らしく、申し訳ない感じです。
そうそう。菊池裕さんは、6月25日(土)東京新聞夕刊の歌句ナビに寄稿されたそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
気候が不順な折、お身体労ってお過ごしください。

   ◆ 花は自(おのず)から紅なり◆

 わたしたちは辿り着くために深い迷路に入ることがある

   作・構成  早坂 類      朗読  伊津野重美

日     7月16日(土)
時間    開場 18:00  開演 18:30
料金    前売2000円   当日2300円  ※前売ご予約は7/14まで
ご予約・お問い合わせ  officeDragonfly@hotmail.com
会場  LAPIN ET HALOT(ラパン・エ・アロ)    表参道  
        東京都渋谷区神宮前5-44-2     03-5469-2570
    http://www.lapin-et.com/about/index.html

◆花は自から紅なり◆は、歌人・詩人・作詞家・小説家と多才な顔をもつ早坂類が、
この日の伊津野重美の朗読ために書き下ろした作品を中心にテキストを
作成・構成するという今までにないかたちのコラボレーションになります。
スタッフ一同みなさまのご来場をお待ちしております。

   主催  Dragonfly
   情報  http://www.hayasakarui.com/topic.htm

イベントの性質上、小学生以下のお子様のご同伴はご遠慮下さいますよう
どうぞよろしくお願いいたします。

http://www.hayasakarui.com/


[7605] Re[7602][7601]: 冬野様 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/06/26(Sun) 01:22

> 黒田様。第1歌集進んでをりますか?。たとへば、藤原龍一郎の第1歌集『夢見る頃を過ぎても』は1989年9月10日発行。平成元年。藤原龍一郎32歳でありまして、その収録歌数、ですが。1ページ4首組で、
>
>   650首。
>
> であります。この歌数および発行年の平成元年は、藤原龍一郎という現象を象徴してをります。ネ。黒田第1歌集は、これ以上の歌数になる、と、わたくし、予言・預言してをきます。2005年6月25日。


 ありがとうございます。ただ僕は、作歌数は膨大だけれど、歌集に載せるだけの歌が
まだ全然足りません。もう少し勉強せなかあんと思っています。

http://hideo.269g.net/


[7604] 吉本新喜劇の変容 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/25(Sat) 14:05

島田一の助という、渋い役者が悪者役の光が増してきまして、けふも、すばらしい劇を、生んでいます。笑って、そして、心のそこから泣かせます。演技+脚本。
ちょっとこれは、藤山寛美のかつての茜さしまくる栄光の松竹新喜劇の高み深みに至っているのではないか。近直の、吉本新喜劇は。
脇がまた綺羅星の如く天才が固めてをります。桑原和夫、池野めだか、辻本茂雄、他いちいちの名は出ませんが、すべてが名優。という、奇蹟。一人残らず、緊張の果ての演技をしてをります。これね、これは、ちょっとした見物(みもの)ですぜ。ものすごい密度です。
わたくし、もう46年間吉本新喜劇見てきていますが、いま、頂点近くきていますね、彼ら。おおさかなんばのきたならしい場末の小屋で。給料はメッチャ安く。東京レベル100ぶんの1ほどのギャラで。う〜ん。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7603] Re[7602][7601]: 冬野様 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/25(Sat) 06:39

誤:藤原龍一郎32歳  正:37歳。ごめんなさい。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7602] Re[7601]: 冬野様 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/25(Sat) 06:36

>  欠詠すまじという気概は素晴らしいと思います。冬野さんの作品を楽しみに
> 拝読します。
以上同文であります。ヤシマヒロシ。
黒田様。第1歌集進んでをりますか?。たとへば、藤原龍一郎の第1歌集『夢見る頃を過ぎても』は1989年9月10日発行。平成元年。藤原龍一郎32歳でありまして、その収録歌数、ですが。1ページ4首組で、

  650首。

であります。この歌数および発行年の平成元年は、藤原龍一郎という現象を象徴してをります。ネ。黒田第1歌集は、これ以上の歌数になる、と、わたくし、予言・預言してをきます。2005年6月25日。

花森こまさま。今日明日中に「遊行賞」まとめる予定・未定或は決定決行するつもりです。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7601] 冬野様 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/06/24(Fri) 22:09


 欠詠すまじという気概は素晴らしいと思います。冬野さんの作品を楽しみに
拝読します。

http://hideo.269g.net/


[7600] 参加費 投稿者:花森こま 投稿日:2005/06/24(Fri) 20:39

あと払いでもいいですよー。封筒の中に入れている人も結構あります。あんまり気にしないで、ゆっくり養生してください^^。ありがとう。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7599] 遊行賞その他 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/24(Fri) 08:02

こま様、参加料はいかにして払いましょうか。今日から3週間ほど入院なので病院から出られない。
それからよだん、糖尿が悪化したからか体重が減っていました。


[7598] Re[7597]: 楽園 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/23(Thu) 20:50

藤原龍一郎様
>
> 我が家も産経新聞をとっておりますので、宮部みゆきの文章は読みました。
> 「楽園」という言葉には私も強い思い入れがあります。
> 歌集のタイトルにしたいな、と、思っています。

それは、とてもすばらしい構想です。日本文学のためにも、ぜひに!。面白くなりますぜ。いま、日本文学は瘠せぎすになつてをります。すこしは肥らせませう。「楽園」で。タイトル、というものは重要なものですね。考えていますと、しょうもない映画や小説をみるよりスリリングです。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7597] 楽園 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/23(Thu) 09:43

矢嶋博士様

我が家も産経新聞をとっておりますので、宮部みゆきの文章は読みました。
「楽園」という言葉には私も強い思い入れがあります。
歌集のタイトルにしたいな、と、思っています。


[7596] お大事に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/23(Thu) 09:41

冬野由布様

くれぐれもおだいじにして、ご療養に専念なさってください。
入院のつらさは私もしみじみわかりますので。


[7595] また入院 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/23(Thu) 05:37

でに以来に原稿はおとさないつもりでおります


[7594] Re[7592]: 宮部みゆきの『楽園』 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/22(Wed) 19:39

が、7月1日から産経新聞朝刊に連載開始される。

[7593][7592]の見出しには読者を混同させるものありや?。詩、的には見出しは間違ってはいませんが、報道的には混同させるものあり。同時代の優れて生真面目の二人の文学者が同じ『楽園』という2字を持ち出したのが面白かったので。藤原の方が数歩早かったのを、言えたらそれでいい。藤原龍一郎の『楽園』の連載紙・誌は未定である。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7593] Re[7592]: 宮部みゆきの『楽園』藤原龍一郎の『楽園』。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/21(Tue) 19:48

> が、7月1日から産経新聞朝刊に連載開始される。宮部は現在日本で最も優れた小説家である。溢れる才能。その宮部みゆきの『楽園』と藤原龍一郎の『楽園』は、イコール、のものである。宮部のそれは、

  東京の下町の住宅の床下から十六年前に親に殺された中学生の少女の遺体が発見されたことから始まるミステリー。(産経・6月21日付け朝刊1面予告から引用)。

> 藤原の『楽園』は、根源的である。地球を東京を被う。
> 歌人と小説家、短歌と小説の根源の違いがそこにあらわれる。どちらの優位を言っているのではない。わたくしのこの文。ただ、これは、面白いと、思っただけで。

宮部の話=子殺しという暗い事件が出てくるのに、なぜタイトルが『楽園』なのか。この小説は、タイトルにたいへん大きな意味があります。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7592] 宮部みゆきの『楽園』藤原龍一郎の『楽園』。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/21(Tue) 19:37

が、7月1日から産経新聞朝刊に連載開始される。宮部は現在日本で最も優れた小説家である。溢れる才能。その宮部みゆきの『楽園』と藤原龍一郎の『楽園』は、イコール、のものである。宮部のそれは、

  東京の下町の住宅の床下から十六年前に親に殺された中学生の少女の遺体が発見されたことから始まるミステリー。(産経・6月21日付け朝刊1面予告から引用)。

藤原の『楽園』は、根源的である。地球を東京を被う。

歌人と小説家、短歌と小説の根源の違いがそこにあらわれる。どちらの優位を言っているのではない。わたくしのこの文。ただ、これは、面白いと、思っただけで。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7591] 歌のやうなものふたつ。藤原龍一郎賛江。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/19(Sun) 07:59

地球座の雇われ座付きホン書きのW・SにDALIやうの髭

東京座年中無休の囚人のF(或はH)・Rの顎に鬚見あたらず

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7590] Re[7588]: ありがとうございます。わたくしのほうこそ。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/19(Sun) 07:34

藤原龍一郎様。
> 私は、自分の作品の言葉に対して、格助詞一つにも意識的な使い方を
> しているつもりです。韻律に心をつくすのは、もちろんのことです。
> 詠いたい主題に対して、それがもっともするどく表現されるための
> 言葉の選択と組合せを考えること、それが短歌をつくることの本質なのだと
> 思っています。

わたしが「短歌人」に入りましたのは、ホン、偶然のことですが、いまや小池光と藤原龍一郎は必然の如くに成りつつあります。人間「生きててよかったなー」と思えることもあるのですね。わが『短歌批評』誌上、「藤原龍一郎をよむ」を本格化させねばなりません。

  真の歌人は、短歌を選んだと同時に、実は短歌によって選ばれてもいるのだ。(1993年・藤原龍一郎・ながらみ書房「現代の第一歌集」解説)
  林真理子のヌードのように容赦なく秋の没日がわれを責めるよ  (1989年・夢見る頃を過ぎても)
  夕暮れは黒き運河に潮満ちて霊魂のごと海月ただよう  (2000年・東京式)
  買収とポイズン・ピルを他人事(ひとごと)と見て病棟はあるいは楽園(エデン)  (2005年・短歌人5月号)

林真理子はその小説でなくこの歌によって永遠になる、といえば、彼女怒るか。楽園(エデン)と、藤原がいえばそこはもう地獄(パラダイス)。

  

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7589] 藤原さんの脳裏には 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/18(Sat) 22:29

州崎パラダイスがあるのではないでしょうか。後、仕事柄水のように流れゆく、ちょっと水ではきれいだな、都市伝説のようなものがあるなと思います。
固有名詞が多く、それがまたと姿勢を帯びているので、それもなんかまがまがしいし、田舎ものの私は瞠目し名目するのでした。
大阪もそういう面はありますね。


[7588] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/18(Sat) 10:38

矢嶋博士さま

拙作に対して、丁寧な読解をいただき、とても嬉しく思います。
先入観なしに、一首、一首の作品を読み解いてゆくことの重要さを
矢嶋さんの読みが証明してくれていると思います。

私は、自分の作品の言葉に対して、格助詞一つにも意識的な使い方を
しているつもりです。韻律に心をつくすのは、もちろんのことです。
詠いたい主題に対して、それがもっともするどく表現されるための
言葉の選択と組合せを考えること、それが短歌をつくることの本質なのだと
思っています。

くりかえしますが、矢嶋さんの読解は、私のそういう思いにまで、
ふれてくださっているもので、心から感謝いたします。


[7587] 小池の「句の溶接技術」の成立について。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/17(Fri) 22:10

「句の溶接技術」は、塚本の例句無しには出来上がらないものである。
厳密の塚本の57577=31オンの歌を俎上に乗せ分析することでできあがっている。それがなければ「句の溶接技術」の、厳密の1、句またがり2.句割れ―を小池は「定義」し得ていないだろう。
いま改めておもう。短歌の57577或は77577を禁欲的に歌う事の困難を。翻り、藤原文体を思えば。なんという厳格の57577或は77577。現代短歌史に、かくも57577或は77577に性癖=本能として57577或は77577になってしまう=鋳型を肉体的に持ってしまっている者は稀有であろう。僅かに塚本邦雄、藤原龍一郎を、数えるのみではないか。
こ宵、藤原の『東京式』を見ている。感銘は深く。105ページにこんな2行があってわたしは喜ぶ。

  しかし私は、それでも現在の東京のすべてを受け入れる。

都市は淫売! されど都市より逃れえぬ夢の一期や 狂いたけれど  (東京式・冒頭)
お台場のビルの窓から新橋の夜景が見えて死後のごとしも
暗闇の街区を歩み唐突にアテネ・フランスなる廃宮が
真夜中も虹の架橋は電飾をまとい悲壮なコスプレである

  この猥雑で不吉でキッチュな現実を詠わぬ手はない。

街は傷口その汚れたる血の味を本当は好きだということも  
液晶ノもにたーニ散ル百億の昼千億ノ 悲傷ノあしゅら

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7586] 死の薫りについて。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/16(Thu) 21:35

藤原龍一郎の短歌の総てに洩れなく着いている匂いはなにか?。

  死

の臭いである。一首の洩れなくそれは顕著である。塚本邦雄が死んだ。藤原のこの最近の全ての歌はそれを予感するものではなかったか。予言、あるいは預言。藤原がパライソ、或はパラダイスということばで天国を言おうとその31オンが奏でるものはまぎれもなく地獄のそれである。わたしはそれを、戦慄して聴いている者である。TOKIOの終末を歌うために、あるものが、藤原龍一郎を指名した。いやもおうもない。藤原龍一郎という現象はそれを受け入れる。拒否できるものではない、藤原龍一郎は選ばれてしまったのであるから。もう、ごちゃごちゃと言わないのだ。無私にうたうだけである。これは、東京の栄誉である。短歌の藤原龍一郎の栄誉である。明日のジョー以下のすべての俳優噺家の栄誉である。藤原の肉体の摩滅と引き換えの。藤原は自分の身を削っている、刻々に、これは比喩ではない。

  貧しさも祝福なればモノクロの自転車泥棒の頃のイタリア  (藤原)
  烏瓜こほるくれなゐレオナルド・ダ・ヴィンチと道一つたがへて  (塚本)

藤原の新仮名こそ、塚本の旧仮名を、悼むにふさわしい。渇き切った挽歌こそが、塚本が求めていたものである。藤原の文体以外他に、いま、あるか。
  

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7585] <が/濡れ>構造の批評性について。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/16(Thu) 05:06

藤原龍一郎様。
けさほど、「小池光をよむ」をやっていまして、

  やみがたき/熱心をもて/その妻に/三たびとりかぶ/との毒を盛る (草の庭)

を、、特に第4句と結句の句またがりを考えていまして、「現代短歌は構造自体に批評性を持つ」という、句を得ました。そして、昨日から考えていた事。慈悲として、に連打されている句またがり<が/濡れ>構造がやはりそれであった、と、思いが到りました。

  慈悲として/酸ふくむ雨/靖国が/濡れプリズンが/濡れ首都が濡れ

が/濡れ  が/濡れ・首都が濡れ。結句の句割れの阿鼻叫喚の追い打ち。これを、藤原短歌は「字余り字足らず」を厳格に排除しつつつきすすむ。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7584] Re[7582]: ゲイルズバーグの入梅 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/15(Wed) 05:57

> 岩井聡様、矢嶋博士様
>
> 拙作に対しての丁寧な読みをいただき感謝に耐えません。
> 「幾日幾夜」は矢嶋説どおり「イクジツイクヤ」のつもりでした。
> 漢語読みの切れの良い音が私の狙いです。
> 「果敢無」の中でも、特に思いいれ深い作品をとりあげていただき
> 岩井様にはお礼を言いたいくらいです。
> この時代の中の「私」を、あの手この手で詠っているつもりなのですが
> なかなか読者にうまく受け取ってもらえず、
> いつも、もどかしい思いをいだいておりましたので
> 今回の読みは、本当に嬉しく思います。
> さらに次の一首を詠もうという勇気がわいてきました。

藤原龍一郎様。
<幾日幾夜>に古歌の俤。
  新冶 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる  (古事記 25)
  日日並べて 夜には九夜 日には十日を  (古事記 26)
この歌をもやはり、遠くおもわざるをえません。藤原短歌の射程距離の遠さよ。この場合、いくよ、とよんでをります。で、わたしも<イクジツイクヤ>に辿りつくまでに「イクジツイクヨ」と、こうなってしまった、と思われます。<ヤ>と、強くいい放つことがどうしても必要ですね、<幾日幾夜>。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7583] 山本孝一さま 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/14(Tue) 21:17

山本孝一さま

『笑いの力』と森乃福郎、桂文紅のCD確かに拝受いたしました。
心から御礼申し上げます。
いつも、お世話になるばかりで、恐縮です。

森乃福郎の落語は、昭和42年頃に、角座で一回だけ聞いたことが
あります。「大工調べ」みたいな噺だったと、うろおぼえに思うのですが
違う噺なのかもしれません。
文紅師匠は、一昨年の三月に、東京での独演会があり、「三十石」の
船頭歌がたっぷり入ったバージョンを聞かせていただきました。
いわゆる「引き」の芸というものを実感した貴重な会でした。

私のPCの中で、山本さんのメールアドレスが行方不明になって
しまいました。
お手数ですが、この書き込みをお読みになったら、
藤原宛にメールをいただけませんでしょうか。


[7582] ゲイルズバーグの入梅 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/14(Tue) 21:10

岩井聡様、矢嶋博士様

拙作に対しての丁寧な読みをいただき感謝に耐えません。
「幾日幾夜」は矢嶋説どおり「イクジツイクヤ」のつもりでした。
漢語読みの切れの良い音が私の狙いです。
「果敢無」の中でも、特に思いいれ深い作品をとりあげていただき
岩井様にはお礼を言いたいくらいです。
この時代の中の「私」を、あの手この手で詠っているつもりなのですが
なかなか読者にうまく受け取ってもらえず、
いつも、もどかしい思いをいだいておりましたので
今回の読みは、本当に嬉しく思います。
さらに次の一首を詠もうという勇気がわいてきました。


[7581] 落語ブーム? 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/14(Tue) 21:04

密偵おまささま
お久しぶりです。
落語ブームかどうか、私は職業上の事情もあり、ブーム説に加担したいのは
やまやまなのですが、実際はどうなんでしょうか。
ただ、5月31日の新宿末広亭の余一会が、昼夜ともに超満員になり、
チケットを買う人の列が、末広亭を一周したとか、
大銀座落語祭の面白そうなプログラムのチケットが即日ソールドアウトに
なったとかの現象面からは、ブームが来ているといっても
よいような気がします。

「慶安太平記」のような講釈ダネをリレーで演じることができるほどに
立川談春が成長したということは、家元にとっては、きわめて嬉しいこと
なのだと、土曜日には実感しました。
あの講談、浪花節、落語の話体の差異の演じわけは、耳の快楽でありましたね。


[7580] Re[7579]: ゲイルズバーグの春は今年も 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/14(Tue) 19:20

> またお邪魔させていただいております。
> 『歌壇』7月号の「果敢無」拝読させていただきました。
> 「慈悲として酸ふくむ雨靖国が濡れプリズンが濡れ首都が濡れ」の一首、心に刺さりました。
> 戦争の記憶を風化させるなという体験者の方々の声を、正直に言えば自分には遠いものとして今まで聞いていたのですが、まさか露骨な外交手段によって風化どころか「強化」させられる時代が来るとは思ってもみませんでした。
> また、私自身かつて(大した病気ではありませんでしたが)長期に通院した経験があるせいか、「流れる血にもあれこれの数値あり嘲弄されて幾日幾夜」もまた印象深い一首です。
> 我が身に起こっている異変を文字どおり「痛感」している側と、デジタルな画像や数値(私の場合は主に尿のそれでした)で「解釈」しようとする側の意識のギャップには本当に疲弊させられました。もちろんベストをつくしてくれたことに感謝はしているのですが。
> これから、だんだん暑さが増していくようです。どうぞくれぐれもご自愛下さい。

やはり、厳密である。

  慈悲として/酸ふくむ雨/靖国が/濡れプリズンが/濡れ首都が濡れ
  流れる血/にもあれこれの/数値あり/嘲弄されて/幾日幾夜

句またがり、句割れが入り混じり複雑の形だが、厳密の藤原の57577は不動!である。幾日幾夜は、だから、「いくひいくよ」ではない。<いくじついくよ>と即物的に読まれる。「いくひいくよ」の湿ったオン(これも捨て難いですが)の字足らずではなく、厳密の7オン<イクジツイクヨ>である。「いくひいくよる」の7オンではない、と思われる。<イクジツイクヤ>も面白い。ひょっとしてこれか。

岩井聡さま、失礼しました。藤原さん、<幾日幾夜>はどうよみますか?。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7579] ゲイルズバーグの春は今年も 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/06/14(Tue) 15:21

またお邪魔させていただいております。
『歌壇』7月号の「果敢無」拝読させていただきました。
「慈悲として酸ふくむ雨靖国が濡れプリズンが濡れ首都が濡れ」の一首、心に刺さりました。
戦争の記憶を風化させるなという体験者の方々の声を、正直に言えば自分には遠いものとして今まで聞いていたのですが、まさか露骨な外交手段によって風化どころか「強化」させられる時代が来るとは思ってもみませんでした。
また、私自身かつて(大した病気ではありませんでしたが)長期に通院した経験があるせいか、「流れる血にもあれこれの数値あり嘲弄されて幾日幾夜」もまた印象深い一首です。
我が身に起こっている異変を文字どおり「痛感」している側と、デジタルな画像や数値(私の場合は主に尿のそれでした)で「解釈」しようとする側の意識のギャップには本当に疲弊させられました。もちろんベストをつくしてくれたことに感謝はしているのですが。
これから、だんだん暑さが増していくようです。どうぞくれぐれもご自愛下さい。


[7578] 落語ブームなんでしょうかねぇ・・・ 投稿者:密偵おまさ 投稿日:2005/06/14(Tue) 12:00

ご無沙汰しております。
お体の方は、いかがでいらっしゃいますか?
落語は今、ブームなのでしょうか。
自分がずーっと落語ブームなので、よくわからないのですが(笑)。

土曜日、談春師の独演会のロビーで「スマスマに〜〜」という話し声が背後から聞こえたので、
もしや藤原さまかなぁ?と思いつつ、人がたくさんだったので、振り返ってみたものの、で
ございました。

談志師匠が、最後に道中付けを演じ分けてくださったのは、本当にいいものを聞かせていただけて、
感激いたしました。
そして、つい、講談と浪曲のCDを借りてきてしまいました。残念ながら「慶安太平記」はなかったのですが・・・。
わらに、談志師匠にああいうお話をしたくなるような場を設けてくださった談春師にも、感謝!
でございます。

先日、談志師匠が「古典芸能の素養がない人は、落語を聞きに来なくていい」という意味のことを
おっしゃったのですが、談志師匠のあの道中づけをうかがうと、談志師匠の落語は、聞く側にも古典芸能への(少なくとも)興味がないと、しんどいなぁと思いました。
談志師匠の弟子であることは大変だけれど、うらやましいです。

改めて、談春師の落語を追いかけていて良かったなと思う今日この頃。
藤原様には足を向けて寝られません。


[7577] 未婚だと思われる 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/13(Mon) 21:30

私の近所の家数件を除いては。
大概の人が未婚だと思っているので黙っているが、結婚してるというと驚愕されるのでなんだか嫌である。

天真爛漫顔なのだろうか?


[7576] ターザン山本など 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/12(Sun) 21:41

冬野宿六さま

ターザン山本はプロレスラーではなく、「週刊プロレス」の元編集長です。
編集長時代はまさに天才で、活字プロレス、想像力の優位を誌面で提唱し
私などは四十代にして、おおいに興奮させられたものです。
仕事の絡みもあり、しばしばお会いしましたが、
まさに天才にふさわしく異貌のたたずまいの人物でありました。

上森子鉄は、キネマ旬報社のオーナーだった人ですね。
レオダーバンなど、レオという冠名のつく馬の馬主でもありました。


[7575] 山本孝一さま 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/06/12(Sun) 20:47

> 桂枝雀師匠の七回忌追善落語会、7月の南座公演の
> チケットは即完売で取り損ねるし、

上の公演のチケット、「YAHOOオークション」に出品されてますよ。
(まあまあ、良い席みたいです。)

単独チケットの締切はあと2日。
ペアチケットの締切はあと4日。

いずれも、今のところは、定価+¥500くらいの価格で収まっているので、一発、気合いをかけて入札すれば、落札可能だと思います。


[7574] あと、上森子鉄 投稿者:冬野宿六 投稿日:2005/06/12(Sun) 20:34

は、キネマ旬報のもと発行者では?


[7573] ターザン山本 投稿者:冬野宿六 投稿日:2005/06/12(Sun) 20:30

は、Fax歌誌「猫又」のメンバーで本職がプロレスラーだとか。
「短歌という爆弾」で認識しました。


[7572] あははははー 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/12(Sun) 20:15

それでこそ、歌人冬野由布の、あれ。天真爛漫にあれ、(^_^)/^^。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7571] Re[7570][7569]: 加賀百万石かと思った 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/12(Sun) 18:26

> > 子規は岡山だからなあ。
> > 起き抜けにびっくりしたではありませんか。
> > 難しい言葉を理解してなお「しっくりこんな」と思う場合もありまして…
>
> 子規は伊予。いまの松山、愛媛県の首邑でありますぞ、ゆふさま。岡山の瀬戸内海向こうぞなもし!。明治の偉大な奇蹟の滴滴集1=漱石・子規。滴滴集2=秋山好古・秋山・真之。この四人がおらんかったら、今のわれわれはありませんぜ。ぶんがくてきにも、政治的肉体的にも。生まれられていませんほど。漱石は東京生まれですが。あとの三人は愛媛(ええ女という意味)県・伊予国から出現した救世主であります。
すみません、松山はわかっていたのですが、頭が日本バカ地図状態で松山が岡山県だと思い込んでました。


[7570] Re[7569]: 加賀百万石かと思った 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/12(Sun) 14:31

> 子規は岡山だからなあ。
> 起き抜けにびっくりしたではありませんか。
> 難しい言葉を理解してなお「しっくりこんな」と思う場合もありまして…

子規は伊予。いまの松山、愛媛県の首邑でありますぞ、ゆふさま。岡山の瀬戸内海向こうぞなもし!。明治の偉大な奇蹟の滴滴集1=漱石・子規。滴滴集2=秋山好古・秋山・真之。この四人がおらんかったら、今のわれわれはありませんぜ。ぶんがくてきにも、政治的肉体的にも。生まれられていませんほど。漱石は東京生まれですが。あとの三人は愛媛(ええ女という意味)県・伊予国から出現した救世主であります。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7569] 加賀百万石かと思った 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:33

子規は岡山だからなあ。

起き抜けにびっくりしたではありませんか。

難しい言葉を理解してなお「しっくりこんな」と思う場合もありまして…


[7568] 春や昔十五万石の城下かな 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/12(Sun) 04:27

でした。85万石もサバを詠んでしまいました。スミマセン。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7567] 総○○化。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/11(Sat) 21:19

いまは亡き大宅壮一(ふっるーッ!この名前いったいいま、百人に聞きまして!またまたふっるーッ!たれが知っているでしょうか?)ならば、
短歌よむやつみんな総白痴化。というでしょう。
子規は、昔々歌詠みほど暢気なものらはそうざらにをらんぞなもし、といいましたが。(歌よみに与ふる書)。

  春やむかし百万石の城下かな

はてさてもこの句は虚子は採ったかな。


http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7566] 短歌温暖化 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/06/11(Sat) 20:54

というより、「短歌ぬるま湯化」と言ったほうが当たっていると思いますです。


[7565] 温度差 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/11(Sat) 17:41

というよりどんな言葉を選択したいのかが、違うのかもしれない。
自分の気持ちはこの言葉だ、というものがそもそも違うとしたら、短歌温暖化を憂えても仕方ありませんね。


[7564] 短歌温暖化 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/11(Sat) 15:47

短歌温暖化とは、短歌に関する熱情が横溢しているのではなくいや、熱情はむしろ凍っている面があり、何を持って温暖化してるのか、と思う。
仲良しコミュニティーと言えば言い過ぎか?


[7563] 現場へ足を運ぶ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/11(Sat) 09:26

山本孝一さま
やはり、七回忌追善落語会のチケットは即日完売ですか。
枝雀は演者として、大阪落語を時代に即応させた功績はもちろんですが
文我という弟子を育てたことが、落語界にとって、きわめて大きな
功績だったと私は思っています。

やはり、現場へ足を運び、ナマの高座に接するということが
基本なのだなあ、と、つくづく思います。
異なる時代に生まれあわせたのだから
志ん生を聞くことはできませんでしたが、
現在にも、きっと、この時代にふさわしい落語の表現者がいるはずです。
と、いうことで、今夜は立川談春独演会に行ってきます。
演目は「九州吹き戻し」と「文七元結」です。


[7562] 短歌温暖化 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/11(Sat) 09:19

矢嶋博士さんのご指摘のとおり、短歌温暖化は、近年、ますますひどく
なっているようです。
昨日の毎日新聞の夕刊に岡井隆さんによる追悼文か載り
「四十代以下の世代による、塚本邦雄の仕事に対する本格的な再検討が
 期待される」
と書かれてありましたが、その世代の歌人たちが、どのように塚本邦雄
の論作に刺激を受け、摂取してきたのか、私もまた興味深く思います。
私自身は十九歳という感受性ににごりのない時代に塚本邦雄作品に
出会えたことを、幸運に思っています。

なしくずしの温暖化の中で、少なくとも私は塚本邦雄をくりかえし
思い起こすことで、自分を励ましていくつもりです。


[7561] 枝雀師匠 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/06/11(Sat) 08:05

桂枝雀師匠の七回忌追善落語会、7月の南座公演の
チケットは即完売で取り損ねるし、
Amazonに注文した怪奇漫画家チャールズ・アダムスの
ヒトコマ漫画本はすべて入手不可との返事が届くわと
がっかりしている今日この頃です。

>ああいう最期を遂げられるのならば、なぜ、もっと、
>聴いておかなかったんだろうと、後悔しています。
中岡様、私も同感です。
昭和50年頃から56年頃にかけては京都での
枝雀独演会、枝雀・朝丸兄弟会、米朝・枝雀親子会には
よく通いましたが、いつのまにか、いつでも見られる
という気持ちになりあまり行かなくなってしまいました。
ですから平成の枝雀師匠のナマの高座はほとんど知りません。
ほんと、惜しいことをしました。
今夜はDVDで師匠の「牛の丸薬」か「質屋蔵」でも
観ることにしましょう。

そろそろ、ちくまから平岡正明さんの「桂枝雀の天地人」が
頃ですね。


[7560] 時は流れる 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/10(Fri) 20:45

お年のことを考えれば、若すぎるとはいえないので、ただ簡単に「ご冥福をお祈りします」というくらいか。
死んで本を残すか、トイレットペーパーを残すか、そこがもんだい。


[7559] 52年ののち。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/10(Fri) 20:12

1953年。 茂吉、迢空死ぬ。短歌死ぬ。短歌の冬の時代始まる。
2005年。 塚本邦雄死す。短歌の氷河期始まる。
       或はいう、氷河期をはる。短歌温暖化の夏闌けゆく。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7558] 塚本邦雄 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/10(Fri) 07:46

塚本邦雄さんが、昨日の午後亡くなったそうです。
心からご冥福をお祈りします。


[7557] 40にして不惑?桂枝雀 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/06/09(Thu) 23:13

 枝雀の落語は、ナマで2回しか聴けませんでした。
 ああいう最期を遂げられるのならば、なぜ、もっと、聴いておかなかったんだろうと、後悔しています。

 「米朝CD全集」40枚と、「枝雀CD全集」40枚を、気が向いた時に、聴き直しています。
 両者で、同じ噺を聞き比べると比べると、米朝の考証的にして正攻法の才能と、枝雀の狂気(放送禁止用語)に近いひらめきの才能の違いがよく分かります。
 また、一見、破天荒に見えて、枝雀の落語は、細部・隅々まで、笑いの効果を計算し尽くし、熟考した上で、オリジナリティを出していることがよく分かります。

 「壺算」のオチを、「これが、ほんまの思う壺……」と口をすぼめたような奇妙な口調(CDなので、映像が不明)で語るのを聴いた時は、シュールな感覚が背筋を走って、異次元へ引きずり込まれたような衝撃がありました。

 あと、個人的には、「高津の冨」が好きです。
 富くじの番号を確認しているあたりから、オチへかけての感情の追い込みの密度がもの凄いですね。
 ああいう噺を聴くと、60前後にして、自ら命を絶たざるを得なかったことが、なんとなく理解出来るような気がします。

 それにしても、2〜3日前、CDを聴き直しながら、枝雀十八番(1週間、毎日連夜、合計18噺を演じる)をサンケイホールで演じたのが、42歳の時だったということに気づき、愕然としました。
 その時には、もう完璧に、枝雀の世界は、出来上がっていました。

 ちなみに、私は、現在、41歳。
 あ〜あ……。(>_<)
 


[7556] 春風亭昇太 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/09(Thu) 15:47

春風亭昇太の落語は、ここ数年、自信にみちたものになってきています。
「壺算」「提灯屋」「そば清」などのオーバーアクションは、みごとに
オリジナリティある起爆力をもっていて、大いに笑わせてもらいました。
21世紀の爆笑王ということになると私は思いますよ。


[7555] Re[7552]: 機械が壊れているようだ 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/09(Thu) 05:57

> 矢嶋さん、お家のブログはコメントを残そうとすると「書庫が無い」といってうけつけてくれませんの。どしてですかね。

ゆふさまご愛読ありがとうございます。ハテ、くりつくする個所まちがつてませんか。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7554] Re[7549]: 枝雀のビンボ神。 投稿者:森田直也 投稿日:2005/06/08(Wed) 22:49

> > 私もラッキーなことに、桂米朝、小文紅、桂枝雀、桂ざこば師等等の
> > 若い頃のなまの舞台を、今はなき千日劇場で見ています。
> > 枝雀はまだ小米、ざこばは朝丸時代でした。
> > 米朝師匠は、ひらばの寄席だったので、「目ぐすり」などという
> > 艶笑落語をやったりしていました。
> >
> 枝雀の<貧乏神>こそ忘れられません。長屋のビンボーのおとこに来たばっかりに、繕いモノしては、そのニンゲン(とんでのないなまけもの)のビンボウ人を、養い、さらに苦労する貧乏神の枝雀をわたし四ツ橋の厚生年金中ホールで見ました、繕いモノする針に、錆びているものですから鬢の膏をこすりつける仕草(ビンボー神そんな膏っけあるんかいッ)に、わたしは笑いましたが目尻から涙がぽおろり島倉チヨコ状態で。
>
> 枝雀はそのとき生きていました。が。なぜ死なねばならなかったのか。あれほどの天才はそうザラに、天は与えないでしょうに。しかし、死なしめる、こんなこともある、それも、頻繁にある。永井陽子、仙波龍英。ニンゲンとは何か?。すばらしいものであります。死を思う時、生を思う時、すべてすばらしい。ヘンな生き物で、にんげん。
>
> これが歌わずにいられますか?をのをのがた。


枝雀は「不動坊」「壷算」こそ至芸。ほかの噺家がどんなにうまく演じても、枝雀のものには到底及びません。仁鶴の「不動坊」も、歌丸の「壷算」もそつはないのですが、どこか物足りない。質は違うけど、春風亭昇太の「壷算」はオーバーアクションばかり目立つけど、どこか勢いがあります。あくまで独自解釈の演出ではありますが、理屈なしに腹がよじれる。ひょっとして、この勢いで昇太が爆笑王に躍りでるかも。  


[7553] 受賞作なし 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/08(Wed) 22:19

今年の現代歌人協会賞は受賞作なし、だったんですね。
うかつにも、今日、そのことを知りました。


[7552] 機械が壊れているようだ 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/08(Wed) 16:22

今度は回ったが最後止まらない…しくしく。
矢嶋さん、お家のブログはコメントを残そうとすると「書庫が無い」といってうけつけてくれませんの。どしてですかね。


[7551] まわらないCD,ディスク 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/07(Tue) 20:11

ほかのものは聞けるので機械のほうに問題はないと思う。もしかして永井さんが「聞いちゃだめぇ!」と呪縛をかけてるとか。なんとなく銭湯に行ったことがない(おうちにお風呂がある)環境に育った女の子が学生になって銭湯に行き、周りは同性ばかりというのに「見ちゃだめぇ」と恥ずかしがる感じ。
私は銭湯で大きくなったので、何の恥ずかしいことがあろうか、ですが。
今の子供はスーパー銭湯で裸慣れしていると思う。


[7550] Re[7548]: 魔王ですね 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/07(Tue) 19:34

> 冬野さま>たしか中学の音楽の授業でやりました。ピアノの三連符がやたら多い曲です。♪雨の日にぃ〜馬を駆りぃ〜♪というものだったと思います。子供の台詞は♪おと〜さんおと〜ん怖いよ〜魔王がなにか言うよ〜♪深刻な歌なのに結構生徒の笑いをよんでいました。
ありがとうございます。小学校4年くらいで聞いたので、魔王がとても怖かったです。中学生になるとやはり違うのでしょうね。


[7549] 枝雀のビンボ神。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/07(Tue) 19:24

> 私もラッキーなことに、桂米朝、小文紅、桂枝雀、桂ざこば師等等の
> 若い頃のなまの舞台を、今はなき千日劇場で見ています。
> 枝雀はまだ小米、ざこばは朝丸時代でした。
> 米朝師匠は、ひらばの寄席だったので、「目ぐすり」などという
> 艶笑落語をやったりしていました。
>
枝雀の<貧乏神>こそ忘れられません。長屋のビンボーのおとこに来たばっかりに、繕いモノしては、そのニンゲン(とんでのないなまけもの)のビンボウ人を、養い、さらに苦労する貧乏神の枝雀をわたし四ツ橋の厚生年金中ホールで見ました、繕いモノする針に、錆びているものですから鬢の膏をこすりつける仕草(ビンボー神そんな膏っけあるんかいッ)に、わたしは笑いましたが目尻から涙がぽおろり島倉チヨコ状態で。

枝雀はそのとき生きていました。が。なぜ死なねばならなかったのか。あれほどの天才はそうザラに、天は与えないでしょうに。しかし、死なしめる、こんなこともある、それも、頻繁にある。永井陽子、仙波龍英。ニンゲンとは何か?。すばらしいものであります。死を思う時、生を思う時、すべてすばらしい。ヘンな生き物で、にんげん。

これが歌わずにいられますか?をのをのがた。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7548] 魔王ですね 投稿者:なつみ 投稿日:2005/06/07(Tue) 18:39

冬野さま>たしか中学の音楽の授業でやりました。ピアノの三連符がやたら多い曲です。♪雨の日にぃ〜馬を駆りぃ〜♪というものだったと思います。子供の台詞は♪おと〜さんおと〜ん怖いよ〜魔王がなにか言うよ〜♪深刻な歌なのに結構生徒の笑いをよんでいました。

http://www.hpmix.com/home/natsumi51/


[7547] お尋ねします 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/07(Tue) 13:49

皆さん盛り上がっておられるところ野暮なお話ですが、
シューベルトの作品の中に「病気の子供を馬にのせて父親が走ってゆく、そこを狙って魔王がこどもを誘惑し、結局子供は魔王に連れてゆかれて死んでしまう」というものはありましたっけ。
小学生の音楽の時間に聞いて、えらく感動したのです。
ちょっとシューベルトを聞きたくなって、永井さんの形見で青柳さんが送ってくれたCDなんですが、なぜか動かん。
シューベルトも図書館で借りられる当節ですが。


[7546] なまの舞台 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/07(Tue) 09:54

私もラッキーなことに、桂米朝、小文紅、桂枝雀、桂ざこば師等等の
若い頃のなまの舞台を、今はなき千日劇場で見ています。
枝雀はまだ小米、ざこばは朝丸時代でした。
米朝師匠は、ひらばの寄席だったので、「目ぐすり」などという
艶笑落語をやったりしていました。


[7545] 米朝さん 投稿者:花森こま 投稿日:2005/06/07(Tue) 08:28

男盛りの頃に、目の前で聞きましたが(変な言い方かな)すごかったです。「地獄百景」でしたっけ、閻魔さまに変わる瞬間の表情、忘れられません。もう1題は「みかん千両」。軽く流していて楽しかったです。
若い頃に身銭を切っておくということはとても大切なことですね。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7544] Re[7543]: 小米朝の七段目 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/06/06(Mon) 01:03

> 天才であると思っているのですが、才能ありすぎかも。
> しかし、小米朝すばらしい、チェックお忘れにならず、御贔屓のほどを。

小米朝の七段目は、観ました。
よく勉強していますね。
団十郎の物まねなど、なかなか巧かったです。

確か、「掛取万歳」で、借金を断るのに、全部、クラシックの作曲者の名前を駄洒落を使うというネタがありました。
小米朝の落語は、品があるのが良いですね。
それから、爽快なシャープな感覚があります。
サラブレッドというか、あきらかに、優れた資質のある落語家です。

御尊父の米朝師匠は、著しく、老いていらっしゃいます。
15年くらい前のCDと聴き比べると、声量が、1/3くらいに落ちていて、呂律が回りにくいところが、あちこち、出てきています。
話している最中に、やたらと咳も多い。

「80も、生きると思てやしまへんでしたからな。ま、せいぜい、今年、いっぱいくらいで、しまいになると思うんですが」
と、ご本人は、マクラで、仰っていらっしゃいますが、ホントにヤバイです。

まだ、米朝師匠のナマの舞台に触れていらっしゃらない方は、ぜひぜひ。


[7543] 小米朝の七段目 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/06/05(Sun) 14:32

も、いろっぽいですよー。これはちょー弩一品です。ほかのあるものも。
単なる二代目ではないので、こべいちょお。
天才であると思っているのですが、才能ありすぎかも。
しかし、小米朝すばらしい、チェックお忘れにならず、御贔屓のほどを。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7542] Re[7541]: 新作という武器 投稿者:森田直也 投稿日:2005/06/05(Sun) 11:49

> 中岡毅雄様
> 書き込みありがとうございます。
> 私も一昨年、三枝師匠の「妻の旅行」という新作を東西落語研鑽会で
> 聞いて、大爆笑、あらためて、三枝という人の現代を観察する力の凄さに
> 敬服しました。
> マスコミの寵児でありつつ、クリエイションの力を発揮し続けることは
> まさに、一種の天才の技ということになると思います。



三枝は変わりました。少なくとも上方落語協会会長就任の前後から。落語もできるタレントという印象しか、私は持っていませんでしたが、落語へのこだわり、執着をそれなりにもっていることが、最近、伝わるようになりました。創作、新作落語は亜流とはいいませんが、どこか落語から逃げているような感じを持ちました。創作落語に傾斜し始めたころには、上方に桂枝雀という「巨人」がいました。大看板の前に、正攻法では向かっていない事情があったのでしょうが…。創作落語への傾斜は対枝雀への「敗北宣言」であったのです。でも、その「敗北感」をバネに彼なりの芸を作り上げたことには拍手を送りたい。


[7541] 新作という武器 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/05(Sun) 10:57

中岡毅雄様
書き込みありがとうございます。
私も一昨年、三枝師匠の「妻の旅行」という新作を東西落語研鑽会で
聞いて、大爆笑、あらためて、三枝という人の現代を観察する力の凄さに
敬服しました。
マスコミの寵児でありつつ、クリエイションの力を発揮し続けることは
まさに、一種の天才の技ということになると思います。


[7540] 桂三枝師匠のすごさ 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/06/04(Sat) 23:03

最近、桂三枝師匠の創作落語を聞く機会がありました。
三枝師匠を生で聴いたのは、はじめてです。

「宿題」という噺でした。
小学生の息子の塾の宿題を、会社で経理係をしている父親が手伝わされるのですが、一体、どうやって、説明していいか分からなくて、困惑する……という内容です。

「鶴と亀がいて、夜になってきました。頭は18、足は48ありました。鶴は何羽で亀は何匹でしょう」
XとYを使って、説明しようとすると、子供は、小学生は、そんなのまだ習ってないという。
困り果てた父親は、
「そんなの夜になる前に、数えたら、分かるやろ!」

爆笑につぐ、爆笑で、会場は、笑いの坩堝みたいになっていました。
古典落語とは、ひと味違うフレッシュな笑いの感覚がありました。
ごくごく、日常的な話題を扱いながら、そこから、ちょっとしたズレを拾い出して、ひとつの噺を構成していく。

困り果てて、汗びっしょりになっている父親の演じ方に、非常にリアリティがあるわけですが、どんどん難しくなっていく宿題、中学受験の文章問題のシチュエーション自体に含まれているバカバカしさが、笑いのネタになっています。
チクリとした批判精神も、噺の背後にあるのを感じました。

それにしても、こういう噺を120も作って演じるというのは、常人の成せる業ではないと思いました。
三枝師匠は、「新婚さ〜ん!いらっしゃ〜い」だけではなく、本業の方も、凄いのだということがよく分かりました。

他の噺も、また、聴きに行こうと思っています。


[7539] 無題 投稿者:秋桜 投稿日:2005/06/04(Sat) 03:10

自転車泥棒ピンポンダッシュ。いやなんとなく。

あの〜お久しぶりです黒田さん。ハニー経由大阪デヴィお姉さまには
相変わらず伝言は伝わってないのでしょうか?




腹立つ。いやいや。不満です。


[7538] セレクション柳人 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/06/03(Fri) 09:21

邑書林から、セレクション俳人、セレクション歌人の姉妹シリーズとして
セレクション柳人が刊行され始めました。
すでに
『渡辺隆夫集』
『樋口由紀子集』の二冊が出ています。
これで、俳句、短歌、川柳と、現代に活躍する短詩型の表現者たちの
仕事を、きちんと読むことができるようになりました。
川柳に興味のない歌人・俳人にこそ読んでいただきたいと思います。


[7537] 統計の嘘 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/01(Wed) 16:58

という言葉は、詳しくはどういう風につかっていいのかわからないけれど、
「変わってるねえ」といわれると
「AB型だから」と返す。
日本人には一割しかいないから、少数派であることは確かだけど、どの血液型でも変ったことをしたり言ったりする人はいる。


[7536] 目が悪いのか 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/06/01(Wed) 13:55

映画が暗くてよくわからないものがある。
どうもアニメのようなはっきりした色はわかるが、モノクロのようなものは真っ暗で良く見えない。
眼科では老眼を気をつけてといわれたけど、老化現象で色がはっきりわからなくなったのか?モノクロだからコントラストといったほうがいいな。


[7535] 退屈の現絵 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/31(Tue) 20:24

死に至る退屈として寅ありき笑点ありぬいいともありぬ (ショウペンハウエル)

死んだはうがましやといひて少年はある日毒づく剛毅を持てり (少年H・Y)

既に死んでゐる大阪人は笑ふなり唯一神のなんば花月教に (大阪市民)

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7534] 「日本沈没」を学校で見た気がする 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/31(Tue) 15:17

子供だったので、ただ訳もわからず怖かった。ああいったことは本当にあることだと思っていた。
見る時期を間違えると、こういう結果になる。


[7533] 今月の藤原さん 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/05/31(Tue) 00:25

 これは、聞くまでもなく「自転車泥棒」でしょう。いい一連だと思います。
短歌はもっと映画を歌わなきゃだめだ。イタリアの、ネオリアリズモと、
戦後日本の映画は同じ敗戦国として共通した悲しみがある。僕が知るかぎり、
日本映画を歌ったのは、藤原さんの「仁義なき戦い」と道浦母都子さんの
「泥の河」だけ。歌人なんぞ、洋画かぶれで邦画をバカにしまくってんだろう。
腹が立つ。

http://hideo.269g.net/


[7532] Re[7531]: 自転車泥棒藤原龍一郎賛江。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/30(Mon) 19:50

> 矢島博士さま
>
> 「短歌人」の今月の歌はご推察どおり、映画「自転車泥棒」です。
> ムダなカットがまったくないので、びっくりしました。
> さすがにネオレアリスモであります。
> 子供の動きも表情も抜群ですね。

あの場面、子役は演技でなく、飛びあがりましたよね、。あれが監督・ビットリオ・デシーカ、でしーたか?の力量というものでせうか?。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7531] 自転車泥棒 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/30(Mon) 09:41

矢島博士さま

「短歌人」の今月の歌はご推察どおり、映画「自転車泥棒」です。
ムダなカットがまったくないので、びっくりしました。
さすがにネオレアリスモであります。
子供の動きも表情も抜群ですね。


[7529] Re[7527][7500][7499][7498]: 五月の晴れた日に 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/29(Sun) 19:08

> > 矢嶋さん。私は『滴滴集』手違いで二冊買ったので川柳書いてる人で短歌にも興味がある人に売ります。読むには一冊あればいいし。
>
> ゆふさま。
> はじめまして、小林と申します。
> 『滴滴集』が、まだ余ってましたら、お譲り願えませんか。
> 私の母がこの間探しておりました。宜しくお願いいたします。
残念です。あと私の分一冊しかもっておりません。
人気が高いのはうれしいのですがないものはない。


[7528] わが記憶の『自転車泥棒』 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/29(Sun) 13:21

父親が焦って焦り捲くって、ぐんぐん歩き、振り返ると、子供がいない。
シーン:A。
 近景に子供(大きく)、石の壁にオシッコ中。画面右であったか?。
 遠景に父、画面左奥遠方。

  くたびれた黒の上着に雨ふりてぬかるむ道を小走りに行く (藤原龍一郎「回想」5首。「短歌人」2005年6月号9ページ)  

シーン:B
 ちちおやが烈火のごとく、こどもがオシッコしている姿に大声でどなる。
 こどもが、ビクッとしてとびあがり、あわててチンチンをズボンに仕舞い、跡を追う。 

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7526] 最後のお願いにやってまいりました 投稿者:花森こま 投稿日:2005/05/28(Sat) 22:45

「逸」10周年企画、「遊行賞(ゆぎょうしょう)」〆切が近づきました。
短歌、俳句、川柳各分野にわたって応募を募ります。参加費2千円、作品は新作を30句(30首)。賞金は5万円です。
選者は
俳句・和田悟朗
短歌・藤原龍一郎
川柳・なかはられいこ
発行人・花森こま
賞は各ジャンルを超越して1名に。応募原稿冒頭にジャンル名を明記してください。複数応募可能です。作品にはタイトルを。末尾には本名・住所・電話番号を。
応募〆切は平成17年6月末日。発表は10月10日です。ご本人にまずお知らせします。
発表号は「逸」別冊として、応募作品は出来得る限り全作者のものを掲載予定。

あなたの熱意を待っています。

応募先
530−0021
大阪市北区浮田2−5−27 楢崎進弘

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7525] Re[7520][7519]: 藤原さーん 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/28(Sat) 18:47

> ゆふさ〜ん。
> そこはセロテープでつないで使いなさい。なんの失礼なことあるべからず。資源をたいせつにたいせつにカッコ悪く使う、これが一番カッコいいのですからな。藤原さんは、その世代の人です。藤原さんスミマセン、こんな断定してしまひまして。
>
>   いちまいの紙をささへる粘力がセロテープ片(へん)に残りゐにけり
   (小池光『静物』 28番)

   貧しさも祝福なればモノクロの自転車泥棒の頃のイタリア
   くたびれた黒の上着に雨ふりてぬかるむ道を小走りに行く
   木の床に木の椅子置かれひからびた果実の皮が踏まれていたる
   炊出しの大鍋に湯はたぎりたち肉のごときが投げこまれたり
   情景として脳中に刷りこまれ陰翳ふかき人・犬・自転車
   (藤原龍一郎「回想」5首。「短歌人」2005年6月号9ページ)

かくばかり、ウェット・Wetty・湿り気を帯びた=藤原龍一郎をわたくし初めて見たように思いますが。『東京』に雨季が訪れだしましたか。わたし藤原龍一郎に関しては素人同然なのですが、この湿度は見逃せません。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7524] 葉書投函してきました 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/28(Sat) 13:32

了承と承諾がごっちゃになって了諾なんて書いてしまいましたが。

眠い。


[7523] 失礼しました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/28(Sat) 09:27

昨日はやたらに眠くて、ご返事がおそくなり、失礼しました。

冬野さま、依頼の件、了解でしたら、いちおう、はがきを
ご返送ください。
矢嶋さんのおっしゃるとおり、セロテープでつなげば
届くと思います。
よろしく、お願いいたします。


[7522] Re[7521]: 矢嶋さんから返事が来てしまった 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:51

> セロテープで止めるには切れたほうが小さいというか細いというか。
> 藤原さんが嫌がる以前に郵政公社の石頭に通じるかどうかも、問題ではありますね。官製はがきが二ミリ短くなったらだめなのかしら。

あのね、ゆふさん。郵便はもっと自由なんでして。例えば、スリッパに切手をはってポストにねぢこんでも、チャンと、届くのですよ。2mmみぢかければ、48円で、良いのですよ。詳しくはコイズミまで。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7521] 矢嶋さんから返事が来てしまった 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:42

セロテープで止めるには切れたほうが小さいというか細いというか。
藤原さんが嫌がる以前に郵政公社の石頭に通じるかどうかも、問題ではありますね。官製はがきが二ミリ短くなったらだめなのかしら。


[7520] Re[7519]: 藤原さーん 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:36

> ラブレターの中身がですねえ、どんぐり弓なりに切れてしまいました。
> どんぐり弓なりに切れた葉書って使えるんでしょうかあ?
> 切手に該当する部分までは切れてませんが。
> で、そんなものもらったら藤原さん、嫌なんではないかなあ。
>
> このときに限ってはさみで封書を開けたばかりに。

ゆふさ〜ん。
そこはセロテープでつないで使いなさい。なんの失礼なことあるべからず。資源をたいせつにたいせつにカッコ悪く使う、これが一番カッコいいのですからな。藤原さんは、その世代の人です。藤原さんスミマセン、こんな断定してしまひまして。

  いちまいの紙をささへる粘力がセロテープ片(へん)に残りゐにけり (静物 28番)

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7519] 藤原さーん 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:12

ラブレターの中身がですねえ、どんぐり弓なりに切れてしまいました。
どんぐり弓なりに切れた葉書って使えるんでしょうかあ?
切手に該当する部分までは切れてませんが。
で、そんなものもらったら藤原さん、嫌なんではないかなあ。

このときに限ってはさみで封書を開けたばかりに。


[7518] ダービー、わたしの馬券 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/26(Thu) 09:37

今年は、ディープインパクトとブレーブハートの二頭を軸にして
総流しします。
三連単、三連複、両方とも。あと、ブレーブハートの単複も買うつもりです。


[7517] 新しい教科書 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/22(Sun) 10:05

新しい教科書の挿絵などを非常に喜んでみていました。確かに新しいにおいがしましたね。
小学生までですが。


[7516] Re[7515]: 本を読まない人にとって 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:05

> 本はごみとしか映らないらしい。

わたし夕方に家に帰りまして時分の三畳の間にはいりますとな、古本屋の臭いがしますんやわ、これって、家人にとっては耐え難い悪臭らしいですわゴミの臭い!、歌人(?)にとっては懐かしい匂いですけど。ネ。これは、教育できませんね。
わたし、小学生のころ、教科書の匂い大好きで、鼻をこすりつけて匂いかいでました、新学期のたびごとに。いまあの匂いする本、ありませんね。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7515] 本を読まない人にとって 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/21(Sat) 20:45

本はごみとしか映らないらしい。
とりあえず私はまだ生きてるんだし、燃やさないでよ。
と、いったところでたはごとなのだよ。

燃えてしまったものは戻らないし。ブックオフならソッコーで買い戻す手もあるが、一月たってから言うなよな。(まだ恨んでるぞ)


[7514] Re[7513]: 本の無い家 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/21(Sat) 19:52

> 実家がそうだ。

わが今の家もそうなるであろう。わたしの本、貴重なとわたしが思っている短歌人(だってこれのみに私の活字化されたものがある)も、わたしが死んですぐに、全ては古紙回収にほうりだされる。これは、確実なこととして、ある。しばらくは、Blogという電脳紙上にただよふているだろうが、すぐに消えてなくなる。人生とはナニか?。このごろ、しみじみ〜思っていますな〜。

古紙回収であればいい。BOOK OFFにだけは持って行くな、と遺言するつもりです。あはれすぎる末路。BOOKOFFの仕入れ方みれば。本を汚すものである、あの方式は。買うのは良いが、売ってはいけない。史上これほど本というものが蔑まれ汚されて古本として「買う」買いたたかれる買いっぱなしにされた例はない。

グラム 何円で(円までゆきませんぜェッ!、銭!の単位ですよ、実際には)本が、買われる。買い叩きのめされてゆく。平安末期の遊女のやうに。あるいは大正の寒村の女の子のやうに。いまは、2005年でっせ〜。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7513] 本の無い家 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/21(Sat) 16:06

実家がそうだ。子供の頃、書店は歩いていけるところには一軒しかなく、それも文房具屋といったほうが正確なところで、寺山修二の「家出のすすめ」を買った。中学生には刺激が強すぎた。

大学から持って帰った本も、それから買った本も本人に断り無くいつの間にか燃やしてしまう。

だから無念である。


[7512] Re町の本屋さん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/21(Sat) 11:13

山本孝一様

まったく、町の本屋さんは、消え行く一方ですね。
私は中学生の頃、近所の本屋のおじさんから
新潮文庫白帯のクロフツの『樽』や、
創元推理文庫のフレドリック・ブラウン篇『SFカーニバル』を
すすめられて、ミステリやSFに目覚めました。

当時の町の本屋さんは、おとなの本の世界への案内人の役目を
はたしてくださっていたような気がします。
それに、家まで本を配達もしてくれていましたしね。


[7511] Re角川新鋭歌人叢書 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/21(Sat) 11:09

中岡毅雄様

> 小野興二郎『てのひらの闇』
> 玉井清弘『久露』
> 成瀬有『游べ、櫻の園へ』
> 下村光男『少年伝』
>
> 簡単に、見つかりました。
> 4冊で、¥8,000程度なので、お手頃でしょうか?
>
> ちなみに、『黙唱』は文庫本で、『汽水の光』は本阿弥書店の作品集で、間に合わせようかなと思っています。

これは、圧倒的にお買い得ですね。
下村光男の『少年伝』、小野興二郎『てのひらの闇』は
この時代に出た歌集の中でも傑出したものです。
歌集が手に入りにくいということで、
作品自体の価値が忘れられてしまうという
現在の歌壇の現状はゆがんでいるとつくづく思います。

ぜひ、お読みになってみてください。


[7510] 町の本屋さん 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/05/20(Fri) 22:58

仕事帰りに行き付けの本屋に寄ったら、笹公人さんの「念力姫」
が届いていたので買って帰りました。
しかし、頼んであった南山宏さんの「綺想科学論」は品切れとの
返事が返ってきてました。最近の出版なのに。
「快楽亭ブラック集」は、まだ入荷しません。
たしかにAmazonあたりで注文すれば確実だし、すぐに届くのは
わかっていますが、本屋であれこれ話をするのが好きなので、
行き付けの本屋から注文するようにしているのですが、
町の本屋さんからは、本当に注文しにくくなりました。
帰ってからAmazonをみたら「綺想科学論」は24時間以内に
発送となってました。
これでは、ますます町の本屋さんは寂れていきますねぇ。


[7509] 角川新鋭歌人叢書 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/05/20(Fri) 22:55

藤原龍一郎様

現在のように、誰もが歌集をカンタンに出せる時代では
なかった頃の、まさに、新鋭の名にふさわしい、
結晶度の高い処女歌集の叢書、
遊びではない、本格的な短歌を志向する方たちに
おすすめいたします。

という藤原さまの書き込みに心動かされ、「新鋭歌人叢書」探してみました。
(藤原さんのサイトは、勉強になりますね。)
小中英之『わがからんどりえ』と辺見じゅん『雪の座』は、持っていたので、それ以外……ということになるのですが、探してみたら、バラで結構あるものですね。

小野興二郎『てのひらの闇』
玉井清弘『久露』
成瀬有『游べ、櫻の園へ』
下村光男『少年伝』

簡単に、見つかりました。
4冊で、¥8,000程度なので、お手頃でしょうか?

ちなみに、『黙唱』は文庫本で、『汽水の光』は本阿弥書店の作品集で、間に合わせようかなと思っています。


[7508] ちくま文庫の 投稿者:冬野宿六 投稿日:2005/05/20(Fri) 21:55

「快楽亭ブラック集」を買わずに、「タナトスの子供たち」(中島梓)を買ってきました。

いや別に、だからってどうってこともないのですが。単に関心の方向がまるっきし別だなぁと思っただけの話で。。。。。


[7507] 快楽亭ブラック発見! 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/05/19(Thu) 12:17

藤原龍一郎さま

小生もようやく、
ちくま文庫版『快楽亭ブラック集』を
購入することが出来ました。
なんとなく、ほっ!
まあ、はっきり言って文学的には名作でも傑作でもないわけですが、
でも、こういう本を読んでみようと考える人が
少なからず存在するというのは、
心強いことですよね!
これを出した筑摩書房を称賛したいと思います。


[7506] Re快楽亭ブラックを探して…… 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/18(Wed) 07:58

石井辰彦さま

やはり、『快楽亭ブラック集』、予想以上に売れているようです。

私は昨日、有楽町の交通会館内の三省堂書店に行ったのですが
私が買ったあとは、残り一冊という状態です。
ちくま文庫の今月の新刊の他のものは、まだ、5〜6冊ずつ
残っています。
やはり、快楽亭ブラックの速記の再刊ということ自体が
一部の読書人に待望されていたということでしょうか。


[7505] 快楽亭ブラックを探して…… 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/05/16(Mon) 12:27

藤原龍一郎さま、西王燦さま

10日に発売されたちくま文庫の『快楽亭ブラック集』、
既に買われましたか?
実は小生、うっかりしていて、
暢気に昨週末、本屋に出掛けたのですが、
行く先々の本屋で、
同時配本の新刊は何冊もあるのに、
『快楽亭ブラック集』だけは売り切れになっていました。
ある本屋では、平積みの最後の一冊を、
タッチの差で他の人に買われてしまったりして……。
『妖精の女王 2』は、余裕で購入できたのですが、
快楽亭ブラックって、こんなにも注目されていたんですね!


[7504] 大的中! 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/05/15(Sun) 21:45

 藤原様、放牧明け快勝おめでとうございます。藤原さんの単複のカンは冴えてますね。
一点買いでそうそう当たるもんじゃありません。今後も期待します。

http://hideo.269g.net/


[7503] 書き込みと手垢 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/15(Sun) 18:22

手垢ってのは読み込めなついてしまうものですが、書き込みは私しません。ノートなりメモ紙に、別に書いておきます。
あるいは今はいろいろな大きさの付箋がありますからそれに書く。

擦り切れてきますがね。


[7502] Re[7500][7499][7498]: 五月の晴れた日に 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/14(Sat) 20:40

ゆふさま。
> 矢嶋さん。私は『滴滴集』手違いで二冊買ったので川柳書いてる人で短歌にも興味がある人に売ります。読むには一冊あればいいし。

わたし書痴でして、本は、90度以上は見開きにせず、よむ性質でして。理想は、真っ黒けに書きこみ手垢でぬらぬらするまで持ち運びに持ち運び、同じ本はキレイキレイに本棚に安置してをきたい。いま、小池光の本を苛めに苛め抜いてをりまして、ぼろぼろ。ヘラヘラ状にしつつあり、せめてもう1セット揃えんとなー―など、途方にくれてをります。まあ、競馬で超万馬券あてんといけません。これにひきかえ、しょむない本らが、読まないからに、ピカピカの新刊本顔して、本棚にずら〜。どーなの、これって。プンプンッ。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7501] 地方競馬では最高の賞金 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/14(Sat) 20:30

中京競馬場ででたんだって。あんまり桁が多いのでいくらかわからないけど、三連単がひとり?だけ当たったんだって。

宝くじで3億当てるよりすごくないですか?


[7500] Re[7499][7498]: 五月の晴れた日に 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/14(Sat) 19:04

> 藤原龍一郎 さま。
> > 私は愛着ある本を均一棚でみつけたら、誰かにすすめるか
> > 自分で買ってしまうかに、しております。
>
> その癖のおかげでわがせまいせまい部屋に北杜夫の茂吉四部作、司馬の『街道をゆく』が何セットも転がるようになりました。家に帰って読むのが待ち遠しくなって、安いものですから買い、電車の中でにやにやとよむ。これってビョーキですかね。わたしのへや、種類はすくないですが、同じモノがナンボもあるという奇観ですが、それでも、探すと、どこにも見当たりません。乱雑この下なし、というふうになってをります。
>
矢嶋さん。私は『滴滴集』手違いで二冊買ったので川柳書いてる人で短歌にも興味がある人に売ります。読むには一冊あればいいし。
ザメンホフの『エスペラント原典』ハードカバーで一冊、文庫で二冊。日本語がこれっぽっちも無いしなあ、どうしよう。


[7499] Re[7498]: 五月の晴れた日に 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/12(Thu) 22:06

藤原龍一郎 さま。
> 私は愛着ある本を均一棚でみつけたら、誰かにすすめるか
> 自分で買ってしまうかに、しております。

その癖のおかげでわがせまいせまい部屋に北杜夫の茂吉四部作、司馬の『街道をゆく』が何セットも転がるようになりました。家に帰って読むのが待ち遠しくなって、安いものですから買い、電車の中でにやにやとよむ。これってビョーキですかね。わたしのへや、種類はすくないですが、同じモノがナンボもあるという奇観ですが、それでも、探すと、どこにも見当たりません。乱雑この下なし、というふうになってをります。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7498] 五月の晴れた日に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/12(Thu) 09:39

服部滋さま
やはり、人生には本との別れの時期がありますね。
私は愛着ある本を均一棚でみつけたら、誰かにすすめるか
自分で買ってしまうかに、しております。
しかし、とにかく、おき場所がナヤミのタネです。

矢部雅之さま
現代歌人協会の公開講座ではお世話になりました。
あの次の日から入院して、四日に退院したわけです。
公開講座では、そのために、気がめいっていて、
なかなか話をはずませることができず
後悔しています。
また、お世話になることもあるかと思いますので
その節はよろしくお願いいたします。


[7497] 伊藤秀雄さん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/12(Thu) 09:34

石井辰彦さま

伊藤秀雄さんは、明治・大正期の探偵小説、大衆小説の研究家で
推理作家協会賞の受賞者です。
確かに悪文といえば、悪文ですね。


[7496] Re[7488]>西部劇・・いやその 投稿者:冬野宿六 投稿日:2005/05/12(Thu) 00:47

・・まぁ、早い話が、極限状況下における人間ーその希望と絶望ーみたいなのを描いた映画が好きだっていうだけのことです。ただそれだけです。
というわけで、私の本年のベスト1は、早くも、テオ・アンゲロプロス監督の「エレニの旅」に決定してしまいました。
一昨年のベスト1「ギャング・オブ・ニューヨーク」の前日譚のようなものだと思っていただければ、当たらずとも遠からずです。
ちなみに、ヘッドフォンは、なんとなく内にこもっている感じがして、好きではないです。


[7495] おかえりなさい 投稿者:矢部雅之 投稿日:2005/05/11(Wed) 14:32

大変遅くなりましたが、ご退院おめでとうございます。4月20日の会で(大変お世話になりました。ありがとうございました)入院のことをうかがって以来、気になっておりました。さっそくお忙しくなっているようですね。なかなかままならないかもしれませんが、どうかできるだけご無理なさらずお体をお整えください。

4月18日のご日記にもお礼を申し上げなければ… 拙文をご覧いただきありがとうございました。


[7494] ちくま文庫版『明治探偵冒険小説集』全4巻について 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/05/11(Wed) 13:46

藤原龍一郎さま

ちくま文庫版『明治探偵冒険小説集』は、
伊藤秀雄という編者(どういう方かしら?)の第1巻の解説が
あまりにも悪文に過ぎるので、
信用してよいのかどうか迷っていたわけです。
本文が、新字なのはよいとして新仮名になっているのにも
違和感を覚えますし……。
でも、藤原さんと西王さんの二重のお墨付きを得たので、
全巻購入することにしました。


[7493] Re[7490][7489]: 角川新鋭歌人叢書 投稿者:服部 滋 投稿日:2005/05/10(Tue) 23:41

藤原さま

おかえりなさい。

> 私は刊行当時に定価で買いそろえ、そのあと、一度、全部手放して
> しまい、10年前に、揃いを6万円で、買いなおしました。

藤原さんが新鋭歌人叢書や小林信彦を手放すとは、よほどのことがあったのでしょうね。
つい、身につまされたりしてしまいました。

自分の手放した愛着のある本を古書店の均一棚で見かけたときには複雑なものがあります。
祈御自愛。


[7492] 黒田さま 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/10(Tue) 13:42

名古屋は北陸ではありません。北陸にいるのは西王さんです。
ヘッドフォンはあったのが壊れたのかもしれません。


[7491] 黙唱 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/10(Tue) 09:09

下記の角川新鋭歌人叢書の一冊、杜沢光一郎歌集『黙唱』が
短歌新聞社文庫の一冊として、今月刊行されるようです。
残りの5冊も、ぜひ、なんらかのかたちで読めるようにして
ほしいものです。


[7490] Re[7489]: 角川新鋭歌人叢書 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/10(Tue) 07:32

からんさま

> 昔、そろいで5000円で買いました。

私は刊行当時に定価で買いそろえ、そのあと、一度、全部手放して
しまい、10年前に、揃いを6万円で、買いなおしました。
こういうものの値段は、当然のことながら、相対的なものですから
私には6万円でも、高くなかったですね。
まあ、安く買えれば、それだけ、他の本を買う余裕もでてくる
わけですから、それにこしたことはないですが。

筑摩書房の『現代短歌全集』が、この新鋭歌人叢書からは
『汽水の光』と『わがからんどりえ』しか収録していないところに
問題があるような気がします。


[7489] 角川新鋭歌人叢書 投稿者:からん 投稿日:2005/05/10(Tue) 01:45

昔、そろいで5000円で買いました。


[7488] Re[7484]: 映画狂の宿りん 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/05/10(Tue) 00:12

> 耳が遠くなってきたのか大音量でビデオを流す。
> 西部劇がお好き。すなわちガンファイトがあるわけで、そりゃあ心臓に悪い。
> 安普請の団地だから隣が怒鳴り込んでこないか心配だ。

 冬野様。
 すぐにヘッドフォンを買い与えるべきです。だいたい、好きな映画を観るときは、
ヘッドフォンで集中して観るべきというのが、僕の持論です。僕は、ビデオを
観る時は、つねにヘッドフォンです。眠くなったときも、眼を閉じて台詞が
聞こえてくるのがなんとも言えない快感です。西部劇ですか。えらい違いですね。
私は成瀬のどろどろの家庭劇や清水宏の温泉映画などを楽しんでおります。
冬野さんのお住まいはたしか北陸でしたね。北陸の温泉にもいつか行くぞー。

http://hideo.269g.net/


[7487] お買い得かも 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/09(Mon) 19:55

中野書店の古書目録「古本倶楽部」167号に
角川新鋭歌人叢書カバー帯付き全8巻揃いが
39900円で出ています。
揃いで、この値段なら、お買い得の気がします。

小中英之『わがからんどりえ』、高野公彦『汽水の光』、
下村光男『少年伝』、小野興二郎『てのひらの闇』など
珠玉の第一歌集ばかりです。
現在のように、誰もが歌集をカンタンに出せる時代では
なかった頃の、まさに、新鋭の名にふさわしい、
結晶度の高い処女歌集の叢書、
遊びではない、本格的な短歌を志向する方たちに
おすすめいたします。

中野書店メールアドレス
nakanos@blue.ocn.ne.jp

中野書店ホームページURL
http://nakano.fms.co.jp



[7486] いろはの原理を応用した歌物語です。 投稿者:波江究一 投稿日:2005/05/09(Mon) 19:45

あたしをとこ

馴染みかよふ娘の室に他(あた)しをとこか気配あれは

うち絶えて寝よともえせぬ空色へ
 烏滸にゐぬるや思ほゆる末

をんな

君待ちて頬笑まふ幾日の憂く辛き
 われ故降り居世話にそ越せり

白湯冷めつや

なしみかよふむすめのむろにあたしをとこかけはひあれはうちたえてねよともえせぬそらいろへをこにゐぬるやおもほゆるすゑをんなきみまちてほゑまふいくひのうくつらきわれゆゑおりゐせわにそこせりさゆさめつや

いろはの原理を応用して各音二回づつ平均使用して歌物語にできます。あなたもおためしを。

http://blue.ap.teacup.com/applet/roha/msgcate9/archive


[7485] 快楽亭ブラック 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/09(Mon) 19:22

石井辰彦さま

私は50歳以前もさほどしゃかりきには働いていませんでしたが。

『快楽亭ブラック集』に関しては、お買い求めになることを
おすすめします。
明治時代に寄席の高座にあがって、日本語で物語をかたっていた
特異な芸人さんです。
確か、小島貞二さんが、評伝を書いていたと思います。
西王さんが、お書きになっているような経歴の人です。

私は二代目のブラックさんとは、番組などを通じておつきあいがあり
現在、この書き込みをおこなっていパソコンにも
「二代目快楽亭ブラック」の千社札が貼ってあります。

二代目ブラックさんは立川談志門下で、ハーフであるところから
談志家元が、「面白いから二代目を継いじまえ」ということで
勝手に二代目を名乗ったといういきさつです。

それにしても、快楽亭という亭号は、初代がよくも考えついたものです。
抜群の言語センスですね。
二代目は一時、快楽亭セックスと名乗っていたのですが
この名前ではNHKに出演できないということで、
一時的に英国家志笑(えいこくや・ししょう)と名前を変えたことが
あるそうです。
これも、「ししょう師匠」と呼ばせようというシャレですね。

ということで、ちくま文庫の『明治探偵冒険小説集』は
四巻とも、私は買うつもりでおります。


[7484] 映画狂の宿りん 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/09(Mon) 19:19

耳が遠くなってきたのか大音量でビデオを流す。
西部劇がお好き。すなわちガンファイトがあるわけで、そりゃあ心臓に悪い。
安普請の団地だから隣が怒鳴り込んでこないか心配だ。

隣も騒がしいうちではある。


[7483] 祝! 御退院 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/05/09(Mon) 17:33

藤原龍一郎さま

御退院おめでとうございます!
これからはお仕事はほどほどに、
読書三昧短歌三昧俳句三昧映画三昧お笑い三昧競馬三昧で、
お過しください。
人間、50歳を過ぎてからは、
しゃかりきに働いてはいけないのではないでしょうか?

ところで、今月ちくま文庫に
『快楽亭ブラック集』が入りますが、
お奨めでしょうか?
西王さんは
『明治探偵冒険小説集』全4巻を
揃えられるそうですが……。


[7482] 岐阜ではカーネーションは無かったです 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/09(Mon) 08:09

夏休みのプールは矢嶋さんと同じ。
小学校一年生のとき水道工事?のおっさんたちに
「坊、ちょっと来い。坊」「私は女の子だから坊ではない」「証拠があんのか」「スカートはいてるもん」「おじさんだってスカートくらいはけるわ」「おっぱいもあるし」
「そんなおっぱいおじさんのほうが大きいぞ」「うう」
それからの記憶が無いんですがおじさんが急にあっちへ行けと言い出したような。


[7481] おお!こまさま! 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/08(Sun) 22:03

遊行賞。もうすぐですか。2週間前ぐらい前にまた、告知くださいね。

うーむ、そうすると、名古屋でもですか。うーむ、こまさんの年齢を、想像しはしませんがわたくしは、しかしこまさん、率直ですね。日本教育史の美点。いまの運動会で差別ダメとかけっこを禁止する終末論的教育委員会の、亡国の腐っっていることなかれ野郎自大の面々の考えよりも、やはり、良いか。と。愚考しをりまして候。

当時の夏休み、プールがなんと夏休み中、それも午前と午後の2回開けられていました。雨の日もですよ。当時の先生方の負担いかほどであったか。わたしは皆勤に朝も昼からもプールにつかっていました。良い時代にわたしは、小学生であったと、いま。思っています。よ。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7480] Re[7479]: 赤のカーネイション 投稿者:花森こま 投稿日:2005/05/08(Sun) 21:43

〉昭和三十四年前後、母の日近くに学校から、カーネーションの花の「配給」が各児童にあり、母のない子には白の、母のある子には赤のカーネーションが配られた!。
>
私は名古屋出身ですが、当時、カーネーションが配られたような気がします。
母のない子には白、は「かわいそうだ」とホームルームで論議されました。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7479] 赤のカーネイション 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/05/08(Sun) 21:40

私の母は大正六年うまれですから、ちょっと想像つかない昔です。死にましたのは十年まえですから、これも想像つかない昔になってしまいました。母の日というのは、彼女の存命中わたしは一度も意識の片隅にさへ浮かばなかったといううつけものでして、しかしわたしの年代の小学校時の大阪では、昭和三十四年前後、母の日近くに学校から、カーネーションの花の「配給」が各児童にあり、母のない子には白の、母のある子には赤のカーネーションが配られた!。

という記憶あるのですが、これって、なにかの幻想ですかね。それとも、当時の大阪だけ限定の「奇習」として、実際にあったことなんでしょうか?。

  渡されしカーネーションのいろは赤

でしたが、わたくしには。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7478] 母は存命ですが 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/08(Sun) 15:04

何とか症候群という難病にかかって一ヶ月に一度大きな病院で検査する。中指を切ってしまった。
別に普通に生活していますが。

祖母(母方)の年を越えてしまいました。


[7477] 母の日 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/08(Sun) 07:51

齢まだ及ばぬ母の日なりけり 石田勝彦『秋興以後』


私は亡き実母の年齢はとっくに超えてしまいましたが。


[7476] 基本のき 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/07(Sat) 13:15

単賞とか連何とかと三連複とか、何のことですか?
一等二等ってのを当てるくらいはわかるのですが。


[7475] 入院中に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/06(Fri) 19:23

何を考えていたかというと、実は、競馬の
三連複の必勝法を考えておりました。
こちらは、麟さまがご専門でありますが。

やはり、心身のバランスというのは、もっとも大切なことですね。


[7474] Re[7467]: 今朝退院 投稿者:足立朝子 投稿日:2005/05/06(Fri) 11:05

おかえりなさいませ。たくさん歩いて、筋力を回復なさいますように。

> 米粒写経の優勝は、実力からいって、当然すぎるものかと思います。

ありがとうございます。ほめていただいたことで、もっとやる気になったのかもしれませんわ。


[7473] ご退院、おめでとうございます 投稿者:花森こま 投稿日:2005/05/06(Fri) 10:35

さっそくお仕事とは、大変ですが、リハビリのつもりで、と日記に書かれていたので、少し安心致しました。
チャンドラーの作品、どちらも好きなものです。映画化されたものも見ました。「さらば愛しき女よ」はシャーロット・ランブリングがヒロインを演じていましたが、過去のある女の哀しさがよく出ていました。また見たいなぁ。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7472] おめでとうございます 投稿者: 投稿日:2005/05/05(Thu) 09:05

安堵いたしました。
くれぐれもご自愛されますようお祈り申し上げます。
またあちらのサイトのご復帰をお待ちいたしております。


[7471] 祝退院 投稿者:きよみ 投稿日:2005/05/04(Wed) 19:27

媚庵さま、退院おめでとうございます。

心身を大切に、毎日をお過ごしくださいね。

藤原龍一郎さまの俳句もたのしみにしていますね。

http://www.gctv.ne.jp/~kit/index2.htm


[7470] 藤原さま退院おめでとうございます 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/05/04(Wed) 18:43

以前こちらにお邪魔しましてご指導を賜った者です。
その節はありがとうございました。
この度はご退院おめでとうございます。
どうかしばらくはお身体をお休めいただいて、また素晴らしいご活躍をされますことを、心よりご期待申し上げます。


[7469] Re[7467]: 今朝退院 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/05/04(Wed) 15:40

> 今朝、退院してきました。
>
> 足立朝子さん、よく、おぼえております。
> 米粒写経の優勝は、実力からいって、当然すぎるものかと思います。
>
> 「歴史は悠久だが、人生はあまりにも短い」という言葉を
> かみ締めております。
退院されましたか。歴史に比べればあまりにも短くても、その人の人生をじっくり生きていきたいですね。


[7468] Re[7467]: 今朝退院 投稿者:高澤志帆 投稿日:2005/05/04(Wed) 15:06

藤原さん、おかえりなさい。
ご退院とても嬉しいです。
どうぞくれぐれもご自愛ください。
日記の再会も楽しみにしております。

今月号の短歌人の編集室雁信の藤原さんのお言葉
「短歌は韻文である、ということを忘れてはいけない。」
ずっと忘れないでいたいと思いました。

http://www15.plala.or.jp/kasane/


[7467] 今朝退院 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/05/04(Wed) 13:06

今朝、退院してきました。

足立朝子さん、よく、おぼえております。
米粒写経の優勝は、実力からいって、当然すぎるものかと思います。

「歴史は悠久だが、人生はあまりにも短い」という言葉を
かみ締めております。


[7466] 米粒写経(漫才コンビ) 投稿者:足立朝子 投稿日:2005/04/28(Thu) 11:57

以前、藤原さんの日記にとてもほめて書いてありました「米粒写経」が、27日のお笑いライブ・すっとこどっこいのコンテストコーナーで初優勝しました。彼らの内輪ではないのですが、応援ありがとうございます。ちょっと嬉しかったので、ご報告にまいりました。賞品は茶封筒入り交通費(多分実費程度)。

初めて書き込ませてもらいました。北沢タウンホールで、歌集にサインと「散華とは〜」の歌を書いて頂いた者です。覚えていてくださってましたら嬉しいです。