[7465] 笑いのある人生 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/26(Tue) 21:37

何もげらげら笑いたいってわけではないが、微笑んでいられる人生がいいな。
その前にぐっすり眠れる人生がほしいな。
矛盾するんだけど、「これ飲んだら確かにぐっすり眠るが二度とおきない」ものがあったら飲んでしまうかもしれないほど眠りに飢えている。
眠ったら眠ったで怖い夢ばかり見るし。

二年前鈍行で京都まで行き(それも米原からは立って)嵯峨野へ行くバスを探しに時間ほどさまよいご飯食べてユースの蚕棚に横たわって速攻で寝たときはぐっすりだった。でも毎日こんなに疲れると倒れる。


[7464] Re[7463]: 初代と二代目 投稿者:西王 投稿日:2005/04/26(Tue) 19:13

石井さま

> ちくま文庫に入る快楽亭ブラックは、
> 明治時代に活躍した初代なのだそうです。
> なんだか凄い人のようですが……。

はい、私の好きな快楽亭ブラックは、まさにこの人です。生没年は不明ですが、父親のジョンディ・ブラック氏は維新前に日本に来て、「日新真事誌」という新聞を出しています。明治11年に再来日したとき、ブラックは14才くらいだったと思われます。

今回「ちくま文庫」に入る作品は、快楽亭ブラックの速記集ではないかと思いますが、間違いでしょうか?
私は『たばこ好き』しか読んでいませんが、『岩手銀行血汐の手形』などが収録されるのではないかと想像します。

晩年は不遇で、明治41年には西宮の劇場に出演中に亜ひ酸を飲んだというエピソードさえ残っています。
この人の伝記を小説風に書いてみるならば、明治時代の特異なイギリス人の物語として、とても面白いものになると思うのですが、石井さん、いかがですか?

二代目については、私はまったく不明です。


[7463] 初代と二代目 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/04/26(Tue) 12:46

西王さま

ちくま文庫に入る快楽亭ブラックは、
明治時代に活躍した初代なのだそうです。
なんだか凄い人のようですが……。
それから、
『幽霊塔』は、『巌窟王』や『噫無情』同様、
黒岩涙香が「万朝報」に発表した翻案小説なのだとか。
まだまだ知らないことって多いですね!
なお小生は、
『神州纐纈城』はどこかの文庫版で読んでいます。


[7462] 今日は送別会 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/25(Mon) 22:50

そこで「新聞紙ゲーム・密着ゲーム」というのをやっていた。ちょっとセクハラっぽいゲーム。男性と女性がペアになっていて、新聞紙一枚に乗っている。男性のほうに身体の障害はない。片方の女性は聾者で、片方は車椅子。車椅子は車輪がどこか載っていればいい。じゃんけんで負けると新聞紙を半分にして、そこに二人は収まらなければならない。だから密着してしまう。
聾者のペアが負けが込んで雑誌大の新聞に載ることに。おんぶで乗り切る。ここまではただのゲーム。もう一個負けてしまい、女性が男性にコアラみたいにしがみついている。見方によってはかなりエッチな密着。女性は酔っていて多少ぼうっとしているのか、サービス精神なのか(観客へ)それがエッチでないと思っているのかニコニコしている。
このときに男性陣はエッチな密着であることをみんなわかっている。女性はそうかどうか確信がもてない。

その席に30センチほどの長さで、5センチほどの直径のサラミがあって今日くしくも30歳になった男性が興奮して声を挙げながら振り回していた。「30にして立つ。俺はもうだめ」と隣の男性が私に話を振ってくる。50の知命までは覚えていたけれどさてそれからが怪しくなってきて黙っていた。「俺はそう習わなかった…」勝手にやっててください。


[7461] Re[7459]: 御質問! 投稿者:西王 投稿日:2005/04/25(Mon) 21:55

ご無沙汰してます。西王燦です。

毎年、5月には藤原龍一郎さんと東京で会うことになっているのですが、ことしはどうなるか、藤原さんの病気をお見舞いします。
さて、ここに書くのは、没歌の件ではなく、快楽亭ブラックと国枝史郎についてであります。
石井辰彦さんのお書き、
> 今月のちくま文庫の新刊として、
> 伊藤秀雄編『明治探偵冒険小説集』全4巻の第1巻
> 『黒岩涙香集』が出版されました。
> 長篇小説『幽霊塔』と短篇が一篇収録されています。
> この本、読む価値がありますでしょうか?
> また、この選集は、
> 第2巻が『快楽亭ブラック集』になっているなど、
> 非常に珍しく興味深い内容なのですが、
> 全巻揃える価値がありますでしょうか?

この話題、驚きながら読みました。なんと面白い叢書でしょう。私は是非とも揃えたいと思います。快楽亭ブラックその人について藤原さんと語り合ったことはありませんが、同時代の落語家については、さまざまに教えてもらっています。

> ちなみに、
> 小生は泉鏡花の『風流線』正続や谷崎潤一郎の『乱菊物語』、
> 国枝史郎の『神州纐纈城』などの熱烈な支持者です。

石井さんは、私より二歳年下、つまり藤原さんと同学年だったと思うのですが、1970年ころに 『神州纐纈城』を含む叢書があり、私も熱読した覚えがあるのですが、記憶に残っていないでしょうか?深い赤色の布張りの上製本でした。国文社だったのかなあ。桃源社のではなく。もし覚えておられたら教えてほしい。


[7460] 没についてわたくしも 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/04/25(Mon) 21:06

 僕は、「塔」で没になった歌を角川「短歌」公募欄によく送ります。この没歌に
ついては、自分のブログでまた詳しく述べたいと思います。「怨念の一首」が
あります。

http://hideo.269g.net/


[7459] 御質問! 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/04/25(Mon) 15:21

藤原龍一郎さま

再度の検査入院とのこと、どうぞお大事に!
詳しく検査し、徹底的に悪いところを治されますように!

ところで、ひとつ質問があります。
御退院ののち、お暇な時にお答えください。
今月のちくま文庫の新刊として、
伊藤秀雄編『明治探偵冒険小説集』全4巻の第1巻
『黒岩涙香集』が出版されました。
長篇小説『幽霊塔』と短篇が一篇収録されています。
この本、読む価値がありますでしょうか?
また、この選集は、
第2巻が『快楽亭ブラック集』になっているなど、
非常に珍しく興味深い内容なのですが、
全巻揃える価値がありますでしょうか?
ちなみに、
小生は泉鏡花の『風流線』正続や谷崎潤一郎の『乱菊物語』、
国枝史郎の『神州纐纈城』などの熱烈な支持者です。


[7458] 没の歌 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/25(Mon) 13:14

私は使い回ししたことがありません。「なんで没にしたんじゃー」と思える歌なら、ちょっと冷却時間を置いてどこかに応募してもいいかとは思いますが、冷却期間の間にそういう歌は色あせるときもあります。
十年前の歌を見ると恥ずかしさの余り穴に入りたいときがあります。


[7457] いい風が吹いています 投稿者:花森こま 投稿日:2005/04/24(Sun) 21:29

「遊行賞」たくさんのすてきな作品との出逢いを楽しみに待っています。複数応募、大歓迎です。
冬野さん、末尾に本名を書いていただけば、川柳・短歌両方応募してくださ〜い。
松木さん、ぜひ3ジャンル制覇してくださ〜い。

矢嶋さん、応援ありがとうございます!嬉しいです。

ところで、「エマニュエル夫人」私も女の子同士で観に行って、すごく恥ずかしかったです。男と女って、根本的に発想が違うと思いました〜。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7456] 遊行賞その他 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/24(Sun) 17:52

えー、短歌と川柳では名前が違うんですけど、どうしましょう?こまさん。別にジャンルが違うからかまわないのかなあ?

その他1 今日は市長選挙。現職にも対抗馬にも入れたくないので棄権と書いてこようかと思ったが疲れ果ててるのでどうしよう?30分歩くんですよ、片道。団地の自治会長が(同じ棟の同じ階の人)投票所でにらんでるから怖いし。(40にもなってそんなこと怖がるなって)

その他2 二十年余昔「チャタレイ夫人」だか「エマニエル夫人」だかを、テレビで見ようということになった。一回生6人、彼氏なし。見ました、見てました「大胆な性描写」ってやつを。最初はキャーなんていってましたがそのうち沈黙して
「男の人ってみんなこういうことをするの?」
「で、ああいうことを私たちはしなきゃならないの?どうしても」

(嫌だ…)私だけが思ったわけではないらしく途中で消してしまった。自分の部屋に帰ったら一級上の先輩二人がいたのでその話をしたら

「私とXXさんは手も握ってない!」「あれは大人のすること」
ええと、二人の先輩は20なんだから大人では?
「もっとずっと大人のこと!!!」
もっとずっと大人になったがああいう事態に至ったとき、どうだったかというともっと控えめなものだったような。


[7455] Re[7454]: 私の場合 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/24(Sun) 13:10

> 「短歌人」でボツになった歌を角川短歌の「公募短歌館」に
> 投稿する、ということを昔はよくやっておりました。それで
> 特選に選ばれた歌が何首もあります。ここだけの秘密ですが。
> (ここに書いといて秘密もないような)

松木さま、なにとぞ、、「遊行賞(ゆぎょうしょう)」にも、応募ください。花森こま氏(実をもうしますとなわたし、まだ彼女に会ったことさへありませんが)にかはりおねがひまうしあげます。松木さんなら、30首は、約半日の仕事量でせう?。知ってまっせう。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7454] 私の場合 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/04/24(Sun) 12:58

「短歌人」でボツになった歌を角川短歌の「公募短歌館」に
投稿する、ということを昔はよくやっておりました。それで
特選に選ばれた歌が何首もあります。ここだけの秘密ですが。
(ここに書いといて秘密もないような)


[7453] そも 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/23(Sat) 21:54

そも、歌において、発表、未発表もないですよね〜。二重投稿三重投稿オッケーですよ、これ。
真に、歴史にのこるモノであれば。たとえば。Aが落として、Bが与えたと。その歌集が正しければ、Aのやつらが

  あかっぱぢ

かけばすむものでせう?。歌なんて、万葉集よめば一目瞭然!なんでもありーのせかいでせう。だって、それは地から湧き、天から降り、横殴りの風となってニンゲンにたまたま、ぶちあたったやつが記述した、といふものでは、ありませんか!。個性を越えた、なにものか、でせう?。未発表に限る、二重投稿ダメ、といふのは募集側の

  不能、無能

ぶりを、はなっから「降参」と宣言している。ものでして。つまらんものでっせー。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7452] Re[7451]: ネット上で 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/23(Sat) 21:04

> 発表されたものは今回はおkです。がんがん応募したって下さい〜lol。

えーッ、ふとっぱら〜。

では、わたし、応募します。しまっせー、させていただきまっせーえ。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7451] ネット上で 投稿者:花森こま 投稿日:2005/04/23(Sat) 20:35

発表されたものは今回はおkです。がんがん応募したって下さい〜lol。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7450] Re[7449]: お待ちしていまーす 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/23(Sat) 19:55

> 「逸」10周年企画、「遊行賞(ゆぎょうしょう)」〆切が近づきました。
> 短歌、俳句、川柳各分野にわたって応募を募ります。参加費2千円、作品は新作を30句(30首)。賞金は5万円です。
> 選者は
> 俳句・和田悟朗
> 短歌・藤原龍一郎
> 川柳・なかはられいこ
> 発行人・花森こま
> 賞は各ジャンルを超越して1名に。応募原稿冒頭にジャンル名を明記してください。複数応募可能です。作品にはタイトルを。末尾には本名・住所・電話番号を。
> 応募〆切は平成17年6月末日。発表は10月10日です。ご本人にまずお知らせします。
> 発表号は「逸」別冊として、応募作品は出来得る限り全作者のものを掲載予定。
>
> あなたの熱意を待っています。
>
> 応募先
> 530−0021
> 大阪市北区浮田2−5−27 楢崎進弘

わたしいま、すべてつくったものをネット上に垂れながしてをりますが、これは、応募作として、認められますか、それとも、他のチンケのほとんどの短歌賞と同じいに、『未発表に限る』で応募不可でせうか?
>

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7449] お待ちしていまーす 投稿者:花森こま 投稿日:2005/04/22(Fri) 23:03

「逸」10周年企画、「遊行賞(ゆぎょうしょう)」〆切が近づきました。
短歌、俳句、川柳各分野にわたって応募を募ります。参加費2千円、作品は新作を30句(30首)。賞金は5万円です。
選者は
俳句・和田悟朗
短歌・藤原龍一郎
川柳・なかはられいこ
発行人・花森こま
賞は各ジャンルを超越して1名に。応募原稿冒頭にジャンル名を明記してください。複数応募可能です。作品にはタイトルを。末尾には本名・住所・電話番号を。
応募〆切は平成17年6月末日。発表は10月10日です。ご本人にまずお知らせします。
発表号は「逸」別冊として、応募作品は出来得る限り全作者のものを掲載予定。

あなたの熱意を待っています。

応募先
530−0021
大阪市北区浮田2−5−27 楢崎進弘

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7448] お知らせ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/20(Wed) 21:37

冬野さま、春畑さま、中岡さま

書き込みありがとうございます。

中岡さんには、「里」に『永井陽子全歌集』の書評を
お書きいただき感謝しております。

明日から、一週間の予定で、再び検査入院いたします。
29日には退院していると思います。
この期間、ネットから離れますが
どうぞ、みなさま、ご自由にお書き込みください。


[7447] 『貴腐』拝読しました 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/04/20(Wed) 20:57

お身体の方、大丈夫でしょうか。
お仕事の方も、いろいろ大変なことと存じます。

先日、深夜叢書社さんから『貴腐』届き、私の方も、拝読させていただきました。
シュールな感覚の紅い表紙、印象的ですね。

夏は闇母よりわれに征露丸
著我の岸まで辿りつきつひに鳥
幻燈のむかしの秋にうつぶせり
野遊びに遅れしひとり棒となり
西方の帆は夢ならむひなた水
花文字の巴里も羅馬も受難節

どうも、春になってから、私の方も体調は、今ひとつです。
ご自愛、ご快癒のほど、お祈り致しております。


[7446] 鬱王頌 投稿者:春畑 茜 投稿日:2005/04/20(Wed) 17:03

本日遅ればせながら藤原さんの「鬱王頌」を拝読しました。


   石の蟇雷雨に摶たれひかりだす(赤尾兜子)

 酸性の雷雨なるゆえ濡れ光る蟇を暗喩となす傲慢や(藤原龍一郎)


検査入院されるそうですね。ご快癒を祈っております。

http://blog.goo.ne.jp/haruhatakou/


[7445] 藤原さんはウォークマンではない 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/19(Tue) 21:32

がたがたになって修理が高く付きますからほかりますというわけには、いかない。
がたが来たところは高くついても絶対治さねば。
昨日久しぶりに泳いできたら、下半身が不随なのだろう男の人が女の人二人に支えられながら水中を歩いていた。
男の人も大変だが女の人も二人がかりでもう大変。
水中でなくても歩けるようになりますように。


[7444] 桂文朝さん死去 投稿者:森田直也 投稿日:2005/04/18(Mon) 21:46

 落語家の桂文朝さん死去。手堅い芸の持ち主だった。落語ファンでも寄席にしばしば通う人でないと、彼の存在価値はわからないと思う。忘れられないのは、日曜夜席の浅草演芸ホール。かきいれ時にこともあろうに主任の落語家が休演。その落語家目当てで寄席にきた人もあるのに、代演で文朝さんは登場。「花見の仇討ち」をみごと好演。かきいれ時に休んだのは、芸も及んでいないの師匠の名跡を継いだ人。どういう理由があろうが、もってのほかの芸人の代わりを無難にこなした文朝さんの芸の手堅さを知った。春風亭小朝さんの尽力で、落語を聞いてみようという気運は盛り上がりつつあるのなかで、どんな状況でも寄席で無難に高座をつとめる人がいなくなったのは、大損失としかいいようがない。


[7443] 同感 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/17(Sun) 15:33

詩人の死は哀しいですね。同感です。


[7442] 無題 投稿者:森田直也 投稿日:2005/04/16(Sat) 21:15

フォークの高田渡さん、俳人の藤田湘子さんが死去。分野は違いますが、調べというか詩というか、その世界に暮らしてきた人がなくなったのが、つい寂しくて書き込みました。


[7441] 永遠の星 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/16(Sat) 08:40

石井辰彦さま

もちろん無意識に居住まいをただしてモニターを凝視しておりました。
これほどみごとな「俳優の表情」は他に思いつきません。
しかし、泣かなかったんですよねえ。
残念!私はゲイではないようです。


[7440] ノーマ・デズモンド! 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/04/15(Fri) 21:18

グロリア・スワンソン演ずるノーマ・デズモンドこそ、
世界中のゲイの男たちの、
輝く永遠の星なのです!
それに次ぐのが、
若き日のジュディ・ガーランドが演じたドロシー、でしょうか?
TVだと、断然ルシル・ボールのルーシー、
次いでエリザベス・モンゴメリーのサマンサ、
ということになると思います。
藤原龍一郎さん、
ちゃんと正座して御覧になりましたか?
最後のシーンで泣かなかったら、
あなたは残念ながらゲイではないってことになります。


[7439] 咲いてゆく桜 散ってゆく桜 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/15(Fri) 13:35

どちらも好きですね。今も団地の庭の4本の桜が散りゆくさまを串団子とともに見ていました。
毎年、桜で違う歌を書きたいな。


[7438] Re[7430]: 現代短歌研究会・会誌 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/15(Fri) 07:39

中川佳南さま

> ところで、「現代短歌研究会」の会誌は、お手元に届きましたでしょうか?

拝受しました。
中川さんの論文も拝読しました。
森本平作品に私は注目していますので、その視点が
中川さんの中で、いかに掘り下げられるか、
興味深く思ってむいます。


[7437] 悔いのないように 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/15(Fri) 07:35

いままで見損ねていた映画を、できるだけ、きちんと見ておこうという
つもりでいるわけです。
わたしの場合、大島渚も、意外と見残しが多かったわけです。
「日本の夜と霧」をこんど見てみます。

昨夜は、気分を変えて、ビリー・ワイルダーの「サンセット大通り」などを
見ておりました。


[7436] 儀式 投稿者:花森こま 投稿日:2005/04/14(Thu) 23:08

という映画が好きだな、大島渚。「新宿泥棒日記」がそのつぎかな。「ご法度」の監督、と言われたりしているのを聞くと、おしりがこそばゆいよ^^;。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7435] Re[7433]: 「日本の夜と霧」で 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/04/14(Thu) 21:50

> 家族制度に反対しておきながら結婚するとはなにごとだ、といっている(ああいうの批判って言うんですか?)のを見た私が
> 「同棲すれば解決するじゃん」
> といったら夫が(黒田さんよりひとつ上)
> 「お前はもう見るな!」
> とビデオを消してしまった。怒ったかとたずねたら、それ以前の問題らしい。
> 共感できる何かが私にはないのだろう。豚に真珠みたいな。
> 共感してもらいたいのだったらもう少し年の近い嫁さんにすればよかったのに。そういう問題でもないか。

「日本の夜と霧」は、大島が完全に新左翼の立場に立って作った映画であり、
徹底的に民青=日本共産党を罵倒しまくった映画です。この作品は
上映一週間足らずで打ち切られました。共産党からの激しい攻撃を
受けたからです。大島はこの会社の態度に激怒し、松竹大船をおん出て、
独立プロ「創造社」を建て、「絞死刑」ほか、ATGと提携してかずかずの
名作を作りました。僕も学生時代、学生運動をやっている、当時すでに少数派の
人間たちと交流を持ったことがありますが、とにかく彼らの自己満足、自己劇化
からくる傲慢さにはうんざりして馬鹿野郎と思ったものです。エリート意識
まるだしですよ、あいつら。僕の学生時代は、社会主義なんて妄想に過ぎないことは、
ソ連中国を見てわかりすぎていました。かといって体制べったりにはなりたくない、
とにかく何かに反発したいという気持でいらだっていたものです。はっきり言って
カス世代です。

http://hideo.269g.net/


[7434] ギャンブル 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/14(Thu) 19:55

偶然性という意味ではおみくじ、読みという点ではタロット。
ただ、おみくじはどこかに結んでくればよいが、一枚欠けたタロットはもう役に立たないし、可燃ごみとして生ごみの隣に入れるのもいや。

何年か前、歌集を出したいが先立つものがない、と占い師にいったら
パトロンを持てといわれて仰天した。パトロンってさあ、いつの時代の話さ?
今でもそんな人がいたらもっと仰天する。


[7433] 「日本の夜と霧」で 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/14(Thu) 19:44

家族制度に反対しておきながら結婚するとはなにごとだ、といっている(ああいうの批判って言うんですか?)のを見た私が
「同棲すれば解決するじゃん」
といったら夫が(黒田さんよりひとつ上)
「お前はもう見るな!」
とビデオを消してしまった。怒ったかとたずねたら、それ以前の問題らしい。
共感できる何かが私にはないのだろう。豚に真珠みたいな。
共感してもらいたいのだったらもう少し年の近い嫁さんにすればよかったのに。そういう問題でもないか。


[7432] 学生のころ 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/14(Thu) 18:33

学生運動をしている人を見て、あんたがたは何を誰に言いたいのだ?といつも思ってました。女子大なのでフェミニズムも関係してくるのですが、あれほど空回りしている話で、空回りを認識していないのも珍しい。

不沈空母がどうとか言っていた昭和ももう終わるというころの話。


[7431] 大島渚 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/04/13(Wed) 22:20

 日記拝読しました。「太陽の墓場」のロケ地は、釜ケ崎です。僕も、佐々木功の
「流民の歌」に感動しました。大島作品をひととおり見たのはかなり昔になりますが、
最近、もう1回見直してみたいなと思っています。安保闘争を描いた「日本の夜と
霧」も印象的でしたが、この作品のことを考えるとその陰に隠れてしまった増村保造の
「偽大学生」をどうしても思い出してしまいます。その名の通り、大学の自治会に
入り込み頭角を現していく偽大学生を演じたジェリー藤尾の印象が強烈です。正体が
バレて、学生の査問とリンチを受け、キチガイになっていく彼の演技は絶品でした。
本物のプロレタリアートと、理論面でしか労働階級を捉えられないプチブル学生
との断絶を描いて痛切でした。「日本の夜と霧」でも同じように、労働者を学生が
査問するシーンがありました。学生運動の限界を描いて、アイロニーに満ちた場面
だったと思います。

http://hideo.269g.net/


[7430] 現代短歌研究会・会誌 投稿者:中川佳南 投稿日:2005/04/13(Wed) 20:45

藤原さん、お久しぶりです。
ところで、「現代短歌研究会」の会誌は、お手元に届きましたでしょうか?

以前、昨年の「現代短歌評論賞」に応募した拙文(藤原さんの、穂村弘さんへの批評への反論部分を含む)について、「ぜひ全文を読みたい」とのお葉書を賜りましたにもかかわらず、精神的に絶不調だった為、ろくにお返事も書けず、大変申し訳ありませんでした。

このたび、評論賞に応募した文章の一部を改稿して、「現代短歌研究会」の会誌に掲載させていただきましたので、今さらですが是非お目通し頂ければ幸いです。
(全体的には、テーマの分散した、実にまとまりのない拙文ですが…)

穂村作品の現在とこれからには、私も大変関心を抱いています。
いずれ、「開耶」で連載中の「男たちの現代短歌」でも是非取りあげたいと考えています。(さりげなく、「開耶」の宣伝をさせて頂きます…購読ご希望の方は中川までご連絡下さい。一部1000円です)

24日の菊池裕さんの批評会には、私も参加する予定です。
藤原さんにお目にかかれますこと、今から楽しみにしています。

http://www.p-paradox.ecnet.jp/


[7429] 目標は大切 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/13(Wed) 07:35

津波なつ様

目標をもって、あせらずに準備をすすめましょう。
たのしみに待っています。


[7428] お金貯めます 投稿者:なつみ 投稿日:2005/04/13(Wed) 06:47

みなさんありがとうございます。
歌集を出す件、前向きに考えてみたいと思います。
ただ、現在借金もある身。
頑張って働いてお金作ります。その間に今までの自分の作品を見直します。
少々時間がかかるかもしれませんが目標がまたひとつ出来ました。

http://www.hpmix.com/home/natsumi51/


[7427] ももんが 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/12(Tue) 21:33

唐突な話ですが、動物の空飛ぶやつでない、ももんが。あまり使わない言葉なのだけれど妖怪や幽霊みたいなもののことらしい。

「そんなことしとると、ももんががくるぞ」といわれ外へだされるとそりゃあおそろしかった。ひとさらいも怖いがこれは人間である。それとは違ったなんか異形のものに関する恐怖。

大人になってひとさらいのほうがよほど怖いことをひしひし感じておりまする。


[7426] Re[7424]: あたしが歌集?ええの? 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/12(Tue) 21:06

> 津波なつです。
> えっ?
> 歌集ですか?
> あたしなんかがだしてもええんでしょうか?
> って歌集にするほど歌あったかいな。
> ・・・・お金もかかるし・・・・
> いっぺん自分の今までの歌を見直してみなあきませんな。

出すべきです。理由:藤原龍一郎、黒田英雄、わたしも、が待っているからです。これ以上の強力のわけ、必要でしょうか。
なるべく多く採録するべきです、捨てよかな入れよかな?と迷うものは捨てず入れます。自分が読んで自分を見るために。人の評価など、なんの意味あります?第1歌集こそは、ただ、自分にだけ向けたものであるべきであるからです。自分が自分の最初の発見者であり、ファンなのですからね。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7425] ない袖は振れない 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/12(Tue) 18:56

歌集を出す前に、糖尿食にきちんと金かけないと。ただ粗食であればいいってもんでないのね、そう簡単な話ではない。
糖尿は合併症で失明したり、腎臓が悪くて透析したり、足が壊疽を起こして切ったりするから…

膀胱炎の治りも悪い。糖が膀胱を刺激してしみるらしい。桂枝ブクリョウ丸を飲んでからかな、よくなってきた。これ、婦人科の薬なんだけど。

金は歌のように心意気だけではどうにもならないけれど、出せる程度のものに見合ったものを出されては?


[7424] あたしが歌集?ええの? 投稿者:なつみ 投稿日:2005/04/12(Tue) 05:53

津波なつです。
えっ?
歌集ですか?
あたしなんかがだしてもええんでしょうか?
って歌集にするほど歌あったかいな。
・・・・お金もかかるし・・・・
いっぺん自分の今までの歌を見直してみなあきませんな。

http://www.hpmix.com/home/natsumi51/


[7423] 昨日はシーザリオが 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/11(Mon) 07:30

昨日はシーザリオが、ラインクラフトをさしきってくれていたら
心おだやかな日曜日でしたが。

いま、東京・関東エリアで震度5弱をふくむ地震がありました。


[7422] 色占い馬券法でして。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/10(Sun) 15:10

えー、わたくし昨年か一昨年の『宝塚記念』朝のモーニングサービスのゆで卵の黄身の半熟にカンドーし、黄色帽子の枠連5−5を、300円、みごとに一万何千円余の萬馬券をとった者(獲得金四万円余)でをます。でー、けふは、さくらのいろの白でございますよ。ピンクが気になろますものの、人気無しから、しか、わたし、流しませんので。かう、なりました。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7421] 三連単が発売されてから 投稿者:松木 秀 投稿日:2005/04/10(Sun) 13:29

私は逆に、競馬への興味を失いました。
でも矢嶋さま、今の世の中に逆行する
ように枠連総流しというのはすごいですね。


[7420] 白い帽子跳んで来よ 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/10(Sun) 13:12

さくらのはなの白くひかりぬへ目を凝らさば淡く灰にしづむ奥のはなみゆあはれにも

桜花賞。白い帽子の1枠2頭(アドマイヤメガミ、ペニーホイッスル)から枠連総流し、100円×8=800円。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7419] やはり、地獄。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/09(Sat) 21:51

もうすぐ、人間の血は、みどりいろになり、光合成をしはじめます。酸素を吐くようになります。と、そうなれば、にんげんは生き物を殺さなくても生きていける。と。

アメリカの学者がいってました。

が、そうなるとすばらしいですがなにせ、ニンゲンの繁殖力の物凄く、地球大気は酸素過剰で、いまよりも生き物がバタバタ倒れてゆきます。酸素というものも、毒物の1種ですからね。ニンゲンとはナニ?でしょうか?。
カミっていてるんですか?実際ほんとに?。神がもし人間を創ったとしたら、神って、悪魔以下ではないですか。シャレにもなりませんぜ。

  菫やうなちひさき人に生まれたし  漱石

こういうときには、漱石の俳句はとことん、救ってくれます。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7418] 人間が光合成で生きる生き物だったら 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/09(Sat) 20:39

地球環境はどうなったろう?
光合成してみたいものだ。


[7417] ニュージーランドトロフィー一頭 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/09(Sat) 15:03

◎ピカレスクコート


[7416] Re[7415]: 桜一首 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/09(Sat) 13:05

さくらいろの雪ふりつもる森のみの四月ま昼になりにけるかも

えー、ただいま、おほさかは快晴、気温上昇、風なし。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom


[7415] 桜一首 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/09(Sat) 11:39

花ぐもりのちのむらさめ洗足の池をはしりて吾(わ)に迫り来ぬ 仙波龍英『私は可愛い三月兎』


[7414] 時をさかのぼるなら 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/08(Fri) 22:19

自分の生まれる前まで戻してしまいたい。で、フリーズしておきたい。
『河童』を読んだ小学生のときから変わっていない。
さもなければ、どんな失敗をしようと、人になんと言われようと好きなときに好きなことをできる人間になりたかった。

桜だ、こんな考えになる夜は。


[7413] 桜花賞 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/08(Fri) 21:45

今年は自信があるので前発表しましょうる

◎Fシーザリオ
○Mアンブロワーズ
▲Gエイシンテンダー
★Pラインクラフト

この4頭の組合せで的中します。


[7412] 感情が激すると 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/08(Fri) 21:23

ってあんまりないけれど、あまりいい歌ができない。
どこか冷静に自分を観察する自分がいないと。
私の場合はそうだと思う。
激していて、やりきれないので書く歌は、かめの中にでもためておくほうがよいかもしれん。冷静になってもなお残る歌は残るだろうから。


[7411] まあ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/08(Fri) 18:38

やはり、書くことです。


[7410] 淡路の桜も 咲くらゆふさま。 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/07(Thu) 20:56

ポプコンにももいろありぬ。白い色の寂しげなるありぬ 白い花が好き

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7409] 桜が一気に 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/07(Thu) 20:20

わわわわわーと咲いているではありませんか。
ポップコーンのはぜ方みたい。


[7408] Re[7406]: 低血圧で寝起きが悪い 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/07(Thu) 19:13

> カチンと来たな。

ゆふさん。あなたの文章にはゆうもあがどうしようもなくあらはれる、それをわたしは、尊いものとして、いつも読んできました。

しかし、

モチベーション、といふ、餅がマスターベーションしたやうな、日本語にもその意味するところがあやふやなえせ知識のやつらがこけおどしに使う、モノ、は、本能的肉体的血的に拒否反応するようにわたし、なってきていますので、そう、申し上げました。

>カチンと来たな。

いい、100点満点の、答と、もうしあげませう。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7407] 書く 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/07(Thu) 07:31

なにより、書くことだと思います。

なつみさんの歌集、黒田さん同様、私も期待しています。
気持ちがたかまってきたら、ご相談ください。

小池光歌集『時のめぐりに』が迢空賞受賞とのこと、おめでとうございます。


[7406] 低血圧で寝起きが悪い 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/07(Thu) 05:00

カチンと来たな。


[7405] わけわからん 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/06(Wed) 23:47

モチベーションといふ、きたならしい響きのするカタカナの羅列の意味ですが。

これでは、ブンガクの永遠に近づけないわ。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7404] 矢嶋さん限定で 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/05(Tue) 21:30

コピー誌でいいなら、後は私のモチベーションの持って行き方だわなあ。ちゃんとした本に出来るお金があったらまず歌集を出している。


[7403] ブンガクとは何か? 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/05(Tue) 20:10

人間(このわけのわからないヌエ=聖であり俗であり)を描くことでしかなく、それを描きたいという欲求(狂気の沙汰ですが)を持ちつづけること、ではないのか。なあ。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7402] 第一歌集を待つ 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/04/04(Mon) 21:27

津波さま、第1歌集出版を心よりお待ちしております。早く読みたい。

http://hideo.269g.net/


[7401] Re[7399]: 障害者の性 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/04(Mon) 21:04

なつみ様。

> ピンサロ勤めしてた時身体障害者の方、ご来店なさってました。
> ノートで筆談したり、全盲の人といろんな話ししたりみなさんフツーに来てフツーに接客してましたね。
> 文学的な話でなくてすみません。

ヒジョーに今日的な、ま正面から全力挙げてぶつかるべきブンガクの対象だと、思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7400] 今すぐはちょっと 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/04(Mon) 12:02

そうせかさないでくださいな。
障害者として生きているとき、死と言う物がそうでない人より切実に近い位置にあって、死と行かないまでも体が動かなくなるということはもう現実に着々と進行するんですね。
動けなくなる前にだな。
何処から手をつけていいのやら。


[7399] 障害者の性 投稿者:なつみ 投稿日:2005/04/04(Mon) 11:25

ピンサロ勤めしてた時身体障害者の方、ご来店なさってました。
ノートで筆談したり、全盲の人といろんな話ししたりみなさんフツーに来てフツーに接客してましたね。
文学的な話でなくてすみません。

http://www.hpmix.com/home/natsumi51/


[7398] Re[7397]: ノンフィクションで 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/03(Sun) 23:13

> 障害者の性について扱った本は結構あって、

とか、の。次元ではなく。ほんまもんのブンガク、を。

ゆふさん、あなた自身が、しようもない他人の話ではなく、書く気があるのか、無いのか、といふ話を、してをります。わたしは、あなたが、書けば、、いいのにな、といふことを、いってをります。ただちに、わたしに、はねかえってくる、こと、と。してですね。


[7397] ノンフィクションで 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/03(Sun) 13:41

障害者の性について扱った本は結構あって、最近では『セックス・ボランティア』というのがありましたね。
岐阜には「障害者も風俗へ行こう」という会があるとか。
『セックス・ボランティア』では初めて女性に対するセックスボランティアについて書かれていたようですが、立ち読みだったので本屋の人に買えと脅されそうで読むのやめたけど。


[7396] Re[7395]: 金津園 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/04/03(Sun) 00:55

> くだけたはなしでした。

それが、小説です。
ゆふさん。小説にしなはれ。する、価値あります。ゆふさん、童話も書き、小説も書き、俳句、川柳、短歌も、書き。してください。
Webは、停電すれば霧のやうに、消えてしまひますぜ、原稿用紙に、そして、書物にまとめなければ。わたしは、真面目に、きたいしますがね。 

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7395] 金津園 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/02(Sat) 22:41

岐阜の駅裏にある風俗街のこと。昼間電車から眺めると客引きのお兄さんが掃除をしていたりする。あんにゅいである。
まあ、ともかく風俗街。
さて私の働いているところ、昼休みKさん(独身男性)が言う。
「金津園行きてー」「行きゃあいいじゃん」と相方のYさん(2児の父)「金がたけーんだよ」「行きたいんなら行けば?」
毎月2回はこの会話に遭遇する。彼らは私がそばにいることを知らないので、私がこの会話をどう思うかということも考えてない。
でもなんか哀切に満ちて言われると、「行けば」って言いたくなる。
方やボランティアさんご苦労さん会で岐阜市民のH君(20代独身)。
「ぼくは、すけべ」「よくわかっとるじゃん」「えきうらへいく」「…」「ぼくはすけべ。じんかくが」「?」「じんかくがわるい」
彼は日よったテープのような話し方をするので、早回しして言うと金津園へ行くようなスケベは障害者団体の会長になれないぞとほかの人にからかわれたようである。
20代独身なら致し方ないと思うが、彼は困っている。

風俗というと、そこで働く女性のつらさなんか考えてしまうのは女だからかもしれないが、そこへ行かなければ満足を得ることの出来ない手足の不自由な男性もいるんだなあと複雑。

くだけたはなしでした。


[7394] どうもありがとうございました 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/04/02(Sat) 21:33

冬野さま
何度もお手をわずらわせまして恐縮です。
どうも私は他人の意見から真意を汲みとるのがヘタクソなようです。
以後、気を付けます。

藤原さま
拙歌にお目をお通しくださいまして、まことにありがとうございます。恐縮至極です。
日々全くの自己流で詠んでいたため自歌の出来について客観的な判断ができないままだったのですが、この度はまたとないありがたいご指導を頂戴しました。ぜひとも今後の作歌活動に生かしたいと存じます。
藤原さまもいずれマラソンのスタートを切られることと思いますが、素晴らしい御作に出会えることを、今から楽しみにしております。


[7393] 御作拝見 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/02(Sat) 20:00

岩井聡様

「題詠マラソン2005」の御作、拝見させていただきました。
実作をなさっているかどうかわからないので、などと書いてしまいましたが、
実によく短歌・俳句、さらには映画をはじめとするカルチャー、サブカルチャー的
な素材が詠み込まれ、飽きることなく百首を読み通すことができました。

029:ならずもの 冬蜂にさえ死にどころある夜更けならずものには名画座の闇
036:探偵 さなえちゃん裏表紙から消えどこへ はや探偵はじだいをかんず。
019:アラビア 均一棚にアデン・アラビア積まれもう二十歳は思い出せない季節
001:声 サラサーテ迂濶なるただひと声のその悔いゆえの円環の旅
077:櫛 老妓の使う櫛びっしりと塵帯びて殿山泰司日記の〈ヒヒヒヒ〉

順不同ですが、これらの作品は私の心に強く響いてきました。
ならずものを詠うのに村上鬼城の一句を呼び起こし、古井戸やポール・ニザンや
チゴイネルワイゼン(内田百間でも鈴木清順でも)や殿山泰司の文体の妙など
私が時代の真実を感じるあれこれの素材が、小気味よくまたせつなく感受性が
共鳴したということです。

071:次元 異次元の儲けっぷりさと春の夜の嘘つきはホリエモンの後輩
069:花束 花束で殴る歓喜と哀傷は龍のガウンに自(し)が血返り血
094:退廃はしずかに進む冷蔵庫キムコ三基を墓碑となすまで

技法としてのパロディに関しても、岩井様が、方法論として強く意識している
ことが、上記の作品からわかりました。
ただ、これらの作品は成功しているとはいいがたいというのが正直な感想です。
ホリエモン→どらえもん→穂村弘の一首、という連想はいかにもお手軽だとしか
思えません。ここは、なんとしても踏みとどまって、下句をまったく異なった
レトリックで構成してみせなければならないところです。
二首目は私への挨拶としてありがたく受け取りましょう。
仙波龍英の歌のパロディは、文体そのままで単語だけを入れ替えて、別次元を
創造しえているかというと、やはり、失敗に終っているとしか私には思えません。
昨日の紀野恵さんの一首への岩井様の思い入れの深さからもわかるように、
好きな一首を脳裏に刻み込む対峙のしかたをされているように思います。
それはもちろん、他者の作品を読み込むことで、オリジナリティを確立するという
必要な方法だと思います。
しかし、その場合、好きな歌には絶対に似ていないものをつくりだす、という覚悟
をお持ちになる方が、パロディによる批評を成立させようとするよりも
岩井様の資質に合っているように私には思えます。

他者不在の自己肯定のみの現在の一部の短歌の状況の中で、
岩井聡の短歌は、確かに「たった一人の顔」を感じさせ「流れる血」を
意識させてくれました。
それゆえに、浮薄さに流れぬ自己表現の確立をつねに志していただきたいと
切望いたします。

もし、不愉快にお感じになる部分がありましたら、私の集中力の欠如ゆえと
今回はご海容ください。


[7392] コードが切れたとき 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/02(Sat) 19:53

ひとつの時代をある言葉で共有する。あるときふつっと切れてしまった。
私が大学に入ったとき、4年生だった先輩は「青ヘル」という言葉をまだ知っていた。院生の先輩は「全共闘」という言葉を知っていた。
何か近づいてはならないようなもののように言ってた。でも私たちには伝わらなかった。だからそこで言葉は途切れた。

思うに1972年の「あさま山荘事件」、私たちは7歳だった。ニュースを見ても何のことかわからなかったし、実際にあったことだという気も起こらなかった。私はあれはただ古くなったかどういうわけか知らない家を取り壊していると思っていた。そんなものを何処のチャンネルでもやってるのがつまらなく、遊びに行った。

道には誰もいなかった。暮れかかる空が黄色かった。私は、ひとりだ、と思った。とても透明な感情だった。今世の中で起こっていることは7歳の私には関係のないことだった。

院生の先輩は中学生で、4年の先輩は10歳くらいだ。子供なりにそれが何であるかはわかったから、「青ヘル」「全共闘」がわかった。私たちにはもう伝えられない時代のコードがそこにあった。


[7391] 血を、流す 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/02(Sat) 18:50

まあ生きてるんだから心が痛いこと、たくさんあります。いてえじゃないかあーと号泣してみたいとこもあります。このやろうと言いたい時もあります。
でも、それはほかの誰かも痛いとき、初めて有効になる感情で、ほかの人も痛い、そういう時「痛い!」という。
何でそんなに泣いてんのさ、といわれるのはあまりうまくない。

痛いという感情を「へへ、転んじゃったよ、馬鹿だねえ」って感じで歌ってるのかな、今は。


[7390] 再び,岩井様 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/02(Sat) 18:43

下敷きにしてはいけないとは言ってないのですよ。
読んだ人が「にたぁ」となるようなすれすれのところを狙っていくんです。
ああ、なんだか私って本当川柳に影響されてますな。


[7389] 冬野さま ありがとうございました 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/04/02(Sat) 18:34

拙歌につきましてご批評をいただき、ありがとうございました。
他人の歌や句を下敷きにして詠むのは、先行作品に対する自分なりの敬意の表明のつもりだったのですが、やはり基本的な作歌力が足りないとそれが伝わらないのだということを痛感いたしました。
もっと力量をつけ、また作歌姿勢を見直してから、また来年出なおすことといたします。失礼いたしました。


[7388] 岩井様へ 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/02(Sat) 17:05

「新じゃが」は不当表示と罵られ新潟県産じゃがいもの立場 岩井聡
なんか強引だけれども笑ってしまいました。でも、新潟のどこかの拠るんじゃないかしら、新潟市?新津は新潟県だったかなあ?新だけではこのどちらかもめますね。
笑ったけどね。あと罵るはほかの言葉がないかなあ?
映画ものが多かったのと、従来の短歌の(たとえば寺山の歌のふたつのモチーフ)をくっつけてそれに対する感想みたいな歌があったけれど、その路線はどうかなあ、人のふんどしでって感じになるんですよ。映画ものは私の知識がまったく不足しているので何も言いません。


[7387] http://hideo.269g.net/ 投稿者:黒田英雄 投稿日:2005/04/02(Sat) 13:23

 松木秀歌集「5メートルほどの果てしなさ」が無茶苦茶いい。僕のブログに感想を
書きましたので、よかったらのぞいてみてください。

http://hideo.269g.net/


[7386] 岩井様 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/02(Sat) 11:06

マラソンのほうで、検索かけてお調べします。
私にしてはかなり血の通った歌なのですが、やっぱり笑(苦笑いかな)を誘ってしまうところがありますね。


[7385] 冬野さま、すみません 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/04/02(Sat) 09:15

たびたびお邪魔してすみません。冬野さまのお名前を拝見しましたときに、何か申し上げるべきことがあったような気がしていたのですが、一晩寝たら思い出しました。
冬野さまが今年の題詠マラソンに出詠された、

マラソンで歩いている人抜き去ってゴール近くで抜き返される 冬野由布

という歌を拝見した瞬間、思わず「ああ、オレだ」と声を出してしまいました。おもしろうて、やがて哀しい素敵な歌だと思いました。
もし仮に「題詠マラソン日めくりカレンダー」なるものが企画されるとしたら、ぜひ12月31日のページに推薦したい逸品です。
私もこっそり参加していたのですが、やはりこっそりシッポを巻いて完走してしまったため、あちらではご挨拶する機会を逸してしまいました。
この場をお借りしまして、素敵な歌を読ませていただいたことにお礼申し上げる次第です。


[7384] 「D・arts」第7号 投稿者:川本千栄 投稿日:2005/04/02(Sat) 01:32

藤原龍一郎さん、こんにちは。
「塔」所属の川本千栄です。
このたび、『D・arts』(ダーツ)第7号を4月1日付で
刊行しました。
「歌人論」を特集とし、以下の評論を掲載しています。

歌がうまいということ―吉川宏志論―    秋場葉子
文体が支える批評精神―吉岡生夫論―    松村正直
『韮青集』の改変と土屋文明        小林信也
大口玲子小論―うたう我、うたわれる我ー  なみの亜子
仙波龍英〜風俗詠と雪月花〜        川本千栄

「短歌人」の吉岡生夫氏や、藤原さんと交流の深かった
仙波龍英氏も取り上げております。
藤原さんに、また、この掲示板をお読みの皆さんに
お読みいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

http://www32.ocn.ne.jp/~d_arts/


[7383] ありがとうございました 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/04/02(Sat) 00:56

藤原さま、ご丁寧なご教示をいただきましてまことにありがとうございました。
実作に携われる方としての貴重なご意見をお教え下さいまして、大変感謝いたしております。
なお、後段につきましては、藤原さまが俎上に乗せておられる元々の歌を知っていないにもかかわらず、パロディ歌なるものに関する私的な考えを勝手につなぎ合わせてしまったために、意味不明な文章になってしまったようです。もっとよく調べた上で、頭を整理し直します。失礼いたしました。
末尾になりますが、お身体にはご留意の上(そのためにはこんな書き込みない方がいいですね。スミマセン…)、ますますご活躍されることを心よりお祈り申し上げます。

追伸 冬野さま、貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。ついでのようになってしまいましてまことに失礼ではありますが、あわせてお礼申し上げます。


[7382] 岩井聡様 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/04/01(Fri) 23:34

真摯な書き込みをいただき、ありがとうございます。
体力的に集中力を欠いているために、やや雑駁な意見になるかもしれませんが
ご海容ください。
岩井さんが紀野恵さんの「不逢恋逢恋逢不逢恋」の一首に信服されている
お気持ちはとても貴重なものです。
この歌には、背景の忖度など必要なく、それ自身を味わえばよいのだと
思います。
読者としての岩井さんの姿勢はまったく間違っていないのですが、
いざ、表現者としての歌人の立場から考えると、変化という点を
忘れてはならないと思います。
表現者は変化するものです。
だからこそ、現在を表現することができるのです。
表現者・紀野恵さんは、いつまでも「不逢恋逢恋逢不逢恋」でのみしか
その短歌の表現世界を論じられないのは、必ず痛恨に思っているはずだと
私は推量しているわけです。
読者が一若き日の一首を味読、賞賛してくれることは作者にとって
うれしいことではありますが、真の自己表現を希求する者は、
やはり、若書きを超えた現在の表現への感受を痛切に期待しているはずだと
思います。
「不逢恋逢恋逢不逢恋」の一首に若気の至りの欠点があるというのではなく
すでにして、作者の精神の中では、そう思っているはずだということです。
岩井さんが実作をされているかどうかは存知あげませんが、
私の書き込みは、実作者としての立場からのものであることを
ご理解いただけると幸甚です。

後段の子規のパロディに関する文章は、残念ながら、空論になっていると思い
ますので言及は控えさせていただきます。


[7381] 私が答えることができるのは 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/01(Fri) 22:56

紀野さんの歌は、彼女が17歳で作った歌であるということで、17歳には17歳の恋があるけれど、それがいくら幼い恋だったにしろ、むしろ幼い恋であるほうが自然な年で、不自然であるということ。つまり観念の恋の歌。そこが若気だということなのではないでしょうか。17歳だから若いに決まってるけど。
子規のパロディは、なんか芸がない上に、死というものを侮辱している気がしないでもないですね。
永井さんは実生活では、紀野さんや私たちよりはるかにしんどい世代だったとおもいます。どこかの知事みたいな人がいっぱいいる中働いていたのだから。

藤原さん、もっと深いことがあるんでしょう?


[7380] 藤原龍一郎さま 投稿者:岩井聡 投稿日:2005/04/01(Fri) 21:03

突然お邪魔しましてすみません。
見ず知らずの者が書き込んでいいものかどうかと迷ったのですが、藤原さまの3月31日付の記事を拝読いたしまして、お訊ねさせていただけたらと思いまして、勇を鼓した次第です。
藤原さまが言及しておられる永井陽子氏の歌はいずれも素晴らしく、また歌の背後に流れるひそかなはげしい血についても私なりに理解しているつもりです。
しかし、紀野恵氏の「不逢恋逢恋」の歌についても私は心服しておりまして、ひとつの恋が逢わぬ恋から逢う恋に発展し、やがて何らかの事情で再び逢わないようになったが、それは決して恋が終わったのではなく逢って逢わないという至上の恋へとさらに発展したのだ、だからどうか(私があなたを忘れないように)あなたも私を忘れずにいてほしいという、リズムこそ軽いですが、愛しさと切なさと強がりとがないまぜになった可憐な歌であり、ただの小賢しい言葉遊びだとは思えないのですが、いかがでしょうか。
もちろん永井氏の作歌活動のかげには肉親の死や病・不本意な職場の異動など様々に深刻な事情があり、それが作品にも深い陰影を与えているであろうことは承知しているつもりですが、ただ、それならば紀野作品についても同様に作品外の事情の有無を検証しなければ公平を欠くことなりましょう。
また、仮にこの歌がそういった背景を何ら有しない、古歌を下敷きにした想像力のみによるものだったとしても、想像上の恋が時として現実の恋よりはるかに「ひそかにそしてはげしく」血をたぎらせるものであり、また徹底して想像力の中に没入することが、時には時代に対する明確な意志表示となりうるものであることは、ボヴァリー夫人などの例をもち出すまでもなく、数々の映画館において「闇の中の想像力」と対峙してこられた藤原さまには実感としてご理解いただけるのではないかと思うのですがいかがでしょうか。
いや、そんな事情は関係ない、紀野作品にはそれ自体に「若気の至り」としか言えない欠点がある、ということでしたら、お恥ずかしい話ですが私にはそれが読み取れません。よろしければその点についてご教示いただけませんでしょうか。
もちろん具体的な作品論などをお願いできる場でも筋合でもないことは充分承知しておりますので、せめて読解のヒントなりともお示しくださればとも思うのですが、いかがでしょうか。

さらに後段では、子規の歌のパロディに言及しておられ、「貧しい精神」によるものと断じておられます。
もちろん言うまでもなく、作品自体がダメなものであるときにそれをダメと言うのは全くもって正当な批評行為ですが、ただその際、その作品のダメさ加減をもって「精神」までをも断罪することが果たして可能なものでしょうか。
私が不勉強にも藤原さまが取り上げておられる歌が具体的にどのようなものかを知らないので、ピントはずれの言い草かも知れないのですが、私はパロディ短歌にも藤原さまがおっしゃるようなある種の「断念」があるのではないかと考えております。それは、もしかしたら全ての歌は、既に書かれてしまったのではないか、これからいかに花を鳥を恋を死を歌ったとしても、それは全て過去からの引用に過ぎないのではないかという思いと、にもかかわらずどうやっても身を引きはがすことができないほどこの詩型に深く心をとらえられてしまっているという思いが交錯したときに生まれる、深く切実な「断念」です。そんなとき彼/彼女は、過去の短歌(史)に爪を立て、その爪を傷つけることでしか、また断罪の刃を受けることでしか、自分の身の内に血が流れていることを確認できないのです。
もし、そのパロディ歌が、いわゆる短歌的叙情なるものに安住し、あげく第二芸術論を今さら補強するものでしかないような歌を量産するといった楽天性には決して身をまかせないという覚悟の上に、あえて名歌という神話に挑戦しようとしたものであれば、もちろん作品自体が不出来であれば容赦なく否定されるべきとしても、その「精神」についてはいささかなりとも汲んでやりたいと思うのですが、いかがでしょうか。

ご退院間もないという時節をわきまえもせず、長々と乱文をお目にかけましたことをお詫びいたします。ただ、時期を逸したくなかったのと、この程度のチャチな文章なら何ほどのこともなかろうと考えましたことから、失礼をかえりみずお邪魔した次第であります。


[7379] 私の短歌は俳味があるのか 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/01(Fri) 17:34

とうすうす感じていたが、俳句より川柳により近いかも。
直球型ではなく変化球型。こういうことをそばでぶつぶつ言われると嫌な気持ちがするだろうなあ、ということが短歌になる。で、笑わせてしまう。
で、川柳を書かすとちょっとメロウ、つまり短歌的になる。ときもある。

人を笑わす、でもほんとは嫌なことが書いてある、そんな感じ。


[7378] ご報告 投稿者:服部 滋 投稿日:2005/04/01(Fri) 14:54

朝日新聞社の『一冊の本』というPR誌をパラパラめくってたら、斉藤斎藤さんのお名前が。
読むとなかなか才気のあるエッセイです。
そうかそうかと頁を最後までめくると、編集人がなんと石井辰彦大兄。
あらいつのまに。
金井美恵子さんの目白雑録にもいずれ「辰ちゃん」が登場するかもしれませんね。


[7377] 追記 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/01(Fri) 14:34

『午後の音楽』では、それまでの歌集にない、人間が出てきた。中世のイタリアや平安朝の人間でなく、現代に生きていても通行人ではなく(なぜか中国人、イタリア人が多い)大叔母、叔父、それから「君」とか「背の君」というひと。どうもイタリア人らしいのだけれど、人間関係がでてきた。
で、多分イラク戦争に加担しているアメリカか日本か、そういうことにちょっとふれてる。二十歳から二十年たったことにもちょっとふれてる。
二十歳の時には四十の自分のことってわからないもので、振り返ってみる。
まあ、私もだけれど、さらに二十年後の六十のことはまだわからないものねえ。


[7376] Re[7374]: 不逢恋逢恋逢不逢恋 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/04/01(Fri) 10:47

> 不逢恋逢恋逢不逢恋の歌は、才気走った歌ではありますが、やはり若気の至り
> だと思います。
> 紀野恵さん自身も、いまではそう思っているのではないかと私は推察しています。
> 彼女の不幸は、いつもこの作品しか引用されないことでありましょう。
> 紀野恵さんの何冊もの歌集は、誰もきちんと読んでいないのではないか、
> との気さえします。

>
> 私も言葉遊びは好きですが、時代に直面しようとしていない、小賢しいだけの
> 言葉遊びは唾棄します。
> 「べくべから」でも「アンダルシアのひまわり」でも、永井陽子は時代に直面し
> ひそかにそしてはげしく血を流していました。
> だからこそ、読者の心にしみこんでくるのです。
>
> かつて子規の「たたみの上に届かざりけり」の絶唱のパロディと称して
> 「たたみの上に届いてしまう」という一首をつくり、しかも、それを歌集に
> 収録した人がいました。
> 愚行というにもほどがあるあきれ果てた行為です。
> この人は今でも短歌をつくっているようですが、私はこういう人物の貧しい精神
> を軽蔑せずにはいられません。
>
> 表現行為の背後には断念があり、それによって流れた血が、すぐれた韻文には
> 底流しているのです。
> 少なくとも私はそう信じているし、私の信頼する歌人の作品には、断念があり
> 血の流れが確かにあるのです。
>
今、紀野さんの作品を読んでいるところで、てこずってます。見えそうで見えないので、もうやだ、とあきらめかけましたが、短兵急を急がず、読んでみたいとおもいます。手に入らない歌集のほうが多いのもな。

断念ですか。私は諦めが悪いほうなので、断念したといえば、走ったり飛んだり、針仕事をすることくらいですか。


[7375] おくればせながら……。 投稿者:大辻隆弘 投稿日:2005/04/01(Fri) 00:18

ご退院おめでとうございます。

入院中の読書量に感服しました。

たぶん、藤原さんは検査入院の時期さえも
これからのエネルギー源にされるんでしょうね。

そのパワー、いつもながら、あやかりたいと思っています。


[7374] 不逢恋逢恋逢不逢恋 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/03/31(Thu) 23:32

不逢恋逢恋逢不逢恋の歌は、才気走った歌ではありますが、やはり若気の至り
だと思います。
紀野恵さん自身も、いまではそう思っているのではないかと私は推察しています。
彼女の不幸は、いつもこの作品しか引用されないことでありましょう。
紀野恵さんの何冊もの歌集は、誰もきちんと読んでいないのではないか、
との気さえします。

私も言葉遊びは好きですが、時代に直面しようとしていない、小賢しいだけの
言葉遊びは唾棄します。
「べくべから」でも「アンダルシアのひまわり」でも、永井陽子は時代に直面し
ひそかにそしてはげしく血を流していました。
だからこそ、読者の心にしみこんでくるのです。

かつて子規の「たたみの上に届かざりけり」の絶唱のパロディと称して
「たたみの上に届いてしまう」という一首をつくり、しかも、それを歌集に
収録した人がいました。
愚行というにもほどがあるあきれ果てた行為です。
この人は今でも短歌をつくっているようですが、私はこういう人物の貧しい精神
を軽蔑せずにはいられません。

表現行為の背後には断念があり、それによって流れた血が、すぐれた韻文には
底流しているのです。
少なくとも私はそう信じているし、私の信頼する歌人の作品には、断念があり
血の流れが確かにあるのです。


[7373] Re[7372]: またまた歌人ではないですが 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/31(Thu) 19:21

> 私にとって現実はややこしいこと極まりないものです。

それをうたいたい。直角にぶつかって。おでこにたんこぶ、できて、それが歌。
はじめから、キレイなもの口当たりのよいものかっこいいものをつくりたい、連中ばかりではありませんか、いまの短歌界。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7372] またまた歌人ではないですが 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/31(Thu) 19:06

日本語を母語と感じることが出来ない、という人がいました。別に外国人でも、親がそうだというわけでもないのに。それはそれでかなり苦しい。
私は現実と夢がごっちゃになることがよくあって、ドッチが本当に起ったことか一日悩んでる日もあって、それもそれでかなり苦しい。
夢が結構血みどろな夢なので、余計わからない。
私にとって現実はややこしいこと極まりないものです。


[7371] 現実 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/31(Thu) 18:32

わたしは、現実と血みどろのかかわりをもって。ぼろぼろになってるものを歌いたい、せっかくこの、最低の時代に生まれあはせたのだから、
砂糖菓子みたいなうたをうたっても、そこに米粒の腹の足しになるものも、混ぜておきたい。短歌は、ブンガクであります。
趣味のキレイキレイ、でもいいですが、わたしはそれでは、物足りないです。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7370] Re[7368]: あかあかや・・・・・月 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/31(Thu) 11:54

> ということばあそびのみのものをつくった坊主がいましたが、わたしは、認めませんね。酒でも飲んで酔っ払ってたのではありませんか。「不逢恋逢恋逢不逢恋ゆめゆめわれをゆめなわすれそ 紀野恵」のものも、言葉遊びにすぎて、それも、古典の教養が生で出ている点、上品とは言えない、とわたしは思っています。浅はかである、と。いわざるをえません。香り、が、ないのです。頭だけで作ったからの、復讐ですわ、言語からの。
言葉遊びもかまわないとおもっているので、意見は違いますが、紀野恵という人は背後に自分を出さないよう徹底してます。でも紛れもなく彼女の歌でしかありえない。もうちょっとで何かがわかりそうなんだけどな。


[7369] 太陽と月に背いて 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/03/31(Thu) 08:11

みなさま

「愛の悪魔」やフランシス・ベイコンの件で、多々、ご教示いただき
ありがとうございます。
石井辰彦さんが劇場公開をご覧になっているというのは
さすがだなあ、と、感慨にふけりました。

昨夜は「太陽と月に背いて」を見ました。
映画で見る限り、私がヴェルレーヌなら絶対離婚なんかしないなあ、と
思ったりして。


[7368] あかあかや・・・・・月 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/30(Wed) 22:28

ということばあそびのみのものをつくった坊主がいましたが、わたしは、認めませんね。酒でも飲んで酔っ払ってたのではありませんか。「不逢恋逢恋逢不逢恋ゆめゆめわれをゆめなわすれそ 紀野恵」のものも、言葉遊びにすぎて、それも、古典の教養が生で出ている点、上品とは言えない、とわたしは思っています。浅はかである、と。いわざるをえません。香り、が、ないのです。頭だけで作ったからの、復讐ですわ、言語からの。

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7367] ブックオフにて 投稿者:並木夏也 投稿日:2005/03/29(Tue) 23:35

 きょう、ふらりとブックオフに立ち寄ったところ、
前々から探していた文庫本(漫画ですが)が、九冊か十冊ほどまとめて
書棚に並んでいました。

 荷が多いのと、ちょうどそのときに限って財布が少々気になっていたときだったので、
藤原さんに倣って、1、2、4、7、8巻と、中を飛ばすように抜いて、
買ってきました。

 ものすごく効果のある買い方をしたな、と電車に乗りながら
ぼうと思っていました。

http://www.enpitu.ne.jp/usr7/71418/


[7366] ご退院されたそうで。 投稿者:並木夏也 投稿日:2005/03/29(Tue) 23:28

 並木夏也です。こんばんは。

 藤原さんが退院されたとのこと、なによりの事と存じます。

 藤原さんが入院している最中、「何日まで入院します」という報告が
藤原さんから、そして荻原さんからあったにもかかわらず、
「電脳日記・夢見る〜」のカウンターが、毎日150以上を示していて、
(検索サイトから来る人も多いのでしょうが)
「やはり、藤原さんの体調のことは、みんな気になっているんだな。」と思っていました。
 何日まで更新出来ませんと言われていたにも関わらず、やはりみな、藤原さんのことを気になっていたということだと思います。

 わたしも、藤原さんのご退院に(なぜか)ほっとしたひと達の、ひとりであります。

http://www.enpitu.ne.jp/usr7/71418/


[7365] べくべから… 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/29(Tue) 21:55

歌人ではない人に、永井陽子さんの「べくべから…」の歌を見せたら、
「べくべからって日本語か?意味あるのか」って聞かれてしまったぁ。
いや、某掲示板とだぶるねたなんだけれど、向こうもショックだったらしいがこちらもショックだ。現代和歌、言葉が変でないかいとも言えず。
「不逢恋逢恋逢不逢恋ゆめゆめわれをゆめなわすれそ 紀野恵」
いい、わかってくれなくっても(いじけている)。


[7364] 失礼 投稿者:松原未知子 投稿日:2005/03/29(Tue) 21:46

映像としてはただブルーの画面だけ。そこにデレク・ジャーマンのモノローグがかぶさるだけ。なにか映るかと期待しても最後までただブルーなだけ。じつに退屈な映画でした。『ウィドゲンシュタイン』も『カラヴァッジオ』も退屈だったように記憶しています。なのに見てしまうって一体なんなんでしょう。

藤原さん、ヒロシと仕事をしたとですか?いいなーあこがれの人の傍に行けて。
↓亀淵さんでなく亀渕さんでした。ぶちぶち…


[7363] 無題 投稿者:松原未知子 投稿日:2005/03/29(Tue) 21:22

もっとも退屈な映画というのなら、デレク・ジャーマンの『ブルー』かもしれないです。ブルーな画面

http://www.adachi.ne.jp/ users/mitico/


[7362] レイモンド・ラブロック 投稿者:服部滋 投稿日:2005/03/29(Tue) 18:34

藤原さま

ご指名をいただき・・・

『愛の悪魔』は見てません。絵は好きですけど。
お察しの通りウィアード系も退屈系も好物なので、今度見てみます。

『ガラスの部屋』見ました。浪人してた頃。
引きこもれるだけの金がなかったとです。

神戸・三ノ宮の新聞会館だったかな、見たのは。女の子たち、ないてましたね。
当時、三ノ宮の<バンビ>とか<さりげなく>といったジャズ喫茶に入り浸っていたのですが、中島らもとそのあたりでたぶんすれ違っていたはずです。合掌。

陳腐なラブストーリーや出来の悪い活劇のほうが、
ウォーホルの『エンパイヤ』よりずっと退屈ではありませぬか、石井さん?

御自愛下さいませ。


[7361] 愛の悪魔 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/03/29(Tue) 18:16

原題は Love is the Devil だったんですね!
ううむ……。


[7360] 無題 投稿者:渡邉阿Qです 投稿日:2005/03/29(Tue) 15:20

退院おめでとうございます。

本をたくさん読まれているようでしたので、本を差し入れしようかしらと思い、
正蔵の襲名披露宴で高田先生に「病院どちらか知ってますか?」とお尋ねしたら、
「聞いてないんだよ」ということで、
局内に取材を入れるのも時期が時期なので、差し控えた次第です。

何はともあれ、おめでとうございます。
藤原さんにとって一番のクスリはHの撤退かも知れませんがご自愛専一で!!


[7359] おめでとうございます! 投稿者:石井辰彦 投稿日:2005/03/29(Tue) 14:38

御退院、おめでとうございます。
延長になったと聞いて心配していましたが、
お元気なようでなにより……。
何と言っても、あの読書量ですから!

ところで小生は、
公開時に『愛の悪魔』(変な邦題ですが、原題はなんだったかしら?)を
劇場で観た、数少ない観客のひとりです。
ベイコンの作品をこよなく愛する者の目からみると、
何やら食い足りない伝記映画だったと記憶していますが……。
ピカソおよびデュシャンと並んで、
ベイコンこそが20世紀美術を代表する真の巨人のひとりであることは、
これは間違いありませんが、
日本では彼の作品はあまり人気がないようで、残念です。
彼の伝記としては、
最近翻訳が出版されたばかりの
マイケル・ペピアット著『フランシス・ベイコン』
(夏目幸子訳、新潮社)が良くできているみたいですので、
御一読ください。
あの偉大な絵画の前に立つのが、
もちろんベイコンを理解する一番の近道ではあるわけですが……。
ちなみに『現代詩としての短歌』(書肆山田)では、
ダンテの一行をタイトルにした章の中で、
私もベイコンのトリプティクに触れています。
御参照くださいね!

ということで、ともかくお大事に!
『愛の悪魔』は体力を恢復させつつある方には
あまり向かない映画のような気がします。


[7358] サブウェイ・パニック 投稿者:花森こま 投稿日:2005/03/28(Mon) 23:14

やはり、ロバート・ショーが凄かったけれど、ラストも粋でしたね。あの頃のウォルター・マッソーの出演作はみんな好きですが、ドン・シーゲルの「突破口」が最高かしら。
日本映画の「資金源強奪」に似たすっきり感が。
映画の話をしだすと止まらない〜w。
落ちつかれましたら、お手紙でお願いした件、諾否のご返事下さいませ。よろしくですぅ。
まず、病院での過酷な生活の疲れをお治し下さい^^。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7357] 潮だまりを遠く離れて 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/03/28(Mon) 22:56

松原未知子さま

『潮だまり』が刊行されてからもう一年ですね。
亀渕さんも、一年前はまさか、こんなことで連日テレビに追われる
などとは思ってもいなかったでしょう。

「愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」は
下記のTSUTAYAのサイトで、検索で出てきました。

http://www.tsutaya.co.jp/item/movie/view_v.zhtml?pdid=10001769

「ヒロシ会」、私も見ようと思っております。
本人とは昨年に一度、仕事をしました。
そういえば、ヒロシのテーマの「ガラスの部屋」もせつない映画でしたね。

冬野さま

私は検査、検査の連続で、CTスキャンやらMRIやら
採血やら、一日じゅう追い回されていました。


[7356] 祝御退院 投稿者:松原未知子 投稿日:2005/03/28(Mon) 22:43

藤原龍一郎さま。
御入院のこと、ニッポン放送のこと、かげながら心配しておりました。
わたしはホリエモンのような男より亀淵さんのような男の方が好きです。
亀淵さんは経営者としては優しすぎるのではないかという印象を持っていますが、いかがでしょう。

ところで御日記の「愛の悪魔 フランシス・ベイコン」ですが、わたしはまったく知りませんでした。DVDになっているんでしょうか?いま熱中しているのはDVDの「ヒロシ会」です。軽蔑するならしてくださいとも。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/


[7355] 一月に入院してました、三週間 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/28(Mon) 19:12

でも、糖尿なので運動を勧められていたから、(最初は狭心症があるのでどれくらいなら運動していいかまず調べられましたが)運動も入院のプログラムだったし、退院してすぐ運動しに行って、風邪を拾ってきたくらい。
もともと体力はないので、こんなものかもな、って思ってました。
藤原さんは検査のほかは安静だったのでしょうか。


[7354] 丸山様 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/28(Mon) 19:07

初めての題詠マラソンで、とにかく作りまくっただけで、推敲すらしなかったんです(恥)。
しかし、世界は狭いなあっておもったしだいです。


[7353] お帰りなさい 投稿者:丸山 進 投稿日:2005/03/27(Sun) 22:50

藤原さん
退院おめでとうございます。
ネットの方ずっとご無沙汰してて久しぶりにこちらを
拝見して入退院のことを知ったような次第で失礼しました。
どうかお身体に気をつけて下さいませ。

冬野さん
久しぶりに覗いたら、私の名前が出ててびっくりしました。
昨夜、朝日中部川柳大会の打ち上げで、ご一緒だった○○さんとは知りませんでした。
題詠マラソンもう完走したと、お聞きした時はショックで酔いが覚めました。
これからもよろしくお願いします。


[7352] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/03/27(Sun) 15:10

みなさま、どうも、ご心配おかけしてすみません。

冬野さま

丸山進さんはよく存じ上げています。
「題詠マラソン」にも参加していらっしゃいますよ。

密偵おまささま

ご無沙汰しております。
立川談春さん、まさに、本格化のすばらしさです。
今月の「笑芸人」に、談春さんを詠んだ短歌なども載せました。
ご高覧ください。

多田零さま

ブログ見せていただいております。
確かに小澤正邦さんは、あの頃の佐野史郎に似てますね。


[7351] お帰りなさいませ。 投稿者:多田 零 投稿日:2005/03/27(Sun) 13:25

藤原さん、退院おめでとうございます。

「夢見るように眠りたい」なつかしいです。
あのころ、佐野史郎はまだ冬彦さんを演じるずっと前で、さほど有名では
なかったですよね。

小澤正邦さんに向かって、橘夏生と二人で「佐野史郎に
似てらっしゃいますね〜。ほら、『夢見るように眠りたい』の…」
と言ったことがあるんですが、通じませんでした。

http://sayoko.blog5.fc2.com/


[7350] 無題 投稿者:密偵おまさ 投稿日:2005/03/27(Sun) 12:14

ご退院おめでとうございます。
早速、自転車でおでかけとのことで、安心いたしました。
お仕事の方もいろいろと大変な時期かと思いますが、ご無理はなさらないで下さい、


[7349] 川柳のほうで 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/26(Sat) 22:56

藤原さんを知ってる人がいました。丸山進さんといいます。
いませとしに住んでいるので、永井さんのことをかすかに知っているようですが、生まれは瀬戸ではないようです。

退院したこと伝えておきました。


[7348] 『短歌批評』誌創刊のおしらせ 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/26(Sat) 14:09

yahooのブログに、「短歌批評」誌(?)創刊しました。つい、5時間前ほどに。
 ↓
  http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html

ちょとのぞいてみてごらんくださいませ。(^_^)/^^

  2005年3月26日淡路のうえは寒い雪雲が蓋ってきてをりますです。編集長 矢嶋博士 

http://blogs.yahoo.co.jp/mirainozom/823911.html


[7347] 松之助師匠 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/03/26(Sat) 09:01

藤原さん、退院おめでとうございます。

>ところで、ソフトバンクインベストメントの北尾CEOって
>顔もしゃべりかたも笑福亭松之助にそっくりだと思いませんか?
そうです、そうです、どこかで見た顔だと思っていたら、さんまさんの
師匠の笑福亭松之助師匠に似ていたんだ。
SF作家の堀晃さんも同じ事を言っておられましたよ。
関西人の持っているイメージって面白い。
私の感想は、堀さんと同じで
『顔が似ているとやることも似てくる……はずである。
 いずれにしても、またひとり、おもろいのが参入してきたなあ。』です。


[7346] お帰りなさい 投稿者:吉岡 生夫 投稿日:2005/03/26(Sat) 08:58

退院おめでとうございます。
仕事の方も大変でしょうが、健康第一。
ご自愛お祈り申し上げます。

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/yoshioka-ikuo


[7345] 退院おめでとうございます 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/26(Sat) 07:31

検査の結果はわかっただろうとおもいますが、なおご自愛ください。
それにしてもたくさん本を読む時間があったのですね。
もっと検査でてんてこ舞いなのかとおもった。


[7344] ご退院おめでとうございます 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/03/26(Sat) 00:08

無事、ご退院のほど、心より、お喜びお祝い申し上げます。
短歌の世界のためにも、お身体をお大事になさって下さい。


[7343] おかえりなさい 投稿者:高澤志帆 投稿日:2005/03/25(Fri) 23:01

藤原様 おかえりなさい。

本日深夜叢書社さんから心待ちにしていた『貴腐』が届き、
そして藤原さんのご退院の書き込みを拝見して、嬉しさの二乗です。
さらに文章を習っている中島梓先生の跋文もあって、嬉しい驚きでした。
特に春の季節から好きな句を…

 廻廊の果てに背が視ゆわが背なる
 春の暮われ悪霊と影ふたつ
 晩春の水にわれなき世界在り
 もうひとり居るかも知れぬ春の闇
 晩春の鳥が人語を発しけり
                  藤原月彦

そしてこの句は、杉山隆さんの『人間は秋に生まれた』を思い出しました。

 人間と名のりし秋の種族かな

また宝物の本ができました。ありがとうございます。
どうぞ、お身体をお大事になさってください。

http://www15.plala.or.jp/kasane/


[7342] 笑福亭松乃助のふっくらさん 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/25(Fri) 20:48

 大口の真神吼えれば 雄雄しくぞ響きわたりぬ 満月の夜(よる)に

藤原さん、また、忙しくなりますね、そろりとまいりませう。満月は今日でしょうか。
ここ、大阪市のきたのはずれのわが陋屋のま南に、かうかうとくわうくわうとわうわうと全けきつきが、この宵内から輝きわたりのぼりまぶしいほどです。東京もそうでしょうね。

 花冷えのあをあを月を誉めゆきぬ


[7341] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/03/25(Fri) 19:44

みなさま、どうも、ありがとうございます。

牙城さま
もちろん、大音声、聞こえておりました。
赤尾兜子師も喜んでくださっていることでしょう。

山本孝一さま

病院で『桂米朝集成』第四巻を読んでおりました。
この本は、実にまあよく出してくれた、という貴重な本です。
ところで、ソフトバンクインベストメントの北尾CEOって
顔もしゃべりかたも笑福亭松乃助にそっくりだと思いませんか?


[7340] 朗報がうれしい 投稿者:島田牙城 投稿日:2005/03/25(Fri) 19:00

藤原さん、おかえりなさい。
まずはのんびり、娑婆の空気に体を慣らして下さい。
朗読火山俳、未知子さんが兜子句、僕が龍一郎歌を交互に代読させていただきました。
こゑ、病室まで届いたかなぁ……大声張り上げたのですが……
有難うございました。


[7339] おかえりなさい 投稿者:春畑 茜 投稿日:2005/03/25(Fri) 18:44

藤原さん、おかえりなさい。
おからだ、たいせつになさってください。

http://blog.goo.ne.jp/haruhatakou/


[7338] Re[7337]: 退院 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2005/03/25(Fri) 17:44

藤原龍一郎さん、おかえりなさい。
日記の再開、楽しみにしておりますが、
くれぐれもご無理はなさらないように。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[7337] 退院 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/03/25(Fri) 17:19

みなさま

本日、退院いたしました。
ご心配いただき、ありがとうこざいます。
日記も再開の心つもりでおります。


[7336] 明日退院だ、藤原さん 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/23(Wed) 21:04

とりあえず題詠マラソン完走したんでご一報します。


[7335] あっ 投稿者:秋桜 投稿日:2005/03/21(Mon) 06:51

忙しくて久しぶりに着て見ればダーリン黒田氏いらっしゃる訳ですが
連絡の件どうなりましたかね。
こっちとしちゃ、無駄なモチベーション維持に付き合わされ
ちょっかい出されてほっといて欲しいところを相手したのに
ほっといて欲しいなどというのは勝手と思うのですけど。

あら藤原さんどうぞご自愛を


[7334] ちょっと安心 投稿者:山本孝一 投稿日:2005/03/20(Sun) 21:31

> 体調的にはきわめて平静ですので、ご心配なく。
少し安心いたしました。
テレビでニッポン放送という名前が出るたびに
藤原さんのことが気になった一週間です。
エドモンド・ハミルトンの短編集「反対進化」が
出たので、昨夜は午前1時過ぎまで読んでおりました。
こんなに夢中にSFを読んだのは何年ぶりでしょうか。
今日本屋に行ったら、なじみの店員さんから
「中古のCDショップでスマイリー小原のCDを
見つけました。買っておきましょうか?」と聞かれました。
ハミルトンといい、スマイリー小原といい、21世紀とは
思えませんなぁ。


[7333] Re[7332]: 外泊 投稿者:花森こま 投稿日:2005/03/20(Sun) 19:17

> 体調的にはきわめて平静ですので、ご心配なく。
よかった、一安心しました。
お願いした件は、キャンセルしてくださってもいいですよ。
今、原稿をまとめています。九月に発行したいのです。でも、間に合わなくても全然おKですので。
「遊行賞」の行方も気になります。
たくさんのひとが応募してくださって、進むべき短歌の道を示していただければと思います・・。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[7332] 外泊 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2005/03/20(Sun) 16:22

みなさま

ご心配おかけしております。
外泊OKということで、本日から明日の午前中まで
帰宅しています。
明日の午後、病院にもどり、金曜日に退院する予定です。

体調的にはきわめて平静ですので、ご心配なく。


[7331] こんな時期に失礼します。 投稿者:多田 零 投稿日:2005/03/15(Tue) 00:28

藤原さん、24日以降に戻られるんですか……。
どうぞお大切に(といったものでしょうか)なさってください。

お留守の時期に申しわけないのですが、ブログをはじめました。
宣伝させてくださいませ。

「小夜子別館」と申します。

http://blog5.fc2.com/sayoko/


[7330] 音羽の滝 投稿者:春江 投稿日:2005/03/14(Mon) 16:44

まず、はじめに、藤原龍一郎様の御身体の安からんことを祈っております。

この歌は道歌なのでしょうか。寺を巡拝しながら、その寺に因んだ歌があります。
情景・・・清水寺の音羽の滝(これは有名ですね)。松風(松に渡る風)あり。
むすぶ心・・・松風と音羽の滝(清水寺において)。
すずし・・・涼し・・・この意味は清らか。涼子、と書いて、さやこ、とも読みます。
 歌意
松を渡る風となって訪れてこの清水寺の音羽の滝の名水にふれることの清らかなる功徳よ
 
佛徳を得る、ということでしょうか。この名水は長命などの効能があります。


[7329] Re[7328]: しばらくお待ち下さい。 投稿者:冬野由布 投稿日:2005/03/14(Mon) 15:03

> >みなさん
>
> 藤原龍一郎さんから連絡がありまして、
> 検査の日程がスライドして、
> 退院日がのびているとのことです。
> 現在はネットにつなげない環境なので
> ものたりない等、おっしゃっていました。
> 藤原さんがこちらに顔を出されるのは、
> まだしばらく先のことになりそうです。
> 予定では24日以降とのことです。
> どうぞよろしくお願いします。
>
待ちますとも。あみんのうたじゃないけど。
この際ゆるりと過ごされたほうがいいんですよ、藤原さんは。
あんまり無理すると、本当に「入院」ですよ。検査じゃなくて。


[7328] しばらくお待ち下さい。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2005/03/14(Mon) 14:37

>みなさん

藤原龍一郎さんから連絡がありまして、
検査の日程がスライドして、
退院日がのびているとのことです。
現在はネットにつなげない環境なので
ものたりない等、おっしゃっていました。
藤原さんがこちらに顔を出されるのは、
まだしばらく先のことになりそうです。
予定では24日以降とのことです。
どうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[7327] Re[7325]: 音羽の滝 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/12(Sat) 20:15

歌としては、とるにたらないもんです、ただ、ああ、きもちいい〜、くらいの気分を0.001秒ほど感じたら、忘れ去って、ください。深い歌はほかに、山ほど、くさるほどあります、世界に!。


[7326] r 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/12(Sat) 17:48

まつかぜや音羽の滝の

清水、を、形容しているのではないですか。
その
清水は、しみず、で、きれいな水、でしょうね。清水(きよみず)と読めば『きよみずでら』、を、掛けことばにもしているのでしょう。

その水を
むすぶ=手に掬って口を漱ぐ、か、ゴクン、と飲んでもいいですが、

そのとき、口、舌、咽が、冷たいきれいな水で気持ちいいだろう、と。同時に、心も涼しく爽やかな気持ちになるだろう、という、ことではないでしょうか。

まつかぜや、
は、松の葉を風が吹き抜けるとき、いい音がするそうです、<音羽の滝>の<音>を導きだしています、わたし、大阪のごみごみに住んでいますので、松風の音を実際にはしりませんが、斎藤茂吉の歌などには、松風のすばらしさがたくさんうたわれています、茂吉ほどの人がいうのですから、それは素晴らしいものにちがいないでしょうんね。このこころもちは、最後の<すずしかるらん>にも密接に繋がっているのでしょう。


[7325] 音羽の滝 投稿者:山崎 投稿日:2005/03/12(Sat) 15:31

はじめまして 突然のメールで大変申し訳ございません。
私 まったく詠歌など理解する力がないもので たまたま HPで拝見しました このホームへ質問いたしたく メールしました。
このページにもありました 京都清水寺の音羽の滝に関する 下記の詠歌の注釈を知りたいのです。 どなたか教えていただけますか よろしくお願いいたします。

詠歌に次のように詠まれています。

 「まつかぜや音羽の滝の清水をむすぶ心はすずしかるらん」


[7324] Re[7323]: 題詠マラソン2005の注目株 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/11(Fri) 22:55

> >藤原龍一郎という歌人(『短歌人』に毎号載っている人)が、完全に厳密に57577の鋳型にストイックに殉じたうたを歌っている。東京を、現在形の人間のカタチを。
> その、鋳型の力強さ、と同じ力強さ、方法論的なもの=資質を、新藤伊織の歌に、感じる。この私の直感は、多分、まったく、正しい。
>
> これは、題詠マラソン2005のある、鑑賞サイトにわたしが書きこんだ記事です。藤原さんにもお知らせしようと、おもいまして。
> 新藤伊織。会場から過去ログで<新藤伊織>と、検索すれば、でてきます。
> 彼女の歌、とても、いいです。3月度の収穫でしょう。アドレスを。以下に。
 ↓
http://www3.azaq.net/bbs/840/daieibbs/index.html

http://youyoujoho.com/yasima


[7323] 題詠マラソン2005の注目株 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2005/03/11(Fri) 22:49

>藤原龍一郎という歌人(『短歌人』に毎号載っている人)が、完全に厳密に57577の鋳型にストイックに殉じたうたを歌っている。東京を、現在形の人間のカタチを。
その、鋳型の力強さ、と同じ力強さ、方法論的なもの=資質を、新藤伊織の歌に、感じる。この私の直感は、多分、まったく、正しい。

これは、題詠マラソン2005のある、鑑賞サイトにわたしが書きこんだ記事です。藤原さんにもお知らせしようと、おもいまして。
新藤伊織。会場から過去ログで<新藤伊織>と、検索すれば、でてきます。
彼女の歌、とても、いいです。3月度の収穫でしょう。

http://youyoujoho.com/yasima


[7322] お大事になさってください 投稿者:尾崎弘子 投稿日:2005/03/11(Fri) 21:05

日記を読み落としてしまい、ちょうど入院前の慌ただしい折りに書き込みをしてしまったようでした、すみません。
また首都の会等でお会いできますことを楽しみにしております。
どうぞお大事になさってください。


[7321] お身体、いかがでしょうか。 投稿者:中岡毅雄 投稿日:2005/03/11(Fri) 18:50

1週間、お邪魔していなかったので、ご入院のこと、まったく、存じませんでした。

週末なので、そろそろ、ご退院の時期でしょうか。
ご自愛のほど、お祈り致しております。


[7320] むかしの歌集 投稿者:西橋 美保 投稿日:2005/03/10(Thu) 10:05

お留守に失礼します。
もう前世紀のことになってしまってますが、藤原さまに解説を書いていただいたつたない私の歌集について、東郷雄二さんが評を書いてくださっています・・
http://lapin.ic.h.kyoto-u.ac.jp/
思い返せば1999年7の月という「ノストラダムスの大予言」にあわせたかのように出版した本でした。
バカだと思って忘れていた子が、ド偉い出世をしてひょっこり戻ってきたような、そんな気分です。

藤原さま。どうぞご無事で、元気に退院なさるのを楽しみにお待ちしております。


[7319] 入院生活も 投稿者:田外茗子 投稿日:2005/03/07(Mon) 23:23

悪いものではありません
非日常の中で、ぼんやりとする時間が持てますように
ゆっくりなさってくださいね
(とはいえ、要静養の入院と違い、検査入院は忙しいもののようですが)