[744] あけましておめでとうございます。 投稿者:ただ(夛田真一) 投稿日:2001/01/02(Tue) 01:44

そして、いま、「短歌の引力」を精読を心掛け、読んでいるところです。
現代○○というさまざまなジャンルのなかで、現代短歌のこの、これは、
なんだ?ということを、藤原さんの言説からも、思ってみています。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/9109/


[743] すみません。 投稿者:足立尚彦 投稿日:2001/01/01(Mon) 17:50

下の書き込みのURLが
間違っておりました。
今、正しく入れ直しました。
元日早々、ミスしました、すみません。

http://mx6.tiki.ne.jp/~canon/genwaku/index1.htm


[742] 謹賀新年! 投稿者:足立尚彦 投稿日:2001/01/01(Mon) 17:46

あけましておめでとうございます。
書き込みは初めてですが、
昨年から覗かせていただいていました。
あ、宮崎の足立尚彦と申します。
今年もよろしくお願いいたします。

http://mx6.tiki.ne.jp/~canon/genwaku/index1.htmhttp://


[741] 賀正 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001/01/01(Mon) 02:07

あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[740] 謹賀新年 投稿者:松原一成 投稿日:2001/01/01(Mon) 00:42

あけましておめでとうございます。
年賀状を出しはしたのですが、
おそらく元日には届かないので、
まずはこちらでご挨拶させていただきました。
本年もよろしくお願い申し上げます。


[739] 良いお年をお迎え下さい。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/31(Sun) 22:11


「抒情が目にしみる」、ならびに
「夢みる頃を過ぎても」のユーザーのみなさん、
今年はどうもありがとうございました。
BBSにはりついたままになれなくて、
いろいろ不備もあったかと思います。

来年、来世紀も
「抒情が目にしみる」
「夢みる頃を過ぎても」を
どうぞよろしくお願いします。

>田中庸介さん、小説トリッパー、読みはじめました。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[738] 龍宮城に集うものたち 投稿者:錦見映理子 投稿日:2000/12/31(Sun) 21:41

ああ、藤原さんモテモテですね。
もうすぐ年明けで、喪中の私はおめでとーとかって言いに参れませんので今のうちにごあいさつに来ました。
今年はたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
藤原さんが「開放区」にれいこさんの句とかお書きになったのはまだ数ヶ月前のことなのですよね。なんだか遠い昔のような気分でへんな感じです。
さまざま失礼なこともした気がしますが、今後ともどうかよろしくお願いします。
来年もご活躍をお祈りしています。
では、よいお年を!!

http://www.ne.jp/asahi/cafelotus/eliko/


[737] Re[736]: 龍の引力 投稿者:満月 投稿日:2000/12/31(Sun) 16:07

> あらら、満月さんが先にコクってる…。

コクるって言うのかあ〜〜(^^;;

http://www.on.rim.or.jp/%7Ef_irie/cgi-bin/diary/history.cgi


[736] 龍の引力 投稿者:なかはられいこ 投稿日:2000/12/31(Sun) 15:04

あらら、満月さんが先にコクってる…。
やられた。

ことしは藤原さんにお会いすることができて
とても刺激的な年でした。
辰年だったし……。(笑)

藤原さんに呆れられないようにできるだけ努力しますので
来年も懲りずにおつきあいくださいませ。

それでは、よいお年を。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~myu2/


[735] よいお年を 投稿者:満月 投稿日:2000/12/31(Sun) 02:48

今年は熱い「藤原龍一郎」に出会えたことで、なんだか恋したような得したような。
失恋しないように、来年もふうふうあとを追っかけていかなくては。あ、けっしてストーカーにはなりませぬ;;;いや、なるかも??
と、いうことで、よいお年をお迎えください。

http://www.on.rim.or.jp/%7Ef_irie/cgi-bin/diary/history.cgi


[734] 日記、いちおう更新しました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/30(Sat) 09:04

●日記、28、29日分、書きました。
 年末年始もずっと自宅に居るので、更新は続けます。


[733] 日記、やっと追加しました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/26(Tue) 07:38

●石平明日香様
 ようこそ、いらっしゃいました。誌上でお名前作品ともよく存知あげていますよ。

●23、24、25日分の日記、やっと書きました。見てくださいね。


[732] こんにちは 投稿者:石平明日香 投稿日:2000/12/26(Tue) 01:48

肉眼でお姿拝見したことはあるけれどお話したことのない藤原さんこんにちは。私は一応「短歌人」の会員なんですが、「短歌人」が届いても封も開けず、高瀬先生からお便り頂いても、「三角点」の原稿依頼頂いても無視する様な不良です。歌もずっと作ってません。人の短歌を読んで勉強するのも嫌いです。でも一生「短歌が趣味」と言いつづけようと思っています。こんなこと藤原さんに断言しても意味ないんですが、ネットをさまよっていて藤原さんのお名前見つけて懐かしくなりました。とても怠惰で不真面目ですが、それなりに頑張ろうと思います。またお会いする機会があったら宜しくお願い致します。


[731] ああ、アングラでした 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/24(Sun) 21:41

正岡豊様

ギネマさんの朗読とその衣装、ステージ上での動きなど、もろにアングラでした。
こういう人は好きです。
福島泰樹朗読賞は、きちんと、責任の所在をはっきりさせて、入賞者に対する
今後のフォローをきちんとできれば、面白い展開になりそうではありますが。


[730] よかったですね(^^) 投稿者:正岡豊 投稿日:2000/12/24(Sun) 16:53

正岡です。

メール修復よかったですね。

あと福島朗読賞の話、ほかのひとは書かないでしょうから
おもしろく読みました。ギネマという人はずっとそのもののふの会の人の
ジャズバーで朗読してる人ですね。朗読してるとこの写真はもろに
60−70年代アンダーグラウンドしてましたが実際はどうかは
知りません。
ではー。よいクリスマスを!

まさおか

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[729] おさわがせしました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/24(Sun) 13:07

やっとメール受信できるようになりました。
まだ、今は会社にいるのですが、今夜、三日分のメールを読みます。
正岡様、みなさま、ご心配かけました。


[728] まだ、メール受信できません 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/24(Sun) 08:07

すみません。
まだ、メール受信できません。
リムネットのサポートからアウトルックエクスプレスの再インストールの手順を
ファックスしてもらって、そのとおりにやっているのだけれど、修復しません。
今日もまもなく会社へ出ますので、修復は明日以降になりそうです。


[727] メール 投稿者:正岡豊 投稿日:2000/12/23(Sat) 02:02

ふじわらさん正岡です。

メールまだうまくいきませんか。
パスワードは入れ直しました?
うちのソフトもたまーに接続を拒否することがあるんですが・・・。
大文字小文字、「.」の前後に半角空白いれたりとかどこかでしてるかも
わかんないですが、どうでしょう。
ユードラというメールソフトの無料版が出てますから、
一度違うメールソフトとかつかってみるといいかもしれません。
うーんしないほうがいいかなあ。
ではでは

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[726] 無題 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/12/22(Fri) 17:01

浜田到さんの作品だそうです。


[725] 〈連想〉の意味が違っているのかもしれないけれど 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/12/22(Fri) 16:56

ごうふるたうんで出ていた話題で、あちらに書くべきなのだろうけれど、
ここに書いてもいいでしょうか。
〉★百粒の黒蟻をたたく雨を見ぬ暴力がまだうつくしかりし日に
〉★一九四九年夏世界の黄昏れにいっぴきの白い山羊が揺れている
〉上記作品から連想するのはリルケ、吉田一穂、大手拓次とかで、歌人の名が出てこないんですよね。

・暴力のかくうつくしき世に住みてひねもすうたふわが子守うた/斎藤史
・沈黙のわれに見よとぞ百房の黒き葡萄に雨ふりそそぐ/斎藤茂吉
こんな歌を連想しましたが……



[724] HELP! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/22(Fri) 00:03

●宮崎浩様
 書き込みありがとうございます。
 馬場あき子さんの『飛天の道』は都市風俗を詠った歌にたくさん好きなものがありま  す。
 いつか宮崎さんの歌集が読める日を楽しみにしています。梨の実歌会でもよろしく。

●ところで、アウトルックエクスプレスを使っているのですが、
 メールの受信のみできなくなってしまいました。
 とくに変なところをいじってはいないのですが、パスワードが認証されません。
 メール送信とインターネットへの接続はできるので、ここへの書き込みもできるし
 パスワードもまちがっていないと思うのですが、こういう時はどうすれば
 いいのでしょうか?
 設定のやり直しなど何か直し方を教えていただけませんでしょうか。HELP!


[723] 初めまして 投稿者:宮崎浩 投稿日:2000/12/21(Thu) 20:32

藤原様
はじめまして。五十嵐様の歌会にいつも参加している者でかりんに所属しています。
日記に日高様とお合いされたり、私も夏の歌会で合いました。また馬場先生の新しい歌集も読んでいただきどうも。
宮崎浩


[722] ちょっと紹介 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/21(Thu) 07:34

●「先端猟奇大パノラマ」という江戸川乱歩フリークのHPがあります。
 乱歩好きなら、十二分に楽しめます。
 大江十二階という筆名の人がつくっているようです。巧い筆名だよね。
 ここです。↓
http://www.interq.or.jp/mercury/syundei/


[721] メールが受信できなくなって 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/21(Thu) 06:40

昨夜の十時過ぎから、メールが受信できなくなってしまった。
インターネットには接続できるのだけれど
メールの方はパスワードが認証されない。不可解だなあ。

正岡豊さんが、名古屋のちくさ正文館へ行ったことを日記にくわしく書いている。
そういえば、鈴木竹志さんと青柳守音さんに、ここがちくさ正文館だと、閉まっている
店の前で教えてもらったことがある。


[720] 日記、追加しました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/20(Wed) 07:42

●日記、18日、19日分、追加しました。
 ご笑覧ください。


[719] 歯痛と読書 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/18(Mon) 20:22

●家内と長男が風邪で発熱しているので、うつらないように気をつけていたら
 突然、歯痛が始まった。左上の奥歯の神経が露出しているらしく、水分が触
 れると、泣きたくなるほど痛い。明日、歯医者に行くつもり。

●歯痛に悩みながら宮田昇著『戦後「翻訳」風雲録』本の雑誌社2200円+税
 を読み始めた。とても面白い。戦後のミステリの翻訳を田村隆一や鮎川信夫と
 いった「荒地」の詩人たちが手がけていたことは知られているが、この本には
 その人間関係の裏話がたくさん記述されている。
 もちろん、暴露本ではないので、節度のある記述なのだが、それでも田村隆一
 の無茶苦茶さや鮎川信夫の気難しさ、中桐雅夫のこだわりの強い性格などは
 具体的に著者自身が体験したエピソードで、読者に的確に伝わってくる。
 詩人のイメージも変わらざるをえない。今夜中に読み終わるだろう。


[718] Re[717]: 御礼・満月様 投稿者:満月 投稿日:2000/12/18(Mon) 02:39

> ●満月日記拝読しました。
>  「開放区」というより『東京式』への鋭すぎるご指摘に
>  ほとんどパンチドランカー状態です。心地良い酩酊ということです。

あさってのジョーかも;;;
すごい感想をいただいてしまってますね;;;
お返事は某MLの方で。
短歌では

剥製の鳥を運河に沿いて建つ倉庫へ運ぶ夢ばかり見る

など、自分の現在の状況とあまりにも一致してこわいくらいです。

http://www.on.rim.or.jp/%7Ef_irie/cgi-bin/diary/history.cgi


[717] 御礼・満月様 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/17(Sun) 16:18

●満月日記拝読しました。
 「開放区」というより『東京式』への鋭すぎるご指摘に
 ほとんどパンチドランカー状態です。心地良い酩酊ということです。


[716] 開放区の 投稿者:満月 投稿日:2000/12/17(Sun) 15:25

感想を満月日記にちょこっと書きました。
いつも送っていただいてありがとうございます。

http://www.on.rim.or.jp/%7Ef_irie/cgi-bin/diary/history.cgi


[715] 田中庸介さま、どうも 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/17(Sun) 06:45

帰国されたそうですね。
忘年会にお誘いいただきながら、失礼しました。
日記にも書いたのですが、川端隆之さんの住所が、私の継母(亡父の再婚相手)が
住む家と番地まで同じなんです。フシギー。


[714] 荻原裕幸さん、 投稿者:田中庸介 投稿日:2000/12/15(Fri) 21:27

ただいま帰国しました。

「角川短歌」が手元になかったので、出典を誤りました
ご指摘の通り、お詫びして訂正いたします

吉本に関しては、今でてる「小説トリッパー」冬季号というのに
出典を含めてちょっとエッセイを書いたので、そちらをご覧いただけたらと
存じます

http://kiss.to/kisaki


[713] Re[712]: 荻原裕幸さんへ追伸。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/15(Fri) 15:17

>枡野浩一さん

> いい歌ですが、マスノ短歌教の中で見ると、
> 「うーん、短歌みたいだなあ」と感じますね。
>
>  日溜りに置けばたちまち音たてて花咲くような手紙がほしい  (天野慶)

ありがとうございました。
枡野さんの感覚、だんだん見えて来ました。
しかし、きびしいですな、マスノ短歌教。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[712] 荻原裕幸さんへ追伸。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/15(Fri) 09:09

「助詞の省略のせいで、
ちょっと見ると
文語短歌みたいな印象をうける口語短歌」の例を挙げておきます。
下は、
マスノ短歌教の信者でありながら短歌結社「短歌人」にも所属している
天野慶さんの作品です。いい歌ですが、マスノ短歌教の中で見ると、
「うーん、短歌みたいだなあ」と感じますね。

 日溜りに置けばたちまち音たてて花咲くような手紙がほしい  (天野慶)

http://talk.to/mass-no/


[711] Re[709]: 荻原裕幸さん、これで 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/15(Fri) 05:55

>枡野浩一さん

> お答えになってるでしょうか。
>  ↓
> http://www81.tcup.com/8101/nomasu.html

はい。さきほど楽しく読ませていただきました。
この問題はもう少し整理してコメントしますね。
一時期、ぼくが自作に対して課していたことに、
文語不可、助詞省略不可、下句字余り不可、
というのがあって、そのことともからみそうです。
石井辰彦『現代詩としての短歌』の韻律観とも
遠くひびきあっているようで興味深いです。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[710] Re[707]: 枝毛姉さんのように 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/15(Fri) 05:38

>田中庸介さん

> それと「西川毛布」が「丸八真綿」ではだめかという松平さんの指摘

本筋から逸れていることでもうしわけないのですが、
この「松平さんの指摘」というのは、
角川「短歌」12月号における小島ゆかりさんの指摘
のことでしょうか? あるいは別に?

> 吉本隆明がいう詩的な「強い選択」が作用している

この吉本の語の出典というのは?
『言語にとって美とはなにか』にあったのは覚えてますが、
この書き方からすると別の文献のようなので……。
無知ですみませんがご教示いただければ幸いです。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[709] 荻原裕幸さん、これで 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/15(Fri) 04:51

お答えになってるでしょうか。
 ↓
http://www81.tcup.com/8101/nomasu.html

http://talk.to/mass-no/


[708] 日記、書きました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/14(Thu) 08:03

●あっ、田中庸介さん、帰国したのですね。

●日記、火曜、水曜の分、書きました。


[707] 枝毛姉さんのように 投稿者:田中庸介 投稿日:2000/12/13(Wed) 22:26

どうも、田中です。

「枝毛姉さん」のところは、下で枡野さんが現代詩の高度な改行のテクニックを用いて解釈されているように、微妙な切れ方の問題を内包しているところがいいですね。「枝毛」から「姉さん」にかけて、直角な街路の交差点を高速なバイクでぎゅいんと曲がるようなそんな遠心力が働いていると思います。つまり、この二つの単語は完全に切れずに意味が糸をひいてつながりあってはいるのですが、「枝毛姉さん」というひとつの単語になるほどにはそれぞれが共有結合しあっていない。その微妙なところがここで作者の提示したかった表現上の重要なポイントなのではないかと読みました。それはさらに、「句割れ句またがり」という短歌の技法の精神を現代的に展開したものであるとも短歌の側からは読めるのではないでしょうか。奥村さんは朗読会のときに「句割れ句またがりをどう読むか」についてこだわっておられましたが、まさにその問題が結晶しているのがこの「枝毛姉さん」というフレーズであると思われます。

それと「西川毛布」が「丸八真綿」ではだめかという松平さんの指摘に関しては、はっきりだめだと思います。ここにはたぶん音韻と字面によると思われる、吉本隆明がいう詩的な「強い選択」が作用していることをまったく無視して意味的な面から読み解こうとしたことの限界が現れていると思います。「真綿」の字画は多すぎるし、「にしかわもうふ」と「まるはちまわた」では、後者が「ま」が二度も出てきて、真綿でくるまれるみたいな「ま」わりくどい印象がいかにも布団屋さんらしい眠気を誘うおだやかな商標であるのに対して、前者はリズミカルで軽い強勢のある「に」に始まり、「しか」という無気的な軽くてシャープな音を「わ」がいったんまとめ、そして「もう」の音引きのやわらかさが「ふ」というかすかで微妙な笑いの音で終わるという、とても都会的で音楽的な商標であるということの違いが、たとえばその「強い選択」の根拠になっているでしょう。

ちょっと話題に遅れましたが、若干の解釈を補足させていただきました。
ご参考まで


[706] では、考えがまとまり次第、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/13(Wed) 18:08

ピンクの掲示板でお答えします。
 ↓
http://www81.tcup.com/8101/nomasu.html

きょう、関連するような短歌評論の本を買ってきました。

http://talk.to/mass-no/


[705] Re[704]: ピンクの掲示板 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/13(Wed) 14:04

>枡野浩一さん

> この荻原裕幸さんのご質問、
> 私のところのピンクの掲示板につかわせていただいて、よろしいでしょうか。
> もしオッケーなら、もう少しくわしくお返事します。

ピンクのですね。オッケーです。問題ありません。
こちらももう少しあたまの整理をしておきます。
枡野さんの主張自体は理解できていると思います。
文語的用語・文体の、どのあたりに輪郭を見ているか
という実測的な関心です。よろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[704] うーん、「オッケー」と言いつつ、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/13(Wed) 08:46

教祖が本当に認めているのはせいぜい、
「とるにたらぬ」とか「〜ごとく」とかいった、
やや文語めいた言いまわしだけ、ですね。
むしろ、
「散文そっくりに短歌をつくる」というところのほうに、
重きをおいてる気がします。
散文そっくり、という時点で、もう口語になりません?

現代の散文。といっても岡井隆が短歌雑誌に書くエッセイは現代でなく、
どこか別のワールドにあるものと考えます。

この荻原裕幸さんのご質問、
私のところのピンクの掲示板につかわせていただいて、よろしいでしょうか。
もしオッケーなら、もう少しくわしくお返事します。

http://talk.to/mass-no/


[703] 文語と言ってもほとんど口語だな、 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/13(Wed) 05:38

というようなことを思いながら読む歌集が現在は多い。
小池光の『静物』を読んでいたら文語じゃないという気もした。
枡野浩一さんが、『かん短』(この略記、いいのかな)で、
文語で書かれた短歌を認めない、の留保事項として、
「現代の書き言葉に出てくる程度の古くさい言いまわしならばオッケー」
ということを述べていたのをふむふむと読んでいたのだけど、
文語でも、いかにも文語で書かれたという感じの現代短歌って
それほど多くはないし、枡野さんの考える不可の範囲っていうのが、
どこくらいのところにあるのか、なんだか気になってしまった。
ああ、これでは中途半端だけど、とりあえず。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[702] みなさま、ありがとうございます。 投稿者:コバヤシミホ 投稿日:2000/12/12(Tue) 00:34

ますの教そ、萩原さん、藤原さん、御意見ありがとうございます。
そうですよね。デザイナーとどこまで分かりあえるかというのは大きな
要素ですね。ちなみにデザインを頼んでいるのは、わたしがまだ中島らも事務所に
いたころ、マネージャーだったわたしが担当していたひとなのです。
ページの都合上どうしても全首載せることが出来ず、只今、けずる作業を
していますが、遅々として進みません。
しかも、いま、目の前にある山積みの仕事をしなければいけない時に限って
新しいうたをうたいたくなってしまう。しかも今日は芝居も観に行っちゃったし。

早坂類さんの歌集もぜひ、見てみたいと思います。
みなさま、ありがとうございました。
また経過報告させていただきます。


[701] ちなみにコバヤシさん、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/11(Mon) 09:08

早坂類歌集「風の吹く日にベランダにいる」(河出書房新社)は、
中身のレイアウトは凝ったものではなかったけれど、
一ページの歌の数が、
一首だったり二首だったり四首だったり、
変化していますね。

装幀は、菊池信義。中身のレイアウトも担当してたのかどうかは、なぞですが。

編集担当のY氏は、
今は河出から独立して新しい出版社をつくり、「東京式」を出したりしています。

http://talk.to/mass-no/


[700] Re[695]: 煮詰まっていて 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/11(Mon) 06:50

藤原龍一郎です。

> 私は、歌をつくるとき3〜4行書きで書き、四角枠で囲むのが習慣(フーコーの
> 原稿もそうだった)なのですが、その状態で単行本にした場合
> 1ページに載せる歌が、1首とか2首というばらつきがあると
> 読みにくいのでしょうか。
> たとえば見開きのページで、右には1首、左には二首という変則的な
> 載せかただとバランスがわるいのかなあ。

コバヤシミホさんの生原稿を私は見ているのですが、あの原稿のレイアウト自体には
まったく、違和感はなく、アンバランスな感じもなかったですね。
本のかたちにすると、また、視覚的な感受が異なるのかも知れないけれど
結局は枡野浩一さんのおっしゃっているデザイナーが、いかにコバヤシミホさんの意図
を受けとめてくれるかどうか、だと思います。
私としては旧来の歌集のフォルムにこだわる必要などまったくない、と思います。
もりまりこ『ゼロゼロゼロ』、向井ちはる『OVER DRIVE』も、
歌集のイメージから完全に逸脱したものでしたから、ここでコバヤシミホさんも
納得できる方向を選択するのが、悔いが残らないと思います。
では『フラワーフレーク』の完成、楽しみにしています。


[699] 13日(水)に 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/11(Mon) 04:21

このBBSを設置しているサーバが、物理的な引越をおこないます。
午前中に、予定では、1時間ほどアクセスできなくなります。
また、それ以後1週間ほど、アクセスが不安定になるかも知れません。
書きこみに支障はなく、さほど問題なく利用できるとは思います。

ご迷惑おかけしますが、どうぞご容赦下さい。

#藤原さんの電脳日記は、サーバが異なるので、
#この件ではまったく影響を受けません。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[698] Re[695]: 煮詰まっていて 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/11(Mon) 04:14

>コバヤシミホさん

> 1ページに載せる歌が、1首とか2首というばらつきがあると
> 読みにくいのでしょうか。
> たとえば見開きのページで、右には1首、左には二首という変則的な
> 載せかただとバランスがわるいのかなあ。

一般に連作と呼ばれる、複数の作品で同一のモチーフを展開する手法では、
一首一首はレイアウト上同じ条件の方がたぶん読みやすいと思われます。
連作を意識していない場合は、枡野浩一さんが書かれているように、
デザイナーの、能力、というか作品への理解力、次第でしょうか。
作品のレイアウトの条件を一首一首で違うものにすると、
短歌の定型以外の何かがそこに若干流れこみますので、
その何かと小林さんの作品がうまくかみあうかどうかだと思います。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[697] Re[684]: 一周・・・なのかなあ 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/11(Mon) 03:35

>正岡豊さん

> だからやっぱり一品物で勝負して勝負することにすら意味ないかのごとく
> 消えていった岡田正子はわたしのなかでは天才ですね。
>
> でも、同行者をまったく必要としないような、遠い歌、というのも
> どこかにあるんでは、という希望は捨てられないですね。

正岡さんがためらいがちにこうしたことを書くその感覚は、
充分に理解しているつもりなんですけど……、
「天才」がいて「遠い歌」がどこかに在る
ということを成り立たせるためには、やはり、
ほんとにそう見えるように短歌を語る、
ことしか方法はないですよね。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[696] それはデザイン処理の仕方によって、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/11(Mon) 02:11

成功も失敗もするでしょう。
力量のあるデザイナーなら、大丈夫だと思いますが。
横からお答えしてしまい、すみません。

http://talk.to/mass-no/


[695] 煮詰まっていて 投稿者:コバヤシミホ 投稿日:2000/12/11(Mon) 01:20

短歌集をまとめているのですが、考えるほどドツボにはまっていく。
藤原さん、みなさん、御意見を聞かせて下さい。
私は、歌をつくるとき3〜4行書きで書き、四角枠で囲むのが習慣(フーコーの
原稿もそうだった)なのですが、その状態で単行本にした場合
1ページに載せる歌が、1首とか2首というばらつきがあると
読みにくいのでしょうか。
たとえば見開きのページで、右には1首、左には二首という変則的な
載せかただとバランスがわるいのかなあ。
すみません。いつも私的なことばっかりで。


[694] チャット終了しました 投稿者:正岡豊 投稿日:2000/12/11(Mon) 01:00

終わりました。

「棒立ち」は悪口か?

と加藤千恵ちゃんがなやんでました。

わたしはほむりんではないのでよくわからない・・・・・・。

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[693] いまちゃっと中です 投稿者:正岡豊 投稿日:2000/12/10(Sun) 23:03

枡野さんとふたりでいまちゃっと中です。

よかったらみてね。

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[692] 一代雑種! 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/09(Sat) 10:21

十姉妹と金花鳥をいっしょくたに飼ってたりすると、
不思議な模様の鳥がうまれたりするが、
その不思議な模様の鳥には繁殖能力がなく、
その模様を受け継ぐ鳥はうまれない、
というあれですね!!

でも赤カナリアというのがあって、
もともとオレンジ色や黄色や白のカナリアしか世の中には存在しなかったのだが、
オレンジカナリアと赤い野鳥をかけあわせて、
赤いカナリアを人工的につくった、
しかし赤カナリアはオレンジカナリアの血が濃いから、
ニンジンなどに含まれるカロチンを与えないと、
羽のぬけかわる時期に色あせてオレンジ色になってしまう、
そんな話を昔出した詩集に書きました。

http://talk.to/mass-no/


[690] 藤原さん、納得です!! 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/09(Sat) 10:05

私も
「短歌は五七五七七という枠があるゆえに、
俵万智も万葉集もいっしょくたに短歌として読まれる、自由なジャンル」
「現代詩の世界では
銀色夏生や三代目魚武濱田成夫は排除され、
いないことにされてるのに!」
などと「宝島30」に書いたことがあります、
まさかそれを書いた直後に、
角川短歌賞で「最高得票落選」するとはおもわずに (←語尾が急に正岡豊)

http://talk.to/mass-no/


[689] メサイアと教祖に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/09(Sat) 09:14

土曜の朝から責められるかわいそうなワタシ。いとしい!
こういう時こそ、「たすけて!枝毛姉さん!」「助けて!西川毛布のタグ!」と
叫びたい思いですね。

一年前の「桟橋」のシンポジウムのおりに、私が新感覚短歌の例歌として
この歌を提出したときには、まだ、穂村弘さんの「読みのコード」というのは
出てきていませんでした。
私としては、定型感覚の遵守から出発した飯田有子という歌人が、このような
場外乱闘とも呼ぶべき、フォルムからの氾濫におよんだ方法の変質に、意志的
で強烈な表現欲求を感受し、しかも、それをも受け入れる短歌形式の奥深さを
主張したかったのです。

正岡豊さん、岡田正子さんの作品を紹介していただけるとありがたいのですが。

枡野浩一さん
上で場外乱闘と書きましたが、私が12年前に俳句から短歌に表現方法を
完全にシフトした時、短歌は俳句にくらべて場外乱闘がカウント20まで許
されているというような自由度の高さに魅力を感じたことも大きな魅力でした。

枡野浩一短歌のリズム感の魅力は、ほとんど天然であった俵万智とは異なり
完全に意識的な方法論だから、読めるわけです。
そして、この方法論が一代雑種ではない証拠にマスノ短歌教の信者の方々の
数々の才能の開花と発見が成就したのではないでしょうか。

読者に関しては「詩歌読みのプロ」なんて存在しないと思っています。


[688] あ、書き込みを書いてるうちに、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/09(Sat) 08:08

正岡さんに先に疑問を呈されてしまっている……!!!

http://talk.to/mass-no/


[687] 一周先を走ってる 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/09(Sat) 08:07

のは確かですね、藤原さん。

私は、一周先も半周先も走らないように、いつも気をつけてしまいます。
短歌を詠みつづけた人が、
みんな字余りや字足らずを多用するようになり、
定型をはずすようになるのは、
なぜなんでしょうね。
飽きちゃうから?
むかし、
「音楽の正体」という面白いテレビ番組で、
クラシックから現代音楽までの流れを説明する中で、
「人はみな辛い味に慣れると、
どんどんタバスコをかけるようになる、
そしてまたタバスコに飽きて、原点に戻ったりする」
みたいなことを言っていて、
それを連想します。

私は、
枝毛姉さんの歌は、
穂村弘さんや奥村晃作さんとは別の受けとめ方をしました。
   たすけて枝毛
   姉さんたすけて
   西川毛布のタグたすけて
   夜中になで回す顔
……と切って読むのです。
一文字あきを原則としていれない短歌をつくっている場合、
どこで切るかは読者にゆだねられていて、
俳句の会なんかだと「どこで切るか」の話が必ず出てしまいますね。
そして「どこで切るか」を誤解されたくない人は
一文字あきを多用したり、
「  」で言葉を守ったりしてしまう。
つまりたとえば「枝毛姉さん」とカギカッコでくくることによって、
これは造語なのだ、とわざわざ宣言したりする、
そういう表記を採用した俳句を読んだことがあります。

それを「読者への媚び」と感じる人もいれば、
「読者の読解力への不信感」と感じる人もいれば、
「読者へのサービス精神」と感じる人もいるでしょう。
その歌をだれに読ませたいと思っているか、
(自作の読者を「詩歌のプロ」と想定するか否か)、
そこが大切だと私は考えます。

http://talk.to/mass-no/


[684] 一周・・・なのかなあ 投稿者:正岡豊@いけばっきゃろ 投稿日:2000/12/09(Sat) 07:57

正岡です。

枝毛姉さんの歌に激怒というのもいいなあと思いました。
私は掲示板にも書いたように、枝毛姉さんの歌をこんなにたくさんの人が
いいというならなんで18年前の岡田正子の一行詩を誰も何もいわなかったの、
とかは思いますなあ。おぼえてないから引用は無理だけど。
ただ、一周といったって、やっぱり穂村弘が「読み」のコードを提出したから
というところは確実にあって、そういうのはだからセットとしてしか
流通しないんじゃないんでしょうか。
枝毛姉さんの歌は、一品物のようで定食コーヒーつきなのでは。
でも今はみんな結局そうなんじゃないんでしょうか。
だからやっぱり一品物で勝負して勝負することにすら意味ないかのごとく
消えていった岡田正子はわたしのなかでは天才ですね。

でも、同行者をまったく必要としないような、遠い歌、というのも
どこかにあるんでは、という希望は捨てられないですね。
また北川透の話になりますが、
菅谷規矩雄の「詩に望みを託す」という文をおもいだして云々というのを
このあいだどこかで読んで、ああわたしもどこか最後の最後で(というのは
ナルシスティックな書き方だとはしりながら)「詩に望みを託」したいですねえ。


[683] 枝毛姉さんは一周先を走ってる 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/09(Sat) 01:24

●飯田有子さんが、いきなり「枝毛姉さん」を書いたのなら、まだ、短歌が
 わかっていないのかな、と思ったかもしれないのですが、彼女の昔の作品は
 ちゃんと定型にのっているんですよね。
 だから、このフォルムからの逸脱は、意識的、方法的なものだと一年前の
 「桟橋」のパネルディスカッションでは言ったつもりだったのですが、
 確かに奥村さんは怒っていらっしゃったので、私はその後、沈黙してしまった
 かもしれません。
 奥村さんが日記に書かれた三行の韻律の読みが、熊本のシンポジウムでは
 まったく、誰からも指摘されていなかったように思えるのが不可解です。
 ただ、この歌で飯田有子が記憶され、「したあと」の歌で岡崎裕美子が
 記憶され、というように、歌集をまだ出していない作者の作品が短歌シーンに
 浮上している現状は、私には良い傾向だと思えます。
 この飯田有子さんや岡崎裕美子さんの歌は、私が秘密裏につくっている
 『二十世紀百人一首』(大橋巨泉や皇后美智子さんは入りません)にすでに
 登録いたしました。ご期待ください。何を!


[682] 有機体 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/12/08(Fri) 11:35

奥村さんの日録の12月3日の、可能だろうか  の答え
私は可能だと思っています。
もしそうでなければ、文学は終りです。


[681] 奥村晃作さんの日記、拝読しました。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/08(Fri) 11:34

私は枝毛姉さんの歌、
面白いとは思いつつ、
「これは短歌の文脈の中で読まれるから目立ってるのであって、
私の考える狭義の短歌(短歌ならではのリズムとパワーを持った、
短歌でしか表現できないことを短歌にした短歌)とは
まったく別のものだ」
と考えています。

激怒したという奥村晃作さんのお言葉、背筋がのびる思いで読みました。
ものわかりよさげに穂村弘を突然ほめはじめたりする彼らより、
何百倍も信頼できると思いました。僭越ながら。

http://talk.to/mass-no/


[679] 枝毛姉さんの歌 投稿者:奥村晃作 投稿日:2000/12/08(Fri) 08:56

藤原さん、こんにちは
以前(もう一年が経ちましたが)「棧橋」の15周年のシンポジウムにパネラーとしてお越し頂いた折、藤原さんが飯田さんの「枝毛姉さん」の一首を黒板に書いて話された時、そんなものは歌ではないと自分が激怒し、藤原さんはたしか黙られてしまいました。
ずいぶんと失礼の段、今頃お詫び申します。
やはり何かの縁があったのでしょうか。
今日やっとあの歌を一つの作品として自分なりに理解して日記に奥村解を記しました。
藤原さんはたしか、あの歌を肯定・支持される立場と思います。
以上、何かの参考に記憶に留めておいて下さい。


[678] なんだか変な気分 投稿者:コバヤシミホ 投稿日:2000/12/08(Fri) 01:03

五十嵐さん、はじめまして。
演劇の制作のおしごとをしています。
ちなみに「フラワーフレーク」は長年いた劇団を辞めた
1999年から2000年にうたったものです。
単行本のタイトルも「フラワーフレーク」になる予定。
HPにもおじゃましてみますね。


[677] いのちがけって言える至福 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/07(Thu) 22:40

●福島久男様
 書き込みありがとうございます。
 昨夜は私もテレビの前で、胸をしめつけられていました。
「挑む者の美しさ」という言葉が美辞麗句ではなく実感できました。
 第二歌集楽しみです。
 福島さんの『男は夢の中で』は何度も読み返しています。

●五十嵐きよみ様
 書き込みありがとうございます。
 小林みほさんも、抜群の才能がある人です。
 前回の返事で、私が、相手をまちがってしまつた返事を書いてしまったこと
 おわびします。
 小林さんは演劇関係の仕事をずっとなさっていたのですよね。
 「フラワーフレーク」の完成、待望しています。
 それから、〔676〕の五十嵐きよみさんのHPでは歌会もやっていますので
 小林さんも、ぜひ、覗いてみてください。ではでは。
 


[676] Re:[666] Re[664]: はじめまして   投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2000/12/07(Thu) 22:12

(遅ればせながら…)

小林みほさん、はじめまして。五十嵐きよみと申します。
第3回フーコー短歌賞優秀賞、おめでとうございます。
当方、第2回の優秀賞をいただきまして、いちお、1年先輩にあたります。
フーコー仲間とこちらでお目にかかるのははじめてで、なんだかうれしいです。
よろしくお願いしますね!

受賞作を出版する準備を進めておられるとか。楽しみですね。
「フラワーフレーク」って、すてきなタイトル。いいな。
私は題名を付けるのが下手くそで、
藤原龍一郎さんに何回もメールでご相談してしまいました。(^^;
「フラワーフレーク」は、きっと、そのまま歌集のタイトルになるのでしょうね。
心惹かれるタイトルです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[675] 応援ありがとうございました 投稿者:福島久男 投稿日:2000/12/07(Thu) 11:29

パシフィコ横浜はとてもきれいな会場で、オーケストラによる入場行進、国歌斉唱ととても豪華な演出でした。星野選手の「命をかけて戦った」とのコメントに目頭が熱くなりました。こころが滲みでている技巧的な試合で感慨深い夜でした。福島泰樹さんに会いました。
高田流子さんもテレビで応援してくださったはずです。
帰りは黄金町にある やきとり「てつちゃん」に行きました。店内にはニッポン放送の「てつちゃん」とマスターが一緒に写っている写真があります。マスターは花形会長と若き日一緒にジムに行っていた人で手塚さんといいます。
今朝スポーツ新聞をたくさん買いました。こんなに買ったのは、世界陸上のマラソンで鈴木博美選手が優勝して以来です。
第二歌集の準備をはじめました。星野選手のように「命をかけて」歌を詠んでみようと思います。


[674] 荻原保安官、徹夜ですね 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/07(Thu) 06:55

●ウーン、私はさすがにもう徹夜はできません。

●日記、昨日の分まで書きました。読んでください。


[673] Re[672]: 原稿と新刊 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/07(Thu) 06:44

>藤原龍一郎さん

> 締めきりと読みたい出版物のどちらを選ぶのか、
> まったく、つらい選択ですよね。

しかも、原稿の内容に影響を与えるかも知れない本の場合はなおさら。
しかも、読んでしまうと読まなかったことにして原稿書くことできないし。
というわけで、読んで、原稿の微調整してるとこなのです。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[672] 星野敬太郎の戴冠 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/07(Thu) 06:15

●ということで、昨夜のボクシング中継は感動的でした。
 新聞で報道されている以上の人間ドラマが背後にあるのだろうな、と思います。
 福島久男さんや、田島邦彦さんは、パシフィコ横浜に観戦に行っていたのですね。

●荻原裕幸様
 締めきりと読みたい出版物のどちらを選ぶのか、まったく、つらい選択ですよね。
 私も昨日は「うたう」や「はちょう」を読みたかったのに、ちょっと、頼まれて
 いた同人誌の原稿の件でゆきちがいがあって、結局、そちらを優先せざるをえなく
 なってしまいました。
 ですから、現時点で、まだ「うたう」はまったく読んでいないんです。
 今夜も明日も気分ののらない忘年会だし、師走は疲れることばかり。ではでは。


[671] 年間回顧の原稿を書いてる途中で、 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/07(Thu) 01:11

『かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)』を読んで、
しかもさらにいま「短歌研究」の「うたう」を読んでいます。
んー、締切と発売が微妙にかさなるというのはこたえますね。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[670] 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/12/05(Tue) 18:57

終演後のバックステージ。巨大なバリケード、下水道のシーンその他の霧煙効果の裏側。ウィーンのエリザベートのように、舞台が割れたり、辷ったり、アクティブな可動空間が、ここにも少し。
山口さんもあくたがわさんも初々しいジャンバルジャンとジャベール。トート閣下とヨーゼフの時とは役柄を交替。一方は人間的に、一方は非情に。

暗やみに蝋燭二本、燭台に蝋燭二本 この世の灯り


[669] 光りと水音だけで地下道を演出。あれは詩歌ではどうすればいいのだろう。 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/12/05(Tue) 05:10

昨日、帝劇のレ、ミゼ(山口祐一郎、鈴木綜馬、鈴木ほのか、の日)を観た帰り、              
八重洲ブックセンターへ寄った。
息子の願書と赤本を購って、詩歌のコーナーに。
ここでも話題の本が何冊か、いろいろと平積みされていたり、
ああ、こんな本もという本があったり。
全体に詩集のコーナーの方が何かシンプルでセンス良さそうに見えて、
(隣の芝生っていうのだろうか)谷川俊太郎さんの「クレーの天使」とか、あった。
田中庸介さんの詩集もあった。みんなお洒落な感じだ。





[668] 二重になってしまいました 投稿者:コバヤシミホ 投稿日:2000/12/05(Tue) 00:56

荻原さま。
ありがとうございます。
これからもよろしくおねがいしますね。


[667] 藤原さま 投稿者:コバヤシミホ 投稿日:2000/12/05(Tue) 00:47

教その「かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)」
購入いたしました。
実は、かくれ信者なんです。


[666] Re[664]: はじめまして 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/04(Mon) 23:29

>小林みほさん

> 管理人さま。私信で申し訳ありません。

ええと、ぜんぜんもうしわけないことないです。
どんどん藤原さんなりどなたかなりに私信して下さい。
BBSはそうしたところからも活発になると思います。
本、がんばってまとめて下さいね。応援しております。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[665] 世界と喜びをともにして 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/04(Mon) 22:52

●枡野浩一さま
 どうも、久々に書き込んでいただき恐縮です。
 『かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)』を昨夜、中学3年の
 長男が読んでおりました。
 新人賞の件は、別にはずかしいという気持ちはまったくありませんでした。
 何か、絶対、大丈夫というような根拠のない思い込みだけはありましたけど。
 ちなみに谷津嘉章は私より五歳下だったかな。
 グッドリッジ戦のあと10日間入院したそうです。

●福島久男様
 手紙いただきました。
 あのような、読み方もできるというのは、作者の私にとっても発見です。
 福島さんには、いつも、誠実な刺激を与えていただいて、感謝の念でいっぱいです。
 水曜日は早く帰れるのでテレビ観戦いたします。
 「正論」は私の勤め先のいたるところに置いてあるので、まだ、読んでいません。
 明日、確認してみます。

●小林みほ様
 ようこそ、いらっしゃいました。
 第3回のフーコー短歌賞受賞者として輝ける未来がありますように。
 一度、電話でお話ししましたね。
 もりまりこさん、向井ちはるさん、柳澤真美さん、五十嵐きよみさんと
 フーコー短歌賞から登場してきた方達は、みなさん、個性的な活躍をしています。
 小林さんは、まだ、枡野浩一さんの
 『かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)』はお読みになりましたか?
 まだでしたら、ぜひ、お読みください。絶対、小林さんの役にたちます。
 筑摩書房刊・1300円+税。オススメです。


[664] はじめまして 投稿者:コバヤシミホ 投稿日:2000/12/04(Mon) 21:09

はじめてお邪魔いたします。小林みほと申します。
藤原龍一郎さま、第3回フーコー短歌賞優秀賞を選んでいただいた者です。
今日、ようやく角川短歌の選評を読ませていただきました。
ありがとうございました。
なんだか、いてもたってもいられずこちらにお邪魔してしまいました。
実は、フーコーに応募して以来、わたしのうたう短歌はどんどん毒を含んで
屈折していっているような気がして不安だったのです。
もう少し、このまま歌ってみたいと思います。
本当にありがとうございました。感謝をこめて。

追伸:フーコーの作品は現在、単行本にまとめる作業中です。

管理人さま。私信で申し訳ありません。


[663] いよいよ 明後日世界戦です 投稿者:福島久男 投稿日:2000/12/04(Mon) 12:04

星野選手のミニマム級タイトルマッチが6日(水)夜八時テレビ東京で生放送されます。
私は午後休暇を取り、田島邦彦さんと上大岡で待ち合わせて、星野選手の働いているとんかつ「さくらい」で食事をして、みなとみらいへ行きます。二年前に片山昭子さんに会い、この時いっしょに「さくらい」に行って依頼です。
「正論」に福島泰樹さんが、畑山と坂本の試合のことを書いてました。


[662] 藤原龍一郎さん、日記、ただただ感謝です! 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/12/04(Mon) 10:32

それにしても、
すでに歌集も出していた38歳の時点で、
わざわざ新人賞に応募するというのは、
ものすごい勇気だ……と改めて思いました。
だって候補になって名前が出て惜しくも落選する可能性もあったわけだし。
私はやっぱり、
どんなノイズが飛び交っていようが、
一等賞をとるってことはすごいことだと思っています。

だれか私を一等賞に選んでくんないかなあ。

http://talk.to/mass-no/


[661] 異種格闘技!なんて魅力的な言葉! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/04(Mon) 07:12

●枡野浩一さんの掲示板で、詩人の田中庸介さんが、歌人たちに
 現代詩の世界に乱入し、ポップ詩の異種格闘技をしよう!と呼びかけている。

●異種格闘技!ああ!なんて魅力的な響き!
 こういう兆発には血が騒いでしまうフジワラです。
 先日、プライドでゲーリー・グッドリッジに果敢に挑んだ谷津嘉章のことを
 また思い出してしまう。
 谷津は一般的には良いイメージはないけれど、ポイント、ポイントで
 今回のように画期的な行動を自己責任において実行する強さがある人間なんだよね。

●一九九〇年に私が短歌研究新人賞を38歳で受賞した時、選考委員の高野公彦氏は
 「アマチュアの大会にプロが一人出場して優勝をさらった」との意味の批評をして
 くださったが、この時の高野公彦氏の頭には、プロレスラーの谷津嘉章がアマレス
 の大会に出場して優勝したというニュースをテレビで見た時のことを思い出してい
 た、とあとで直接、高野氏からうかがって、とても嬉しかったものだった。

●うーん!現代詩への乱入、異種格闘技!もちろん、異種の分野の特性を理解
 せずに、やみくもに挑んでもダメだよ。わかっているけれど、魅力的。

・そののちの谷津嘉章の人生も雨に変色する紫陽花も/『夢みる頃を過ぎても』より


[660] 日記、書きました、読んでね 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/03(Sun) 09:51

●「電脳日記・夢見る頃を過ぎても」の方に、
 枡野浩一さんの『かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)』の
 感想(絶賛)を書きました。

●その一方で先週の木曜日から読みかけのままになっていた
 岡野弘彦著『折口信夫伝 その思想と学問』も読了しましたよ。じまーん!
 と、いうほどでもないか。
 この本では「未完成霊」という折口信夫の考え方が(たとえば藤井春洋への)
 私には新鮮でした。
 あと、驚いたのは316ページに出て来る、老人のエピソード

 「坊らは知っとるか。そんなふうにして死んだ者は、天皇さんがその肉を
  食うてくれるちゅうぞ」
 「ほんまかや、じいよ。ほんなら、広瀬中佐の肉も食べてくれたんかや」
 「おお、そうよ、缶詰にして、天皇さんのとこへとどけたちぅぞ」

 と、こういう神聖な儀礼の意識が明治の時代の民衆に残っていたということ。
 岡野弘彦さんの文章は他の折口信夫の研究者より、ずっと読みやすいので
 機会があったら、ぜひ、お読みください。中央公論社刊・3400円+税。


[659] 今日の専修大学のシンポジウムは 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/02(Sat) 21:42

いかがなものだったのでしょうか?
どなたか、参加されたかた、レポートなど
お願いできませんか。


[658] Re[634]: さまざまな季節の変わり目 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/12/02(Sat) 06:46

>藤原龍一郎さん

> 角川「短歌」の熊本の「秋の饗宴」のレポートや「短歌研究年鑑」の座談会など
> 読みますと、ここにある短歌にも季節の変わり目が近づいてきている気がします。
> ただ、それに気がついている人も、ついてない人もいるようです。

角川「短歌」12月号にやっと目を通したのですが、
藤原さんの書いていたことがなんとなくわかったような気がしました。
この、気づいている・気づいていない、という感じ、
来年あたりかなりあらわなかたちで見えるかも知れませんね。

ちなみに、フーコー短歌賞の見開きの記事も読みました。
扱いとしては「広告」ということなのでしょうが、
あのスペースの広さはなんだかうれしいですね。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[657] 日記、二日分書きました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/12/01(Fri) 22:59

と、いうことで、「電脳日記・夢みる頃を過ぎても」を読んでみてください。


[656] ひとのおとせぬあかつきに 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/11/30(Thu) 03:03

はまだ少し早いようですけど、
wwwをおとずれてみました。
とくに問題はないようですね。

昨夕、某新聞社の記者さんから
短歌とインターネットの取材をうけて、
3時間ほど機関銃のように喋りました。
いい記事になりますように。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[655] 藤原さん 投稿者:岡田幸生 投稿日:2000/11/30(Thu) 00:47

ありがとうございます。だんだんフィールドがひろがるようで、うれしく
思います。僕はミステリーにはあかるくないのですが、異色作家ふたたび、
というくくりには惹かれるものがありますね。


[654] 久しぶりにミステリマガジンを買った 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/29(Wed) 23:09

●岡田幸生様
 いろいろと本の話題もMLで書いてください。
 刺激されて、久しぶりにハヤカワ・ミステリ・マガジン買いました。
 今月号は「異色作家ふたたび」という特集で、アラスター・グレイ、
 ジェラルド・カーシュ、ロバート・エイクマン、シオドア・スタージョンなど
 の短編が載っています。

●岡本京子様
 昨日はこちらこそお世話になりました。
 打ち上げ会場で、お鍋の前にNばらAりすさんが、きょとんと座っていた時には
 このお鍋、いったいこのあとどうなるのだろうと不安がはしったのですが、
 岡本さんが、さっと席を代わって、手際よく料理をはじめたので、ほっとしました。
  写真のアップありがとうございます。照れますね。
 NばらAりすさんは、槐さんに悪い所へつれていってもらえなくて残念。


[653] 中野シンポジウムお礼 投稿者:岡本京子 投稿日:2000/11/29(Wed) 12:41

こんにちは 岡本京子です。
昨日の中野サンプラザでのシンポジウム、有り難うございました
あんなに平日の夜が有意義だったのは久しぶりでした。

シンポジウムの写真をアップしましたのでご覧ください
ダンディな藤原様が再現されます
えんじゅ様のうつむきかげんもおすすめです

二次会でどなたかが短歌と写真は似ていると≠ニ話していらしゃいましたが
私にとっては写真の方が身近なのかもしれません
とりいそぎお礼まで。

エントリーURL  :http://www.myalbum.ne.jp/
こちらから入って下記パスワードを設定願います。写真が閲覧できます。
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パスワード:e20001128


[652] ああ、藤原さん 投稿者:岡田幸生 投稿日:2000/11/28(Tue) 22:58

拙句集、「随雲」内部ではほとんど評価されなかったので、おことば、ほんとう
にうれしく思います。世に歯科医師がいなければとうに死に絶えていたであろう
迫力のない日本狼ではありますが。

ナボコフの話、らぱんさんにことよせて藤原さんに宛てたようなものでしたから、
おことばに小躍りしています。

ああ。インターネット、すばらしい。


[651] 日記、日、月分追加しました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/28(Tue) 12:04

●「電脳日記・夢みる頃を過ぎても」の26日、27日分、追加しました。
 上のタイトルわクリックすると読めます。よろしく。


[650] 岡田幸生さん、タンカサイドへ、ようこそ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/28(Tue) 07:06

●岡田幸生様
 書き込みありがとうございます。
 岡田さんの『無伴奏』を読めたことも私の2000年の大収穫の一つでした。
 悪い意味ではなく「日本狼が生きていた!」という衝撃的感動。
 いかに、自分が不勉強だったかおおいに反省させられたものでした。

●ナボコフの話も面白かった。
 そういえば、最初の頃の岡田さんのメールにサンリオSF文庫のことが
 書かれていましたよね。
 バラードの短編集もサンリオのものがちくま文庫で再刊されていました。
 ではでは、今は「うたう」が楽しみです。


[649] みなさまのおかげです 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/28(Tue) 06:58

●荻原裕幸様
 URLの訂正ありがとうございます。
 あいかわらず、善意の人なのに、ツメがあまいのです。
 錦見映理子様、ご迷惑おかけしました。今後、気をつけます。
 まもなく出る「開放区」の作品、文章ともに早く読みたいです。

ここで、荻原さんに感謝する歌謡をご披露します。

  おぎりんはつねにいませども
  うつつならぬぞあわれなる
  ひとのおとせぬあかつきに
  ほのかにWWWにたちたまふ

●枡野浩一様
 お気遣いなく。どういう切り口が提示されているのかワクワクしています。
 今年は「短爆」が出て「かんたんたんか」が出て、さすがに西暦2000年、
 画期的な年です。

●西王様
 「情況」つて、お台場近辺ではぜんぜん売ってないんですよ。
 今日、別の地域に遠征して必ず買ってきます。では。


[648] 藤原さん 投稿者:岡田幸生 投稿日:2000/11/27(Mon) 23:57

こちらでははじめまして。拙句についての掲示板、ご紹介いただきありがとう
ございます。さいきん日記・掲示板もうでに楽しみを見いだしているのですが、
こちらをまっさきに拝見していますー。あー。板についたる語尾のばしー。

しかし左足、大丈夫なのかしら。長びいているようで、案じています。


[647] 私の短歌入門書は、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/11/27(Mon) 10:19

今月末発売です。
少し発売が延期になってしまったのですが、
仕上がりには納得しています。

短歌にこれから出会う人に向けて書く、
という態度を徹底させたので、
すでに歌人である皆様には必要のない本かも(いや、激怒されるかも)と
思うこともありますが、
もちろん歌人の皆様からの激しい反論を期待して書いていたふしもあるので、
ご意見・ご批判に謙虚に耳を傾けたいと思います。
ああ、
いつもお世話になりっぱなしの藤原さんには
もちろんお送りするつもりでいたのですが、
発売日からだいぶ遅れて手配することになってしまうので、
今回はお気持ちに甘えて、
いずれまたお礼をと考えることにします。

ありがとうございます。

http://talk.to/mass-no/


[646] おはようございます。 投稿者:錦見映理子 投稿日:2000/11/27(Mon) 09:57

藤原さん、わたしも土曜日はお会いできて嬉しかったです。

荻原さん掲示板URL訂正ありがとうございました。
みなさま、岡田さんの句が大量にあるのは、ログナンバー185です。ちょっと下の方。
菊池典子さんがご紹介下さいました。ご覧ください。

http://www2.diary.ne.jp/user/56811/


[645] 藤原さん藤原さん、 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/11/27(Mon) 08:07

http://bbsi2.otd.co.jp/234061/bbs_plain

が、うみゆり掲示板のURLです。
最後の最後のbbs_plainのとこ、
ドットじゃなくてアンダーバーです。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[644] BBS訂正 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/27(Mon) 07:46

●下の「うみゆり掲示板」のURLがまちがっていたみたいです。
 ただしくは下記↓

 http://bbsi2.otd.co.jp/234061/bbs.plain


[643] 勉学のススメA 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/27(Mon) 07:40

●岡田幸生さんの自由律句集『無伴奏』の作品が、たくさん紹介されているのは
 錦見映理子さんの「うみゆり掲示板」でした。↓

   http://bbsi2.otd.co.jp/234061/bbs.plain

●なかはられいこさんの方の掲示板と合わせて、ごらんください。


[642] 枡野浩一さんの本、今日あたり店頭に? 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/27(Mon) 07:33

●枡野浩一様
 『かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)』は今日あたり書店店頭に
 出るのでしょうか。
 私はすでに、社屋内の流水書房に注文済みです。たのしみ!


[641] 勉学のススメ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/27(Mon) 07:26

●なかはられいこさんの掲示板で、57律に関する議論と、それに関連した作品が
 岡田幸生さんの自由律俳句作品をふくめて、大量に紹介されています。
 ぜひ、のぞいてみてください。↓

 http://www.sweetswan.com/0410/reiko.cgi


[640] 笙野頼子さんが「個人的な生活」を絶賛……。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/11/27(Mon) 01:08

とても似合っているのでなるほどと思いました。

林和清さんて、
お目にかかったことはないが(歌集を送っていただいたことはある)、
写真をみるにつけ、話をきくにつけ、おそろしくハンサムらしくて、
そんな顔なのに、なんで短歌やってるの?
なんて質問するのは変かもしれない。

藤原さん、パーティの盛況、おめでとうございます。
栞で発言しておきながらの欠席、失礼いたしました。
休日はいつものことながら子供たちの相手だけで過ぎていきます。
宇田川寛之さんは元気だったようですね。
きっと例によって枡野浩一の悪口を言っていたでしょう。
ふふふ。
もうすぐ彼が心底怒りそうな本が書店に並ぶので今から反応が楽しみです。

http://talk.to/mass-no/


[639] カムアウトしてない人を 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/26(Sun) 23:15

●西王様
 児玉暁さんの件はまったくそのとおりです。
 学生時代からの 消息不明の友人を数えたら、両手の指でも足りない。
 「情況」12月号、読んでみます。

●えんじゅ様
 では、28日、よろしくお願いいたします。↑


[638] ロケハン 投稿者:えんじゅ 投稿日:2000/11/26(Sun) 22:09

藤原さま
昨日はお疲れさまでした。
あさって(ぎゃ、もう明後日)の石井さんの会とも重なる話が多くて、わたしはそのことばかり考えてメモをとっていたので、突然の指名にあたふたしてしまいました。とにかく、あさってもよろしくお願いしますです。
ポエトリーカレンダーもありがとうございました。
はい、ロケハン行くことになりそうですわ。

ありこさま>
情報ありがとうございます。
また個人的にちょっとお尋ねするかもしれません。
そのときはよろしくです。

昨日の北冬舎のイベント。もう少し小さな会なのかと思っていたら意外に盛況でしたね。「初めまして」とあいさつした人のうち三人に「初めてじゃないですよ」と言われて冷や汗をかきました。そのうち一人は「三回目です」と言われて、ブエノスアイレスまで穴を掘って隠れたい気分でした。なんか最近人の顔や名前を覚えないんです。歳のせい?
ああでも、林和清さんと久しぶりに会えたのはうれしかったなあ。というか、ゆっくり話したのは初めてだったかも。もうすぐ結婚するようなことを言っていたけれど、彼がゲイかもしれない疑惑はいまだにわたしのなかでは晴れない(笑)のです。


[637] 洋服の請求書 投稿者:西王燦 投稿日:2000/11/26(Sun) 18:29

昨夜は、30周年「憂国忌」でもって、いろんなネット系に無関係な書き込みをして
過ごしました。関係各位、ごめんなさい。

ブントの島成郎の追悼記事を、加藤登紀子などが書いているので、久し振りに、『情況』
を読んでいました。
ブント系話題はここでは書きませんが、『情況』12月号に、的場昭弘が、「マルクスは
何を買っていたか、マルクスはどんな病気であったか」という「マルクスこぼれ話」を書いています。これが、とても面白い。ちょうど、「電脳日記・夢見る〜」のノリ。

で、

●思潮社の現代詩文庫でいちばん初めに買ったのは『加藤郁乎詩集』
 だったのだが、その後の20数年で、買ったり貰ったりした分を
 数えてみたら、七十冊強だった。この中には、絶対買って読んだ
 のに、なぜか出てこない『中井英夫詩集』などは数えてないので
 本当はもう少し、家の中を捜せばあるのかもしれない。
 ひとまとめにして、すぐに取り出せるようにしたので、2000
 年から2001年にかけては、これらの詩集を少しづつ読んでみ
 ようと思う。
 そう言えば、この中の半分くらいは、歌人の児玉聡さんに貰った
 もの。児玉さん、またMLに出てきてくれないだろうか。

この、しみじみとする記事の、「児玉聡」は、彼の希望としては「児玉暁」と表記すべきではないかと思うのですが、いかがですか?

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[636] ポエトリーカレンダーは 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/26(Sun) 07:46

●ポエトリーカレンダーは、昨日、田中槐さんに、無事におわたししました。
 飯田有子さん、どうも、書き込みありがとうございます。
 確かに、ベンズカフェと青山ジョンブルって、よく、出て来るの名前ですね。
 いちおう、ロケハンをだれか(槐さん)がしてきたらどうでしょうか。

●ところで、本日の毎日新聞の短歌欄、「永井陽子追悼特集」で、
 河野裕子、永田和宏、小池光、阿木津英、島田修三、今野寿美、松平盟子、
 中川佐和子の八人の歌人が、それぞれの「永井陽子の一首」をあげていて
 圧巻です。


[635] ポエトリーカレンダーは 投稿者:飯田有子 投稿日:2000/11/26(Sun) 01:10

一万部てすごいですね(かばんは500部だ……)
発行人がハートランドという古本カフェのご主人、がんばってるー
かばん200号朗読イベントも案内を載せてもらったのでした
中庸の立場をつらぬいている誠実なフリーペーパーです
関西でも配布先募集とのこと正岡さんおいてくれそうなとこ知りません?

えんじゅさん、このお店のhpに都内朗読イベント情報がありますが
http://home9.highway.ne.jp/bookcafe/
会場として早稲田のベンズカフェとか青山ジョンブルという名をよく見ます
(行ったことないけど)
あと西荻では奇聞屋、音屋金時とか3〜4軒ありますよーどですかー


[634] さまざまな季節の変わり目 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/25(Sat) 07:53

●畑美樹様
 書き込みありがとうございます。拙い読み方が川柳作家の方達に
 どのように感じられるか、逆に不安より期待が大きくなっている
 このごろです。リンクの件、うれしく思います。

●荒川様
 お気遣い恐縮です。足は一進一退で、確かに膝や腰にも負担がかかってくるようです。

●大谷様、村田様
 大谷さんとは、たぶん2回以上、「短歌人」関係の大会で同席していますよ。
 何かいかにも、大谷さんらしい、偲びかたで、心に残ります。
 自分がもっともふさわしいと思う追悼、思いの寄せ方で、心が接近するのでしょう。
 村田さんの思いのありかたにも共感します。

●荻原裕幸さん、田中槐さんといったプロデューサータイプの活動のできる方達の
 混乱は想像できます。でも、あばれずに、短歌シーンを次の場へと動かして行く
 のは、お二人のような無償のエネルギーなのです。
 角川「短歌」の熊本の「秋の饗宴」のレポートや「短歌研究年鑑」の座談会など
 読みますと、ここにある短歌にも季節の変わり目が近づいてきている気がします。
 ただ、それに気がついている人も、ついてない人もいるようです。ではでは。

 


[633] Re[626]: さがしています 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/11/25(Sat) 04:44

>えんじゅさん

> なんだかもう、限りなく混乱中。
> 人は同時にいくつのことまで考えられるのだろう。
> 荻原さん教えて。

んー、いくつくらいなんでしょうねえ。
ぼくも自分の限界超えてることが多いから、
具体的にいくつくらい仕事を抱えているか
あまり考えないようにしています。
でもときどき暴れたくはなりますね。
今度一緒に暴れましょう。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[632] Re[614]: 「短歌研究」の分厚〜いやつを久々に買いました。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/11/25(Sat) 03:41

>枡野浩一さん

> 短歌研究新人賞の歴代受賞作が全部載ってたからなんですが、

次席・候補の、少なくとも作者の名前があると、
たしかに情報としては厚みが出たかも知れませんね。
正岡さんのチャットでは話題になったのでしょうか。
選考委員の名前が出ていたのがぼくにはうれしかったです。
選考委員を一覧できるというのは貴重な情報でした。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[631] 短歌のお話でなく恐縮です 投稿者:荒川美代子 投稿日:2000/11/25(Sat) 01:58

藤原さん、みなさんこんにちは、あら川です。

藤原さんの日記をいつも読ませて頂いているのですが、
足の痛み……とてもひとごととは思えず、とても気に掛かっています。
足が痛むとそれを無意識にかばって、腰のほう(体幹)に負担がかかることが
多いので、なんだか心配です……早く良くなるといいんだけど……。
どうかお大事に、としか言えないのが心苦しいですが、これからどんどん
冷えてきますので、本当に本当にお大事になさってください。

(って、関係ない話でごめんなさい)


[630] 冷えしるき名古屋を一人遠離り…… 投稿者:大谷雅彦 投稿日:2000/11/25(Sat) 01:00

 大谷です。

 昨日、永井陽子さんを偲ぶ会に出席してきました。藤原さんにもお会いでき
ましたが、私は初めて会ったとばかり思っていたけれども、藤原さんは2・2
回目だったとか……。私がいかに人の顔を覚えていないかを、図らずもまたま
た証明してしまいました。

 120人ちかくの人数で、びっくりしました。もっとこじんまりとした集ま
りだとばかり思っていたのに……。

 永井さんには2・3回しかお会いしたことはなかったのですが、非常に印象
的な人でした。初めて会った20年ほどまえと短歌人に入ってから会ったとき
と、その印象がほとんど変わっていなかったことにも、あらためて驚いていま
す。

 いろんな方が来ていらっしゃいましたが、山中千恵子さんと春日井健さんを
初めて見ました。小田原さんにもほんとうに久しぶりに会いました。

 でも、あんなに賑やかな集まりを開いてもらって、永井さんは天国でどのよ
うに思っているのか、私はちょっぴり不安でした。もっとひっそりと偲ぶべき
ではないのかと思えてきて、途中から食事も喉を通らなくなり、早々に帰りま
した。帰りは敢えて東海道線の電車に乗ってゆっくりと西に向かいました。

 その電車のなかで、何だか想いが群がるような気分になり、永井さんの歌を
10首ばかり作りました。というか、言葉が次から次から溢れてきて、久しぶ
りに言葉に出会った、という気がしました。

 尾張より近江に向ふ夕暮れの寂しさに似て君の歌ある

http://www5.airnet.ne.jp/~ttsc/


[629] おつかれさまでした 投稿者:村田 馨 投稿日:2000/11/24(Fri) 22:41

村田です。
昨日は名古屋で「永井陽子を偲ぶ会」にご出席、おつかれさまでした。
私は短歌人誌上でたった1回だけ永井さんと一緒に作品が載りました。
平成11年7月号。永井さん最後の掲載。
そして僕は入会三ヶ月目で自作が載ったのは2回目というまったくの新入り。
今回の「偲ぶ会」はご案内頂いておりましたが、自分は場にそぐわないと思い、ご遠慮させて頂きました。
永井さんを偲ぶことさえできなかった、自分がくやしい。
このときばかりはもっと早く短歌の世界に触れていればよかった
と心底思いました。


[628] Re[624]: エディ・タウンゼントの謎 投稿者:西王燦 投稿日:2000/11/24(Fri) 20:20

藤原さん
> ●さて、エディ・タウンゼントともりさかえの謎は何か糸口があるのでしょうか?
>  探って行くと、TOKYOアンダーワールドに触れてしまいそうな気がしますが?

僕も「もりさかえ」に詳しくないのですが、たしか、デビューして40年くらいになる
(出発は美空ひばり)歌手ですよね。
デビュー35周年に出した、歌謡曲ふうのアルバム「空」は、兄であるエディ・タウンゼントに捧げる、という曲だったと記憶しているのです。
「空」という曲は「色即是空」なんていう文句の出てくる、重い感じの、あまりいい曲で
はないですが、(たしか、星野哲朗です)。

歌謡曲「空」で、検索してみてほしい。(インターネットでは出来なかったです)。

◆別件、>枡野さん

「歌人」のこと、ごめん。そういえば、「特殊歌人」というのは、「歌人」という呼称
に対する(アンチ)テーゼでしたものね。
僕は(あるいは「も」かな)、「歌人」というのが嫌いなので、、、。

「歌手」だったらどうだろう。その場合は、どどいつ詠みは「土手」になる(笑)。

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[627] ぽえとりーかれんだーって 投稿者:正岡豊 投稿日:2000/11/24(Fri) 14:18

すげー一万部!

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[626] さがしています 投稿者:えんじゅ 投稿日:2000/11/24(Fri) 12:38

藤原さんこんにちは。
今、今度石井さんとやる朗読会用の会場を探しているのですが、そのPOETRY CALENDERとやらには会場候補となりそうな会場が載ってないかしら?
キャパ100人くらいの、ステージのある会場がいいんですけど・・・。

どこかの掲示板だったかで、神楽坂のスタジオで詩の朗読が行われるという告知を読んだ記憶もあるのですが、最近あちこち増えて回転も速いから見つけられなくなってしまいました。ああ、誰か、ご存知でしたら教えてください。

なんだかもう、限りなく混乱中。人は同時にいくつのことまで考えられるのだろう。荻原さん教えて。

明日の北冬舎のイベント伺います。場外乱闘? とか、怖そうな。

http://run.to/enju


[625] 藤原さんへ 投稿者:畑美樹 投稿日:2000/11/24(Fri) 10:26

こんにちは、畑美樹です。
ずぅっと決めていながら決行が遅くなってしまいましたが、「現代川柳の精鋭たち」について書いてくださった藤原さんの鑑賞文、なかはられいこさんのHPへリンクするかたちで、わたしのHPでも紹介させていただきます。(いています、きのうから)
とりあえず、よろしくとお礼まで。

紅葉に発酵しつつ。
あ、このあいだポエムパロウル、行きました。狭いのに広かった。

http://homepage1.nifty.com/mikimiki/


[624] エディ・タウンゼントの謎 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/24(Fri) 06:44

●「POETRY CALENDARTOKYO」は、日記の方にも書きましたが
 ポエムパロウルで無料で手にいれることができます。
 A5判四つ折りなので、ひらくとA3判8ページになります。
 隔月刊行で、11月、12月の詩の朗読会、詩の講座などのタイムスケジュール
 がA3判の裏側一面に載せられていて、かなり圧巻です。
 表紙は尾形亀之助の自画像のスケッチ。
 佐藤わこさんという方が来日したゲイリー・スナイダーに突撃インタビューする
 レポートが2ページにわたって載っています。これもなかなか面白い。
 
●奥付に2000年11月1日10000部発行と記されています。
 フリーペーパーとはいえ10000部発行というのはオドロキ。

●さて、エディ・タウンゼントともりさかえの謎は何か糸口があるのでしょうか?
 探って行くと、TOKYOアンダーワールドに触れてしまいそうな気がしますが?


[623] 非歌人のナイーブな質問が 投稿者:田中庸介 投稿日:2000/11/24(Fri) 03:17

波乱を呼んでしまっているようで何だか申し訳ないです

このあいだ話に出た「ポエトリカレンダー」はヤリタミサコさんによれば
西荻の「ハートランド」で発行しているということなので、
下記宛てどうぞお問い合わせください。ウェブ版はまだ準備中だそうです
http://home9.highway.ne.jp/bookcafe/

http://kiss.to/kisaki


[622] 歌人のかわりに「旅人」という肩書をつかいました。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/11/23(Thu) 20:29

などという、ありがちな冗談はさておき。

歌壇、
というのはたしかにギャグがきいてますが、
でもきいてほしい人たちにきかないギャグだと思い、
採用しませんでした。
私は今の時代、
古文や旧仮名遣いをつかうのはギャグのひとつと考えている特殊歌人なので、
(実際、梅本直志という人は『かんたん短歌の作り方』に発表した短歌で、
「とりあへず」という、いんちき旧仮名遣いをつかっているが、これはギャグ)、
それをギャグと思わない人は、
「歌壇」もギャグと思ってくれないだろうと、
諦観してますの。

http://talk.to/mass-no/


[621] ともさか・りえではなく、もり・さかえ 投稿者:西王燦 投稿日:2000/11/23(Thu) 19:30

「句またがり」のこと、いろいろ勉強になりますね。

>枡野さん。怒りつつ、買い求めて読むことにします。

「短歌界」より「歌壇」のほうがギャグが効いていて面白いがなあ。
「歌人」という言葉はお使いになりましたの?

(短歌詠みが歌人なら、どどいつ詠みは土人だってさ、中道風迅洞さんのギャグ)

僕は「短歌作者」というダサイ書き方と、小澤正邦に教えてもらった「短歌ユーザー」
という言葉を使いわけていて、顰蹙を買っているなあ。

◆ずっとずっと下のほうに書いてあった「エディ・タウンゼント」の妹が、ジャズ・シンガーの「もり・さかえ」だって、ほうとうのことかしら?
教えてほしい。

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[620] Re[619]: 補助動詞の罪 投稿者:ぽっぽ 投稿日:2000/11/23(Thu) 18:33

またまた失礼します。ぽっぽですσ(^_^)

>多田 零さん

> こちらの気分が「初めまして」じゃなかったので、どうしたものかと思って
> 書きませんでした。あいさつ抜きで失礼しました。

あ、いえ、とんでもありません〜
私も多田さんのお名前はよく拝見していたのですが、
直接お話するのは初めてでしたので。堅苦しい挨拶でごめんなさい。

> 定義がふたつあり、一方は「一般的な」、一方は「より厳密な」と
> いうのはまったく狂おしいです。

そうですね。
この「狂おしい」という感じは、私にもとても分かるように思います。
あれからもう少し考えたのですが、
たぶん上の句と下の句の間、つまり第三句と第四句の境目は、
多の部分と較べると感覚的な切れ目がやや広いか深いのではないでしょうか。

> ただ、
> > この「穂をたれて・あらん」のケースは、
> > 先ほどの「そのままに・しておく」にもそっくり当てはまると思います。
>
> には違和感があります。

はい、これもその通りで、
「そっくり当てはまる」というのは言い過ぎだったと自分でも思います。
申し訳ありません。

>  ねこじやらしなど野の草は穂をたれてあらんあかるき秋津辺の道 上田三四二
>
> 「穂をたれて・あらん」はわたしには句またがりに見えます。
> それは「あらん」の「あり」が補助動詞だからかもしれません。
>
> (小池光氏は『句の溶接技術』において、補助動詞については触れていません。
> 動詞→連動詞、助詞、助動詞への言及まで)

『句の溶接技術』不勉強にもまだ読んだことがありませんでした。
手に入れることができれば、ぜひ拝見したいと思います。

多分、私はかなりフィーリングで句またがりというものを捉えているのでしょうね。
それに対して、多田さんは言葉の構造を踏まえてきちんと捉えようとなさっている。
フィーリングが悪いとは決して思いませんが、それだけでは曖昧になってしまう。
やはり歌の骨格からもきちんと考えてゆく必要があるなぁ、と思いました。

http://www.diary.ne.jp/user/51709/


[619] 補助動詞の罪 投稿者:多田 零 投稿日:2000/11/23(Thu) 16:41

ぽっぽさま。
「初めまして」と先に書かれてしまいました。
こちらの気分が「初めまして」じゃなかったので、どうしたものかと思って
書きませんでした。あいさつ抜きで失礼しました。

さて、
> つまり、私は一般的な定義から「ここは句またがりだ」と申し上げたことになり、
> 多田さんはより厳密な定義から「ここは句またがりとは言えないのではないか」
> とおっしゃったことになるのではないでしょうか。

はい。その通りだと思います。

定義がふたつあり、一方は「一般的な」、一方は「より厳密な」と
いうのはまったく狂おしいです。

ただ、
> この「穂をたれて・あらん」のケースは、
> 先ほどの「そのままに・しておく」にもそっくり当てはまると思います。

には違和感があります。

 ねこじやらしなど野の草は穂をたれてあらんあかるき秋津辺の道 上田三四二

「穂をたれて・あらん」はわたしには句またがりに見えます。
それは「あらん」の「あり」が補助動詞だからかもしれません。

(小池光氏は『句の溶接技術』において、補助動詞については触れていません。
動詞→連動詞、助詞、助動詞への言及まで)

まま、ごちゃごちゃ書いてしまいました。
おじゃましました。

http://homepage2.nifty.com/-0-/


[618] おお。なるほど……。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/11/23(Thu) 14:45

私は今月末発売の拙著(←西王さんの怒りを感じつつ書いている)
『かんたん短歌の作り方(マスノ短歌教を信じますの?)』(筑摩書房)の
前書きで、
句またがりのことも「かんたん」に説明したのですが、
句またがりという短歌用語はつかいませんでした。
いかに短歌用語をつかわないか、
そのへんの気のつかいかたといったら、もうほんと馬鹿みたいです。

だけど「歌壇」をあえて「短歌界」と呼ぶ方針は、
田島邦彦『今日からはじめる短歌の作り方』(成美堂出版)と、
奇しくも一致してしまった。

http://talk.to/mass-no/


[617] Re[616]: 句またがりの謎 投稿者:ぽっぽ 投稿日:2000/11/23(Thu) 14:11

多田さん、初めまして。ぽっぽと申します。
どうぞよろしくお願い致します(^^)

>  思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ 俵万智
>
> の「そのままに・しておく」がほんとうに句またがりと言えるのかどうか
> わたしにはわからないんですが、、、、。
>
> 「そのままに・しておく」が3句目から4句目にかけてなので、あたかも
> 句またがりのような雰囲気になっているだけではないでしょうか?

多田さんのおっしゃること、とてもよく分かります。
文節で一区切りと考えれば「そのままにネ、しておくネ」であって、
決して一繋がりではなく元々切れ目がちゃんとあるわけですから、
厳密には句またがりとは言えない、ということになりますでしょうか。

ただ、多田さんもお書きのように、
この部分が上の句から下の句への境目に当たるために、
第四句から結句への場合など較べると、
第三句の後の切れ目が強く感じられてまたがっているように思えてしまう。
また、意味的にも下の句へと流れが繋がっているので、
たとえば定型の区切りをはみ出さないようにして、
「そのままにする/帽子のへこみ」などと収めた場合に較べると、
やはり隣りの句にまたがっている感じを受けるように思います。

この、句またがりの「一般的な定義」と「より厳密な定義」については、
「岩波現代短歌辞典」の『句またがりと句割れ』の項にも書かれています。
(執筆者は小塩卓哉氏)
例として挙げられているのは次の歌。

 ねこじやらしなど野の草は穂をたれてあらんあかるき秋津辺の道 上田三四二

まず、「一般的な定義」として、
初句から第二句への「ねこじやらし・など」、
第三句から第四句への「穂をたれて・あらん」の二カ所が句またがり、
第四句の「あらん・あかるき」が句割れだとされています。

次に、小池光氏の提唱による「さらに厳密な定義」が紹介されていて、
「文節の終わりと句の切れ目が合致しないときのみを句またがりとする」
というもの。
この定義に基づいて例歌を見直すと、
初句から二句への「ねこじやらしなど」は
これで一文節ですからやはり句またがりと見なされますが、
第三句から第四句への「穂をたれてあらん」の場合は
「穂を」「たれて」「あらん」で三文節、
しかも文節の終わりと句の切れ目と合致していますから、
句またがりとはならない、と書かれてありました。

この「穂をたれて・あらん」のケースは、
先ほどの「そのままに・しておく」にもそっくり当てはまると思います。
つまり、私は一般的な定義から「ここは句またがりだ」と申し上げたことになり、
多田さんはより厳密な定義から「ここは句またがりとは言えないのではないか」
とおっしゃったことになるのではないでしょうか。

http://www.diary.ne.jp/user/51709/


[616] 句またがりの謎 投稿者:多田 零 投稿日:2000/11/23(Thu) 11:53

こんにちは。

ぽっぽさまが[612]にお書きの…

 思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ 俵万智

の「そのままに・しておく」がほんとうに句またがりと言えるのかどうか
わたしにはわからないんですが、、、、。

「そのままに・しておく」が3句目から4句目にかけてなので、あたかも
句またがりのような雰囲気になっているだけではないでしょうか?

たとえば、この「そのままに・しておく」が4句目から5句目にかけて
入るように、むりやりつくってみると、、、。(すみません、説明のために
変な一首になります)

 思い出のひとつのようで麦わらのああそのままにしておくへこみ

この「そのままに・しておく」は句またがりに見えますか?
見えないですよね?(見えるんだろうか?)

…うーん。わたしの言いたいことが伝わるかどうか心配です(-_-;)

句またがりのことはどうもわけがわからなくなって、歌会などで発言するとき
「ここは句またがり気味になっていて…」ということばであいまいに
やり過ごしてしまいます。このままでいいんだろうか、と思いつつ。

http://homepage2.nifty.com/-0-/


[615] なるほど。 投稿者:田中庸介 投稿日:2000/11/23(Thu) 11:36

ぽっぽさん、よくわかりました。

・おそばはアンフォルメルであるのがよろしい。北岳の麓に

・真夏の日、太陽はぎらぎらと照りつける、抜け道ありませんか

・トランスがスパークする。ピアノの弦が切れる。漁夫王

など拙作の詩行にも、遠い七五調のリズムがあるようです。

http://kiss.to/kisaki


[614] 「短歌研究」の分厚〜いやつを久々に買いました。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/11/23(Thu) 10:44

短歌研究新人賞の歴代受賞作が全部載ってたからなんですが、
うーん、
「次席になった人がのちに活躍する」
と評判の賞なのだから、
次席作品も載ってると、より嬉しかったなあ。
だって早坂類さんが次席なんだもの。
その年に候補になって惜しくも落選した人たちも、
名前だけでいいから知りたかった。
その情報だけで、いろいろ楽しめたと思うのですが……。

などという話は、今夜の正岡豊さんのチャットで、
あれこれお話できればと思います。
こどもたちが早く寝ますように……。



皆さん、勉強になる情報、ありがとうございます。

あ、私のホームページの掲示板に、
短歌のイベントの告知が書き込まれています。
   パネラー
     松平盟子氏(歌人・『プチ★モンド』代表)
     佐伯裕子(歌人・『未来』同人)
     市原克敏氏(歌人・『短歌朝日』副編集長)
……ということなので、よろしかったら。


http://talk.to/mass-no/


[613] おお、とてもわかりやすい解説 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/23(Thu) 07:37

●ぽっぽ様
 わかりやすい解説、ありがとうございます。
 例歌が適切なので、すっきり頭に入ります。

●今日はこれから名古屋へ行き「永井陽子を偲ぶ会」です。


[612] Re[611]: もっとも初歩的な質問ですが 投稿者:ぽっぽ 投稿日:2000/11/23(Thu) 03:34

>田中庸介さん

> 「句割れ」と「句またがり」はどう違うんですか?

えっと、私などがお答えするまでもないと思うのですが、
自分自身の勉強のためということで。すみません(^^;

例を挙げてみます。

 思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ 俵万智

この歌を57577に区切ると次のようになります。

 思い出の/一つのようで/そのままに/しておく麦わら/帽子のへこみ
 (初句) (第二句)  (第三句)  (第四句)   (結句)

句またがりは二カ所。
第三句から第四句の「そのままに・しておく」と、
第四句から結句の「麦わら・帽子のへこみ」です。
句割れは一カ所。
第四句の「しておく・麦わら」の部分になるかと思います。

つまり、句またがりとは57577の区切れを越えて語句が意味的に続くこと、
句割れは57577の各句の内部が二つ以上の文に意味的に分かれることかと。
また、句またがりと句割れは同時に起こることも少なくないようです。

ただ、この第四句の場合、「しておく」を連体形と取れば、
厳密には句割れにならないのかも知れません。
その辺のところが私にもまだ曖昧なのです。すみません。

こんな説明でいかがでしょうか?>皆さま
もし間違ったことを書いておりましたら、
申し訳ございませんが訂正追加などお願いします。
大変失礼致しました。

http://www.diary.ne.jp/user/51709/


[611] もっとも初歩的な質問ですが 投稿者:田中庸介 投稿日:2000/11/23(Thu) 01:27

「句割れ」と「句またがり」はどう違うんですか?
こないだの「かばん」朗読会でそれらをどう読むかについて話していたけれど、
短歌の朗読のディスカッションにはそんな話の共通項があっていいなあ。
あしたは現代詩手帖で朗読の座談会をしてきます。

http://kiss.to/kisaki


[610] Re[609]: 西王燦さん、都々逸に「句またがり」は 投稿者:西王燦 投稿日:2000/11/22(Wed) 23:30

> ないんですか?
> 素朴な質問ですみません。

>枡野さん、このあたりのお返事は、きっと、妹(純代)のほうが洒落た書き方が
できると思います。

それとは別に、僕は、そもそも「句跨り」や「句割れ」という言葉がどこから生まれたかを考えています。極論を言えば、長歌=日録、のエンドマークは、長歌(いや、漢詩でもいい)の韻律を壊さないようにしなければならない、という要請のためにスタイリッシュになった。そのスタイルをはずれるものに名前がつけられることは、差別をすることによって自らを確認することに似ている、と。

へ。かなり、まじめな冗談です。

「都々逸」は、口承されるものですから、あまれば減し、足りなければ足す、時間があれば足し、時間がなければ減す、というもので、じつにいい加減な韻律であったはずです。
しかし、あるころから、34/43/34/5という近世小唄のスタイルが出来て以降は
34の4のうちのなにかが次の句になだれ込むようなことは(つまり句またがり)は、
ほとんどないようです。

というか、もんだいは、「表記→読まれ方」と、「発声→表記」の違いだと思います。

◆ついでに書けば、僕は「短歌の朗詠・朗読」などが嫌いです。
声にだすならば、どどいつの方がずっといい。

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[609] 西王燦さん、都々逸に「句またがり」は 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/11/22(Wed) 22:02

ないんですか?
素朴な質問ですみません。

http://talk.to/mass-no/


[608] Re[605]: 明日は「永井陽子を偲ぶ会」です 投稿者:西王燦 投稿日:2000/11/22(Wed) 19:45

> ●明日、23日は名古屋の「ルブラ王山」で「永井陽子を偲ぶ会」が開かれます。

>大谷さん、家のかみさん(武下)が行きますので、よろしく。
大谷さんが名前と顔を忘れやすいという、特別なエピソードは、家でもしばしば話題に
していますから、ご心配なく。

◆つくづく思えば、僕は、永井陽子に、さまざまな残酷な言動をしてきたな、と、しみじみ思う夜です。ある時には「陽子さんよー、この程度のギャグの含みが解らないんじゃ、
『未来』へ2対1でトレードに出すぜ」などと、既存歌壇の実名をあげて脅したりさえした。僕は、いろんな意味で鈍感だったなあ。

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[607] 短歌はエンドマークなので、いろんな分かち書きも可能だと思います 投稿者:西王燦 投稿日:2000/11/22(Wed) 19:32

どどいつのことで盛り上がらせてごめんなさい。
僕は、どどいつを表示するときには、ほんとうは4行分かち書きがふさわしいと思います。>枡野さん。

今、HTMLで、一字あけにして一行に書いているのは、スペースの都合・見かけの都合
などのせいです。

唐突な書き方をしますが、初7音の俗謡は、すべて分かち書きを要請する気配があると思います。現代短歌は、この要請とは外のところにいるような気がします。岡野弘彦さんが復活しはじめた「。」「、」の表記は、折口さんの(願いの)再評価として、つまり、歌謡の復活として注目していますが、しかし、短歌は、どのように分かち書きをしてみようと、棒のような一行の詩へ落ち着いていくような気がします。

つまり、短歌は、「これでおしまい」というエンドマークを、韻律のなかに内在しているような気がするわけです。声に出してみて、後が続かないような韻律ですね。
このあたりのことは、寺山修司が考えていたことの枠をでていないのですが、このごろ、
僕も感覚として、実感しているのです。

藤原さんの歌集も視野にいれて、「短歌は長歌(=日録)のエンドマークである」という文章を書いています。

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[606] 無題 投稿者:大谷雅彦 投稿日:2000/11/22(Wed) 07:22

藤原龍一郎様

 大谷雅彦です。明日、名古屋でお会いできますね。

 何だかとてもたくさんの人になるようすで、ちょっと後悔しております。

 永井さんのことは、もっとひっそりと想いかえしたかった……。

 20年以上前に彼女に会ったことがあります。でも、印象は「短歌人」
に入ってから出会ったときもほとんどおなじでした。ふしぎな人でした。

 いろんな方にお会いするのでしょうね。苦手だなぁ……。すぐに名前と
顔を忘れてしまいそうです。このあたりのこと、西王さんがよくご存じで
す。羞しい、、、

http://www5.airnet.ne.jp/~ttsc/


[605] 明日は「永井陽子を偲ぶ会」です 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/22(Wed) 06:27

●明日、23日は名古屋の「ルブラ王山」で「永井陽子を偲ぶ会」が開かれます。
 永井陽子さんの作品を初めて読んだのは一九七一年の年末、「短歌人」の
 一九七二年一月号の誌上での、短歌人新人賞受賞作品十五首だった。
 きらめくまばゆさに目を奪われたのだが、まさか、30年後に、このような集
 まりに、参加することになるとは、思いもよらなかった。


[604] にこにこと 投稿者:多田 零 投稿日:2000/11/21(Tue) 22:58

こんばんは。

先日、小池純代さんとの三つ物の宣伝にずうずうしくうかがいましたら、
その後、たびたび名前を出していただいてありがとうございます。
(にこにこしています)

松原さま。
うちのページの外見ははっきりと、西王燦さんと小池純代さんのページの影響が。
見破られてしまいましたね。

どどいつ、連句など、一緒に遊んでいただいていますが、短歌のほうは
お二方のどちらにも似ていないと思います(^.^)。

小池さん(ってこの名でお呼びするのははじめて?)
> お若いのに、おとななんです。

あ、あの〜。
「おとな」が「こどもじみたひと」をからかっちゃいけませんです。

〆の言葉が見つからないのでお気に入りのどどいつにて。
(藤原さん、勝手をおゆるしください)

  いつか逢へれば いいねとぽつり つまり逢はうと せぬつもり         
  髪があなたを  わすれぬとだけ いへばつたはる ほかの場所    小雪

http://homepage2.nifty.com/-0-/


[603] お礼とお風呂 投稿者:小池純代 投稿日:2000/11/21(Tue) 17:27

藤原さん、風間さん
ありがとうございます。なんだかはずかしいですわん。

荻原さん
そのせつはお世話になりました。
どどいつ掲示板は、現在、男女混浴露天風呂です。
いいでしょー。のぞいてみてくださいね。


[602] どどいつに恋を。 投稿者:松原未知子 投稿日:2000/11/21(Tue) 11:17

小池さま、西王さま、教えてくださってありがとうございました。
つまりエディ・タウンゼント氏は、名伯楽にして男の中の男
ということになるでしょうか。誰かさんみたいに。
赤井英和の「どついたるねん」は超かっこよかったですー。

なるほどもう一度拝見してみますと、小池さん、多田さんのHPは
微妙に、西王さんは相当に異なる個性でありました。
で、私は西王さんのどどいつ掲示板に行ってきました。
いいんですよね、あそこで?
なんだかハマりそうな予感がします。




[601] 『四月の魚』と『雅族』 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/21(Tue) 07:30

●小池純代歌集『雅族』や『苔桃の酒』は持っている人には、長く読み継がれる
 歌集となるでしょう。
 正岡豊さんの『四月の魚』が版元で再版されるという事実は、もしかすると
 画期的な出来事かもしれない。
 どこかの出版社が、こういう忘れてほしくない歌集をリメイクしてくれれば
 いいのに、と思う。
 仙波龍英の『墓地裏の花屋抄』も、そういう思いもあって、協力して実現した
 のだけれど。今後も努力していきたいと思う。


[600] 小池純代さんの「雅族」は疼くようなすてきさ。 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/11/21(Tue) 05:04

やさしくて/やさしくて人/やさしくて 厄介でなほ病むごとやさし

いま店にながれてる曲さかさまに聴かう おそらくレクイエムだよ

さやうなら煙のやうに日のやうに眠りにおちるやうに消えるよ

                 小池純代 『雅族』(GAZOKU)より

シンプルなよい装幀の本を持つことの喜悦と、心が痛くなるような内容の素晴らしさを併せもった本でした。
薄墨で「夢」と草書された優雅な書体は岡井隆さん。
今は亡き今西久穂さんの出版社から出ていたっけ。





[599] あ、小池純代さんだ 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/11/21(Tue) 03:25

お元気ですか。
ハンドルネームじゃない
小池さんを見るのは久しぶりかも。
ウェブおよびどどいつ掲示板は
ときどきのぞかせていただいてます。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[598] おとなたちのおもいやり 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/11/20(Mon) 23:14

●小池純代様、松原未知子様
 書き込みありがとうございます。
 エディ・タウンゼントに関するエピソードにはせつないものが多いですね。
 赤井英和も私は好きです。たぶん私は小池純代・岡井隆という関係に嫉妬
 しているようです。どさくさまぎれの語るに落ちた言葉として読み捨てて
 ください。
 松原さんの噂はいつも、柳下さんとしています。土曜日においでいただけ
 るようで、ありがとうございます。

●短歌の世界のエディ・タウンゼントたりうるのは、もう、私や西王さんの
 世代でなく、荻原裕幸さんや正岡豊さんや枡野浩一さんや田中庸介さんたち
 にうつっていっているのではないかと思っています。
 奥村晃作さんが典型ではないんと思いますが、それより上の世代のおとなたちは
 それぞれのトリックスターとしての役割をまっとうして、やがて、去って行くの
 ではないでしょうか。もちろん私も。

●枡野浩一様
 この質問には、西王さんが、くわしく答えてくれるはずです。
 枡野さんの入門書、発売が遅れたようですが楽しみにしています。


[597] 西王燦さん、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/11/20(Mon) 22:20

都々逸は、
リズムの切れ目ごとに、
ひとマスあけをいれるのが一般的なのでしょうか。
短歌だと、
そのへんが暗黙の了解で、
ひとマスあいてなくても五七五七七で区切って読むことになってるけど、
「五行歌」というのを一人で提唱している人(教祖としてシンパシー……)が、
リズムを読者に意識させたければ多行書きにすべきだ、
みたいなことを著書の中で書いていました。

http://talk.to/mass-no/


[596] どどいつに合いの手 投稿者:小池純代 投稿日:2000/11/20(Mon) 22:04

はい。おひさしぶりです。松原さんとは、何かの二次会のとき
「いづこにも貧しき路がよこたはり神の遊びのごとく白梅」の
お話をしたのが最初で最後でしたね。露天風呂、いつでもどうぞ。

人物メモ
◇多田零さんは
どどいつや連句でいっしょにあそんでもらってるおともだちです。
お若いのに、おとななんです。だからわたしではありません。
◇エディ・タウンゼントは
「選手が勝ったときは会長(ボクシングクラブの)が抱く。
選手が負けたときはぼくが抱く」といった名セリフものこしてます。
どどいつが負けると西王さんがどどいつを抱くのですが、
どどいつが勝ったらだれがどどいつを抱くのかはだれも知らないのです。


[595] どどいつ界の赤井くん募集 投稿者:西王燦 投稿日:2000/11/20(Mon) 20:26

エディ・タウンゼントを直訳すると、「名伯楽」ということになると思います。
現代短歌には、ほんとうは「伯楽」がいない状態なので、僕は、ひそかに藤原さんたち
に期待をしています。

>小池さん、姪だか妹だか、ややこしい書き方ですまんことです。しかし、赤井くんを
すんなり登場させるのは、さすが。
僕は、ネット上で小池さん本人と間違われることがあって、むしろ意図的に(ページの
デザインなども)真似ているのですが、いよいよ多田さんにその座を奪われてしまうのですね。

では、どどいつに愛の手を!

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[594] エディって何なんでしょう。 投稿者:松原未知子 投稿日:2000/11/20(Mon) 19:00

☆藤原龍一郎さま、『東京式』ありがとうございました。
 とても寒い一日、おコタに入って一気に読ませていただきました。
 強を挫き弱きを助けるお人柄が、日記に滲み出ていると感じました。
 大闘論会のことはずっと前に柳下さんから聞いていて、
 楽しみにしてはいたのですが、怖れてもいました。
 でも、先日送っていただいた資料に「どうぞ、適当に、何も考えずに
 気楽に」というくだりがあってホッといたしました。
 ほんとに私は何も考えないもので。

☆小池純代さま、お久しぶりでございます。
 多田零さんは小池さんその人かなと思いました。
 ホームページの雰囲気がとても似ているような気がして。
 露天風呂が好きなので、厚かましく
 私も入らせていただくかもしれません。