[6725] でも、ですね、 投稿者:佐藤理江 投稿日:2004/10/13(Wed) 21:51

清水さんは「ブス」「デブ」という言葉がなければ「ブスを殺すと雨が降る。」
を楽しめたかもしれないが、それはこの1連が「短歌であるかどうかという話を抜きにして」のことだと言っておられます。

わたしはこの作品のなかに設定や、仕掛けとしての「悪意」を感じ取ることが出来ますが、だからといって(と言うよりだからこそ)作品としての完成度が低いとは考えられません。

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~okiraku/


[6724] つづき 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/13(Wed) 12:49

これは社内メーリングリストで流れた写真についてですがアルカホリックだったAさんが「逃げるように」自転車で去っていくのを激写!とテクストがついてたので「酒でも持って?!」と思ったら2リットルの「お茶のペットボトル」2本、ティッシュ8箱を持って去るところでした。それはそれで謎があるのですが、酒だったらしゃれにならないです。
しゃれにならないことは用心してないと。


[6723] 使うとき用心するべき言葉 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/13(Wed) 12:11

「ブス・デブ」もそうですね。容姿や体重を痛く気にしている人はたまりません。なんと言うか妙にリアルだったので(抄出作品が)で、救いのないまでの残酷な歌だと感じたのです。笑えるのは容姿端麗でスマートな人ぐらいかも。
私は全身そこはかとなく不自由な人間なので、(はっきり障害者手帳も持ってるし)そしてそういう人と日常を過ごしてぃるのでその障害ゆえに少しこっけいなことになってしまうことも見て、歌に出来るとも思いますが、できるだけ用心して、ユウモアで包んで、さもなくば淡々と歌おうと努力しています。
怒りの歌はもっと直裁ですが、これは社会に「何でだよ」というつもりで。


[6722] ブスとかデブとか 投稿者:花森こま 投稿日:2004/10/13(Wed) 11:50

もとの歌を知らないので、黙って観ていたのですが、どうも、このような表現のあり方は苦手です。みなさんは抵抗感をお持ちじゃないようで、原作を読んでみたいですが、でも、私にはしっくり来ない作品群のように思う。
文学として、そういう立場に立つこともある、というのは頭では理解しています。差別用語がどうの、という方でもないです。
ただ、やっぱり、「ブス」「デブ」は、いやだなぁ。生理的なものですね。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[6721] おひさしぶりです。 投稿者:桜井凛香 投稿日:2004/10/13(Wed) 04:06

第7回フーコー短歌賞で優秀賞をいただいた作品を
歌集にする作業がいよいよ佳境に入ってきたところです。
本を作る楽しさと、苦しさに、ドキドキする毎日です。
最終的に、どんな歌集になるのか。。。
このような素敵な経験をするきっかけを与えてくださった、
藤原さん、林さんに、改めて感謝する毎日です。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/2104/


[6720] 清水幸多さんへ 投稿者:佐藤理江 投稿日:2004/10/13(Wed) 00:43

藤原さん、皆さん今晩は。

よそ様の場をお借りしてしまって心苦しいのですが、
自分のところに書くより清水さんの目に触れることもあろうか
と思いお邪魔します。

わたし、くだんの「ブスを殺すと雨が降る。」論争について
自分の日記に書くに当たり、こちらの掲示板も、清水さんの日記も
何回も読んだのですが、どうしても以下の2点がひっかかってしまいます。

で、質問というか、わたし自身の考えの出発点を決めるために
判っておきたいんですが、

1、清水さんは全面的に「ブスを殺すと雨が降る。」を短歌であるとも認めていないんですよね。

2、だから当然「ネット歌人」の代表として飯田有子氏を認めることが出来ないんですよね。

3、でも、ひょっとして上記2点は清水さんにとって最重要論点ではない、ですか?(つまり1,2は的はずれな質問ですか?)

=============================

3の様な質問自体、なんとも情けないのですが、
もし仮に1,2が本当に前提になっているのなら、ここから
論を発展的させることは難しいのではないかと思いまして。

大変失礼しました。

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~okiraku/


[6719] 林あまりは演劇評論家? 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/12(Tue) 21:21

 林あまりさんの歌集を読んで、「ああ、二行の分かち書きっていいなあ」と思いました。
何か独特の余韻を感じます。啄木の三行分かち書きを真似して作っていた時期が
ありましたが、二行のほうがいいかな、なんて思っています。
 ところで、80年代、林あまりさんはてっきり若手演劇評論家と僕は勘違いしていました。
実は僕が主催していた劇集団の公演を観に来てくれたことがあるのです。再演だったのですが、
客席ガラガラ。出来は良かったと思うのですが、興行的に大失敗(泣笑)。解散の原因と
なった赤字を背負いこんだ公演でした。林さんはたぶん呆れ、かつある意味で女性蔑視の
男芝居にうんざりして帰られたことと思います。ただ、観にきてくださったことには
今でも感謝しています。


[6718] 岩波書店と戸田学 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/12(Tue) 07:56

山本孝一さま、みなさま

岩波書店はここのところ演芸関係の書籍に力をそそぎはじめましたね。
落語の世界シリーズ全三巻はもとより、戸田学編の『六世笑福亭松鶴はなし』、
『いとしこいし漫才の世界』はともに、よくぞ出してくれたという貴重な聞書き、
演目の速記が収録されています。
この戸田学という人の仕事は『凡児風雲録』で注目しましたが、上方演芸史の
編纂において実にエネルギッシュで価値高い仕事を続けておられます。


[6717] おんまはみんな 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/11(Mon) 21:03

これが歌の題だったと思うけれどこのサイトで競馬の話を読むと

おんまはみんな ぱっぱかはしる〜

と歌います。お前は幼稚園児か(自分突っ込み)


[6716] 京都の秋に輝いて 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/11(Mon) 20:34

 馬単7−4本線厚め的中! 3710円。結局、アドマイヤを蹴って、馬単三点勝負で挑みました。
秋GTを前にしてのビッグボーナス♪ 考えてみれば、去年の秋は秋天にちょい勝ち
しただけで、全敗。私の実力からしてこんなバカなことはないので、たぶん今秋の
GTは還付金モードになるはすです。その先駆けを感じる、京都大章典でした。
 三連単マルチにしておけば……… などと欲をかいてはいけませんね。これはこれで
オッケーです。


[6715] 「桂米朝集成」 投稿者:山本孝一 投稿日:2004/10/11(Mon) 19:21

本屋に行ったら、「桂米朝集成」(岩波書店)のパンフレットがあり
さっそく予約しました。
全4巻で11月から毎月刊行予定です。
米朝師匠の書かれた随筆、論考を中心に、座談会もあり
各種資料も完璧との事。
年末から来年にかけての楽しみが増えました。


[6714] 今日の東京競馬場は 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/11(Mon) 16:11

月曜なのに競馬を開催しています。
台風接近で中止になった、土曜日の代替競馬というわけですね。


[6713] Re[6710]: おうま 投稿者:山本孝一 投稿日:2004/10/11(Mon) 13:42

私も競馬はさっぱりわかりせん。
競馬場へは十数年前に義弟の家族と一緒に一度行ったことが
あるだけです。しかし、結局馬券は一枚も買わず、場内にも
入らずに広場で似顔絵を描いてもらったり、屋台で食べ物を
買ったり、野外ステージのキングトーンズのショーを観たり
して半日を過ごしました。
JRAと聞いても、ああ小川直也のいたところかぐらいしか
思い浮かびません。
あのキングトーンズのショーは良かったなぁ。


[6712] 作業所は 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/11(Mon) 12:40

社会福祉法人ですが、いろんなところが助力してくれます。先だって、馬主の方からコンピュータを何台だ?結構たくさん寄付してもらいました。その関連のフォルダ(ファイルの集合体)に「馬」と名前がついていて、何のことかわからないのと、なぜかおかしくて笑いました。
だから寄付のコンピューターに”JRA”のシールがはってあります。


[6711] Re[6710]: おうま 投稿者:田外茗子 投稿日:2004/10/11(Mon) 12:07

冬野さま、馬産地で育った私
それでも、競馬場体験は隣町の地方競馬場一回だけ(博徒体験もそのときのみ)

>私がもし競馬場に行ったら興奮のあまり脳貧血で倒れそう。

興奮よりも、馬の美しさにうっとりとするでしょう。
オーラを発してる馬もあリ、それはそれは本当に美しいのです


[6710] おうま 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/11(Mon) 12:00

少年漫画で、競馬ものがあって(もちろん主人公は騎手で、賭けている人ではない)結構浸って読んでいましたが賭けるほうの人の様子はここで知りました。
私がもし競馬場に行ったら興奮のあまり脳貧血で倒れそう。


[6709] Re[6707]: まったく事情を知らないのですが 投稿者:秋桜 投稿日:2004/10/11(Mon) 07:48

すーみーまーせーんーね〜
すいませんねどうも。
別にオギーを困らせるつもりとかは無いので御座いますが
話の流れがあれであれなんでつい場所も身の程も知らずに
脊髄反射いたしましたわ。
こちらは昔からROMしておりましたが
藤原さんの格言「ネットはバカを露呈する」というオコトバを
地でやってるのでしょうかね
でもそういう事を怖がっていたら
すっきりしないわねちこいわで反骨精神が足りませんわねええ。
たまにはすっきりとこの舞台で一踊りしてみなきゃ
こういう界隈に居る意味も無いのかも知れませんわねええ。

そろそろおいとましないと天から何か降ってきそうですので
このへんで〜(サビがまとまらないまま去る)


[6708] 台風でお流れになった 投稿者:田外茗子 投稿日:2004/10/11(Mon) 06:56

9日の東京での競馬、今日振替で開催だとか
今日も、黒田さんの奮戦記を、期待している田外です
的中した時の高揚感より、外れ寂寥感に浸りながら、次の闘いへと思いを寄せる
その方が、読者は楽しく読める・・・・・・ごめんなさい
今日は的中し、黒田監督の映画作成へと結びつく事、期待いたします


[6707] まったく事情を知らないのですが 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/10(Sun) 19:52

荻原さんへの答えになってないような>秋桜さま
私はどうやらまったく部外者らしいと思うので、何がなんだかですが、大きな声ではっきり言ったら困ることなんですか?
もやもやとした形がうつりそうな感じですが、部外者はここでやめときます。


[6706] 某所番外編 投稿者:秋桜 投稿日:2004/10/10(Sun) 18:46

どうもすみません。
どうもすみませんねすっきりしなくて。

いや、こんな「すっきり」しない
濡れた手をぺしぺしするような「すっきりしない」
物言いして登場するから藤原御大様に無視されても
当然のことですし、途中の登場に反応しただけなのですが
オギーからめっされたことを
「藤原さんに相手して貰えなかったから荒らしている!!ストーカー!!」とか
某Dさんに宣言されても文句言えませんわねおほほ。
やはり「すっきり」するのは大切ですわね。
えーえーたーいーせーつでーすわーねー
そうじゃないとエノコロ草も立ちませわ。

というわけでお邪魔しました。
藤原さんはジュネのころ拝見していましたが
その頃短歌なんてやるとは思って揉みませんでしたわ。
(こぶしを回しながら去る)


[6705] コンビニに 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/10(Sun) 12:57

便秘薬と塗る風邪薬が売っていて風邪薬のほうを買ってきて筋肉痛の部分に塗って猫の写真を見ている。
風邪で筋肉が痛いので。
しかしいろいろ売っているようになったな、コンビニは。


[6704] おはようございます 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/10/10(Sun) 09:14

昨日も今日も試験の採点です。
ところで、荻原さんはいつ寝ているのでしょうか。

明日はようやく五月に亡くなった父の納骨。
あと3クラス分。採点、終わるだろうか。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6703] >秋桜さん 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/10/10(Sun) 04:40

そこまで断片的なことだけを書くと
何を書いているかよくわからないし、
「くだらない」とか批判的なことばだと
なおさら何を指しているのか気になりますよ。
もうちょっとすっきり意見交換しませんか。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6702] 無題 投稿者:秋桜 投稿日:2004/10/10(Sun) 04:30

ああもうくだらない


[6701] 無題 投稿者:秋桜 投稿日:2004/10/10(Sun) 04:24

立つか立たないか。
というのが短歌なんですかね。どうなんですかね。
でも道の真ん中で立ったら通りにくいですね。


[6700] Re[6698]: 朝日歌壇の歌は? 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/10/10(Sun) 01:24

>赤井邦道さん

> こんにちは。私は歌人ではないのですが、

ご本名でしたら深くお詫びもうしあげますが、
そのお名前、とある捏造人物名と同じですよね……。
この掲示板では、運営サイドが知らない人の場合、
できれば通常利用しているハンドル名とメルアドくらいは
提示してもらうようにしているものですから、
さしつかえなければお知らせいただけますか。
お手数ですが、どうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6699] 急遽参戦!京都大賞典GU 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/10(Sun) 00:43

 やっとゼンノロブロイと岡部のコンビが誕生した。このコンビは継続してほしい。
まさに、ウマが合うと思う。
 先行馬皆無のこのレース、ロブロイが好位から楽々差しを決め、連には絡んで
くると思う。まずは、がちがちの連軸馬。相手は、体調復活のトニービン産駒、
ナリタセンチュリー、ローテーション抜群、これまたトニービン産駒レニングラード。
アドマイヤグルーブは、あくまで押さえ。
 結論。馬単4−7、7−4、4−5、5−4、4−9、9−4。ここは、的中
至上主義で気分よく秋のGTを迎えたいと思います。


[6698] 朝日歌壇の歌は? 投稿者:赤井邦道 投稿日:2004/10/10(Sun) 00:25

こんにちは。私は歌人ではないのですが、
下記URLのサイトにある朝日歌壇の歌の数々は、
歌人の方からすると素晴らしい歌なんでしょうか。
素人の私には、とてもでないがマトモな歌とは思えませんが。

http://f3.aaacafe.ne.jp/~asapy/


[6697] 「即興!「好きな食べ物の」歌 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/09(Sat) 19:22

食欲の秋だし。臨時にコーナー設置
http://www.h7.dion.ne.jp/~huyuno


[6696] By the way 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/09(Sat) 17:06

映画で美しい音楽がなっていると、映画のシーンを忘れ、音楽に没頭します。そういう頭のようです。
ぼろぼろの体調で薬局へ行き、調剤してもらっている間ソファで倒れていたら洋楽が流れてきて、そのコードを聞き取ろうとしている耳に「やめてー!」と自分で言っていたり。
短歌にBGMがもれなくついてなくてよかった。


[6695] 写真加工という絵空事? 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/09(Sat) 11:54

同僚の?デジカメで取った写真をデータ加工してポストカードにしたものを見ました。男性三人のものですが、それぞれ違います。被写体、加工の仕方。
被写体となる何か→データ加工する前の写真→データ加工したポストカード
短歌もこの工程に似た課程を経るものだと思います。結果フィクションでありながら一片の真実を切り取ってそれがうまく伝わるかですね。

伝わりそこなるということもあるわけです。飯田有子(林檎貫通式は前に読んでいい加減たって忘れている)と俵万智はカメラの構えもデータ加工も違うので、比較する気になれないのです。いい悪いという問題ではないと思う。


[6694] 続・飯田有子 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/10/09(Sat) 08:11

おはようございます。
伊波虎英さんも日記で今回の議論について書いてます。
http://www2.diary.ne.jp/user/144560/
「短歌ヴァーサス」第3号収録、飯田有子「私たちがやったこと」(15首連作)
について、「つまらなく感じた」そうです。
僕はの感想を一言で言えば、何を言いたいのか分からない、ということ。
ただ、15首程度で作者を論じていいか、という思いが頭に引っかかっていたので、
これまで触れませんでした。
新人賞の審査にも堪える30首なら、それをもとにその人を論じてもいいかなと考えます。
もちろん、厳密に何首ならという境界はないのですが。
そんな伊波さんも、「ブスを殺すと雨が降る。」は評価しているようです。
「単純に楽しめる一連」ですか、なるほど。
「ブス」や「デブ」をああいう形で出さなければ、
(短歌であるかどうかという話を抜きにして)僕も少しは楽しめたかもしれません。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6693] 原点を持つ事の幸福 投稿者:田外茗子 投稿日:2004/10/08(Fri) 22:49

「NHK歌壇」10月号の「短歌時評」読ませて頂きました
実は、短歌・俳句関連の総合誌を、書店にての定期購読を止めた後でした。もう何ヶ月もそれらの雑誌を手にしていないと思い、懐かしく読んでいたのですが、残念ながら棚から各誌の9月号が出てきました。人生の一大決心のつもりだったのですが、正味一ヶ月経っていなかったのですね。

[6684]では言葉が足りなかったのですが、三十一文字の詩形に何を求めるか、黒田さま清水さまの間に差異を感じたのでした。
これ以上このことを話題にしてもと思うのですが、飯田有子氏の容貌のことは私にはわかりません。
しかし、この場合本人の姿態はそれほど関係ないと思うのです。大切なのは「ブス」「デブ」これらの言葉は、本人の内的な部分になげかけているのではないかと
自分自身を覗き見るときの、視線のありようを感じたのでした。私にはリアリティーを持って、迫って来たのです。

飯田氏は定型を学び、使いこなした方のようです。
定点を持っている人間の強さ、それではないのでしょうか。
言葉を使いこなし、表現の訓練をなされた人間の、表現手段としてあのような形をとったと解釈しています。
「短歌時評」で藤原さまの書かれている、「諧謔」と捉えました。
重い内容を軽く詠む。フモールの中に隠し持つ、針の役割

>とにかく、僕の許せないのは、読者に媚びて媚びて媚びまくっている短歌です。
黒田さまのこの気持ち、よくわかります。
しかし、私がもっと許せないのは、自分に媚びた短歌です。自分を客観視できていない歌です。
「下から見上げる視線で見る」事を、師である石田比呂志から教えられました。自分自身を貶めて見る
作歌に煮詰まった時、原点戻る事の大切さはここで云々する事ではないでしょう
私にとっての「原点」が、10月号の「短歌時評」に書かれてあったのでした
還るべき原点のあることの幸福を感じました
原点を持たぬまま、短歌を詠んでいる方に対する歯痒さを、藤原さま・黒田さまは嘆いてらっしゃると感じるのは、私の思い違いでしょうか


[6692] 返信多謝 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/08(Fri) 21:25

 荻原様、まったくおっしゃる通りです。
 田外様、清水様、ご意見として承ります。
 とにかく、僕の許せないのは、読者に媚びて媚びて媚びまくっている短歌です。
ピン!とそれは感じます。独自のフィールドで、自らの感覚で、自らの為に
作った具体性に満ちた歌を、僕は愛します。
 飯田有子「林檎貫通式」を是非読むつもりです。言いたいことはあるけど、今日はここまで。


[6691] リアリティ 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/10/08(Fri) 20:21

藤原さん、荻原さん、黒田さん、みなさん、こんばんは。
こちらに書いてもいいようなので、分かりやすくこちらに僕の考えを書きます。
まず、飯田有子「ブスを殺すと雨が降る。」について。
俵万智が「絵空事」なら、これはもっと「絵空事」です。
「ブス」や「デブ」が実在の人物をモデルにしたものかどうか。
おそらく、頭の中だけで作り上げた虚像でしょう。
ブスはこうする、ああすると詠まれている「こう」とか「ああ」の部分が
この連作の中ではパターン化されていて、つまりません。
頭の中でパターン化されたものを歌として詠んでいるだけなので、こうなるわけです。

次に、俵万智について。
僕はどうしても俵万智は擁護したくなる。
なぜかというと、彼女はたしかに恋愛を詠むと「絵空事」っぽくなるけど、
学校生活を詠んだ歌はみな非常にリアルで、
そういう作歌姿勢は僕自身と重なる部分があると思えるから。
両者の差は、具体的に言えば「青い絵の具」と「羊たちの反乱」の差です。
そして、今「絵空事」と書いたけど、彼女には虚構を真実と読者に思わせる
だけの実力があるわけです。この手の「真実」も、僕はリアリティと呼びたい。
僕の「青い絵の具」を読んで、選考委員の多くは作者は若い女性だと思い込んでいた。
これと同じ種類のリアリティを、僕は俵万智には感じて、飯田有子には感じないのです。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6690] ミスタードーナッツなどの 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/08(Fri) 19:40

ファストフード形の店で、繰り返しかかっている歌。男性が歌っている以外よくわからないのだが、このメロディーラインを忘れられなくて、いったい彼はなんと歌っているのか聞き耳を立てるのだが、声が悪いのか耳が悪いのか、何度聞いてもわからない。メロディラインはすぐ覚えたのに。

それでも何度か聞こうと思うのだから、歌にはメロディラインが必要なのだな。でもそれだけではだめなんだな。

これくらいしか言えないけど。


[6689] 短歌へのおもいのたけ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/08(Fri) 08:11

田外茗子様

ぜんぜん気になさることはないですよ。
私も基本的には同じ考え方です。
「NHK歌壇」の現在店頭に出ている号の「短歌時評」に
石田比呂志歌集『春灯』を例にして、そのあたりの思いを書きましたので
機会があったらご覧下さい。

黒田英雄様
黒田さんらしい意見をありがとうございます。
私も無色無臭の短歌には何も期待していません。
荻原裕幸さんのおっしゃるとおりぜひ『林檎貫通式』を読んだ感想を
聞かせていただきたいと思います。

どうぞ、短歌へのおもいのたけをご自由にお書き込み下さい。


[6688] Re[6681]: 「ブスを殺すと雨が降る」 飯田有子 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/10/08(Fri) 06:28

>黒田英雄さん

寺山修司の『空には本』前後の作品は、
それなりにハードルが低かったと思いますが、
自分がバカかバカでないかというような話は、
考えているとなんだか悲しい気分になりますね。(^^;;;

それはともかくとして、飯田有子の作品について、
ご意見興味深く読ませていただきました。
> 現実との乖離感をふわふわした何言ってんだかさっぱりわからん表現で
> ひたすら内向してナルシズムに浸っているような若手歌人のみなさまの歌
というようなコメントがおそらく示唆しているであろう作品は、
(ただしぼく自身はマイナスをあまり感じていないであろう作品は、)
飯田有子にもそれなりにあるのではないかと思うのですが、
「ブスを殺すと雨が降る。」のように
サブカル的な取材をかなり派手におこなって、
社会的ないしは都市的接点を明確にしたとき、
基本にある表現姿勢のようなものがかわらなくても、
あるいは上記の黒田さん的な批判要素が払拭されるのかな、
というようなことを感じておりました。
歌集『林檎貫通式』を読まれましたら、
そのあたりまたお聞かせいただければ幸いです。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6687] 無題 投稿者:秋桜 投稿日:2004/10/08(Fri) 06:25

あ、私信が許される場所なら
Dさんに

ぜひとも説得にあたりやがれ

とお伝え下さいな。
深森さん。デープなフォレストつうやつですか?


[6686] はあ。 投稿者:秋桜 投稿日:2004/10/08(Fri) 05:51

確かに滑稽だ(笑

あ、どうも初めまして藤原さん。
なんか流れがおもしろかったので。


[6685] [6684]の書き込み 投稿者:田外茗子 投稿日:2004/10/07(Thu) 23:56

もしや、この場の流れと離れているものでしたらごめんなさい
削除キーを打ち込みするの忘れたため、削除も出来ません
私の書き込みとは無関係に、流れをもとへと戻して下いませ


[6684] 笑ったていいじゃないですか 投稿者:田外茗子 投稿日:2004/10/07(Thu) 23:26

短歌という詩形・器に対する認識の違いを感じます
短歌は「文芸」である以上、「芸」の部分が求められると思うのです
その「芸」をどこに置くかで、其々の表現に対する態度が違ってくるのではないでしょうか
私は「生きる」ことこそが、主題でありたいと思っています
生きることは、真剣であればある程、滑稽なものではないのでしょうか

最近、この時代に生きる・・・物に溢れ、貧しさを知らない世代・・・の私たちにとっての「境涯」とは何かを突き詰める契機がありました
私個人は、生きていくことの滑稽さを表現することが、自分にとっての命題と感じています。
生きていくことは、とほほの連続でありましょう
本人が真剣であればあるほど、「可笑しさ」を伴うものではないのでしょうか
自分が涙が出るほど真剣に詠んだ歌を朗読した時、客席から爆笑が湧き起こり、これこそが生きることだと感じたのでした

レトリックを駆使すること・デテールにこだわることよりも、大切なものが文芸に携わるものにとって、有ると感じることのできた、最近です


[6683] 再反論 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/07(Thu) 22:55

 清水幸多さんの日記を読んだら、はやばやと僕の意見への反論が出ていたので
ひと言。万智さんの歌、あの人の歌のどこが外交的なんでしょうか。あれはありえない
女性(であるらしきもの)のありえない内面を綴った絵空事であって、飯田有子の
リアリティの足元にも及ばないと思います。また、長文の場合は主催者の了解をと
おっしゃいますが、今問題になっているのは飯田有子の歌に関してです。そのテーマに
入ったのだからなんの問題があるのでしょう。それを問題視するなら、掲示板の
掲示板たる意味がないと思います。駅の掲示板を独占するのとは違うのですから。


[6682] すいません続けざまで 投稿者:深森未青 投稿日:2004/10/07(Thu) 22:48

 亭主が続けて書くのをいちおー私止めましたからね。じゃあどうぞ、ダーリン。


[6681] 「ブスを殺すと雨が降る」 飯田有子 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/07(Thu) 21:31

 短歌を読んで笑うというのは、その作品を認めたということです。飯田さんの
「ブスを殺すと雨が降る」を再読して、実にいい一連だと思いました。
 まず、歌に叩きつけるようなリズムがあり(律がいい)、詠うべき主題(敵と
いってもいい)をしっかり把握した詠いっぷりに引き込まれる。「ブス」という、
特定の個人ではない抽象的な名詞をテーマにしていながら、実にビビッドに情景が
浮かびなおかつ幻想的でもる。そして作者自身の痛みもよく伝わってくる。
 要するに、リズム感のよさと、言葉の選びかた、並べかたの的確さが感銘を呼ぶと
いうことだろう。少なくとも、現実との乖離感をふわふわした何言ってんだかさっぱり
わからん表現でひたすら内向してナルシズムに浸っているような若手歌人のみなさまの
歌よりも僕の琴線に強烈に触れてきます。

 ブスは金色のものを心に集めてる《つめきり》《食パンの口金》《針のあたま》 飯田有子
 《身分証明書がなくてはお貸しできません。》笑ったとしてもブスはブスだ
 デブはチャーシュー麺の替え玉すするブスはスープの油膜つなげる
 縦長の血の跡はたぶんもう落ちない《さーらりとしたうーめーしゅ》

 引用三首めなどは、(おそらく)トンコツスープであろうラーメンの金色さえも
見えてくる。こんな具象にすぐれた若手歌人がいたろうか。

 汗が玉のようってけっこう本当だ ラーメンの匂い《まつもときよし》

 この歌などは、都市詠といってもいいだろう。都会の夜の陰鬱さが匂いをともなって
迫ってくる。再読して、この歌人のもつ喚起力に驚いています。インターネットは
ありがたい。飯田有子という歌人を僕に再認識させたのだから。
 大橋麻衣子「シャウト」、タイプは違うが、田中雅子「令月」、そしてこの飯田の連作、
どれも自らの闇から発信される強烈なメッセージがこめられている。呪いの視点とも
言ってよいだろう。
 歌集というものは、どこかに作者が戦う姿勢を匂わせるものでなくては僕には
つまらない。飯田氏は、魅力ある歌人だと思う。歌集「林檎貫通式」を買おうと
思っています。「サラダ記念日」と逆の読後感を期待しています。


[6680] いや笑うだけじゃなくて 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/07(Thu) 00:17

 清水幸多さんの日記を読みました。
http://www3.diary.ne.jp/user/343254

 僕は飯田さんの歌を読んで笑いましたが、それだけじゃなかったです。
ただ、今、肝心の「短歌ヴァーサス」が見当たりません。もしも見つけたら
もう一度読み直して笑いだけじゃない、僕の感じたことを書きたいと思います。


[6679] 寺山から! 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/07(Thu) 00:02

 >荻原様
 返信ありがとうございます。しかし、寺山修二を読む感性があるということは
すでにバカではないと僕は思いますが(^^。僕は学生時代、寺山の「田園に死す」の
映画版を見て、寺山の短歌を完全に禍々しいダイアローグととりました。
僕も寺山は好きですが、僕にとっては彼は演劇人なのです。短歌がいいなあ、
とはその時には思わなかったというか、完全に台詞だととりました。短歌から
寺山に入るというだけで知性を感じます。僕は啄木から入りましたが。


[6678] Re[6677]: 飯田有子論争 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/10/06(Wed) 01:47

>黒田英雄さん

[6677]で黒田さんが書いている
読者への信頼、という文脈にのせて言えば、
ぼくは、かつて寺山修司を読んで短歌に入りました。
こんな簡単でいいのか、とまでは思わなかったものの、
他の歌人がこむずかしい約束の世界にいるようなのに、
寺山の短歌は自分にも実によくわかるし、
しかも、これなら書けるんじゃないか、などと
今にして思えば冷や汗の出るようなことを思ったんです。
つまりぼくは、黒田さんの言うところのバカだったんです。
あまり正直にこう言うのもあれですが、(^^;;;
取り消しようのない自分の体験なんですね。
そのあたりのいきさつもはたらいて、
読者への信頼、という点を重んじたい、
そんなきもちがより強く出るのかも知れないです。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6677] 飯田有子論争 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/06(Wed) 00:26

 今、部屋がちらかってて「短歌ヴァーサス」が見当たらないので正確なことは
言えませんが、「ブスを殺すと雨が降る」を読んだときは大笑いしました。妙に
知性を感じたりもしました。ただ、荻原さんは、読者への信頼を語っておられますが、
僕は、このライトなタッチを「なんだこんな簡単でいいのか」と誤解して入ってくる
バカがたくさんいると思いますよ。とにもかくにも、飯田有子に注目したいと思います。


[6676] Re[6672]: こんばんは。 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/05(Tue) 23:43

> >黒田英雄さん
>
> すみません。(^^;;;
> 東京での開催は、ないんです……。
> もともと、名古屋でのイベントとして
> 名古屋の朝日カルチャーさんと企画したものですから。
> 諸事情がゆるしましたらぜひお運び下さいませ。
>

 うう〜〜〜、悔しい!! くろだ


[6675] 説明する努力 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/05(Tue) 20:48

荻原裕幸様

飯田有子短歌の魅力という部分を、どのように語ればよいのか
今後も努力を続けたいと思います。
[6673]で、勝手に清水幸多さんの名前を出しましたが、
私にとって、飯田有子作品を評価できないとお書きになっている清水さんを
納得させるべき言葉の構築が必要なのだと思っています。
清水さん、突然、お名前を出して失礼しました。

1999年頃の「短歌研究」に、「枝毛姉さん」の一首の魅力を書いた文章が
あるはずなのですが、パソコンのどこかに隠れてしまって、みつけられません。
かなり早い時期に「枝毛姉さん」にふれた文章なので、なんとかみつけだしたい
のですが。


[6674] Re[6673]: 説明不足でした 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/10/05(Tue) 17:37

>藤原龍一郎さん

説明ありがとうございました。
事情、了解しました。
メールで書こうかどうか迷いましたが、
いったんオープンになったものは、
オープンな場の方がすっきりするかなと思いまして。
いろいろ明確になってよかったです。
今夜にでも、ブログに付記しておきます。
「短歌人」の特集、
しっかり読ませていただきますね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6673] 説明不足でした 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/05(Tue) 08:31

荻原裕幸様

荻原さんの文章拝読しました。
私の書き込み不足で誤解されたようで、失礼いたしました。
9月30日付けの日記で、荻原さんの『林檎貫通式』批評に関しては、
「良く読めている」という部分が真意で、「危惧する」という部分で
具体的に念頭においていたのは清水幸多さんの日記↓の9月29日付けの
       http://www3.diary.ne.jp/user/343254/
記述と短歌研究評論賞受賞の森井マスミさんの「インターネット
からの叫び―「文学」の延長線上に」の飯田有子作品に関する記述の部分でした。
いつもきちんとした読みを展開されている清水幸多さんが飯田有子作品に
関しては否定的であるようなので、飯田有子の文体が恣意的なものではなく
表現者としての葛藤を経たのちに獲得された文体だ、ということを書きたかった
のですが、その思いをじゅうぶんには書かないで、荻原さんの文章に関する記述に
接続してあるので、誤解されるのもやむなしと思います。
公開する文章の書き方としては不用意で、説明不足でありました。

総合誌の読者を信頼するという荻原さんの思いは「短歌ヴァーサス」の編集方針にも
よくあらわれていると思います。
これはきわめて重要で大切なことで、今回、こういうきっかけではあったものの、
荻原さんの、書き手としてまた編集者としてのこの考え方が明らかにされたことに
私としては嬉しい思いであります。
「短歌人」11月号で、同じ歌集を年齢や歌歴、短歌の作風、短歌観の異なる
四人の人達に率直な感想を披瀝してもらうという特集を組んでいます。
具体的に歌集の感想を語り合う、ということの大切さを私もまた感じています。


[6672] こんばんは。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/10/05(Tue) 01:01

>黒田英雄さん

すみません。(^^;;;
東京での開催は、ないんです……。
もともと、名古屋でのイベントとして
名古屋の朝日カルチャーさんと企画したものですから。
諸事情がゆるしましたらぜひお運び下さいませ。



>藤原龍一郎さん

9月30日付の日記、短歌ヴァーサス5号の
拙文をお読みいただきありがとうございます。
その藤原さんの文中の「危惧」ということについて、
どうしてもひっかかるものがあったので、
「反論」的な感想を以下に書きました。
http://ogihara.cocolog-nifty.com/biscuit/2004/10/post.html
ご高覧いただければ幸いです。(^^)

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6671] 名古屋か。 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/04(Mon) 21:46

ちょっと青春の涙の一ペーシを思い出させる人がいるので、複雑。まだ、やあ!といえる勇気がない。
こっそり応援してます。近くから。


[6670] Re[6667]: 秋の芸術イベントのお知らせ 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/04(Mon) 20:57

 なんで名古屋なんですか!東京公演はないんですか!?



> 朝日カルチャーセンター開講40周年記念公開講座
> 「プロムナード現代短歌」
>
> 朗読。インターネット。コラボレーション。
> 現代短歌は、二十一世紀に入って、
> いよいよ新しい広がりを見せています。
> 一千年を超えるこの日本の伝統詩は、
> いまどこへ向かおうとしているのでしょうか。
> 最前線で活躍する歌人たちの実演と議論を
> じっくりお楽しみいただける公開講座です。
>
> ◎日時=2004年11月13日(土)午後1時〜
>  (開場は午前11時。展示等をご覧いただけます。)
> ◎会場=朝日ホール(朝日会館15階)
>  名古屋市中区栄1-3-3(地下鉄「伏見」下車、7番出口より西へ徒歩5分)
> ───────────────────────────────────
> 【プログラム】
>
> ○鼎談「インターネットと現代短歌」
>  藤原龍一郎、栗木京子、荻原裕幸
>
> ○鼎談「コラボレーションと現代短歌」
>  加藤治郎、佐藤真由美、天野慶
>
> ○鼎談「朗読と現代短歌」
>  穂村弘、正岡豊、東直子
>
> ○コラボレーション作品展示
>  早坂類&入交佐妃=短歌&写真パネル作品
>  テノヒラタンカ=短歌&イラストパネル作品
>
> ○朗読実演
>  東直子=短歌朗読
>  正岡豊&飛永京=短歌朗読とピアノによるセッション
> ───────────────────────────────────
> ◎受講料=当日一般3,000円、会員2,700円、前売2,500円
> ※前売は名古屋朝日カルチャーセンター栄教室と柳橋教室の窓口で販売。
> ※電話と電子メールでの予約も可能です。連絡後、振込をお願いします。
> 連絡先/052-249-5553(栄教室) info@acc-n.com
> 振込口座=UFJ銀行栄町支店・普通・248060
>
> ◎主催=朝日カルチャーセンター
> ◎後援=朝日新聞社
> ◎協賛=風媒社、邑(ゆう)書林
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


[6669] こんにちは! 投稿者:松村由利子 投稿日:2004/10/04(Mon) 19:41

藤原さん、ご無沙汰しています。
「かりん」の松村由利子です。
東直子さんの『青卵』の批評会でお会いして以来ですね。
今夏からウェブマガジンで短歌関係の連載を始めたのですが、そこで藤原さんの歌を引用しましたので、お知らせします。
http://shinshomap.info/magazine/series/tanka/03.html
下手な文章で恥ずかしいのですが、お時間のあるときに覗いていただければ、とても嬉しいです。
それではまた!


[6668] 第17回O-net短歌コンテスト 投稿者:第17回O-net短歌コンテスト 投稿日:2004/10/04(Mon) 19:35

第17回O-net短歌コンテスト事務局からのお知らせです。
結婚へつながる、赤い糸O−net(オーネット)の株式会社オーエムエムジーでは、本年も「第17回O−net短歌コンテスト」を実施いたします。

テーマは「今、いちばん大切な人へ」。恋人・両親・家族・友だち・恩師など。。。  あなたにとって今、一番大切にしている人に捧げる歌を三十一文字ほどにまとめてください。日本語の見直しが注目されているいま、今回からO−net学生短歌賞を設けました。小学生・中学生・高校生のご応募も歓迎いたします。
応募は官製ハガキでもFAXでもOKです。O−netホームページからインターネットでの投稿も可能です。ペンネーム(本名も併記)での応募も構いません。
締切りは10月16日(土)。金賞の賞金は20万円です。
詳細はこちらでご確認ください。      http://www.onet.co.jp/tanka


[6667] 秋の芸術イベントのお知らせ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/04(Mon) 15:56

朝日カルチャーセンター開講40周年記念公開講座
「プロムナード現代短歌」

朗読。インターネット。コラボレーション。
現代短歌は、二十一世紀に入って、
いよいよ新しい広がりを見せています。
一千年を超えるこの日本の伝統詩は、
いまどこへ向かおうとしているのでしょうか。
最前線で活躍する歌人たちの実演と議論を
じっくりお楽しみいただける公開講座です。

◎日時=2004年11月13日(土)午後1時〜
 (開場は午前11時。展示等をご覧いただけます。)
◎会場=朝日ホール(朝日会館15階)
 名古屋市中区栄1-3-3(地下鉄「伏見」下車、7番出口より西へ徒歩5分)
───────────────────────────────────
【プログラム】

○鼎談「インターネットと現代短歌」
 藤原龍一郎、栗木京子、荻原裕幸

○鼎談「コラボレーションと現代短歌」
 加藤治郎、佐藤真由美、天野慶

○鼎談「朗読と現代短歌」
 穂村弘、正岡豊、東直子

○コラボレーション作品展示
 早坂類&入交佐妃=短歌&写真パネル作品
 テノヒラタンカ=短歌&イラストパネル作品

○朗読実演
 東直子=短歌朗読
 正岡豊&飛永京=短歌朗読とピアノによるセッション
───────────────────────────────────
◎受講料=当日一般3,000円、会員2,700円、前売2,500円
※前売は名古屋朝日カルチャーセンター栄教室と柳橋教室の窓口で販売。
※電話と電子メールでの予約も可能です。連絡後、振込をお願いします。
連絡先/052-249-5553(栄教室) info@acc-n.com
振込口座=UFJ銀行栄町支店・普通・248060

◎主催=朝日カルチャーセンター
◎後援=朝日新聞社
◎協賛=風媒社、邑(ゆう)書林
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


[6666] うちは絶対読売は取れませんが 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/04(Mon) 11:49

(夫がどらキチで、もちろんアンチ巨人)読売に「コボちゃん」が連載されてて、その単行本だけ買います。作者の植田まさしはいろんな読者層に書いてるんだなあ。「おとぼけ課長」も好きです。
「まるかじり」の文は好きだけど、東海林さだおの漫画は、理解できない(会社に行ってないので)。

ちなみに中日新聞の朝刊はロングセラー「ほのぼの君」夕刊は作者が女の人。

藤原様:オールナイトニッポン、2部で谷山浩子がやってたのです、受験勉強の励みになりました。


[6665] 相性の悪いレース 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/03(Sun) 22:23

 スプリンターズステークス。やらなくてよかった。雨があまりにもひどかったので、
これは逃げ馬だな、とは思っていたけれど、馬連の配当低すぎるよなあ。三連単当たった
人がいたら、僕は尊敬しまくります。いたら名を名乗れ。そしてたっぷり自慢してほしい。
大いに敬意を払います。


[6664] もうすぐ日曜が終る 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/03(Sun) 21:53

津波なつ様

久しぶりですね。今月は短歌作品をぜひ送ってくださいね。
逃げ馬といえば、私はカブラヤオーが印象的ですが、もう少し新しめでいえば
ツインターボかな。と、やっぱり古い!

冬野由布様
谷山浩子は、「おはようございますの帽子屋さん」とかが、東京地区のAMラジオ
では、時々かかっているので、聞くことができます。


[6663] Re[6655]: 秋競馬ぞ悲し 投稿者:津波なつ 投稿日:2004/10/03(Sun) 18:41

>  秋競馬がいよいよ始まるが、僕には悲しい思い出があります。天皇賞秋、サイレンススズカ
> 骨折で予後不良となった年、あの時は、僕は競馬場にいて、いやな物を見せられたと
> 暗い気持になったものです。ちょうどその頃愛猫のトラ猫「みんく」が脳腫瘍で
> 苦しんでおり、安楽死させるかどうか迷っていた時でした。サイレンススズカの死の
> 4日後に息を引き取りました。悲しい悲しい思い出です。

サイレンススズカはDVDを買ってその逃げっぷりを見直しました。好きな馬でした。「みんく」殿のご冥福もお祈りします。

http://www.hpmix.com/home/natsumi51/


[6662] ちからわざ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/03(Sun) 14:20

並木夏也様

「ちからわざ」と書いたつもりでした。
読みにくくて申し訳けない。
ぼくも並木さんも「短歌人」や「未来」に所属しながら、何年も短歌をつくっていて、
定型にバイアスをかけることまではできても、「枝毛姉さん」のラディカルな文体に
は、とても到達することができなかったということです。
いずれ、もう少しわかりやすく書いてみたいと思います。


[6661] 「電脳日記」Date: 2004年09月30日 (木) 投稿者:並木夏也 投稿日:2004/10/03(Sun) 14:02

 藤原さん。

 並木夏也です。こんにちは。
 先日はマラソンリーディングの会場受付で、すこしお話ができてよかったです。
 日記を読んでいて、幾日か前まで、ものすごいハードなスケジュールをこなしているようでしたので、お体は調子はどうなのだろうと思っていたところでした。
 日記には、大きくウエストが絞られた、とも書いてありましたし。(なんだか競走馬を例えにしたみたいで申し訳ありません。なんともうまく言えなくて…。)

 ところで「電脳日記」の“Date: 2004年09月30日 (木)≠ノある、
 飯田有子さんに対してのコメントにある、以下の

  *

私が飯田有子短歌を支持するのは、伝統からの力ワザでの離脱と
いう、前人未踏にちかいことを彼女の作品が実現しているからな
のだ。

  *

 と言う箇所の、「カワザ」というものが、すこし、理解できないところなのです。
 片仮名で書いてあるので「歌技」と言う文字の変換タッチミスかな、とも考えたのですが、
 この「カワザ」というのが、この文章の大きなポイントとなっているところと思うので、
できれば、すこし、「カワザ」というところを解きほぐしていただけませんでしょうか。


 飯田さんが「まひる野」の会員だったことは、ご本人ではない誰からかのお話でうかがっていた事なのですが、
 早稲田短歌会の方から、かなり以前の会誌をまとめていただいたときに、その会誌に飯田さんのお名前を見つけて「おおっ」と思ったことがあります。

 さすがに、藤原さんのお名前はありませんでしたが。ざんねん。

http://www.enpitu.ne.jp/usr7/71418/


[6660] 芸能界 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/03(Sun) 12:57

といっても歌手の話ですが。
藤原さんが『Playback part2』を歌う辛島美登里のことを日記で書いておられましたがあの人大学の先輩です。好きな歌手でもあります。私が1年のときに4年ですし、学部が違ったので学内で見たことはないのです。でも、寮の同じ部屋に2年の先輩がいて(二人)冬近くに、「ねえ、辛島先輩って卒業できるの?」といっていたのですね、ラジオでDJしていたりするもんで、心配になったらしい。ちゃんと卒業できたのですが、芸能界って男のセクハラ天国みたいに思っていて、そっちのほうも大丈夫かなとか。

私は谷山浩子のファンですが、アマチュアデビューが15歳で、ロングヘアーにおちょんぼ(小さい子がするような、玉の突いた髪留めゴム)している写真が歌詞カードにあるのですね。で、高校生になって、学校終わってNHKの「スタジオ101」に行っていたのだそうで。以来今に到るまでNHKと縁の深い人みたい。
ちょっと異常な世界で、相当な高音の声で歌う。マイナーでもコアなファンに恵まれておりますぞ。


[6659] 敗北を抱きしめない 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/03(Sun) 00:30

 スプリンターズステークス、賭けませんが、連軸馬はシーイズトウショウだと思います。
ちなみに、このレースは過去9戦9敗。だから賭けるのはやめました(泣)。


[6658] Re[6657][6654]: 松鶴家の謎 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/02(Sat) 21:05

> そういえば、私の従弟に松鶴家某に弟子入りしているものがおりまして・・・。
わっかるかなーわっかんねーだろうなー
って言っていた人は誰?その後どうしてるかも謎。


[6657] Re[6654]: 松鶴家の謎 投稿者:石塚 投稿日:2004/10/02(Sat) 19:01

そういえば、私の従弟に松鶴家某に弟子入りしているものがおりまして・・・。

http://www.kimiaki.net


[6656] 10月9日に 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/10/02(Sat) 18:51

結婚式を挙げる男の人がいます。
「拘束されます」「結婚生活がどれだけつらいか教えてやるぞ」
拘束ね…
5歳の子の父親は、保育園の運動会だったので、あまりのお弁当を食べていました。雨だったので室内の運動会になってしまったらしい。よくスーパーで親子を見かけるのでそういったら、子供のおもちゃを買うらしい。
紙おむつを持ってご出勤の日も昔あった。

結婚って、何色なんでしょうね。


[6655] 秋競馬ぞ悲し 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/10/01(Fri) 22:24

 秋競馬がいよいよ始まるが、僕には悲しい思い出があります。天皇賞秋、サイレンススズカ
骨折で予後不良となった年、あの時は、僕は競馬場にいて、いやな物を見せられたと
暗い気持になったものです。ちょうどその頃愛猫のトラ猫「みんく」が脳腫瘍で
苦しんでおり、安楽死させるかどうか迷っていた時でした。サイレンススズカの死の
4日後に息を引き取りました。悲しい悲しい思い出です。


[6654] 松鶴家の謎 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/10/01(Fri) 21:05

石塚様
富岡八幡の骨董市、実は近くに住んでいるのに一度ものぞいたことがありません。
「彷書月刊」の絵葉書特集で、絵葉書コレクションの穴場として紹介されている
のを読んだりもしたのですが。
松鶴家というのは、関西にも関東にもある笑芸の家の亭号ですね。
松鶴家千代菊、千代若、松鶴家千歳などが関東圏の芸人さん。
萬歳の松鶴家光晴は関西の芸人さんです。
煙草入れに金属の亭号入りプレートというのは、いかにも粋な感じですね。


[6653] 松鶴家 投稿者:石塚 投稿日:2004/09/29(Wed) 15:19

富岡八幡の骨董市で、キセル入れが沢山入ったダンボールをゴソゴソやっております
と、特大の布製キセル、煙草入れがありました。煙草入れには松鶴家と大きく彫られた
金属製のプレートが付いています。いかにも芸人さんの持ち物という感じでした。


[6652] 心涙雨 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/27(Mon) 08:47

ちょっと心が乱調で、外も雨だが私も雨。仕事が急ぎでないし、大学の実習生さんは明日来るので、今日は出勤しない。
目下実習生さんに対応する仕事だけなので、明日大雨の心になるわけには行かない。
こういうときがないように、薬を飲んでおくのだが、雨になってしまったらそこで薬を飲んでもすぐリカバリーしない。
ドリンク剤とは違うから。


[6651] オールカマー終わりて 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/26(Sun) 20:43

 惨敗。
 トウセンダンディー、逃げ切りありかよ! 馬券修養して、秋のGTに備えよう。
秋花賞か菊花賞から。


[6650] 介護保険 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/26(Sun) 19:31

今40歳以上の人は払ってます。高齢者の介護のために使ってますが財源がピンチ!ならば障害者の支援費と組み込んで20から払ってもらおう、ってもくろんでる偉い?人がいるんです。が、障害者を出汁にけちなことするな、ってのが私の個人的考え。

人はたいてい高齢になりますが、障害を持った若者および中年は、すべてではないどころか少しです。


[6649] マラソンリーディング2004 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/26(Sun) 19:22

盛況だったようで、良かったですね。
秋はイヴェントの秋です。金沢で「車椅子市民大行動」というのをやると昨日金沢へ行った仲間たちもいるし、私は名古屋で川柳の会に行ってました。
金曜給料が入ったので、モスバーガーの匠味アボガド山葵を食べ、障害者福祉の入門書と、ビジネス文書の書き方という本を買いました。会社勤めは半年しかないので、ビジネス文書の勉強も今頃始めることに。
匠味は食べにくかったので、ハンバーガーという概念からはペケ。おいしんだけど。


[6648] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/26(Sun) 17:07

谷口智子様
「塔」50周年記念イベントの大成功おめでとうございまする
今年の夏はこの「塔」の1400人を集めたイベントの成功、「短歌人」の台湾集会と
今までの結社的常識ではありえなかったことが実現しました。
やはり、企画力とそれを実現する実行力、運営力の重要さを実感する出来事でした。

黒田英雄様
「マラソンリーディング2004」、最後まで熱心にご覧いただきありがとうございます。
私はずっと受付にいたので、中島裕介さんと櫂未知子さんの朗読だけを会場内で聴いた
のですが、櫂さんの風格あるたたずまいと、「あかさたな」の頭韻をふんだ名詞の選択
のみごとさに、言葉に淫する快楽を感じていました。
芝居の体験が豊富な岡田さんと深森未青さんに、どのように感じてもらえるかドキドキ
ものでしたが、「引力がある」と書いていただき、嬉しく思っています。

オールカマーは予想だけにしておいて、買わなかったのが、結果的に正解でした。


[6647] みんな来る来る 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/26(Sun) 13:08

 オールカマー。少頭数ながら、大激戦。ここはダービー組のレベルの高さに賭けて
ハイアーゲーム中心。乗り込み量豊富。秋に向けてここは無様な競馬はできないところだ。
どちらかと言えば平坦有利のスーパージーン、乗り込みと距離適正に不安を持つ
ダイワメジャー、高速決着でやや不安のあるウインジェネラーレが相手と見る。
グラスエイコーオーも怪しいが、とてもここまで手は延ばせない。
 結論。馬単9−5、5−9、9−3、3−9、9−7、7−9。


[6646] マラソンリーディングを見て 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/26(Sun) 00:02

 藤原様、マラソンリーディングのスタッフ、お疲れ様でした。短歌等の朗読会と
いうのは初めて見たので、5時間はちょっときつかったけど熱中して見ました。
出演者のかたがたのパフォーマンスを見て、短歌というものにもいろんな可能性が
あるものだといろいろ考えさせられました。それにしても、歌人と役者というのは
よく似てますね。本人の個性以上の技術を感じて感服いたしました。特に黒瀬河らん
(すいません字が出ません)氏、正岡豊氏、櫂未知子氏そして妹様の死を語られた
岡井隆氏には圧倒されました。はっきり言って、この四氏は充分人を舞台の上から
引き付ける力を持った役者だと思います。引力がありますよね。これは理屈じゃなく、
その人間の持つパワーでしょうね。いずれにせよ、朗読会というものをまた見に行こうと
思っています。欲を言えば、生活詠を詠われる歌人のかたの参加があればなあ、と
思います。
 キャパ数といい、見やすさといい、この会場はいいんじゃないでしょうか。贅沢を
言えば、もっとゆったりした椅子が望ましいです。それと、撮影隊の執拗なシャッター音が
朗読の妨げになったことも言い添えておきます。


[6645] お世話になりました! 投稿者:谷口純子 投稿日:2004/09/25(Sat) 14:44

藤原さま、「塔」短歌会の谷口純子です。
五十周年全国大会の案内など、いろいろとご尽力
ありがとうございました。

気がつくともう一ヶ月たってしまいました。
準備中にできてしまった鼻のしたのヘルペスの
しみも薄らいできてホッとしています。

昨夜は、ふや町映画タウンで借りてきた清水宏監督の『簪』を
堪能しました。
昭和16年度の制作なのに、田中絹代、川崎弘子は
嫋々として美しく、笠智衆はいきいきと魅力的でした。


[6644] Re[6642]: ありがとうございます。 投稿者:筏丸けいこ 投稿日:2004/09/23(Thu) 23:13

藤原龍一郎様。

早速、サイトを見ていただき、恐縮しています。
『パプリカ・ブリーカー』についても、うれしいかぎりです。
いろいろと、ダブル・トリプルでうれしくありがとうございます。

http://www.tsurugashima.or.jp/ika8


[6643] 聾者の人が 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/23(Thu) 11:03

耳の聞こえる人ばかりの中で居る、なのに手話は片言も出来ない人がほとんど。そういう中で仕事をしているとストレスたまるだろうなあ。
大きな声ではっきりしゃべれば何とか、という程度の難聴の人は、文句を言う相手が居ないとき、手話のできる人に八つ当たり的に怒って「なんで私に怒るのー、私は伝えただけじゃんー」といわれていた。
彼らは口の形を読む訓練をずっとしてきたので、ゆっくり口をあけて話せば簡単なことはわかる。でも聾者の人が何を声に出しているのかはわからない。怒ってるか、うれしいかくらいはわかる。

ところで大村昆を知らない世代は確実に30歳を超えました。


[6642] ようこそ、ここへ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/23(Thu) 10:38

筏丸けいこ様

ようこそ、お出でいただきました。
「スモモもモモも桃の花 手の荒れどめにオオムラコン!」に感嘆したのは
2001年の夏のポエケットだったでしょうか。
あのあと、『パプリカブリーカー』を読ませていただきました。

サイトを拝見し、ポエトリーリーディングでヘブンアーティストに挑戦されたと
いうことに、また、感嘆しました。
こういう姿勢には、私は共感するタイプであります。
今後も、作品を拝見させていただきます。


[6641] はじめまして 投稿者:筏丸けいこ 投稿日:2004/09/22(Wed) 12:49

藤原龍一郎様。
はじめましてこんにちは。
偶然、スモモもモモも桃の花 手の荒れどめにオオムラコン!について書かれた
電脳日記の大過去ログを発見して、喜んでいます。ありがとうございます。
ダマスクバラのピンク色、というタイトルの詩です。ワハハで歌ってもらえたら
と、ずうずうしいこと妄想しました。
へっぽこな私のwebがあります。おひまなときにごらんになってください。

http://www.tsurugashima.or.jp/ika8


[6640] おめでとうございます! 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/19(Sun) 23:52

 藤原様、的中おめでとうございます。やはり、2000メートルはサンデーサイレンス
産駒は要注意ですね。単複的中というのは一番気持いいと思います。基本的に、1着馬を
当てるというのは競馬の原点ですものね。僕はやりませんが。


[6639] レクレドール 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/19(Sun) 20:19

ローズステークスのレクレドール、久しぶりに快心の的中。
昨日、「短歌人」の月例歌会で酒井佑子さんに「明日のコスモバルクは楽勝ですよ」との
予想も当たって、憂愁に沈むこともない日曜日でした。


[6638] 岸上は銀幕に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/19(Sun) 05:11

黒田英雄様

岸上は日記にどんな映画を見たか、題名だけですが、記録しています。
「岸上が見た映画からの、岸上大作へのアプローチ」は、黒田さんしかできない
展開の文章になるとち思います。
いつか、そういう文章をまとめてください。

ところで、星野立子に下記のような俳句があるのを知って、ふーんと感心しました。

・楽屋口水ノ江瀧子ジャケツ着て  立子

ジャケツつまりジャケットを着た女性は珍しかったでしょうし、それが男装の麗人の
ターキーだったという目のつけどころが、いかにも星野立子らしい無手勝流で、巧み
に、言いとめられている句です。「瀧」という旧漢字もいい味をだしています。


[6637] 武器なき斗い 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/18(Sat) 23:43

 久々に「武器なき斗い」(山本薩夫)をビデオで見返す。岸上大作はやはりこの
映画を絶対に見ておくべきだったと思う。彼に一抹の生への光明をさしたかどうかは
わからないが、山本宣治の壮絶な反省は見ておくべきだっと僕は思う。「黒い画集
〜あるサラリーマンの証言」、この貴重版ビデオも幸いにして所有しているので、
複雑な思いを抱きながらもう一度じっくり鑑賞してみたいと思います。


[6636] たまには劇場で 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/17(Fri) 20:11

 藤原様、日記拝読しました。「血と骨」、実はこれは劇場に見に行こうと思って
います。劇場で映画を見るのはなんと12年ぶりです。本編上映前の、あのイライラする
CMと予告編に耐えても、見たい映画です。


[6635] 悼・島田修二 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/17(Fri) 09:11

私も昨日の夕刊で、島田修二さんの訃報を知り、びっくりしました。
1990年に私が短歌研究新人賞を受賞したとき、島田修二さんは
もっとも私の作品意図をくみとった選評をくださいました。
また、私が書いた夭折歌人・大塚大に関する文章にも、とても心のこもった
感想をくださいました。
他人の心の痛みを感受してくださる得がたい人でした。
心からご冥福をお祈り致します。


[6634] ベラフォンテの桜 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/16(Thu) 23:48

 島田修二氏の逝去を夕刊で知る。驚いた。実は、今年の5月下旬、小田急線で
偶然氏をお見かけしたのです。白い紙のようなものを見て、たぶん歌稿なのでしょうか、
1分間ほどで仕舞われて、うつらうつらされ始めました。歌人てのは疲れるんだなあ、
とつくづく眺めていたものです。電車に乗ってる間中、眠ってらっしゃったのですが、
なぜか僕が降りる間際に顔を上げられ、視線がばっちり合ったのに驚きました。
とにかく、ショックを受けてます。


[6633] 6457円の謎 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/13(Mon) 19:18

服毒&縊死という念の入った死に方のために、高いお薬を調達した、にしても高すぎませんか。
ま、まさかお馬とかにつぎ込む!わけないねえ、そんな気になるまい。
女の人に高い贈り物をしたのに振られちゃった。んなばかな。で、死んだら悲しいものがあると思う。


[6632] 岸上大作と残金543円の謎 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/12(Sun) 23:39

 送金を無心した時点で岸上にすでに自殺の決意があったかどうかはともかく、
一週間あまりで6457円の金が消えうせているというのは謎ですね。大金ですよ。
いったい何に使ったんだろう?


[6631] 給料3円でなくて 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/12(Sun) 10:56

昭和3年の採用通知だった。
でも、昭和3年の給料って、いくらだろう?


[6630] 現金書留ではないですが 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/12(Sun) 10:11

『モモタロウは泣かない』のなかで永井陽子さんのお父さん、というから今生きていたら百歳くらいの人なんですが、給料袋を取っておいたみたいです。
3円の月給で、いつの頃かわからないけれど、3円とはすごいなあ、と思います。
今は振込用紙をためてる人って居るのかな?

自分で働いたお金ではないけれど、仕送りだったから袋も大事だったのでは?


[6629] 現金書留 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/12(Sun) 04:31

黒田英雄さま、冬野由布さま、花森こまさま

書き込みをいただきありがとうございます。
姫路文学館の「岸上大作展」では、國學院大学在学中に、岸上大作が故郷の母親から
仕送りを送ってもらった現金書留の封筒がすべて展示してありました。
ほぼ3年分の現金書留の封筒を保存しておく岸上の性格に、びっくりしたことを、
おぼえています。
11月下旬の7000円の送金は、私も不思議に思っていて、やはり、自殺が突発的
なものだったことの証明のように思います。
絶筆の「ぼくのためのノート」の一節に、所持金543円と書いてはありますが。
背中を押す出来事は確かにあったのでしょう。


[6628] この深きジェンダー 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/12(Sun) 00:03

冬野様、それはひどい話ですね。完全な女性差別です。「男はつらいよ」は常套句
でありかつユーモラスな響きがあるのに、「女はつらいよ」はりアルでシャレになりませんね。(まったくだ!皿洗いくらいしろ! 深森未青)


[6627] 私の給料10万円 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/10(Fri) 20:46

十数年前です、私を採用した会社、「大卒女子は採用したことがない、したがって短大卒扱い」というわけわからんこと言ってました。
しかも交通費を出してくれないし食費もそこから出すので、実質5万もなかったです。定期代がいくらだったか失念しましたが、片道1000えんかかったのです。
一部でも出してほしかった。
ああ、岸上大作の話が、なぜかお金の話。


[6626] 僕の給料1万円 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/10(Fri) 20:29

 冬野様、たぶん、7000円は10万から12万くらいの間くらいじゃないかと
思うのですが。というのは、昭和38年の大映映画「花のサラリーマン一年生」
(監督名失念)の中で、大卒サラリーマンという設定の大瀬康一が台詞で「(初任給
が)僕は1万円だ」と言っているのが印象に残っているからです。


[6625] 7000円 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/10(Fri) 19:14

へえ、12万くらいなんだ。当時の学生もバイトはしたと思うんだけど、一ヶ月の生活費って行っても一人なんだから多すぎやしないか?(うちは二人でそれだけだ。)死ぬ前にぱーっと豪勢にというにはしみったらしい金額だし。

ちなみに1960年、父も二十歳だった。中学を出て夜学に通いながら働いて、卒業した頃。1965年頃給料で12000円もらっていた。にょうぼ子供が居て、その金額。それでもリッチとはいわないけれどたくわえを出来るほどのお金だったのだそうだ。
この頃の金銭価値が今ひとつわからない。5円でガムが買える頃だとは知っている。(風船ガム)


[6624] 血と雨の、補遺 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/09(Thu) 22:02

 追伸。山宣を描くことによって社会主義の未来を信じた「武器なき斗い」を
ついに岸上が見ることがなかったのはよくわかる。松坂弘氏が「彼女がいたら、
いっしょに見にいくように」と言ったのは岸上にとってキツかったろうなあ。
岸上は僕にとって羨望と憎悪の対象の歌人である。


[6623] 血と雨の……… 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/09(Thu) 20:39

 藤原様がエッセイで取り上げていた岸上大作の映画日記を読み、興味深いものを
覚える。邦画の登場回数は少ないが例えば「わが愛」(五所平之助)や、「また
逢う日まで」(今井正)の純愛映画はわかるが、「黒い画集〜あるサラリーマンの
証言」(堀川弘通)と「珍品堂主人」(豊田四郎)まで含まれているとは。「黒い〜」は
性愛によって破滅していく男の救いようのないドラマである。「俺はこれからどうやって
生きていけばいいのだろう」とつぶやきながら朝まだきの街をゆく小林桂樹の行き場のない
後ろ姿を捉えたラストシーンを、岸上はどういう気持で見たんだろう。歌うテーマを
失いつつあった岸上の心情とこの映画が被さって、なんとも言えない感慨を覚える。
また、「珍品堂〜」も、喜劇の体裁を取っているが、これも性愛に弾き飛ばされた男の
悲哀を描いている。もはや岸上が偶然にこの映画を観たのではなく、明確な意図があって
チョイスしたことがよくわかる。「生きる」も「酔いどれ天使」もやはり、死に向かって
歩んでいる男の映画だ。岸上も、劇場の闇の中で、静かに溶解していきたかったのでは
ないだろうか。映画を観ることが、彼の救いだったのかもしれない。気持はよくわかる。
 ところで、僕にはどうしても解せないことがある。発作的ではなく当然岸上は、
論理的にかつ計画的に自殺の遂行を考えていた筈だ。決行日は12月5日。ところが、
11月下旬に、生活費として7000円の金を故郷に無心している。自殺念慮のある
人間として不自然である。7000円と言えば、今の12万円ぐらいだろう。あと一週間
あまり後に自分の人生を終わらせると決意した人間にして不自然である。自殺願望は
友人のT氏にもほのめかしており、突発的なものでなかったことは明確である。
それ故に、この金の無心が僕には謎である。恋と革命の挫折ゆえの自殺というレッテル
(自分でもそう糊塗しているが)は、それはその通りなんだろうが、背中を押す出来事が
あったと僕は考える。遺品の中に、送られた金がまだあったというような話を僕は
寡聞にして知らない。


[6622] 歌稿送りました 投稿者:花森こま 投稿日:2004/09/08(Wed) 20:51

たまにははやめに、と思いまして。でも、そのあとで「短歌人」の後記を読みましたらルールのことが書いてあって、私ちっとも当てはまらなかったので、ここでお詫びします。
お仕事は、これから少しは人間的になれそうですか、そうですか。無理を重ねては大事に至ることもありますものね。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[6621] 詩神 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/09/07(Tue) 16:34

振り向いてもらえる人はいいのだけど、そうでなかったらその長い髪に?すがり付いていくしかないですね。


[6620] 岸上大作について 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/06(Mon) 21:25

 「血と雨の墓標」を読む。ふうーとため息をついてしまった。
 スパイダーマン2じゃないが、正義(革命)もダメ恋愛もダメもちろん経済的にも
ダメ、あとは教育学部を無難に卒業して田舎の教師になり貧乏な家で母親と妹と
ツラつき合わせて生きていくしかない。そして何より、彼が最もよりどころとしていた
短歌という詩神がその時になって彼を見捨てたのである。「短歌研究新人賞」推薦は、
まさに時宜を得たがゆえのものであり、当時ゲバルトはトレンドであったはずだ。
「これぞ今の若者のリアル」と中井英夫(か誰か)が感嘆して世に出したはいいが、
すでに革命は敗色濃厚どころか真っ黒け、題材を失ったばかりでなく岸上には早々と
浮気なミューズの裏切りが迫っていた。端的に言えば、才能が品切れになって詠めなく
なっていたのだと僕は考える。沢口芙美の言う、「短歌に行き詰まり、死して伝説に
なろうとした」という指摘は鋭いと思う。
 岸上の友人たちが優しすぎる。頭のてっぺんからつま先まで、徹底的に彼を批判しまくる
友人がいれば、ひょっとして彼は生き延びたかもしれない。文学的名声と引き換えに
してもだ。彼のストーカー的行為は、徹底的に批判されるべきだろう。僕が友人だったら、
激怒して岸上をぶん殴っていたかもしれない。岸上にとって、故郷というのは、ひたすら
怨嗟の対象であったのだろう。上京して特にそう思っただろう。自殺の要因は、
故郷に帰らざるを得ない自らの無残を断つためとも考えられる。
 いずれにせよ、歌人は岸上的性格を誰もが少なからず持っているのではないだろうかと
思いました。また、そうでなければいけないと思います。
 それにしてもやっぱり、あの計画的な自殺が私にはどうしても理解できない。僕だったら、
あの長たらしい遺書を書くだけでくたびれて死ぬのをやめてしまっただろう。
 本の最後に、「一度も女性を抱くことのない一生であったという。」という一文が
あるが、僕には信じられない。久米正雄の「受験生の手記」の受験生を岸上にオーバー
ラップさせてどうしても考えてしまう。


[6619] 新潟2歳S結果 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/06(Mon) 00:05

 雨が降ると思って、余計なこと考えて損した。良なら瞬発力勝負、マイネルレコルト、
ショウナンパントル、馬短4−3、1040円的中。まったく理屈通りの競馬でしたが、
いつも理屈通りとはいきませんよね。いよいよ後半戦に入る。去年は散々な目に遭った
秋競馬、復讐戦と思ってがんばります。次回は、オールカマーの予定。
 ところで、ゼンノロブロイは、どこから始動するのかな。


[6618] あたふた 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/09/05(Sun) 20:46

電脳保安官荻原さんへ

言われてみれば野暮でした。
これまでアップした文も削除します。

また、藤原さんにもご迷惑おかけしました。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6617] あれれ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/05(Sun) 20:32

また、荻原さんにお手数をおかけしてしまいました。
荻原さん、すみません。

と、いうことで、[6613]は、[6615]の内容の荻原さんの書き込みへの
レスポンスでありました。

ところで、角川短歌賞受賞者の小島なおさんは高校生だそうですね。
大谷雅彦さん以来の高校生受賞者です。早く受賞作を読みたいものです。
芥川賞の綿谷りさ系でしょうか。ということは、来年の角川短歌賞は、モブ・ノリオ系のあぶないキャラが有望かな。
サソリを食べる歌人なんて人が出てくることを期待します。


[6616] こんにちは。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/09/05(Sun) 20:20

[6613]の返信の元コメントです。
夕方に書きこんだのですが、
ことば遣いをもう少し考えてみようと思って、
いったん削除しておりました。以下、
そのままのかたちで再投稿します。



>清水幸多さん
>藤原龍一郎さん

自作をどこにどうやって発表しても、
それは基本的に作者の自由なわけですが、
角川短歌賞のように
未発表作品での応募を義務づけられている賞の応募作を
次席、候補、等の可能性もある段階で、つまり、
誌面掲載がなされるかどうかの確認ができていない段階で
日記サイトのような誰にでも読める場所に公開するというのは、
応募者の姿勢としていささか野暮な感じがありませんか?
ルールではないと言えばそれまでの話なんですが……。
感覚的なものですが、清水さんの言う「フライング」の基準は、
選考会の前後ではかるのではなく、発表号の刊行の前後ではかる方が、
良心的なのではないか、という印象をもちました。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6615] Re[6613]: 言われてみれは 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/09/05(Sun) 20:16

>藤原龍一郎さん

> 言われてみれば、荻原さんのおっしゃるとおりですね。

すみません。
このコメントの元コメント、
いったん削除していました。
もう一度アップします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6614] ご無沙汰しております 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/05(Sun) 20:15

井上よし子様

御無沙汰しております。
「日本歌人」の会から、もう一年経ちましたね。

メールアドレス、五月から変わっております。
ご連絡せず、失礼いたしました。上記の青いサインをクリックしていただくと
新しいアドレスが入れてあります。

ここのところ、体調は回復しているのですが、場合によっては
電気療術の先生、紹介していただくかもしれません。
お願いの際には、あらためてご連絡いたします。

やっと、昼間のバラエティ番組の担当にもどれましたので
寄席や落語会にも行けるようになります。


[6613] 言われてみれは 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/05(Sun) 20:09

荻原裕幸様、清水幸多様

言われてみれば、荻原さんのおっしゃるとおりですね。
私も発表号ま発売前ということを、うっかり失念していました。
これはやはり当該発表号が出てから、「短歌研究」新人賞の時のように
50首を発表するほうが良いと思います。
さすが、電脳保安官の荻原さんですね。昨日はおつかれさまでした。


[6612] お忙しいご様子ですね 投稿者:よし子 投稿日:2004/09/05(Sun) 18:59

藤原様
時々日記を拝見させていただいています。以前にもましお忙しそうで辛そうなので
ついおせっかいをしています。。
私も5月の末に脇腹を強く打って救急車で近所の医者にいき、検査等で3週
間入院しました。
新宿で長い事店をやっているので噂が出たのか電気療術をやってくれると
ころを教えてくれました。新宿の三越前の眼鏡屋の9回です。教えてくれ
たのは「王ろじ」というトンカツヤさんのおばあさんです。腰がまん丸だっ
たのに今は、日舞もやっているとか。ビックリです。私も3回ほど行ったら結構楽
になりました。行く時間も自由ですし、(30分ぐらい)ストレスによる頭痛
も随分良くなりました。もし、怪しいけど言ってみようかなと思ったら紹介
します。ただそういうのに資格があるのかお金を取らないのです。私は週2回ほど行って
5000−払っています。後一歩で頭痛が取れることを祈っています。
日本歌人で志ん輔さんを紹介した井上です。才能のある人はこのぐらい大変なのでしょうか。私のように怠け者の話ですので無視して下さっても結構です。
短歌とは関係ないのですが、最近eメールアドレスやお住所を変わられましたか。


[6611] Re[6609]: 歌は世につれ 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/09/05(Sun) 07:54

> 清水幸多様
> ネット歌会の幹事、ご苦労さまです。
> ここのところ毎日、清水さんの日録拝見しています。
> 角川短歌賞応募作を、毎日、一首ずつ掲載していくというのは面白いアイデアです。
> 今後も毎日拝読致します。

ありがとうございます。
ところで、角川短歌賞の選考会、昨日だったみたいです。ちょっとフライングでした。
小島ゆかりさんの娘さんの受賞作50首を読むのが楽しみです。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6610] あめあめふれふれ 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/04(Sat) 23:52

 新潟2歳ステークス。新潟は明日、1日じゅう雨の予報。普通なら荒れると
ルンルンするのだが、残念ながら今週も固い銀行馬券で収まりそうだ。
 完成度が抜群のマイネルレコルト、不動の軸。ショウナンパントル、フェリシアの
牝馬コンビが面白いと思ったが、雨で重ならかなり苦しいだろう。というわけで、
残念ながら浮上してくるのは、インティライミ。不良馬場を経験してるし、スケールも
でかい馬。パンパンの良馬場なら経験不足で上がり勝負初体験と見て思い切って
消そうと思ったが、雨じゃあ対抗とせざるを得ない。ほぼこの2頭で決まりの
銀行馬券だろう。アイルラヴァゲインはこの2頭に比べたら落ちるし、ましてや雨じゃ
消し。穴を探すとすれば、ワイルドリバーがおもしろい。距離延長は有利だし、スローペースでひょっとして2着3着に粘り込む可能性あり。血統から、重もこなすだろう。
 結論。あくまで、重馬場を前提として。ド本線馬連、2−4。穴、4−10、2−10、
三連複2−4−10。2−4で馬連400円つけば、ありがたいと思うべきだと思う。
あくまで、じゃんじゃん降りの重を想定して。


[6609] 歌は世につれ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/09/04(Sat) 08:49

ダンスインザムードの鼻の冷たさを藤原龍一郎は歌えり  岡村知昭

題詠マラソン2004の掲示板でみつけた一首。
ちなみにダンスインザムードとは競争馬の名前です。

黒田英雄様
映画的視点からの短歌論、いつも面白く拝読。
私もこの秋以降、できるだけを映画をみようと決心しました。
また、映画にかんしての質問などさせていただきます。

清水幸多様
ネット歌会の幹事、ご苦労さまです。
ここのところ毎日、清水さんの日録拝見しています。
角川短歌賞応募作を、毎日、一首ずつ掲載していくというのは面白いアイデアです。
今後も毎日拝読致します。



[6608] 写生歌会 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/09/01(Wed) 23:00

藤原さん、こんばんは。
今、「原人の海図」ネット歌会の幹事をやっています。
http://cgi.mediamix.ne.jp/~t2499/cgi-bin/lightx/lightx.cgi
ただの題詠では物足りないので、「ネットで写生という挑戦!」を
テーマに、今までネットではほとんど見られなかった写生を取り上げて、
ネット発の斬新な写生歌の創造を目指しています。
藤原さんはご多忙なので参加するのは無理だと思いますが、
たまにのぞいていただけるとうれしいです。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6607] 映画と短歌 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/09/01(Wed) 21:35

 たとえば、塚本邦雄氏の名歌を読んでも、なんか僕は映画のワンシーンを思い出すのです。たとえば、兵士の眼を割れた卵に例えた有名歌からも、ロバート・アルドリッチや
サム・ペキンパーのカットを想起してしまいます。詳細な洋画メモを僕はつけて
いないので、細かいタイトルはいえませんが、相当塚本氏は映画に影響されていると
思います。そう言えば短歌雑誌に塚本氏がビデオ録画したテープの棚が写っていましたが
ほとんど洋画でしたよね。思うに、春日井建氏をはじめとして、前衛歌人と呼ばれる
かたがたはたぶん、日本映画を軽視し、洋画に傾倒し、作歌されていたんだろうと思います。
その辺が僕には物足りません。
 ところで、最近評論において、小津映画にひきつけて短歌を論じるものを散見します。
邦画を引用していただくのは嬉しいことですが、ちょっと待てよという感じです。僕に言わせれば、小津映画のあのドンデンを多用した額縁ショットにいろどられた作品の世界はあれは短歌と言うよりも俳句です。僕には、小津映画のストイックな画面からなぜ
短歌を連想するのか不思議です。
 それにしても、邦画と言うとどうして小津や原節子しか出てこないんでしょうか。
あんな淡々とした観念世界ではなく、短歌の持つ納豆のように糸を引く情念世界を
体現した作家と女優といえば小津、原ではなく、成瀬巳喜男と高峰秀子だと僕は
断言できます。そう言えば、「稲妻」の中で気の弱そうな長男坊が、短歌の一節を
くちずさんでいたなあ。成瀬はわかってる。


[6606] 明日から 投稿者:花森こま 投稿日:2004/08/31(Tue) 18:09

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/

に、サイト移転します。花森こまじゃない名前ですが、よろしくお願いします。

http://plaza.rakuten.co.jp/hansulove/


[6605] Re[6604][6602]: 短歌を書いている人は 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/08/31(Tue) 15:22

> > みな、歌人といっていいのでしょう。
> > たとえばほかの誰にも見せず、自分のノートにえんえんかいているだけだとしても。
> > 賞をもらう、とか、歌集を出す、ということは副次的なものだし。
> >
> > ちと厭世的なのでどうも変な意見をしてししまう。
>
>  冬野様、少なくとも貴女ほどの実力があれば、堂々と歌人を名乗ってなんのさしつかえも
> ないと思いますよ。
thank youおもはゆいな


[6604] Re[6602]: 短歌を書いている人は 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/08/30(Mon) 23:22

> みな、歌人といっていいのでしょう。
> たとえばほかの誰にも見せず、自分のノートにえんえんかいているだけだとしても。
> 賞をもらう、とか、歌集を出す、ということは副次的なものだし。
>
> ちと厭世的なのでどうも変な意見をしてししまう。

 冬野様、少なくとも貴女ほどの実力があれば、堂々と歌人を名乗ってなんのさしつかえも
ないと思いますよ。


[6603] 歌う白骨 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/30(Mon) 17:47

以前にも一度ご紹介しましたが、探偵小説替歌集「歌う白骨」が
さらに充実していますので、おすすめします。
ミステリ・マニアは楽しめます。↓

http://www.asahi-net.or.jp/~JB7Y-MRST/HK/hk0.html

ああ、それから冬野さん、歌人といいたければいっても良いんじゃないでしょうか。
市民マラソンに出ている人が「私はアスリートだ」というのを否定しても
しかだがないですから。


[6602] 短歌を書いている人は 投稿者:冬野由布 投稿日:2004/08/29(Sun) 21:58

みな、歌人といっていいのでしょう。
たとえばほかの誰にも見せず、自分のノートにえんえんかいているだけだとしても。
賞をもらう、とか、歌集を出す、ということは副次的なものだし。

ちと厭世的なのでどうも変な意見をしてししまう。


[6601] たたかいすんで。 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/08/29(Sun) 20:21

 新潟記念終わる。1−8、870円的中。とは言え「とほほ」である。煙草何箱か
買えるくらいの儲け。子供の遣いか! とは言え、勝つことは大事。勝ち癖をつけよう。
 買うのに難しいレースが続いてますね。これも2点、3点買いできないもんなあ。
次回は、新潟2歳ステークス。ただこれもまた、強いのが1頭いるから、賭けるのが
難しい。馬連3点ぐらいで勝負できればいいなあ。


[6600] Re 仁義なき戦い 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/29(Sun) 10:02

山本孝一様

> >「宇宙囚人船の反乱」
> 私もこの話大好きです。結末が浪花節的でなんともいいです。
> この作品の裏話も書きました。
> 本当はそのエピソードは、この話が収録される巻の解説者
> のために、置いておくべきだったかもしれませんが、
> 早いもの勝ち。仁義なき解説者の戦いです。

まあ、こういうものは書いたもの勝ちですね。
長男がジーン・ウルフ特集のSFマガジンを買ってきたのですが
もはや、ついていけません。
高千穂遥さんの道士のような変貌ぶりに驚くばかりです。


[6599] 新潟記念 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/08/28(Sat) 23:58

 新潟記念。とにかく勝ち癖をつけたい。儲けよりまず、勝とう。
 人気でもレニングラードには逆らえない。ちょっとこの中では格が違うでしょう。
マーべラスダンスはスローペース必至のレースだけにちょっと不安かなあ。穴は、
ニシノセレッソ、スローペース有利のサクラディンヒルあたりが面白いか。藤原様は
チアズブライトリーからですか。僕は思い切って消しです。賭け方の難しいレース
ですね。
 結論。馬連1−4、1−7、1−10、1−13、1−3、1−8、これ以上は
もう配当的に厳しくて買えませんねえ。三連複も難しいですよねオッズ的に。みんな
よく勉強してます。


[6598] 短歌非芸術論 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/08/28(Sat) 21:33

こんばんは。
お返事、ありがとうございます。

> 新人賞はその年の相対的な結果なので、受賞者が出るのは、受賞者なしよりは
> ずっと良いことです。ただ、なぜ、第二次選考でだれも一位におしていない作品が
> 結果的に受賞作品となるにいたったかの過程は、当然、知りたいと思います。
> 特に今年の場合は、受賞作にしてもかなり厳しい批評を受けているわけですから
> なぜ相対的にでも一位に浮上したのか、選考委員の方々の意見は知りたいと思います。

単に、二次選考での一位と二位が選考座談会で完全否定されたから、
三位の「ペイルグレーの海と空」が一位に四位の「青い絵の具」が二位に
浮上しただけだと思ってましたが、もっと深い何かがあったのでしょうか。
まあ、今さらですが。

> 私は清水(舟橋)さんの今後の作品を、この点に期待をかけて読ませていただきます。
> 最後に、文學界新人賞の結果は、短歌以上に期待をもって待ちます。
> 清水(舟橋)さんの小説は、とても読んでみたいと思っております。

とりあえず散文なら、現代短歌評論賞にも応募しているので、その一部抜粋が
「短歌研究」10月号に載るかもしれません。
でも、あまりの過激さに黙殺されて載らないかもしれません。

題は「短歌非芸術論」(22枚)。
自己満足で読者無視の日記短歌を垂れ流して、短歌を滅ぼそうとしている、
結社歌人やネット歌人、また短歌総合誌を徹底的に痛罵する問題作です。
載ったら載ったで僕は歌壇から抹殺されるかもしれません。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6597] 境涯詠について 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/08/27(Fri) 23:23

 藤原様の御著書「短歌の引力」の中で、「境涯詠とは、短歌のジャンルではない、
表現の方法なのである。『自分は何者なのか、どこから来てどこへ行くのか?』この
永遠の疑問こそが、現代における境涯詠の最大の要素となっているのかもしれない」
わが意を得たりと感じて、読みふけりました。どうしても僕は、ドラマ性というものを
重視してしまいます。それも、広い意味での境涯詠の表現手段ではないかと自問
しつつ、作歌の糧にしたいと思います。


[6596] 仁義なき戦い 投稿者:山本孝一 投稿日:2004/08/26(Thu) 21:54

キャプテン・フューチャーの解説が、事情があって書き直しを
しなければならなくなり、あれこれ手をいれているところです。
ところが今日、青山ミチのCDアルバムが届き、それを聴きながら
書いていたら、歌に気をとられ、まったく進みません。
しかし、21世紀になって、青山ミチの歌を聴きながらキャプテン・
フューチャーの解説を書くことになるとはねぇ。

>「宇宙囚人船の反乱」
私もこの話大好きです。結末が浪花節的でなんともいいです。
この作品の裏話も書きました。
本当はそのエピソードは、この話が収録される巻の解説者
のために、置いておくべきだったかもしれませんが、
早いもの勝ち。仁義なき解説者の戦いです。


[6595] 横山秀夫作品 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/26(Thu) 08:25

田中拓也様

ごぶさたしています。
横山秀夫さんは群馬の新聞社で記者をなさっていたのでしたね。
組織の中での人間関係の心理的軋轢は、リアリティがあり、
実に読み応えがあります。
私は『クライマーズ・ハイ』を先に読んだので、『半落ち』は、これから
読みます。とても楽しみです。
高校生のみなさまときさくに話せるというのは、やはり、横山さんが
報道の現場の人だからでしょう。貴重な作家ですね。


[6594] 見者の孤独 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/26(Thu) 08:20

春畑茜様

拙文を読んでいただき、とても嬉しく思います。
「見者の孤独」は、私にとって、現在、唯一の小中英之論です。
私は短歌を始めてまもない頃に、小中英之の短歌と出会ったことを
とても幸運だったと思っています。
『小中英之歌集』が砂子屋書房の現代歌人文庫からまもなく出るようです。
ぜひ、読んでみてください。
たましいがふるえますよ。

春畑さんの今年の短歌研究新人賞の候補作品、私の短歌観でいえば、
受賞作をしのいでいると思います。
「むちゃくちゃでござりまする」の歌が、選考委員にきちんと感受されて
いなかったようなのは、かえすがえすも残念です。


[6593] 次の一歩 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/26(Thu) 08:11

花森こま様

どのジャンルも、壇的呪縛にとらわれずに、すぐれた作品を生み出すという
強い意志をもって、次の一歩を踏み出す人が居るのだと信じていたいし、
自分自身がそうであることを心がけてゆきたいものです。
きれいごとに聞こえても、そのきれいごとを信じる気持ちは貴重です。
有名になりたいから俳句をつくる、短歌をつくるというような人たちは
結局、詩型からは選ばれていないのだと思います。


[6592] 俳人・仲寒蝉 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/26(Thu) 08:04

牙城様

寒蝉さんの活躍、私も自分のことのようにうれしいです。
処女句集『海市郵便』での山室静佐久文化賞受賞、新作「小海線」50句での
角川俳句賞受賞、俳句自身に選ばれた俳人の誕生ということですね。
ご縁あって、句集の帯文を書かせていただき、うれしさが倍増しています。
受賞式、とても楽しみです。


[6591] 清水幸多 様 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/26(Thu) 02:54

清水さんが舟橋さんだということは、まったく気がつきませんでした。
清水さんのサイト↓で、短歌研究新人賞に関するご意見拝読しました。
http://www3.diary.ne.jp/user/343254/
新人賞はその年の相対的な結果なので、受賞者が出るのは、受賞者なしよりは
ずっと良いことです。ただ、なぜ、第二次選考でだれも一位におしていない作品が
結果的に受賞作品となるにいたったかの過程は、当然、知りたいと思います。
特に今年の場合は、受賞作にしてもかなり厳しい批評を受けているわけですから
なぜ相対的にでも一位に浮上したのか、選考委員の方々の意見は知りたいと思います。

あと受賞第一作は私も受賞作以上に大事だと思っています。
受賞の精神的昂揚の中でつくられる作品ですから、その作者のもっとも良質な部分を
見せることができる作品であるべきです。
永田和宏さんが選考委員会の最後に書いている「野心とテクニックのバランス」の冴え
を、ぜひ、期待したいものです。
私は清水(舟橋)さんの今後の作品を、この点に期待をかけて読ませていただきます。
最後に、文學界新人賞の結果は、短歌以上に期待をもって待ちます。
清水(舟橋)さんの小説は、とても読んでみたいと思っております。


[6590] 横山秀夫氏のこと 投稿者:田中拓也 投稿日:2004/08/25(Wed) 23:58

藤原様、御無沙汰しております。日記で書かれている横山秀夫氏の小説、私もはまってまいます。きっかけは、先日群馬県で開催された高校生文芸道場関東大会で横山秀夫氏が講演されるということで、『半落ち』を読んだことです。今、『クライマーズハイ』を読んでいますが、ストーリーもさることながら、「人間の苦さ」というか、深く心理を描いている点に私は惹かれています。ところで、横山氏の講演は「職業作家への質問」ということで、事前に高校生からよせられた質問に答えるという内容で、ひとつひとつの質問に丁寧に答えられていたのが印象的でした。また、公演終了後も、ロビーできさくに高校生の執筆の相談に乗っており、好感を持ちました。


[6589] ●サーバメンテナンスのお知らせ 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2004/08/25(Wed) 18:27

サーバメンテナンスのお知らせです。
本日、25日(水)20時〜24時の間、
sweetswan.comのサーバメンテナンスがあります。
この掲示板と藤原さんの日記、
つながらない時間が多いと思います。
利用者にはご迷惑おかけしますが、
どうぞよろしくお願いします。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/


[6588] 「見者の孤独」 投稿者:春畑 茜 投稿日:2004/08/25(Wed) 16:31

本棚の整理をしておりましたら、「見者の孤独 小中英之の最近作を中心に」という藤原さんの書かれた小中英之論を発見しました。
「路上」に掲載されていたのを、短歌人の先輩がFAXで送ってくださったもので、そのFAXの日付が1999年6月になっていました。
感熱紙のため文字がうすれつつあるので、今のうちにスキャンかけて保存しておかないと・・・。
この文章の冒頭に「小中英之は見届けようとする、あるいは、見尽くそうとする歌人である。」とあり、
この文章を数年たって今読み返してみて、いろいろと学ぶところが多いです。


[6587] 今の俳句はダメだ 投稿者:花森こま 投稿日:2004/08/24(Tue) 21:09

と、ある偉いセンセイがおっしゃってましたが、ダメなのは俳句じゃなくって「俳壇」なんだということは自明の理です。それにしても短歌や川柳の若さ、元気さがうらやましいです…。
おからだご自愛下さいね。私はもうボロボロです、心以外は(^^。

http://fruit.gaiax.com/home/hansulove


[6586] 選考とは? 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/08/24(Tue) 20:53

 新人賞の選考についてですが、選考委員はどうしてもお年を召したかたが多く
(道浦さんなどには失礼ですが)、どうしても象牙の塔にこもりがちになり、
現実の社会における人々のものの感じようにうとくなるきらいがあるのではと
愚考いたします。というのも、選考委員のかたがたの考える「今日的な感性」なる
物が実情と乖離したあまりにも淡淡(あわあわ)とした、一本通った太い柱のない
ものであるように思えるからです。実際は、無感動無表情の代表のように言われる
アニメオタク世代をになう青年たち、彼らがどれだけドラマチズムを待望する
センチメンタリストでロマンチストか、知りやしないのです。選考委員の皆様は、
若者はこてこての濃いい感性などもう受け付けないものとテンから決めつけて、
存在しない相手に向かって媚びているのではないか。そんな気がします。
 偉大な歌人であり偉大な選者でもある塚本邦雄氏クラスの鑑別眼を持った選者が
はたして今後望めるのかと危惧しますし、有能な歌人をむざむざと落選させているのでは
ないかと、それも危ぶまれます。僕の好きな歌人、浜田康敬氏は、塚本氏の推挙
なくして歌壇デビューはあり得なかったのですから。
 今回の短歌研究新人賞の選考で、委員の一人が、「全部がいいだけ、整っていて無難な
だけでは僕は選ばない」とおっしゃっていますが、ところがその悪しき特長が全部備わって
いるのこそ今回の受賞作ではないでしょうか。苦笑しました。


[6585] 仲寒蝉という俳人 投稿者:島田牙城 投稿日:2004/08/24(Tue) 08:54

初秋の候、仲寒蝉という俳人がブレイクを始めております。歌人の方にも是非覚えて頂きたい俳人ですので、紹介させて頂きます。
「知性が生み出す抒情の快楽」
と藤原さんが帯文をご執筆下さった句集『海市郵便』(邑書林刊)が、おととい山室静佐久文化賞に決定。
そして昨日、新作50句で角川俳句賞の本年度の受賞が決まりました。
藤原さんは句集の帯で「すべての言葉の本意を導き出す同時代的スキル」ともお書きでした。寒蝉作品が読まれるべくして読まれ始めているのだと思います。
句集より数句。
  焼藷といふ宗教のやうなもの
  蚊をつぶしつつ尊厳死語るなり
  父ある限り押入の黴ありにけり
藤原さん、改めてお礼申し上げます。

http://www7.ocn.ne.jp/~haisato/


[6584] 今日も雨 投稿者:清水幸多 投稿日:2004/08/24(Tue) 06:13

藤原さん、おはようございます。
清水こと舟橋剛二です。
こちらは久しぶりの書き込みです。

「短歌人」掲示板ではアドバイスありがとうございました。
僕のような実質非結社会員の歌詠みにはうれしいものです。

新人賞の選考については言いたいことはたくさんありますが、
負け犬の遠吠えになるので言いません。

黒田さんのおっしゃるテーマというのは大事な問題ですね。
でも、僕は短歌においては何を詠むかよりどう詠むかを一番に考えています。
テーマ重視なら、短歌より小説の方が合っているのではないかと思うからです。
ところで、僕が今年一番自信があったのは短歌研究新人賞ではありません。
実は、文學界新人賞です。短歌研究や角川短歌の新人賞応募者がこつこつ
短歌を詠んでいた3月、4月頃、僕はひたすら小説を書いていました。
やるだけやりました。今はただ果報は寝て待ての気持ちです。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[6583] そうですね 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/24(Tue) 03:03

矢嶋博士さま、黒田英雄さま

ご意見に同感です。
「題詠マラソン」は、参加者がつくって書き込むだけではなく、他者の作品を
きちんと読んで、一つの題を、自分が詠んだ方向とはいかに異なる角度から、
さまざまな発想がなされ、しかも、それが定型にいかに自在に生かされているかと
いうことを学ぶ場になってほしいと思っています。
昨年も今年も私自身、それを心がけています。

短歌研究新人賞の今年の受賞作に関しては、日記に書いたとおりです。
この賞の選考座談会は一つ一つの作品に対する発言は丁寧に記録される
のですが、肝腎の受賞作がしぼられて行く過程が載らないので、
結果に釈然としないものがのこることがあります。
特に今年のように、第二次選考で誰も一位におしていない作品が受賞した場合は
なぜ、その作品に絞られて行ったのか、ぜひ、その過程が知りたいし、
そこにこそ意味があるように思います。
あと次席と候補作までは、30首すべてを誌面に載せてほしいと思っております。


[6582] 新人賞よ事件たれ! 投稿者:黒田英雄 投稿日:2004/08/24(Tue) 00:35

 藤原様、「短歌研究新人賞」の日の日記拝読しました。僕は上位入選者の歌が
つまらないのでがっかりしています。短歌って、もうちょっと直截でもっと力の
あるもんではないでしょうか。みんな大同小異じゃないですか。僕は、あの伝説の
編集長、中井英夫のような人を待望します。はっきり言って今の選考委員じゃ
器のでかい新人を見出すことができないんじゃないですか。僕は歌壇を信用して
ません。だって、啄木も寺山修司も岸上大作も中城ふみ子も、歌壇が認めた偉大な
歌人じゃないでしょう。とにかく歌が甘ったるい!僕は、病中詠ですが、関政明氏の
「動かぬ闇」がいちばんインパクトがありました。

 障害は個性ではない ベッドよりわれはリフトに吊り上げらるる 関政明

 こういう歌が、短歌の魅力ではないですか。今どきの誰それ誰かれには、なにを
歌うかというテーマが欠落しているように思えます。これは極論ですが、一回、短歌の
賞の選考委員から実作者を外して、編集者並びに短歌愛好家の文化人、たとえば
嵐山光三郎、天野祐吉、小林恭二に関川夏央あたりを選考委員にしてやらしたら
どうかと思います。もう実作者が選考するのって限界じゃないですか?新人賞はひとつの
「事件」であってほしい。今年の短歌研究新人賞は、「事件」となり得ないです。これは
僕の夢ですが、ビートたけしに短歌をやらせて彼に選考委員をやってもらいたいです。
当今の実作者よりよほどいいと思いますよ。


[6581] お菓子ではなく米粒、ごはんつぶを 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2004/08/23(Mon) 22:08

わたし、短歌には、腹にずしっ、とくるものを、求めています。
しゅーくりいむやみるふいうむは、わたしは今はいらなのでして、
題詠マラソン、少し、甘口の歌が多いみたいで。

http://mirainozom.exblog.jp/


[6580] 最新のFujiwaraRyuuichirou 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2004/08/21(Sat) 13:23

[14832] 014:オルゴール 藤原龍一郎 2004年08月20日 (金) 08時07分

  夢二の絵のオルゴールあり絶え絶えに「ココハオクニヲナンビャクリ」とぞ

括弧内の数字は題詠マラソンの通し番号です。絶え絶えの「ココハオクニヲナンビャクリ」のカタカナに、シビれてをります。たまらなくいいです。音が聞こえてきてたまりません。電脳日記の御指摘のごとく、しばらくマラソン会場を覗いていなかったのですが、これはまた、お気に入りに再登録します。


http://mirainozom.exblog.jp


[6579] 古書情報 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2004/08/20(Fri) 13:39

八重洲古書館に、昨日、朝日文庫の『ホトトギス雑詠選集』春篇、夏篇が
それぞれ、200円で出ていました。
あと『虚子一日一句』は150円。
さらに、現代俳句選集(?)、斎藤慎爾さんが編集し、三橋敏雄さんが
全巻解説を書いたというスグレものですが、これが10冊ほど、250円平均で
棚に並んでおりました。
俳句に興味をもっているかたは、八重洲古書館に走ったほうが良いですよ。