[4201] 歌集のこと 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/09/06(Fri) 20:36

 藤原さんサイトで藤原さんの歌集を取り上げないというのは非常に失礼かと存じます。けれど、少し書きたいので、お願いします。
 阿部久美さんの「リリースアンドコントラクション」を拝見していたら、「どしゃぶり」という語がありました。私は今まで何を詠んできたのかと思いショックでした。いつも「あめふりて」とか「空晴れて」とか常套句を使っていました。阿部久美さんのファンである私はもっと気合をいれて、語彙を豊富にして、読んでいると豪語するより、本当に拝見している、といえるような歌詠みいなりたいです。
 「4200」番は非常識でした。申し訳なかったです。管理人さんに削除を願います。
 そして、もう遊びには来てはいけないと思っています。藤原さんに随分とお世話になりすぎて、申し訳ないからです。
 どうか、お元気で、短歌人の発展を楽しみにしています。
 不快なことばかり申し上げてすいませんでした。
 最後に、「鋭敏・貪欲・努力」、「かけがいのない一語」を探して、歌人と藤原さんに認めてもらえるような、そんな歌人になりたいです。


[4199] そうです 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/09/06(Fri) 17:13

 かけがいのない一語を私は探していきます。藤原さんには申し訳ないのですが、今、私の修練は、濁音を使わない事です。そして、濁音だらけの短歌だとどのような感じがするのか、第三者の目で見ています。(小学生でも出来ることですが、私は劣等生ですので)それでアップ・アップしています。(恥)
 しかし言葉に対して「鋭敏、貪欲、努力」とかけがいのない一語、私の感受性を賭けて、短歌を文学として詠んでまいります。
 六等星でいいから、末席を汚すだけでいいから、私は歌人になりたいのです。
 
 藤原さんとはお会いする機会はもう、なくて残念に思いますが、この言の葉を大事にしていきます。ありがとうございました。


[4198] かけがえのない一語 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/06(Fri) 16:55

安倍光恵さん
むかし、私が短歌をつくりはじめた頃、「短歌人」の先輩から教えられたのは
「短歌には、それを表現するためのかけがえのない一語がある。それを探し出す
のが、本当の短歌をつくることなのだ」ということです。

かけがえのない一語との出会いは、たくさんの言葉を知ることによって、はたされる
のだと思っています。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4197] 娯楽に徹する 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/06(Fri) 12:27

ちばともかずさん

『のり平のパーッといきましょう/三木のり平・聞き書き 小田豊二』(小学館文庫)
この本は私も読みました。
結局、俳優のノリが良ければ、一回性のアドリブで、ベストの結果がでるという
ことですよね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4196] 歌えば天国、替え歌三昧 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/06(Fri) 12:23

荻原裕幸さん
いつも、お世話をかけるばかりなので、いっときでも、爆笑していただければ幸甚です。

LUCYさん
ミステリ系の替え歌も、爆笑モノでしたね。
私は全部の替え歌の元歌を知っていたので、すべて歌いました。
個人的には「獄門島」の中の、かしまし娘のテーマで歌う「ゴーゴン三姉妹」とか
まだ全部できあがっていない「創元の輝き」とかに爆笑しました。
それから、ディクスン・カーの歌もほとんどナミダ目でした。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4195] ありがとうございました 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/09/05(Thu) 22:48

 先ほど、短歌人の掲示板を拝見しました。一回、拝見した時「あんべいじめかよ。まったく」と思いましたが、どうしても、「あんべいじり」ではなくて、本当に、「言葉に対して、鋭敏、貪欲、努力をして欲しい」と藤原さんは仰っているのだな、と、思いまして、ありがたかったです。本当にありがとうございました。
 私の夢は歌人になることです。世の中に通用する歌人じゃなくて、光は弱いけれど近寄ってみたら大きい星であった・・・という歌人です。
 まだ、「短歌の引力」の答えが見つからないので、歌人にはなれないのかなあと思っていますが、でも、私は自分で自分の為に歌人になりたいのです。
 そして、辞書を引いて、短歌に似合う語を探す努力をしていきたいと思います。
 私は怠け者でした。
 そして、メール削除ができるそうですが、このサイトに来るのは1ヶ月ぶりなので、大丈夫だとは思っています。又、電子メールが着たらお願いしようと思っています。
 今日は私のために諭してくださってありがとうございました。感謝しています。


[4194] 替歌に涙目 投稿者:LUCY 投稿日:2002/09/05(Thu) 21:27

藤原さん、こんばんは。

探偵替歌、傑作揃いですね。ヴァン・ダイン節など大笑い。

夏休みはホームズ、という娘につきあって、先日「バースカビル家の犬」を読み返したので、思わず『アカシアの雨にうたれて』の節で歌ったところ(む、歌えてしまうのが悲しいですが・・)家の者たちに怪しまれました。

クレイグ・ライスのJ.J.マローンもの(魔法使いサリーちゃんの節)まであったのが嬉しいです。

久々にホームズを読んだら、「これほどの怪奇な事件はなかった」などとワトソンに言っていても、最近の殺人と比べると随分素朴だったのねーと感じ致したことでした。

http://www2.diary.ne.jp/user/86231/


[4193] イイカゲンの良い加減 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/09/05(Thu) 17:24

>1960年代から70年代の日本映画は良い意味でのイイカゲンサが
>魅力になっていたんだな、と思います。

えぇ、かつての撮影所の様子などが判る本などを読んでいると、“良い意味でのイイカゲン”や“必要な無駄”について考えさせられます。
『のり平のパーッといきましょう/三木のり平・聞き書き 小田豊二』(小学館文庫)に、次のようにありました。

--------------------------------【以下、引用】------------------------------

『社長シリーズ』にしろ『駅前シリーズ』にしろ、みんな呼び出されて、せりふも勝手に言って、ワーッとやっておしまいっていう感じだったから。

ここだけの話だけど、舞台流につくってみようって相談したんだよ。舞台流っていうのはさ、カットを細切れにしないこと。そう、長回しにしてさ、勝手に芝居をさせたんだよ。
                   
監督なんか、なにも注文を出さないもの。松林宗恵とか佐伯幸三なんか、僕たちの使い方、うまいこと、うまいこと。台本なんかあってなきがごとしだよ。「どうぞ、好きなようにやってください」って言うんだから。

テストなんか、ないからね。カメラの位置だけ決めるけど、あとはすぐに本番だよ。やり直しはしない。撮り直しをするくらいバカバカしいことはないじゃないか。おもしろい部分ってさ、二度やったら、もうおもしろくないよ。

--------------------------------【引用、ここまで】--------------------------

これ、以前、同じようなコトを『ひょうきん族』レギュラー陣の思い出話で聞いた覚えがあったのです。
ああいうノリでフィルムを回していたのなら、そりゃあ面白いわけですが、VTRは「ダメなら撮り直せる」ものの、フィルムはそうはいきません。
一発で確実に上手くいくからこそ、テストも無しに出来たのだろうなぁ、と思うと、娯楽の中での映画のポジションや、プロという言葉の意味など、現在とは違い過ぎる気がして、決して懐かしむばかりが正しいとも思ってはいませんが………。

やっぱ、ちょっと、イイ時代だったようで。当時、劇場で楽しめた年代の方々が羨ましいです。それでは。


[4192] こんにちは。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/09/05(Thu) 15:37

>杉山さん

(杉山良雄さんですよね?)
「藤原龍一郎のアドレス帳」へのご記帳、
どうもありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。



>並木夏也さん

アンソロジーはどこか副次的なものだと思いますので、
作者側の「遊び」的なファクターを含んだ部分を
楽しんでしまった方が良いかも知れないですね。

>藤原龍一郎さん

替え歌、爆笑しました。(^^)

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4191] おもしろ替え歌 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/05(Thu) 09:52

爆笑ものの替え歌サイトを教えてもらいました。↓ オススメ!


http://www.asahi-net.or.jp/~JB7Y-MRST/kai/hk/hk0.htm

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4190] 人生いろいろ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/05(Thu) 09:49

昨日は風邪気味で早く寝ようと布団に入ったのに、けっこう、遅くまで本を読んで
しまいました。

藤井喜代美さん
セーラー服おじさんは、さぞ、不気味でありましたでしょう。
セーラー服のコスプレ足す露出が入っているところが、この人の過去の屈折を
想像させますね。まあ、あえて想像しませんけど。

ちばともかずさん
あいかわらず怒涛の知識に圧倒されます。
しかし、1960年代から70年代の日本映画は良い意味でのイイカゲンサが
魅力になっていたんだな、と思います。
CGなどない時代の撮影現場のノリの良さでしょうか?

杉山さん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
橋本治の文体は、どうしても肌合いにあわないという人もいそうではあります。
ブックオフで、「ロバート本」とか「ナインティーズ」とかを買ってきましたので
これから読みます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4189] はじめまして 投稿者:杉山 投稿日:2002/09/04(Wed) 22:34

きよみさんのサイトから来ました。ソウルの杉山と申します。
私もきよみさんと同じ様に俳句体質の人間です。短歌は到底作れないと思います。

あと、橋本治の文は読みやすくて好きです。高校の日本史・世界史の教科書などは
橋本治に書いてもらえばわかりやすいんじゃないでしょうか…。
もっとも、私が読んだ本は「恋愛論」のような軽いものが多かったような気がしますが。

http://www.ysugiyama.com/vinyl/


[4188] みんな、いくつなんだ? 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/09/04(Wed) 12:13

情報ありがとうございました。なになに……

>なんと!淡島千景がセーラー服着てました!

それは凄い! え〜と、『喜劇 駅前大学』(1965)ですから、当時、淡島千景は41歳。その映画は未見ですが、劇中劇や宴会での余興という設定ではなく、回想シーンなどで実際にその年齢(ま、十代?)を演じているのだとしたら驚きです。

>森繁、伴淳、三木のり平も学生服姿。笑えます。

森繁久弥、52歳。伴淳三郎、57歳。三木のり平、40歳。頭髪はどうしていたのやら。
1978年、『女王蜂』(監督:市川崑)の回想シーンで46歳の仲代達矢が詰襟の学生として出て来た時も「こらこら…」と思いましたが、上には上がいますね。
また、同監督の『悪魔の手毬唄』(1977)では、当時45歳の岸恵子が“娘道楽”という出し物の舞台にあがります。若い娘3人が舞台に並んで三味線弾いて唄うわけですが、年齢設定は16〜17歳。しかも岸恵子の両サイドには本物の16〜17歳の子が並んでいるとあって、後に本人が「あれはタマらなかった…」と愚痴っていたとか。市川崑監督、ほとんどやってる事がイジメです。

セーラー服ということだと、1993年のTBSドラマ『谷口六三商店』で女学生を演じた相楽晴子が個人的には印象深かったのです。当時25歳なのにセーラー服に違和感ゼロ。驚きました。
もっとも、このドラマ、祖父:泉谷しげる(45)、祖母:もたいまさこ(41)、父:荒井注(65)、母:市毛良枝(43)、息子:加勢大周(24)という煎餅屋にインド娘:鷲尾いさ子(26)が象を連れて嫁にくるという、『ドク』の香取慎吾が裸足で逃げ出しそうな無茶なキャスティングでして、この中でなら25歳のセーラー服は良心的とも言えます。

因みに、以前に藤原さんがお書きの『GONIN2』(1996)のセーラー服大竹しのぶは当時39歳。
先日の舞台の生セーラー服桃井かおりは50歳。大丈夫でした(何がだ)。

ま、いずれにせよ、36歳〜81歳まで、文学座の舞台『女の一生』でおさげ髪をみせてくれた杉村春子先生には遠く及ばないわけで、この横綱の地位は当分揺らぐことは無いでしょう。
嗚呼、舞台観ておくんだった……(未見)。
ほんと、女優に年齢はありませんね。それでは。


[4187] セーラ―服おじさん 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/09/04(Wed) 11:00

私は、一般の、女装セーラー服露出狂おじさんに、朝刊配達中(午前4時30分頃)に、遭遇したことが、あります。
恐怖が、しばらく忘れられず、その後、その場所が、近づくたびに、心臓の鼓動が、はやまり、涙が、こぼれそうになりながら、配達を続けていました。
未だに笑えない話なのですが、私が、その話をすると、ほとんどの人が、クスっと笑います。

過去形の喜怒哀楽の涙かな   きよみ

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4186] セーラー服の女優ふたたび 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/04(Wed) 09:04

ちばともかずさん
昨日、「駅前大学」という映画の冒頭部分だけ見る機会があったのですが
なんと!淡島千景がセーラー服着てました!
森繁、伴淳、三木のり平も学生服姿。笑えます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4185] お世話になります 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/04(Wed) 07:20

荻原裕幸さん
どうも、お手数をかけるばかりですみません。
あっというまに九月ですね。

四十代に最近なったみなさまも短歌・俳句関係者にはたくさんいらっしゃるようですが
四十代というのは、本当に「光陰矢のごとく」とびさっていきますよ。
ご自愛ください。


[4184] BBSの使い方 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/04(Wed) 07:17

あんべみつえさん
ということで、上に荻原裕幸さんが書いてくださっているようなことですが
今後は必ず、書き込みのウインドウのいちばん下にある「D-KEY」という
ところに、英数字で8文字以内のパスワードを入れておけば、自分で削除できます。


[4183] ありがとうございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/04(Wed) 07:13

岡田一夫さん
どうも、五月の「犀」の会では、久しぶりにお目にかかれて幸甚でしたる
ここで、いつも何か書いていますので、また、気軽に書き込んでください。

時々、今日の一句というのも書き込んでいます。


[4182] なつかしくせつない夜 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/04(Wed) 07:11

服部滋さん
ということで、私は鵜戸口さんとは初対面でしたが、とても胸に残る話をして
いただきました。
久坂葉子というのも胸しめつけられる名前ですね。
ちくまの文庫版文学全集で、木山捷平や富士正晴が一巻として入っていたのは
意義深いというような話も出ました。

金森敦子さんの本は古石場の図書館にあった記憶があるので探してきます。




[4181] 歌集はゆっくり読みましょう 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/04(Wed) 07:06

並木夏也さん
『鵞卵亭』は私のもっとも好きな歌集の一冊です。
私はわりと速読が身についてしまったのですが、歌集はやはりゆっくりとくりかえし
読むべき本なのだと思います。
並木さんが、よく歌集を読んでいるので、感心しています。


[4180] ●発言者(の希望)によるご自身のコメントの削除について 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/09/03(Tue) 18:37

何らかの事情でご自身のコメントを削除する必要が出た場合、
かつ、削除キーの消失等、ご自身で削除できない場合、
掲示板にダイレクトにその旨を書きこんでいただければ、
過去100件以内の分については管理人が対応します。
100件以上さかのぼる(過去ログの)分については、
対応しかねますのでご容赦下さい。



発言時には、「D-KEY」(削除用のキー英数字)を
かならず入力しておいて下さい。よろしくお願いします。

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4179] 申し訳ございません 投稿者:あんべみつえ 投稿日:2002/09/03(Tue) 15:13

 私の書き方が悪くてすいませんでした。申し訳ございません。
 私のところにここからメルアドを検索をなさって私の電子メールにいらした方がいたので、困ってしまいました。その方がこのHPで嫌な思いをされないように、ウイルス云々と申し上げました。私のパソコンにもうウイルス駆除が入っています。
 藤原さんは色々なメディアで活躍なさっている歌人さんですから、葉書、メール、電話、何でもござれ、なんだろうなあ、と思っています。
 私は、非常に人見知りで、何か怖い思いをすると過呼吸になるのです。そのうっとおしい性格のため、私の以前打ったメールを削除していただけたらと思いました。すいません。無理なお願い申し上げて。もう、ここには、用事がない限り参りません。失礼しました。


[4178] 残暑お見舞い 投稿者:岡田一夫 投稿日:2002/09/03(Tue) 12:29

つり橋に両端はあり萩の花     一夫

 残暑お見舞い申し上げます。犀の岡田です。先の犀記念大会ではお世話になりました。初めてサイト覗きにきました。また近いうちに参ります。


[4177] Re[4174]: 業務連絡 投稿者:服部 滋 投稿日:2002/09/03(Tue) 12:13

藤原さん、

ありがとうございます。
鵜戸口さん、上京なさってたのですか。
はるか昔に一度お会いしただけですのに、憶えていて下さって感激しています。

昔お会いした折り、鵜戸口さん、たしか久坂葉子のことを熱心に語っていらした記憶があります。
Bookishで久坂葉子の特集をして下さるといいなあ。
最近、富士正晴をまとめて読んだりしているので、とくにそう思います。

芭蕉がらみの話題を少々。
金森敦子さんに『芭蕉はどんな旅をしたのか』(晶文社)という著書があります。
同じく、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した金森さんの『江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く』(晶文社)は、副題に「諸九尼の生涯」とあるように、江戸の女流俳人・有井諸九の評伝。
諸九といえば、むろん、

 朧夜の底を行くなり雁の声

北村薫さんの『夜の蝉』の巻頭作品「朧夜の底」で「待ち伏せ」された、忘れられない一句です。


[4176] 連続で書いてすみません 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/09/03(Tue) 10:31

日曜日、月曜日とで長野県に行きました。
知事選とはまったくの無関係で、先祖の墓参に。
帰りの新幹線はぐったり状態で本が読めなかったのですが(文芸文庫の浅見淵「昭和文壇側面史」を用意していた。)、行きは砂子屋書房の「岡井隆歌集」を読んでいました。
「鵞卵亭」に所々、付箋を貼り付けていたのですが、読んでいるうちに、一緒に収まっているエッセイ(「歌論」ですね・・・でも読んでいて「エッセイ気分」でした)、「前夜祭型人間による前夜祭のための簡素な説話」と「難解な歌の解読法」を読み始めてしまい、これがまた面白くて面白くて・・・
 そっちばかり読んでいました。ほんと面白いですよ。わたしは好きです。
 しかし言われると、わたしも「前夜祭型」だなぁ。(笑)

 帰宅後、ポロシャツの胸ポケットに付箋を入れたまま洗濯機に放り込んでしまい、洗濯が終ったら「あわわわっ!!」ということになってしまいました。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4175] >荻原さん、藤原さん 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/09/03(Tue) 10:16

>荻原裕幸さん
 回答ありがとうございます。
 確かに、その塚本邦雄さんのお考えは、藤原さんがお書きになられているように読者にはとても善意的ですね。

 ただ、・・・わたしは「歌人文庫」に関しては「その作者の歌をはじめて気合いを入れて読んでみるはじめの本」と考えていたので・・・
 荻原裕幸さんの仰る塚本さんのお考えも、藤原さんの仰っていることも、よくわかるのですよ。たしかに。
 ただどこかに一抹の寂しさが・・・と。現代歌人文庫だからできる、読める、手軽さが、ちょっとさびしいなぁ、と。
 収録歌集の歌の数が決められてしまっているんですね。(知りませんでした。)

 二冊の歌人文庫と短歌新聞社の文庫のせいでしょうか、「この歌は××に載っている。」「この歌は××に初めて収録された。」という感覚があまり無いのですよ。
 ほんと「革命歌作詞家〜」と「日本脱出したし 皇帝ペンギンも」と「キャパの<倒れる兵士>の真下」とほか十数首がアノ歌集に・・・と憶えているんですよね。わたしには歌と収まっている歌集があまり一致しないんです。
 「皇帝ペンギン」の歌も、「<倒れる兵士>の真下」の歌も、「日本人霊歌」ですよね。
 「日本人霊歌」は短歌新聞社の文庫で完本になっているからでしょうか。覚えている歌多いです。それにやっぱり「日本人霊歌」はすごい歌が揃っていますよね。読んでいて卒倒しそうになります。
 藤原さんが「初版が復刻されないか」とお思いになられるのも頷けます。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4174] 業務連絡 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/03(Tue) 07:10

服部滋さん
昨夜、鵜戸口哲尚さんとお目にかかる機会がありました。
服部さんのことを、とてもなつかしがっておられました。
この掲示板も見てくださっているようです。


[4173] 西橋美保さん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/03(Tue) 07:08

宿題は無事終りましたか。
「芭蕉忍者説」は続編があるみたいですね。
一昨日は見られなかったので、次回は見ようと思います。

それから「阿部さん」は、あんべさんのことでしたら「安倍さん」が正しい表記です。


[4172] セーラー服の女優 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/03(Tue) 07:05

ちばともかずさん
原宿クエストホールは私は好きなホールです。
イッセー尾形と桃井かおりとの二人芝居というのは、興味深い組合せですね。

セーラー服姿の女優といえば、映画「GONIN2」の中で大竹しのぶが
セーラー服姿の娼婦を演じていたのが、忘れようとしても強烈すぎて忘れられません。
いちおう、ちばさんのリストに加えておいてください。


[4171] あんべみつえさん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/03(Tue) 06:59

ウイルス対策は、最新のソフトをつかってウイルス駆除をするべきです。
[4165]の書き込みは、よく意味がわからないのですが、迷惑メールが殺到しているので
今までのあなたの書き込みを削除してほしい、ということですか?
前にも書きましたが、削除は自分でできるはずですよ。

この掲示板の管理は荻原裕幸さんにお世話になっていますので
私は一般の書き込み者と同じで、自分の書き込みしか削除できないようになっています。
ですから、私があんべさんの書き込みを削除することはできません。


[4170] 悲しいです 投稿者:あんべみつえ 投稿日:2002/09/02(Mon) 12:12

 どうすれば、私はいいのでしょうか。
 メルアドを検索されて、一方的な電話をされているみたいですし、ウイルスが入っていたらどうしようか、と悩み、藤原さんのコメントを待っています。
 


[4169] せぷてんばぁ…… 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/09/02(Mon) 11:50

「せぷてん婆だ! せぷてん婆が来たよぉ!」、 夏の盛りの頃からそんなウソで大人を騙してばかりいた為、本当に9月になった時にはどんなに叫んでも誰からも相手にされず、とうとう少年はせぷてん婆の孫にされてしまいましたとさ。

あ、忘れて下さい。
『ピンクパンサー』『バットマン』がブロードウェイでミュージカル化されるかと思えば、ドラマ『アルジャーノンに花束を』の主演がユースケ・サンタマリアで、でも大空真弓主演の『暴力五人娘』 (1960/新東宝)がDVD化され昨日リリース……と、一喜一憂の今日このごろの、バカ大人のちばでございます。

え〜、原宿クエストホールで『イッセー尾形と桃井かおりの2人芝居』を観て来まして、相変わらず楽しませて貰えたのです。
ただ、今回、印象に残ったのが“桃井かおりのイメージ”。何役か演じるうち、セーラー服の女学生をすると昔のいしだあゆみに見えてしまい、初老の船上歌手をすると北林谷栄に見えてしまうのです(動きや喋りも含めてそっくり!)。
役ごとに全く別人に見える引出しの多さは見事ですし、ちゃんと芝居の中でも“有効の演技”だったのですが、それが他の女優の演技とダブるというのは“女優:桃井かおり”としてどうなのか? 他のどの女優にも出来ないであろう“桃井式女学生”や“桃井式老人”でなくて良かったのか?
まぁ、それで舞台がつまらなければ「だからダメだったんだ。役のふくらませ方が通俗的で飛躍も独創性も無かった」とかいう(結構ありがちで他の舞台にも使い回しのきく、それこそ独創性のかけらも無い)感想でまとめられるのですが、幸か不幸か物凄く楽しめてしまっただけに、ちょっと思いは複雑。

他人の表現に似ていても、その舞台に必要ならば構わずにいるか、多少目的を変えてでも独自の表現にこだわるか……、やはり表現者たるもの、誰もが“ワン&オンリー”であろうとするものなのではないかと考えてしまうのですが、勝手な思いこみでしょうかねぇ?

ま、それはそれとして、セーラー服(夏)の桃井かおり、良かったですよぉ(←何見てんだか)。

     ☆コレは報告→『東京式』、2〜3頁読んでは唸り、2〜3頁読んでは自分の昔を思い出し……の繰り返し。
             時間はかかりますが、楽しく格闘させてもらっています。濃い。それでは。


[4168] 半分読んだのは 投稿者:あんべみつえ 投稿日:2002/09/02(Mon) 08:28

 半分読んだのは、「三島由紀夫伝説」です。はやく読まねば、図書館さんに怒られる!


[4167] お願いごとをしたのでほんの紹介 投稿者:あんべみつえ 投稿日:2002/09/02(Mon) 08:25

 藤原さんにお願いをしていますから、面白かった本を紹介させてください。(お礼代わりに)
 「三島由紀夫伝説」(奥野健男著)です。すっごく楽しいの本ではないのですが、三島の痛みが奥野氏のペンで書かれています。三島の「仮面の告白」と「金閣寺」がすごく私が好きなのですが、奥野さんは「愛の渇き」等が優れていると仰っています。私は愛の渇きの意味を取れないのですが、やっと半分読んだので、三島由紀夫を徹底的に愛そうと思っています。
 どうぞ、メルアド流失の件お願いいたします。ほんとにお願いいたします。


[4166] 夏休みも終わり 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/09/01(Sun) 22:25

子供たちの宿題がまだできてなくて、ここ1週間ほどは「宿題しなさい!」の鬼コールで、へとへとでした。今、次男がようやく「算数ドリル」を終えて、ほっとしてます。
今夜「200X」で芭蕉のこと、取り上げてましたね。芭蕉忍者説とかスパイ説とか、まあお決まりの内容だったにせよ、最大の謎、なぜ芭蕉は芭蕉たりえたのか、こればかりは絶対解き明かせないよね、と思いました。
七五三にね、芭蕉稲荷神社に行ったよ、と近所の若いもんが言うからね、馬鹿だね、芭蕉だったら五七五だろ、と言ってやったのさ、なんて小咄はどうですか? 五七五なら双子か年子がいそうですね。
阿部さん、おひさしぶり。また書いてください。


[4165] こないつもりでした 投稿者:あんべみつえ 投稿日:2002/09/01(Sun) 19:50

 藤原さん、おひさしゅうございます。
 わたくし事で申し訳ないのですが、短歌人会の掲示板に(私は大きな用事ですが)たいしたことのないことを書き綴ったら、藤原さんのホームページからメルアドを検索して、私のところにメールを送ってくる人がいました。
 藤原さーん、こわいよー。えへへとかおほほとかとんからりんとか一反木綿とかいろんなところから、メールくるのでせうか。すっごく怖い。
 えーん。藤原さん、なんとか、メルアド流失をくい止めて下さいまし。
 あんべからの最後の願いです。


[4164] 革命家作詞家の歌 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/09/01(Sun) 08:43

荻原裕幸さん
丁寧なお答えをいただきありがとうございます。
確かに、塚本邦雄さんのお考えは理解できます。
アンソロジーにしばしば入る可能性の在る方の場合、いつも、同じ作品よりも
少し異なった自選作品の方が、読者にとっては親切だと、私は思います。

ちなみに、新書館の『現代短歌の鑑賞101』の塚本邦雄さんの自選には
冒頭が「革命家作詞家」の一首になっています。


[4163] Re[4161]: 塚本邦雄氏の歌についての質問 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/09/01(Sun) 05:50

>並木夏也さん

塚本邦雄の「革命歌作詞家〜」。
この歌が自選集から外されてしまったことは、実は、
三一書房版『現代短歌大系』(1971年)のときにもあって、
やはり(というか当然かな)不思議に思われています。
この自選構成を評論の対象としていた人もいたほどです。

ただ、公私半々くらいの場所で、
「革命歌作詞家〜」をはじめ、
いわゆる代表歌と言われる作品を
こうして自選集から外すことについて、
・あまりにも話題になりすぎたから
・同じ歌ばかり選ぶのは芸がないから
という理由を、塚本さんは具体的に口にしています。

実際にどこまでが本音かはご本人にしかわかりませんが、
塚本さんが古典和歌のアンソロジーをつくる際、
よく似た企画が重なった場合に、
・収録歌数が少ないときには有名な作品を外す
・同趣向のアンソロジーでは重なりをなくす
といった私的ルールを徹底していましたので、
たぶん上記は本音に近いところではないかと推測されます。

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4162] 申し訳ありません。一部訂正させてください 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/09/01(Sun) 00:03

>ところで歌集、それも第一歌集に「水葬物語」という歌集名を持ってきたのは感心する>ばかり、というか偉大さまでも感じますね。
> 「ちょっと文学を齧ったことのある人」でも、この「水葬物語」というタイトルは、>ものすごい命名センスですよね。感心するばかりです。


「ちょっと文学を齧ったことのある人」でも、この「水葬物語」というタイトルの命名は思いつきませんよね。塚本邦雄氏のものすごい歌集の命名センスがうかがえますね。感心するばかりです。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4161] 芭蕉とは関連性無く、塚本邦雄氏の歌についての質問 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/08/31(Sat) 23:57

 並木夏也です。こんばんは。
 お久しぶりです。

 いま、このBBSの話しが芭蕉とか近代作家の俳句の話しをみなさん盛り上がっているときにたいへん申し訳ないのですが、塚本邦雄氏のちょっとした疑問がありまして、みなさんにお伺いしたいところがあるのですがよろしいでしょうか。

 歌集『水葬物語』の一番初めの歌、名歌とも代表作とも呼ばれる次の

革命歌作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ/塚本邦雄

 なのですが国文社の現代歌人文庫「塚本邦雄歌集」と「続、塚本邦雄歌集」では見あたらないのです。現代歌人文庫に「完本」として『水葬物語』が入っているわけではなく、「自選集」の「抄篇」としてそれぞれ『水葬物語』が収録されているようですが、どちらも「革命歌作詞家に凭れ・・・」の歌が入っていないのですよね。
 これはいったい、どのようなこと(経緯とか)があるのでしょうか。

 わたしは最初、岡井隆さんに教えてもらった歌で、その後、「塚本邦雄全集」を読んでいたのですが。
 あまりに難解すぎて、という理由で塚本邦雄氏が故意に「抄」から外したのでしょうか・・・でも、そんな事はないはず、と思いますが・・・

 藤原さんは短歌朝日に塚本邦雄氏の全集に文を寄せていましたし、管理人の荻原さんにも、是非うかがいたい所なのですが。

 ところで歌集、それも第一歌集に「水葬物語」という歌集名を持ってきたのは感心するばかり、というか偉大さまでも感じますね。
 「ちょっと文学を齧ったことのある人」でも、この「水葬物語」というタイトルは、ものすごい命名センスですよね。感心するばかりです。

実は、わたくし、明日からちょっと長野へ行かなければならず、東京を出てしまうので、ふたたびこのBBSに戻ってくるのは火曜日、水曜日になってしまうのですが・・・いろいろとお尋ねしているのに申し訳ありません。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4160] 漱石、芭蕉稲荷 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/31(Sat) 21:45

藤井喜代美さん、かぐら川さん
暑い暑いと言っているうちに、土曜日の夜になってしまいました。
漱石は、こういう感じの俳句が巧いですよね。
かぐら川さんの芭蕉稲荷へのお参りは、「おくのほそ道」講義の途中経過として
たいへん、よいことをなさいました。
私も近日中にお参りしたいと思います。
近すぎると、かえって、足を運びにくいんですよね。
では、ぽぷら21での「おくのほそ道」の続きを勉強させていただきます。


[4159] 芭蕉稲荷 投稿者:かぐら川 投稿日:2002/08/31(Sat) 19:23

藤原さま、お久しぶりです。
お足元の東京へ昨日、今日と行っておりました。会議の近くに新首相公邸?があり、上から(山王パークタワー)から見学いたしました。
それよりも、この掲示板でも話題になっていた「芭蕉稲荷」にどうしても行きたかったので、日帰りの予定を延ばして、参詣してきました。
ポプラさんの掲示板に落書きしようと思っていますので、ご笑覧ください。

きよみさま、漱石の句いいですね。
では。


[4158] 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/30(Fri) 09:21

藤原様、おはようございます。
涼やかな気持ちで、一日を、過ごしたいですね。

一里行けば一里吹くなり稲の風/夏目漱石

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4157] 8月30日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/30(Fri) 06:58

長けれど何の糸瓜とさがりけり/夏目漱石

今日も東京はとても暑そうです。へちまもぐったり。


[4156] 硬式バリバリ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/29(Thu) 12:15

荻原裕幸さん
ありがとうございます。
依田仁美さんは、短歌も生き方も硬式というより硬派ばりばりです。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4155] 軟式とか硬式とか 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/08/29(Thu) 00:49

リンク集管理の関連で、
あちこちのウェブをめぐっていましたら、
なんと、

> 奇妙な短歌のホームページです。
> 現代短歌に関しては主として硬式短歌を扱っております。

というコメントのあるウェブがありました。
http://www.ne.jp/asahi/y.yoda/walser/
↑出典はここ。依田仁美さんのサイトです。(^^)

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4154] カタルシス 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/28(Wed) 21:08

藤原様
不安な時代の不安な歌も、いつか、思いでになるのですね。
きっと、歌や句には、カタルシスを得る力が、あるのでしょうね。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4153] 不安な時代の不安な歌 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/28(Wed) 12:49

「つげ義春日記」を初めて読んだ頃、こんな短歌をつくっていました。
『夢みる頃を過ぎても』に入っています。

・「つげ義春日記」を読みて湧きあがる不安をほかの誰かにわかつ/藤原龍一郎

ちなみに、そのページには、次のような歌も並んでいます。

・マッチすれば炎色の不安コーヒーを飲めばコーヒー色の不安が
・望みさえ棄てれば不安などなき身とも思えず赤き陽がまた沈む

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4152] 暗いもの読みたさのみなさま 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/28(Wed) 06:28

昨日の日記に書いた『つげ義春日記』、予想以上に「暗いもの読みたい」という方々が
多くいらっしゃったので、最初にメールをくださったXXさんにお送りします。
はずれてしまったみなさま、読まなくて良かったと思いますよ。
では、ご応募、御礼、申し上げます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4151] 実在しているようでした。 投稿者:鈴木英子 投稿日:2002/08/27(Tue) 20:35

そんな歌だったので、かえって惑わされたような気がします。
これが実在でないと知っている者にとっては、下句はとてもありそうな
風景で、でも、上句に帰るとどうなのかなあと、半分人間半分魚の
人魚姫ではありませんが、歌自体が不思議なオブジェのようで、ゆえに
疑問を抱いたのでありました。早速のご丁寧なレス、ありがとうございます。

今、この辺は下町ではなく、どんどん高層(30階級の)が建って、上町に
なりそうです。ご紹介、無断でもなんでも嬉しいです。


[4150] もちろん、承知でございます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/27(Tue) 19:46

鈴木英子さん
月島に「月島第二中学」が存在しないことは、もちろん、承知しておりました。
五七五七七にあわせるために、あたかも実在しているかのように、書いてしまった
わけです。
いわば確信犯であります。

第一から第四までの中学が、銀座、佃、晴海、日本橋の四校になったことも
知っていました。
いちおう、私も勝鬨橋が開いているのを見たことがある下町少年でしたので。

しかも、その歌会の場で「こゑ」の鈴木英子さんは、月島の出身のチャキチャキの
月島娘ですよ、というエピソードまで、無断で紹介させていただきました。

月島の血の騒ぎ、枝川まで確かにつたわってきております。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4149] 「月島」! 投稿者:鈴木英子 投稿日:2002/08/27(Tue) 17:23

「月島」と見れば、お邪魔しちゃいます。
「中央区立月島第二中学」は、敢えて、ですか?
中央区の中学は、かつて、第一、第二、第三、第四とありましたが、
今は、銀座中学、佃中学、晴海中学、日本橋中学と変わりました。
旧名称の時も、間違えられやすいのですが「月島」は付いていないんです。
ただの数字だけで。ちなみに小学校は「月島第一小学校」とか、「月島」が付きます。

こんなこと書くと偏屈おばさんみたいで迷ったのですが、言葉の響きで
ご承知の上でなら良いのですが、この名称、地元民でさえ間違えるので、
一言お邪魔しました。(ちなみに私は三中、現在の晴海中出身です。)

ご無礼、お許し下さい。月島の血が騒いだもので・・。


[4148] 8月27日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/27(Tue) 16:58

松風や白犬細うすぎにけり/芥川龍之介

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4147] もしもテレビが100台しか 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/27(Tue) 11:21

もしもテレビが100台しかなかったら、昨日の夜の10時から11時までは

6人がNHKのニュースを見ていました。
5.2人が「私立探偵・濱マイク」を見ていました。
12.5人が「月曜ミステリー劇場夏の特選サスペンス 軽井沢夫人」を見ていました。
22.8人が「SMAPxSMAP」を見ていました。
14.8人が「ニュースステーション」を見ていました。
12.7人が「男はつらいよ・寅次郎わが道をゆく」を見ていました。

あとの26台のテレビは、これら以外の衛星放送などを見るか、ゲームのモニター
として使用されていたようです。
ちなみに私は例によって「私立探偵・濱マイク」を見ている5.2人のうちの一人で
ありました。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4146] 住宅顕信の本、自由律俳句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/27(Tue) 10:51

菊池典子さん
わざわざ書き込みにおいでいただき恐縮です。
『住宅顕信読本』と『ずぶ濡れて犬ころ』に関しては、今週末か来週末に発行になる
「読書人」に、簡単な感想を書いておりますので、ご高覧くださいませ。

私の興味は菊池さんや岡田幸生さんのような、現在における自由律俳句の実作をされ
ている方々の作品に強くひかれています。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4145] その球は 投稿者:ヤシマヒロシ 投稿日:2002/08/27(Tue) 07:35

しかし、大リーグ級の、ナックルで、もー、ぶれすぎて、途中で、消える魔球なんだぞ。


[4144] ありがとうございました 投稿者:菊池典子 投稿日:2002/08/27(Tue) 01:57

『住宅顕信読本』をご紹介いただいて、ありがとうございました。

顕信の講演のことを日記に記載していたのを一番最初に目に止めて取り上げてくださったのは、藤原さんでした。それを覚えてくださっていた村井康司さんが顕信企画が持ち上がったときにわたしのところに資料があるらしいと話をつないでくださって。同時期に香山リカさんが顕信の句に惹かれて初めて成立した企画ですが、遥かなわたしのところまで細い糸がつながって、末席で書かせていただけたのは、藤原さんや村井さんのおかげだと感謝しています。

という心の中の感謝の気持ちは、ものすごく照れてなかなかいえないのです。なぜだろうなあ。藤原さんにもいざ顔をあわせると、なかなか自分からは話しかけられなくて。マラリーとか短歌中心の場では、わたしなどは場違いだという気持ちがあって。みそっかすの照れとすね太郎なところがぬけないのでした。言い訳など書いてどうする。

わたしには句の評価や批評はできないし、また顕信は誰が読んでもわかりやすいだろうという気がしたので、結果あのようなことになりました。少しでも興味を持って読んでいただけたとしたら、たまたま出会えた方達の存在の力です。本当はね、もっといい話もあったので、今度内緒でお話しますね(笑)。

遅くなりましたが、お礼まで。


[4143] 「パ・リーグなんだ」 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/08/26(Mon) 19:25

槐さんの「パ・リーグなんだ」にウケてしまって、
「こりゃ、あいだに挟まっているのはなぁ」と思って削除したのです。
とくに深い意味は無く、それだけ、なのですけれど。(笑)

槐さんの「うん、でもパ・リーグなんだ」って読んで
瞬間的に吉田戦車の「伝染るんです」を思い出しました。(笑)
それだけで、私にはもう大ウケです。久々にツボにきました。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4142] 8月26日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/26(Mon) 17:14

あれれ、並木夏也さんの、しんりんたろう、という書き込みにレスをつけようと
したら、消えている……

田中槐さんのワンショット・ギャグをアレンジして、もっとブラックなのを
思い付いたが、さしさわりがあるので書き込まない。残念。

8月26日の一句

松風や紅提灯も秋どなり 芥川龍之介

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4141] ワンショット・ギャグ 投稿者:田中槐 投稿日:2002/08/26(Mon) 10:53

藤原さま、昨日は首都の会お疲れ様でした。
念願の10点越えでしたね。

>「フジワラさん、短歌やってるんだって?」

>「うん、でも軟式なんだ」

これ、笑わせていただきました。
わたしも考えました。

「タナカさん、短歌やってるんだって?」

「うん、でもパ・リーグなんだ」


[4139] おやすみ前のワンショット・ギャグ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/25(Sun) 22:44

「フジワラさん、短歌やってるんだって?」

「うん、でも軟式なんだ」

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4138] 8月25日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/25(Sun) 22:43

うちまもる母のまろ寝や法師蝉  芝不器男

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4137] たかあき/りゅうめい 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/08/25(Sun) 16:15

は、どちらにも発音してます。1962年生まれ。(^^)
同年代の周囲もたぶん半々くらいでしょうか。
音でも訓でも読めるとき、
さしあたり号のように音で読んでおくのは、
作家名の読みに対する一種の慣習なので、
文学好きの学生さんなんかは、
わざわざ音で読んだりもするようですね。

よしもと・りゅうめい
おかい・りゅう
さとう・つうが
ふくしま・たいじゅ
ながた・わこう
こいけ・こう
おぎはら・ゆうこう

は、生で聞いたことありますよ。



>藤井喜代美さん

17.comの件、どうもありがとうございました。(^^)

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4136] 詩歌しりとり掲示板と17.com 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/25(Sun) 09:46

藤原龍一郎様
私も、詩歌しりとり掲示板に、参加させていただきました。

荻原裕幸様
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。細々と、9年間続いている地域ネットへ、8月8日、17.comの存在は、宣伝しておきました。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4135] 詩歌しりとり掲示板 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/25(Sun) 08:57

みなさま

村井康司さんが管理していらっしゃる「cose's haikus peaks」という掲示板で
詩歌のしりとりをやっています。
下記↓のURLです。ぜひ、ご参加ください。面白いですよ。

http://8018.teacup.com/cosey/bbs

ぜひ、ご参加ください。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4134] ダウン、8月24日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/25(Sun) 08:40

荻原裕幸さま
いつもお世話になります。昨夜はお笑いライブに行っていたので、私はサーバダウンに
関しては、気づきませんでした。
荻原さんの手広く、きめこまかい目配りに感謝致します。

さて、8月24日の一句

秋もまだ厚し裏の戸おもての戸/井上井月

「厚し」は変換ミスではありません。「暑し」と同じ意味です。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4133] ●サーバダウンについて 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/08/25(Sun) 00:35

>藤原龍一郎さん、みなさん

24日午後5時台から、
sweetswan.comにアクセスできない状況が
間断的に生じているようです。
とりあえず現在は問題ないようですが、
プロバイダから完全復旧の報せが来ていません。
時折アクセスできない状況が発生するかも知れません。
ご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4132] りゅうめい、キシガミ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/24(Sat) 16:27

並木夏也さん
私も吉本隆明は「よしもと・りゅうめい」と発音します。そう、その世代。
私も岩波文庫の『中世歌論集』は、持っていますが、持っているだけです。
別に、今日明日に読めなくても、人生の機運とめぐりあわせで、読める時が
来ますよ。
現に私も、藤井喜代美さんもよくご存知の「ぽぷら21」というHPを読むように
なってから、芭蕉の「おくのほそ道」を読むことができましたから。
ああ、やっと「おくのほそ道」を読める回り合わせになったんだなあ、と感慨無量です。

キシガミはまあ暗い気分の時は読まない方がいいですけどね。
私は彼の日記と「ぼく自身のためのノート」は50回くらい読んでます。
卒論も「岸上大作論」でした。

・血と雨にワイシャツ濡れている無縁ひとりへの愛うつくしくする  岸上大作

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4130] あと14文字 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/24(Sat) 10:48

藤原様、
あと14文字を加えようとすると、私の場合、脚色になってしまうようで、どうも、しっくり、こないんです。
すっかり、俳句体質なのかもしれませんね。

みかへればわが身の綺羅も冷やかに、 こういう句を詠んでいたのに、芥川龍之介は、どうして、自殺してしまったのでしょうね。

青空文庫で、芥川龍之介は、読めるのですが、私は、鬱気分時は、読まないように、しています。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4129] 8月23日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/23(Fri) 15:53

みかへればわが身の綺羅も冷やかに 芥川龍之介

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[4128] カム トゥ ミー? 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/08/23(Fri) 15:41

芭蕉稲荷神社、実在していると知り、安心しました。テレビがこんなうそつくはずないにしても、とても信じられなかったものですから。にしても実際、英語で祈願しても、芭蕉には通じないのでは、と老婆心。ま、死して百代の過客のひとりになった以上、異文化こみゅにけーしょんぐらい、お稲荷さんの力をもってすれば芭蕉も全然平気かも。
並木さまとの夢の感応のやりとり、「君や来しわれや行きけむ(だったよね。ちょいと確かめられない)」やら、「むばたまの夜の衣を返してぞ着る」とゆーよーな余情があって、妬けますこと(夢で逢いたさに寝巻きを裏返しにしたような、そんなことは私にはもう昔の夢)。また面白い本の情報など、楽しみにしています


[4127] 今日の一言 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/23(Fri) 15:05

「吟行よりも書見が大事」加藤郁乎

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[4126] ほほえみの彼方に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/23(Fri) 15:03

藤井喜代美さん
あと14文字が遠心力を発揮して、ダイアローグになるのだと私は思っているのですが。

並木夏也さん
摂津幸彦さんの俳句は、そんなに難しく考えずに、滝田ゆうのマンガのイメージなど
を、頭に浮かべて読めば、感受できると思います。お試し下さい。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4125] お久しぶりです。 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/08/23(Fri) 06:48

お久しぶりです、並木夏也です。 おはようございます。

わたしが藤原さんの夢に現れたのですか・・・。
いつもお迷惑をおかけしたり、
「きむの会」でいろいろと短歌のお話をして、アドバイスをいただいているようになってから、藤原さんがいつもわたしを気遣っていただいているので、
夢に現われたのだと思います。
今後も、歌会と、この掲示板とでお世話になります。よろしくお願いします。

今日は国文社の「現代歌人文庫」の「岸上大作歌集」(やっと今ごろ買った)と、
フランス堂の「現代俳句文庫」の攝津幸彦の句集を買ってきました。

攝津幸彦さんの句は難解な句が多いですね。(まだチラリとしか読んでいないのですが)。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4124] 14文字 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/22(Thu) 20:10

藤原様
ぼんやりとした不安を抱える文士は、少し前の世代には、多かったのかもしれませんね。
こうして8月22日の一句を、眺めていると、俳句って、つくづく、心に問いかけてくる文学なんだなって思います。
短歌は、あと、14文字で、自分を奮い立たせることが、できるのかもしれませんね。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4123] 8月22日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/22(Thu) 17:14

銀漢の瀬音聞ゆる夜もあらむ 芥川龍之介

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4122] 芭蕉の誘惑 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/22(Thu) 09:22

藤井喜代美さん
芥川は自分が無理をしている、ということに気づいていたことが「ぼんやりとした不安」
に、つながっているような気がします。

盆の月人は芭蕉を追ひにけり きよみ

まったく、芭蕉を追ひつづけることで、百代の過客なのでありましょう。
(意味不明かもしれません)

西橋美保さん
最近、私が読了した、嵐山光三郎の『芭蕉の誘惑』によると、芭蕉稲荷は
私の家からもさほど遠くないようです。鶴屋南北が住んでいた場所も案外近いんですよ。
昔は、すぐ、お稲荷さんに、すぐ、してしまったのかな。
おいわ稲荷もありますしね。
ただし、芭蕉の生存中には永代橋はまだ架かっていなかったようです。
忠臣蔵の討ち入りも、芭蕉がなくなって数年後の出来事のようです。
しかし「カム トゥ ミー バショー」というのは何故、英語なのか謎ですな。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4121] 芭蕉稲荷神社? 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/08/21(Wed) 23:56

今朝、なんとなくテレビを見ていたら、俳句をやってるという外人さんが「芭蕉稲荷神社」なるところで「カム トゥ ミー バショー」と連呼しながら熱心に祈ってる場面が出てきてびっくりしました。どうやら俳句の上達を祈願しているらしく、その絶叫(すごい迫力だった)の意味は「願わくばわれに降臨したまわんことを」のようなものらしい(自信はない)。その神社は「永代橋」のすぐ近くにあるらしいのですが、なぜお稲荷さんなのか、その謎を含めて、朝からハードなものを見てしまった。さてここで思ったのですが、「カム トゥ ミー」と祈るなら、私なら誰に来てほしいだろう。昔なら額田女王に和泉式部、といろいろ考えていて、大歌人なら誰でもいいけど、茂吉はsukebeそうだから嫌だな、とも思いました(なんてあつかましい!)
藤原さんはこの神社、ご存知ですか? 行かれたのなら、何を祈られましたか?



[4120] 芭蕉 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/21(Wed) 19:36

藤原様、
朝顔や土に匍ひたる蔓のたけ、 無理しなくていいよって、言われてるみたいですね。
未知子様、
蝉の羽のはかなき仲はノヴァの店、たった一度の逢瀬のようで、浪漫的ですね。
今夜、こちらの月は、とても、きれいです。

盆の月人は芭蕉を追ひにけり   きよみ

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4119] 8月21日の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/21(Wed) 15:54

朝顔や土に匍ひたる蔓のたけ 芥川龍之介

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4118] ありがとうございました。 投稿者:本所飛鳥 投稿日:2002/08/21(Wed) 07:06

藤原さん

>本所飛鳥さん
>「梁塵秘抄」は岩波文庫の佐佐木信綱校訂のものが500円くらいで、いちばん安い
>と思います。解説本としては紅書房というところから尾崎左永子著『梁塵秘抄漂遊』と
>いう本が出ています。
>bk1とかamazonとかのインターネットの書店の検索機能をつかえば、こういうことは
>すぐにわかります

ご丁寧にありがとうございます。早速注文しました。

http://aja-bochan.hoops.ne.jp/


[4117] 言えてます! 投稿者:キクチアヤコ 投稿日:2002/08/20(Tue) 23:14

>藤原先生。
キクチは、吉本がいいです。
テイ・トウワさんという世界で活躍するミュージシャンも
吉本なんですよね。あと、明和電機。(←以前、追っかけやってました・笑)
近々、家頁にてプロモーション写真も公開します。
ご期待ください。

今日の夕飯時「ビストロスマップに出たら何を
注文するか」でおおいに盛り上がりました。
私は「白身魚とチーズを使った料理」、父は「じゃがいも料理」。
母は「ついていけない」と口をつぐんでおりました。

それではまたー。

http://homepage2.nifty.com/nugget/


[4116] ブッキッシュ 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/20(Tue) 22:24

って雑誌で稲垣足穂特集をやっているって言うので検索したら「アナイス・ニン特集」に藤原さんが(笑)。ここにもいたのねぇ、月彦さん、って感じです。
中学生の頃、市電に乗っていたら和服姿で藁紐のようなものを腰に巻き付けた異様な風体の男が。なんじゃこれはっ、足穂じゃないかーーーーっ。話しかけず、じっと観ていました。ああ、至福の時間。18歳の頃、生活苦のために足穂全集を古本屋に売ってしまった。(滅)
あ、耳に虫が入ったことのないひとは仲間に入れてやんないんだもーーん♪
それにしても「ブッキッシュ」はどうやったら注文できるのか分かんない。。。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4115] 藤井喜代美さま 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/08/20(Tue) 19:16

ありがとうございます、拝見しました。
俳句の方が回文はむづかしいです。
意味不明ですがご笑覧くださいませ。↓
 蝉の羽のはかなき仲はノヴァの店(せみのはのはかなきなかはのばのみせ)/未知子

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[4114] ぽぷら21 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/20(Tue) 10:52

松原未知子さま
ぽぷら21のサイトは以下で
http://www2.comco.ne.jp/~mihokoyo/
並々の句は、以下の43にあります。
http://www2.comco.ne.jp/~mihokoyo/netkukai.htm

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4113] 東京は台風っぽい朝です 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/08/20(Tue) 09:55

花森こまさま。
お気遣いありがとうございます。耳鼻科で虫の遺体はとり出してもらいました。おたがい虫がつきやすい体質のようですので気をつけましょうね。こまさんの体調ははなかなかすっきりとは行かないご様子。くれぐれもお大事になさってください。

藤原さま、藤井喜代美さま。
その回文の俳句はどのサイトで見ることができるのでしょうか?わたし興味津々です。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[4112] 逢いたくて、逢いたくて 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/20(Tue) 09:30

昨日の「私立探偵濱マイク」で、車に乗っているマイクが口ずさんでいた歌及び
つかまってからケイタイの着メロとして流れてきたのは、
園まりの「逢いたくて、逢いたくて」という歌謡曲。
さすがに石井聡互!

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4111] 今朝の一句 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/20(Tue) 08:58

草の戸に我は蓼くふほたる哉 其角

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4110] 虫、露出、梁塵秘抄 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/20(Tue) 08:54

花森こまさん
私は耳に虫が入った経験はないので助かっています。
遠藤周作の恐怖小説にからだの中から蜘蛛が孵化する話があったような?

キクチアヤコさん
露出をふやすのは歌人、俳人、川柳人の急務です。
やがて、ホリプロ所属の詩歌人なんて存在も出てきてほしいものです。

本所飛鳥さん
「梁塵秘抄」は岩波文庫の佐佐木信綱校訂のものが500円くらいで、いちばん安い
と思います。解説本としては紅書房というところから尾崎左永子著『梁塵秘抄漂遊』と
いう本が出ています。
bk1とかamazonとかのインターネットの書店の検索機能をつかえば、こういうことは
すぐにわかります。


[4109] 回文、頭の中の人 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/20(Tue) 08:47

藤井喜代美さん
ぽぷら句会ではお世話になります。本当に刺激になるサイトです。
回文は私は苦手なんです。
俳句で回文をつくるなんて、空中ブランコをみせられているようです。

矢島博士さん
どうも、こちらでは、はじめまして。
「短歌人」誌上及び短歌人掲示板では、よく、存知あげております。
わたしの場合、いろいろと多彩に何かをやっているという誤解がありますが
ただ、集中力がないので、あれこれ気移りがしているだけなのです。
また、書き込んでください。


[4108] すみませんでした、常識がありませんでした。 投稿者:本所飛鳥 投稿日:2002/08/20(Tue) 06:48

藤原さん、すみません。
ある方よりメールいただき、下記のことを教えてもらいました。

「梁塵秘抄」は特定の作者というのではなく、当時の今様という現在のポピュラーソ
ング集のようなもので、後白河院(法王)撰です。

常識的なことであり、検索すればわかることでした。
ご迷惑お掛けして(掲示板無駄に使用して)すみませんでした。

http://aja-bochan.hoops.ne.jp/


[4107] すみませんが 投稿者:本所飛鳥 投稿日:2002/08/20(Tue) 01:32

藤原さん
「梁塵秘抄」の作者を教えてください。買おうと思い忘れてしまいましたので。
すみません、よろしくお願いします。

PS:「濱マイク」を録画しておいたテープを巻き戻したらテープが切れてしまい、
    見れません。残念です。今日の分から再度録画しています。
    テープが古すぎたのでしょう。せっかくこの夏やすみに見ようと楽しみに
    していたのですが。

http://aja-bochan.hoops.ne.jp/


[4106] メディア露出!! 投稿者:キクチアヤコ 投稿日:2002/08/19(Mon) 20:10

キクチアヤコ、ただいま発売中の「公募ガイド 9月号」の
50ページ辺りに載っております。写真がとてもお気に入りです。
見てやってくださいませ。

いつもいつも突然な、キクチでした。

http://homepage2.nifty.com/nugget/


[4105] 松原未知子さん 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/19(Mon) 17:50

耳鼻科へは行きましたか?私も蟲歴二回も!あれは気持ち悪いですよねーー。懐中電灯で出てくれましたが。ほんとうにいやぁんな記憶ですわ。
ずっと体調が悪くて、今日も休み明けだというのに早退してきてしまいました。気分が悪すぎてお昼寝も出来ないんです。最悪ですわ。でも、なぜか短歌だけは作っていたりします。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4104] あのぅ、どんなんかなぁ 投稿者:矢嶋博士 投稿日:2002/08/19(Mon) 17:19

この、8月4日ぐらいから、このページほかの、藤原さんのページをみてるものですが、藤原さんの、あたまの、中は、どんな構造をしているのかなって、ふと、思ったものですから。何人か、棲んでいらっしゃる?


[4103] ぽぷら句会 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/19(Mon) 09:44

藤原さん、こんにちは、ポプラ句会、たのしかったですね。

私の今回の無点句、「並々のかなかな夏中の皆々」は、未知子さんの回文歌を鑑賞し、とっても、がんばって、詠んだ句です。
短歌って俳句より14文字多いから、その回文歌って、ほんとうにむづかしいですよね。

芭蕉の足取りを、追っていると、なんだか、かなしくなりませんか?

あのねのねは、15の時、全盛で、友達の家で、レコードを聴かせてもらって、唖然としてましたね、なつかしい思い出です。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4102] 衣冠束帯、会員微減、ユリイカ、夢 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/19(Mon) 07:03

西橋美保さん
黒瀬さんの衣冠束帯って、去年の廣田神社の歌合せの時のことですね。
林和清さんとか、今野寿美さんとかも、たしか出場されたのでしたよね。
「ヒカルの碁」は子供と一緒に私も見ています。

田中槐さん
会員の増減の問題は多少なりとも結社の運営側にかかわっいる者にとっては、
他人事ではないですね。
そうか、「未来」でも微減傾向ですか。
『鵞卵亭』や色紙、ほしかったなあ。
岡崎裕美子さんは、その『鵞卵亭』をどこかで売って、会に寄付することがノルマに
されているのでは、というのは冗談ですが。

高澤志帆さん
青山真治の「ユリイカ」、ご覧になったのですね。
3時間半以上なので、覚悟をしないと見られませんが、よく考えると、それくらいの
時間、だらだら過ごしてしまうことは、よくあるので、どこかで決心して見ることに
します。

並木夏也さん
だから、私の夢に並木さんが出てきたのです。
何か二人ともコピーを見ていたような気がするので「きむの会」の夢かもしれない。
歌集の復刻は、ぜひ、実現してほしいですね。
私が欲しいのは塚本邦雄『日本人霊歌』とか佐佐木幸綱の『群黎』とか、かな。
浜田到の『架橋』なんかも欲しいです。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4101] 鵞卵亭/岡井さんのご署名/藤原さんにちょっと質問/新潮社目録 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/08/19(Mon) 02:22

わたしは川崎の古書店、近代書房で買い求めました。結構、詩歌が充実している古書店です。
 わたしが持っている「鵞卵亭」は限定100部バージョンの歌集で、二重に箱入りされていて重々しくもあり、大切にしなくては、とも思っています。限定百部のなかの「鵞卵亭」でわたしが買ったのは全100部のなかの「94番冊」です。奥付に朱で94と振ってあります。もちろん歌も毛筆で一首書かれてあります。
 値段は・・・8000円ぐらいだったかな。うん、でも、この「鵞卵亭」ならこういう本の仕立てもなかなか風情があって良いです。初めてこれを見つけたのは運命だ、と思っているので、あまり値段は気にかかりませんでした。あまりに貴重なので、本を汚さないか心配でなかなか読むのが進みません。(笑)
 なかなか前に進まないので「鵞卵亭」をじっくり読むときは砂子屋書房の「現代歌人文庫」で読んでいます。(笑) 完本で入っているから。
 
 岡井隆さんの歌集では復刻版でいいから「土地よ、痛みを負え」が出ればいいなぁ、と願っています。もし出たら5、6部買ってネットの友達に配りたいです。
 岡崎さんはいいなぁ。歌まで書いてもらったのか。わたしは未来大会の会場で本を売っているなんて気が付きませんでした。
 岡井さんと接することは月に一度か二度あるのですが、そのときにわたしは「五重奏のヴィオラ」(不識書院)と、「夢と同じもの」(短歌研究社)、「宮殿」(沖積舎)にご署名(サイン)を戴きました。
 岡井さんは「どこから『宮殿』なんて見つけてきたんだね? 出版元にも在庫はもうないのだけれど」と仰っていました。

>ところで藤原さん。
わたしへのレスポンス(No,4097)で書かれていらっやる、
「実は今朝方の夢に貴兄が出てきて・・・」という話しは、藤原さんのご兄弟様が夢に出てきたのでしょうか・・・
 それとも、そこに書かれている「夢に出てきた兄貴」とはわたしのことですか? いや断じてそんなはずはない・・・と思うのですが。
 なんだか話しが続かない・・・です。
 まさか「あにき」と「あなた」はタイピング・ミスをするはずは無いと思うのですが。
 いかがなのでしょうか。
 
 新潮社の文庫総目録は当初、岩波文庫総目録並みに役立つと思っていたのですが、その文庫本の解説が少なすぎると感じました。書店でタダでもらえる目録とほとんどかわりなく感じました。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4100] 「ユリイカ」 投稿者:高澤志帆 投稿日:2002/08/18(Sun) 22:13

藤原さんこんばんは。いつも短歌人でお世話になっています。

以前こちらの掲示板で書かれていらっしゃいました、濱マイクのドラマを監督された青山真治監督の「ユリイカ」を、昨日ビデオで借りて観てみました。
前後編2巻組で、217分の大長編でした。全編モノクロでしたが、最後はいつのまにかカラーになっていて、どこからカラーに変わったのか、巻き戻して確かめてしまいました。

私は釘つけになってしまい、好みの作品でしたが、母は終わった時に「やっと訳のわからない映画が終わった」と言っていました。ですので、好みの問題かもしれません。
これではあまり参考にならないですね。す、すみません。


[4099] 鵞卵亭 投稿者:田中槐 投稿日:2002/08/18(Sun) 00:27

藤原さま。

野麦峠、田中槐です。
明日は未来の割り付けをさぼって嵐のコンサートに行きます。

先日未来短歌会夏の大会にて、『鵞卵亭』を買いました。
岡井さんの蔵書からの供出品で、4000円でした。
江田浩司さんは古本屋で6000円で買ったと悔しがっていました。
岡崎裕美子は歌まで書いてもらっていましたよ。たぶん来月自慢されます。
未来に入っていてよかったと、初めて(え?)感じた日でありました。

最近会員の微減により台所の苦しい未来は、岡井さんの色紙・短冊なども販売したりしていたのですが、今回は最近作「伊太利」(「るしおる」掲載)からの短歌を書いたもので、あれはあれでかなり価値があるのではないかと眺めていました。
短冊で二万円、色紙で四万円となると、わたしには手が出なかったですけどねー。

まあいつか、自分の字(短歌)が売れるような歌人になりたいものではありますが、色紙や短冊が書ける歌人というのも圧倒的に減っていくのでしょうねえ。


[4098] きゃーっ!黒瀬さま!? 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/08/17(Sat) 22:00

くろせからんさま。ご無沙汰してます。コンピューターを買ってすぐ、黒瀬さんのページ、探したのですが、うまく見つけられなくて困っていました。見つけてくださって感激! ありがとうございます。うれしいです。
そうそう、わたくしこのごろ「ヒカルの碁」に凝ってまして、だから以前、衣冠束帯姿の黒瀬さんと島田幸典さんにむかって、そのあまりのうつくしさに「『陰陽師』の安部晴明と博雅三位みたい」なんて口走ってしまいましたが、「藤原佐為」に訂正しちゃっていいですか?(爆!)
おちあいけいこさんによろしく。
藤原さんへ。えっと、亭主に確認してみたのですが、その、山田風太郎のご親戚の方にも、その奥様にも、彼はとても可愛がってもらったらしく、もう、転勤でエリアが何度かかわっても、平気で指名し続けてもらって、お付き合いさせてもらってたとか。その方々も、ご存知通りの田舎には珍しい(失礼)、教養ある、インテリだったそうです。でも風太郎関連の知り合いはそれだけとか。「なつかしいな。お線香、あげに行こうかな」、なんて、しみじみ、言ってました。


[4097] 歳時記と新潮文庫総目録 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/17(Sat) 13:17

並木夏也さん
実は今朝方の夢に貴兄が出てきて、何かしゃべっているのだけれど
起きたら、内容は忘れてしまいました。
歳時記は今、手元にあるのは『合本現代俳句歳時記』(角川春樹事務所)と
現代俳句協会の『現代俳句歳時記』の二冊。
てるおか康隆の『季語辞典』は今、会社に置いてあります。
上記の二冊はほんとの携帯用で、季語自体の解説はくわしくないし、例句も変な句が
多くて、なんだかなあ、という感じです。

新潮文庫の総目録は、資料的な価値はあるでしょうけれど、もう少し、様子を見てから
考えます。解説者の名前も入っているというのは、なかなか良いのですけれどね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4096] 落合けい子歌集『ありがたう』 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/17(Sat) 13:10

くらせからんさん
落合けい子さんの歌集は『じゃがいもの歌』の作品に関しては『この歌集この一首』に
鑑賞文を書きましたし、『ニパータ』も書評文を書かせてもらい、ご縁があります。
こんどの『ありがたう』も、何度も読み返したくなる作品が多い一巻。
口語発想歌とか修辞の強い歌ばかりが目につきすぎるので、落合さんのような
ケレンが浮き立たない(修辞に意識的ではないというわけではなく)作風の歌が
心にしみこんでくるのかもしれません。
お会いになることがあったら、よろしく、おつたえください。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4095] 黒旗、山風、夜の雨 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/17(Sat) 10:57

花森こまさん
『K旗水滸伝』品切れですか。
服部さんのおっしゃるとおり、出版社に直接問い合わせると、なんとかなるものです。

西橋美保さん
昨夜の東京は、クーラーなしでもしのげる気温で助かりました。
山田風太郎は兵庫県養父郡関宮町の出身ですので、ご主人の関係での知り合い
という方々は、もっと居るのではないでしょうか。

服部滋さん
昨夜、東京は雨が降ったのですか?
ぜんぜん、気がつかなかった。どうりで涼しいわけですね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4094] あっ、それと「総目録」なんですが 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/08/17(Sat) 02:45

 「新潮文庫総目録」が発売されましたよね。さいきん。
 わたしは「岩波文庫総目録」が読んでいて愉しいし、いろいろと役に立っているので重宝しているのですが、今日、八重洲BCで見かけた「新潮文庫総目録」をパラパラとめくったのですが・・・「買うぞっ」という意気込みが失せてしまいました。
 ちょっと新潮文庫の総目録は買うのは当分をおさえよう、と思いました。

 みなさん、「新潮文庫総目録」はお買い求めになりましたでしょうか?

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4093] 「春愁」と「秋思」、ポケット版歳時記 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/08/17(Sat) 02:29

 藤原さん、お久しぶりです。ご無沙汰しておりました。

 今日、八重洲BCに歳時記(ポケット版(コンパクト版)歳時記)を買いに出かけたのですが、八重洲BCは歳時記が結構数がそれっているので一時間ぐらい歳時記コーナーで立ち尽くして選び迷っていました。
 小林恭二の「俳句という愉しみ」の一文(P53)に季語の「春愁」と「愁思」の話題が出ていて、それで今日買う歳時記は「愁思」という季語が載っているのが最低条件として歳時記を探しました。
 (小林恭二の「短歌という愉しみ」にある「春愁」と「愁思」の説明は素人目のわたしでも肯けるところでした。)
 ポケット版(コンパクト版)ではそこまで――「愁思」までは――、載っていないのでしょうか。
 わたしが持っている講談社版歳時記のデスク版には「愁思」が秋の季語で掲載されているのですが。
 やはりコンパクト版では「愁思」は載っていないのでしょうか。持っているデスク版歳時記が「広辞苑」並みに分厚くて大きい・・・。
 角川の歳時記には載っているとおもっていたのですが、載っていないようでした。

 なにか良いポケット版(コンパクト版)歳時記はありませんか?

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[4092] ふみゃ 投稿者:くろせからん 投稿日:2002/08/17(Sat) 01:58

八切止夫はちょっと読みました。
うちの古本屋にたまたま結構そろってて、ずいぶん前、
「八切さんの本がこんなにある古本屋は初めてだ」と
お客に言われました。
あと、太田龍の本は、読まなくっても、古本屋の百円ワゴンとかに
入ってるとつい買ってしまうから不思議です。
落合さんの歌集を紹介してくださって、
同じ『鱧と水仙』のメンバーとしてお礼申し上げます(笑)。

西橋さん、みっけー。お元気ですか?
また、近いうち何か送ります。

http://aurora.bird.to/karan


[4091] Re[4089]: 黒旗水滸伝 投稿者:服部 滋 投稿日:2002/08/16(Fri) 23:16

あらら。
そうですか。↓で、書影でもごらんになって下さい。

http://www.libro-koseisha.co.jp/top03/rb1132.html

品切れ表示をしていないので、直接問合せると、あるいはあるかもです。

今日は、久方ぶりのお湿りでしたね。

喜雨到る雨脚太くまつすぐに   五十嵐播水

花森さま、
黒旗水滸伝、御入用でしたらいつでもお貸ししますよ。


[4090] 山田風太郎さんのこと 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/08/16(Fri) 22:51

藤原さんへ。クーラー、うちも今年突然壊れて、茫然自失状態だったのですが、原因は室外機の上に置かれていた、1枚の「雨よけビニール」だったとのこと。クーラーの室外機周辺に何か、変なの、置いてたりしてると、本体の調子、悪くなること、あるらしいですよ。はやく直ればいいですね。
それはそうと、十数年前のこと、出張から帰ってきた良人に突然「山田風太郎って知ってるか」と尋ねられたので、知らいでかっ、と息せききって答えたのですが、その前夜にお酒を飲んだお得意さんがなんと、山田風太郎にとても近い親戚だったらしく、風太郎のこと、いろいろ詳しく、みっちりと、話を聞かされたらしいのです。でも悲しいかな、わが良人は、そーゆー方面にまるで興味のないひとで(山田風太郎?知らんなあ、と言ったとか言わなかったとか)、酒と一緒に、その話、全部、忘れて帰ってきたそうです。何たる傲慢、文学への冒涜かと、もう、目の前真っ暗、こうなったら是非私が、と思っているうちに良人は転勤、風太郎も、そのお得意さんも、亡くなってしまわれました。
それだけの話で、私も忘れていたのですが、なんとなく先日、良人がそのお得意さんの話をし始め(お盆だから?)、そういえばここでの話題になってるし、何かの縁かな、と思い、書き込ませていただきます。「妖異金瓶梅」、たしか山田風太郎でしたよね。私はこれが一番。でも間違ってたらごめんなさい。


[4089] 黒旗水滸伝 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/16(Fri) 18:30

品切れとのメールが来ました。残念です。でも、そんなに売れたのならよかったです。最近、怖いから書店にはなるべく近づかないようにしているんです。これ以上本を増やすまい、と思うのですが、つい、買ってしまいます。買っただけで安心して読まない本の方がおおいかも(汗)。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4088] 出社は早めに 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/16(Fri) 08:48

ええ、クーラーが壊れている家にいるより涼しいので、もう、会社に来てます。

藤井喜代美さん
「梁塵秘抄」はきよみさんの8月6日の俳句にも出ていましたね。
こういう言葉の豊かさをむかしから日本人はもっていたわけで、
その遺産を私としてはこれから十二分に蕩尽させてもらいたいな、と思っています。

お気楽さん
まったく、今年の感覚では30度なら今日はしのぎやすいと思いますよ。
1994年の8月に晴海埠頭でのイベントに立ち会った時、地面近くの温度が34度で
こんな暑さは生れて初めてだ、などとノンキなことを言っていたのを思い出しました。
今年は連日34度。冗談ではすまされぬ温暖化です。


[4087] くーらー 投稿者:お気楽 投稿日:2002/08/16(Fri) 05:49

毎年今頃、今年買わずに耐えたんだから、きっとこの先も買わずに済むだろう。
と思いつつ過ごしてきました。今年もです。
ほとんど我慢大会家族です。
子供はよく耐えていますよ。麦茶の消費量がすごいけど。

まったく、全世界がイッセーノセでエアコンを消したら
どのくらい外気温は下がるんでしょう。
暑くても30度くらいの時代からエアコンをつけていた家はあったけど、
今30度なんて結構快適じゃないですか。
ああ、30度の世界が欲しい。

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~okiraku/


[4086] こちらこそ 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/15(Thu) 21:00

藤原さん、こちらこそ、頓珍漢で、おわびしますm(__)m

今日、梁塵秘抄(岩波書店)を読みかえしてみました。

・鏡曇りては、我が身こそ窶れける 我が身窶れては、男退け引く、
・結ぶには何はのものか結ばれぬ、風の吹くには何か靡かぬ、
・盃と鵜の喰ふ魚を女子は、法無きものぞ去来二人寝ん、
・岩清水流れの水を遥(ばる)と 長閑なる世に住むぞ嬉しき 
・住吉の神はあはれと思ふらむ 空しき船をさして来つれば
・清水に天露別の坐すれば 宜こそ神は天降るらめ
・極楽は遥けき程と聞きしかど 勉めて到る処なりけり

以上は、私の心にとまった作品の一部です。

クーラー、はやく、なおるといいですね(*^.^*)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4085] 心中弁天島 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/15(Thu) 14:31

花森こまさん
映画「遊び」の原作は野坂昭如の「心中弁天島」ではなかったかな。
「遊び」は関根恵子と大門正明、忘れがたい青春映画です。


[4084] 同感です 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/15(Thu) 13:29

藤井喜代美さん
ちょっと誤解を招くような表現だったようで、おわびします。

> 藤原さんが、日記に引用された落合けい子さんの歌、もの悲しくて、すてきですね。
> こうして、信頼できる方の、詩歌、文章の引用、日記、言葉を、ネットで拝読することで
> 今日を生きる糧を、私は、与えてもらっています。

私もここのところとみにその糧のありがたさを実感しています。
ネットをつうじてのおもいがけないめぐりあいが、自分を少しずつでもたかめてくれる
のかもしれないと思うと、この時代に生きていることにも感謝したい気持ちです。

また、日記の方では、できるだけ、私の心にしみた詩歌作品を紹介できればいいな、と
思っています。


[4083] 夜の診察室 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/15(Thu) 12:03

懐かしい!私は野坂昭如の作品(タイトル失念)増村保造監督関根恵子主演「遊び」の併映で見ました。確か峰岸徹も出ていたような気がします。かわいかったですよね、松阪。封切りなのに場末なので汚い映画館でしっかり痴漢さんに遇いましたわ。
            ※
服部さま、近頃のジュリーはいいですよねぇ。「竹中労もいたっけ〜」聴いてみたい♪森茉莉さんは人気絶頂期のジュリーの横柄な態度に怒っていましたねぇ(笑)。
            ※
「セーラー服と機関銃」の三國連太郎(ふとっちょ)はよかったです。忘れられないキャラクターですね。
あ〜、奥さんに「千と千尋。。。」買ってあげてください。私、日記の中で「千と千尋の恩返し」って書いちゃってて、あとで気付いて笑っちゃいました。面白いから直しません。
            ※
藤原さん、資料到着しました。さっそくのご厚意、ありがたく。
二ヶ月くらいでお返しするように頑張ります。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4082] 藤原龍一郎さん 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/15(Thu) 10:46

呼びかけは、藤原龍一郎さんに、お任せします。
私は、お小遣いを、本代には、なかなかまわせないので、暉峻康隆の季語辞典は、興味は、ありますが、買いません。
歳時記は、三省堂の、ホトトギス新歳時記改訂版一冊を、ずっと愛用しています。

藤原さんが、日記に引用された落合けい子さんの歌、もの悲しくて、すてきですね。
こうして、信頼できる方の、詩歌、文章の引用、日記、言葉を、ネットで拝読することで
今日を生きる糧を、私は、与えてもらっています。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4081] 暉峻康隆の季語辞典 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/15(Thu) 10:25

藤井喜代美さん
フルネームで表記してよろしいのでしょうか?
さて、『暉峻康隆の季語辞典』を思い切って購入したのですが、これは、なかなかの
すぐれものです。
収録の季語数が少ないかわりに、各項目が、文学史的な用例から最近の俳句まで
実にくわしく解説されていて、最後に桐雨こと暉峻教授の俳句が配されています。
季語に関する随筆集というおもむきの一巻です。


[4080] 去りゆくいっさいは比喩にすぎない 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/15(Thu) 09:58

と、いいながらも、服部滋さんと花森こまさんが、このBBSで邂逅するのは
どうやら、必然であったようです。

『黒旗水滸伝』は、わたしも買いそびれていたのですが、やはり、買うことに
いたします。

ちばともかずさん
すべての写真集を見尽くすほどのこころざしをもって、見尽くしましょう。
松坂慶子を「夜の診察室」から見ている以上、見届けることが誠意でありましょう。


[4079] う〜ん、ビックリ!×2 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/08/15(Thu) 02:04

藤原龍一郎様
なぁるほど、上の句とばかり思いきや、「ああ」を付ければ下の句になる。このへんの柔軟さが私には皆無です。 気持ちだけでは形にならず、技巧に走れば心を打たず……“情”が“技術”の手綱をさばく感じでしょうか。私にはそんな器用なコト無理だぁ。いやぁ、ビックリです。
それにしても『松坂慶子写真集』には驚かされました。金箔はともかくとして、緊縛ヌードって……。未見ですが、やはりこれはねぇ、一応は、まぁどうしても、見るだけは見ておきませんと、後々……、別に困りゃしませんがね、生きていく上で。見たいんですよ、要は。えぇ、見たいですとも!(なに一方的に居直ってんだか)
失礼しました。

花森こま@アラシ宣言様
     (やはりジャニ事務もインターネット時代を意識しての命名ですかね?)
そんな、ファンだなんてトンでもない! こちらこそ花森さん(他、皆々様)の書込みを読んでは「やっぱ普段から言葉を扱う人の書込みは簡潔にして明瞭。んで面白いんだから大したものだわ…」と、半ばお手上げ状態になりつつも、つい藤原さんの「またどうぞ」のお言葉に甘えてダラダラ書込んでしまっているという……、あ、きり番の件、済みませんでした、私なんかがうっかり踏んで。粗忽者なんです。本は返しませんけど。
そう、映画がお好きなんですよね。私もです。今日、カミさんが「期間限定でDVDが安いから買いたい」と言い出し、秋葉原に行きました。
安い物で1枚1500円。封切り料金を下回るとは……。で、カミさんは『ワイルド・ワイルド・ウエスト』『グラン・ブルー』、私は『グレート・レース』『十三人の刺客』と選んで、明らかに予算オーバー。なのにカミさん『千と千尋の神隠し』まで手に取って「面白いのかなぁ?」などと言う。予算上、買わせたくない私としては、わざと否定的な態度。
「ほら、赤みがかってるって話題になったヤツだ。確か、借金を返すために一生懸命働くけど、債権者が給料を根こそぎ取り上げて行ってしまうので、最低限の生活費だけは隠しておいて、毎日、白いおにぎり1個で切り詰めた暮らしをする演歌歌手が主人公でな、原作のタイトルは『千と昌夫の金隠し』だったかな? 辛気臭い話でな……」
実際、私も見ていませんから口から出任せです。 
「……雇い主から“今日からお前は昌夫じゃない。千だよ!”と言われると主人公のひたいからホクロがふわ〜っと浮かび上がって無くなっちゃうんだよ」
「あ、そういえば復帰した時ホクロ無かったね!」
「その時の話だ」
「もとは実話なんだぁ…」
自分の知らない事に関して、他人の言うことをここまで鵜呑みにするのもどーかと思ったり、本当はこっちがバカにされてんじゃねーのと疑ったりしつつ、どうにか買わさずに済ませ、帰宅。
さっそく『ワイルド・ワイルド・ウエスト』を観ましたが、車椅子の障害者(ケネス・ブラナー)にここまで悪役をさせたコメディーもそうは無いでしょう。
すぐに『印象に残る車椅子登場人物の映画』というくくりを作って作品出しをしたら『ワイルド・ワイルド・ウエスト』『博士の異常な愛情』『赤い航路』『ピストルオペラ』『セーラー服と機関銃』『金田一耕助の冒険』『HANA−BI』……と続々出て来たものの、意外と難病モノが無い。「観ないからかな?」と考えていたら思い出した、『ヴァ−ジン・フライト』。なんだ、またケネス・ブラナーが出てた。う〜ん、でも、結局どれもクセのある役柄の人ばかりが乗ってるんですよねぇ。
因みに、『鬼警部アイアンサイド』は映画化されておらず却下。『裏窓』は車椅子だったかどうか自信が無くて、保留です。

またもや長々と書込んでしまいましたが、こんなものでもお楽しみ頂けるなら幸いです。猛暑が続きます。御自愛下さいますように。それでは。


[4078] 竹中労もいたっけ〜 投稿者:服部 滋 投稿日:2002/08/14(Wed) 23:56

花森こまさま、

『黒旗水滸伝』、お買い上げありがとうございます。
上下巻同時刊行です。併せて1100ページ。
版元の皓星社は寺島珠雄さんの大著『南天堂』〜大正時代の伝説のアナーキスト・松岡虎王麿の伝記〜の版元でもあります。
(あの、むちゃくちゃ面白い内堀弘さんの『石神井書林日録』の121頁に寺島さんは印象的に出てきます。)

『琉球共和国』、文庫版は単行本と構成に異同があるので、単行本をお持ちの方にもオススメのお買い得本。尊父・竹中英太郎のイラストが表紙カバーを初めふんだんに収録されています。
藤原さんが[4071] でお書きになっている夢野京太郎(イミヌ・チョンダラー)は、『小説世界赤軍』などの著者、労さんの別名ですね。

>服部さんは専門はなにをなさる方なんでしょう?これからもよろしく。

私は一介の編集者です。この場をお借りして、こちらこそよろしく。

>私、見た目は初対面の人は35〜38歳って言ってくれるんですよ〜ん。

ぼくも、です。(^^;;;

>「失踪の終わり」のしろいこうじとか、今どうしているんでしょうねぇ。

支路遺耕治さんは亡くなられたようです。
このweb magazineで「追悼・支路遺耕治」を特集しています。

http://www.interq.or.jp/www1/ipsenon/c4_main.html

ところで、花森さんは「竹中労もいたっけ〜」という歌をご存知ですか?
去年、ジュリーがTVで歌っていました。


[4077] 荒らしです 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/14(Wed) 21:55

http://9025.teacup.com/19500902/chat?&enter=top&id=&nickname=
「こまとおしゃべり」チャットルームです。暇つぶしに来てください。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4076] ちばともかずさん 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/14(Wed) 17:45

短歌歌袋と「真珠夫人」くそー。羨ましいわん。
伊藤つかさも、ついにヌードになったんですか。感無量。彼女の歌をよくカラオケで歌ったものです。鞍馬天狗の歌とか(タイトル失念)。
最近は映画のお話し、出ないですねぇ。ファンなんです、ちばさんの。またよろしくね。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4075] 服部滋さま 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/14(Wed) 17:41

「黒旗水滸伝」注文しました。上巻しか出てないんですよね?
19歳の時に「関西文学」編集長が「あなたはアナーキストだ」と言った意味がいまでもよく分からないんですが。自分ではとても小市民的だと。。。
竹中氏には飛田遊郭での某氏の詩集出版記念会で寺島珠雄氏に紹介して貰えました。「オレは薔薇のようなプレイボーイになりたい」と「話の特集」で言っていた竹中さん、その禿頭とビール腹に一目惚れ!ラブレターを書き送ったのも懐かしく(笑)。
「琉球共和国」も探して買いたいです。
服部さんは専門はなにをなさる方なんでしょう?これからもよろしく。あ〜、同世代なんですかぁ?私、見た目は初対面の人は35〜38歳って言ってくれるんですよ〜ん。
「失踪の終わり」のしろいこうじとか、今どうしているんでしょうねぇ。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4074] 桜狂いになりたるわけは 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/14(Wed) 16:58

荻原裕幸さん

この件たしかおたずねしてなかったと思いますが(記憶曖昧)、
http://www.bunkamura.ne.jp/mokichi-club/~bungaku/fujiwara/main.html
↑このサイトって、ご自身ではPRされていないようですが、
もちろん藤原さん自身はよくご存じなのですよね?

うっかりしておりました。
このサイトは競馬関連の文筆及び翻訳家でいらっしゃる山本一生さんが、私の短歌作品に
からめて、みごとな文章を書いてくださっています。
ぜひ、ご覧ください。

荻原さん、まったくもって、失礼いたしました。


[4073] ああ遊狂も遊悲も夢か 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/14(Wed) 16:55

ちばともかずさん

遊狂も遊悲も夢かは、むしろ、下の句の方が良いかもしれません。

松坂慶子賛江
金箔にいろどられたる水中花ああ遊狂も遊悲も夢か

伊藤つかさ賛江
CDに封印された純潔のああ遊狂も遊悲も夢か

「週刊ポスト」の今週号を見てつくってみました。


[4072] Re[4070]: 琉球共和国 投稿者:服部 滋 投稿日:2002/08/14(Wed) 11:25

花森こま様、

はじめまして。
ていうか、ここでいつも拝見しているので見知らぬ人のような気がしませんが。

>太田竜、木山捷平、永井龍男が記憶の中になかよく混在する人がここにも。

それに、中井英夫さん、矢川澄子さん・・・
みんな亡くなってしまいました。
(あ、太田ドラゴンは生きてたか。)

労さんもまた、稗史の語り部として生涯を貫いた人でした。
一昨年、『黒旗水滸伝』が刊行されたときに、追悼の意味も兼ねて一文を草しました。
お暇な折にのぞいて頂ければ幸いです。

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_rev.cgi/3b8e6cdb659140104c36?aid=&bibid=01916434&volno=0000&revid=0000008073


[4071] 浮遊する夢の断片 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/14(Wed) 11:16

服部滋さん、花森こまさん
服部さんが八切意外史を読んでいたというのは確かに予想できますね。
夢野京太郎なども、読んでいらっしゃったのでしょうね。
こまさんも、探れば探るほど複雑な過去の断片が出てきますね。
この掲示板の同世代の過ぎ越しのカオスに乾杯!です。

ところで、

お台場に売店ありしラムネかな 万太郎

このモデルとおぼしき店はまだありますよ。


[4070] 琉球共和国 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/14(Wed) 10:30

その実現を夢見て、某結社の機関紙を読みふけっていたこともある青春時代!
太田竜、木山捷平、永井龍男が記憶の中になかよく混在する人がここにも。
最近、身近なところにいる俳句初心者の人がみるみる結社の雑用係に取り込まれていくもようを哀しく眺めております。彼女には「三年がまんしてそれから離れなさい。そして生きている作家を師事しなさい。その人と同時代のエキスを吸収するのが一番です」とお節介を申しております。
永田耕衣、佐藤鬼房の魂の深いところに触得た私は幸せです。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4069] 君火を焚けよ 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/14(Wed) 07:53

藤原さん、芭蕉の句は、いいいですよね。

読みかえすと、心に留まる句が、変わっていたりして、それも、いいですね。

桜狂いになりたるわけはそのかみのテスコガビーに恋したるゆえ・この歌、好きですね。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4068] 90088/1602046 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/08/14(Wed) 04:42

アクセス数はあくまでのべ人数ですが、やはり、
9万とか16万という数字は、ありがたいですね。
今後ともご利用のほどよろしくお願いいたします。>みなさん



>藤原龍一郎さん

この件たしかおたずねしてなかったと思いますが(記憶曖昧)、
http://www.bunkamura.ne.jp/mokichi-club/~bungaku/fujiwara/main.html
↑このサイトって、ご自身ではPRされていないようですが、
もちろん藤原さん自身はよくご存じなのですよね?
お気に入りのストックを整理していて出て来ました。(^^;;;

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4067] 私も御礼 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/08/14(Wed) 02:03

本日、『短歌福袋』を頂戴いたしました。歌集が増えるのも楽しいし、
『真珠夫人』も面白そうだし、あっちこっち拾い読みしていますが(どうも
5〜6册を並行して読む癖がありまして…)、これは、ちゃんと腰をすえて
読もうと思っています。

“遊狂も 遊悲も 夢か”……、御本に頂いたお言葉ですが、このあと五・七・七と続けて短歌にするものなのでしょうか? 私には難しいのですが……。

  ・遊狂も遊悲も夢か神保町 それにつけても金の欲しさよ(独創性ゼロですな)
  ・遊狂も遊悲も夢か夏の夜のモーニング娘。24時間(手元の雑誌の表紙につい目が…)
  ・遊狂も遊悲も夢かドッと混む お台場見てのお帰りの列(と、盗作だ!)         

いい加減、見たモノをそのまま詠むのは(詠んでない)やめた方が良さそうで。この間詠んだのが(だから、詠んだ事になってない!)「今月は休まず営業いたします 池袋西武ぽえむぱろうる」とか「大丸は木曜金曜午後9時まで 新・深 発見おみやげフェスタ」とか。字数が合っているだけ。しかもデパートにしか行ってない私。
やはり何もくっつけない方が、イメージが広がっていいですね。失礼しました。
「こんな奴にあげて損した」とか思っても、もう返しませんから。ごめんなさい。

まだまだ暑い日が続きそうです。どうか御自愛くださいますよう。それでは。

(『濱マイク』にペ−&パー子登場! 『パーティー7』みたいになっちゃったりして)


[4066] 八切意外史 投稿者:服部 滋 投稿日:2002/08/14(Wed) 00:58

藤原さん、

>八切止夫には、かなりむかしに、ちょっと凝ったことがある。

そうですか。
ぼくも、藤原さんより少し前になりますが、学生時代に八切止夫と山田風太郎をよく読んでいた時期があります。
最近、竹中労の『琉球共和国』がちくま文庫から出ましたが、その親本が三一書房から出た頃、労さんと共闘関係にあった太田竜が八切止夫を高く評価していて、ある種の政治的熱狂のなかでぼくも手にした記憶があります。

つまり、正史に対する稗史、ですね。
これは、八切止夫に前後してデビューした半村良の伝奇小説や風太郎にも通じるところがあるように思います。

時折り、八切止夫を再読したいと思って本を探したりはしていたのですが、日本シェル出版のは古書店でも高値で諦めていたところ、最近、作品社から廉価で選集が出始めて喜んでいます。
再評価につながるといいですね。

さて、折角なので(?)俳句の話題でも。

それはまだ「文壇」という愚かな徳が存在していた頃のこと、文壇俳句会という集りがあって、久保田万太郎、木山捷平、瀧井孝作、永井龍男といった面々が寄り集まって句会を催しておりました。
ある日、隅田川吟行でお台場へ行ったときのこと――

お台場に売店ありしラムネかな

これは万太郎の作。
ついでに言うと、昨今、藤原さんは万太郎師の風貌に近づいてこられたとの由。善哉善哉。
閑話休題。

さて、一行が列をなしてゾロゾロとお台場を引き上げようとしたとき、東門居永井龍男がヒトコト。

「台場見てのおもどり」

これには一同大爆笑。
        (永井龍男著『文壇句会今昔』より)

おあとがよろしいようで。


[4065] 御礼 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/13(Tue) 21:00

のべ90000人の方に読んでいただけたのも、ひとえに、管理人の
荻原裕幸さんのおかげです。
ありがとうございます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4064] 90000回の神経衰弱 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/13(Tue) 20:50

みなさまのおかげで、日記のアクセスが本日の午後90000回を突破しました。
心から御礼、申し上げます。

花森こまさん
いえいえ、お貸しいたします。2,3日、お待ち下さい。

吉浦玲子さん
菅野美穂の「四谷怪談」ですね。私は恐いのでみません。
吉浦さんの日記も私は毎日見ています。

きよみさん
今日、岩波文庫の『芭蕉連句集』買ってきました。
今や、俳句モード全開状態です。

ところで、短歌に関して、ちょっと、きつい原稿を書かねばならないので
最近、夜中にときどき、目がさめてしまいます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4063] 藤原さん 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/13(Tue) 20:22

石井さんの歌集、送って下さるのですか?余分にお持ちなのでしょうか???また、お支払い方法などお教えください。
今日は「仁義なき戦い」のビデオを観ました。家族の間では広島弁が流行りそうな気配。。。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4062] 90004 投稿者:吉浦玲子 投稿日:2002/08/13(Tue) 17:06

 藤原さん、ご無沙汰しています。
 吉浦です。
 いまふらふらと日記のほう伺いましたら、90004番でした。
 うぬぬぬ90000ゲットならず。
 
 ああ、くやしい。
 くやしいので今晩は四谷怪談をみます。
 それだけの話で失礼いたしました・・・

http://homepage1.nifty.com/rei924


[4061] 89966 投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/13(Tue) 13:57

藤原さま
ぽぷら21の句会、藤原さんの選句と批評、たのしみにしていますねo(^o^)o

萩原さま
聞いていただき、どうも、ありがとうございました。
南知多ビーチランドは、8月18日(日)までは、夜9時までナイター営業(遊園地は夕方5時まで)し、夜のイルカショーが、とてもロマンチックです(^^)

未知子さま
あれは、明朝体です(*^.^*)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4060] 時よとまれ!君は美しい! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/13(Tue) 10:48

きよみさん
おかげさまで、俳句をつくる勘が少しずつ戻ってきたようです。
ぽぷら21の句会、選句の結果と批評が楽しみですね。
それにしても一日一句をこれだけ続けられる集中力には頭がさがります。

こまさん
石井辰彦さんの歌集、まもなく、お送りします。
なかなか、読み応えがあり、ヘヴィではありますよ。

松原未知子さん
「未来」の夏期大会も無事終了されたのですね。
田中槐さんは野麦峠のように労働させられたとか。BBSもおつかれさまコール一色
でしたが、松原さんは、お疲れもなくけっこうでした。
岡井隆さんがおっしゃったという「不謹慎でいいのだ」という一言は、ボディに応え
ます。残暑の中に言葉が溶解してゆくようです。


[4059] 私生活 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/13(Tue) 09:44

西橋美保さん
私は濱マイクのあと、ペルセウス座流星群も見ないで寝てしまいました。
この掲示板に集う女性たちは、みなさん、森茉莉のような感受性の持ち主なのでは、
と、いつも思っているのですよ、ワタシは。

キクチアヤコさん
新作拝見しました。
縦書きはやはり、短歌としては、読みやすくていいですね。
作品の内容はもちろんですが、今回は3作品とも、タイトルが抜群ですね。
ところで中野ブロードウエイの明屋といえば、むかし、今はなき小沢書店刊行の
『前川佐美雄全集』の第一巻を買ったことがあります。
『柴田宵曲全集』も『磯田光一著作集』も中絶したまま、小沢書店は倒れたのですね。


[4058] 90,000近し 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/08/13(Tue) 04:46

「電脳日記・夢みる頃を過ぎても」の
アクセス数が、たぶん本日中に、
90,000に到達しそうな気配です。(^^)



>藤原龍一郎さん

石川美南さんの作品、公募による100首という枠は、
きっと創作の大きなきっかけになったでしょうね。
「NHK歌壇」楽しみにしております。ところで、
うっかりしていて、電脳日記からこの掲示板へのリンクが、
旧掲示板のURLにつながったままになっていました。
訂正しておきました。最近どうも注意力散漫です。(^^;;;

>藤井喜代美さん

南知多ビーチランド、夏は夜もイベントがあるのですね。
ダウンロードして曲をすこし聞かせていただきました。
#藤井さんは、瀬戸線の近くにお住まいなのですね。(^^)

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4057] 星を見ながら 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/08/12(Mon) 23:40

「濱マイク」のあと庭に出て、タバコ(森茉莉好みのフィリップ・モリス)一本吸っている間に流れ星、二個、見ました。今夜は曇り勝ちですが、住んでるところは庭から銀河は見えるし蛍は飛ぶし、私の視力は2.0あるし、と言うわけで自信あったのですが、ラッキーでした。数日前にも、流れ星、見たのですが、後で思えばあれは田中真紀子議員辞職のしるしだったのかも?
良い歌を作りたい、という願いをかけましたが、如何?


[4056] せんでーん。 投稿者:キクチアヤコ 投稿日:2002/08/12(Mon) 21:15

またかよ、とお思いの皆様、お赦しを。
新作どどんと3タイトル、アップしました。

「放熱」
「ハイフロア・アッパー・ダウナー」
「鎮静」

私の頁「纏足哀歌」→「夢乃部屋」へどうぞ。

ぜひぜひご賞味くださいませ。

あ、あと中野ブロードウエイ3階の「明屋書店」で
私の『歌集 コス・プレ』、平置きになってました!
ちょーーー感動。

引き続き、生息情報お待ちしています。

http://homepage2.nifty.com/nugget/


[4055] 未知子さま♪ 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/12(Mon) 12:21

少し前の雑誌に茉莉さんの若い頃のすんごくかわいい写真が載っていました。もしスキャナーに取り込んでメールで写真を送るという芸当(高等技術)がわたくしに出来ましたらお送りしますがあてにしないで待っていてください。
風邪がもう半月以上も治らなくって、ついさっきも嘔吐、下痢。。。
尾籠な話で申し訳なし。あ、毎晩チャットルームに10時過ぎから待機しています。11時くらいまでは誰もいなくても待っています。よかったらお越し下さい♪
http://9025.teacup.com/19500902/chat?&enter=top&id=&nickname=

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4054] 秋きぬと目にはさやかに 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/08/12(Mon) 12:09

みなさま、おはようございます。暑さは峠を越えたようですね。今朝のすずしい風がきもちよく感じられました。

藤原さま。「未来」大会でわたしは別に働くこともなく、二日酔いできのうは一日中ぐーたらしていました。でも気持はとても引き締まりました。岡井さんが対談で、理想的なあり方として短歌、俳句、散文のすべての表現を(同時でなくても)することを推奨していました。藤原さんはその理想を高レヴェルで現実化しておられるわけです。すごいんです。

花森こまさま、るーしーさま。森茉莉ってわたしはお婆さんになってからの姿しか思い浮かばないのです。わがまま婆さんって意味ならわたしにぴったりです。もしウェブに森茉莉の若き日の肖像写真などありましたら教えてくださいませのことよ。

藤井喜代美さん、すなわちきよみさんのホームページってとてもストイックですね。文字もすごく美しいです。あれって明朝体なのかしら(←真似したがってる感じ)。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[4053] >荻原裕幸様,藤原龍一郎様、松原未知子様   投稿者:藤井喜代美 投稿日:2002/08/12(Mon) 10:25

荻原裕幸様、いつも、お世話になり、どうも、ありがとうございます。
今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

藤原龍一郎様、私のニックネームは「オク」でした。

松原未知子様、かげながらお慕いしております。

今夜、愛知県南知多ビーチランドで、6時30分より、吾夫のコンサートが、あります。
皆様におかれましては、吾のHPより夫のHPに飛び、音楽をおたのしみいただけましたら幸いでございますm(__)m

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4052] なんとおっしゃる、おぎわらさん 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/12(Mon) 09:52

荻原裕幸さん
いえいえ、とんでもない。汗をお拭きください。
私は彼女の作品の構成力をもちろん高く評価していますが、おもに、100首の作品を
公募することの意義、というところに、かなり重点をおいた内容です。
9月中旬に発行になる「NHK歌壇」に掲載されるはずです。
しかし、若い歌人の力をあらためて、見直しました。