[4051] >藤原龍一郎さん 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/08/11(Sun) 22:48

【歌葉】「現代短歌の世界」、
http://www.bookpark.ne.jp/utanoha/gendai/
お読みいただきどうもありがとうございます。
ウェブと印刷、というメディアの都合で、
速度違反してしまったみたいですね。(^^;;;
NHK歌壇、出たら読ませていただきます。

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4050] >藤井喜代美さん 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2002/08/11(Sun) 22:44

藤原龍一郎のアドレス帳へのご記入、
どうもありがとうございました。
チェックが遅れてすみません。(^^;;;
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://www.na.rim.or.jp/~ogihara/0824/


[4049] 「ベスト・オブ・ドッキリチャンネル」 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/11(Sun) 21:49

もちろん持ってますわ、うふ。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4048] フアンタズムの夏 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/11(Sun) 19:17

LUCYさん
中野翠編『ベスト・オブ・ドッキリチャンネル』ですね。
この本、時々、ブックオフの100円コーナーに出てきますが
それを買うのは、もっとも有意義な100円の使い方でありますね。

濃い目のモリ・マリ感……出てますねえ。

・幻影(フアンタズム)を見ずには私歩きつづけられないだらうだらだら坂を
                           松原未知子『戀人のあばら』

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4047] イニシアルはM・M 投稿者:LUCY 投稿日:2002/08/11(Sun) 17:49

こまさん、こまさん。

松原さんのお顔じたいはモリ・マリにそっくり、とは思いませんが、何だろう・・・お能にご一緒した時、濃い目のモリ・マリ感がいずこからともなく伝わって来たんですね。

未知子様の書いた「ドッキリ・チャンネル」も読みたいなぁ。藤原さん、森茉莉のちくま文庫の「ドッキリ・チャンネル」の中野翠の解説もスルドかったですね。

http://www2.diary.ne.jp/user/86231/


[4046] 芭蕉の奥深さ、とか 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/11(Sun) 07:01

かぐら川さん
どうも、おいでいただき、恐縮です。
いつも、「おくのほそ道」の当日分を読むのが毎朝の楽しみになっています。
いま、もう少しで読み終りそうなのが、集英社新書の饗庭孝男著『芭蕉』です。
読みやすいものから読みはじめないと、また、途中で挫折するだろうと思って
この本から始めたのですが、意外とほりだしもので、読んでよかったです。
やがて、安東次男の連句評釈へ進んで行きたいのですが。

「蛍川」の舞台は、かぐら川さんの母郷なのですね。
日記にも書いたとおり、私は今も東京の下町、運河沿いの「泥の川」の町に
住んでいます。臭気とか回想とかを喚起してくれる小説は、やはり、文章が
巧いということなのでしょうね。

ぽぷらの句会に参加させていただき、「おくのほそ道」を、かぐら川さんの書き込みで
毎日読めるのが、私のこの夏の収穫です。
また、書き込んでくださいね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4045] それはまた別の話、など 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/11(Sun) 06:50

花森こまさん
石井辰彦さんの歌集の件は、手に入らないものが多いと思うので、私が手配しましょう。

松原未知子さん
「未来」は土、日と夏の大会だそうですね。田中槐さんは大会中は働かされると
書いていらっしゃいますが、松原さんも、お仕事の分担があるのでしょうか?

佐藤りえさん
「昭和的な読み口」というご指摘はどきりとしました。
このフレーズは使えるので、これから、いろいろと使わせてください。
ミッキー・カーチス、大杉漣、田口トモロヲの三人は、とにかく、出ればそれなりの
存在感が出るので、ついつい、監督も頼みたくなるようです。
私は仕事絡みですが、ミッキーさんの自宅に行って、奥様の手料理をご馳走になった
ことがあります。だからなんだと言われれば、なんでもないですが。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4044] 何度もすみません。 投稿者:かぐら川 投稿日:2002/08/10(Sat) 22:58

先に、日記をお読みすればよかったのですが・・・。
中島美嘉の「君が代」。偶然、聞きましたが、恋歌として切なるものも感じさせてくれて--あの場に良かったのかどうか--確かに聞き込んで(惹き込まれて)しまいました。

細かなストーリーは忘れましたが「泥の川」は、強烈な印象が残っています。
蛍川、わたしの富山の川です。最近、氏のエッセイか何かで富山での少年時代のことを読み、読み直してみたいと思っていたところでした。


[4043] こんばんは 投稿者:かぐら川 投稿日:2002/08/10(Sat) 22:42

藤原さま、ようやくおじゃまできました。ぽぷら21の方では、いろいろ有り難うございました。私ごとき、ようやく岩波文庫の『芭蕉俳句集』を買ってきました。
数年前、良寛の記念館(数あるうちの一つ)に偶然立ち寄って以来、良寛の漢詩の世界に浸っているのですが、正直なところ、芭蕉さんは、良寛以上に謎の人で顔がよく見えていません。『おくのほそ道』をゆっくり読んだ後になにか見えてくるものがありそう、という微かな予感と期待はあるのですが・・・。

芭蕉の夏草の世界より、次の良寛の歌の方が、今の私には親しいものです。

 夏草はこころのままにしげりけり
     われいおりせんこれのいおりに


[4042] 納得。 投稿者:佐藤りえ 投稿日:2002/08/10(Sat) 19:41

先日の秘密結社夏季集会ではお世話になりました。あらためて藤原さんのタフさに
感服いたしましたです(^^)。「くちばしにチェリー」、大変おもしろい発想と、
昭和的な読み口と音楽とのマッチングが楽しめました。

日記拝見しました。田口トモロヲと大杉漣の出ない日本映画、同感ですね。役者の
寿命を縮めることにならないのかなあ。一時期テレビドラマでは内藤剛志が出ない
ドラマはないという感じでしたが、やっとそれは払拭されつつあるのでしょうか。
昔、すごい好きだったんですけどね。

http://www.fsinet.or.jp/~la-vita/


[4041] 未知子さま、参る 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/10(Sat) 11:58

このところ朝ひどく早い時間に目が覚めてしまって。年取ったのかなー。用心、用心。明け方に見たのはゴジラ退治の夢!彼を愛しているのにー。
昔、夫がくれた手紙の中で「あなたは森茉莉さんみたいだ」ってあって、茉莉さんが好きなんて言ってなかったのでものすごく嬉しかったんです。ルーシーさんによると未知子さんは茉莉さんにそっくりだとか、わー。逢いたいなー。また東京へ行こうかなー。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4040] 藤原さんどうもありがとう(^^ゞ 投稿者:土橋磨由未 投稿日:2002/08/10(Sat) 10:14

第一歌集「二人唱―アンサンブル―」をお読み戴いて、温かなお便りを戴きまして、ありがとうございました。
今後共宜しくお願い申し上げます。


[4039] なんてことを花森こまさん 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/08/10(Sat) 08:17

そしたら、わたしは立派なチブス(なんか腸チフスみたい)ですよん。
でぶす・ちぶすで漫才でもやりましょうか。ふっふっふ。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[4038] じつは 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/09(Fri) 19:35

石井辰彦さんの作品を集中的に読みたいのですが、どうしたら入手できるのでしょう。明日、旭屋書店を覗いてはみますが。

松原未知子さん、あたしは立派なでぶすよん♪でぶすのおこま、と名乗ろうかな♪

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4037] 笑う蛙 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/09(Fri) 18:44

今日、平山秀幸監督の「笑う蛙」を見てきました。
おとなの映画として、巧くできています。
雪村いずみの演技が特に抜群。助演女優賞まちがいなしです。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4036] 芝不器男 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/09(Fri) 16:40

きよみさん
暑いですね。
「芝不器男」は蝸牛社の蝸牛俳句文庫の飴山實の解説つきのものが良いですよ。
私はたまたま、この本(定価1400円)をブックオフで500円で買ったの
ですが。代表句は全部入っていますし、飴山實の解説もしっかりしています。

http://reihttp


[4035] 二人の男の子のうちの一人 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/09(Fri) 15:57

reiさん
書き込みありがとうございます。
高校時代の記憶を必死でたぐりますと、その男の子二人のうちの一人は木村という奴で
もう一人が私という可能性はあります。
当時は二人とも、黒縁のめがねをかけていました。
あと、清水さんという男性が部長だったような気もするのですが、記憶が不鮮明です。

I高校の名簿では行方不明ということになっているワタシでしょうか。
いずれにせよ、二度と還らぬ16の春ですね。

http://reihttp://www.sweetswan.com/19XX/


[4034] 「BOOKISH」2号 投稿者:きよみ 投稿日:2002/08/09(Fri) 01:54

藤原さん、こんにちは。

「BOOKISH」2号、詩歌より産まれる毒と狂気について、興味深く拝読しました。
毒と狂気を文字にするには、度量がないと、破滅を導くと思いました。

芝不器男句集、今度、図書館で探して読んでみようと思います。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4033] 花束で殴る 投稿者:rei 投稿日:2002/08/08(Thu) 21:37

初めて書き込みさせて頂きます。
藤原さん、こんにちは。同じ高校出身のreiです。

「花束で殴る」買いました。京都の三月書房で。
短歌に詳しい店主夫人が、藤原龍一郎のはここに、と教えてくれました。

同世代人として「19XX」が気になって仕方ない、という文章を読んだ
ことがあって、それに挙げられていた作品を読んだのが最初でした。
私は「花束で殴る」では、歯車と桜桃が気になって仕方がないです。

男の子二人で入って来た1年生の一人なんですよね?確か。
(あまりローカルな話、書いたらダメですね)


[4032] ★短歌作品募集のお知らせ★ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/08(Thu) 14:27

<新潟日報創刊60周年記念「青春のうた」募集要項> 
詳細は次の通り。▼題材   自由。未発表の作品に限る。俳句、短歌とも選者1人
を選び、はがき1枚かメール1件に2首・句以内。
▼応募資格 ジュニア部門は6−15歳、ヤング部門は16−25歳。新潟県内在住
者と同県出身者に限る。
▼賞    受賞作両部門とも選者別に「青春のうた賞」1点(図書券1万円分)と
入賞5点(図書券3000円分)を選ぶ。10月下旬の新潟日報紙上で発表。
▼応募方法 はがきの表と裏に「日報青春のうた賞」、応募部門、選者名を朱書き。
作品末尾には郵便番号、住所、氏名、年齢・学年、学校名・職業、電話
番号を明記。作品はお返ししません。締め切りは9月10日(消印有効)。▼あて先
 〒950−1189 新潟市善久772の2 新潟日報社学芸部
「日報青春のうた賞」係。メールuta@niigata-nippo.co.jp

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4031] 「逸」誌上句会にご参加を 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/07(Wed) 20:07

〆切は8月末です、雑詠5句、参加費千円でっす。
選者・なかはられいこ(川柳界のジャンヌ・ダルク、楚々たる美女)
   島田牙城(邑書林代表、俳人)
   小林かんな(明日の俳句会を背負う若き美女、独身)
   花森こま(瞬間湯沸かし器)
作品送付先
530−0021大阪市北区浮田2−5−27 楢崎進弘(不良)まで。
発表号15号には「私の原風景・藤原龍一郎・彷徨えるお台場管理人」が!!!

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4030] 勉強になります。 投稿者:本所飛鳥 投稿日:2002/08/07(Wed) 13:37

藤原さん、そしてみなさん、こんにちわ。

みなさんの本や映画、ドラマ、俳句などなど・・・・。
とても楽しくそして勉強させてもらっています。

自分、もう40年も生きてきましたが、そんなに映画など見てきていないので
とても残念に思っています。
本はそれなりに読んできたつもりですが身についていませんし偏っていますね。

で、ここでもう一度勉強させてもらっています。色んな話聞かせてくださいね。

でも、みなさん、ドラマというかテレビ見ているのですね。

私もようやく先日、濱マイクをビデオに撮りました。これから見ます。

私が今はまっているので、日曜21時 「太陽の季節」なんですが。

http://aja-bochan.hoops.ne.jp/


[4029] 濱マイク宣伝部隊隊長さま 投稿者:なかはられいこ 投稿日:2002/08/07(Wed) 12:38

ようやくついにやっと観ましたー。
オープンニングで「傷だらけの天使」を思い出して、
ぐっときました。

以上、ご報告のみ。(^^)

http://www2u.biglobe.ne.jp/~myu2/


[4028] 昨日の監督は 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/06(Tue) 21:26

花森こまさん
「ユリイカ」と「月の砂漠」の青山真治。
私はどちらも見ていませんが、昨日のドラマで見せたセンスから推し量ると
かなり、面白そう。「ユリイカ」か「月の砂漠」を見ている方がいらっしゃい
ましたら、教えて下さい。
それと、例のアイスランドの精霊流し映画「コールドフィーバー」ではフリドリクソンの
助監督をしていたのだそうです。
いやあ、毎週、月曜日の夜がエキサイティングです。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4027] 濱マイク宣伝隊員の報告書 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/06(Tue) 19:55

主題歌の「くちばしにチェリー」がお気に入り。
昨日の鈴木京香はこれまでの最高の演技ですね。あの、したり顔の美貌が冴えていました。彼女、意外にお尻が大きい(まぁ、お下品)。
先週に比べ、シンプルな展開もよかったです。先週のは初期のゴダールを気取っていたのかしら。(ここ、石井辰彦さんふうに)
ラストは、樹を見せない方がよかったような気もする。その方が怖かったかも。
あ、誰かあたしのためにピンクのぱんつを穿いて♪

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4026] シジフォスの本整理 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/06(Tue) 10:47

LUCYさん
書き込みがいれちがいました。
今日もこれから、炎天下、ベランダに積んである段ボール箱の本の整理です。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4025] ああ!夏休み! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/06(Tue) 10:42

実は、夏休みということで、昨日、今日と休んでいます。

花森こまさん
お身体、気をつけてください。
どうしても、外の暑さと冷房との温度差で風邪をひいたり、だるくなったり
してしまいますから。
「サムライ」のギネマさんのライブの時は、ちょうど、甲府から東京へ戻って
くる最中で、残念でした。
ライブを見ることは、時代の目撃者になることです。

みの虫さま
どうぞ、この掲示板は、ご自由に告知におつかいください。
鑑賞文を書かせていただき、私も勉強になっています。
↓  ここに、みの虫さんの書と私の小池光短歌鑑賞があります。ご覧下さい。
http://www4.ocn.ne.jp/~artcircs/

きよみさん
いま、ちょっと思い立って、芝不器男句集など、ぱらぱら拾い読みしています。

・蓬生に土けぶり立つ夕立かな  不器男

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4024] ざぶとん三枚! 投稿者:LUCY 投稿日:2002/08/06(Tue) 10:35

藤原さん、お暑うございます。

>遺跡ではなく現在も増殖中なのでサグラダファミリア状況ですね。

これに、思わずうけてしまいました(^^)。

こまさんとお会いした時も、藤原さんて、どういうふうに本を整理しているんでしょうね??と愛書ぶりを話題にさせていただきました。


[4023] 17.com 投稿者:きよみ 投稿日:2002/08/05(Mon) 11:57

藤原様、こんにちは。

ぽぷら21は、掲示板、奥の細道、LINK、すべてが、充実していて、新鮮な刺激を、与えてくれ 参加することの幸せを、日々、実感しています。

楽しい勉強は、17.comの、とりもつ、ご縁ですね(*^.^*)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4022] 色紙アップしました。 投稿者:みの虫 投稿日:2002/08/05(Mon) 08:10

今回は藤原龍一郎さんに「歌の木洩れ陽」を付けていただきました。
とてもシンプルな歌なのでどんな鑑賞がつくのかとても楽しみにしていました。
8月の歌を探していたところ小池光の「静物」に御あつらえの一首があり、書にしました。先月の俵万智よりは書にしやすかったのですが、男の兄弟のイメージが今一つかめず反古の山ができてしまいました。

何度も、なんども散らし書きしているうちに「少年のわれ 少年の弟」を並列に書いたものが1番しっくりときたのですが、後からいただいた藤原さんの鑑賞にもピッタリで、私が言葉にできなかったことを教えていただいた様な気になっています。

絵は日本の伝統的デザイン「紋所」の三つ巴(三者がからみ合って対立すること。)です。雷さんのでんでん太鼓に描かれていたりもしています。
われと弟と蝉との三つ巴の戦い、突然の雷にびく付いたりした真夏の一日も夕ぐれて・・・戦利品は熊蝉。そんなイメージです。

今回は一首をじっくりと味わっていただきたいと思います。

藤原さんどうもありがとうございました。
この試み、ウエーブの兆しありかな?
西王さんが何か面白いことをやってくれそうでとても楽しみです。
また宜しくお願いいたします。

短歌人夏の歌会、3位入賞おめでとうございます。

  ・眠りへと落ちる刹那の光景として地下街の噴水広場/藤原龍一郎

みの虫メも1票! 

これから、気合を入れて東京に行ってきます。

http://www4.ocn.ne.jp/~artcircs/


[4021] 昨夜は 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/05(Mon) 07:15

眠れなくって。。。新幹線の中で嘔吐、さいわいポケットティッシュがいっぱい鞄に入っていたので、こそっときれいにできたよ。んー。

ギネマは、過去のことは知らないけど、今回は安易に脱がないことがよかった。三白眼で宙を睨み、女が女であることの怨み節は、後半に向かうにつれカタルシスを呼ぶ演出。女性性を過剰に演出する人は嫌いだが、ギネマはからりとした個性で乗り切る。痩せてるからいいのかな。でも、痩せてて簡単に脱ぐ某川柳パフォーマーみたいに媚びないのがいいね。
存在が俳句という、今回の演出はよかったです。俳句は紙に書かれたものが全てじゃないし、五七五ならいいってもんじゃない。体内に俳句があればいいのでしょう。
男性陣の、応援のつもりのヤジとか、笑い声はやや耳障り。でも善意だから許そう。
若い女の子がギネマを崇拝の目で見ていたのが印象的です。
最後に、黒い紗?のカーテンをはさみで縦に切り裂き、そこから出てくるだろうなという読みは当たった。でも、絵として綺麗だったから許せる(笑)。
美人は得だね。
しかし、苦しいです、胃が。ぎゃん。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4020] 世界は詩歌を待っている! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/04(Sun) 23:52

キクチアヤコさん
短歌の発表場所、つまりメディアは無数にあります。
110度衛星から短歌が降ってくる日もいつかくるでしょう。

花森こまさん
「肉芽」のレポート、ぜひ、お願いします。
私は昨夜「短歌人」の夏期集会で、EGO-WRAPPINの「くちばしにチェリー」を
BGMにして前奏、間奏、後奏部分にだけ声をのせる、という朗読を実験してきました。
曲のスピード感と作品の内包する速度がシンクロすると、案外、巧くいく感じです。

きよみさん
いろいろとネットの俳句会をご一緒させていただき、やっと、俳句の感覚もつかめて
きました。「ぽぷら21」の掲示板は、ためになりますね。
自分の勉強不足も痛感しますが、ああ、こうやって、楽しみつつ、「奥の細道」を
毎日読ませてくれる掲示板に出会えたのも、きっかけになるんだ、と、うれしく
思っています。楽しく勉強ですね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4019] 雷雨がようやく去って 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/04(Sun) 23:17

昨日から今日にかけて「短歌人」の夏期集会で,甲府へ行ってきました。


ちばともかずさん

160000ゲット、おめでとうございます。

・読み手無き本を積み置き幾年月 遺跡の如き書籍の石垣

まったく、我が家も同じ状況です。
遺跡ではなく現在も増殖中なのでサグラダファミリア状況ですね。
ちばさんですと、短歌福袋はご興味ないですね。
どうしましょうか?
本の福袋をお送りすると、かえって、ご迷惑ですかねえ。
ご迷惑でなけれぱ、とりあえず、個人メールで、ご住所をお知らせ
願えませんか?

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4018] 正岡さん、情報ありがとうございます。 投稿者:キクチアヤコ 投稿日:2002/08/04(Sun) 20:36

なんだか不思議な気持ちです。
あ、新宿店は在庫切れだそうです。
(何部入荷してたかは置いといて♪)
藤原先生のおっしゃる通り、ジュンク堂にも
ありました。こちらは店頭で買えます!

昨夜はイベント「カラクリトカゲー」でした。
展示は反省点がイロイロ。でも、発表場所は
紙上と朗読だけではないことを再確認。

再来週あたり、会場の模様をマイ頁にアップするので
ぜひご覧くださいませ。

あいかわらず私事のみでシツレイします。

http://homepage2.nifty.com/nugget/


[4017] 祝160000 投稿者:きよみ 投稿日:2002/08/04(Sun) 07:38

藤原様、こんにちは、削除されている4014の書きこみは、私です。

お留守ということを、すっかり忘れて、トンチンカンなお喋りをしてしまい、いたたまれず、削除させていただきました、申し訳ありませんでした。

歌人になろうと試みたのですが、私は俳句が、やっぱり好きなので、俳人に戻ることにしました。

昨日、娘達が、東京より戻りました、オ台場ヨリ戻リシ娘二人哉一人ハ辟易一人ハ堪能 でした。

まだまだ暑さが続きますが、お体を大切に、お過ごしくださいね(*^.^*)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[4016] あ、つながった! 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/08/04(Sun) 03:17

すみません、160000番は、昨晩『濱マイク』のことを書込みに来た私が、うっかり踏んでしまいました。
その場で気づいて、「私でゴメンなさい」と「今後もこの掲示板が賑わいますように」の言葉を書いたのですが、どういうわけか何度やっても[送信]を受付けて貰えず、ひとまず断念。今、改めて試みてみたという次第です。

本当に済みませんでした。『短歌発言スペース』なのに、本は買うけど買うほどは読まず、書込むとなれば映画の話題ばかり、食玩集めにうつつをぬかすばかりか、とうとう先日、齢39にして初めて“モ−娘。関連CD”なんぞを購入してしまったというバカ大人の私なんかが踏んでしまって。
(でも『全員集合!』世代としては高木ブ−なんて引っ張り出されると抗いようがありません)

え〜、で、この際ですから一応は短歌に関係ある書込みにしようと思い、真似ごとですが(洒落ですからね。真面目に読んじゃいけません)“短歌らしきモノ”を書かせていただきます。

  ・読み手無き本を積み置き幾年月 遺跡の如き書籍の石垣

いえね、私の部屋なんですが、26個あるうち下の方のダンボール箱、重さで角が潰れてきまして、この間カミさんに「いい加減、本棚買いなさいね!」って本気で怒られて初めてそれに“気づいた”という……。お粗末さま。

それでは、今後とも、こちらの掲示板が益々の賑わいをみせられますよう、お祈り申し上げます。
ほんとに、ゴメンなさい。


[4015] ぎゃ 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/04(Sun) 00:22

カウンターが、カウンターが、カウンターのこと忘れてた、藤原さんがいないから覗いていなかった、きゃーーん。(。>_<。) えーん。160036だよーー。
明日はサムライの俳句ライブに行って来まっす。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4013] もう一度BOOKISH2号宣伝です 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/03(Sat) 09:25

もう一度、「BOOKISH」2号の内容紹介です。夏休みにアナイス・ニンを
読もうと思っているかたには、絶好のガイドです。

「BOOKISH」2号
★特集アナイス・ニン
木村淳子 アナイス・ニンのもうひとつの顔
矢口裕子 アナイス、アナイス――変容し続ける作家
森島章仁 ふるえる神経の交叉、生のきらめきと死の魅惑のはざまで
アナイス・ニンとアントナン・アルトー
中田k治 アナイスのこと
杉崎和子 アナイス・ニン――記憶の断片
編集部 アナイス・ニンは宇野千代と双子のよう―キャサリン・ブロデリックさん訪問
資料●アナイス・ニンからの手紙 柄谷真佐子氏への追悼メッセージ
アナイス・ニン年譜
追悼・矢川澄子さん 軽美伊乃 八子博行 大西良貴 鵜戸口哲尚

というような特集で、定価700円(税抜き)です。

発行・問合せ 株式会社ビレッジプレス
рO6−6338−8355
ファックス 06−6338−8892
メールアドレス GBH04705@nifty.ne.jp
ホームページ http://homepage1.nifty.com/vpress

アナイス・ニンを知っている人も知らない人も、「BOOKISH」2号を読めば
それなりに得るものがありますよ、と、言いたかったわけです。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4012] ところで、真珠夫人は 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/02(Fri) 22:47

新潮文庫と文春文庫の両方から8月の新刊として出ています。
おまけに、扶桑社からき、菊池寛原作と銘打って中島丈博のテレビのノベライゼーション
が出版されています。
こんな本の出方は初めてじゃないかなあ。
いちおう、扶桑社の中島丈博版だけはゲットしてありますので、160000番の方が
ご希望でしたら、短歌福袋に入れようと思ってます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4011] コルクの部屋 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/02(Fri) 22:42

いつーのまにかきみと、くらしはじめーていたー、と布施明がうたっていたのは
「積木の部屋」。
「失われた時をもとめて」談義に入れないもので。

明日は「短歌人」の夏期集会なので、もう、寝ます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4010] 未知子さん 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/02(Fri) 22:32

「ブリキの太鼓」は未見なんです。あの当時付き合っていた人が一緒に行こうというので待っていたら封切り終わっちゃったの、ぷんぷん。「蠅の王」は観ました(なんのこっちゃ)。
あ、新宿のジャズバー、サムライってご存じですよね、きっと。そこで8月4日に行われるギネマさんの俳句ライブに急遽行くことにしたんです。夕方4時半から6時頃まで。私は早めに新幹線で帰るつもりですが。もしこれをごらんになったらメールを下さいませ。
急に決めるのがこの頃の習慣でして。体調と相談しながら何でもやっていますので。
同い年、同じ趣味、ああ、痺れますわぁ。(真珠夫人ふうに)

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4009] 花森こまさま 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/08/02(Fri) 21:16

『スワンの恋』の監督は『ブリキの太鼓』のフォルカー・シュレンドルフで、ピーター・ブルックとの共同脚本、1983年の作品です。いまからおよそ20年前ですね。スワンを演じたのは『ダメージ』『ロリータ』のジェレミー・アイアンズです。アラン・ドロンも出演しています。たぶんヴィデオ化されていると思うんですが…。しかし、この映画も耽美的ではありましたが、こまさまの目覚めた男色趣味は希薄でした。『見出された時』の方がいいと思います、ぜったい。同じき趣味のレアリスト未知子が断言いたしますの。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[4008] 松原未知子さんの 投稿者:花森こま 投稿日:2002/08/02(Fri) 19:02

日記に出てきた「スワンの恋」ビデオ化されていたら観たいです。中学生の時にプルーストの文体にはまって、早熟ですが。部屋をコルク張りにしたいなぁ、と夢想したものです。ホモセクシャルの世界観に目覚めた(爆)のもその頃。なんで私はおんななんだろー、と嘆いたものですわ。
でも作品は少しも耽美的でわない!本質はレアリストなのかな、と思ったりする今日この頃でございますの。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[4007] たぶん池袋ジュンク堂とか 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/02(Fri) 17:14

池袋のリブロの中のぽえむぱろうるにも、『コス・プレ』は置いてあるのではないか?

正岡豊さん
私は「短歌WAVE」のCDは全部聞きましたが、やはり、飽きる読み手がいることは
確かです。たぶんその人には、声に出して読むということに対しての勘違いがあるのか
も。
カルチャーセンターとマラソンリーディングのような場のちがいも、きちんと認識して
おかないと、結局、恥をかいてしまうことにもなりかねないです。


[4006] キクチアヤコさん、 投稿者:正岡豊 投稿日:2002/08/02(Fri) 14:07

歌集『コス・プレ』は難波ジュンク堂にも置いてましたよ。
あと復刻ジュルナール律は、京都三月書房だと「店頭」で買えます。
それもすごい。
ミルキィイソベを彷彿とさせるけど実は全然関係がないまりの・るうにいさんが
イラストを書いていた「ぽえむ・ぴすとる」はもうどこにも売ってないけど、
それを思わす「短歌WAVE」創刊号も置いてくれてる
難波ジュンク堂はやはりありがたいです。
藤原さんでも短歌WAVEの朗読CDはちょっと私にはきついですな。
せめてトラックとトラックの合間に気の利いたジングルでも
いれてくれたらいいんではとか思うんですが。
でも早く買わないとなくなる(場合もある)ので、
みんな手にするといいと思います。

 本が売っている
 今買っておかなければ
 もうだめだというふうに
 売っている
 しぜんと
 涙がさそわれる

           作:八木じゅーくぼっくす

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[4005] 町田町蔵 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/08/02(Fri) 11:35

早速のレスありがとうございます。『エンドレスワルツ』(95)、リストに加えさせて頂きました。
“鈴木いづみ→広田玲央名”は個人的にも魅力のある配役です。好きなんですよぉ、広田玲央名! 吹越満には素直に嫉妬させてもらっております。

で、町田町蔵ですが、実はさっきの書込みで、最初は“『熊楠 KUMAGUSU』(91〜)南方熊楠→町田町蔵”という部分もあったのです。
勿論「熊楠は学者であって作家ではない」という意見もありましょう。しかし、『十二支考』といい『南方随筆』といい、やはり作家として見ても面白いですからねぇ。
ただ、なにぶん10年以上も撮影途中のまま完成しないで止まっている映画ですし、作品として成立しているとは、まだ言えない状態なので削りました。
もし完成していたら、作家が演じる作家の映画だったのに。

『熊楠 KUMAGUSU』 製作:熊楠製作委員会/監督:山本政志/脚本:山本政志・内田栄一/出演:町田町蔵、高橋哲、室井滋、利重剛、泉谷しげる、崔洋一、藤原喜明 、他。

好きな人がたくさん関わっているのです。まぁ、私も決して諦めてはいなくて、山本監督、他の仕事をしつついつかは撮影再開してくれると信じておるのです。


>お札の肖像に鈴木いづみをつかえばいいのに。

夏目漱石がOKなら作家でもいいのだし、2004年からは樋口一葉が5000円札なのだから女性も有りだし、将来的には可能性ありですね。元にする写真は、やはり荒木経惟撮影のモノにして頂きたい。じゃなきゃヤだ。
最初、アラーキーの名前を「あらき…きょうかたびら?」と読んでいたのは、確か彼女だったような……、とりとめが無くなってきました。
お忙しいのに、かまって頂けてありがたいです。それでは。


[4004] よく考えたら 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/02(Fri) 10:43

このURLへ跳んでもらえば良いのです。

http://homepage1.nifty.com/vpress/bks.html


[4003] BOOKISH2号発売中 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/02(Fri) 10:41

というわけで、私が突然、アナイス・ニンの出てくる短歌をつくったりしたかというと
「BOOKISH」2号がアナイス・ニンの特集号だからです。

「BOOKISH」2号
★特集アナイス・ニン
木村淳子 アナイス・ニンのもうひとつの顔
矢口裕子 アナイス、アナイス――変容し続ける作家
森島章仁 ふるえる神経の交叉、生のきらめきと死の魅惑のはざまで
アナイス・ニンとアントナン・アルトー
中田耕治 アナイスのこと
杉崎和子 アナイス・ニン――記憶の断片
編集部 アナイス・ニンは宇野千代と双子のよう―キャサリン・ブロデリックさん訪問
資料●アナイス・ニンからの手紙 柄谷真佐子氏への追悼メッセージ
アナイス・ニン年譜
追悼・矢川澄子さん 軽美伊乃 八子博行 大西良貴 鵜戸口哲尚

というような特集で、定価700円(税抜き)です。

発行・問合せ 株式会社ビレッジプレス
рO6−6338−8355
ファックス 06−6338−8892
メールアドレス GBH04705@nifty.ne.jp
ホームページ http://homepage1.nifty.com/vpress

アナイス・ニンを知っている人も知らない人も、「BOOKISH」2号を読めば
それなりに得るものがありますよ、と、言いたかったわけです。


[4002] エンドレスワルツ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/02(Fri) 07:04

「エンドレスワルツ」(若松孝司監督)の件、わかりました。

鈴木いづみ→広田玲央名
阿部薫→町田町蔵

町田町蔵は現在の町田康ですから、町田康の評伝映画みたいなものが作られれば
阿部薫を演じる町田町蔵を演じる場面というのが出てくるのかな。

お札の肖像に鈴木いづみをつかえばいいのに。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4001] 演じられた作家を記憶する 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/02(Fri) 06:56

ちばともかずさん
しかし、ちばさんのデータベースはたいしたものです。
ここに即座に書いていただけるだけても、私としてはありがたいです。

ちなみに下記の映画が私の見ている作品です。

☆洋画の場合
『アガサ・愛の失踪事件』(79)アガサ・クリスティー→ヴァネッサ・レッドグレーヴ/『作家マゾッホ 愛の日々』(80)マゾッホ→パオロ・マルク/『KAFKA 迷宮の悪夢』(91)カフカ→ジェレミ−・アイアンズ/『イル・ポスティーノ』(94)パブロ・ネルーダ→フィリップ・ノワレ/……他

> ☆邦画の場合
『田園に死す』(74)映像作家の“わたし”=寺山修司→菅貫太郎/『華の乱』(88)与謝野晶子→吉永小百合、与謝野寛→緒形拳、有島武郎→松田優作、島村泡月→蟹江敬三/『帝都物語』(88)泉鏡花→坂東玉三郎、森鴎外→中村嘉葎雄、今和次郎→いとうせいこう、寺田寅彦→寺泉憲、幸田露伴→高橋幸治/


> やはり昔の作家がほとんどですが、なら、今売れっ子の作家も、将来誰かによって演じられたりするのでしょうか? 

あっ、これで思い出した!『エンドレスワルツ』で鈴木いづみを演じたのは
誰でしたっけ?

http://www.sweetswan.com/19XX/


[4000] 演じられた作家 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/08/02(Fri) 05:28

アナイス・ニンの『ヘンリー&ジューン』の書込みを見まして、「じゃあコレもついでに…」などと、藤原さんの「刺激になるので、もっと書き込んでくださいね」のお言葉を真に受けて書込んでしまう、(相変わらずモノの加減がずれている)バカ大人のちばでございます。

実在の人物が出てくる映画というのは、もうそれだけで、ニセモノ好きである私の欲求を少し満たしてくれているのですが、実在の作家(詩人・歌人も含む)が出てくる映画も結構ございます。

☆洋画の場合
『マルキ・ド・サド 愛欲と官能の果て』(69)サド→ケア・デュリア/『ランボー 地獄の季節』(71)アルチュール・ランボー→テレンス・スタンプ/『タイム・アフター・タイム』(79)H・G・ウェルズ→マルコム・マクダウェル/『アガサ・愛の失踪事件』(79)アガサ・クリスティー→ヴァネッサ・レッドグレーヴ/『作家マゾッホ 愛の日々』(80)マゾッホ→パオロ・マルク/『ハメット』(82)ダシール・ハメット→フレデリック・フォレスト/『MISHIMA』(84)三島由紀夫→緒形拳/『ディックの奇妙な日々』(86)ディック・キンドレッド=フィリップ・K・ディック→トム・ヴィラード/『モダーンズ』(88)ヘミングウェイ→ケビン・J・オコナ−/『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』(90)ヘンリー・ミラー→フレッド・ウォード、ジューン→ユマ・サーマン、アナイス・ニン→マリア・デ・メディロス/『KAFKA 迷宮の悪夢』(91)カフカ→ジェレミ−・アイアンズ/『イル・ポスティーノ』(94)パブロ・ネルーダ→フィリップ・ノワレ/『愛しすぎて・詩人の妻』(94)T・S・エリオット→ウィレム・デフォー/『太陽と月に背いて』(95)アルチュール・ランボー→レオナルド・ディカプリオ、ポール・ヴェルレーヌ/『ロルカ 暗殺の丘』(97)フェデリコ・ガルシア・ロルカ→アンディ・ガルシア/『オスカー・ワイルド』(97)オスカー・ワイルド→スティーブン・フライ/『娼婦ベロニカ』(98)ベロニカ・フランコ→キャサリン・マコ−マック/『年下のひと』(99)ジョルジュ・サンド→ジュリエット・ビノシュ、アルフレッド・ド・ミュッセ→ブノワ・マジメル/『ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻』(00)ジェームス・ジョイス→ユアン・マクレガ−/……他

書いておいて言うのもナンですが、これだけカタカナが並ぶと見づらいですね。済みません。しかも顔の判らない俳優が多いし。アナイス役の女優は『パルプフィクション』でブルース・ウィリスの恋人を演った人で、そこでもユマ・サ−マンと共演してました。『ディックの奇妙な日々』のディックは『ブレ−ドランナー』の原作者です。
やはり伝記モノが多いのですが、『タイム・アフター・タイム』なんて、自分の発明したタイムマシンで未来に逃げた切り裂きジャックを追って現代のサンフランシスコにやって来たウェルズが恋に冒険に大活躍というトンでもない映画で、こういうの作れるのがアメリカの凄さです。
これが日本映画だと、どうなるか……

☆邦画の場合
『放浪記』(54)早瀬ふみ子=林芙美子→角梨枝子/『江分利満氏の優雅な生活』(63)江分利満=山口瞳→小林桂樹/『田園に死す』(74)映像作家の“わたし”=寺山修司→菅貫太郎/『竹久夢二物語・恋する』(75)竹久夢二→北大路欣也/『−北村透谷−わが冬の歌』(77)北村透谷→みなみらんぼう、島崎藤村→西塚肇、川上音二郎→なぎらけんいち、樋口一葉→藤真利子/『北斎漫画』(81)曲亭馬琴→西田敏行、十返舎一九→宍戸錠、式亭三馬→大村崑/『痴漢電車・下着検札』(84)松木清張→竹中ナオト/『火宅の人』(86)檀一雄→緒形拳、太宰治→岡田裕介、中原中也→真田広之/『華の乱』(88)与謝野晶子→吉永小百合、与謝野寛→緒形拳、有島武郎→松田優作、島村泡月→蟹江敬三/『帝都物語』(88)泉鏡花→坂東玉三郎、森鴎外→中村嘉葎雄、今和次郎→いとうせいこう、寺田寅彦→寺泉憲、幸田露伴→高橋幸治/『夢二』(91)竹久夢二→沢田研二/『墨東綺譚』(92)永井荷風→津川雅彦、菊池寛→井川比佐志/『まあだだよ』(93)内田百間【門の中は月】→松村達雄/『RANPO』(94)江戸川乱歩→竹中直人/『わが心の銀河鉄道・宮沢賢治物語』(96)宮沢賢治→緒形直人/『虹の岬』(99)川田順→三國連太郎/『みすゞ』(01)金子みすゞ→田中美里、西条八十→イッセー尾形/『およう』(02)竹久夢二→熊川哲也、山田順子→国分佐智子 /『ピカレスク−人間失格−』(02)太宰治→河村隆一、井伏鱒二→佐野史郎、檀一雄→岸田修治/……他

洋画よりは顔が浮かびますが、やはりこれだけ漢字が並ぶと見づらいですね。本当に済みません。結構、娯楽作もありました。あ、『痴漢電車』の箇所は誤字ではありません。本当に役名が松木清張で、当時、竹中直人は“ナオト”表記だったのです。
やはり昔の作家がほとんどですが、なら、今売れっ子の作家も、将来誰かによって演じられたりするのでしょうか? 
それにしても、こうして書き出すと邦画の場合、どうしても「竹中直人は誰にでも似てしまうが、緒形拳は本当は誰に似てるのか?」という一点ばかり気になってしまいます、個人的には。

またもや長々と失礼いたしました。あ、この間の書込みで藤原さんは「カルトQもびっくり」とお書きでしたが、私だってこれらを全部記憶しているわけではありませんし、第一半分も観ていません。調べるのが好きなだけでして、お暇な時にでも「へぇ、そんな映画あるの?」とお楽しみ頂ければ幸いです。それでは。


[3999] アナイス アナイス 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/08/01(Thu) 23:12

タイトルはキャシャレル社の香水の名前です。ペルシャの愛の女神アナイテイスがその由来とか。ちょっと甘すぎる匂いですが。名誉の3点、の歌会、ご同席したかったです。


[3998] ぞくぞく 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/08/01(Thu) 20:56

あな、いーっス、にん。


http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[3997] ああ、だから、アナイース! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/08/01(Thu) 16:34

日曜日の歌会では、錦見、岡田、さいかちの3人の方々しかアナイス・ニンを
知らなかったので、3点しか入らなかったわけ。
松原未知子さんが来てくれれば、きっと4点だったのに。
「アナイース」って、呼べばよかったのか!


[3996] 『ヘンリー&ジューン』 投稿者:錦見映理子 投稿日:2002/08/01(Thu) 14:56

だいすきです。
歌会のとき思っていました。

ジューン役のユマ・サーマンがいいです。彼女が「アナイース」と発音するとぞくぞくします。
未知子さまにおすすめー。ぜひごらんになってー。

http://www.ne.jp/asahi/cafelotus/eliko/


[3995] 『歌集 コス・プレ』店頭販売開始! 投稿者:キクチアヤコ 投稿日:2002/07/31(Wed) 21:04

こんばんは。おひさしぶりです。
キクチアヤコです。

さて、突然ですが、第4回フーコー短歌賞受賞作で
ワタクシの処女作『歌集 コス・プレ』が、
本人知らないまま、お店に居ました。(爆)
今のところ、紀伊国屋書店・新宿南口店で生息が
確認されております。
いやー嬉しいもんですね。

見かけましたら、ゼヒゼヒ見てやって下さいませ☆
あと、「ここで売ってた」という情報も募集中。
取次ぎ屋さん任せで、どこに置かれてるか分からないのです。。。

8月3日、展示と映像で参加するオールナイトイベント
「カラクリトカゲー」でも売りますよー。
というか、この日出る「複製オブスキュア」という
バンドがほんっといい!!私はどうでもいいので
このバンドを見にきて下さい!!
あと、最近、平置きでよく見かけられる、
宝野アリカさんも出演されます。

本ともどもヨロシクです!!
詳しくはマイ家頁「纏足哀歌」→「告知」でどうぞ。

でわ。

http://homepage2.nifty.com/nugget/


[3994] アナイス・ニン 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/07/31(Wed) 15:02

きよみさま、こんにちは。
藤原さま、きよみさんとはこの掲示板がご縁で知りあいましたの。

このあいだ自殺された矢川澄子さんが『「父の娘」たち-森茉莉とアナイス・ニン』(絶版)『アナイス・ニンの少女時代』など書いていましたね。わたしも20代に『アナイス・ニンの日記』を読んだ記憶があるのですが、もうすっかり忘れていました。こちらはちくま文庫でいまも手に入りそうなので買おうと思っています。有名なピアニストである父から溺愛され近親相姦、ヘンリー・ミラーとの愛欲の日々、ダンサーとしての愛欲(?)の日々、などスキャンダラスな私生活を綴った日記文学の傑作、『樋口一葉日記』とともに今いちばん読みたい本です。カウフマンの『ヘンリー&ジェーン』という映画にアナイス・ニン(のモデル)が登場するらしいので、こちらも見たいです。ではではん。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[3993] 俳人歌人 投稿者:きよみ 投稿日:2002/07/31(Wed) 10:30

藤原様、こんにちは。
私と私の俳句の関係は、松尾芭蕉で、そのココロは俳人で、俳界でしか生きられない!!です。
短歌は、未知の世界で、歌人にもなってみたいので、これからのんびり、歌っていきたいです。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[3992] 7時からだったんですよね。 投稿者:さとう@お気楽 投稿日:2002/07/31(Wed) 09:54

阿波踊り見てゆきたかったんですが、
子供を実家に頼んであったので
5時の時報とともに会場を出て、即有楽町線でした。
でも、雰囲気はすっかりお祭りムードでしたけれどネ。

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~okiraku/


[3991] お気楽さんでしたか 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/31(Wed) 08:46

さとう@お気楽さん
あの時、発言されていたのはお気楽さんでしたか。
まったく、結びつかず、ご挨拶もできず、失礼致しました。
オンデマンド出版の純粋読者ということで、きわめて貴重なお話でした。
神楽坂の阿波踊りは、ご覧になれましたか?


[3990] うっかり生意気なことは書けないぞ! 投稿者:さとう@お気楽 投稿日:2002/07/31(Wed) 00:22

・・・と思って色々考えているうちにご挨拶がおくれてしまいました。

「タフ・クッキー」批評会のとき、なんで指されたのかよく分からずに
自分でもよく分からない事を発言してしまった佐藤です。
改めましてよろしくお願いいたします。

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~okiraku/


[3989] 濱マイクの特集が 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/30(Tue) 16:47

今月号の「東京カレンダー」に載っています。
表紙も永瀬正敏です。
まだ2回しか見ていないので、人間関係がよくわからなかったのが、
この「東京カレンダー」の登場人物一覧表で、よくわかりました。

松原未知子さん
日曜日の歌会に私は「アナイス・ニン」を詠んだ歌を出したのに、松原さんが
いらっしゃらなかったので、私の俗物的文学精神は宙に浮いて、霧消してしまいました。
160000番ゲット、頑張って下さい。

きよみさん
実は私も長女と一緒に見ていたのですよ。
それはそうと、短歌もおつくりなのですね。
「見据えなさいね、溺れたら負け」って、すごくココロに応えるフレーズですね。
私と私の短歌の関係を有名人にたとえれば、みうらじゅん。
そのココロは、見苦しいほど愛されたいんです って、なんのことやら!


[3988] 濱マイク 投稿者:きよみ 投稿日:2002/07/30(Tue) 10:16

藤原様、こんにちは。
昨晩、濱マイク、はじめて観ました。
たった1時間で、あれほどの素材を盛りこみ、かつ、映像的にも美しく、長女と感激していました。
テレビって、自宅で、のんびり安価で観れて、価値ある媒体ですね。

深層の心理突き刺す濱マイク。見据えなさいね、溺れたら負け。   きよみ

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[3987] あれは80000番でしたか 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/07/29(Mon) 14:31

藤原さま。あの福袋は豪華版でした。レアものの仙波龍英著『ホーンテッド・マンション』や吉川潮さんの『本牧亭の鳶』や何冊もの歌集がいっぱい詰まっていました。あの夢をもう一度、160000番もわたしのものよ、という感じでトライしてみます。
きのうの歌会はサボってしまいました。しかし御日記のあの記述でわたしの年齢がばれてしまうではないですか!(←むなしい抵抗)

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[3986] もうすぐ160000 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/29(Mon) 13:11

カウンターがもうすぐ160000になりそうなので、久しぶりに、短歌福袋プレゼント
を実施します。
160000のキリ番をゲットされた方は、ここに書き込むか、藤原まで直接、メールを
ください。
確か80000の時は松原未知子さんでしたね。


[3985] トライトーンのアカペラ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/29(Mon) 07:02

昨日、三代目神田山陽の襲名披露パーティに出席したのですが、途中で
トライトーンのミニ・コンサートがありました。
講談の襲名披露宴で、こういうコンサートが入ったりするのは、もちろん初めて。
トライトーン自身のアカペラのコーラスだけではなく、山陽さんが一緒に井上陽水の
「少年時代」を歌ったり、三遊亭小遊三さんが「ダイアナ」を歌ったりして、
すごく気持ちよさそうでした。
「コールデン・シネマ劇場」という映画音楽メドレーも聞けました。
気持ちの良いパーティでしたね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3984] 私も覚えていたら 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/28(Sun) 23:49

濱マイク、観ようっと。「けものがれ、俺らのさると」とかいうので永瀬と共演していましたね。映画は「爆裂都市」を思わせる感じで、ちと、空振り気味でしたが。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3983] 明日の「私立探偵濱マイク」には 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/28(Sun) 21:19

鳥肌實が出演するらしいので、私は見ます。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3982] きやんす、しやんす 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/28(Sun) 08:33

なつみさん
「きゃんす」は「来やんす」、「しゃんす」は「しやんす」なのですね。
廓では、出身地の方言を使わせないために、どくとくの言葉を作ったのだそうです。

むかしの言葉が、現在になって、男性にまで使われている例は珍しいんじゃないかなあ。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3981] Re[3965]: あらんす、ありんす 投稿者:なつみ 投稿日:2002/07/27(Sat) 21:23

> 松原未知子さん
> 失礼しました。フランス語に修正しました。
> あらんす、ありんすというのは、何かありそうな気はしますね。
> [3963]で、どんな失敗があったのか興味津々です。

上記について思い出したこと。
滋賀では長浜方面で「きゃんす」「しゃんす」とゆー言葉を使いやんす。
いらっしゃる=きゃんす。しなさる=しゃんす。
そーゆーふーに使いやんす。
元は廓言葉やったらしいけど今では男の子も使いやんす。

http://www.hpmix.com/home/natsumi51


[3980] 上沼恵美子は女帝? 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/26(Fri) 22:55

きよみさん、花森こまさん
上沼恵美子は関西のテレビの女帝という感じですよね。
NHKの「生活笑百科」のレギュラー回答者が一年くらい前に、桂南光から辻本茂雄に
変りましたが、「快傑、えみチャンネル」でも、上沼恵美子と辻本茂雄は共演していま
す。これは、辻本茂雄が上沼恵美子に気にいられている、ということなのでしょうね。
吉本新喜劇で、辻本茂雄が演じるシゲゾーじいさんの破壊的な面白さは、東京では、
まだ、全然、知られていません。ではでは。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3979] カルトQもびっくり! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/26(Fri) 22:50

ちばともかずさん
圧倒的な知識にいつもながら敬服します。
私が自慢できるのは長編アニメ『千夜一夜物語』を封切で見ていることくらいかな。
ディズニーの『わんわん物語』も、確か、浅沼稲次郎はじめ、当時の著名人が、
声優として出演していたはずです。

『聖獣学園』は多岐川裕美のデビュー作として一部のマニアには有名ですね。
当然、私も封切で見ていますか゛、田中小実昌さんが出ていたというのは、まったく
記憶にありません。

『全身小説家』はやはり井上光晴の主演映画ですよ。ストリップまでやってるんだから。

『ハメット』は、ゴアズの原作ですよね。
とはいえ、我が家にはまだDVDがないんです。

ということで、レスができるところだけ、かろうじて書き込みましたが、手数では
問題になりませんね。
私がちばさんに知識の量で対抗できるのは、関西の笑芸関係だけのようです。
刺激になるので、もっと、書き込んでくださいね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3978] 演じる作家 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/07/26(Fri) 21:04

>カポーティーの映画出演の件は私はまったく知りませんでした。
>私が知っている例では「不夜城」で馳星周が、チラシ配りのチンピラをやっていた
>ものくらいですね。

お忙しい中、レスをありがとうございました。カポーティーの『名探偵登場』は特別だと思いますが、確かに“映画化された作品に原作者がサービス出演”というのはありますね。実は、私の趣味のノートには、そういう項目の頁もございまして、(邦画だけですが)お暇な時にでもお楽しみ頂ければと少々抜粋。

☆原作者の作家が出演している映画
1956『婚約指輪』『狂った果実』『太陽の季節』石原慎太郎 /1960『接吻泥棒』石原慎太郎 /1968『黒蜥蜴』三島由紀夫、『かぶりつき人生』田中小実昌、『いれずみ無惨』高木彬光 /1972『木枯し紋次郎』笹沢左保 /1973『日本沈没』小松左京 /1976『犬神家の一族』横溝正史 /1977『人間の証明』森村誠一、『日本の首領 野望編』野坂昭如 /1979『白昼の死角』高木彬光、『悪魔が来りて笛を吹く』『金田一耕助の冒険』『病院坂の首縊りの家』横溝正史 / 1981『ねらわれた学園』眉村卓 /1982『制覇』志茂田景樹 /1983『居酒屋兆治』山口瞳 /1985『友よ、静かに瞑れ』北方謙三 /1986『スタア』筒井康隆 /1988『極道渡世の素敵な面々』安部譲二 /1989『帝都大戦』荒俣宏、『文学賞殺人事件』筒井康隆 /1994『怖がる人々』筒井康隆 、『棒の哀しみ』北方謙三 /1996『男たちのかいた絵』筒井康隆 /1997『東京龍』荒俣宏 /1998『不夜城』馳星周、『大往生』永六輔 /1999『新・極道渡世の素敵な面々2』安部譲二 /2002『およう』団鬼六 ……他。                  

恐らくもっとあるのでしょうが、これが「原作者でもない作家が出ている映画」となるとどうなるか?

☆原作者じゃない作家が出演している映画
1957『穴』石原慎太郎 /1960『からっ風野郎』三島由紀夫 /1963『白と黒』松本清張、大宅壮一 /1972『温泉スッポン芸者』団鬼六、田中小実昌、笹沢左保 /1973『桴落q高生課外サークル』田中小実昌 /1974『聖獣学園』田中小実昌 /1976『男はつらいよ寅次郎純情詩集』永六輔 /1977『HOUSE』笹沢左保 /1978『順子わななく』田中小実昌 /1979『桃子夫人の冒険』団鬼六、『金田一耕助の冒険』高木彬光 /1980『純』田中小実昌 /1981『スローなブギにしてくれ』高橋三千綱 /1982『キッドナップ・ブルース』妹尾河童、『爆裂都市』南伸坊、『俗物図鑑』南伸坊、四方田犬彦 /1985『星くず兄弟の伝説』中島らも /1986『スタア』南伸坊 /1988『会社物語』村松友視 /1989『文学賞殺人事件』団鬼六、胡桃沢耕史 /1990『つぐみ』高橋源一郎/1993『欽ちゃんのシネマジャック』安部譲二 /1995『耳をすませば』立花隆(声・アニメ)/1997『樹の上の草魚』筒井康隆 /1998『SFサムライ・フィクション』中島らも /1999『白痴』『双生児』筒井康隆、『金田一少年の事件簿2』京極夏彦 (声・アニメ)/2000『死者の学園祭』筒井康隆 /2001『ひっとべ』『STACY』筒井康隆……他。

微妙に作風や顔ぶれが変わるものの、どうも、これはこれで思いのほかあって、やっぱり作家という人は、面白そうなコトは何でもしてみたく思うのかなぁと感じました。ただ、ひとつ困ったのは『全身小説家』(94)の井上光晴をどうしたものかという点で……。あの映画は本人原作と思って良いのでしょうか? 本人、面白がっていたのでしょうか? 

あと、作家の出た映画として異色なのは、やはり『千夜一夜物語』(1969)。虫プロ製作のアニメなのですが声の出演が凄い! 青島幸男/芥川比呂志/岸田今日子/小池朝雄/橋爪功/三谷昇/加藤治子/遠藤周作/吉行淳之介/北杜夫/筒井康隆/小松左京/大宅壮一/佐賀潜/前田武彦/野末陳平/立川談志/大橋巨泉/スマイリー小原、他。
これ、私は未見。ビデオ化もDVD化もされていない様なのですが、どうすれば見られるのか? 可能性としては、虫プロにフィルムが残っているか、或いは談志師匠が個人的にビデオ化して持って……おいでじゃないですかねぇ?

ちょっと長い書込みになってしまいましたが、こういう“違う職種の相互乗入れ”って、双方の世界で住人(ファン)が増えそうで、私は好きなのです。モノをつくる世界では大事なことでしょうから。

最後に、話題になっていたハメットやマルタの鷹に関して。
ダシール・ハメット(フレデリック・フォレスト)自身が主人公となって事件に巻き込まれて行く映画『ハメット』(82)のDVDが25日にリリースされました。製作総指揮がコッポラ、監督はヴィム・ヴェンダース。封切り時にオールナイトの劇場で観た時は、ぞくぞくきました。
また、『マルタの鷹』風の探偵ルー・ペッキンポー(ピーター・フォーク)が相棒殺しの罪をきせられ、真犯人を探すうちに事態は何故か『カサブランカ』になってしまうというニール・サイモン原作の映画『名探偵再登場』(コメディです)も先月末にDVD化されました。
どちらも、お好きな方が観ればなお楽しめる映画です。何かの機会にどうぞ。それでは。


[3977] アドレスを 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/25(Thu) 19:16

間違えました。
http://9025.teacup.com/19500902/chat?&enter=top&id=&nickname=
「こまとおしゃべり」が正しいはず?なんですけど。んー、機械に弱いのになんでもやってみたくって、困ったものです。


http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3976] じつは 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/25(Thu) 18:52

チャットルームを作ってみました。
http://9025.teacup.com/19500902/
ここです。今夜10時過ぎにいますのでよかったら遊びに来てください。お茶は出ません(爆)。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3975] インド音楽 投稿者:みの虫 投稿日:2002/07/25(Thu) 15:57


ちょこっと、宣伝させてください。

(アミット・ロイ)シタール・コンサートが新宿のピットインで8月4日おこなわれます。

入場料3000円 1ドリンク付き
7時開場 7時半開演
TEL03−3354−2024
  
タブラは友達の久本政則です。
興味のある方は御覧下さいませ。

http://www4.ocn.ne.jp/~artcircs/


[3974] 藤原さん 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/24(Wed) 21:02

ハメット・チャンドラー・マクドナルドスクールというのは会の名前ではなくて、何てご説明したらいいのかしら、ハメットから始まったハードボイルド小説の中のひとつの系譜を呼称しているんです。ミッキー・スピレーンとかとは明らかに異なる系譜ですね。
あぁ、SRの会とか、内藤陳さんの冒険小説の会とか、いろいろありましたが、独身で貧乏だった私には全部入るのは会費とかの面で無理だったので、マル鷹になりました。そして東京へ行ってマル鷹の例会で藤田宜永さんに逢いました。その時彼は生まれて初めての長編小説をワープロで書き上げた直後で、編集者にフロッピーごと渡したことをとても自慢していて、かわいかったです。タイトルは忘れましたが、パリが舞台で、アンドレ・ザ・ジャイアントがモデルでした。結構よかったですよ。そしてマル鷹の例会のあと、名古屋に寄って、夫からプロポーズされちゃったのでっす。えへ。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3973] 上沼恵美子 投稿者:きよみ 投稿日:2002/07/24(Wed) 20:30

りゅういちろう様、こんにちは(*^.^*)

上沼恵美子は、吾が街に講演にみえました。
家族の話を中心にされて、お母様が超強力だったそうです。
ご自身のご家族は、息子さんがお二人だそうですが、次男さんは、とっても大人しい温厚な方だと話され、ネタになってみえました。
話術が巧みで、ひきつけられ、思いきり笑いながら、たのしく拝聴しました。

彼女は、きれいにダイエットされましたね(*^.^*)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[3972] 世間は広い 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/24(Wed) 09:05

花森こまさん
「ハメット・チャンドラー・マクドナルド・スクール」という会があったのですか?
世間は広いですねえ。SRの会とかにはお入りになってなかったのですか?
こちらはハードボイルドではなく本格派の鬼の集まりですけれど。

並木夏也さん
昨日、池袋の古書店で、例の新潮文庫の記念復刊の森田たま著『もめん随筆』を
手に入れました。
まだ拾い読みですが「芥川さんのこと」という文章が、女性の眼で観察した芥川像で
なかなか興味深い内容です。芥川が刺し身を食べながら、刺し身醤油が畳にこぼれる
のをぜんぜん意に介さないので驚いた、などと書いてあります。


[3971] 藤原さんに端を発して 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/07/24(Wed) 02:22

 東電OL事件にわたし自身が巻き込まれていく。。。
 (なぜ、今ごろそのネタを・・・)

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[3970] あたくしは 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/23(Tue) 23:22

実は未来から来たストーカー(笑)。本当に藤原さんとは年の違う双子みたいですねぇ。いいことなんかしらん。
ハメット・チャンドラー・マクドナルド・スクールについても語り合うことがありそうですね。なんとなくマーガレット・ミラーを読みたくなってきたわ。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3969] 過ぎ越しの霧の彼方に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/23(Tue) 22:48

宮崎浩さん
拙歌集『花束で殴る』より、選歌していただきありがとうございます。
「虚空都夜万止海柘榴呉藍」の歌が意外と評判が良くて、驚いています。
私は褒められると励みになるタイプですので、宮崎さんに限らず、みなさまに
ぜひ、褒めていただきたいとお願いしておきます。

花森こまさん
うーん、「映画の友 友の会」と言い「マルタの鷹協会」と言い、私の立ち回り先には
常に、こまさんの影がありますね。
まさにハードボイルドの探偵気分です。
過ぎ越しの霧の彼方に、意外な過去が浮かびあがるのでしょうか。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3968] マンハント♪ 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/23(Tue) 18:44

懐かしいひびきです。結婚する前には私は翻訳家の木村二郎さん主催の「マルタの鷹協会」に所属していました。もちろんハードボイルド小説愛好家の会です。ロス・マクドナルドは多分全部読んだと思います。でも、最近の海外ミステリは児童ポルノの世界とか、扱う世界が次第に残酷で、いやな後味になってきて、読むのを止めてしまいました。
少し前に「樽」を読み返して、やはり古いミステリは上品でいいなぁと感心しました。JDカーも今手に入る物はほぼ全部読みました。
アイリッシュのオシャレな世界も好きですけど。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3967] 選歌 投稿者:宮崎浩 投稿日:2002/07/22(Mon) 13:17

「花束で殴る」歌集より
屈折し屈折しつつ壮年の<華>へたどりつくべし、べきや・・・
マリオンの背景として暗紅の暮色都会を抒情せよとぞ
安田講堂落城は十七歳の冬 虚空都夜万止海柘榴呉藍
選ばれて生きるにあらぬこの世紀花束で殴る綺想を
純血の牡馬にもミスラディカルを名づけし頃を薔薇の時代と
宮崎浩

フーコー短歌賞は50には選ばれたみたいですけどだめでした。


[3966] 句あれば楽あり 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/22(Mon) 11:12

タイトルが小沢昭一っぽいですが。

きよみ様
知らないところへ行っての句会参加だったのでドキドキものでした。
「戦前の風鈴」の句の読みは、まさに、我が意をえたり、の思いでした。
8月句会も楽しみです。


[3965] あらんす、ありんす 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/22(Mon) 11:04

松原未知子さん
失礼しました。フランス語に修正しました。
あらんす、ありんすというのは、何かありそうな気はしますね。
[3963]で、どんな失敗があったのか興味津々です。


[3964] あらん?す語のわたし 投稿者:松原未知子 投稿日:2002/07/22(Mon) 10:46

藤原さま、土曜日のマラリーの打ち上げはもりあがりましたね。赤ワインをあびること二度という方もいらっしゃいました。女子トイレはワインのシミぬきで混み合っていたのですよ。
わたしの歌の引用ありがとうございました。分析していただくと「あらん?そうだったのか」と自分でもびっくりです。わたしはただ、なんというか、ことばとエロチックにいちゃついていただけですのに。「des mots」の「des」は不定冠詞の複数、「mots」は言葉という意味です。(←辞書で確かめて安心している)ではまた。

*管理人さま、[3963]は失敗です削除してくださいませ。

http://www.adachi.ne.jp/users/mitico/index.html


[3962] こんにちは(*^.^*) 投稿者:きよみ 投稿日:2002/07/22(Mon) 09:05

藤原さん、こんにちは(*^.^*)

ネット句会で、久しぶりに、ご一緒させていただき、とても、嬉しかったです。
昨日しめ切りのネット句会にも、久しぶりに、参加させていただきました。
八月も、藤原さんと、句会をご一緒させていただけると思うと、俳句を続けてきて、よかったなって、心底、思っています。

名古屋は、今日34℃になるそうです。そちらも暑いでしょうが、お身体を大切に、お過ごしくださいね(*^.^*)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/4023/


[3961] 伊藤つかさ、律、カポーティなど 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/22(Mon) 07:07

ちばともかずさん
昨日の夜のテレ朝の番組に、伊藤つかさが出演してましたね。
写真集のプロモーションになるのかと思ったら、別にそんな話題も出ませんでした。
「あの人は今」みたいな番組だったのですが、おニャンクラブの連中がみんな
30代なかばになっているというのは、ちょっと驚きでした。

・おニャン子の万骨枯れて静香のみ残りし夜半を蒼き月光

こんな短歌をつくったのも、もう15年くらい前ですが、未来を予言していたなあ、と
われながら感心しています。

「ジュルナール律」は、本当に薄いペラペラの外見なのに、発火してますね。
その熱さをあらためて確認することで、これからの短歌に向う姿勢にしたいと
決心しました。熱くない短歌は読んでも、詠んでも意味がないです。

カポーティーの映画出演の件は私はまったく知りませんでした。
こういう例は多いのでしょうかる
私が知っている例では「不夜城」で馳星周が、チラシ配りのチンピラをやっていた
ものくらいですね。
ではでは。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3960] Re[3946]: お返事:[3873]藤原さんと[3893]正岡さん 投稿者:正岡豊 投稿日:2002/07/20(Sat) 23:04

こんばんわ、正岡です。
最近話が複数路線化してますが、もう少し続きを。

青嶋さん

> いつかすごい俳句を詠む新人が現れて、「僕は『無敵の俳句生活』を読んで
> 俳句を始めました」なんて言われるのが私の夢です。
> そういう人がばかばか現れて俳壇に一時代を築いてくれるようになったら、
> 本当に無敵の入門書ですよね。
> 今回は未だいろいろ反省点があるので、次回はさらにパワーアップして、
> 俳句に興味のない人も俳句大好きな人も楽しめる本を作れたらいいな、と
> 思っています。
> その点、小林恭二さんの『俳句と言う楽しみ』はすごいですよね。
> 俳句魂の岡田さんも言ってたけど、あれ読んで俳句を始めた人、
> 私の周りにもごろごろいますもん。
> 入門書じゃないのに、読んだ人に俳句を始めさせちゃう。
> あれこそ無敵の俳句入門書だわ、と思います。

 なるほどね。
 私は個人的には俳句を二度はじめてるようなとこがあって、最初というのは
 高柳重信も生きていて、後期の高柳編集「俳句研究」があって、そして坪内稔典の
 「現代俳句」があって、朝日文庫の現代俳句の世界の刊行がはじまる、というよう
 な時期ですね。そのちょっと前に、角川の現代俳句大系の増補版の刊行というのも
 あって、あれの14巻というのが知っての通り、赤尾兜子や高柳重信や中村苑子の
 句集というのが一気にあそこに集中して入ってるんですね。
 でおりしも牧羊社の新鋭句集シリーズで、夏石、田中、小澤、大木、岸本らの作品集
 も梅田の紀伊国屋では店頭で買えたわけで、ある意味で本屋さえいってれば当時の
 俳句の空気にはかなり触れられたという時代でしたね。
 いまは・・・どうなのかなあ。夏井いつきや櫂未知子とかには私は当時の俳句の
 おもかげみたいなものは感じないんですけどね。

> 角川「俳句」の季寄せは、数そろえればいいと思ってるそこらの歳時記とは
> 違うぜ、みたいな気負いがあります。
> でもさすがに6冊も作ると苦しくなってきますね。
> だってねー、「切干」とか「冷房」とかの句でいいなあ、と思うもの、
> そんなにたくさんないですもん! 
> それでも全季語総入替しなくちゃいけないし。
> そのぶん探して探して探しまくって、知られてないすごい句を見つけたときは
> 快感です。

 うんうん。
 子規新報は例の新鋭俳人インタビューでいますぐ青嶋さんをインタビュー
 するべきですね。
 あれが全部物故者の句だということ、実は気が付いてないひと多いんじゃないかな。
 あと角川「短歌」がなんか「夏の歌」とかいうアンソロジー別冊でつけたこと
 あったけど、あれって俳句の青嶋さんのの影響もあるんじゃないかな。
 いまはどのメディアも無意識の功利みたいなものが働いてるので、
 なかなかああいう仕事は取り上げられないけど、いつか「おくりもの」のような
 ものが青嶋さんに届くんではないかと、私は思っています。
 ではー。中村くんによろしく。

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[3959] 遅れましたが 投稿者:青柳守音 投稿日:2002/07/20(Sat) 23:02

 加藤隆枝さん、ありがとうございました。この御礼は後日改めてさせていただきますね。
 藤原さん、お世話いただきありがとうございました。
 助けていただきたい時は、またまたお願いするかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。
 


[3958] 良い意味でのニセモノ好きの金曜 投稿者:ちばともかず 投稿日:2002/07/20(Sat) 20:02

御無沙汰しております。悩んだ末に「欲しいモノは欲しいのだ」と居直って、やれCDのDVDのと銀盤三昧&酒と本の日々で金欠決定的となったバカ大人のちばでございます。
いつぞやは「『伊藤つかさ写真集』と『ジュルナ−ル律』、どっちを先に買うべきか?」などと書込んでしまいましたが、藤原さんのおっしゃる通り、『つかさ』→『律』の順にして正解でした。
見終った『伊藤つかさ写真集/Que´ tal?』を傍らに置いて、昨日ぽえむぱろうるで買ったばかりの『ジュルナ−ル律』をパラパラ拾い読みしていますが、やはり、ちゃんと写真を見た事で、(つかさの成長宣言からくる)心のつかえが取れているせいか、『律』を落ち着いて読めます(まぁ、大人の言う事でもありませんが、そこがそれ、バカ大人のゆえんです)。

しかしまぁ、『律』、あんなにペラペラな物だったとは! 昨日、買った帰りに寄った行きつけのBARでバーテンさんと見て、「こういう所から大先生が生まれるんだねぇ」等と驚くやら感心するやら。今村昌平監督のことにもチラと触れられていたりして嬉しかった。
で、バーテンさんの「しかし、よく出来てますねぇ。いかにも古そうなデザイン」という言葉に、気づかされた事がひとつ。なぜ短歌に詳しくもない私が、こうも『律』が気になっていたのか? 普段から“限り無くホンモノに近いモノ”や“ホンモノとしか思えないモノ”に惹かれる私にとって、『律』は、そのあたりの気分も満たしてくれる雰囲気を持っていたからなのでした。
どこも当時のモノと変わらなくても、現物でない以上、物としては“ニセモノ”で、どうしても私は、そういう良い意味でのウソやニセモノやイミテーションやレプリカが昔から好きなんです(デタラメは嫌い。ホンモノを知らない人でも作れますから)。

そんな話をしていたら、バーテンさんが『コネマラ』というアイリッシュ・ウイスキーを出してくれまして、これ、本来は3回蒸留するのがアイリッシュ式なのに、スコッチ式に2回蒸留にして、やはりスコッチ式に原料にピート臭を付けているため、知らずに呑んだらアイラモルトのスコッチとしか思えない(それでも)アイリッシュ・ウイスキーだそうで、これもまた良い意味での面白いニセモノ、と言えなくもない。

昨日の買物はもうひとつ。これも以前に書いた、映画『名探偵登場』(76)のDVD、買ってしまいました。
この映画-----百万冊のミステリー小説を読破した結果、1册として満足のいく本が無かった事に激怒した大富豪が、それらの小説の主人公である世界トップ5の名探偵を屋敷に招待し、ディナーと殺人でもてなす-----という内容の『マーダ−・バイ・デス』(作:ニ−ル・サイモン)の映画化作。勿論コメディ。しかも“おバカ系”。
で、5人の名探偵を無能呼ばわりして、自らを世界一の犯罪学者であると言いはなつ大富豪を、作家のトルーマン・カポーティー(当時52歳)が演じているのです。幼少時にIQ215という彼だからこそのキャスティングの妙ですな。
ほんと、よくこんな映像を残してくれたもので、『ティファニーで朝食を』『遠い声、遠い部屋』の作家がピーター・フォークに拳銃を突き付けられ、ピーター・セラーズと罵り合い、耳と口が不自由なメイドとの意志の疎通に困る盲目の執事(アレック・ギネス!)を顎で使うという名演技。作家でありながら、その経歴に「ゴールデングローブ賞/映画部門・新人賞ノミネート」という信じ難い1行があるのは、じつにこの映画のせいなのです。
劇映画といえば、それこそウソとニセモノのオンパレードですが、特におなじみの名探偵のパロディ風登場人物ばかりが出てくるこの映画は、劇場公開時に観て気にいって以来の待望のDVD化だったのでした(ま、カットされてる場面もあるのですが)。

え〜、長々と書込んでしまいましたが、どうもこちらの掲示板には映画好きな方も多そうですので、つい書きたくなってしまいました。このへんで失礼いたします。


[3957] 藤原さん、こんにちは。 投稿者:なかはられいこ 投稿日:2002/07/20(Sat) 19:01

永井陽子さんのエッセイ集のご紹介、
ありがとうございました。
さっそく注文いたしました。

あはれしづかな東洋の春ガリレオの望遠鏡にはなびらながれ/永井陽子

わたしは川柳書きですが、
この歌をずっと前から知っていました。
いつどこで出会っていたのかすっかり忘れてしまっていましたが
記憶のかたすみでひっそり光りつづけていた歌でした。
作者が永井陽子さんというかただと知ったのは彼女の訃報と同時でした。

同じ名古屋に住みながら、
永井さんとはついにお逢いすることはありませんでした。
それでも、
作品を通じて永井陽子という存在と出会えたことをうれしく思います。

詩歌の待ち伏せですね。(^^)

http://www2u.biglobe.ne.jp/~myu2/


[3956] 喧嘩うってませんからね 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/20(Sat) 14:19

 コミの時間もなくなり、超過料金を取られるのですが、一言。永井陽子さんのエッセイ買え、買え、買わないと損だぞ、といわれても、短歌人に2〜3年くらい在籍の人でなければ(永井陽子特集を拝見して)、永井陽子さんの存在、どんな歌を創ってらしたか、わかりっこありません。
 そして、7月4日に短歌人会宛て(短歌人の本に書いてあった)に、「モモタロウは泣かない」を頒布して欲しいと葉書で送っても、未だに来ませんね。(笑)
 私は、このサイトでテストをやらされたこと、馬鹿にされた事、本のことでしめだされたこと、全て憎んでいます。
 ここのサイトに来たのは、短歌人BBSに書き込みができないから、着たまでです。 サイトを壊す能力はありませんから、ご心配なく。


[3955] 御礼、さまざま 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/20(Sat) 13:03

宮崎浩さん
拙歌集、お読みいただきありがとうございます。
また、目にとまった歌など書き込んでいただけるとありがたいです。

加藤隆枝さん
初出、ご教示いただき、たいへんうれしく思います。
青柳さん、読んでますか?
加藤さんが調べてくださいました。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3954] 歌集読みました 投稿者:宮崎浩 投稿日:2002/07/20(Sat) 12:44

藤原さま
最新歌集『花束で殴る」歌集ありがとうございました。
興味深く読みました。
宮崎浩


[3953] ごめんなさい 投稿者:加藤隆枝 投稿日:2002/07/20(Sat) 09:44

永井陽子さんと聞いては黙っていられなくて、あわてて初めてのことで間違えてしまいました。
「古典文学に見る歳末」初出の件、1089年は1989年の「短歌人」1月号の間違いでした。


[3952] Re[3950]: 「モモタロウは泣かない」 投稿者:加藤隆枝 投稿日:2002/07/20(Sat) 09:38

> に収録の永井陽子さんの「古典文学に見る歳末」の初出誌が判らないままなのですが、どなたかご存じの方がいらっしゃったら、お教えいただけませんでしょうか?
>  初出年は1989年で、1月と記されてありました。

「短歌人」誌に載っています。1089年「短歌人」1月号の48ページから51ページにかけて載っていますが、これが初出ではないのでしょうか?


[3951] 今日も暑い一日が始まる 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/20(Sat) 08:31

おはようございます。今日も東京は34度くらいになるそうです。

西橋美保さん
「新・愛の嵐」は私の勤め先と同系列ですよ。社内にポスターがたくさん貼ってあります。
「帝都物語」では玉三郎の鏡花が占い師をやってるのでしたね。

青柳守音さん
『モモタロウは泣かない』刊行後も、永井陽子さんの文献の補遺をきちんと
まとめようとされているわけですね。敬服します。
ご存じの方、ぜひ、この掲示板に書き込んで下さい。


http://www.sweetswan.com/19XX/


[3950] 「モモタロウは泣かない」 投稿者:青柳守音 投稿日:2002/07/20(Sat) 00:46

に収録の永井陽子さんの「古典文学に見る歳末」の初出誌が判らないままなのですが、どなたかご存じの方がいらっしゃったら、お教えいただけませんでしょうか?
 初出年は1989年で、1月と記されてありました。
本書の後記にもありますが、これらの他に収録してない文章等ご存じの方もお知らせいただければ、大変助かります。どうぞよろしくお願いいたします。


[3949] 藤原さんへ 投稿者:西橋 美保 投稿日:2002/07/19(Fri) 23:26

 もうすぐ甲府で「短歌人」の大会がありますね。昼ドラの「新・愛の嵐」(他局でごめんなさい)を観ていると、やたら甲府が舞台になるので、いやが応でも行きたい気分に駆られます。
 さて、若き日の藤原さんが鏡花そっくりだったと聞いて感動しました。鏡花は私が唯一、全集をそろえて読破した作家ですから。そういえば映画「帝都物語」では、坂東玉三郎が鏡花として、男役、で出てました。
 木歩といえば吉屋信子も「墨堤に消ゆ」(『底の抜けた柄杓』所収)で書いていますね。「どこまでも君を連れて逃げたい」に、私も泣いたものです。
 最後にちよっと古い話題で失礼。森茉莉は山口百恵のことが相当お嫌いだったみたいで「ドッキリチャンネル」では悪口ばかり書いている印象だけれど、さすがに「春琴抄」の百恵だけは、おかしなくらい褒めまくっていますね。
 ほんとに最後ですが、「モモタロウ」について、うちにある、お子様絵本の「ももたろう」(福音館書店)の題字があんまり見事なので、よくみたら、安永蕗子、とあって、仰天しました。


[3948] モモタロウは泣かない・告知 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/19(Fri) 06:42

みたび、ですが、永井陽子さんの『モモタロウは泣かない』の告知です。
一人でも多くの方々に読んでいただきたいと思います。

永井陽子さんの散文を集めた貴重な一巻『モモタロウは泣かない』が、ながらみ書房から
刊行されました。
「短歌人」関係者及び永井陽子さんの短歌がお好きな方々には必読だと思います。
栞文を馬場あき子、山中智恵子、小池光、島津忠夫のみなさんが書いています。

『モモタロウは泣かない』ながらみ書房刊行 2600円+税
ながらみ書房 рO3―3234―2926です。

永井さんの文章をまとめて読んでみると、その歯切れの良さに爽快感を感じ、
あらためて、もっと活躍してほしかったと残念な思いがこみあげてきます。
式子内親王をはじめとする古典論、現代短歌論、エッセイと、読んでいて心に残る
文章がたくさんあります。
読書好きのみなさもにも、ぜひ、お読みいただきたい一冊です。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3947] ついていけん 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/18(Thu) 23:17

 読書には自信があったのですが、皆さんの読書量にはびっくりしました。
 芥川の一高時代の写真、私も好きです芥川は北杜夫のお父さんの斉藤茂吉に病気を治癒するために通っていて、睡眠薬を飲んで死んでしまうなんて、私はかなしい。
 芥川の遺書が大好き(変態かしら)で、芥川の配慮が伺えます。
 でも、ここんところ、歌集をしこたま図書館で借りていているのに、読んでいないです。もし、芥川がどんな惨めな姿でも、私は芥川の力になりたかった。
 芥川、なんで自殺したの?
 私、こんなに、こんなに、愛しているのに、もう、会えないのは辛い。
 遠藤周作もなくなったし、私は何を読めばいいかわからない。
 もう、本は読まないかもしれない。
 お金儲けのためにこの頃の新人は書いているような気ばかりします。
 私は、第3の新人がこの世出てくるのを心待ちにしています。
 そうそう、群さんの本は笑えます。一度、お試しあれ。
 藤原さん、難しい本を出して、私を締め出そうとなさっているのですか?
 もう、嫌だ。私はいじられるのは好きだけれど、私は藤原さん、きらひ。
 申し訳ないけれど、ここのサイトは難しい本ばかり話題になっているので、ついていけません。
 ある人に「藤原さんは嫌いな人には徹底的に嫌う」と聞いているので、やはり、藤原さんは、そういう人なんだ、と思いました。
 私は浅学で大学も出ていないから、早稲田も慶応も受けられないから、ここのサイトにはもう書きません。
 


[3946] お返事:[3873]藤原さんと[3893]正岡さん 投稿者:青嶋ひろの 投稿日:2002/07/18(Thu) 17:52

藤原さん正岡さんこんにちは。
だいぶ後ろのほうに行ってしまったもののレスポンスでごめんなさい。
藤原さんありがとうございます。
ディスプレイの前で三顧の礼をしてしまいました。
(「三顧の礼」って辞書引いてみたら意味が違いました。三回ありがとうを
言うことじゃないんですね。まあいいや、このままで)
いつかすごい俳句を詠む新人が現れて、「僕は『無敵の俳句生活』を読んで
俳句を始めました」なんて言われるのが私の夢です。
そういう人がばかばか現れて俳壇に一時代を築いてくれるようになったら、
本当に無敵の入門書ですよね。
今回は未だいろいろ反省点があるので、次回はさらにパワーアップして、
俳句に興味のない人も俳句大好きな人も楽しめる本を作れたらいいな、と
思っています。
その点、小林恭二さんの『俳句と言う楽しみ』はすごいですよね。
俳句魂の岡田さんも言ってたけど、あれ読んで俳句を始めた人、
私の周りにもごろごろいますもん。
入門書じゃないのに、読んだ人に俳句を始めさせちゃう。
あれこそ無敵の俳句入門書だわ、と思います。

正岡さんありがとうございます。
励みになります。実は『無敵の俳句生活』も最初に企画書書いたのは
5年前のことでした。
それがまわりまわってやっと形になったので、コツコツやってれば、
また10年後くらいにいいことあるかも。
角川「俳句」の季寄せは、数そろえればいいと思ってるそこらの歳時記とは
違うぜ、みたいな気負いがあります。
でもさすがに6冊も作ると苦しくなってきますね。
だってねー、「切干」とか「冷房」とかの句でいいなあ、と思うもの、
そんなにたくさんないですもん! 
それでも全季語総入替しなくちゃいけないし。
そのぶん探して探して探しまくって、知られてないすごい句を見つけたときは
快感です。


[3945] はじめまして 投稿者:笹岡理絵 投稿日:2002/07/18(Thu) 15:40

こんにちは。私は第一歌集『イミテイト』を近代文芸社より刊行いたしました。
藤原さんに読んでいただきたくて、どこに送ればいいでしょうか。
よろしければ宛先を教えてください。お願いいたします。
ところでけっこう前にですが「スマスマ」見ましたよ。びっくりしました。
ぶしつけですみません。連絡お待ちしております。     


[3944] 朝からショムニ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/18(Thu) 13:01

朝8時半頃に会社に着いて、18階のコリドールをメディアタワー側から、オフィス
タワー側へ抜けるために歩いていたら、何ともう一本の通路の方で「ショムニ」の
撮影をおこなっていた。
江角マキコとそのグループが、廊下を歩いてくるおなじみの場面。
今日の江角マキコはラダーではなく、トラメガをもって何か叫びながらの行進。
何週間かあとでドラマに出てくるだろう。
サラリーマンや制服のOLなどのエキストラもたくさんいる。
朝からけっこうなものを見た。

かねたくさん。
「BOOKISH」の連載、楽しみにしています。ではでは。


[3943] 震災文献 投稿者:かねたく 投稿日:2002/07/18(Thu) 06:57

こんにちは。
藤原さん、震災文献についてのご教示ありがとうございました。

花袋の本は言われてみるとありましたね。すっかり失念しておりました。
先日社会思想社清算のニュースを聞いて、あわてて川本三郎さんの『日本すみずみ紀行』
を注文して、無事入手したのですが、この本も注文しておかないと。

また綺堂の文章は、その文庫本を持っているにも関わらずまったく知りませんでした。
ありがとうございました。

私がなぜ震災の罹災記的な文章に興味を持ったかというと、河竹登志夫さんの『作者の
家』で河竹家の人々の罹災の情景が迫真の文章で描かれていたからなのです。
私が把握しているその他の文献としては、吉村昭さんの『関東大震災』(文春文庫)が
あります。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~kinko/index1.htm


[3942] 龍さま 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/17(Wed) 23:04

そーです、映画の友友の会出身です。淀川さんには残念ながらお逢いしたことはないんですが、おはがきを戴いて大事にしまっています。だって主人も友の会会員でしたし、うふ。友の会では映画だけではなくていろいろ人生についても学びました。みんなに負けまいとして必死で映画を観て本を読みました。懐かしさでいっぱいです。
いつかうんとたくさん映画のお話ししたいですね。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3941] 映画の友、友の会など 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/17(Wed) 21:58

花森こまさん
そうだ、こまさんは、森卓也さんとは、むかしなじみなんでしたよね。
「映画の友 友の会」で、森さんと知り合ったのですか?
淀川長治さんも、こまさんは、よく、ご存知なのでしょうか。
いずれにせよ、青春時代の疾風怒濤、なつかしくせつないメモリーです。
こんど、ゆっくり、お話を聞かせてください。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3940] 星に祈りを 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/17(Wed) 21:55

星に祈れば願いがかなう、という明智光秀の辞世の句が身にしみる、今日このごろです。

LUCYさん
今日、吉田精一の新潮文庫の『芥川龍之介』を探していたら、角川文庫版の中村真一郎の
『芥川龍之介の世界』まで出てきました。ほくほくですね。
私は名前もさることながら、学生時代のゼミでのあだ名は、
メガネをとると芥川、メガネをかけると若き日の泉鏡花といわれていたものです。
今は久保田万太郎かな。うれしくないですが。

かねたくさん

大震災関連文献、岡本綺堂にやはりありました。
光文社時代小説文庫の『綺堂むかし語り』に「震災の記」という随筆が収録されていす。
文庫で8ページの短文ですが、文章が平易で巧い綺堂だけあって、リアリティたっぷり
の文章です。初出は「婦人公論」大正12年10月号。

もうひとつ、村山古郷著『大正俳壇史』(角川書店)という本に「午前十一時五十八分」
という一章がたてられていて、虚子、碧梧桐、水原秋桜子らの俳人の様子を同時並行的
に記述しています。伊藤整の『日本文壇史』のスタイルですね。
そういえば『日本文壇史』にも、関東大震災の記述があったのでは?
村山古郷氏の著作では、足の不自由な俳人の富田木歩が、友人の新井声風に背負われて
隅田川の近くまで逃げてきたところ、火焔が襲いかかってくる。
もう、だめだと思い、声風に「自分をおろして、君だけでも助かってくれ」といって
声風を助ける場面など、何度読んでも泣けます。
言問橋の向島側の公園に「富田木歩終焉の地」という碑が残っています。

また、思いついたら、書き込みます。
て、君だけで逃げろ」といって、

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3939] こんにちは 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/17(Wed) 18:53

人殺さねば食を得ず
寺めぐらねば罪消えず
人殺しつつ寺めぐる

この言葉は何だか聞き覚えがあります、昔、森卓也さんから聞いたのかしら。一種の精神的な回文になっているのですね。森さんに手紙を書きたくなりました。生意気盛りだった私もすっかりおばさんになってしまったのですが、森さんは今は髭を生やしているらしい(爆。  何だかすごくおかしいです。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3938] シンクロしてます 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/17(Wed) 16:35

かねたくさん
小林恭二俳句関係といい、震災関係といい、シンクロしてますね。
関東大震災関連文献といえば、もちろん、すでにお読みとは思いますが
田山花袋の『東京震災記』ですね。社会思想社の現代教養文庫なので
新刊本屋には、もうないのかも。
あとは、岡本綺堂の随筆にも被災体験を描いたものがあったと思いますが
題名を失念してしまいました。
調べてみて、判明しましたら、また、お知らせします。


[3937] 大震災文献 投稿者:かねたく 投稿日:2002/07/17(Wed) 06:47

こんにちは。

日記拝読しました。
鈴木三重吉に大震災に関する文章があったのですね。しかも子供向けとは興味深いです。
実は『BOOKISH』の次号では関東大震災の罹災記的な本について書こうと密かに
計画していたところで、藤原さんがあげておられた大曲駒村の『東京灰燼記』も
近々読もうと考えていたところでした。
藤原さんが一歩先を行かれていますね。何かご存知の文献がありましたら教えてください。

私の管見に触れたものでは、鈴木三重吉と同門の寺田寅彦も日記に詳細な罹災状況を書いています。
また、小宮豊隆に罹災状況を記した書簡を送っています。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~kinko/index1.htm


[3936] あっ 投稿者:LUCY 投稿日:2002/07/16(Tue) 19:37

龍様って。
藤原さんも龍様なのでしたね。(^^)

それと、「舞踏会」あたりは、今はなき旺文社文庫の薄みどり色ハード版で読んだんでした。あのシリーズは芥川がわりあい充実していたような記憶があります。


[3935] 芥川だったお年頃 投稿者:LUCY 投稿日:2002/07/16(Tue) 18:02

私は中学生の頃、生徒手帳に龍様のお写真を一葉入れてました。(^^;; 美しい骨格の手を顔に添えている写真です。

彼について勉強していたある晩、ふと河童忌であることに気付いたら憑依しちゃったんです。作品は緑色の講談社文庫で、評論は、当時やっぱりパラフィン紙のかかった文庫(新潮?)で中村真一郎さんのを読んだと思います。ご長男の比呂志さんの「決められた以外のせりふ」あたりまでを読んでやっと憑きものを落としたような。

再読すると、全然違った印象を受けるかもしれませんね。そういえば藤原さんの短歌にもあった「はらいそ」、それから「いんへるの」という言葉は芥川で初めて覚えたんでした。

毎年花火を見るたびに「舞踏会」に出てくる台詞、
「私は花火の事を考へてゐたのです。我々の生(ヴイ)のやうな花火の事を。」
を思い出します。

記憶のいい時代の読書は貴重です(笑)。


[3934] 青柳さんの書き込みも再録 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/16(Tue) 07:17

『モモタロウは泣かない』を、藤原さんがご紹介くださってましたので、(ずいぶん間が
[3929]の青柳守音さんの解説も再録します。

空いてしまいましたが)その付け足しめいた書き込みさせていただきます。
標題のエッセイは歌集『てまり唄』の裏面を記したもので、永井さん自身が書きたかった小説の前身で、本当ならまだこの後まだ続いてゆくはずのものでした。(お母様の手紙などの資料が一袋キチンと保管してありました。)
一冊を通すと、歌集とはまた別の永井さんが現れるはずです。永井さんをご存知だった方にはぜひともお読みいただきたいと思います。どうぞよろしく。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3933] モモタロウは泣かない・告知再び 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/16(Tue) 07:15


[3903]の再録です。良い本ですので、ぜひ、読んでみて下さい。

永井陽子さんの散文を集めた貴重な一巻『モモタロウは泣かない』が、ながらみ書房から
刊行されました。
「短歌人」関係者及び永井陽子さんの短歌がお好きな方々には必読だと思います。
栞文を馬場あき子、山中智恵子、小池光、島津忠夫のみなさんが書いています。

『モモタロウは泣かない』ながらみ書房刊行 2600円+税
ながらみ書房 рO3―3234―2926です。

永井さんの文章をまとめて読んでみると、その歯切れの良さに爽快感を感じ、
あらためて、もっと活躍してほしかったと残念な思いがこみあげてきます。
式子内親王をはじめとする古典論、現代短歌論、エッセイと、読んでいて心に残る
文章がたくさんあります。
読書好きのみなさもにも、ぜひ、お読みいただきたい一冊です。
http://www.sweetswan.com/19XX/

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[3932] 新潮文庫復刻、持ってました 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/16(Tue) 07:11

服部滋さん、並木夏也さん
じょじょに記憶がよみがえり、押し入れの奥の文庫だけいれてある袋をいくつか
さがしたら、やはり、新潮文庫の復刊版、何冊か持っていました。

『葛西善蔵集』
宇野浩二『子を貸し屋』
高見順『如何なる星の下に』
岩野泡鳴『発展・毒薬を飲む女』『放浪・断橋・憑き物』
幸田文『北愁』

と、けっこう買っていたわけです。
並木さんの読んだ吉田精一『芥川龍之介』と久米正雄『学生時代』は
平成6年の第五回配本で刊行されています。

あとのラインナップは服部滋さんがお書きになっているとおりです。

福武文庫の長谷川四郎訳の『カフカ短編集』は持っていたような記憶がかすかに
あります。また、部屋の中で本探しです。
うーん、つまり、ワタシはほとんど名著の持ち腐れ状況なのだということを
思い知りました。
服部さん、並木さん、ありがとう。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3931] あっ、それです。 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/07/16(Tue) 02:17

新潮文庫の復刊って、服部滋さんのおっしゃられているように、
日本文学が茶色の背表紙で、外国文学が青色の背表紙のやつでした。

わたしはこの復刊の時には外国文学は買って読まなかったので、
久米正雄、吉田精一のほかに読んでいるのは、
服部さんが挙げられた作家名からだと、
葛西善蔵を読んだ可能性が大きいです。(「蠢く者」とか読んだのかなぁ。)
いま本棚さがしたら葛西善蔵も久米正雄も消え去っていました。

芥川好きの名著としては
■芥川文/中野妙子記『追想 芥川龍之介』 中公文庫
も捨てられないです・・・
中央公論社が吸収合併されて中央公論新社に名前を変える前の「中公文庫」なので、
かなり見つけるのが大変そうですが・・・

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[3930] 新潮文庫の復刊は 投稿者:服部 滋 投稿日:2002/07/15(Mon) 23:57

[3918]で並木夏也さんがお書きになっているように、日本文学が茶色の背表紙、外国文学が青色の背表紙のカバーで統一されていました。
日本文学は、葛西善蔵、上林暁、中山義秀、幸田文、森田たま、といった渋いところ、外国文学は、チェーホフ、メイラー、ネルヴァル、T・ウルフ等々。

三月書房さんのHPでは「全100冊中7冊在庫しています」そうです。
ブックオフなどの新古書店では時々見かけます。

カフカの翻訳では、長谷川四郎さんの翻訳がなかなか味があってぼくは好きです。
『カフカ傑作短篇集』で20篇ほどの短篇・掌篇が訳されています。
ちなみに「断食芸人」は「飢餓術師」というタイトル。今はなき福武文庫です。


[3929] 永井陽子さんの 投稿者:青柳守音 投稿日:2002/07/15(Mon) 22:12

『モモタロウは泣かない』を、藤原さんがご紹介くださってましたので、(ずいぶん間が空いてしまいましたが)その付け足しめいた書き込みさせていただきます。
標題のエッセイは歌集『てまり唄』の裏面を記したもので、永井さん自身が書きたかった小説の前身で、本当ならまだこの後まだ続いてゆくはずのものでした。(お母様の手紙などの資料が一袋キチンと保管してありました。)
一冊を通すと、歌集とはまた別の永井さんが現れるはずです。永井さんをご存知だった方にはぜひともお読みいただきたいと思います。どうぞよろしく。


[3928] 日影丈吉に 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/15(Mon) 21:30

雰囲気が似ているといわれれば俳人媚庵さんも本望でありましょう。
何か中国のお屋敷の奥座敷って雰囲気がたしかにありますね。
『華麗島志奇』って台湾を舞台にした長編がありましたよね。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3927] あっ、それは持っている 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/15(Mon) 21:27

並木夏也さん

■「芥川龍之介」吉田精一は、パラフィン表紙の古いやつで持っています。
これは、芥川好きにとっては必読の名著ですよね。

うーん、それでも、復刻のことは思い出せないなあ。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3926] 新潮社の復刊 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/07/15(Mon) 21:05

>藤原さん
新潮社の復刊ですが、久米正雄のほかには
■「芥川龍之介」 吉田精一
がありました。
わたしは久米正雄と、この吉田精一の2冊を読みましたね。
思い出せるのはこの二冊だけです。
ほかにもあと2冊ほど読んだ憶えはあるのですが・・・思い出せない・・・
復刊刊行の時期は7年から10年ほど前頃のことと思います。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[3925] この前の 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/15(Mon) 20:47

出目金の句は、なぜ好きなのか考えたら、雰囲気が日影丈吉の短編小説みたいなんですね。「ミステリマガジン」を二十年くらい購読していて、結婚する時に夫が大量に本を処理したので、私も整理せざるを得なくて、泣く泣く映画のパンフレットと共に処分しました。震災の時にもほとんどの本を諦めたのですが。
日影さんの小説、また読みたいです。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3924] komiの期限切れ 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/15(Mon) 17:10

 永井陽子さんの「ふしぎな楽器」を探していたのですが、どこのサイトにも見つからず、(電話しまくった)あきらめます。
 komiの期限切れなので、それでは来月また遊びにきます。
 


[3923] 電話komiの期限切れ 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/15(Mon) 17:08

 今日で、ここのサイトともお別れざんす。本好きの私にとっては残念ですが、仕方のないことです。
 永井陽子さんの「ふしぎな楽器」を探していたのですが、品切れらしく(ふるほん文庫やさんにも沖積舎にもなかった)がっかりです。
 じゃあ、来月も宜しくお願いします。それでは。


[3922] 浅香甲陽句集『白夢』 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/15(Mon) 16:04

林桂さんの「鬣」の会が中心になって復刻した浅香甲陽句集『白夢』

風の花文庫 800円と消費税
рO27−223−4556 鬣の会 林桂(はやし・かつら)

※林さんに直接申し込むかたちになるようです。

浅香甲陽(あさか・こうよう)
1907年1月、兵庫県生まれ。農家の長男。神戸の育英中学を経て農業学校に転校。
ハンセン病により三年で中退。明石の病院を経て、1927年、群馬県草津の湯之沢
に転地療養。1936年、草津の楽泉園に入る。1938年、失明。「ホトトギス」同
人で医師の本田一杉に師事し、俳句誌「鴫野」により句作。「栗の花俳句会」を興す。
1947年、気管切開。1949年2月、逝去。1950年10月、遺志により、
『白夢』(村越化石編・栗生楽泉園文芸部)が刊行された。

今回の風の花文庫版には作品120句のほかに、本田一杉氏の跋と「甲陽逝く」という
追悼文、村越化石氏の後記に加えて、林桂氏の「浅香甲陽小論−癩文学を負ふわれら」
が収録されている。

浅香甲陽五句
・蝿打つて奇蹟を今もうたがはず
・子規は眼を失はざりし火取虫
・露の中瞼にぬくき日の光
・子規まつり癩文学を負ふわれら
・喉管を白き狐が夜夜覆ふ


[3921] Re[3920]: 書籍は踊る 投稿者:本所飛鳥 投稿日:2002/07/15(Mon) 12:45

> 不孤さん
> 「カフカ自選小品集」という本があるのですねえ。
> 書籍の世界は奥が深いです。大きな活字というのもいいですね。
>

こんにちわ。

古 書 検 索 サ ー チ エ ン ジ ン ス ー パ ー 源 氏 で検索したら
http://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji02.html

No.2517623  カフカ自撰小品集 全3冊 栞揃い カバー オビ 美 A5判 
カフカ/高科書店/1992発行/ \3,500

注文する   (株)天牛書店

のような検索結果が出ました。参考までに。

では。

http://aja-bochan.hoops.ne.jp/


[3920] 書籍は踊る 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/15(Mon) 06:58

不孤さん
「カフカ自選小品集」という本があるのですねえ。
書籍の世界は奥が深いです。大きな活字というのもいいですね。

並木夏也さん
新潮文庫の復刊シリーズって、ちょっと思い出せないのですが、久米正雄の他に
どんな本が、復刊されたのでしょうか?
うーん、ますます奥が深いです。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3919] 心配で 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/15(Mon) 03:48

 私の携帯は非通知設定で着信されると、着メロがならないように設定してあります。
 今日、非通知で着信がありました。私の友達は非通知はしないので、「あれ、いたずらかなあ」と考えたら、仙台の某さんは「自分に時間のある場合は非通知で電話をする」といっていたので、心配になり、某さんに電話。電話にはうるさい某さんなので、何回か通信をすると、携帯をオフにします。でも、今回はオフにしないし、携帯には出ないし、何かあったのか、と、心配です。
 何事もなければ、いいのですが、心配で、おちおち眠れません。
 手紙を書いたけれど、届くのは明日。
 私はネガティブな人間なので、「死んじゃったらどうしよう」と落ち込み、非通知でも、着信できるように設定をしようと思いました。
 本の話でなくてすいません。でも、心配です。


[3918] ふるほん文庫やさんが東京堂に進出、というハナシ 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/07/15(Mon) 02:28

[本]のメルマガ vol.111
に掲載されていました。
そんでもって『新潮文庫全作品目録』が今月発売されるともありました。
(その関連で新潮文庫の文庫古書を揃えたとなっていますが。)

新潮文庫の文庫の絶版本は、一時、茶色の表紙で統一されたシリーズで復刊がありましたよね。
買って読んだ憶えがあるのは久米正雄『学生時代』などです。
あーとーはー忘れてしまった、三冊か四冊買って読んで記憶はあるのですが。

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[3917] カフカの断食芸人 投稿者:不孤 投稿日:2002/07/15(Mon) 00:50

1994年1月高科書店刊の吉田仙太郎訳を持っています。
「カフカ自撰小品集」T.観察 U.田舎医者 V.断食芸人 の3冊があり、大活字、活版刷りのこだわりの本です。
高安訳、池内訳を読んでいないので迂闊なことは言えませんが、活き活きとした文体で、本の体裁とも相俟ってわくわくしながら読みました。


[3916] 私は購書好き 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/14(Sun) 22:40

本所さん
日記にもあるとおり、私は「白洲正子の文庫本はいずれ買おうと思っていた」だけで
「読もうと思っていた」わけではないのです。
これは詭弁ではなく、本当に、買うだけのつもり。
あの日買った文庫本は、そのまま袋に入れっぱなしです。
私の場合、井上ひさしのエッセイ集とか、赤江瀑の小説とか、買うだけで自己充足して
しまうケースが圧倒的に多いのです。
だから、よく、日記を読んだ人から「たくさん本を読んでいますね」と言われることが
ありますが、それも勘違いで、読了と書いた本以外は、ちょっとつまみ読みして、その
ままほおり出しているのです。
結局、書物を買うのが好きなだけの人間なんですよ。

http://www.sweetswan.com/19XX/


[3915] 永山則夫 投稿者:花森こま 投稿日:2002/07/14(Sun) 21:01

彼がどんなにいい本を書いたとしても、私は罪を憎んで人を憎まず、という境地にはなれないのです。どんなに後悔しても、やったことは消えない。罪に服しているとはいえ、私は彼の著書を読む気は起きません。

http://6909.teacup.com/hanamorikoma/bbs


[3914] >安倍光恵さん 投稿者:並木夏也 投稿日:2002/07/14(Sun) 20:45

とんでもありません。
これからもよろしく。(にっこり。)

http://www.fides.dti.ne.jp/~kit2in1/


[3913] 藤原さんにとって白州正子とは。 投稿者:本所飛鳥 投稿日:2002/07/14(Sun) 20:31

こんばんわ。
東京堂は、どうでしたでしょうか。混んでいましたか。

少し質問ありますのでよろしくお願いします。

電脳日記7/2から抜粋。
>ただし、この白州正子の文庫本はいずれ買うつもりだったので、決心して
>5冊ともかってしまう。
>『かくれ里』『明恵上人』『古典の細道』『心に残る人々』『世阿弥』の
>5冊。『世阿弥』の解説は水原紫苑さんだった。

藤原さんにとって、白州正子さんは、どういう立場というかどういう観点で
本を読もうとしているのでしょうか。
わたしの少ない知識では、白州正子さんは随筆家、能に詳しいくらいしか知らないのですが、読んだ方がいいのでしょうか。
よろしくお願いします。
                                 −以上−

http://aja-bochan.hoops.ne.jp/


[3912] 印刷機がない 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/14(Sun) 20:23

紀伊国屋書店のホームページで好きな歌集を見つけましたが、印刷機を買わなかったので、会員申込書を印刷できかねました。
 支店の様子を探索したのですが、仙台の長町にありました。でも、長町区域は私は行った事がなく、しかも、10年前に福島に引越してきたので、私の好きなコーヒー屋さんに行くのも、なんとかして行った事があります。
 今日は暑かったですね。


[3911] ああ、そうです、そうです 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/14(Sun) 17:58

村井康司さん
おっしゃるとおり、その本です。
[3898]で、服部滋さんも、高安国世訳であったとお書きになっています。
私は確か大学1年の時に買って読んだのですが、その時は、高安国世が歌人だと
いうことに、気づいていなかったと思います。
ドイツ文学に関しては、現在は池内紀派になってます。
では、村井さま、ぜひぜひ、ご探索を!

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[3910] 断食芸人。 投稿者:村井康司 投稿日:2002/07/14(Sun) 14:36

藤原さま。
カフカの「変身・判決・断食芸人ほか二編」(高安国世訳)、お探しのものは表紙が緑でカバーがオレンジ色の「講談社文庫88」でしょうか?
昭和46年7月1日に一刷が出ているもの、ですね?
探索してみまーす。(^^)


[3909] おお 投稿者:LUCY 投稿日:2002/07/14(Sun) 14:04

藤原さん、こんにちは。

わたしも中野さん大好きなので、たまたま新潮文庫『東京風船日記』持っておりますが、あれもとうに絶版だったのですね。

バブル華やかなりし頃の「Hanako」誌に連載、というものでしたから、いま読み返すとツーンと懐かしくなりそうです。

あの本、欄外に赤い風船が印刷されていて、東証一部の平均株価を示し、パラパラやってみると上り続けてやや上下して最後は下がりっぱなしで終わるという・・・(笑)可愛くてやがて哀しき風船日記、という感じでした。


*「きねま」の号で俳句を詠んでいらっしゃる中野さんが、以前エッセーの中で触れていらした句が気になっていて、さきほど文末でWANTED!しましたが、見つかったのでその部分を削除しました。

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[3908] さらば、泡まみれの日々よ 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/14(Sun) 13:57

LUCYさん
『東京風船日記』の左ページの赤い風船の浮沈、言われて気づきました。
最終回の1992年4月24日では、もはや風船は東証株価の地平線に沈んでますね。
とはいえ、まだまだ、地震もサリンも起こっていなかったのだから、お気楽なもので
した。
中野翠さんは、その後もずっと「サンデー毎日」の時評コラムを書き続けているわけ
で、このシリーズは、女性版「男性自身」としてきわめて価値が大きい著作物だと
思っています。

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[3907] ごめんなさい。並木さま 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/14(Sun) 12:53

 人の名前をよく忘れるあんべです。並木さんすいません。頭がくるくるのあんべだと思ってお許しくださーい。
 本当にごめんなさい。
 藤原さん、ありがとうございました。
 (前頭葉、いらなくなり始めたらください。並木様でも藤原様でも)


[3905] カビビーン! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/14(Sun) 11:56

昨日、ずっと探していた中野翠の『東京風船日記』を東京堂の「ふるほん文庫やさん」
コーナーで、やっとみつけて280円で買ったと日記に書いたが、いま、牛乳とパンの
安売り屋に行った帰りに寄ったサンホームビデオの古本文庫コーナーで200円で出て
いた。
私は少なくともこの本を1年以上探していて、昨日まで見付けることができなかった
のに、みつかりはじめると、二日連続か!
まあ、これが古本との巡り合いの不思議なんだろうなあ。
まあ、昨日の本の方が帯付きできれいだったのが唯一の救い。

安倍さん
永山則夫の本をすすめてくれたのは、並木夏也さんですよ。

しかし、暑い……

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[3904] 読書日和だあ 投稿者:安倍光恵 投稿日:2002/07/14(Sun) 11:22

 はあ、暑い。福島、暑い。永山則夫さんの「異水」読了。こんなにいい作家さん、いたのー。と驚く事しばしば。
 文体は谷崎に似ているかな。でも、人間くさくてなかなかいい本。図書館にいかなければ。確か、後、何冊か残っているはず。 
 永山さんという新境地をひらいてくださった方に感謝です。(確か、花森さんだったかな?)
 柳美里の映画「命」見に行った方あいいのかなあ。うーん。
 藤原さん、ジュルナール律を紹介してくださってありがとうございました。
 とても為になりました。
 私もあんな力強い短歌が詠みたいです。がんばらねば。


[3903] 新刊紹介 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2002/07/14(Sun) 08:18

永井陽子さんの散文を集めた貴重な一巻『モモタロウは泣かない』が、ながらみ書房から
刊行されました。
「短歌人」関係者及び永井陽子さんの短歌がお好きな方々には必読だと思います。
栞文を馬場あき子、山中智恵子、小池光、島津忠夫のみなさんが書いています。

『モモタロウは泣かない』ながらみ書房刊行 2600円+税
ながらみ書房 рO3―3234―2926です。

永井さんの文章をまとめて読んでみると、その歯切れの良さに爽快感を感じ、
あらためて、もっと活躍してほしかったと残念な思いがこみあげてきます。
式子内親王をはじめとする古典論、現代短歌論、エッセイと、読んでいて心に残る
文章がたくさんあります。
読書好きのみなさもにも、ぜひ、お読みいただきたい一冊です。

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[3902] オンラインであること 投稿者:正岡豊 投稿日:2002/07/14(Sun) 08:15

藤原さん

いやそんなにも書き込んでないですよ。ただ、いま、あちこちの掲示板に
書き込みたくても書き込めないひととか多いと思いますね。
ここの掲示板は、ある「入りやすさ」をキープしておくのがいいですよね。

日記とかはしばらくお休みして、チャットを二日に一度のペースで
やっています。インターネット、というくくりよりも、「オンラインであること」
を再確認したい気分です。ではー。

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm