[150] ネット恋愛 投稿者:錦見映理子 投稿日:2000/08/30(Wed) 15:43

にしきみです。こんにちは。
精神的乱交、なるほど。

ずっとネットで知り合って恋愛するのって嘘みたい、と思って
いたのですが、そんなに変じゃないと思うようになりました。
顔の見えないままのコミュニケーションって平安朝とかの
男女に似てる。
というわけでネット恋愛イコール源氏物語説を最近唱え始めました。
最後はみんな出家するの。

ほむらさん、靴が見当たらなくてお城に行けません。裸足は痛いし。


[149] Re[147]: 削除してください 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/30(Wed) 14:02

>風間祥さん

> 145 終わりない祭り 削除していただけますか
> 送信できなかったので、書きなおして送ったら二重送稿に
> なってしまいました。

了解しました。[145]は削除しておきます。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[148] 空に放つ銃弾 投稿者:佐藤りえ 投稿日:2000/08/30(Wed) 13:17

みなさまこんにちわ。佐藤りえです。
ネット・コミュニケーション。ふむう。
わたしはいまだにメールだけで連絡するのは失礼なんじゃないか、電話がわかるなら
電話がいいんじゃないか、とか、
ネット上の知り合い、とはいっても実際に顔を見たら全然親しくはできないんじゃな
いか、とか考えている、古い犬です。
で、こうして発言している自分がどんなもんであるのか、という実感がつかみがたく
もあります。みんなそんなふうに感じないのかな、とか考える。
この文章も誰に向けて書いているんだか、まぼろしのような第三者は脳裏にあるもの
の、はっきりとは見えていない。そういう文章って、ひみつの日記以外に今まで書く
機会ってなかったんじゃないかなとも思ってます。ふしぎ。ふしぎだらけ。

http://www.fsinet.or.jp/~la-vita/


[147] 削除してください 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/30(Wed) 12:57

管理人様
145 終わりない祭り 削除していただけますか
送信できなかったので、書きなおして送ったら二重送稿に
なってしまいました。
削除キーの使い方がわかりませんので、よろしくお願いします。


[146] 終わりない祭り 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/30(Wed) 12:38

《ネ ット・コミュニケーションが現実に変化をもたらすか》
変化すると思います。
昨日同じ舞台を観た人は同じ現実を観たのでしょうから。
心こそ現実ですし。
ジャンルにも、所属誌にも関係なく、横断し乱反射する。
野晒しがいいですね。
  百万回死んでも生きても野良猫は野良猫であり野良猫でいたい
 


[144] この感じ。 投稿者:ほむらひろし 投稿日:2000/08/30(Wed) 11:08

ほむらです。

ネット上のいろんなところで、知ってるひとや未知のひとやちょっとだけ知ってる
ひとが錯綜しながらやりとりをして、全体に愛と真剣さがあるときって、独特の感
じがあるだなあ。
精神的乱交というか、集合無意識的餅つき大会(意味不明)というか。
ぺったんぺったん、いつまでも続いて欲しいような、終わるのが不安なような、あ、
おんなじ意味か。
愛と真剣さがなくなるのがこわいよ〜(貧乏性)。


[143] はじめまして。 投稿者:清水鱗造 投稿日:2000/08/30(Wed) 10:11

@ラエティティア 楽しく読んでおります。ご挨拶がわりに
いま書いた歌を。


夜景1

「私書箱」の看板めだつ野村ビル あ前景かな路地歩くぼく
まな板に置いてある夜の包丁はなぜかやさしき女おもわる
たわむれて遠い船出やみおつくしかすかにぼくは罪とたわむれ
さらにまた水はいくつも透明な出窓にやはり思想はあって


[142] 「鳩よ!」がでっかいサイズだったころ、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/30(Wed) 07:42

ドラえもん特集号で、
「文芸の中のドラえもん」というコーナーを担当した時、
穂村弘の「どらえもん」という表記についても言及しました。
愛と憎しみにあふれた文章になってしまったけど。

ああ、あの原稿はエッセイ集にいれればよかった。
藤子先生のご親族から、
お礼にといただいたドラえもんの豪華本、
うちのこどもが読むようになるのはいつのことか。

http://talk.to/mass-no


[141] あ、本屋へ行かなくちゃ、 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/30(Wed) 05:38

と思うのがいつもこんな時間で、
名古屋ではどこの書店もあいてない。
「活字倶楽部」も「現代詩手帖」も買えない。
名古屋じゃなくてもあいてないかな。
冷蔵庫あけたら出てくるといいんだけど、
雑誌も靴も入ってない(梨と桃があった)。

昨昼、枡野浩一さんの「かんたん短歌塾」の、
最後の方を少しだけ見ることができました。
作品へのアドバイスが明晰で気持ちがよかったです。
いつか歌会を一緒にできたらなぁと思ったりもしました。

余談ですが、ドラエモンはドラえもん、
というところを聞いていて、穂村弘に、
どらえもんはドラえもんだよ、
と言ったのを思い出しました。
もうあれも十年も前の話となりました。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[140] なかはられいこさんのみゅう更新日記のURLは、 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/30(Wed) 02:45

http://www.diary.ne.jp/user/34839/です。
このBBS「抒情が目にしみる」をご紹介いただいたり、
永井陽子さんの作品についてのコメントもあります。
あらためて紹介しますと、なかはらさんは川柳作家で、
開放区第59号で藤原龍一郎さんが書いた、
「謎・ナンセンス・不安−現代川柳の前線−」
でも紹介されてます。なかはらさん、
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[139] Re[137]: 御礼など 投稿者:なかはられいこ 投稿日:2000/08/30(Wed) 01:33

>荻原裕幸さん

> いつも読んでいてくれてありがとう。
> さるさる日記でここをPRしてくれてありがとう。
> さるさる日記のURLを直接ここに書いてもいいかな?

あ。ばれちゃった。(^^;
書いてもいいです。
んが、もし読まれてつまんなくても責任はとりません。

>ほむらひろしさん

>靴、忘れてかえっちゃった。
>昔、そうやって幸せになった女の子がいたよね。

あの子が幸せだったのはほんのいっときじゃないかな。
「しあわせにくらしましたとさ」ってぜったい嘘だと思う。(あ、また怖がらせちゃった?)

http://www2u.biglobe.ne.jp/~myu2/


[138] ネット・コミュニケーション 投稿者:三宅惺 投稿日:2000/08/29(Tue) 23:53

 ほむら様。失礼しました。
 言わんとしたところは、「電話だってFAXだって意義があって始めた訳じゃなし。
そんなこと、どこかの学者さんに任せておけば。利用者が悩む必要あるの。
つまり、真剣に追求しようというのではなく、冗談じゃないのですか。
で、どこがきついかというと、」うんぬん、もっと長いのですが、このへんで。
 なんか、つまらないこと書いちゃいましたね。

藤原様、ほとんど関係ないことばかりですみません。座談会読ませていただきますので。

http://www.linkclub.or.jp/~satoru-m


[137] 御礼など 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/29(Tue) 23:34

>錦見映理子さん

書きこみどうもありがとうございました。
顔出してもらえると存在が実感ができてうれしいです。
もちろん個人的なことで構いません。
思いついたこといろいろ書いてもらえればうれしいです。
ダイレクトな反応がないときでもきっとみんなが読んでます。

>なかはられいこさん

いつも読んでいてくれてありがとう。
さるさる日記でここをPRしてくれてありがとう。
さるさる日記のURLを直接ここに書いてもいいかな?

>ほむらひろしさん

ネットコミュニケーションの話はまたまとめますが、
ものすごくよく考えてみたら、
BBSでコミュニケーションするのはじめてだよね。
メールはむちゃくちゃ往復しているのに……。
とりあえずそれが言いたかったのです。
あと、名前、なんで漢字で出さないの?

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[136] 靴の話 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2000/08/29(Tue) 23:13

靴の話ですが、
私はシンデレラの姉のような足をしておりますので、
あるとき、新品の靴を買ったばかりのシンデレラのような足を持つ友だちに、
「これ、ちょっときついから、あんたがしばらく履いて伸ばしといて」
と命令(?)されたことがありまする。

…雑談で失礼しました。
各掲示板で錯綜する話題の件、
そういえば、本日、私の掲示板で藤原龍一郎さんのことが話題に出ました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[135] 靴。 投稿者:ほむらひろし 投稿日:2000/08/29(Tue) 17:58

ほむらです。

靴、忘れてかえっちゃった。
昔、そうやって幸せになった女の子がいたよね。

藤原さんがその靴にぴったりの足を持つ男性歌人を求めて国中におふれを出して、
加藤治郎や坂井修一が次々に名乗りでるけど、だめだめ、みんな足が大きすぎて
入らない。試しにおそるおそる足をいれたら、ほら、ぴったりだ。
藤原さんのお城に迎えられて、僕は末永く幸せに暮らしました。
ひやっほう!

ますのさん、ネット・コミュニケーションが現実に変化を与えた例として「結婚」
を思いついたんだけど、考えてみると「離婚」でも「自殺」でもいいことになり
ますね。「妊娠」は無理ですね。

三宅さん、「冗談きつい」のニュアンスがうまく読み取れなかったんだけど、ネッ
ト・コミュニケーションの意義は「自明」ってことだったのでしょうか。あるいは
逆に「無意味」なことはあきらか、の方でしょうか。

錦見さん、「短爆」読んでくださってありがとう。感想、楽しみに待っていますね。
藤原さんのお城で(まだ言っている)。


[134] こんにちは 投稿者:錦見映理子 投稿日:2000/08/29(Tue) 17:12

開放区の錦見映理子と申します。みなさまはじめまして。
荻原さんがあしあと残すようにって書いていらっしゃったので、
おそるおそるコブタサイズの足跡を残すことにしました。

藤原さん、お電話では素敵な声を二度くらいお聞きしたように
思うのですがお目にかかったことはなく、残念です。
「三人一首鑑賞」では(ってこれは「開放区」の中のコーナーのこと
です。)私の歌に書いてくださってありがとうございました。
もう半年以上前のことだと思うのでお忘れでしょうけど、藤原さんの
書いたことが一番私の気分にはぴったしでした。「自虐の詩」は好き
だからそれが嬉しかったです。

となんだか個人的なことをすみません。

ほむらさんにメールが送りたかったのにわかんなくて、「短歌という爆弾」を
読んだ感動を誰にも言えずに悶々とした挙げ句、仕方なく田島邦彦氏にFAX
で何枚も送って嫌がられました(うそです。優しい方なので大丈夫、もう一冊
出てるのも読んで感想を送れ、と言われました。)
ここにほむらさんがいらしたので緊張のあまり手がふるえてきたのでこの辺で。
では失礼いたしました。


[133] メールマガジン「@ラエティティア」第2号を、 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/29(Tue) 07:50

あと数日で発行する予定です。
第2号では千葉聡『微熱体』の特集をします。

希望者にはバックナンバーの配信もおこなっています。
未見の方への読者募集等、詳しくは、

 「@ラエティティア」のお知らせ
 http://www.ne.jp/asahi/tanka/naoq/osirase_laetitia.htm

に掲載しておりますので、どうぞご覧下さい。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[132] 千客万来!笑門来福! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/29(Tue) 07:37

●おお、私がWWFのRAW is WARのビデオをみている間に
 たくさんの方々が書き込んでくださっている。
●私は「活字倶楽部」はもう買ったので桝屋善成さんの教えてくださった
 「現代詩手帖」を買いに行きます。
●一成、未知子の両松原様、書き込みありがとうございます。
 イッセー・ミチコって勘亭流で書くと夫婦漫才みたいですね。
 その流れで言うと『米朝・上岡が語る昭和上方漫才』(朝日新聞新聞社刊1800円)は
 まさに上方漫才の歴史と評価をきちんと語り合う、内容の濃い本です。
 たぶん、立川談志が昨年から今年にかけて、自分の秘蔵資料を公開した
 資料的価値の高い本三冊そろいでだしたので、上岡龍太郎が刺激されて
 この本の企画が実現したのでしょうね。しかし、あらためて、桂米朝の凄みを
 知りました。さすが、人間国宝だわ。イッセーさんは必読かも。
●「未来」「心の花」「かりん」「まひる野」の夏期大会も無事に終了した
 ようですね。そういえば、「未来」の場合、宿泊先は各自が自己手配なのだ
 そうですね。「かりん」は旅行代理店が入って、切符も宿も仕切るんでしょう。
 まさに結社事情もさまざまですね。こういうのが壇(ギョーカイ)的発言か。
●あっ、穂村さんの靴が冷蔵庫に入ってる!


[131] 敵ではなく「敵」です、カギカッコつきの。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/29(Tue) 07:27

しかも私は<ではなくて>という文脈で言ったので、
二重の意味でのカギカッコつきですが。

カギカッコつきの「敵」、
という捉え方がどういうものであるかは、
やがて書店に並ぶ拙著
『かんたん短歌の作り方 〜マスノ短歌教を信じますの?〜』(筑摩書房)
をご参照ください。

外にいることはかんたんかもしれませんが、
「敵」
であるかのようにふるまうのは大変でした。



本日また、
NHKテレビ(1チャンネル) に昼2時から生出演します。
簡単な言葉で感嘆するような短歌をつくる「かんたん短歌塾」という、
とても困難な試みをやっています。

http://talk.to/mass-no


[130] 敵? 投稿者:三宅惺 投稿日:2000/08/29(Tue) 00:40

 「壇」を敵ととらえるとは、どのようなスタンスをとることなのでしょう。
 ちなみに僕はやっぱり「壇」から遠い人間で、「壇」の人とはほとんど直接口をきいたことも稀ですし、必然的に総合短歌誌から原稿依頼の来る身でもないです。そのくせ偶然、面と向かえば、絶賛の言葉を並べる「壇」の人に対して、僕自身いろいろ感じるところはあります。他人の目や耳のあるところでは、ほとんど何も言われませんしね。こちらのHPは匿名だからか、そのぶん賑やかですが。
 「壇」の外にいることなんて簡単です。それは敵であることとは別ではないですか。

 それから、ほむらさん。
 ネット・コンピューターの意義なんて、冗談きついですよ。

http://www.linkclub.or.jp/~satoru-m


[129] 死は終り、そして始まり 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/28(Mon) 23:22

〈死が開く季節〉というのもありますよ。
『死者達の間に死んでおいで。死者にもたんと仕事はある』
って、誰かも言っていますね。
ある時は芥川が。私には今、永井陽子さんがその重い扉を押し開けようと
しているように思えます。
古典的幻想と笑われると思いますが、私には死者は死んでも生きている
ように思えるのです。


[128] まったく残念 投稿者:桝屋善成 投稿日:2000/08/28(Mon) 22:54

松原未知子さま

お会いできず、残念でした。
いろいろやらなければいけないことが溜まってしまい昼食後
失礼しました。(なにしろ5時間かかるので・・・)
またお目にかかりましょう。

http://www2.ocn.ne.jp/~meicho/index.htm


[127] 未来の夏の大会で 投稿者:松原未知子 投稿日:2000/08/28(Mon) 21:35

☆藤原さま、「短歌人8月号」届きました。ありがとうございました。
 大会で岡井隆さんと栗木京子さんと小島ゆかりさんの鼎談が
 あったのですが、その中で栗木さんが「最近気になった歌」として
 「短歌人8月号・20代作品特集」からも、森下綾香さん、生野檀さん、
 森崎雄太さん の歌を二首ずつあげておられました。
 一首ずつだけ書いておきます。
 
 らしさなどかなぐり捨てたく黒髪をオレンジ色に染めてしまいぬ 
                            森下綾香
 大仰に何守るとや白き服よごしによごしバージン ロード
                            生野 檀
 空腹に悲しくもあるかうまそうな弁当あれど箸なかりけり
                            森崎雄太
 
 この他にも「塔」の若い方たちの作品があったのですが
 千葉聡さんの「微熱体」とは対照的に、 
 総じて、文語体で暗く繊細な感じの歌を挙げておられました。

☆桝屋さま、受付で名刺のメッセージ受け取りました。
 わたしは午後からゆっくり出かけたので、すれ違いでした。
 残念です。


[126] ああ、私は知ってますよ、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/28(Mon) 20:10

電子掲示板でのやりとりで、愛を育んで結婚した二人。

だけどほむらさん、
「結婚」は結論なんかではなく、
むしろ結論のいつまでも出ないぐにゃぐにゃした「終わりなき日常」です、
新婚なのに二児の父である私のささやかな実感では。

結論というなら、やっぱ「死」でしょう。
死んだ人の書いた本を読むのは、とても安心ですよね。もう変化しないし。

http://talk.to/mass-no


[125] 現代詩手帖 投稿者:桝屋善成 投稿日:2000/08/28(Mon) 20:02

こんばんは、桝屋善成です。

土・日と未来の大会で東京にいました。

さて、
「現代詩手帖・9月号」の酒井佐忠氏の連載時評「現代詩歌句逍遥」
で藤原さんの『短歌の引力』が紹介されています。
時評のタイトルは「〈主題〉の復権」というもので、「主題」について
の藤原さんの発言が引用されています。さらにその「主題」にからめて
谷岡亜紀さんについても触れられています。

ということで、とりあえずお知らせまで。
では。

http://www2.ocn.ne.jp/~meicho/index.htm


[124] 貧乏性 投稿者:ほむらひろし 投稿日:2000/08/28(Mon) 18:20

はじめまして、ほむらひろしです。

はじめての掲示板って緊張するー。
おじゃまします。
く、くつは、どこで脱ぐのかな。

いくつかの掲示板や日記やメールなどが連動して有機的に話が展開すると、かつて
なかったような楽しいことが起きているような、実は、何も起きていないような、
わくわくするような不安なような、ふしぎな気持ちがしますね。

ああ、心配だなあ。

何人かの友達と、誰かの家の庭で御飯を食べていても、ぼくは用意してある花火の
ことが気になって、ゆっくり御飯が楽しめないような性格なのです。
「早く花火をして夏の思い出を確定したい」と思ってしまって。
別に花火そのものがしたいわけじゃなくて、まだ思い出が確定していないことが不
安なんだよね。
映画が始まったとたんに、早く終わって欲しいと思う。
早く「観終った自分」になりたいの。

人間が生きる感覚としてこれは完全に本末転倒なんだろうけど、そう思ってしまう。
ああ、誰かネット・コミュニケーションの意義を確定してくれないかな。
誰かと誰かが激しく論争した挙句に結婚するとか。
そうしたら、少なくともあそこは結婚したしな、と思ってちょっと安心できるんだ
けど・・・。


[123] 毎日刺激を受けています 投稿者:松原一成 投稿日:2000/08/28(Mon) 00:00

短歌人会員で放送作家の松原と申します。
この掲示板には鋭い意見が次々と載るので、毎日刺激を受けています。

特に枡野さんの
>私は、
>「自分のどんな言葉も届かない他人がいる」という前提で書くのが文章だと考えていま
>す。
>「波長の合う人」同士だと、いくら稚拙な表現であっても、
>「わかるわかる」と共鳴できてしまう……それが言葉の恐ろしさです。
には大いに共感しました。
メディアの波にもまれている一人として、
枡野さんの戦いぶりには、いつも注目しているんですよ。

私は、歌を詠み出して、たかだか2年ですが、
短歌なんてどうでもいい人に届く歌を詠みたいので、
いわゆる歌壇の隠語や楽屋落ちは使わないよう心掛けています。
娯楽歌人‥‥そんなスタンスでやっていけたらと、
最近ここを読みながら、決意を新たにしています。




[122] 幻想の「壇」 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/27(Sun) 17:00

●金曜日の夜から、書き込まなければ、と心あせりつつも
 入りそびれて、もう、日曜日の夕方。
 正岡さんが軽く流してくれたので、やっと、楽な気分になりました。
 気の弱いフジワラ。
●今週の「読書人」の芥川賞特集で、柘植光彦が
 「芥川賞は、電子メディアという未知のサーキットを生き延びなければ
 ならないのだが、そこではもう「文壇幻想」は通じないだろう」
 てなことを書いています。
●風間さんの言う「一つの有機体のように、生きる言葉の力を信じたい」という
 思いは、かなしいけれど私はもう、信じられなくなっています。
 言葉を扱う技術があれば、枡野浩一さんのように、明快に
>「自分のどんな言葉も届かない他人がいる」という前提で書くのが文章だと
>考えています。
>「波長の合う人」同士だと、いくら稚拙な表現であっても、
>「わかるわかる」と共鳴できてしまう……それが言葉の恐ろしさです。
 と、答えたいところなのですが。
 中途半端ですみません。


[121] 活字倶楽部は 投稿者:正岡豊 投稿日:2000/08/27(Sun) 13:35

いまでも「アニメイト」には平積みしてあるそうです。

歌人よ! 「アニメイト」へ急げ!

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[120] ああ、実際そうだったとしたら、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/27(Sun) 12:10

すばらしいですね。

「活字倶楽部」(雑草社)今月号の短歌特集は、
ていねいにつくられていて、
まあ枡野浩一の発言は正岡豊さんのお墨付きが出たくらい「えらそー」ですが、
穂村弘さんのインタビュー記事はお茶目で「真顔」だし、
ぜひ「壇」の皆様にも読んでいただきたいです。

「活字倶楽部」は、漫画系の雑誌の編集部が活字をフォローしてる、
というような位置にある雑誌です。
書店では、漫画評論誌「ぱふ」の姉妹誌として、
漫画コーナーに置かれていると思います。

http://talk.to/mass-no


[119] Re[117]: 「活字倶楽部」未入手なので、 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/27(Sun) 04:31

枡野浩一さんのインタビューについては語れないのですが、
枡野さんのコメントを読むと、自分の中のルールを緩める、
ということが、むしろ、「壇」を意識しない、
「壇」の中も外もその他をも均質にふくんだ層へ、
ことばの力をはなつことになったのではないかと思います。

「壇」に近い人が「ますの。」を支持する、のではなく、
「壇」に近い人も「ますの。」を支持する、ではないでしょうか?

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[118] ご配慮ありがとうございます 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/27(Sun) 04:15

>正岡豊さん

仮に「抒情が目にしみる」に直接書きこむのはちょっとなあ
というようなコメントが浮かんだ場合、
ご配慮いただけるのはとてもうれしいのですけど、
話が聞けないのはとても淋しいことでもあります。
たとえば、さるさる日記にアップしておいて、
本文にURLを記述してもらえるといいかも。
本文のURLもそのままアクティブなリンクになります。
まどろっこしいかも知れないですけど、
ワンクッションおくという意味でそういう書き方もあるかも。
ということを考えていたら、枡野浩一さんは、
かばん掲示板にこのBBSのURLを書きこんでいた。
つまりああいった感じに少し似たことです。
どうぞよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[117] いえ、荻原裕幸さん。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/27(Sun) 03:59

「短歌」というジャンルの中での枡野浩一の試みが、
隅々まで徹底されているのは、むしろ最初の二冊の短歌集だったと、
自分では思っています。
(「活字倶楽部」今号のインタビューでも話しましたが)

三冊目の「ますの。」は、
徹底するあまり狭めすぎてしまっていた自分の中のルールを、
あえて緩めることで、ああいう本になりました。
収録されている歌は、「ますの。」のほうが古いですし。

だから、
「ますの。」を支持してくれる人はどちらかといえば「壇」に近い人、
「てのりくじら」「ドレミふぁんくしょんドロップ」を支持してくれる人が、
今のところの枡野浩一のコアな読者なのだと、日々、感じているところなのです。
どちらの読者が大事、という話ではありませんが。

http://talk.to/mass-no


[116] 何処かの誰かへ 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/27(Sun) 03:37

それが「震えるピン」であるというのは、アンドレ・ブルトンも 指摘するように、
また、穂村弘もシンジケートのあとがきで書いていたように、真実かもしれない。
でも虚しくても飛んでゆくしかない。タンポポが一旦死んで、綿毛を飛ばすように。
読み慣れた人にしか、わかってもらえないという感じは、あっても、
翻訳されても、キャッチできる感覚というのもある。それこそ、十分ではなくても。
それでなくては言葉の意味がない。
一つの有機体のように、生きる言葉の力を信じたいのですが、単純すぎるでしょうか?


[115] Re[110]: この「本当」というのは、 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/27(Sun) 02:58

>枡野浩一さん

> でも私が本当に意識しているのは、
> 「壇」という「敵」なんかではなく、
> 「壇」なんてことも「短歌」なんてことも「文学」なんてことも眼中にない、
> もっともっと外側にいるだれか、だと思うのですが。

歌集『てのりくじら』、それから、
歌集『ドレミふぁんくしょんドロップ』を読んだときには、
枡野浩一の中の2〜3割、というような印象を持ちました。
歌集『ますの。』を読んだときにはそれが6割くらいまであがった。
数字は印象的なものですが、8割の壁に挑んでいる枡野浩一、
を想像しながら、枡野さんの書きこみを読んでいます。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[114] それはとても美しい夢のような祈りですが、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/26(Sat) 22:07

私は、
「自分のどんな言葉も届かない他人がいる」という前提で書くのが文章だと考えています。
「波長の合う人」同士だと、いくら稚拙な表現であっても、
「わかるわかる」と共鳴できてしまう……それが言葉の恐ろしさです。

というようなことを今、
拙著『かんたん短歌の作り方 〜マスノ短歌教を信じますの?〜』(筑摩書房)で
書いているところです。

蛇足ながら、
穂村弘が『短歌という爆弾』(小学館)で指摘しているように、
短歌を読み慣れている人に支持される短歌と、
短歌を読み慣れていない人に支持される短歌は、
やはり、
ちがうと言わざるをえません。
私自身の三冊の短歌集に寄せられた反響の手ごたえからも、
ますますそう感じるようになりました。

どんな立場の人にも届くだろう、
と期待して書かれた言葉は、
どんな立場の人にも届かない。
というのが、私の立っている場所です。

http://talk.to/mass-no


[112] 読みたい歌は読める歌 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/26(Sat) 19:58

感受性レベルの高い普通の人が読んで感じる歌が
書けていないから、短歌はつまらないのだろうと思うけれど、
心に感じるフレーズは、多分どんな境界も超えて、届くものだと私は思う。
短歌は感性のエッセンスだから、短歌を普段読んでいるいないに関わらず
感じる人は感じるはず。周波数が合えば。
リアルタイムで時空を超える、飛翔する言葉があるはず。


[111] 今日も暑いですね 投稿者:正岡豊 投稿日:2000/08/26(Sat) 15:15

まさおかです。昨日はここの掲示板チェックしてなかったんですよ。
してたら、ちょっとオンライントークの内容が変わっていたかも。

さっきからしばらく「壇」とか「掲示板と発言」とか考えてたんですが、なんか書くのに
抵抗のある言葉ばかり浮かぶので書くに書けなくて(^_^;)。

ということで読みました、ということだけ書いておきます。
今日(昨日?)から「未来」「まひる野」が全国大会、「かばん」は明日東京で歌会、
おなじくかばん関西は梅田で夏の痛飲会(9名ぐらい集まりそう)ですね。
ということでではでは。

http://www3.justnet.ne.jp/~masa-0606/index.htm


[110] ああ、それは、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/26(Sat) 10:15

枡野浩一の側が、
「壇」というものからあえて遠ざかるような態度でありつづけたことも原因なので、
まあ、
しかたないと思いますね。

私は私なりに、
マスメディア露出型(?)の
俵万智、林あまり、
田中章義、岡しのぶ、寒川猫持、
といった「歌人」たちのことも見つめてきて、
自分はこう、
と、
決めてきたのです。

今まとめている拙著『かんたん短歌の作り方 〜マスノ短歌教を信じますの?〜』(筑摩書房)には、
その姿勢がちょっと過剰なくらい表現されていて、
自分でも苦笑してしまいます。
「壇」にいる歌人には、
素直に楽しめない本かもしれないですね。でも明らかに、
「壇」にいる歌人にも宛てて書いてきたのだと、思います。

「壇」の外にいようと心がけることは、
「壇」の枠組に敏感になることでもあるので。

でも私が本当に意識しているのは、
「壇」という「敵」なんかではなく、
「壇」なんてことも「短歌」なんてことも「文学」なんてことも眼中にない、
もっともっと外側にいるだれか、だと思うのですが。

http://talk.to/mass-no


[109] 角川「短歌」9月号の 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/26(Sat) 05:01

座談会「短歌にとって、昭和とはどんな時代だったか」を読みました。
藤原龍一郎さんが、そのあたりの問題が語られている、と言われたのは、
総合誌に顔を出していることだけが大事だ、という風潮の批判とか、
おそらくそうした一連のメディア論のことですよね。よくわかりました。

ただ、先に、「壇」の内部の問題、という未消化のことばを出したのは、
露出しないタイプの、たとえば永井陽子が一方の「外」だとすれば、
過剰に露出するタイプの、たとえば枡野浩一がもう一方の「外」だという
二面から考えられる「外」が念頭にあってのことだったのです。
露出しないものへの疎外だけならば、これは、理屈はわかる。
読む条件がととのっていないから、という明確な事情ですね。
けれど過剰に露出するものへの疎外が同時に起こるというのは、
この理屈では説明しきれないように思います。「壇」の内部における
集団の恣意的な意志がすべてを決めているように見える。
断言はしませんが、ようには見える、と思います。

その理由を問いつめることに意味があるかどうかはわかりません。
けれど、商業誌、短歌総合誌、結社誌、同人誌など、印刷メディアが
いつかしら構成してしまう「壇」の階層とか分断の弊害を抑えるものとして
電子ネットワークがかなり重要になっているのではないか、
抒情が目にしみる、もそうした位置にあるのではないか、
とまあそんな方向に考えが進んでいるのでありました。

まだ未消化のままですが、こんなことを漠然と考えています。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[108] だとしたら……、 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/25(Fri) 16:30

いつも創作姿勢の話ばかりだというのをもうしわけなく思います。
枡野浩一さんの作品については、肯定的な意見と否定的な意見を
ともに持っていますので、それをダイレクトに書くよう努力します。



BBS/掲示板の過去ログの保存については、賛否両論あるようですね。
消えるから書けるという状況があるのも理解はしているつもりです。
ただ、枡野さんとこのやかばんのコメントの完全消失は犯罪でしょうね。
藤原掲示板のコメントが消えることは犯罪だ、と思って、こうなりました。
サーバのダウンで消失させかけたわけではありますが……。
でも、いつまでも読みたければ自分で保存しろというのでは、やはりちょっときつい。
インターネットらしいというのは、はかなく消える、という他に、
いつでもそこにある、という面もあるような気がします。

風間祥さんも触れている、壇/露出については、
角川「短歌」を読みはじめたところなので、また夜(中?)にでも。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[107] いえ、荻原裕幸さんの枡野浩一に関するご意見は、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/25(Fri) 14:09

時々どこかで目にしては有り難く思っております。



この掲示板、便利ですね。
過去ログなんて、みんな消えてしまって、保存もしてない。私のとこの掲示板は。
そのほうがインターネットらしい気もしますが、
読み手にとっては不親切なんでしょうか。



詩人や歌人には、
露出をあえてしない、という不思議なスタンスを保つ人がいるんですね。
そのスタンスを保ながら魅力的である表現者は、素敵だと思います。
読者やファンには、歯がゆく感じられることも、あるんでしょうけど。

http://talk.to/mass-no


[105] 歌集を待っている 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/25(Fri) 13:43

歌壇なんて諸悪の根源。ただそのために永井さんのマイナー気分が増したなら
かえってよかったかもしれない。
文学にとって怖いのは溶解すること、抵抗がなくなること、もてはやされること。
純粋で透けるような魂を、10月に出る歌集は、言葉として残しているだろう。
女歌とか、男歌とか、つまらない括り方だ。
論じられなくなったとしたら幸いだった。


[104] お、同時にコメントが…… 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/25(Fri) 12:23

>枡野浩一さん

> どうして枡野浩一に直接言ってくれないのかしら。正岡豊さんみたく。

メールの主たちにもそう伝えておきますが、
ぼく自身もそういった人間の一人なので耳のいたいとこです。
これからはダイレクトに書けるよう努力したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[103] コメントが100件を超えたので、 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/25(Fri) 12:16

過去ログが自動生成されはじめました。

上記「抒情が目にしみる」タイトル下の
メニューの[過去ログ]をクリックすると、
アクティブに読むことのできる100件に加えて
さらに過去にさかのぼったログを読むことができます。
これから1件書きこまれるごとに、
過去ログも1件ずつ増えてゆくという仕組みです。
適宜ご利用いただければ幸いです。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[102] Re[100]: 小さなヴァイオリンが欲しくて 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/25(Fri) 12:10

>藤原龍一郎さん

コメントどうもありがとうございました。
いろいろ書きたいことが出ましたが、
まず、角川「短歌」の座談会を読んでみますね。
たぶん今日中には入手できると思います。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[101] やあねえ、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/25(Fri) 12:10

どうして枡野浩一に直接言ってくれないのかしら。正岡豊さんみたく。

http://talk.to/mass-no


[100] 小さなヴァイオリンが欲しくて 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/25(Fri) 07:25

●永井陽子さんの遺歌集になる『小さなヴァイオリンが欲しくて』は
 砂子屋書房から十月に刊行されます。
 広告が来月あたりから出てくると思いますので、砂子屋書房に
 直接、お申し込み下さい。
 本当は全歌集が出るか、現代短歌文庫で『永井陽子歌集』が出てくれると
 いちばんうれしいのですけれど。
●荻原裕幸さんお書き
 >1980年代の女歌が少し以前から話題になっていますね。
 >本阿弥書店「歌壇」は12月までの特集をはじめたようですし。
 >女歌と言えば、当時は必ず永井陽子さんの名前があったのに、
 >その後、彼女はなぜか論じられなくなっていった。
 >「壇」に顔をあまり出さなくなったのが理由だと推察される。
 >こういうのを見ると女歌というのは
 >ただ「壇」の内部の問題だったのかと思えてしまう。
 >永井さんの歌集がまとめられるのなら、
 >そのあたりのことが論じられる機会になるといいですね。
●「壇」の内部の問題だった、と言っては、言い過ぎでしょうね。
 「壇」というものを過剰に意識するのは、あまり文学的な意識ではないと
 私は思うのですが、永井陽子さん自身、そういう意識を女歌のシンポジウム等の
 あとで持ち始めたのだと思います。意識的にそういう露出を避けていましたから。
 それだけに、『てまり唄』による、河野愛子賞の受賞はうれしかったのだと
 思います。本来なら、あのあと自己プロデュースの意識をもって、どんと
 露出方向へ行けば、いわゆる「有名」という範疇に入っていたのでしょうが
 彼女はそれを選ばなかったということです。
●短歌の雑誌に文章を書く人達が、きちんと資料にあたらずに、不勉強なまま
 作品を引いたりするので、常に「壇」に露出していないと、忘れられてしまう
 という状態になるわけです。不勉強は恥ずべき、責められるべきことですが
 そうは言っても、テキストが手に入らなければ、読めないというのも事実で
 ここがなんとかならないと、「壇」への露出競争は過激になるばかりでしょうね。
 角川「短歌」の九月号の座談会「短歌にとって昭和はどんな時代だったか」にも
 そのあたりの問題が語られているように思います。
●私自身は、こういう現実をふまえた上で、今後は興味ある歌人のテキストを
 そろえて、歌人論を中心に文章を書きたいと思い始めています。


[99] 少し、ひとりごとなど…… 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/25(Fri) 06:43

自分の周辺だけなのかも知れないけど、
最近、BBSや日記のウォッチャーが異常に増えている。
かばん掲示板に云々とか、今出てる枡野浩一に云々とか、
そういう話題の切り出し方のメールがよくある。
ぼくにメール出して感想を言うならそこに書きこめばいいのに、
と思いながらいそいそ返事をするぼくもまたウォッチャーなのだが、
ともあれ、抒情が目にしみる、にもそういう見るだけの方がいれば、
気の向いたときにどうぞあしあとみたいなものをつけてみて下さいませ。



1980年代の女歌が少し以前から話題になっていますね。
本阿弥書店「歌壇」は12月までの特集をはじめたようですし。
女歌と言えば、当時は必ず永井陽子さんの名前があったのに、
その後、彼女はなぜか論じられなくなっていった。
「壇」に顔をあまり出さなくなったのが理由だと推察される。
こういうのを見ると女歌というのは
ただ「壇」の内部の問題だったのかと思えてしまう。
永井さんの歌集がまとめられるのなら、
そのあたりのことが論じられる機会になるといいですね。



>神山卓也さん

あの、リンク集については批判しているわけではないので……、
近々新しいマシンを購入すると思いますので……。ということで。
政治提言については、むろん意見のあうとことあわないとこがありますけど、
現実の世界について意見を明確にする姿勢が、とりわけ歌人には稀なことで、
何よりもその明確さが好きです。今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[98] Re[79][77]: いろいろ 投稿者:神山卓也 投稿日:2000/08/25(Fri) 02:26

荻原裕幸さん曰く
> リンク集はこのような事情で利用していませんが、
> 短歌および政策提言について、興味深く読ませていただいてます。
> 今後ともどうぞよろしくお願いします。

 目を通していただきましてありがとうございます。非常に恐縮で
す...と申しますか、露骨に本音申せば、お恥ずかしい次第でご
ざいます。リンク集につきましては、最近eコマースのお買い物系
サイトなども充実させており、インターネット系の雑誌に紹介され
ているサイトで気に入ったものは、ほぼ網羅しており、ポータルサ
イトとしてご利用いただくと便利になるように、来訪者のお客様の
利便性を考えて作っております。その反面重くなってしまうという
副作用があり、機能の豊富さと軽さとの矛盾は頭が痛いと思って
おります。

http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0857/index.htm


[97] Re[95]: 明日はどっちだ? 投稿者:本土美紀江 投稿日:2000/08/24(Thu) 22:51

> ●このBBSのリードになっている「現代短歌の明日はどっちだ?」という
>  フレーズは、「あしたのジョー」から引用したものだということは、
>  わかる人にはすぐにわかるはずですね。
> ●さて、その「あしたのジョー」に関して、8月18日(金)付けの
>  日本経済新聞の朝刊39面(社会面)の「ときめきの叙景」なる連載で
>  一九七〇年代を象徴するものとして、とりあげられています。
>  その記事のリードとして、拙作の「あしたのジョー」を詠んだ一首が
>  とりあげられています。宣伝で恐縮ですが、日経新聞をとっている方は
>  先週の金曜日の朝刊をながめて見てください。
>
> ・ああ夕陽 あしたのジョーの明日さえすでにはるけき昨日とならば/藤原龍一郎
>

日経新聞のときめきの叙景読みました。
あの時代を生きていたはずの私ですが、あしたのジョーは
一度も読まなかった気がします。それなのに藤原さんの歌からは
あの頃の感触が伝わってきます。歌の力でしょうか。
〈ときめきの叙景〉に書かれている〈あしたのジョー〉の背後を読み
〈歌〉を読み、はるけき昨日となってしまったあの頃を反芻しました。
 
 とはいっても育児に熱中していたあの頃の私にとって〈あしたのジョー〉への
記憶は幼稚園に通い始めた子供(一九七〇年生まれ)のお弁当箱の蓋の絵
なのでけれど・・・・。

ここにこんな感想を書いて良いのでしょうか?あまりこの様な欄に書いたことが
ありませんので・・。見当違いだったらごめんなさい。

http://www.wombat.zaq.ne.jp/auaap900/


[96] Re[92]: 新宿紀伊國屋書店にあります 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2000/08/21(Mon) 19:34

> 『現代短歌の新しい風』、東京地区ですぐに手にいれたいかたは
> 新宿紀伊國屋書店二階の詩歌コーナーに一冊ありました。
> 明日、買いに行けば、買えるはずです。

先ほど、GETしました。
「もうないかな〜」と思いつつ、ダメもとで立ち寄ってみたところ、
まだ残っていて、ラッキーでした。
こちらの情報のおかげです。ありがとうございました!

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[95] 明日はどっちだ? 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/21(Mon) 07:04

●このBBSのリードになっている「現代短歌の明日はどっちだ?」という
 フレーズは、「あしたのジョー」から引用したものだということは、
 わかる人にはすぐにわかるはずですね。
●さて、その「あしたのジョー」に関して、8月18日(金)付けの
 日本経済新聞の朝刊39面(社会面)の「ときめきの叙景」なる連載で
 一九七〇年代を象徴するものとして、とりあげられています。
 その記事のリードとして、拙作の「あしたのジョー」を詠んだ一首が
 とりあげられています。宣伝で恐縮ですが、日経新聞をとっている方は
 先週の金曜日の朝刊をながめて見てください。

・ああ夕陽 あしたのジョーの明日さえすでにはるけき昨日とならば/藤原龍一郎


[94] Re[93]: どうしたら送信できるのでしょう 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/20(Sun) 23:36

>風間祥さん

> このページから荻原さんのHPへ飛んで、
> 感想など、送信しようと思いましたが、

わあ。どうもありがとうございます。
また、ご心配かけてすみません。
デジタル・ビスケットの伝言板は、
このBBSと違い、即時掲載されないのです。
荻原が常時伝言板にアクセスしていられないため、
企画者が考えてくれた投稿のシステムで、
風間さんのマシンの問題ではないと思います。
メッセージを確認しましたら、
伝言板にてご返信させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

#ことの流れに甘えてここでお答えさせていただきました。
#どうぞご寛容に。>風間さん、みなさん

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[93] どうしたら送信できるのでしょう 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/20(Sun) 19:47

すみません。このページから荻原さんのHP
へ飛んで、感想など、送信しようと思いましたが、
伝言板は機能しているようなのに、
私のキカイは機能麻痺に陥っているらしくて。
うまく送信できません。
この欄をお借りしてお聞きしてよいでしょうか?



[92] 新宿紀伊國屋書店にあります 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/19(Sat) 23:19

『現代短歌の新しい風』、東京地区ですぐに手にいれたいかたは
新宿紀伊國屋書店二階の詩歌コーナーに一冊ありました。
明日、買いに行けば、買えるはずです。


[91] 取り寄せ可能となっています。 投稿者:村上きわみ 投稿日:2000/08/19(Sat) 12:34

はじめまして。村上といいます。
話題になっている本の件ですが、「現代短歌の新しい風」はイー・ショッピング・ブックスで取り寄せできました。「現代の第一歌集」も取り寄せ可能になっていましたので、今注文を入れてみたところです。後日確認メールが入るので、それからでないとはっきりしたことはわかりませんが(取り寄せ依頼後に、在庫切れと言われることもある)、もしかしたらまだ可能性はあるかもしれません。

イー・ショッピング・ブックスのURL↓
http://www.esbooks.co.jp/front/books/index.zolar?fscenc=


[90] Re[89]: [85] の「本やタウン」URLが 投稿者:水須ゆき子 投稿日:2000/08/19(Sat) 07:00

> ちょっと違っていたので修正しておきました。>水須ゆき子さん

あやや、申し訳ありません〜
直して下さってありがとうございましたm(_ _)m>管理人さま


[89] [85] の「本やタウン」URLが 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/19(Sat) 02:20

ちょっと違っていたので修正しておきました。>水須ゆき子さん

>水須さん、枡野浩一さん、情報ありがとうございました。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[88] いま調べましたら、 投稿者:水須ゆき子 投稿日:2000/08/18(Fri) 21:09

「私の第一歌集・下」は注文できました。が、
「私の第一歌集・上」「現代の第一歌集」は出版元在庫切れ・重版未定、
「処女歌集の風景」は絶版で注文不可でした。お知らせまで。


[87] あ、でも、本をさがすサイトで見てみると、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/18(Fri) 20:48

ちゃんと出てくるから、
まだ買えるのかもしれません。

http://www.books.or.jp/


[86] 「現代短歌の新しい風」は、東京神田の三省堂で一冊売っていたので、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/18(Fri) 20:46

本日、
(すでに持っているのですが人に貸してるため)
買ってきました。

これの前編にあたる「現代の第一歌集」が品切れなのかな。
以前、書店に注文したとき、そう言われた覚えがあります。

二冊とも、
最近の歌人を知るためにたいへん役立つので、
セットで売られていてほしいです。

http://talk.to/mass-no


[85] 『現代短歌の新しい風』の在庫 投稿者:水須ゆき子 投稿日:2000/08/18(Fri) 09:19

初めまして、千葉の水須と申します。よろしくお願い致します。

私が『現代短歌の新しい風』を注文したのは「本やタウン」というサイトです。
ここでは、出版元と日販(出版取次)の流通センターの二つの在庫が確認できます。
注文した本は宅配便などで自宅に届くのではなくて、
あらかじめ指定した(たとえば近所の)書店に届きますので、
自分で取りに行かなければなりませんが、
その分送料がかからないことになります。

今回の場合、注文したのが15日の朝、
3日後の今日18日には書店に届くとの連絡が入っています。
お盆期間中であることを考えると、かなり早いのではないでしょうか。

#ご参考まで。「本やタウン」URL↓

http://www.honya-town.co.jp/index.html


[84] 『現代短歌の新しい風』がまだある 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/18(Fri) 08:20

75番に書いた『現代短歌の新しい風』、まだ、在庫があるようだとの
情報を得ました。このかたはネット上で注文したそうですが、ということは
版元のながらみ書房には、まだ、若干、あるということではないでしょうかね。
このアンソロジーは、内容的にも充実していますので、
ぜひ、オススメしたいですね。
念の為、ながらみ書房の電話番号は03―3234―2926です。
やはり、在庫切れだったら、お許しください。

しかし、枡野浩一さんのおっしゃるとおり、こういう実用的な本は
ぜひ、文庫化してほしいものです。この手のアンソロジーは何度も
繰り返し、読み返すから、ブックオフにも出てこないはず。
もともと、文庫の価値は、そういう部分にあったはずなのですが、ね。


[83] 「短歌人」八月号について 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/18(Fri) 08:11

「短歌人」8月号では、恒例の20代作品特集とともに
「追悼・永井陽子」を特集しています。
『葦芽』から『てまり唄』までの六冊の歌集の作品抄出と解題のほか、
島津忠夫、河野裕子、佐伯裕子、島田修三、蒔田さくら子、
鎌倉千和、加藤隆枝、中地俊夫の八氏の追悼文が載っています。
まだ、若干、残部がありますので、会員外の方々にもお譲りします。
定価は送料共1000円です。

ご希望の方は、藤原龍一郎まで、メールで
「永井陽子・追悼特集の「短歌人」購入希望」と明記の上、
ご住所、郵便番号、氏名を書いて、お申し込みください。
代金は雑誌に同封の郵便振替でお支払いください。
なにぶん、残部に限りがありますので、
残部がなくなった場合は、ご海容ください。
お送りできなくなった場合はメールでその旨、ご連絡いたします。


[82] 永井陽子さんの歌集 投稿者:松平盟子 投稿日:2000/08/17(Thu) 12:04

永井さんの遺歌集に、少しだけ文章を寄せさせていただくことになっています。
同郷であり、20代半ばに彼女と同じ同人誌に参加していた私にとって、
それはつまり彼女を含む、当時のあれこれを検証することなのだという気がしています。
〆切は間もなく。なんだか苦しい。


[81] 永井陽子さんの追悼号 投稿者:風間 祥 投稿日:2000/08/16(Wed) 19:23

永井陽子さんの追悼号がやっと出た。
20代特集に押されている感じがして悲しかった。
総合誌上でもあまり大きくは取り上げられなかった。
だがその儚さ、切なさも永井さんらしいかもしれない。
秋には、永井さんの最後の歌集が出るだろう。
私の最愛の歌集になることは間違いない。


[80] ながらみ書房のアンソロジーは、 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/15(Tue) 05:24

泡のように消えてゆく歌集の版を、
一部なりとも残しておくための企画だと思っていました。
品切れでかつ再版も予定がないというのは淋しいです。
枡野浩一さんが言うように、文庫化されるといいですね。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[79] Re[77]: いろいろ 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/15(Tue) 05:04

>神山卓也さん

> 私のHPのリンク集は重たくて申し訳ありません。

いえいえ。こちらこそすみません。
これは純粋にぼくのマシンの問題だと思います。
旧式なので、そろそろ新しいものにして、
快適な環境をととのえたいと考えてます。
リンク集はこのような事情で利用していませんが、
短歌および政策提言について、興味深く読ませていただいてます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[78] 僕もそう思います 投稿者:三宅惺 投稿日:2000/08/15(Tue) 01:21

 あのながらみ書房のシリーズは僕も愛読しました。最初の『処女歌集の風景』は出版社に電話までしましたが品切れで手に入らず、借りて読みましたけれど、あとは購入。重宝してます。前述の『現代短歌の新しい風』だけは見送りましたが。
 希望があるのに再版されないのは残念ですね。

http://www.linkclub.or.jp/~satoru-m


[77] いろいろ 投稿者:神山卓也 投稿日:2000/08/15(Tue) 00:25

> 藤原龍一郎 様

 大仁田厚の件、せっかく教えていただきながらRESが遅れてしまいまして、
誠に申し訳ありませんでした。今さらですが、どうもありがとうございます。
多分、丁度『短歌21世紀』の夏期(全国)歌会の最中だったと思うのですが
放映を見そびれてしまい、残念です。
 昨夜はG1の放映をしていたのですが夜遅かったので翌日の仕事があるので
途中で見るのを止めてしまいました。どうしてプロレスって深夜にしかやって
くれないのでしょうね。残念です。でも、西村選手の癌にかかりながらの、そ
してどちらかと言えば貧弱な体ながらの頑張りは感動しました。個人的には蝶
野のキャラクターが大好きです。

> 荻原裕幸@管理人 様

 私のHPのリンク集は重たくて申し訳ありません。来訪者に対して、eコマ
ースや、私が履いているいくつかの草鞋それぞれの世界での調査検索用に使っ
ていただくためのポータルサイトにしようとして、たくさんリンクを張りまく
っていたら、めちゃくちゃ重たいリンク集になってしまいました。(^_^;)
国際関係論(国際政治学/安全保障論系にも国際経済学/開発経済学系にも)、
計量経済分析、短歌、音楽、経営情報論、ほか、私が首を突っ込んでいる
世界全ての関係者にそれぞれ有用で、タウンガイドなどお遊びにも使っていた
だけるリンク集にしてあるつもりです。

http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0857/index.htm


[76] ありがとうございました。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/14(Mon) 13:18

こういう本は、
講談社学術文庫にでも収録されればいいのにと思います。

ながらみ書房にいる宇田川寛之さんは、お元気なんでしょうか。

http://talk.to/mass-no


[75] 現代短歌の新しい風は吹いたかな? 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/14(Mon) 12:20

●『現代短歌の新しい風』ながらみ書房・定価2300円+税のことですね。
 1995年8月14日発行、おお!なんと、丸五年前じゃないですか。
●このアンソロジーには、早坂類歌集『風の吹く日にベランダにいる』から
 自選五十首が載っています。
 早坂さん自身の「刊行のころ」というミニ・エッセイと米川千嘉子さんの
 「ノート」というミニ作家論が載っています。
●早坂類さんのほかに、橘夏生『天然の美』、東めぐみ『ラバーソウル』、
 安藤美保『水の粒子』、谷岡亜紀『臨界』、早川志織『種の起源』、
 蝦名泰洋『イーハトーブ喪失』、大村陽子『砂がこぼれて』、
 大滝和子『銀河を産んだように』、梅内美華子『横断歩道』、
 渡辺良『心の井戸』などが収録されています。
●よくよく見てみると、すごいアンソロジーですね。
 もう五年も経ったのだから、次のアンソロジーを出さなくては。では。


[74] 藤原さんが編集に関わっていらっしゃる、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/08/14(Mon) 11:43

ながらみ書房の「現代の第一歌集 次代の群像」、
たしか続編も出ていたと思うのですが(早坂類などが載っていた)、
だれかに貸してしまったらしく私の手元に見つかりません。
お手数ですが続編の正式タイトルをおしえていただけると幸いです。

書店に並んでいない短歌集を読んでいない、
これから短歌をつくるような若者に、あの本をすすめたいのですけれど、
どうやら品切れ状態みたいですね。
お買得な、いい企画だと思うんですけど。

http://talk.to/mass-no


[73] 『時の狭間に』 投稿者:桝屋善成 投稿日:2000/08/14(Mon) 07:26

藤原さま、荻原さま、ありがとうございます。

とりあえず、『時の狭間に』を読み返しています。
残念ながら、藤原さんのお挙げになった他の3冊は未見です。
気長に探してみます。

夏休みで帰省した東京の友人から2冊の文庫本をもらいました。
ともに中公文庫ですが
岡野弘彦『海のまほろば』
岡野弘彦『折口信夫の晩年』
です。

歌集の方は『冬の家族』『滄浪歌』『海のまほろば』の3歌集が
収められており重宝します。
岡野弘彦は同郷でありながら歌集を読んだことがなかったので
ありがたいです。
『折口信夫の晩年』も面白そうです。

http://www2.ocn.ne.jp/~meicho/index.htm


[72] Re[69]: 時評的文章の価値 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/14(Mon) 03:52

>藤原龍一郎さん

>  古島哲朗『現代短歌を「立見席」から読む』書肆季節社
>
>  こういった鮮烈な時評集がかつて存在していたのです。
>  この四冊に関して、私は冗談でなく十回以上読み返しています。

これは個人的にとてもうれしい話でした。
古島哲朗さん、ほんとに気骨のある方ですね。
この[立見席]は、書肆季節社の仕事をしていた時分に、
故・政田岑生さんの編集のお手伝いと校正を担当した一冊でした。
政田さんとの仕事の中でも特に強く印象に残っている一つです。
藤原さんにそれほど読んでいただけたとは、感無量です。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[71] Re[68]: 週刊読書人 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/08/14(Mon) 03:38

>桝屋善成さん

週刊読書人の時評をお読みいただきありがとうございます。
800字というスペースで、なかなかことばをつくせませんが、
それだけに、フレーズの単位で反応していただけるのは
書き手としてとてもうれしいことです。
動態視力ということに関連して言うと、
藤原さんは、短歌の現在を短歌の現在として書くという
当然なのにあまりなされていないことができる人ですよね。
つまり、内部の問題を内部の問題として書くことによって、
外部との接点がきちんと提示できているのではないかと思います。
ややこしい言い方かも知れませんけど……。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[70] 動態視力の鍛え方 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/13(Sun) 20:46

●本当は下のエリアに書かなければいけなかったのだけれど
 うっかり忘れてしまったこと。
 時評を書くとき、結社雑誌や総合雑誌に単発で書くよりも、できれば
 連載というかたちで、一年くらい書き続けることがのぞましい。
 毎月、時評に書く内容を時間の流れの中で考え続けることで、
 短歌なら短歌の「今の問題」が見えてくるようになる。
 それが、動態視力が鍛えられたということである。
●古島哲朗氏の「立見席」という時評は歌誌「群炎」に一九七七年以来
 すでに、20年以上続いている。
 下で紹介した書肆季節社から出た本には、この連載時評の一九九一年十二月分
 までが収録されているが、それ以降の分が、まもなく、また一巻として
 刊行されるそうだ。早く読みたい本である。
 古島哲朗氏は知る人ぞ知る存在だが、その動態視力は抜群のものがある。
 「立見席」の単行本が出たら、ぜひ、読んでほしい。短歌の状況を
 これほどまでに鋭く観察している人がいるのかと、驚き、かつ、恥かしく
 思う人も居るはずである。
 


[69] 時評的文章の価値 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/13(Sun) 11:36

●桝屋善成様
 昨日、「読書人」の荻原裕幸さんの文章を読みました。
 「時評的文章の価値」という視点を荻原さんが提出してくれたことは
 私にとっては、とても嬉しいことでした。
●思えば私がしばしば読み返している歌書は時評集が多いのですね。
 岡井隆『時の狭間に』雁書館
 福島泰樹『やがて暗澹』国文社
 永田和宏『「同時代」の横顔』砂子屋書房
 古島哲朗『現代短歌を「立見席」から読む』書肆季節社

 こういった鮮烈な時評集がかつて存在していたのです。
 この四冊に関して、私は冗談でなく十回以上読み返しています。

●時評は新刊歌集紹介でも、歌壇への挨拶でもなく、その瞬間の現在を
 動態視力を駆使して、みきわめる文章なのだと思っています。
●上記の四冊、今となっては、手にいれることはかなり難しいかな、と
 思いますが、誰かに借りてでも、ぜひ、お読みください。
 岡井隆さんの文章は「岡井隆コレクション」に入っていますね。


[68] 週刊読書人 投稿者:桝屋善成 投稿日:2000/08/11(Fri) 22:14

こんばんは、いつもお世話になっております。

さて、すでにご存知のことと思いますが、「週刊読書人 8月18日号」の
荻原裕幸さんの時評に『短歌の引力』が取り上げられております。
「時評的文章の価値」という荻原さんの言葉におおいに納得させられました。

時評の書き手にはつねに広い視野がもとめられ、その視野の持ち主の一人が
藤原さんだと思います。
「パピエ・シアン」にも書きましたが、藤原さんは判断のたしかな水先案内
人なのです。

グラン・浜田の娘さんの件、知りませんでした。
最近のプロレス界の動向についての知識は皆無なのです。

http://www2.ocn.ne.jp/~meicho/index.htm


[67] 泣いて捨てたる恋などあらず 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/11(Fri) 07:20

●山田公子さん、ありがとうございます。
 渡辺松男さんの作品は、読み返すほどに、今まで気がついていなかった面が
 見えてくる不思議な歌集だと思います。

●さて、「牙」の編集を浜名理香さんと一緒に担当している上野春子さんが
 初めての歌集『虹の食べ方』葉文館出版・税込み2000円を出した。
 上野さんは、たぶん、私と同学齢くらいだと思うが、熊本在住、
 ご主人は画家で、息子さんは園田競馬のジョッキーをしているそうだ。
●「牙」の毎号の編集後記がユニークで面白く、最近の八月号でも
  「ワサモン」という熊本弁について説明しながらの好エッセイに
 なっている。ちなみに「ワサモン」というのは「元気な愚か者」という
 意味なのだそうだ。そして、上野さん自身はこのワサモンの代表らしい。

●歌集から作品を紹介する。

・我が生れし睦月の空の色薄く愛想なき顔見せて広がる
・俺だって路地の奥へと行きたいと路面電車は足踏みをする
・ことごとく打たるるものを新しき釘の頭はなぜに光るや
・椅子一つ間に置きて妻と立つ写真の中のラフカディオ・ハーン
・朝踏みし道を今また踏み帰る時雨に濡れし布靴履きて
・マルコスはハワイに死にてその妻は胸豊かなるままに老い初む
・板チョコの銀紙剥がす少年よ傷を愛する遊び覚えて
・瓜を食む憶良爺さん隠れてる夏の納戸は開けてはならぬ
・遠き野に落ちゆくらしき春雷よ泣いて捨てたる恋などあらぬ
・回送の文字をさびしく点しつつバスは塒に帰りゆくらし
・シャンパンにその名残せし修道士ドン・ペリニョン盲目なりき
・溜息をつく度瘤を増やしゆく日陰の樫の今日の溜息

●明るい哀愁がある、という感じの歌で、納得しつつ読んで
 それでいて、けっして平凡ではない。
 一番好きな歌は掲出の九首目。「泣いて捨てたる恋などあらぬ」という
 おとなの認識の歌。
 どうも、晶子や白蓮や岡本かの子のイメージをひきずって、女性歌人は
 恋多きものとの誤解があり、けっこう、いい年齢をした女性歌人の歌に
 相聞やら不倫願望やら恋愛妄想やらの歌があって、うんざりすることが
 多かったのだが、一般人の人生には本当はそれほどのドラマなんてない。
 そういう認識のもとに
 「泣いて捨てたる恋などあらず」という言いきりは潔い。

●読んでいて、元気が出てくる歌集である。


[66] マンデルブル集合 投稿者:山田公子 投稿日:2000/08/10(Thu) 08:32

 藤原さま。松男さんに会われたのですね。マンデルブル集合一連、とくに不思議ですよね。一生懸命に説明する・された場面がうかんできます。
   青木伊平というひとありしゆく川のほのぐらさなど水引の花
こんなところも詠むひとでもある不思議な広さを持った歌人だと思います。
『短歌人』8月号入手方法の書き込み待ってます そして『小さなバイオリンが欲しくて』も心待ちにしてます。


[65] Re[62]: マンデルブロ集合 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/10(Thu) 02:01

>藤原龍一郎さん

> いやあ、やっと復帰できました。
> 一時は、橋本慎也と同じく、このまま復帰できずに
> 終ってしまうのかな、と覚悟していたのですが。

ご心配おかけしてしまいました。
利用者のみなさんにもご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
サーバのデータが一度完全に飛んだので焦りましたが、
バックアップのデータを利用してどうにか復元しました。
ただ、定期的なバックアップをおこなう直前の出来事で、
一部マニュアルで復元するなど時間がかかってしまいました。
ダウン時における利用者の方への連絡方法も検討しようと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

>神山卓也さん

リンクページを確認させていただきました。
うちのマックをなんとかなだめすかして見ました。
どうもありがとうございます。

>枡野浩一さん

かばん掲示板でご心配いただき、ありがとうございました。

>正岡豊さん

折口信夫の別荘日記に事情をお書きいただき、ありがとうございました。

>本田瑞穂さん

ご心配おかけしました。今後ともよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[64] 8月6日 投稿者:信治 投稿日:2000/08/09(Wed) 10:00

ごうまんなにんげんどもは小さくなれ谷川岳をゆくごはんつぶ 渡辺松男

この歌のことをずっと考えていたのは
わたくしだけではないはず。


[63] とりあえず 投稿者:本田瑞穂 投稿日:2000/08/09(Wed) 09:23

復旧おめでとうございます。
ここを読めない間すこし残念でしたが、また読みにこられるようになって
よかったです。

また、参ります。


[62] マンデルブロ集合 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/09(Wed) 06:26

●いやあ、やっと復帰できました。
 一時は、橋本慎也と同じく、このまま復帰できずに
 終ってしまうのかな、と覚悟していたのですが。
 荻原裕幸さま、お気遣いありがとうございます。
●昨夜は「かりん」の渡辺松男さんと密談。マンデルブロ集合のことなど
 解説してもらったんですが、うーん、やっぱり、よくわからん。

・マンデルブロ集合・羊歯の葉のそよぎ・乳腺・鯉の大群・めまい/
                            渡辺松男『泡宇宙の蛙』


[61] 復旧しました&お詫び申し上げます 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/08(Tue) 15:50

しばらくの間、
短歌発言スペース・抒情が目にしみる、が
ダウンして利用できませんでした。
利用者の方にご迷惑おかけしましたことお詫び申し上げます。

最新の数日のログはマニュアルで復旧しましたので、
投稿の日付が復旧時のものになっております。
ご了承下さいますようお願いします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[60] 小さなバイオリンが欲しくて 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/08(Tue) 15:45

●松原未知子さん、どうも。永井陽子追悼号の「短歌人」は、いつもより増刷して
 いるので、雑誌代金+送料でおゆずりできると思います。
 大谷雅彦さん経由で問題ないと思いますが、どこか一本化して申し込みをして
 もらった方が便利だし、代金も送料込みで、1000円強だとは思いますが
 正確なところを確認しておきます。近日中にこの掲示板に掲示いたします。
●現在、九月末刊行予定で、永井陽子さんの遺歌集『小さなバイオリンが欲しくて』を
 砂子屋書房が製作中です。
●さて、今度の土日が「短歌人」の夏の大会です。

●桝屋さん、グラン浜田の娘の浜田文子が、現在、アルシオンという団体で
 活躍していることは、ご存じですよね。父のグラン浜田とのタッグで
 男女ミックスド・マッチ・トーナメントで優勝しています。

・アルベール・カミュならきつと知つてゐる人生における幸福の意味/松原未知子
                            (文責・藤原龍一郎)


[59] 縫合 投稿者:桝屋善成 投稿日:2000/08/08(Tue) 15:44

桝屋善成です。

ビアガーデンの帰りっす。

大仁田の40針に比べたらぼくの怪我はたいしたことはないです。
もちろんすぐに医者に行き、縫ってもらいました。
今回は左手の親指を怪我しましたが、ほんとうに不便です。
それだけ人間の体のつくりが合理的にできているのでしょう。

そういえば、ぼくのアイドルはグラン・浜田でした・・・。
あのころはルチャ・リブレの全盛期でした。

ところで、おっしゃるように歌集は脈絡もなく読んでおります。
このはちゃめちゃのなかから、自分の血となり、肉となるもの
を探している、つもりなのですが・・・。

http://www2.ocn.ne.jp/~meicho/index.htm


[58] 永井陽子追悼が読みたくて 投稿者:松原未知子 投稿日:2000/08/08(Tue) 15:42

藤原さんと荻原さんが、亡くなられた永井陽子さんの歌について
書いていらしたので、追悼特集がどうしても読みたくなりました。
で、「短歌人」のホームページから大谷さんという方にメールで
送ってくださるようにお願いしました。
そういう方法でよかったのでしょうか、藤原さん。
ほんとうに永井陽子さんは出色の作品を残されましたもの。

ところで、藤原さんのプロレス実況中継的描写っておかしくて
怖いです。短歌に関わると、とっても抒情詩人ですのにね。


[57] 八月はエロスの匂い 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/08/08(Tue) 15:40

●あっという間に八月ですね。Y2K対策委員ということで、会社に泊まりこみ
 差し入れの弁当を各部に配ってから、もう七ヶ月も経ってしまったのか。
●村田馨さん、くれぐれも、お疲れにならないように。
 筒井富栄さんには、歌壇的な会では、いつも、声をかけていただき
 ありがたく思っていました。
 村田さんが、あらためて、筒井富栄という歌人の仕事を認識することは
 大きな力になると思います。

●神山卓也さん、どうも、大仁田厚は、横浜アリーナで、長州力と
 念願の電流爆破デスマッチをおこない、玉砕しました。
 リングは四面あるわけですから、今までの電流爆破マッチでは
 二人で二面づつぶつかって爆破をあびるのが暗黙の了解なのですが
 今回は長州が徹底的に大仁田を攻撃し続けて、三面連続して大仁田を
 爆破の餌食にして、最後の一面は大仁田みずから、電流有棘鉄線に
 手をのばして、最後の爆破をひきおこしたそうです。
 これはいかにも、長州らしく、大仁田らしいたたずまいで、
 プロレス者としては、感激的な結末であります。
 ちなみに、大仁田は、横浜アリーナから救急車で、運ばれて、全身を
 40針以上縫合したそうですが、翌日の昼間には、私の勤め先のラジオ局の
 生放送に出演しました。さすがに右腕は血の滲んだ包帯で吊っていましたが
 「邪道・大仁田厚」なるギミックを貫き続ける姿には感動しました。

●三宅さん、渡部さん、桝屋さん、いつも見ていただき書き込んでいただき
 たいへん励みになります。
 田中綾さんには、北海道の夕張市で一度、お目にかかりました。
 彼女はアジア映画の批評も書いているので、私が仕事で携わっていた
 「ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭」に取材できてくださ
 ったものです。
 桝屋さんは、「迷蝶舎日録」によると手を怪我されたとか。
 大仁田ではないのですから、早目の治療を。
 しかし、近藤芳美と迢空と松原未知子さんの歌集を同時に読むというのは
 脳髄に刺激が突き刺さって面白いでしょう。

・白鳥のやうにバーをぞ飛びこゆる少女期ありしことなんて平凡/松原未知子
                             (文責・藤原龍一郎)
 きちんと治療しましょう。


[56] リンクの件>神山さん 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/08/08(Tue) 15:39

>神山卓也さん

> あの〜、お伝え忘れておりましたが、荻原様のHPにもリンク張って
> しまいました。

どうもありがとうございます。お世話になります。
え〜と、うちの旧式マックで神山さんのリンク集をひらくと
重くてほとんど動かなくなるので確認はできないのです。
スタッフに確認してもらいます。誠に申し訳ありません。
今度ともどうぞよろしくお願いいたします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[55] Re[51][48]: 抒情が目にしみる新装開店おめでとうございます。 投稿者:神山卓也 投稿日:2000/08/01(Tue) 03:17

荻原様

 あの〜、お伝え忘れておりましたが、荻原様のHPにもリンク張って
しまいました。ご報告が遅れてしまい、申し訳ありません。確か、リン
クの報告は未済みですよね?。

藤原様

 スポーツ紙を読んでおらず、先週土曜日深夜の新日本プロレスの番組
は『短歌21世紀』夏期全国歌会に行っていて見そびれてしまったので最
新情報に疎いのですが、貴題から察するに、大仁田厚は長州力に敗れて
しまったのですか?。

http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0857/index.htm


[54] はじめまして 投稿者:三宅惺 投稿日:2000/08/01(Tue) 00:26

新装おめでとうございます。
いつも読ませてもらっています。
とりあえず御挨拶まで。

http://www.linkclub.or.jp/~satoru-m


[53] 田中綾さん 投稿者:渡部光一郎 投稿日:2000/07/31(Mon) 22:21

『短歌の引力』で藤原さんが、田中綾さんを高く評価されて
いますね。田中さんは重い主題に、いつも真正面から切り結ぶ
ひとですね。誰かが扱わねばならない、重いテーマを、まるごと
引き受けるようにして取り組む彼女の姿勢にはいつも頭が下がり
ます。決して小手を狙う論者ではない。彼女は叱るべきところで
は必ず叱ってくれる、ほんとうに得難い批評家だと思います。
強い同感を持って「批評の誕生」の章を読んだ次第です。
では。


[52] はじめまして。 投稿者:村田 馨 投稿日:2000/07/31(Mon) 18:17

掲示板があたらしくなってからははじめましてになります。
短歌人の村田馨です。
「短歌の引力」読了いたしました。
あまり内容をバラすとナンですが、
夭折歌人特集は藤原さんらしい視点
と思いました。
実は先々週には読み終えていたのですが
母、筒井富栄が他界し、その葬儀、告別式
などに忙殺されておりまして、ご挨拶が
遅くなりました。
おそまきながら母の歌集「未明の街」
「森ざわめくは」などを読み返しています。


[51] Re[48]: 抒情が目にしみる新装開店おめでとうございます。 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/07/31(Mon) 02:14

>神山卓也さん

> 私の個人HP「カミタクの部屋」
> http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0857/index.htm
> からリンクを張らせていただいたのですが、勝手に張っても良かったのでしょうか?。

「短歌発言スペース・抒情が目にしみる」はリンクフリーです。
こうして「リンクした」と書きこみいただければそれで問題ありません。
リンクの一覧(つまり相互リンク)をいずれ作成させていただく予定です。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[50] Re[47]: 汗くさき闇もあたたかかりき 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/07/31(Mon) 02:07

> ・たはむれにかぶせくれたる面頬の汗くさき闇もあたたかかりき/永井陽子

藤原龍一郎さんの抄出にはいつも目からぽろぽろと鱗がこぼれますが、
「短歌人」8月号の永井陽子追悼「歌集と作品」にも多く発見がありました。
彼女の「代表歌」というものを再考するきっかけにもなると思います。

#ちなみに、少し以前に追悼文を書きました。
http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/diary5.html

実際にその渦中にいた永井陽子の作品が、
1980年代の「女歌」の論考の中であまり言及されない、
その理由は何だろう、ということをいま考えたりしています。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[49] 大仁田が敗れた日 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/30(Sun) 23:13

●神山卓也さん、いらっしゃいませ。
 四月二十九日の「木戸京子さんの歌集の批評会」では、きちんと
 ご挨拶できず、失礼いたしました。
 リンクありがとうございます。
●名古屋の朝日カルチャーセンター主催の「歌あわせ2000」というイベント
 から、今、帰って来たところです。
 題詠による歌あわせで、私の題は「七」。

・ジーパンもボスも逝きたるあの頃の七曲署の夏のぎらぎら/藤原龍一郎
・思ひ出はぴりり七色唐辛子あなたに会つた夏がまた来る/武下奈々子

 こういう同門対決でフジワラの負け。
 以前にNHK・BSの歌合せで、河野裕子さんに二連敗しているので
 歌あわせは三戦全敗。うーん、高田延彦と同じだ。

●東京へ戻って来たら、伊豆七島で連続地震。
 「未来」の桝屋善成さん、山吹明日香さんにも初めてお会いしました。


[48] 抒情が目にしみる新装開店おめでとうございます。 投稿者:神山卓也 投稿日:2000/07/30(Sun) 17:43

 『短歌21世紀』の神山卓也(かみやま たくや)です。当掲示板の存在は、
三波竹緒氏から教えて貰いました。

 新装開店おめでとうございます。早速、私の個人HP「カミタクの部屋」
http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0857/index.htm
からリンクを張らせていただいたのですが、勝手に張っても良かったので
しょうか?。


[47] 汗くさき闇もあたたかかりき 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/30(Sun) 07:03

●「短歌人」八月号は、恒例の20代作品特集のほかに
 「永井陽子追悼」を載せています。

・たはむれにかぶせくれたる面頬の汗くさき闇もあたたかかりき/永井陽子

●上掲の作品は『樟の木のうた』昭和58年 短歌新聞社刊に収録
 ちょうど、永井陽子のニ十代後半の歌を集めた歌集にあたる。
●永井陽子作品にはリアルな恋歌はほとんどないのだが、掲出歌は
 珍しく、相手が感じられるエロスが匂っている。
 「汗くさき闇」を「あたたかかりき」と感受できる思いは「恋」に
 ちがいない。
 同じ歌集に、こんな歌もある。

・ほろびゆきし書体をおもひ海をおもひ見てをりぬただ慕といふ文字を

●「書体」「海」「慕」という一首中のキーワードの関連をどのように読むべきか。
 「所帯」「産み」「墓」と読み替えるのは不謹慎だろうか。
 成就しなかったはかない恋、あえてそう読むことで、永井陽子という
 比類なき歌人のせつなさを深く共有できるような気がする。
                            (文責・藤原龍一郎)



[46] 「@ラエティティア」号外 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/07/29(Sat) 05:08

PRです。

メールマガジン「@ラエティティア」第2号の
特集内容、執筆者等が決まりましたので、
エスツー・プロジェクトより
号外(次号案内)を発行しました。

創刊号には藤原龍一郎さんが執筆しています。
希望者にはバックナンバーの配信もおこなっています。
未見の方への読者募集等、詳しくは、

 「@ラエティティア」のお知らせ
 http://www.ne.jp/asahi/tanka/naoq/osirase_laetitia.htm

に掲載しておりますので、どうぞご覧下さい。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[45] 西美をうたう記念イベント 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/28(Fri) 07:23

●万里さんも満月さんも、いちおう「ま」がついてます。
 この掲示板で、年貢米や造り酒屋の謎が解明されてくるとは思わなかった。
 この件、まだ、心当たりのあるかたは、ぜひ、書き込んでください。
●さて、今日は「すみだリバーサイドホール」で、現代歌人協会の
 「西美をうたう」というイベントです。
 私は出演せずに、舞台進行と場合によっては照明もやることになるかも
 しれません。
 まもなく、CD数十枚と電池、マジックインキ、白紙、セロテープ、
 プラスチックボードなどのイベント裏方セットを持って、おでかけです。


[44] うちは「升屋」 投稿者:満月 投稿日:2000/07/28(Fri) 02:21

という造り酒屋でした。祖父の親の代まで。
漢字は定かではありませんが。
福岡県遠賀郡、火野葦平「花と龍」そのまんまの時代と場所でやってたらしいです。

自己紹介がおくれました。俳句をやっている満月と申すものです。
よろしく。

http://homepage1.nifty.com/PANDORA/


[43] 名字のこと 投稿者:紺野万里 投稿日:2000/07/27(Thu) 16:49

こんにちは 新装開店おめでとうございます。紺野万里です

「桝」「枡」のつく名字のことですが、
友達に「桝家さん」というひとがいます。彼女によると、昔、年貢米を計る係の家だったそうです。とすると、各村に一軒ぐらい「桝」なになにさんがいるのかな。桝屋さんの落ち着きぶりなんか、庄屋の家系という気がしてなりませんが。

ぜんぜん短歌に関係ない発言だな、逃げよ・・では。


[42] 「ま」で始まる苗字の方々 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/27(Thu) 07:31

●昨日は、28日のイベントの準備で、久しぶりにCDなど聞いていました。
 松平盟子さん、桝屋善成さん、枡野浩一さん、まさおかさん、と高澤志帆さんを
 のぞいて、みなさん「ま」で始まる苗字の方々なのが、偶然とはいえ、面白い
 ですね。
●とりあえず、今は28日の現代歌人協会のイべントが終るまで
 別のことを考える余裕がない状況です。気弱なワタシ。
●たぶん、忌野清志郎は学年的に1951年、52年組で、同学齢だと思います。
 いちおう、東京FM嫌い、というところで共通点はあるかも。
●あっ、それから、高澤さん、『短歌の引力』、八重洲ブックセンターにも
 二冊入っていました。縦に背表紙を見せて並べられていたので、
 平積みの『短歌という爆弾』と『短歌はプロに訊け』の上に乗せてきました。
 いわゆる、ギョーカイ用語でいう「ツミカエ」という行為ですね。
●話は変わりますが、「短歌人」8月号ができあがりました。
 恒例の「20代特集」と「永井陽子追悼」が目玉です。永井陽子さんへの追悼文を
 島津忠夫、河野裕子、佐伯裕子、島田修三、蒔田さくら子、大和類子、
 鎌倉千和、加藤隆枝、中地俊夫のみなさんが書いています。
 なかなか、考えることの多い特集です。では。


[41] 枡野さま、 投稿者:桝屋善成 投稿日:2000/07/27(Thu) 06:43

枡野さま、
いろいろありがとうございます。

うちには家系図のようなものがないのでよく判りませんが・・・。

ただ、「桝屋」という名字は町内に十数軒あるだけです。
また酒屋というのは、すぐに思い浮かぶことなのですが、祖父も
ほかの親戚も農業です。

祖父はお茶が専門のようで京都などにも勉強に行っていたらしいです。
「伊勢茶」というのはかくれた名産品なのです。

枡野さんの書き込みで、家系について調べてみたくなりました。
では。

http://www2.ocn.ne.jp/~meicho/index.htm


[40] 新装開店おめでとうございます 投稿者:高澤志帆 投稿日:2000/07/27(Thu) 01:32

抒情が目にしみる新装開店おめでとうございます。
お風邪の方はもう大丈夫でしょうか?
毎晩寝る前に必ず訪れないと気がすまないスペースですので、
これからさらに楽しみです。
また、28日のイベントを楽しみにしています。
会社で主任に当日の午後半休を申し出たら、無言でしたが頷いて
いましたので、これは了承ということだろうと勝手に受けとめましたゞ
せっかく東京に行けるのだから、イベント後松原さんが入手された
という東京堂書店さんで『短歌の引力』を手に入れるという計画を
たてています。今から楽しみです。


[39] こんにちは、どうも 投稿者:まさおか 投稿日:2000/07/27(Thu) 00:37

こんにちは。まさおかです。遅れましたが新装開店おめでとうございます。これで保存件数も
増えてなによりですね。ところで忌野清志郎は今年48歳みたいですが、これって藤原さんと
同い年だったのでは? 「H」とかああいうとこで忌野VS藤原対談とかやってくれませんかね
え。あとやなぎみわVS加藤治郎とか岡井隆VS枡野浩一とかも個人的に希望。

ところで先日からおもしろいと聞いていた奥村晃作さんのページを今日はじめて読みました。
28日のイベントではギターを弾かれるんですね、奥村さんは。三宅さんの会のときに「打
ち合わせしたけど結局(ほとんど)何も決まらなかった」と藤原さんがいったのがおかしか
ったですね。確かに一冊一冊の歌集をきちんと読んでおられるな、とは思いました。でもそ
ういう読みが出来るのは、短歌に対する責任感や愛情もさることながら、この詩形式の向こ
うには怪力・乱神はいなくて自分の存在する現実と同質のところに生きている「市民」が必ず
いる、という強い思いこみから来ているのではないかなあ、とか思いました。あとはたぶんその
「歌の向こうに自分と同質の時空で懸命に「短歌」を作っている」人がいること自体を、おも
しろいと思えるかどうか、なのかな、とかふと思いました。千葉聡さんと枡野浩一さんをくる
めて「生存権論的抒情」とか考えるのは確かにあほらしいことなのかもなあ、とも思うわけで
すが、そう完全に自分の考えを水にも流せませんね。ではイベントのディレクター、がんばっ
てください。             まさおか


[38] こんなことを書くとご迷惑かもしれませんが、 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/07/26(Wed) 22:15

うちの家系図というのを見たことがあって、
父は「枡野」なのですが、
祖父は「桝野」と表記し、
もっと遡ると「桝屋」になるので、
祖先は酒屋だったのかと思っています。
桝屋善成さんは、遠い遠い親戚かも。

http://talk.to/mass-no


[37] 『短歌の引力』読了 投稿者:桝屋善成 投稿日:2000/07/26(Wed) 11:31

いつもお世話になっております。
桝屋善成です。

ようやく『短歌の引力』を読了しました。

いろいろ付箋をつけたり、傍線を引いたりしながら読ませて
いただきました。
夭折歌人論の章では、ふだんなかなか取り上げられない大塚 大、
井上正一などの歌人が取り上げられておりよかったです。

また、時評については「週間読書人」の方はリアルタイムで読ませて
いただいておりましたが、「短歌人」のものははじめて読ませていた
だきましたので、勉強になりました。

ところで時評の文中に「クトゥルー神話」が出てきたときは驚きまし
た。ラヴクラフトものは一時期よく読んでいました。
(国書刊行会の全集も買ったりして・・・)

30日の「歌あわせ2000」楽しみにしております。
では。

http://www2.ocn.ne.jp/~meicho/index.htm


[36] 新装開店おめでとうございます 投稿者:松平盟子 投稿日:2000/07/26(Wed) 10:59

藤原さん、新装開店、おめでとうございます。これからも時々、訪問させていただきますね。
さて、歌人協会の受賞無しの無念さ(または怒り)についての記述、よく納得されます。藤原さんが怒りを感じるときは、いつもきちんとした正当性をもっている、そう思います。こうした発言が周辺の人たちの心を少しずつ動かしていくのでしょう。応援しつつ、私も言うべきときに言うべきことを恐れず発言していこうと、改めて思いました。


[35] 今夜は雨模様 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/25(Tue) 23:01

●松原未知子さん、ご無沙汰しています。
 『戀人のあばら』は加藤聡明さんの『雲』とならんで、ここ数年に
 出た歌集の中で、いちばん読み返している歌集ですよ。これはホントです。
 私は精神論者だと誤解されていますが、実は技巧重視のテクニシャンで
 ありたいと、いつも願っているのです。
●本田瑞穂さんもおひさしぶり。短歌のバイオリズムがまもなくたかまれば
 いくらでも、作品はできるようになります。期待して待っています。
●枡野浩一さん、いつも、書き込んでいただきありがとうございます。
 「今出てる枡野浩一」拝見しました。
 栗本薫歌集『花陽炎・春之巻』持ってます。でも、誰がこういう歌集を
 挙げているわけ?明日「活字倶楽部」を買って、その謎をときます。
 ああ、『角砂糖の日』は前に持っていたのに、ちょっとした気の迷いで
 処分してしまったんですよ。痛恨ですね。
●今夜は「かりん」の梅内美華子さんと密談してきました。


[34] 藤原龍一郎歌集「切断」のことを「活字倶楽部」誌で紹介しました。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2000/07/25(Tue) 22:29

くわしくは私のホームページ、
「今出てる枡野浩一」をご覧ください。

http://talk.to/mass-no


[33] 新装開店おめでとうございます 投稿者:本田瑞穂 投稿日:2000/07/25(Tue) 14:10

藤原龍一郎さま

大変御無沙汰しております。最近、すっかり行方をくらましていた本田です。
このたびは、新装開店おめでとうございます。「短歌人」の掲示板リンクから
やってまいりました。

いま、本人の個人的理由から、短歌的活動をすべて停止している状態です。
京都をいったん離れて、実家の新潟県長岡市におります。
この頃ようやくこれではいけないと思い、リハビリ中といったところで
しょうか。また、毎回の藤原さんの「短歌的発言」楽しみにしております。

すみません、個人的な報告も多分に含まれてしまいました。
また参ります。


[32] URLの記述法 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/07/25(Tue) 00:37

このBBSは、
メッセージ本文の中にURLを直接書きこめば
そのリンクが有効になるように設定してあります。
たとえば、しばしば話題に出ている「前の掲示板」のURLは

 TANKA・抒情が目にしみる
 http://www66.tcup.com/6617/2nvbtkb.html

です。過去のログが70件ほどあります。
というような具合にもご活用いただければ幸いです。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[31] [29]は削除しました 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/07/25(Tue) 00:12

[29]は投稿のミスだったようで、
文書が空白だったため、
削除しておきました。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[30] ありがとうございました。 投稿者:松原未知子 投稿日:2000/07/24(Mon) 18:14

藤原さま、『短歌の引力』ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
このサイトは「抒情が目にしみる」という渋いタイトルに惹かれて
拝見するようになりましたが、とっても熱い場所だったのですね。
『短歌の引力』も、短歌への愛が迸っておられるのを快く受け止めつつ
読み進めているところです。
私が知らない所で、私の歌を誉めてくださっていたなんて
なんだか感動的なことに思えます。
藤原龍一郎さん、そして渡部光一郎さん、感謝感激です。


[28] ムーンサルト誤爆! 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/24(Mon) 07:04

●佐藤りえさんありがとうございます。しかし、暑くて寝苦しい夜がつづきますね。
 小池真理子の『墓地をみおろす家』を読みながら寝たら、けっこう怖くて
 よけいに寝苦しくなってしまいました。
●さて、現代歌人協会賞、選考の第一段階で、全協会員に対する
 候補歌集推薦依頼アンケートというのがあります。
 これは往復はがきで、一人の会員が二冊、推薦できることになっています。
 しかし、このアンケートの回収率が低過ぎるんですね。
●今回の場合、618通送付して、回答数200通。
 回答数のうち、棄権7通。一票のみ棄権72通。記入なし3通。
 有効投票数382票。推薦歌集130冊とのことでした。
●以前、「週刊読書人」の時評にも書いた(この文章は『短歌の引力』収録)の
 ですが、もう少し、回答数があがってくれないとなさけない。
 現代歌人協会員は600人ちょっとしかいないわけで、つまり、その人達は
 自他ともに歌人であることを認め、認められているわけです。
 そういう人達が、協会の大きな事業である賞の選定にあたって、
 候補歌集の推薦すら答えない(答えられない)というのはなさけない、と
 私は思います。ハガキは返送するが棄権というのは、推薦歌集なしという
 意思表示なので、これはわかります。
●ハガキを返送しもしなかった会員は、その年に出版された新人の第一歌集を
 一冊も読んでいないのかな。読んでいないのなら、問題だと思いますよ。
 現代歌人協会員というのなら、やはり、短歌に対して熱心であるべきだと
 思います。その熱心さには、当然、新しい歌集を読んで、新たな才能の
 発見に努めるということも入っているはずです。
●もちろん、新人の歌集が手に入りにくいということはあるでしょう。
 でも、少なくとも、雁書館、ながらみ書房、砂子屋書房、柊書房、
 不識書院、短歌新聞社、短歌研究社、角川書店、本阿弥書店などで
 出版された歌集であれば、広告も出ているし、短歌専門雑誌には書評も
 掲載されているわけですからね。
 それらを読んで、興味をもった歌集に関しては、ちゃんと身銭をきって
 買って読む、という努力はするべきではないかな。
●選考はともかく、この推薦歌集アンケートの回答率を見るたびに、
 この無回答だつた人達は、本当に短歌が好きなのかどうか、
 いつも、やりきれない気持ちになっているフジワラです。
 歌人が歌集を読まなければ、歌集っていったい誰が読むんですか?
                          (文責・藤原龍一郎)


[27] 新装御祝 投稿者:佐藤りえ 投稿日:2000/07/23(Sun) 23:59

藤原さん、みなさんこんばんわ。新装開店おめでとうございます。
濃厚なコメントを味わいに、またやってきますのでよろしくお願い
します。

http://www.fsinet.or.jp/~la-vita/


[26] 労働は、寒い、もとより選考も、寒い 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/23(Sun) 15:25

●どうも、みなさまに次々にご訪問いただき、かたじけなく思うばかりです。
 谷村はるかさん、井上洋さんといった「短歌人」のみなさまの友情にも
 心から感謝いたします。
 ご覧いただけましたらわかるように、荻原裕幸さんを中心とする
 SSプロジェクトのみなさまのバックアップをいただいて、この
 かたちのBBSに新装開店したわけです。
 あらためて、SSプロジェクトのみなさまにもお礼申しあげます。

●さて、金曜日に現代歌人協会会報が届き、第44回現代歌人協会賞の
 選考経過の発表がおこなわれている。
 すでに前の掲示板で書いたとおり、今年の受賞者はなし、ということ。
●最終候補に残った歌集は以下の六冊だつたそうだ。
 沢田英史『異客』
 高島裕『旧制度』
 池田裕美子『朱鳥』
 西橋美保『漂砂鉱床』
 加藤孝男『十九世紀亭』
 小黒世茂『隠国』

●ということは、前の掲示板で私が推薦した八冊の歌集のうち
 寺尾登志子『晩夏光』と河野洋子『恋々風塵』を除いた六冊ということだ。
 まあ、あまり頓珍漢なことにならなくてほっとしているが、それにしても
 これらの歌集が候補だったのなら、十分に受賞歌集としてふさわしいのでは
 ないかと、あらためて思う。
●各歌集の作品抄出は、まだ旧掲示板に残っているので(『隠国』だけは
 行方不明なので作品抄出してませんが)確認してみてほしい。
 くりかえすが、第一歌集でこれほどつぶよりのものが揃った年は珍しい。
 昨年、一昨年よりレベルが低いなどということは絶対にない。
●さらにいえば、この現代歌人協会賞のように新人の登龍門的性格わ
 もっている賞は、歌壇内部にとどまらず、文学の他の領域や、
 世間に対しても、短歌はこのような豊饒な才能を生み出しているのだぞ
 とのアピールする要素も大きいのだと思う。
 それならば、なおさら、受賞者なし、という結果はがっかりだ。
 短歌の世界以外の人たちに、上記のすぐれた歌集を読んでもらう
 チャンスをみすみすつぶしてしまったように思え残念でならない。
 


[25] 青鳩の声もきこえる 投稿者:西王燦 投稿日:2000/07/23(Sun) 07:19

ひさしぶりに朝寝坊をしていました。ひぐらしはとうに鳴きやんで、軒先で雀が騒いで
います。きょうも暑くなりそうな、山村の朝です。

僕のところからも、リンクを訂正します。

http://www.mitene.or.jp/~nishio/


[24] 発言の保存数について 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/07/22(Sat) 23:37

管理人モードです。

このBBSの発言保存数は、
返信機能を活かせるアクティブなもので100件。
100件を超えた過去のログについても、
上記のメニュー[過去ログ]からのリンクで、
サーバの許容するかぎりは無制限に読み出せるはずです。
過剰な発言量にも耐えられるように設定しました。
リードオンリーだったみなさんもどうぞご活用下さい。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[23] Re[15]: 吾は民衆にさびしく滾る 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/07/22(Sat) 23:26

藤原さんの書いていた中川佐和子さんの歌集『卓上の時間』について。

・子が軍に夫は国家の首脳部へ吾(あ)は民衆にさびしく滾る

批評会に出ていないので、三井修さんの意見の詳細がわかりませんけど、時事
詠とか社会詠と呼ばれる作品は、どうしたって図式化された共有認識を一度抱
えないと書けないわけで、図式的という批判はとても酷いなと感じました。詳
細を問えば、図式を超えて何かを伝えきれていないという話なのかも知れませ
ん。でも、それは、あくまでも文体や語法の問題であって、図式そのものの問
題ではないように思いました。

・一行も女(おみな)が表に記されぬペリー来航の説明を読む
・寝坊して一家全滅 秋晴れの今朝はことさら風わたりゆく

ぼくが『卓上の時間』で好きなのはこんな作品です。いずれも図式的で、でも
どこか図式のむこうを照らすようなことばのきらめきというか歪みというかそ
んな何かを感じた作品です。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[22] 新装オープンですね! 投稿者:渡部光一郎 投稿日:2000/07/22(Sat) 21:06

藤原さんこんにちは。『短歌の引力』読んでいます。この本で
嬉しかったことのひとつは、松原未知子さんの『戀人のあばら』が
「まぎれもなく、今年の収穫とよぶべき歌集」と、評価されていた
ことです。『戀人のあばら』は大変好きな歌集ですので・・・
ではまた、ごきげんよう。


[21] こんな歌も 投稿者:ミダン 投稿日:2000/07/22(Sat) 17:59

藤原さま

冥き雲身をよじらせて広がりし風神雷神あらそへる海

抱擁をください 我の白骨を抱かむとしてもそれは遠い波の記憶

幼少の頃から常陸の海に親しんできたせいでしょうか。
私の歌には海、波、貝殻、が多く登場します。
突然のお便り、驚かせて申し訳ありません。

ミダン拝


[20] 新装開店お祝い 投稿者:山田公子 投稿日:2000/07/22(Sat) 13:24

藤原さん新装開店おめでとうございます。少しずつ学ばせていただきます。本日のところはご挨拶まで。


[19] 新装記念に 投稿者:谷村はるか 投稿日:2000/07/22(Sat) 00:58

藤原さん、新装開店おめでとうございます。私もひそかに毎日来させていただいています。以前「何が首都高」の歌をここで挙げていただいたときは嬉しかったです。そこで「首都高返し」というわけでもないのですが、梅雨末期や夏の夜のたっぷりと量の多い雨を見るとこの歌を思い出すのです。

首都高の行く手驟雨に濡れそぼつ今さらハコを童子を聴けば

そしてこれも思い出す。

コンサート会場撤去作業終え夜の雲を追う別の夜の雲

どちらも私が短歌人入会直前直後に出会って強い印象を抱いた歌です。
『嘆きの花園』を今夜、読んだら、1997年の歌集なのに「そう、この頃の東京ってこうだったわ…」と、何だか遠い空間のように思えました。当時、私もお台場の対岸、新橋・築地に通勤していました。ひとりで酔って、ゆりかもめの駅の階段を上がって、
駅からの海に花咲く島を思いゆりかもめには乗らずに帰る
なんて歌を作ったりしました。本当に始めたばかりの頃です。



[18] たびたび 投稿者:なかはられいこ 投稿日:2000/07/21(Fri) 23:53

すみません。
リンクを訂正いたしました。

んでは。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~myu2/


[17] BBS歌会のお知らせ 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2000/07/21(Fri) 21:33

こんばんは。本日は私的なご案内で失礼してしまいます。
このたび、私のHPで歌会を始めました。
みんなで作品を持ち寄り、意見や感想を交換できれば…と思っています。

どなたでも参加OKですが、特に短歌を始めたばかりで、
自分の作品を誰かに読んでもらいたい、ひとこと感想を聞いてみたい…という方の
ご参加を心よりお待ちしています。

この歌会は、私自身がまだ結社に属していなかった頃(まだ1年半くらい前です)、
気軽に自作の感想を聞ける場がインターネット上にあればいいな、と
思っていたことから、始めてみようと思いつきました。
歌歴も浅いし、HPで参加型の企画を立ち上げるのもはじめてだし、
頼りない管理人ではありますが、皆さんと一緒に勉強していければと思っています。

詳細はHPでご案内しています。ぜひぜひご参加ください!

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[16] 祝、新装開店! 投稿者:井上 洋 投稿日:2000/07/21(Fri) 15:02

藤原さん、新装開店おめでとうございます。
私は、この掲示板を「現代短歌の最前線」と考え、週に一度は、
訪問し、勉強させてもらっております。
これからも、多様な作家、作品をご紹介下さい。

http://www.hi-ho.ne.jp/hiro-ino/


[15] 吾は民衆にさびしく滾る 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/21(Fri) 09:07

●リンク変更をしていただいたみなさま、ありがとうございます。
 松原一成さんはじめ「短歌人」の仲間のみなさま、新装「抒情が目にしみる」も
 よろしくお願いいたします。
 今度は以前と異なって発言の保存数が多いので、ご遠慮なく、書きこんで下さい。
●さて、先日、中川佐和子歌集『卓上の時間』の批評会が開かれた。
 そこで、この歌集の問題点がいくつか指摘されたのだが、その中に
 こういうものがあった。

・樹を落つる蝉の暗さを思わしむ香港返還式典の旗
・天安門広場の祭事たましいの数多を曳きて花火が開く
・香港のうちそと想うわが家族七月一日午前一時に
・子が軍に夫は国家の首脳部へ吾(あ)は民衆にさびしく滾る

●「香港返還式典」と題された一連四首。
 この最後の歌をとりあげて、三井修氏から「軍、国家、民衆という対比が
 非常に図式的である」との否定的意見が出された。
 中東諸国のビジネスの前線で、錯綜した思惑や力関係に苦労してきた
 三井氏の実感にみちた言葉であり納得できる。
 しかし、私としては、この一連四首全体で読むべきであり
 さらには、中川佐和子の代表作であり朝日歌壇賞を受賞した

・なぜ銃で兵士が人を撃つのかと子が問う何が起こるのか見よ

 という作品をふまえた上で解釈するべきではないか、と思った。
 すなはち、この「子は軍に」の「子」は「なぜ銃で兵士が人を撃つのか」と
 問うた「子」の成長した姿なのだと思うのだ。
 それでこそ、わずか四首で「香港返還」なる大きな主題を詠い、
 二首目に「天安門」を出し「たましいの数多」と詠む作者の
 心の底のモチーフに届かないのではないかと思う。
 それを踏まえた上で、四首目を読み直すと、結句の「さびしく滾る」が
 生きてくるし、一首目の「樹を落つる蝉の暗さ」へ循環し、閉鎖した
 円還構造が成立するように思える。

●実際、それでは、前の天安門の歌を知らないと、この一連は本当に
 読めたことにならないのか、といわれると、そうだとはいいにくいのだが
 作者のモチーフの持続が、短歌という形式ではこのように成立することもある
 という一つの例として、あえて私見を述べてみる。(文責・藤原龍一郎)


[14] 祝モデルチェンジ 投稿者:松原一成 投稿日:2000/07/21(Fri) 02:50

新装、おめでとうございます。
また寄らせていただきます。
私も夏風邪にかかっておりました。
歌会でたたかれたのが原因ではないと思います。
ちなみに歌会で私の歌は「技能賞的な歌だが、技巧に走りすぎて、
つんのめった」と、予想していたことを言われました。
どのくらいの速度で走ればいいか、少し分かった気がしました。
これからに生かしたいと思います。またまいります。


[13] リンクについて 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/07/21(Fri) 00:56

管理人モードです。

みなさん、ご来訪ありがとうございます。

満月さん、五十嵐きよみさん、リンクの件、お手数かけました。
リンクしていただいているサイトにつきましては、
確認できたところから、いずれこのBBS上で、
一覧にして出させていただくこともあろうかと思います。
そのあたりは管理人の業務ということで考えております。
すでにリンクしていただいている方もこれからの方も
BBS上にその旨書きこんでいただければ幸いです。

原則的にこのBBSはリンクフリーです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[12] Re[8]: さらば青春、と誰もが言う 投稿者:荻原裕幸 投稿日:2000/07/21(Fri) 00:39

では、ぼくも、和嶋勝利さんの第二歌集『風都市』から。

・余儀なくてひとり暮らしは始まりぬ分母が BLUE 分子が HAPPY
・われもまた可燃物かと思うとき母に祈れる火曜金曜
・ガムにあるラッキーペンギン日に三つ見つけ憂鬱な気分の夕べ
・薄明に膝をかかえて朝を待つ世界に眠る一億の地雷
・背後よりろっくおんとぞ飛来するやるせなき瞳(め)の爆撃機はや

全体に、ひたむきで真摯なところが剥き出しになった作品よりも、
やや(あくまで「やや」)フットワークの軽いものに惹かれました。
むしろ軽快の印象の作品にこそ作者の「切実さ」を強く感じます。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[11] Re[9]: お! 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2000/07/20(Thu) 23:54

満月さまの書き込みを読み、あ! と気がつきました。
私もさっそく、リンクを訂正しました。
教えてくださってありがとうございます!

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[10] おめでとうございます 投稿者:ゆきあやね 投稿日:2000/07/20(Thu) 23:52

藤原さん、荻原さん、リニューアルおめでとうございますう。
ちょくちょく勉強しにうかがいますね。

ひとまずごあいさつに。
藤原さん、おからだおだいじになさってくださいね。

http://www.airins.net/


[9] お! 投稿者:満月 投稿日:2000/07/20(Thu) 23:24

変わりましたね。
まずはおめでとうございます。ますますのご繁昌をお祈りします。
早速リンク訂正しました。


[8] さらば青春、と誰もが言う 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/20(Thu) 23:01

●「RAW IS WAR」のビデオを見ているうちに
 こんなにたくさんの人達が来ていただいていたとは。
 ありがとうございます。
●では、最近、読んだ歌集の紹介。
 和嶋勝利歌集『風都市』ながらみ書房刊2600円+税
 著者は「りとむ」所属。第一歌集『天文航法』でながらみ出版賞を
 受賞している。この歌集は第二歌集になる。

・宇宙戦艦のブリッジのごと夜の雨に高層建築(ビル)は灯りを点していたが
・定型詩にわれが深入りする前夜天安門広場に火器なだれ込む
・宙(そら)の塵にわれにカンナにしろがねの共鳴およぶ弦と思いき
・黄金狂時代もはるか雇われのスチャラカという心地もはるか
・いずれは都市の異物か光洋劇場の昔ながらの三本立ては
・バブル期の世のゆきずりにモラトリアム青年という生き方は見ゆ
・歳月よさむくはないかrock&roll,love&peace諦められぬ
・濃くあわく樹々がそよげるその地下は<圏外>なればわれを誘う
・Jazzはほんとはかたくなに吾をこばむらむそのふるまいを自由に見せて
・サリポロベツ――乾燥というアイヌ語の遠景にさらす<たくぎん>の文字
・おもむろに文学に寄る多喜二いて<たくぎん>小樽支店のはなやぎ

●著者は一九六六年生れ。証券会社勤務。
 ミュージシャンへの志向をもちながら、金融機関という社会秩序に
 組み込まれ、いやおうなく、バブル崩壊や金融ビッグバンという現実に
 直面せざるをえなくなっている。
 そのアンビバレントな感情の揺曳が良質な抒情を生んでいる。
 「すちゃらかという心地もはるか」という道化もできれば
 「歳月よさむくはないか」という真正面からの詠嘆もある。
 Jazzに拒まれているみずからを知り、「たくぎん」という
 北海道を金融的に支配していた牙城の崩壊に小林多喜二を思う
 そのナイーヴな神経。
せつない青春挽歌集といえる。(文責・藤原龍一郎)


[7] おめでとうございます。 投稿者:なかはられいこ 投稿日:2000/07/20(Thu) 21:33

藤原さん、新装開店おめでとうございます。

風邪だいじょうぶですか?
わたしもこの2日ほどちょい夏バテ気味でした。
おたがい無理はききませんねー。(^^;

また藤原さんの街頭演説を聞きにやってきますので
今後ともなにとぞよろしう。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~myu2/


[6] おめでとうございます 投稿者:千葉 聡 投稿日:2000/07/20(Thu) 21:28

藤原さん、新装開店おめでとうございます。
「かばん」の千葉です。
この「新装開店」という言葉が、いいですね。
「関口堂書店」みたいで。

今日はごあいさつのみですが、
またゆっくり遊びに来ます。
『短歌の引力』を大学院の友人と読んでいますので、
後日、感想を書きにまいります。

では。


[5] soreha konna uta namino oto zawameku 投稿者:midan 投稿日:2000/07/20(Thu) 18:46

抱擁をください 我の白骨(しらほね)を抱かむとしてもそれは遠い波の記憶


[4] 新装開店おめでとうございます。 投稿者:ただ(夛田真一) 投稿日:2000/07/20(Thu) 12:53

旧店舗の頃より楽しく、または時々深く頷きつつ
拝見させていただいておりました。

書き込みするのははじめてで、緊張してますが、
新装開店にあたり、思わず書き込んでおります。

今後のますますのご発展を、こころよりお祈り申し上げます。


[3] おめでとう 投稿者:五賀祐子 投稿日:2000/07/20(Thu) 09:43

新装開店おめでとうございます。

風邪はなおりましたか?>ふじわらさん

どの歌集を読むかの判断基準としてこれからもこのページ愛用しますので
よろしくお願いします。


[2] 新装開店・抒情が目にしみる 投稿者:藤原龍一郎 投稿日:2000/07/20(Thu) 00:10

●「藤原龍一郎発言スペース・抒情が目にしみる」として
 本日より、新装開店いたしました。
 短歌に関するあれやこれや、あるいは、短歌に関係なくとも
 ぜひ、一言いいたいということがあったら、ここで発言するつもりです。
●今夜はとりいそぎ、新装開店のお知らせのみですが、もちろん、
 みなさまの発言も歓迎です。


[1] 設定が完了しました 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2000/07/19(Wed) 01:48

>藤原龍一郎さん

設定が完了しましたので、いつからでも始動できます。
夏風邪がおとなしくなったところで、万全の体制ではじめましょう。
体調がととのったら、はじめの書きこみをしていただいて、
それから旧「抒情が目にしみる」に転居通知をして下さいませ。
(さきほどアクセスしたら、旧BBSで正岡豊さんが風邪の心配をしていました)
(岡田幸生さんの句集の件での枡野浩一さんへの返信も正岡さんが代筆)
それらが確認できましたら諸処に順に告知をすることにします。
まずは健康第一ということで。お大事にして下さいね。
では、どうぞよろしくお願いいたします。

#この書きこみから削除せずBBSに残しておくことにします。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/