[6574] Re[6549]: 1番・5番 投稿者:信治 投稿日:2001年09月30日 (日) 04時02分

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

武野悠さん、はじめまして。ご指摘ありがとうございました。

>う〜ん、まわりの現実の風景やなにかを入れると、
むしろ客観性が出て、現状の、主観だけで押してくるスタイルが消え、
結果として幻想的ではなくなるような気が、わたしはしました。

あ、舌足らずですみませんでした。「風景」や「音」と書いたのは、現実の風景ではなくて、本来なら見えるはずのない風景や感覚を描写する、という意味でした。そうだとしても、武野さんのおっしゃる通り、釣り上げられた主観で押したほうが幻想的ですね。勉強になります。


いろいろ考えてみました。どうしても「わたし」が気になって仕方なかったんですよ。「わたし」って言ってしまうと、意識がはっきりしてる感じがして、幻想的な雰囲気をそいでしまうのかなと。また、五十嵐さんの

>上の句は、うたた寝をしている自分を客観的に表現しているように思え、

とのご指摘を読んで、「いつのまに」がちょっと目ざめてるっぽいかなというのも気になりだして。起きてるのか眠ってるのか、意識があるのかないのか、どうもはっきりしない、まるでお昼寝みたいな歌だなあ、やっぱりいいお歌だと思いました。


01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

空耳ってことはないですよね。あ、流してください。


[6573] 虚無感 投稿者:橘三郎 投稿日:2001年09月30日 (日) 02時47分

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

恋人といる時って楽しいはずなのに、その恋人達も何か心に隙間があるのでしょうね。
一人も淋しい、二人でいる恋人達も淋しいんです。
で「あおぞら」(みなさんがお書きのように夢や希望なのかな)と囁かなくてはならなくなったお歌なんですよね。
恋人でさえも淋しい、哀しい、まして一人ひとりはさらに…
すごく詩的な虚無感を感じました。


[6572] 一番のお歌 投稿者:香月 投稿日:2001年09月30日 (日) 01時59分

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

はじめ意味やリズム感がピンと来なくて
選ぶには至りませんでしたこのお歌ですが、
いま皆様のコメントを読んで行くにつれ
次第に次第にこのお歌の良さが理解って
来たところです。

「あおぞら」は夢や希望と
繋がっているように受け取りました。
きみの(或いはふたりの)夢を
あきらめないでいこうよ、という想い。
街中の人々が心に抱いている願いだと
言っても肯けると思いました。
「あおぞら」はそういった呪力の籠められた
言霊たちをまとめて象徴しているものなのかも
しれません。そこには確かにあたたかさが
あります。

ただお恥ずかしいですが最後まで音に出したときの
リズムのとり方が分かりませんでした。
コメント中の指摘であお/ぞらが跨っているのだ
と初めて気が付きました。それまでは下の句が
どうもおさまりつかないというか、しっくり来ない
音だな、と思っていたのです。

自分としては、街中の唇が〜と言うより、
街中の「唇たち」が〜と読みたい気分なのです。
何故か私の中では既に「唇」ではなく「唇たち」
なのです。そのほうが「街中の」感じが生かせる
気がしますが、いかがでしょうか。
すると「囁く」が入らないじゃないかってことに
なって下の句がまた別の展開になるおそれも
ありますけれど。
「唇」の部分に関してはこう思いました。



[6571] おじゃまします。 投稿者:さとこ 投稿日:2001年09月30日 (日) 01時57分

今回、はじめてコメントさせていただきます。
よろしくお願いします。

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

選びませんでした。
ごめんなさい、作者さま、読みが浅くて。

わたしは最初の一語からすぐ自分の世界観に入ってしまう悪い癖で、
"恋人=ひとり"で、"主観"という解釈をしてしまいました。
だから、"街中"はないでしょう。なんて思ってしまって。
それに"あおぞら"もピンとこなかったのでした。

でも、みなさんのコメントを読ませてもらったら、
なんて素敵な歌なのだろう!
と、その美しさを感じることができるようになりました。

わたしも、"あおぞら"は、やっぱり"あお/ぞら"だから、
くちびるを動かす感じ、まさに囁く感じがしていいと思います。
しかも、"囁く"。
わたし、囁くという文字をちゃんと見たのがはじめてな気がしますが、
口がひとつと、耳がみっつなのですね。
優しくしてあげたいのは、囁く人の方なのに、その一文字に、
耳がいっぱいあって、なんだか、聞く側の方が
じつはずっと緊張して待ってるみたいな気がして、
たくさんの恋人同士の幸せな関係が勝手に思い起こされました。

どうして"あたためるため"に"あおぞら"なのか、
それは作者さまにしかわかりませんね。
最後に、解説していただけたら幸いです。
(でも、わからないから想像がふくらんでいいのかも)


[6570] 5番 投稿者:mootoo 投稿日:2001年09月30日 (日) 01時36分

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

選歌はしませんでしたが気になる歌でした。自分のお昼寝の感触と違うの(またしても極私的理由)と、上の句のイメージが今ひとつつかめないこともあって選べませんでしたが、下の句には惹かれました。

[6527] 飛永京さんwrote:
>空から糸が垂れてきて、わたしの大好物が下がっていて、
>ぱくっとしたとたん、釣り上げられてしまうんです。
>うっかり欲張ったら、自分の住んでいる世界から遠く引き離され、
>もう戻ることができない・・・というもの。

5番の「釣られた」とはちがいますがこの釣られる幻想も魅力的でした。

再補足、27番

テロ事件のことは1番同様連想しませんでした。意識してテロ事件の余波を排除しているわけではありません。


[6569] 京ママ 投稿者:久野はすみ 投稿日:2001年09月30日 (日) 01時24分

今度はぜひ〜。
で、呼び名はやっぱり「京女王様」でしょうか?


[6568] 祈りの言葉 投稿者:久野はすみ 投稿日:2001年09月30日 (日) 00時56分

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

「あたためるため」から本当はひどく寒いのだろうと思いました。
恋人がなぜ寒いのか、その理由はわかりません。
でも、凍えるほどの寒さをあたためようとする祈りの歌のように思えました。
街の人々の唇のクローズアップから、ぐんぐんカメラが引かれていき
やがて人も街も小さくなっていく、そんな映像が浮かびました。
果てしなく空に向かっていくようなイメージにめまいがして、今回一番好きな歌でした。


[6567] 幻の京ママ 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月30日 (日) 00時48分

京さん
>何かひと言書くと、話を拗らせちゃうんですよね、飛永。

何をおっしゃいますやら。
京さんのひとことに、いつも楽しく幸せな気持ちにさせていただいてますよ〜。
私だけじゃないと思いますよ。

それに、京さんはいつも、最後まで誠意を持って対応されますから、
安心してコメントを読ませていただくことができます。
大人だなあ、見習わなくちゃいけないなあと思いますですよ。

>だからね、暇だけど臨時ママ、日雇いママに応募しなかったのであります。

立候補してほしかった〜。
京ママの司会、体験してみたかったよお〜。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6566] 補足、27番 投稿者:mootoo 投稿日:2001年09月30日 (日) 00時42分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

[6555]珠さんwrote:
>ビルの間の更地と、歯のないちょっと心許ない感じ。
>それが「月がぽっかり照らす」という言葉と相まって、
>空虚さを感じさせる歌になって成功していると思います。

あ〜、いい事を言ってくれました。
この歌を選歌しなかった理由に足立さんがおっしゃっていた「既視感」をあげましたが、その他に、歯の脱けた空虚感とビルの無くなった空虚感は違うと言う個人的な思いがありました。それを繋ぐのがお「月」さんなんだったんだなと再認識しました。月が出てるからこの歌はいい歌なんだな。と


[6565] Re[6563]: エロティックの件 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月30日 (日) 00時25分

こういう整然とした文章を拝読すると、
五十嵐きよみって偉いなぁって思います。

ちゃんと長文で解りやすく書ける人の短歌と、
長文がろくにかけない人(わたしじゃわたし!)の短歌には
大きな差があって当たり前だなぁ・・などと、
当たり前のことに気づきます。

何かひと言書くと、話を拗らせちゃうんですよね、飛永。
だからね、暇だけど臨時ママ、日雇いママに応募しなかったのであります。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6564] 1番 投稿者:mootoo 投稿日:2001年09月30日 (日) 00時12分

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

選歌しました。テロ事件のことはまるで連想できませんでしたが、五十嵐さんがお書きになっているように「街中の唇」に「透明な願い」のようなものを感じました。
「あおぞら」については個人的には、クール感より「陽だまりの暖かさ」を感じます。

唇と言う言葉には、具体的な肉体的な部位としての唇より、告知するものとしての象徴的な意味合いの方を強く意識します。まだ先なので恐縮ですが、

28:天唇に触れたくなってやわらかい鏡の前で目を瞑ります

の「天唇」にこの「街中の唇」と同じではありませんが近いものがあるように感じてしまいました。


[6563] エロティックの件 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月30日 (日) 00時12分

>京さん、ぽーら・すたーさん

「エロティック」の話題、興味深いものだと思いました。
この手の、形容詞的な外来語って、
その言葉に感じているニュアンスが、人によって微妙に異なること、多そうですね。

あと、外来語の訳語ですが、
前に京さんと意気投合してしまった「既視感」。
短歌の批評では、「どこかで読んだことがある(≒ありきたり)」という
マイナスイメメージで使われることが多いようですが、
本来の意味を考えると、ワタシ(&京さん)的には、ちと違う気がする、とか。

言葉を正しく使いたい、といっても、
時代によって付与されるニュアンスがだんだん変わっていったりして、
何が正しいのかという判断が難しいですが、
広い意味での共通認識と、自分なりのこだわりとのバランスを考えながら、
伝わりやすい言葉を選んでいく努力をしたいものだなあと思うことしきりです。
(と、まとめてみる)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6562] 1番 投稿者:木更津啓 投稿日:2001年09月30日 (日) 00時07分

こんばんは。

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

いただいています。
これは、一発目からこれかよ、くー、とか、はー、とか言ってました(もちろんいい意味で)。くー。
今回一押しの詩的な歌だと思っています。

そうですね、既にみなさんのご指摘の通り、「恋人」は総体的なものと読んでいました。

久哲さん
>気になるのは、あお/ぞら の跨り方と表記。 

私は、これ、逆にいいな、と思っていました。
「青空」となると、何人かの方のご指摘にもあるように、涼しげ、転じて、冷たいイメージですが、
「あおぞら」とすることで、その言葉を発音するときの唇のかたちを思い描いて、
「あ」「お」という母音に、私はあたたかみを感じました。
句またがりも、発音のぎこちなさを出していて、それがより「青空」というよりも、
「あおぞら」という音に重きを置いているような。

やはりこの歌も、私はテロとは結びつけませんでしたが、五十嵐さんの
読み、

>祈りの言葉としてとらえると、空の青さが静謐なイメージにつながっていきました。

というのには、ああ、と思いました。


[6561] 1の歌 投稿者:emi 投稿日:2001年09月29日 (土) 23時44分

五十嵐さんのようにテロ事件と結びつけて読むことはできませんでした。
歌のもつ雰囲気は好きでしたが
>唇があおぞらと囁く
に共感できませんでした。
>恋人をあたためるため  ならば・・・
その恋人にはストレートに向かってきてほしいと思ったからです。
街中の恋人たちは、幸せなひとときを過ごしている。
その恋人たちには、自分たちだけの世界に浸っていてほしい。
自分たちの言葉の世界をもっていてほしい。
それが私の恋愛観かもしれません。
>唇があおぞらと囁く
としてしまうと、なんだか感情が一般化されてしまうようで
淋しく思いました。

http://www.tcp-ip.or.jp/~shibatae/index.htm


[6560] Re[6556]: RE:エロティック 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月29日 (土) 23時43分


> エロスはアフロディテの息子でしたっけ?

たしかそうでしたよね。

> 一般的に言う「エロティック」は、
> 「理想的なものへの愛」よりは扇情的というか
> 性愛のニュアンスをつよく含んでいると思いまして、
> エロティックというよりは…という表現をしました。

えっと、、、これはわたしに仰ってるのでしょうか?
えっと、えっと、、、

わたしは、作者さんに「猥褻」「卑猥」とまで取られては悪いな、
それは違うなと思いまして書いたので、、、つまり、
わたしが「一般的」な使い方をしていなかったのでしょう。

ぽーら・すたーさんの「エロティック」に
ツッコミを入れたわけではありませんので、、よろしく。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6559] あ〜、ちょっとちょっと 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 23時31分

↑ゴメンナサイ。書いてみたかった(呼んでみたかった)だけでした。

久慈さん、こんばんは〜。
今回もよろしくお願いします。
気配りのボーイさんとして、皆さんにこき使われてくださいね。(^^)

27番の歌についてですが、

>僕は前歯だと思ったんですが、、

前歯のイメージ、ありますね。
「ビル」から連想しやすいからかしら。
奥歯だと、ちょっと「ビル」とは違う感じ。

>保険がきかないので高いだろうなどちょっと不自由
>を感じてしまいました。

そういえば、前歯はきかないですよね〜。保険。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6558] いきなりもどって申し訳ないっす 投稿者:久慈二四六(ボーイ久慈) 投稿日:2001年09月29日 (土) 23時03分

選歌の時に両方とも目にとまって、何度も読み返しましたが結局、選びませんでした。
27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす
皆さんおっしゃっているようにやっぱりうまいなぁと最初感じました。後半は
かなり綺麗な情景ですよね。ただ、この歌の時点ではまだ前歯、、、、あ、奥歯
なんでしょうか?、、、僕は前歯だと思ったんですが、、がまだ入っていない
状態なので、笑えないし、、保険がきかないので高いだろうなどちょっと不自由
を感じてしまいました。
39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい
選べなかったのはたぶん好みの問題で、完璧な歌だと思います。
やっぱり皆さんおっしゃっているように綺麗な絵のようです。
で、その絵が綺麗すぎて、ちょっと選べなかったです。
透明感とか無臭感は苦手で、フリーハンドで描いたクレヨンとか色鉛筆の方が
空気感とか質感が、、、、ぁあ、ごめんなさい。好みの問題です。

http://members.tripod.co.jp/kuji246/index.html


[6557] あおぞら 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 22時59分

千恵さん、悠さん、こんばんは。
1番の歌をテロ事件と結び付けてしまった私の読み、
かなり感情に流された無理読みかな〜という気持ちも強かったので、
おふたりのコメントに、ちょっと安堵しました。

武野悠さん
>救助作業中、雨の日がありましたよね。
>冷たい雨の中で瓦礫に埋もれた「恋人」を
>あたためるために「街中の唇があおぞらと囁く」、
>という状況だと考えると、なるほどと思います。

そういえば、ありましたっけ。
ワタシ的には、晴れた日でもオッケーで、
「瓦礫の下で見えないだろうけど、今日もこの街は青空なのよ。
早くあなたに、この青空のもとに出てきてほしい」
という感じに読んでいましたが、
悠さんのご意見も納得のいくものですね。

私も、「青空」という言葉には、
どちらかというと冷たい(涼やかな)イメージを持っています。
ですので、「青空」は即、あたたかさには結びつかないのですが、
祈りの言葉としてとらえると、空の青さが静謐なイメージにつながっていきました。

事件と結び付けなくても、なにかこう、
透明な願いを感じさせるいいお歌だと思います。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6556] RE:エロティック 投稿者:ぽーら・すたー 投稿日:2001年09月29日 (土) 22時57分

どうぞよろしく>飛永京様
エロスはアフロディテの息子でしたっけ?

一般的に言う「エロティック」は、
「理想的なものへの愛」よりは扇情的というか
性愛のニュアンスをつよく含んでいると思いまして、
エロティックというよりは…という表現をしました。

>五十嵐きよみ様
初参加、楽しんで勉強させていただいてます。
言葉の難しさ面白さに翻弄されつつ楽しんでます!

http://www.geocities.co.jp/Bookend/4803/index.html


[6555] 差し歯と羊歯 あおぞら、眠りの糸 投稿者: 投稿日:2001年09月29日 (土) 22時48分

こんばんはー。またお邪魔させていただきます。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

選びました。差し歯が出来てくるのは来週当たりですか? なんて。
ビルの間の更地と、歯のないちょっと心許ない感じ。
それが「月がぽっかり照らす」という言葉と相まって、
空虚さを感じさせる歌になって成功していると思います。

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

うーむ。エマニュエル夫人(中学3年の時読んだなあ)を思い出してしまった。
映画で見たときも綺麗でしたね。痴呆的、アホっぽくって(関東人に分かるかなあ?)。
しかし、兄はいけません。五十嵐さんじゃないけど、エロティック過ぎます(笑)。
こういう歌は苦手です。光景を想像すると、兵庫ユカさんのタブー感を通り越して、
なぜか笑えてしまうのです。(作者の方、ごめんなさい)

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

私も、武野悠さんのように、「あおぞら」はクール感があるのです。
「太陽」と囁くのなら分かるんだけどなあ。直截すぎるかな。

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

気になる歌でしたが、髪で釣られたら、痛くって目が覚めちゃうよ、
なんて現実的なことを思ってしまったのでした(歌心の欠如かも)。
お昼寝って空中を漂う感じがありますよね。それが上手く出ていると思いました。


[6554] 5番の歌について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 22時46分

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

遅くなりましたが、5番の歌についてです。
選んでいませんが、最後まで迷ったグループの中の一首でした。
ですので、多くの方が選歌されたのは、納得のいく結果でした。

私が最終的に選ばなかったのは、下の句にはとても惹かれたものの、
上の句の意味が今ひとつピンとこなかったことが大きいです。
髪が眠りの糸になるって、どういう感覚なんだろう。
うとうとしているとき、そういう感覚を持ったことがないので、
ちょっとわかりませんでした。

また、下の句は、作者が今まさにうたた寝をしているようすを思わせるのに、
上の句は、うたた寝をしている自分を客観的に表現しているように思え、
個人的には、下の句の視点で通してほしかった。
上の句と下の句で視点が異なるように感じたのは、あくまでも私の読みですが。
三句で切れていなければ、あるいは、そんなふうには感じなかったのかもしれません。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6553] 一夫パパ、お疲れさま! きよみママ、お帰りなさい! 投稿者:武野悠 投稿日:2001年09月29日 (土) 22時42分

1番、先ほど書かせていただいたように、わたし個人の感覚として、
「あたためる」と「あおぞら」の関係がうまく掴めなかったのですが、
五十嵐さんのテロと結びつけた解釈だと、そこがクリアできるなと思いました。

救助作業中、雨の日がありましたよね。
冷たい雨の中で瓦礫に埋もれた「恋人」を
あたためるために「街中の唇があおぞらと囁く」、
という状況だと考えると、なるほどと思います。
「あたためる」には「あおぞら」なのだ、と納得できるんです、これ。

でも、歌だけでそういう設定が伝わっているかというと、
疑問ですし、こまっちゃいます。
ここはやはり、みなさま方の解釈やご意見を、
もっともっと伺ってみたいです。


[6552] 1 投稿者:加藤 千恵 投稿日:2001年09月29日 (土) 22時33分


こんばんみ。なぜか尾崎豊のベストを聴いている今日この頃。



01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

選びました。
なんだか、雰囲気に、まずやられちゃって。
あ、好き、と思いました。
わたしも恋人は、複数の人、だと思いました。
恋人総体というとらえかた。
「街中の唇があおぞらと囁く」というのは、ちょっと意味がわからなかったんですが、
やっぱり、きよみさんと同じように、
祈りや願いを含んだニュアンスのものとしてとらえました。
「囁く」については、漢字でいいような気がします。
「あたためるため」や「あおぞら」がひらがななので、
「囁く」もひらがなにしてしまうと、
また雰囲気が違ってきてしまうような気がします。
あんまりひらがなが多い歌って、なんだか甘いというか、
そのまま流れてしまうようなイメージがあるんですよね。
漢字を使うことで、きちんとそこに立っている、という強さが出てくるというか。
あー。わかりにくくてすみません。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6174/index2.html


[6551] こんばんは〜 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 22時01分

兵庫ユカさん、こんばんは。
それと、昼間のうちに書いてくださっていた
柴田有理さん、梨子さん、華奴さん、森川菜月さん、
ご挨拶が遅くなりました。
どうぞ今回もよろしくお願いします。

夜になってから、コメントが少なめですので、
どんどん書き込んでくださいね〜。>皆さま
今夜は対応できますので、ぜひよろしくお願いします。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6550] よろしくおねがいします。 投稿者:兵庫ユカ 投稿日:2001年09月29日 (土) 21時36分

きよみさんみなさんこんばんは。兵庫ユカです。
ちょっと出遅れてしまいました。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

わたしは後半を主として読みました。
「差し歯待つ」という初句から、ユーモラスな展開を予想してしまって、
うまく感情移入ができませんでした。(^-^;)


39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

「羊歯植物の森を添えたい」というフレーズがとても美しくて
選びませんでしたが、最後まで迷いました。
なぜか妹は目を閉じているようなイメージがあって、
眠っているのか死んでいるのか、とにかくタブーという感じがして
選べませんでした。
ほほえましい感じの、やさしい兄の歌だったらいいな。

http://www.d3.dion.ne.jp/~y_hyogo


[6549] 1番・5番 投稿者:武野悠 投稿日:2001年09月29日 (土) 20時50分

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

「恋人」は、みなさん同様「恋人というもの」と思いました。
特定個人なら、その相手だけが囁けばいいから。

選んでいない理由は、
「あおぞら」は、わたしの感覚だと、
温度ナシか、むしろ冷たいほうに傾いた語らしいのです。
それを「あたためるため」囁くというのが、
個人的にはしっくりこなかったのだと思います。
でもそのへんがいいのかな。


05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

選んでます。
だから理由や好きなところを書きたくてまとめようとするのですが、
うまく言えないんです、どう評価したのか。

糸を紡ぎながら眠ってしまった眠り姫とか、
白い月のかかる青い空から垂れる一本の髪に
吊り下げられて眠る「わたし」とか、
いきなりイメージがぐわーんとひろがって、
このお歌に、それこそ釣られてしまったのかも。

信治さん、はじめまして。
>自分を客観視してるんですけれども、釣られたわたしから見える風景とか、聞こえる音>とかを描いて、幻想的なまま終わるとどうなるんだろう、とか素人なりに考えたんです>けど、そうすると幻想的すぎて共感性が薄まってしまうんでしょうか。ううむ。

う〜ん、まわりの現実の風景やなにかを入れると、
むしろ客観性が出て、現状の、主観だけで押してくるスタイルが消え、
結果として幻想的ではなくなるような気が、わたしはしました。


[6548] コメントの時期 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 20時21分

金子顕二さん、こんにちは。
>五十嵐さま。感想メールをアップしていただき、ありがとうございました。

とんでもないです。
越権行為だったかしら…と気になっていましたので、
こちらこそありがとうございます。

>そうか・・・書き込むのは今日でもOKだったのですね。了解、りょうかい。です

はい。
コメントは、後追いOKです。
すでに、上位4首の詠草についての話題が錯綜していますが、
このように、次の詠草を取り上げてからでも、
前の詠草のコメントを書いてくださってかまいません。
皆さん、ご都合があるでしょうから、
コメントしたい歌のときに、パソコンの前にいられるとは限りませんから。
「話題を乱すかも…」というご心配はいりませんので、
いつでも書き込んでくださいませ。>皆さま

ただ、基本的に、まだ取り上げていない詠草については、
話題に出るまで待っていただいています。
日程が終わりに近づいて、今のうちに書いておかないと、
もう書いている暇がない、という場合は
まあいいんじゃないかな、というようなスタンスです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6547] 1番の歌について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 19時37分

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

遅くなりましたが、1番の歌についてです。
今回、テロ事件の最中(直前、直後を含む)に詠草を受け取っていたせいか、
直接・間接に、テロ事件との関連を考えてしまう歌が何首かあったのですが、
(一時は、どれを読んでもそのように読めてしまった…)
反論覚悟で書きますと、私にとっては、
1番の歌がいちばん、関連付けて読んでしまった歌でした。

今、改めて読むと、そうでもないのですが、
あれこれナーバスになっている状態では、ひとつの可能性として、
そのような読み方を禁じ得ませんでした。

作者の意図は別として、なぜそのように読んだのか、書いてみたいと思います。

この歌は、今も世界貿易センターの瓦礫に埋もれている、
多くの方々の追悼歌のように思えました。
つまり、その方々が「恋人」です。

亡くなられた方には、皆、その方を恋しいと思われる恋人や、
ご家族、ご友人がいらっしゃるでしょう。
残された人たちが、彼・彼女を「恋人」として偲んでいる、というイメージです。

「街中の唇があおぞらと囁く」は、祈りの言葉として受け止めました。
普通に考えると、街中の人(唇)が、「あおぞら」であれなんであれ、
同じ言葉を発することはまずないでしょうけれど、
あのような事件の後では、単語として同じではなくても、
皆が似たような言葉を発したのではないでしょうか。

街中の人たちが、瓦礫の下の「恋人」の身を案じている。
その言葉が、恋人をあたためるための「あおぞら」という言葉として
表現されているように思われました。

関連付けて読んだ場合の解釈は、こんな具合です。
関連付けて読まなくても、美しく素敵な一首だと思います。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6546] 舌のさびしさ 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 19時16分

遅い反応になりましたが、27番の歌について、
マーシーさん

>あと、「舌のさびしさ」という表記が気になりましたので。
>これは、上記の意味合いから言えば、親子関係、兄弟関係、
>きってはきりはなせないコレクションが突如として崩れ去る瞬間の
>中、それを外部の人間に頼っている世界にも思われます。
>ちょっと、私もぼおっとしててよくはわからないのですが、
>皆様いかがなものでしょうか。

このご質問なのですが、
「表記」というと、私は仕事柄(編集関係)、
「表記法」の略語という受け止め方をしてしまいます。
つまり、この例でいえば、「さびしさ」とひらがなで書かれていることを
(漢字で「寂しさ」「淋しさ」、カタカナで「サビシサ」ではなく)
指していると受け止めたのですが、それで合っているでしょうか?

合っているとすると、最後のご質問までの流れが、
私にはちょっとよくわからなかったのです。
よかったら、少し言い方を変えて、もう一度ご質問いただけますでしょうか?

…と、リクエストを出して、お答えいただいても、
すぐに反応できない可能性があるので、申し訳ないのですが。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6545] エロティック 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 19時06分

京さん
>「エロティック」という言葉が、
>ひとそれぞれ違う意味で使われているように思いまして。

あ、そうかもしれないですね。
「エロティック」という言葉に抱いているイメージが、
人それぞれ微妙に違いそう。

京さんが語源を紹介してくださっていましたが、
私の場合をいうと、知識として語源を知っていても、
通常「エロティック」という言葉を使うときは、
「艶めかしい」というような意味合いで使っているように思います。

今回、皆さんが「エロティック」と書かれているのも、
だから、そのように読んでいた部分が大きかったかもしれません。
39番、私は「清潔」と書いたので、
「う〜ん、そっかあ。エロティックと感じる人もいるのかあ」
という感想を持ったりもしましたので。

私の感じた清潔感は、京さんも引用されていた
ぽーら・すたーさんお書きの、
>エロティックというよりは
>生きているもののおおらかな美しさ愛おしさみたいなものを感じました。
これに近いです。

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[6544] おお、グッドタイミング! 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 18時55分

井口さん、今日はありがとうございました。感謝です。
見事な司会で、本当に助かりました。

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[6543] 帰宅しました 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 18時54分

今し方、帰宅しました。
やむを得ない事情とはいえ、皆さまにはご迷惑をおかけして恐縮です。

現状でわかっている予定を書いておきますと、
明日の午前中までは、自宅におりますので、
まずまず普通に顔を出せると思います。

その後、月曜日の夜までは留守にしてしまいます。
ですので、明日、出かける前に、明日の分の詠草をご紹介したいと思っています。
進行はできないですが、どうぞ皆さんで自由に話題を進めてください。

また、月曜日は、一夫パパに追加で司会をお願いしましたので、
たぶん、今日と同様、仕切っていただけると思います。
(日曜日ももしかして出てきていただけるかな?)

ちなみに、明日は22番、23番、6番、
月曜日は24番、34番、
火曜日は3番、17番という予定でおります。

おかげさまで、通常通りのコメントをいただいていますので、
この分だと、当初の日程通りに進めていけそうですね。
活発な意見を出してくださり、ありがとうございます。>皆さま

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6542] そろそろお暇するパパです。 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 18時47分

ええ、本日はこれからちょっと出掛けなくてはなりません。
間もなく、五十嵐さんがお帰りになるとは思いますが、
どうぞ、みなさん引き続きコメントをよろしくお願いします。

五十嵐さん、中途半端な引き継ぎですいません。
みなさん、失礼いたしま〜す!


[6541] すみませ〜ん! 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 18時41分

信治さんのお名前を誤記いたしました!

×信司さん→○信治さん であります。

ごめんなさ〜い(^^;;


[6540] 肉物体?はらたいら???? 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 18時34分

信司さん
> 「半裸体」って言葉はとりあえず広辞苑には載ってないし、
> 作者さんの造語ですよね。意味はすっと通じるので抵抗なかったですし、
> 一首のちょっとクールな雰囲気を増すのにすごく効果的だと思います。
> ううん、考えてみればみるほど木更津さんご指摘の
> 「フィギュア感」が強くなってゆく・・・。
> 「半裸体」って、ちょっと「肉物体」にも似ているような・・・。

ぷ、ぷぷぷ、「肉物体」って、そんな〜(^^)。

京さん
> 「半導体」とか「未熟体」とか「雌雄同体」とか、
> 「羊歯植物」もそうですけど学術用語、理科っぽくて
> 好きです、「半裸体」(二度目は一発変換できた)。
>
> 音もいいですね。はんらたい。
> (はらたいら、に似ていなくもないが。。。失礼。)

く、くくく、「はらたいら」って、もう〜。
二人とも、ツボにきちゃったよ〜!

「半」と「裸体」の複合語として成立する範囲なんでしょうね。
造語としてとっても「半裸体」は納得感がありますよね。
フィギャア感が強まるってのも確かに感じるな〜。
ここまで徹底して無機的な表現にするというのは、
やはり「妹」と「兄」のタブーをバネに
そのセクシャリティを描こうとしているのでしょうか。

01番、行っときます。

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

この「恋人」は恋人総体、恋人たちということで捉えましたが、
久哲さんもご指摘の「あお/ぞら」の句跨がりのためか、
街中の囁きが恋人たちをあたためるというイメージに、
ちょっと無理を感じたというか、実感できませんでした。


[6539] ぽーら・すたー さん、はじめまして。 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月29日 (土) 18時12分

あなただけではないのですけど、
「エロティック」という言葉が、
ひとそれぞれ違う意味で使われているように思いまして。

>エロティックというよりは
>生きているもののおおらかな美しさ愛おしさみたいなものを感じました。

と、お書きでしたね。
信治さんの「エロい」もそうかも知れませんが、
「卑猥」「猥褻」みたいな意味でしょうか?

わたしはもう少し違う感覚で使いました。
過激に言っても、「色っぽい」「情欲的」くらいで、、

ギリシア神話のエロスが語源で、ローマ神話ではキューピットなんですけど、
これは「理想的なものへの愛」という意味だそうです。

この清潔な大いなる愛と「色っぽい」「情欲的」の間くらいの意味で
書きました>作者さま

ぽーら・すたーさんとほぼ同じ感覚だと思います。
言葉の使い方は違いましたけど。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6538] 半裸体・一夫パパご苦労様 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月29日 (土) 17時44分

一発変換はできませんね。
「半導体」とか「未熟体」とか「雌雄同体」とか、
「羊歯植物」もそうですけど学術用語、理科っぽくて
好きです、「半裸体」(二度目は一発変換できた)。

音もいいですね。はんらたい。
(はらたいら、に似ていなくもないが。。。失礼。)

華奴さん、お久しぶりです。
同調、ありがとう。音叉みたいでうれしい。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6537] 01,05,39 投稿者:信治 投稿日:2001年09月29日 (土) 17時40分

みなさま、こんばんは。

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

選ばされました。なんで「恋人をあたためる」ために「あおぞらと囁く」のか、理屈ではいっこうにわからんのですが、なんとなく深く納得させられてしまい、選ばされてしまった、という感じです。

それから、久哲さんのご意見
>囁くも平仮名表記の方が効果的でしょう。

うーん、どちらかと言うと私は、「囁く」はかんじの方が好きではないかと感じました。「囁く」って、耳がいっぱいですよね。街中の唇から、あおぞらを経由して、街中の耳に囁かれるような絵が浮かびました。漢字を使ったことで、

>街中の方々の総体的想いの表現

こちらの読みが強くほのめかされるように思います。個人的であって総体的な、というか。「ささやく」だと、ちょっと個人的感覚に閉じられちゃうような気がするんですが、いかがなものでしょうか。

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

選びました。すごい昼寝感というか、久哲さんおっしゃる通り、幻想的であって共感性の高いお歌と感じました。ただ、五句目がすこし気になるのですが。「釣られたわたし」って自分を客観視してるんですけれども、釣られたわたしから見える風景とか、聞こえる音とかを描いて、幻想的なまま終わるとどうなるんだろう、とか素人なりに考えたんですけど、そうすると幻想的すぎて共感性が薄まってしまうんでしょうか。ううむ。

それから、一夫パパの39番についてちょっと追記

>「半裸体」という言葉は、みなさんどう思われました?
「半裸」「全裸」「裸体」という言葉はありますが、
「半裸体」という熟語はあるのかな?
あるいは複合語として許容できるということかな?

についてですが、「半裸体」って言葉はとりあえず広辞苑には載ってないし、作者さんの造語ですよね。意味はすっと通じるので抵抗なかったですし、一首のちょっとクールな雰囲気を増すのにすごく効果的だと思います。ううん、考えてみればみるほど木更津さんご指摘の「フィギュア感」が強くなってゆく・・・。「半裸体」って、ちょっと「肉物体」にも似ているような・・・。


[6536] 39番についてちょっと追記 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 16時30分

「半裸体」という言葉は、みなさんどう思われました?

「半裸」「全裸」「裸体」という言葉はありますが、
「半裸体」という熟語はあるのかな?

あるいは複合語として許容できるということかな?

みなさん、いかがでしょう。


[6535] 無題 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 16時21分

五十嵐さん、ご苦労さまです。

みなさんもう勝手知ったる〜なんで、僕がお世話するまでもありません。
いろんな人が玄関といわず、窓といわず、入っては出ていく長屋のようで、
もうどなたにお茶をお出ししたのか・・・。

遅ればせながら39番、行きます。

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

先ほどもちょっと触れましたが、
金子さんが五十嵐さんに託したコメントの中で、
「妹」の肖像画を描いているシーンではないかという指摘をなさって、
続いてこう解釈されていました。

> だとすれば、「添えたい」は『飾る』に近い意味合いの、妹に対する兄の
> 心情へとつながっていく。「羊歯植物」は世代交代によって繁殖する。
> 無性世代の処女性を背景にした歌として読むというのはどうでしょうか。
> 個人的に実感がわかなくて選べませんでしたが、すごい歌だと思います。

僕もこの作品は「羊歯植物」の神秘的な寓意で
覆われているような感覚を持ちました。
苔植物でも裸子植物でもない中間的な存在であり、
無性世代から有性世代へと変化することも、
「妹」の性的な変化の兆しを暗示しているように思えます。
「半裸体」という言葉の選択にも、
「羊歯植物」と呼応させようという意図があると感じました。

そうした有機的な内容物を直接さらすのではなくて、
とても無機的な言葉で表現することで、
エロティシズムをうまく増幅させているように思えます。
これはすでに、木更津さんや理紀さんのご指摘にあるとおりです。
とてもよく練られた作品だと思います。

ただ、僕が選歌しなかったのは、
ここまでクールな言葉使いを選んだ作者の意図が、
ちょっと分からなかったということかな〜。
「羊歯植物の森」に「妹」が溶けて同化していくような、
そこへ閉じこめようとするような恐さも感じます。

それがこの作品の良さだという見方もあるでしょうね〜(^^;;


[6534] どうもです 投稿者:五十嵐きよみ@会社 投稿日:2001年09月29日 (土) 16時03分

井口さん、皆さん、こんにちは。
意見交換を進めていてくださって、ありがとうございます。心強〜い。

えと、私はただいま、勤め先に立ち寄ったところです。
月曜日、休まなくてはいけないので、あれこれ雑用をするために。
それが終わったら、帰宅しますので、夜は顔を出せると思います。
ちょうどうまい具合に、井口さんと入れ替われるかな?
では、また後ほど〜。


[6533] い、い、いらっしゃいませ〜! 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 15時20分

華奴さん、菜月さん、久哲さん、こんにちは(~~;;

お茶もお出しできないありさま、お許しください。

いやもう、どんどん行っちゃってください!


[6532] Re[6527]: 行っちゃっていいんですよね。 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 15時14分

どんどん行っちゃってください、京さん(^^;。

京さんはこの作品、選歌なさってますね。

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

> 釣りに行くといつも想像してしまう恐怖がありました。
> 空から糸が垂れてきて、わたしの大好物が下がっていて、
> ぱくっとしたとたん、釣り上げられてしまうんです。
> うっかり欲張ったら、自分の住んでいる世界から遠く引き離され、
> もう戻ることができない・・・というもの。
>
> あまり似ていませんけど、その幻想も思い出しました。
> でもお歌のほうが断然、美しいです。

ああ、京さんが釣り上げられてゆく〜(笑)。

> メドゥーサの髪はもう蛇ではない、
> 真昼のアポロンに照らされ金色に輝く髪が360度に拡がって、
> 昇天しながら美しい存在に還っていく、
> イカロスの翼とも見紛うほど綺羅輝いて、それは永遠のやすらぎ。

おお、美しい読みだな〜。
僕も最後まで選歌にノミネートされていた作品でした。
「釣られた」という、まさに京さんご指摘の釣りへの連想が、
僕としてはちょっと具体的すぎて気になってしまったんですね。

でも、とても美しい歌だと思いました。


[6531] いち、ご。。 投稿者:久哲 投稿日:2001年09月29日 (土) 15時13分

皆様、こんにちは。。

◆01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

選ばせていただいております。このお歌は微妙なバランスの魅力がございまして
『恋人』はこの作者の個人的相方を指すのか、街中の方々の総体的想いの表現な
のか、このどちらとも取れる雰囲気の場を一首に張れるのは凄い。

気になるのは、あお/ぞら の跨り方と表記。 囁くも平仮名表記の方が効果的
でしょう。

◆05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

こちらも選歌させていただいております。
このお歌は作りとしては、かなり幻想的とは言えましょうが、僕は高い共感性にて
選歌させていただきました。これ、実はお昼寝時の入眠幻覚のお歌でしょう?
僕は宿直がメインの仕事をしているので、昼寝をするんですが、あの眠りに落ちる
瞬間の空に抜けてゆくと言うか、自然と一体化すると言うあの感じは心地よいもの
です。髪の長い女性がそのままドサリと疲れきって寝てしまったのが目に浮かびま
す。

ではでは。。


[6530] 遅くなりました。初コメントです。 投稿者:森川菜月 投稿日:2001年09月29日 (土) 14時49分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす
39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

二首とも選びました。

27番。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、私自身二句切れが
大好きでよく使うのです。二句でバシッと切ることで生まれる潔さと、
三句から結句まで大きく展開できるという構成上の利点が、二句切れ
の魅力です。ということで、これは真っ先に迷いなく選びました。

39番。歌のスタイルの確立した方の、巧すぎる歌だと思いました。
深読みせずに噛み砕いたりせずに味わいたい歌です、私にとっては。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8014/


[6529] アンリ・ルソー 投稿者:華奴 投稿日:2001年09月29日 (土) 14時39分

○39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

きよみさん みなさん こんにちは。
よろしく お願いします。
アンリ・ルソー!! そうそう その名前が出てこなかったんです。
きよみさんの書き込みで それです〜〜〜〜と 叫びました。
アンリ・ルソーの絵を思いました。
それと 京さんのコメントにうっとり。そうなんですぅ。
と、同調するしかノウがなくて もどかしいです、
おゆるしください。
少し前に 兄と妹の話題が出ていましたが、ここへ持ってくるの
うま〜い。羊歯植物の森が 魅力。
ほんとに妹のいる兄でなくって オーケーです。
兄として〜〜添えたい という やけに落ちついた口調もまた
ぴったりはまっていますね。


[6528] おっとっと! 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 14時32分

柴田さん、金子さん、梨子さん、こんにちは!

>柴田さん
「羊歯」という字はホント、不思議ですよね。
名前以上に存在も神秘的で、何やら苔植物と裸子植物の中間的な存在らしく、
古生代からあったといわれてますから、魅力的な存在でもありますね。

>金子さん
とても面白いコメントの紹介が、五十嵐さんからありましたね。
特に39番の作品の解釈を興味深く読ませていただきました。
後ほど、改めて触れさせてください。

>梨子さん
「兄として」の「として」に着目したあたり、とても鋭いと感じました。
成り行きを見守るだなんて言わないで、どんどん発言してくださいね v(^^)。

五十嵐さんからもご案内がありましたように、
3位、4位の作品へのコメントも受け付けております。

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

選歌なさってる方はもちろん、なさっていない方も、どうぞ活発なご意見を!

では、よろしくお願いします。 一夫パパv(^^)


[6527] 行っちゃっていいんですよね。 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月29日 (土) 14時22分

05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

今頃の真っ青な空に宙ぶらりんにされている女性。
シュールリアリズムの絵にありそうで大好きな図柄でした。

釣りに行くといつも想像してしまう恐怖がありました。
空から糸が垂れてきて、わたしの大好物が下がっていて、
ぱくっとしたとたん、釣り上げられてしまうんです。
うっかり欲張ったら、自分の住んでいる世界から遠く引き離され、
もう戻ることができない・・・というもの。

あまり似ていませんけど、その幻想も思い出しました。
でもお歌のほうが断然、美しいです。

メドゥーサの髪はもう蛇ではない、
真昼のアポロンに照らされ金色に輝く髪が360度に拡がって、
昇天しながら美しい存在に還っていく、
イカロスの翼とも見紛うほど綺羅輝いて、それは永遠のやすらぎ。

そんなふうに神話の続きなど創ってしまいました。ありがとう。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6526] ど〜も、一夫パパです(^^) 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月29日 (土) 14時10分

みなさん、こんにちは。
五十嵐さんが拠ん所ない事情でお出掛けになっていますので、
担当日ではありませんが、「一夫パパ」として参上いたしました。
本日は夕方6時くらいまでは顔を出させていただきます。
よろしくお願いしますね(^^;;

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

上の句、下の句、どちらが主なのだろうというお話もありましたが、
五十嵐さんもご指摘のように、どちらも主として読むことができそうな気もします。
どちらも体験であり比喩であるような構造に絞って見ると、

足立さんの

> 「口の中」から突然「夜の街の光景」に転じます。
> 前半、後半が感覚的に共鳴し合って一首を完成させていると思います。
> 読むときの読者の気分によって、前半が主になったり後半が主になったりします。
> これは「歌が動く」のではなく「歌がやわらかい」のだと思いました。

という解釈が選歌につながり、
一方では武野さんの

> 前半と後半、どちらが主かはっきりわからなくて、
> 単に一方が一方の比喩でもないような気もして、
> この2つの組み合わせから立ち上がってくる気分・世界自体が
> 歌の中心なのかなと思いました。

という解釈が選歌につながらなかったというのは、
この作品のひとつの特徴ではないかと思えてきます。

また、久哲さんのご意見には、

> それと前半部の表現をあくまで口腔内の個人的感覚で済ませて、三句目以下で
> ここまで対比的に表現できる力量は凄いですね。
> しかし、選ばせていただいてはいるものの、それほど強烈に惹かれるものは無
> かったと言うこともできる。要は巧みすぎるのも気になると言う嫉妬か読者の
> わがままなんですけど。作者様、ごめんなさいね。

という、選歌なさってはいても巧みすぎるところにやや疑問符という方もあります。
僕自身も選歌しているわけで、比喩的な表現の巧みさに惚れたのですが、
その巧みさゆえに取れなかったという意見も、とてもよく分かります。

上の句なのか、下の句なのか、その実体験的なほうに重みを感じさせると、
もっと共感を呼べるのか。はたまた逆効果なのか・・・難しいな〜。
口中とビル街というかけ離れたスケールの対比という点でも、
とても面白い優れた作品だと思うんですがね〜。

あ、総括的なコメントでは決してありません。
あくまでも僕個人の感想を、みなさんの指摘に重ねてみただけですので、
引き続き活発な意見交換をお願いします。

一夫パパでした(^^;;


[6525] 斬新な歌群に惹かれます! 投稿者:梨子 投稿日:2001年09月29日 (土) 13時52分

こんにちわ 梨子です。
今回は旅行をしたり、雑事にバタバタしていて、気が付いた時は、歌が締め切られた後でした。でも、まあ、ゆっくりと皆さんの意見を読ませていただくのも楽しいと思います。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

高層ビルの中の歯科医院 治療中の窓からはビル群と夕空が見える。「差し歯」というのも怖いですね。自分のからだの一部として受け入れなければならないものへの怖れを感じます。そうした不安感から「更地を照らす月」への連想が巧いと思いました。テロ事件は直接には詠まれていないのですが、皆さんの評から摩天楼に架空の歯科医院なんかも想像してしまいました。

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい
最初に「妹」も「羊歯植物」もエロスの描く絵の存在と感じました。
だとすると、「兄として」の「として」が、雰囲気を乱すようで、少し気になりました。「兄として羊歯植物の森を添えたい」によって
兄が妹を描いている情景に現実感をもたらし「エロチシズム」を「清楚な世界」へ導いているのかもしれないとも思いました。惹かれるお歌ですね。

感想は書けないかもしれないけれど、BBS歌会の成り行きは見せていだだきまーす。



[6524] お礼 投稿者:金子顕二 投稿日:2001年09月29日 (土) 12時41分

五十嵐さま。感想メールをアップしていただき、ありがとうございました。
そうか・・・書き込むのは今日でもOKだったのですね。了解、りょうかい。です。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7543/


[6523] 39.妹の半裸体には兄として羊歯植物の森をそえたい 投稿者:柴田有理 投稿日:2001年09月29日 (土) 10時12分

選びました。
「兄として」ってのが、
勝手に一人で思い詰めて、義務感を背負ってる感じで好みです。
シダを羊歯と書くのは、
この歌と出会ってはじめて知りました。
p.s昨日、盛岡に谷川俊太郎さんが来ました。その時の様子は↓に。

http://www81.tcup.com/8151/shibataari.html


[6522] ごめんなさい、留守にしてしまいます 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 09時18分

おはようございます。
香月さん、はすみさん、コメントありがとうございます。
荻原さん、お題について、勉強になりました。
皆さん、本日もどんどん発言してくださいね〜。

と書いておきながら、大変申し訳ないのです、
意見交換前から心配していたのですが、
昨夜遅く、身内に不幸がありまして、
今日はこれから出かけてしまいます。
夜は、帰ってこられるかなと思うのですが、
まだちょっとわかりません。

そんなわけで、本日なのですが、
お昼頃までは引き続き、1位、2位について書いていただき、
もしできたら、午後あたりから、皆さんで次の詠草に
進んでくださっていたらうれしいなと思います。
今日の午後〜夜の分として予定していたのは、次の2首です。

01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く
05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし

もし、あまり話題が進まないようでしたら、
その分、意見交換の日程を繰り下げたいと思います。

たいへん申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。
できるだけ顔を出すようにしますね。では。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6521] Re[6509]: 折角の機会なので、 投稿者:荻原裕幸@管理人 投稿日:2001年09月29日 (土) 08時51分

>枡野浩一さん

> 川柳の世界では、
> 「蛇」というお題を出された時、
> たとえば「蛇口」を詠み込んだ句をつくることは、
> 邪道とされている……と聞いたことがあります。
> たしか時実新子さんが「アサヒグラフ」で書いていました。

梨の実歌会の方針については、
すでに五十嵐きよみさんが書かれていますし、
川柳句会の実態はよくわからないのですが、
折角の機会なので、雑談的に少し書いてみますね。

古典和歌における題詠とか
あるいは明治の旧派和歌の題詠など、
また今でも宮中の歌会とか伝統的な場所では、
ここで言う「蛇口」を邪道とみなすような
こころまで題に即する、という感じで
題詠がおこなわれているようなのですが、
1990年代の半ばあたりに
現代短歌で題詠が見なおされたときには、
そうした古典的な題詠ばかりではなく、
決められた語を触媒として
思いがけない方向へ世界を広げる
という傾向もあわせて楽しむ題詠歌会が
ずいぶん盛んになったと記憶しています。
題を主たるテーマとしてうまくこなせばそれもOK
意外な方向へ世界をうまく展開させればそれもOK
直球もよし、変化球もまたよし、というのが、
現在の多くの歌会のアウトラインのようです。

かつて、興のわかないときにも興を誘発するため
明星の歌会では、一字(一語)を指定するという縛りだけで
各自が自在な世界を展開する例があったようです。
結び字、と呼ばれていたそうです(by与謝野晶子)。
「蛇口」を邪道としない現在の歌会の感覚というのは、
このあたりのこととも関連があるのではないかと思います。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[6520] 参観日やら、運動会やら重なって・・・ 投稿者:久野はすみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 08時50分

おはようございます。
明日までいろいろ忙しいので、遅れたらまた後から追いかけますね!

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

実は私「羊歯」で詠もうとして出来なかったのでした。くぅ〜。
羊歯のイメージがうまく使われてて、思わずうなってしまいました。
でも、どこか軽く詠まれてる印象がまずありましたね。
それと、この歌のフィギュアっぽさ(木更津さん、うまい!)が
私には疎外感につながってしまったみたいです。
ああ、でも気になる歌でした。
悔しいし。(笑)

27番は事件とは関係なく読みました。
五十嵐さんがおっしゃってらしたように、「更地」がそう思わせました。
素直に共感できる歌ですけど
いざ詠もうと思ったらなかなかこんな風には詠めないように思います。
あっさりと詠まれていることにも、憧れます。


[6519] 羊歯と肌 投稿者:香月 投稿日:2001年09月29日 (土) 07時14分

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

この歌はとてもおもしろい歌だと思い一番に選びました。
未だ成熟にはとおく女性としての意識も余り持たない妹。
兄の視線も憚らず...しかしその半裸体には蕾のうつくしさ
が宿ることを、いま兄だけが知っているのです。
兄はそんな妹に「羊歯植物の森」を添えたいと言う。
針葉樹でも広葉樹でもなく熱帯雨林でもない、「羊歯植物」で
ならねばならない兄の想いがあります。

羊歯植物とは何とも不可思議な生態で中性的なイメージ。
その「森」であることから、同時に湿潤と豊穣の
イメージも沸いてきます。つまり中性的かつエロティックな
幻想、それが羊歯植物なのです。
兄の目前の妹の半裸体は、羊歯植物で人の視線から
優しく隠されるべき清らかな女神のようにも映り、
一方その奥にはエロティックな妄想を生ませるものも
秘めていると言えます。
このダブルイメージの間にあって、兄でもあり男性でも
ある主人公は、妹を守るか、愛するか、それとも両方であるべきか
その心の動きが幻想の羊歯植物の葉揺れとなってざわざわと
伝わってくるようです。

「兄として」という一節は、そんな自分に言い聞かせるような
精一杯の決断の一言だとも受け取れます。
主人公の兄自身もおそらく「兄として」未だ進化の途中なので
ありましょう。









[6518] これからよろしくお願いします 投稿者:香月 投稿日:2001年09月29日 (土) 06時18分

今回、初参加の機会を頂きました香月と申します。
現在23歳、歌の経験もまだほんの僅かですが、
歌の詠みかた鑑賞のしかた、そして何より
皆様のセンスに触れ、勉強していきたいと思っております。

選歌時間を少しオーバーするという、初参加にして大失態、
五十嵐様その他皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
すみません。それから参考までにと送った選歌をとりあげて
下さいましてありがとうございました。
今後は時間に余裕を持って出来るよう注意していきます。

今もコメントの数々を読ませて頂くにあたり、
皆様の深い読みに感心と共感のし通しです。
どうぞこれからよろしくお願いします。


[6517] あにいもうと 投稿者:マーシー 投稿日:2001年09月29日 (土) 04時14分

ああ..邪魔されない夜って、なんていいんだろう。

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

皆様御指摘のように、
絵画的、抽象的な美的センス抜群な歌ですね。
わたしもこのようなうたがつくりたかったのですが...。

妹と兄とのエロチシズムな関係、
原始的な匂いとありふれた日常の切り取りかた、
たんたんとしたクールな言い回し、
「歯」という題材を「自らの筆に置き換えた」
芸術的センス。

ということで、
妹の半裸体を被写体に兄が絵画している
情景だと思いましたが、いかに?

「羊歯植物」を添えることによって、さらに妹の美しさを
改めて兄として知ることであろうか。
こういう兄妹関係ってなんか気持ち悪いッすけど、
何か引き込まれちゃう。
まあ、、、願望的歌なんだろうけど。
でも、
今回、No.1の美品作でした。個人的に。
(首位だとおもったんですが、、、)

作者の方、握手して下さい。
ミーハー、マーシーより愛を込めて...
もうすぐ朝です。

ps.
井口さん、ちゃばしら届きましたあ・・・
ありがとさんですぅ・・・


[6516] 差し歯のさびしさ知ってます。 投稿者:マーシー 投稿日:2001年09月29日 (土) 03時17分

皆さんこんばんは。
意見交換参加させていただきます。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

これは、直感的に千代田区、中央区辺りの都心の空洞化した
現象を詠ったのではないかと思いました。
いわゆる、人情味ある地上げ屋の歌というか、
夜間人口の著しい減少のさびしさというか、、、
隣人との付き合いのない現代的な出来事のような
恐ろしさをも感じました。

御指摘の、例のテロ事件との結びつきはかなり薄いと思います。

というよりも、阪神大震災のことをもふと感じ得ましたので。
(天災の方がまだ、近いような気がします。)
現場は見ていないのですが、仕事柄触れる機会が多かったもので、
「更地」は、神戸のイメージが頭にふと描かれました。
五十嵐さんが御指摘の、「更地」は時間的な経過がないと成り立たない
もの、確かにそうです。そして、悲しみもさみしさもそのような経過が
ないとある意味では、本当の辛さはわからないと思います。

あと、「舌のさびしさ」という表記が気になりましたので。
これは、上記の意味合いから言えば、親子関係、兄弟関係、
きってはきりはなせないコレクションが突如として崩れ去る瞬間の
中、それを外部の人間に頼っている世界にも思われます。
ちょっと、私もぼおっとしててよくはわからないのですが、
皆様いかがなものでしょうか。


[6515] Re:[6512] 投稿者:mootoo 投稿日:2001年09月29日 (土) 02時22分

いえいえ、変な名前ですいません。この歌会の後了後には変えたいと思っておりました。


[6514] 羊歯植物の森 投稿者:mootoo 投稿日:2001年09月29日 (土) 02時14分

[6510]五十嵐さんwrote:

>いや、いてもいいんですが、この歌の中の「妹」は、
>実在の妹とは異なる、抽象的、普遍的(?)なイメージで読みたい感じ。

おっしゃる通りですね。「妹」に対して「羊歯植物の森」と言う言葉を使うことによって、この歌は、ひとつうえへシフトしていると思います(「ひとつうえ」と曖昧にしか言えませんが)。


[6513] ふたたび 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 01時43分

>個人的に、からだの部位を詠んだ歌を読んでみたかったのでした。

これが、否定的なニュアンスのようでもありましたね。うん。
えと、個人的に、からだの部位を詠み込んだ歌を読んでみたかったので、
そうなるようにお題を工夫したつもりだったのに、
なかなかうまくいかなかった、というような、
お題の出し方についての反省の弁でした。

私自身、自分が歌を詠むときは、
奇をてらったお題の処理の仕方をするほうですから、
工夫された詠草を出していただけるのは、楽しいです。
ある意味では、もっともっと、
「あああ〜! ぜんっぜん、からだの部分を詠った歌がない〜!」と
出題者にショックを与えるような歌があっても
おもしろかったかも…とも思います。

こういう、出題者と出詠者の駆け引きも、
なかなか捨て難い歌会の魅力のように思います。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6512] ご、ごめんなさい…! 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 01時30分

>moootooさん、こんばんは。

mootooさん、勢いあまって、「o」が1つ多かったです。
ごめんなさい、ごめんなさい。わ〜ん。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6511] Re[6509]: 横からごめんなさい。 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 01時14分

> そのへんはもうルールの決め方だから、
> この歌会でオッケーなら、オッケーだと思うんですが。

これは、「羊歯植物」についてのご意見ということでいいのでしょうか?

個人的に、歯なら歯そのものを詠んだ歌を読みたかったのは確かなのですが、
字が詠み込んであればOKというお題の出し方でしたので、
「羊歯植物」は全然オッケーだと思っています。

お題の出し方についても、歌会のたびに、
いろいろ反省点、勉強する点が多いです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6510] 39番の「妹」 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 01時10分

moootooさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

>ただ、エロティックであるのは、「羊歯植物」とその作者の着目にあるのであって、妹
>の半裸体にはないと思います(強調)。

あはは。
木更津啓さんが、歌葉サイトで穂村弘さんが書かれていた
「妹の歌」の話にふれておられましたが、文中、
そこで引用されている妹の歌の作者で実際に妹がいるのは1名だけ、
というようなエピソードが紹介されていました。
実際にいないからこそ詠いたい「妹」って、男性は、あるんでしょうねえ。

39番の作者の方に、「妹」がいらっしゃるのかどうか、
私は知らないのですが、
いらっしゃらなくていい…というよりは、
いらっしゃらないほうがいいな、という気持ちが強いですね。
いや、いてもいいんですが、この歌の中の「妹」は、
実在の妹とは異なる、抽象的、普遍的(?)なイメージで読みたい感じ。

それでいうと、「兄」も、自分自身というより、
やはり抽象化、普遍化された「兄」のようでもある。
実際に「兄」のいる友だちが、お兄さんの悪口ばかりいっていたのを思い出しました。
照れもあったのかもしれませんが。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6509] 横からごめんなさい。 投稿者:枡野浩一 投稿日:2001年09月29日 (土) 01時04分

川柳の世界では、
「蛇」というお題を出された時、
たとえば「蛇口」を詠み込んだ句をつくることは、
邪道とされている……と聞いたことがあります。
たしか時実新子さんが「アサヒグラフ」で書いていました。

そのへんはもうルールの決め方だから、
この歌会でオッケーなら、オッケーだと思うんですが。

http://www82.tcup.com/8244/happyhappy.html


[6508] 選歌しなかった理由 投稿者:mootoo 投稿日:2001年09月29日 (土) 00時54分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

こんばんは。

27番。虫歯に苦しめられた私としてはこの感覚が良く分かり過ぎて、(いまも
舌先でぐらぐらしだした差し歯をつついています、もうそろそろ差換えかしら
ん)、足立さんのおっしゃるような理由で選びませんでした。退社後、勤め先近
くの歯医者によっての帰り道の歌と、信治さんの読みに賛同します。と言うか、
それが東京にいたころの私の生活でした。

39番、妹が三人いる私にはこれもよく経験し、妹の所行には閉口もいたしまし
た。しかし、このお歌の「羊歯植物」という着目には関心しました。ただ、エロ
ティックであるのは、「羊歯植物」とその作者の着目にあるのであって、妹の半
裸体にはないと思います(強調)。


[6507] 羊歯植物 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 00時48分

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

木更津啓さん
>漫画家古屋兎丸さんの絵を想像しました。

残念ながら、そのマンガ家さんの絵を知らないのですが、
私はアンリ・ルソーの密林の絵を思い浮かべちゃった。
だから「絵画的」と書いたのでした。
ルソーのその絵(の、もちろん印刷したもの)、私の部屋にぺたんこ、と
貼り付けてあるのでした。

加藤千恵さん
>題が発表されてから、歌を作るまで、
>題を組み込んだ単語、というのをいろいろ考えたんですけど、
>「羊歯」というのは、ちょっと思いつかなかったです。

今回、なるべく熟語にできないように
(歯なら歯そのものを詠うしかないように)
お題を選んだつもりだったのですが、
発表してから、「あ〜、歯は羊歯とかにできる!」と気がついて、
地団太踏んだワタシでした。39番には、きっちりやられてしまった…。

今思うと、「顔」という、テーマとしてのお題にすればよかったのかも。
個人的に、からだの部位を詠んだ歌を読んでみたかったのでした。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6506] 掲示板ご利用上の注意点 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月29日 (土) 00時28分

初参加の方もいらっしゃいますので、
この掲示板をご利用いただくにあたっての注意点を少々。

コメントを削除したい場合は、あらかじめ、
コメント欄の下にある「削除キー」欄に、
英数8文字以内を入力しておいてください。
そのようにして投稿していただくと、後でコメントを削除したいとき、
画面下まで降りていただきまして、
コメントのナンバーと、先の英数8文字以内を入力して、「削除」をクリックすると、
そのコメントを消すことができます。

削除キーの入力があらかじめされていない場合は、
ご本人が削除することはできません。
管理人・荻原さんと私には、削除することができますが、
すぐに対応できない可能性も高いですので、
忘れずに削除キーを入力しておいていただけると助かります。
一度入力すると、次からは入力の必要はありません。
(でも、何を入力したのか、覚えていてね)

また、いったん投稿した後、オフラインで投稿を読みに来た場合、
投稿前のコメントまでしか表示されずに、読めない場合があります。
「あれ、投稿したつもりなのに、表示されてない」
と思われるかもしれませんが、
もう一度、オンラインにしていただくと、間違いなくお読みいただけるはずです。

文字の訂正につきましては、
これも、荻原さんと私は訂正することができますが、
やはり、対応しきれない面があると思いますので、
どうしても誤字が気になるような場合は、
「さっきの○○は××の間違いでした」というふうに、
新たにコメントしていただけると助かります。

その他、ご不明の点がありましたら、掲示板にておたずねください。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6505] はい。 投稿者:久哲 投稿日:2001年09月29日 (土) 00時16分

五十嵐さん、皆さん。。
こんばんはー

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

おそらくテロ事件とは関係がなく、それ以前に詠まれたお歌であろうかと推察
されますが、理由は個人的ながら、あの重大な出来事をここまでシフトできる
人間はそうそう大歌人でも、いないだろうと僕は考えましたので。
まあ、一種の予言歌みたいで不気味な美しさもありましょうか?

それと前半部の表現をあくまで口腔内の個人的感覚で済ませて、三句目以下で
ここまで対比的に表現できる力量は凄いですね。
しかし、選ばせていただいてはいるものの、それほど強烈に惹かれるものは無
かったと言うこともできる。要は巧みすぎるのも気になると言う嫉妬か読者の
わがままなんですけど。作者様、ごめんなさいね。


[6504] 武野悠さんも 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時56分

いらっしゃ〜い。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6503] あ、今回の初・時間差 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時55分

ぽーら・すたーさんもコメントありがとうございます。
どうぞ、どんどん書き込んでくださいね〜。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6501] 歌の読み方 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時54分

信治さん、加藤千恵さん、コメントありがとうございます。

信治さん
>はじめてコメントします。なにぶん初心者ですので、的外れや舌足らずが多発すると思
>いますが、ある程度大目に見てやってくださいませ。

どうぞ、気楽に発言してくださいね。
大丈夫。すぐに慣れて、でかい顔ができるようになりますから。
(思えば、あの人も、この人も…)

>きょうの歌は、両方選びました。ていうか、ベスト4すべて選んでます。うれしいよう
>なかなしいような。

そうなんですよね。
あと、よしだかよさんも、同じように、上位4首をすべて選んでおられます。
すご〜い。めったにないですよ、これって。
選歌眼、自信を持たれていいんじゃないでしょうか。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

>歯医者さんからの帰り道、歯の抜けたあとを舌でさぐりながら歩いていると、更地の向
>こうにぽっかり月が出ていた、というリアリズム小説風の読み方をしてしまったんです
>が、短歌だとそうは読まないみたいですね。

そんなことはないですよ。
短歌は、こう読まなくてはいけない、ということは全然ないと思います。
信治さんの読み方、とてもリアリティがあって、
なるほどな〜と思いました。

いろんな読み方が出されるのが歌会の醍醐味ですから、
どうぞ、これからもどんどんご自分の読みを披露してくださいね。
楽しみにしています。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6499] 27番 投稿者:武野悠 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時51分

こんばんは
今回もどうぞよろしくお願いします。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

前半と後半、どちらが主かはっきりわからなくて、
単に一方が一方の比喩でもないような気もして、
この2つの組み合わせから立ち上がってくる気分・世界自体が
歌の中心なのかなと思いました。

同時に、もしかしたら前半は前半で一首、
後半は後半で一首になるようなものではないかしらとも思いました。

足立さんはこのあたりを高く評価されたのだと思いますが(ズレてたらごめんなさい)、
わたしは読者として迷ってしまったため、
最後まで悩みましたが、選歌は出来ませんでした。
こういうの「歌がやわらかい」っていうんだ……

選ばなかったけれど、お歌自体が作り出しているものはとても好きです。
語句のひとつひとつも、すごく的確だと思いました。


[6498] 39番、選歌しました。 投稿者:ぽーら・すたー 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時46分

まだ半裸体に羞恥を感じない幼さののこる妹
それがちょっとまぶしいような、照れくさくて困るような兄、
原始の森…そんな感じですね、勢いのある爽やかな緑。
エロティックというよりは
生きているもののおおらかな美しさ愛おしさみたいなものを感じました。
一枚の絵として、非常に美しいと思いました。

(初参加、初めてのコメントになります。至らぬ点はご容赦ください。)


http://www.geocities.co.jp/Bookend/4803/index.html


[6497] 投稿者:杉山理紀 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時42分

木更津さんの

ちょっとこのへんに森を添えとこうか。
には、うけてしまいましたが、

うん。そのフィギュアっぽさっていうのも、言われてみると
わかるような気がするなー。「妹の半裸体」と「兄」という
題材に、今の時代、そういう匂いがつきまとっているというか。

それと、「無機質な言葉を遣うゆえのエロティックさ」っていうのも
すごくわかります。その硬質な内側に生身なものが、あるんじゃないかと
探りたくなる感じ。初めから、剥き身なものを見せつけられると、
もう、いいです、と言いたくなるというか、全然エロティックじゃないですよね。

「羊歯植物の森」は葉影の揺れまで感じさせて、エロティックで、やはり好き。


そっかー、千恵ちゃんのいうように、羊歯の「歯」だったんですね。
こんだけ、さんざん、あれこれ書き込みながら、気づきませんでした。(ひゃー。)

http://page.freett.com/sugi8ma/


[6496] おそるおそる 投稿者:信治 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時30分

はじめてコメントします。なにぶん初心者ですので、的外れや舌足らずが多発すると思いますが、ある程度大目に見てやってくださいませ。
きょうの歌は、両方選びました。ていうか、ベスト4すべて選んでます。うれしいようなかなしいような。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

個人的な話で恐縮ですが、お題をいただいたときに、舌で歯の治療痕や口内炎をさぐる、っていうのをいろいろ考えてたんですけど、結局まとまらなかったんですよ。それで「差し歯待つ」っていうのが、あ、すごいな、と。口の中で時間を経過させちゃうのがこの歌の魅力のような気がします。歯医者さんからの帰り道、歯の抜けたあとを舌でさぐりながら歩いていると、更地の向こうにぽっかり月が出ていた、というリアリズム小説風の読み方をしてしまったんですが、短歌だとそうは読まないみたいですね。歯抜けと更地ってちょっと近すぎるかなと気にはなったんですが、「差し歯待つ」にひかれて選びました。

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

これはもうまっ先に選びました。こんな歌をよんでみたいもんだ。「清潔感」っておっしゃるように、これ、そんなにエロくないですよね。いや、エロいんですけど、「兄として・・・添えたい」って、妙に評論家的な口調がたまらなく可笑しくって。右脳でも左脳でも二度おいしい作品だと思いました。


[6495] 27、39 投稿者:加藤 千恵 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時22分


こんばんみ。



27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

これは、前半は、何かの比喩なんだろうか、と深読みしてしまって、
意味が理解できないままでした。
みなさんの意見を読むと、
比喩などではなく、そのまま読めばよかったんですね。



39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

取ろうかどうか迷いました。
というのも、内容よりも、「羊歯植物」の部分に、すごく惹かれたのです。
惹かれた、というのは、題をいかした巧みさ。
題が発表されてから、歌を作るまで、
題を組み込んだ単語、というのをいろいろ考えたんですけど、
「羊歯」というのは、ちょっと思いつかなかったです。
ただやっぱり、ちょっと抽象的すぎる気がしてしまいました。すみません。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/6174/index2.html


[6494] どちらが主か 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時12分

橘三郎さん、木更津啓さん、理紀ちゃん、
コメントありがとうございました。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

27番の歌について、どちらが主家ということについて、
足立さんが書かれていましたね。

>読むときの読者の気分によって、前半が主になったり後半が主になったりします。
>これは「歌が動く」のではなく「歌がやわらかい」のだと思いました。

なるほど。
私は、前半が主だという読み方はしていなかったのですが、
読み手ひとりひとりによって違うというより、
同じ人間が読んでも、気分によって変わるというのは、
確かにそうなのかもしれませんね。

前半が主だとは思ってもみなかったものの、
こうして皆さんのご意見をうかがい、
改めて読んでみると、どちらでもOKという気がしてきました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6493] 39番 投稿者:木更津啓 投稿日:2001年09月28日 (金) 23時00分

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

選んでいません。
歌葉でトピックになっていた「いもうと」のことを思い出してしまったのと、あと、何か、ひっかからなかったのです。なぜだろう・・・。

無機質なイメージがあります。でも、がちがちではなく、ちょっと肉はある。
第一に「羊歯植物」というのが、理科ですよね。
あと「半裸体」という言葉遣いも。「はだか」とかでなく。
あの、無機質な言葉を遣うゆえのエロティックさ。
漫画家古屋兎丸さんの絵を想像しました。

「添え」る、という動詞から、「妹」と「兄」は同じ大きさではなく、
「妹」は、何か小さなフィギアのような感じで、「兄」が好きなように
(というと言い過ぎですが)手を入れられるような、飾れるような。
ちょっとこのへんに森を添えとこうか。とか。


[6492] 両方とも、とても迷ったけど選んでません。 投稿者:杉山理紀 投稿日:2001年09月28日 (金) 22時49分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

金子さんのおっしゃる「不在の存在感」という言葉がぴたっときました。井口さんも
おっしゃっていらっしゃるように比喩が的確というか、かなしいんだか、
おかしいんだか、入交じったような感じを「差し歯」を待つ時間と「月がぽっかり」あたりから、感じました。

それと、足立さんがおっしゃってるように、「あまりにも言い得ているので
既視感を感じて」選べなかったのかもしれません。私、昔、小さな歯医者さんで
受付とか助手とか、なんでもやってた時代があったので、特にそうかも。


39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

添えたいものが「羊歯植物の森」というところが
兄の微妙な感情を表現するのに、すばらしいと思いました。
羊歯って、とても繊細で揺れる感じがするし、葉の裏に
ついている胞子も「森」も謎めいていて、このあたりに
京さんが、おっしゃるようにエロティックな感覚を持ちました。

きよみさんが、おっしゃるように私も清潔感を感じました。
まぶしくて直視できない、とまどいを「兄として」と、
わざわざ、固めに言ってるあたりなど。「羊歯」を持ち出して
いるのも、「妹の半裸体」に紗をかける感じにも思えたりして。
ほんとに絵画的ですよね。

http://page.freett.com/sugi8ma/


[6491] 27番 投稿者:木更津啓 投稿日:2001年09月28日 (金) 22時48分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

いただきました。これはうまい、と。
足立さんがお書きの、

> 「口の中」から突然「夜の街の光景」に転じます。
> 前半、後半が感覚的に共鳴し合って一首を完成させていると思います。

と同じように感じました。

読みとして、上と下どちらに主があるか、と言えば、下で。
私は見立てとして読んでいました。
「ビルの間」が「差し歯待つ」口の中の空いた部分。
ですので、個人的には、なんというのか、別に「今」この歌の人物が「差し歯」を待っている状態にいてもいなくても、どちらでも良いのでは、と。

でも、この歌、「さびしさ」は「舌のさびしさ」なのですよね。
空き地がさびしい、のではなくて。
あるはずのものがなくて、それをつい探ってしまう。その「さびしさ」ということでしょうか。

あと、これはとても感覚的だと思うのですが、「ぽっかり」もそことつながるような感じもしていました。
「ぽっかり」は「月」にかかっているから、それはおかしいのですけども(私の感じ方が)。

あと、テロの事件と結びつけたかということですが、結び付けませんでした。
でも、それは多分私自身による理由なのかもしれません。他の歌についてもあまり思いませんでしたし・・・。


[6490] 27番選歌しました 投稿者:橘三郎 投稿日:2001年09月28日 (金) 22時40分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

永久歯は一度失うと後はもう生えることはありませんよね。自分のひとつの小さな死でもあるわけですよね。そんな喪失感、寂寥感が下の句の比喩と一致してさらにそういった感情を引き出してくれました。選歌させていただきました。

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

このお歌はすごく考えられたお歌だと拝察しました。すごいなと思いました。
頭の中でよく推敲されたお歌ですよね。
でも僕の心にピンとくるものがなかったので選歌にはいたりませんでした。
生意気いって申しわけありません。気を悪くされないで下さいね。
詠めない自分も読めない俺も悔しいです。


[6489] 27番の差し歯 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 21時53分

足立さん、井口さん、京さん、早々にコメントありがとうございます。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

27番の歌について、井口さん
>まさに歯医者の治療椅子に座って
>差し歯を待っているところだと思うのですが、

えっ、そうなのかなあ?
私は、歯医者の椅子は連想しませんでした。
治療中って、舌で触ったりしない(できない)んじゃないかというのと、
今しも差し歯がはめ込まれるところなら、
「さびしさ」を感じたりしないんじゃないかという気がしたので。

ゆえに、私としては、歯医者さんに
「じゃあ、次回は差し歯を入れますからね」といわれて、
次回の診察日がくるまでの間、と考えます。

というより、そもそも、私の読みとしては、下の句のほうが主なのでした。
ビルの間の更地を見て、差し歯を待っていたときのことを連想している、
というような感じです。

う〜ん。どうだろう?
皆さんのご意見、お待ちしています。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6488] 選びました。 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月28日 (金) 21時39分

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

我が物顔で半裸を晒す、まだ恥じらいを知らぬ妹の僅かな胸の膨らみ。
お兄さんの男の目は女神を仰ぐ眼差しにも見えます。
「羊歯植物」は勿論現代にも存在しますけど、詠われている羊歯は
中生代の巨大な樹木型のもののような気がします。

理科の時間に頭をひねった、へんてこりんな繁殖行動の羊歯植物、
その「森を」「妹の半裸体に」「添えたい」って、
なんてエロティック、そして原始的、崇高な感情、素敵でした。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6487] 27番、選歌しました。 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月28日 (金) 21時31分

みなさん、こんにちは。

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

選歌しています。
まさに歯医者の治療椅子に座って
差し歯を待っているところだと思うのですが、
月に照らされた更地という比喩が
とても触感的でうまいな〜と思ったのです。
つまり、舌で歯が抜けた部分の歯茎を触ったときに、
月に照らされたビルの間の更地っていう感じが
素直に届いてきたんですね。

そこからビル街の光景へイメージが飛んでいくと、
いつの間にかなくなって、
以前何があったかも思い出せないビル街の更地は寂しい。
自分の歯を失って人工の歯になる寂しさとも、
どこか似ているとも思いました。

比喩の的確さで選んだ歌でした。

★追伸
五十嵐さん、そして「ちゃばしら」を読んでいただいているみなさん。
10月号を配信いたしました。ご笑覧ください。
今後ともよろしくお願いいたします。


[6486] 27番、39番 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 21時22分

金子顕二さんから、27番、39番の歌についてのコメントを
メールでお送りいただいていました。
今夜は参加できそうにないので…とのことで、
早目にお送りくださったようです。
かまわないだろうと判断しまして、以下に貼付いたします。

==============================
27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす


くっきりと映像が浮かぶ秀歌だと思いました。「差し歯待つ」人は

どこかのビルの窓から都会の月を眺めているのでしょう。歯のない

歯茎を無意識に舌で探りつづけながら、ふとそれと酷似した風景に

淋しさを重ね合わせた、と読ませて頂きました。不在の存在感を

見事に描かれていると思います。

ただ、選べなかった理由としては、この不在の存在感がとても

あっさりとした感覚で、個人的にはもっとへヴィな淋しさの方が

好みなもので、やや物足りなく感じたのでした。趣味の問題ですね。



39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい


とてもセンスのある歌だと思います。無駄のまったくない、完成度の

高い作品ですね。「添えたい」という言葉からして、「妹」には動いたり

話したり、という感覚はない。おそらく「兄」は半裸体(上半身が裸)

の「妹」の肖像画を描いているのではないでしょうか。

だとすれば、「添えたい」は『飾る』に近い意味合いの、妹に対する兄の

心情へとつながっていく。「羊歯植物」は世代交代によって繁殖する。

無性世代の処女性を背景にした歌として読むというのはどうでしょうか。

個人的に実感がわかなくて選べませんでしたが、すごい歌だと思います。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6485] 27番 投稿者:足立尚彦 投稿日:2001年09月28日 (金) 21時22分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

選びました。とてもいい歌だと思います。
まず上2句が、歯の治療中のあの感じを的確につかんでいますよね。
あまりにも言い得ているので、そこに既視感を感じて選べなかった方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
「口の中」から突然「夜の街の光景」に転じます。
前半、後半が感覚的に共鳴し合って一首を完成させていると思います。
読むときの読者の気分によって、前半が主になったり後半が主になったりします。
これは「歌が動く」のではなく「歌がやわらかい」のだと思いました。
舌足らずな鑑賞になってしまいましたがお許しください。では。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8237/?


[6484] 39番の歌について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 21時16分

39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい

2位の歌も同時に取り上げたいと思います。
39番の歌も、大勢の方が選歌されました。
どうぞ、39番の歌について、どしどしコメントをお寄せくださいね。

今回は、27番と39番がおおいに競り合いまして、
しかも、一時は両方を同時に選ばれる方が続いたものだから、
はたしてどうなるのかと、だいぶ気になりました。

この歌をいいなと思ったのは、絵画を思わせる描写と、
全体として清潔な印象を受けたことです。
「歯」を歯そのものではなく、「羊歯」にしたこともあるのでしょうけど、
それでも、この歌にも「半裸体」の女性は出てくるわけで、
清潔だと感じたのは、からっとした詠いっぷりのせいかしら、などと考えています。

あと、「妹」だからかな。恋人を思わせる「あなた」や「君」etc.じゃなくて。
もし、半裸体の恋人を詠った歌なら、
あるいはそれほど惹かれなかったかもしれません。
このあたりは、個人的な好みを書いているだけなんですが…。

皆さんがどう読まれたか、楽しみにしています。

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[6483] 27番の歌について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 21時11分

27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす

それでは意見交換を始めましょう。
どうぞ、今回もどしどしコメントをお寄せください。
よろしくお願いします。

今回は、選歌の得票順に見ていきますが、
初日に1位、2位を取り上げるのは、毎回おなじみですね。
今回の1位は、15票を獲得した27番の詠草でした。
単独首位は、ちょっと調べてみたところ、第5回歌会以来でした。

27番のお歌、いかがですか?
選歌された方も、されなかった方も、ぜひご意見・ご感想をお願いします。

個人的に興味があるのは、今回、折にふれて話題に出そうなテロ事件と
この詠草を結び付けて読まれたか・読まれなかったかですね。やはり。
結び付けた方がいらっしゃるのかも、と考えたのは、
「ビル」が世界貿易センターを想起させるかな? というあたりです。

私も一票を投じていますが、テロ事件を連想はしたけれど、
そのことを直接詠われたわけではないように思う、という意見です。
理由としては、世界貿易センターはまだ「更地」ではなく、
瓦礫の山があり、その下に多くの方の遺体が埋もれているわけで、
その場所を「更地」として詠うのは、先を急ぎすぎているような、
哀悼の意に欠けているような印象を受けたからでした。

もちろん、いずれは更地になるのでしょうから、
そのことを今の時点で詠うのはOKだと思うし、
あの場所を詠うなら哀悼の意を感じたいというのは、
あくまでも個人的な感じ方です。

というわけで、私はこの「更地」は、
日本のどこか(作者の方の身近)にある場所なんじゃないかと思いました。
都会によくある情景ですね。
感情を抑えた詠いぶりが、しんとした都会の夜の静けさを感じさせ、
そこに惹かれました。
また、時節がら、世界貿易センターを連想はしたわけですが、
そのことは、この一首にとって特にマイナスではないと思いました。

「差し歯待つ舌のさびしさ」という表現はどうでしょうか?
なるほどな〜と思う半面、やや美しさに欠ける気もして、
ちと、評価を迷っています。
皆さまのご意見、うかがってみたいです。

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[6482] 角川「短歌」10月号 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月28日 (金) 20時23分

意見交換が始まる前に、ちょっと宣伝です。
角川「短歌」10月号で、藤原龍一郎さんに拙歌を引用していただきました。
第一歌集『あなたに似た人』収録の三首です。

角川「短歌」10月号は、出たばかりで、
本屋さんに並んでいると思うので、よかったらご覧くださいませ。
特集「恋愛の歌」のいちばん後ろです。

さて、私は今しがた、帰宅したばかりでして、
少し雑用をしてから、予定通り9時頃に意見交換を始めたいと思います。
よろしくお願いします。

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[6481] 選歌結果、いただきました。 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月28日 (金) 17時19分

五十嵐さん、お疲れさまです。

みなさん、今晩からはじまる意見交換、
よろしくお願いします(^^)。


[6480] 確認いたしました 投稿者:木更津啓 投稿日:2001年09月28日 (金) 09時52分

こんにちは。
選歌結果、確認いたしました。
五十嵐さん、おつかれさまです。
今晩からですね。
今回もよろしくお願いいたします。


[6479] ガラスの地球 投稿者:萩原留衣 投稿日:2001年09月28日 (金) 06時21分

100円ショップで買ってしまいました。綺麗で。あそこにいくとつい無駄遣いしてしまいます。はう。
選歌とどきました。なるほど〜。意見交換楽しみです。


[6478] 選歌結果、発表しました 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月27日 (木) 23時49分

というわけで、選歌結果を発表しました。
意見交換は、明日の夜から始めます。
う〜んと、9時過ぎくらいからかな?(自己都合)
明日の夜は、なんとか普通に司会できると思います。

予定通り、1位、2位の詠草から始めますので、
コメントを考えておいてくださいね〜。
どうぞよろしくお願いします。

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[6477] 第8回梨の実歌会 選歌結果 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月27日 (木) 23時01分

第8回梨の実歌会 選歌結果
お題:髪(かみ)/眉(まゆ)/頬(ほほ)/唇(くちびる)/舌(した)/歯(は)

【15票】
==================================
27:差し歯待つ舌のさびしさビルの間に月がぽっかり更地を照らす
==================================
五十嵐/橘三郎/萩原留/珠  /朔田み/森川菜/久哲 /井口一/よしだ/遠山那/信治 /久野は/足立尚/木更津/村田馨

【14票】
==================================
39:妹の半裸体には兄として羊歯植物の森を添えたい
==================================
3D /加藤苑/ぽーら/宮崎浩/華奴 /郁子 /森川菜/柴田有/よしだ/遠山那/信治 /飛永京/香月 /マーシ

【13票】
==================================
01:恋人をあたためるため街中の唇があおぞらと囁く
==================================
五十嵐/久哲 /杉山理/よしだ/兵庫ユ/信治 /久野は/金子顕/荻原裕/加藤千/木更津/moo/小林悦

【11票】
==================================
05:いつのまに髪は眠りの糸となる真昼の空に釣られたわたし
==================================
萩原留/朔田み/久哲 /武野悠/杉山理/よしだ/信治 /飛永京/神山知/村田馨/小林悦

【10票】
==================================
22:秋空にあわく浮きたる眉月に君の無言の意味を思えり
==================================
emi/礫  /珠  /ぽーら/朔田み/金子顕/かいり/神山知/マーシ/空  

==================================
23:ころしたいくらいあなたをゆるしてる くちびるを噛む くちびるで噛む
==================================
emi/3D /森川菜/はづき/井口一/杉山理/遠山那/金子顕/moo/小林悦

【9票】
==================================
06:バタフライナイフのように少年の鋭利な眉が跳ぶときを待つ
==================================
萩原留/ぽーら/久慈二/武野悠/みのり/かいり/木更津/村田馨/香月 

==================================
24:透きとおる歯を投げ上げた永遠と永久の差も知らないままに
==================================
五十嵐/礫  /珠  /朔田み/郁子 /久野は/かいり/村田馨/小林悦

==================================
34:空っぽの私の中にも永久があったと気づくハミガキの時
==================================
emi/礫  /郁子 /森川菜/柴田有/はづき/みのり/荻原裕/神山知

【6票】
==================================
03:眉埠頭も陥落しました君のうえ紅い海図はひろがっていく
==================================
emi/ぽーら/華奴 /郁子 /マーシ/小林悦

==================================
17:失いしものの大きさ気づいた日せめてきりりと眉刷きて行く
==================================
emi/萩原留/ぽーら/宮崎浩/柴田有/遠山那

==================================
32:生えぎはの銀髪やけに愛しくて灯りともさぬままに夕闇
==================================
橘三郎/礫  /珠  /華奴 /村田馨/香月 

【5票】
==================================
04:くちびるのこの淋しさはひまわりの枝分かれして咲く花のよう
==================================
五十嵐/井口一/荻原裕/加藤千/moo

==================================
07:武器持たぬやわらかき者の戦いは舌と中指だけで攻めゆく
==================================
朔田み/遠山那/信治 /久野は/マーシ

==================================
19:バースデーカードの犬に筆ペンで眉毛描き加えて九月
==================================
萩原留/加藤苑/はづき/久慈二/金子顕

==================================
25:ほほ寄せて世界の終わりを見つめてる
    まるで世界の終わりみたいだ
==================================
柴田有/久慈二/武野悠/杉山理/かいり

【4票】
==================================
16:みずみずと若さのあかし刻みつつ食まれゆく実のアダムの歯形
==================================
久哲 /井口一/久野は/飛永京

==================================
21:その奥にみやすんどころの振り乱す髪のごときにうずまく台風
==================================
五十嵐/華奴 /久慈二/井口一

==================================
29:頬っぺたが真っ赤なひとは寒くって不燃ゴミまで燃やしちゃうんだ
==================================
加藤苑/郁子 /よしだ/みのり

==================================
31:Tattooより儚い だからブラウスの袖に歯の跡包む月曜
==================================
華奴 /さとこ/みのり/足立尚

==================================
37:ぽかあんと奥歯の治療受けながら何に委ねむこの人生を
==================================
橘三郎/武野悠/飛永京/荻原裕

【3票】
==================================
14:もろこしのごとく並びし吾が子の歯 吾がもろこしは虫に喰われぬ
==================================
久慈二/武野悠/moo

==================================
28:天唇に触れたくなってやわらかい鏡の前で目を瞑ります
==================================
金子顕/moo/香月 

==================================
38:銀色の髪を夜空にうちひろげ天つ乙女が夢みるうつつ
==================================
橘三郎/3D /飛永京

【2票】
==================================
12:審判のストップウォッチの歯車がはじけて終る 約束もなく
==================================
はづき/みのり

==================================
15:檸檬味なんかじゃなかったクチビルをあたし時々想い出しちゃう
==================================
宮崎浩/加藤千

==================================
33:ねぎラーメンすする唇うつくしむわれに天体のやうにちかづく
==================================
3D /木更津

==================================
35:完璧なチョコレートなら君といた舌の記憶が鳥肌たてる
==================================
3D /マーシ

【1票】
==================================
02:君の歯がわたしの肩甲骨に書く夜想曲16小節ほど聴く
==================================
香月 

==================================
08:荒ぶれた僕のこころに武者がいて唱える無眼耳鼻舌身意(むげんにびぜつしんに)
==================================
宮崎浩

==================================
09:手のひらに吸い付くような頬なのに傷つかない恋がいいと泣く
==================================
宮崎浩

==================================
10:舌磨きにこのごろ凝っている陽子けさは四時起き「有休使う」と
==================================
礫  

==================================
11:唇が見つけたものは誘惑と舌に触れれば苦い口紅
==================================
柴田有

==================================
13:爆音が米国防総省(ペンタゴン)にて響(な)りひびき幾千の髪いつせいに炎(も)ゆ
==================================
橘三郎

==================================
18:切りすぎた前髪悔やむ鏡前笑わないでと隠れてしまう
==================================
杉山理

==================================
20:賞味期限寸前の奴の唇に吸いつく蝶「花ならば咲け!」
==================================
木更津

==================================
36:こんな日はモーツアルト聴きながらねえいつまでも髪を撫でてよ
==================================
荻原裕

==================================
40:ゆっくりと後朝は来る バスタブに梳きゆく髪が溢るる夜は
==================================
久哲 

【0票】
==================================
26:雨の日は纏まらないな縮れ髪 鏡に向かい目と目を合わす
==================================

==================================
30:舌と舌むさぼりあえば性器より深く結ばれ合った気がする
==================================


選歌参加者42名(略称:正式名)
五十嵐:五十嵐きよみ/emi:emi/橘三郎:橘三郎/3D :3D/萩原留:萩原留衣/礫  :礫/加藤苑:加藤苑三/珠  :珠/ぽーら:ぽーら・すたー/宮崎浩:宮崎浩/朔田み:朔田みあ/華奴 :華奴/郁子 :郁子/森川菜:森川菜月/柴田有:柴田有理/はづき:はづき/久慈二:久慈二四六/久哲 :久哲 /井口一:井口一夫/武野悠:武野悠/杉山理:杉山理紀/よしだ:よしだかよ/兵庫ユ:兵庫ユカ/遠山那:遠山那由/信治 :信治/さとこ:さとこ/みのり:みのり/久野は:久野はすみ/飛永京:飛永京/金子顕:金子顕二/足立尚:足立尚彦/荻原裕:荻原裕幸/かいり:かいり/加藤千:加藤千恵/木更津:木更津啓/神山知:神山知/村田馨:村田馨/moo:mootoo/香月 :香月/マーシ:マーシー/小林悦:小林悦子/空  :空

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[6476] 続・途中経過 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月27日 (木) 22時28分

ウィルス対策に、インターネットエクスプローラをバージョンアップしたら、
使い勝手が若干変わって、まだ慣れないです。
この掲示板への投稿も、以前はオフラインでメッセージを書き込んでから、
「投稿」をクリックして接続すると、UPされていたのですが、
バージョンアップ後は、オンライン状態で「投稿」をクリックしないと、
うんともすんともいわないのでした。
だから、オフラインでいったん書き込んでから、文面をコピーし、
接続して、投稿するようにしています。

…と、関係のない話が長くなってしまいましたが、
集計発表、11時までにはUPできそうで〜す。

というわけで、先が見えたから、余裕かましてしまいますが、
はすみさん、「港のヨーコ」3首選、ありがとうございました。
うれしいです。感謝感激!

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[6475] 途中経過 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月27日 (木) 20時25分

選歌参加者、42名様でした。
出詠された40名プラス選歌のみ2名という内訳で、
出詠者全員参加になったのはウレシイことです。
皆さま、ありがとうございました。

ちなみにですね、
1位の詠草は15票、2位が14票、3位13票で、
かなりの接戦でした。
途中までは、1位、2位が競っていたのですが、
後半、3位の詠草がどんどん伸びてきました。
うっふふ〜。どれかな〜。

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[6474] 選歌、締切りました 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月27日 (木) 19時52分

帰宅しました〜。
選歌、本日午後6時締切りということで、
新たに7名様(かな?)から選歌をいただきました。
締め切り時間を若干オーバーしていた分もあったのですが、
集計前ということで、それについては受け付けますね。
これ以降に届いた分は、集計外とさせていただきます。
ご了解ください。

なんとか集計発表はできそうなので、ひと安心。
時間は…どうだろう。
早い時間は期待しないでいただいたほうがいいかも。
日付が変わる前にはなんとかなると思います。
では、お楽しみに〜。

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[6473] すべりこみ〜♪ 投稿者:久野はすみ 投稿日:2001年09月27日 (木) 17時06分

「港のヨーコを探していない」の三首選です。

どの水も海の記憶を宿しいん夜の蛇口をひっそり捻る
娘たちの書物の消えた本棚に父の『国鉄百年史』ぽつんと
東京になじめない日はガード下抜けてひとりで見に行く「サード」

「ランナー」「キョ―コ」も好きですが
「血族」と「家族写真」のしんとした情景が心に残りました。


[6472] 本日の選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月27日 (木) 00時04分

改めて、本日の選歌状況をお知らせします。
昨夜から新たに、金子顕二さん、足立尚彦さん、荻原裕幸さん、
かいりさん、加藤千恵さんの選歌が届きました。
これで、合計34名様となりました。

選歌の締切りは明日の午後6時となっていますので、
選歌に参加してくださるご予定の方は、
どうぞお忘れなくお願いします。

身辺、予断を許さない状況なんでありますが、
集計結果の発表予定は明日夜ですから、
なんとかなるかなと思っています。
お楽しみにお待ちくださいませ。

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[6471] はい、こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月26日 (水) 20時58分

本日は選歌をたくさんいただいています。
後ほどきちんとご報告しますね。

ゆうべ、また計算違い(といより書き間違い)が…。
ゆうべの段階で、合計29名様でした。
(×39名様)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6470] Re[6462]: 国際情勢とプライベートの間で揺れるのだった 投稿者:久慈二四六(ボーイ久慈) 投稿日:2001年09月26日 (水) 20時20分

> イガラシは、もしかしたら、近いうちに2、3日、
> こちらに顔を出せない日が生じてしまうかもしれません。
ぁ〜はい、了解しました。

http://members.tripod.co.jp/kuji246/index.html


[6469] あ、ぼけっとしてました。 投稿者:金子顕二 投稿日:2001年09月26日 (水) 20時07分

選歌メールを今日送りました。遅くてすみません。(届きました?)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7543/


[6468] Re: 国際情勢とプライベートの間で揺れるのだった 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月26日 (水) 15時35分

みなさん、こんにちは。
少しご無沙汰しておりました。
その間に、新たなアンケートがあり、終了したようですね。

五十嵐さん
> イガラシは、もしかしたら、近いうちに2、3日、
> こちらに顔を出せない日が生じてしまうかもしれません。

はい、パパは了解です。
ママの留守日や日程等の変更があれば、
できるかぎりフォローさせていただきます。

アンケートに出遅れたので、ひと言だけ。

今回のテロは予想だにしなかった事態ですから、
当然みなさんは大きなショックを感じていらっしゃるわけです。
この影響のもとに歌をつくられた方もいらっしゃるでしょうし、
また意見交換時にはテロを踏まえた読み方も出てくると思います。
しかし、この事態の影響で気持ちが揺れているなら、
揺れている状態で読まれる以外にはないのではないかと思うのです。
テロというのはまったく予想外のことではありますが、
例えば、個人的に身内の死を迎えたばかりであったり、
反対に喜ばしい出来事があれば、
発言にもそれ相応のバイアスがかかるのは自然なことです。
テロという事態も人の営みの延長にあるとするなら(まさにそうでしょう)、
意見交換もその真っただ中で行われるのが宿命であり、自然であろうと考えます。
テロの影響をあえて排除するという態度もあるでしょうが、
それとてもテロの影響下にあることから免れてはいないわけですから。

一夫パパとしては、そういう意味で自由に発言されることを期待します。
話題がさまざまに発展する可能性もありますが、
それをどう判断していくかは、その場面にならなければ分かりませんね。
いつものようにみなさんの自由で、かつ良識あるご判断があれば、
今回の意見交換も楽しく、有意義なものになると信じています。

ひと言がやけに長いパパでした。失礼しました。


[6467] 本日の選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月26日 (水) 00時44分

本日の選歌状況をお知らせします。
ゆうべから新たに、みのりさん、久野はすみさん、飛永京さんの
選歌が届きました。ありがとうございます。
これで合計39名様となりました。

締切りは木曜日午後6時ですので、
どうぞよろしくお願いします。

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[6466] Re:保護されている気持ち 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月25日 (火) 23時49分

武野悠さん
>五十嵐さんは立場上、歌以外の情報も入ってきてしまうから、
>そのために他の参加者とのギャップが広がってしまうことを心配されて、
>あのようなアンケートになったのですね。

あ〜、いやいや。心配というより、
同じ条件で話してみたい気もするな〜、という
「わがままな欲求」とお呼びくださいませ。

いろいろありがたいことを書いてくださって、もったいない。
歌会では、なんたって、皆さまあってのワタシでございます。
どうぞひとつ、お見捨てなく。

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[6465] 保護されている気持ち 投稿者:武野悠 投稿日:2001年09月25日 (火) 23時15分

五十嵐さん
>詠草を受け取った時期に左右されている面があるところから、
>そういう読み方がいいのかどうか…という疑問を感じまして、
>皆さんと同じ条件で話せないかもしれないという戸惑い、

あ……
まずはよけいなことは知らないでおきたいと、
自分のことばっかり考えていました(恥)。

五十嵐さんは立場上、歌以外の情報も入ってきてしまうから、
そのために他の参加者とのギャップが広がってしまうことを心配されて、
あのようなアンケートになったのですね。
ただでさえ、作者名は一人ご存知なのですものね。

今までにも増して、気配り・気苦労をさせてしまうと思いますが、
わがままな参加者としては、
とてもありがたい結論に落ち着いたと感じています。
無知でいられるありがたさです。

お忙しそうですが、ご無理なさらないでくださいね。


[6464] あ、ごめんごめん 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月25日 (火) 23時14分

京さん
>なにか誤解されたようで、気になります。

私のほうこそ、誤解を招くような書き方だったかもしれませんね。
ゴメンナサイです。

京さんが[6458]で書かれたこと、私も心から賛成です。
こういう場で、意見を出し合えること、
意見とはまだいえないような気持ちを綴ること、
たいせつにしたいです。

>怖ろしいと思うことを怖ろしいと言い続けるだけで
>解決になるわけでもありませんけど、言います。

言い続けましょう。
どうぞ、これからもどんどん書き込んでくださいね。

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[6463] きよみさん 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月25日 (火) 22時50分

なにか誤解されたようで、気になります。
当事者という言葉に反応したのは確かですけど、

>「当事者じゃないからそんなことがいえるんだ」と
>いわれるような意見は、たいせつにすべきだと考えます。

このご意見に対するレスポンスではありませんので、
お気をわるくなさらないようにお願いします。
これには同意見です。

少し尻切れトンボでしたね、ごめんなさい。

歌詠みの人達、物書きの人達が
有事の時に娯楽的なものを書けなくなる世相がくるのは嫌ですね。
のんきに歌を詠ってる場合か?なんていうご意見をみかけると
またまた。怖ろしくなります。

怖ろしいと思うことを怖ろしいと言い続けるだけで
解決になるわけでもありませんけど、言います。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6462] 国際情勢とプライベートの間で揺れるのだった 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月25日 (火) 22時25分

えっと、念のためにお知らせしておいたほうがいいような気がしてきたので、
意見交換に関して、ご案内します。

イガラシは、もしかしたら、近いうちに2、3日、
こちらに顔を出せない日が生じてしまうかもしれません。
その時点で意見交換が始まっていれば、
今回は心強い臨時ママもいてくださることですし、
皆さんで話を進めていていただけばいいと思うのですが、
もし、選歌の発表の日にかぶってしまった場合は、
あるいは日程をその分だけずらすという処置を取らせていただくことに
なるかもしれません。
勝手で申し訳ありませんが、あらかじめご了承くださいませ。

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[6461] 続・当事者 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月25日 (火) 22時15分

↑「当事者」という言葉の解釈が難しいですけど、
言葉の解釈を巡って議論しようというわけではありませんので、ご了解くださいね。

さっきの話の続きのようになってしまいますけど、
直接の当事者でない日本が、
どんどん当事者になっていきそうな不安を思うにつけ、
直接の当事者ではない立場をいかして、
仲介者のような役割を担うことで、
テロ絶滅に協力する、という道をどうして選択できないのかと
やはり思いますよね。

(…と、嘆いて済ますだけじゃなくて、
今からでもできそうなこと、探してみようと思っています)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6460] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月25日 (火) 21時24分

内外情勢が慌ただしい中、
プライベートでもちょっとごたつきそうで、
なんとか気合いを入れて乗り切りたいところです。
仕事にも歌会にも、なるべく影響が出ませんように…。

さて、たくさんの書き込み、ありがとうございました。
アンケートの件は、いろいろご意見が出ましたし、
皆さん、2)を推しておられますから、2)ということに決定して、
これにて打ち切りますね。

私自身は、事件前・事件後の情報を知っているわけですが、
いたずらにその事実に左右されることなく、
また、皆さんの読みをも左右するような発言をしないことを心がけながら、
コメントしていければと思います。
どうぞよろしくお願いします。

京さん
>わたしは、当事者だと思っています。

確かにおっしゃる通りですね。
昨夜の私の「当事者ではない」発言には、適切でない点があったかもしれませんが、
要は、どうするのが自分にとって、世界中の人々にとっていちばんいいことなのか、
必要とされることなのか、感情に流されすぎず、冷静に考える姿勢を保ちたい、
というような意味合いでご理解いただければと思います。

遠山那由さん
>とりあえず今、震災にもあわずテロにもあわず、親しい友人や身内にそうした災難が降
>りかかってもいない自分は、つくづく単に幸運なだけだと感じています。いつ、誰が、
>どこで、何に巻き込まれるのか、先のことは本当にわかりません。

京さんが書いてくださったことともかぶりますが、
本当に本当にその通りですね。
一部だけの引用になってしまいましたが、
いろいろ書いてくださったありがとう。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6459] Re[6455]: 再び 投稿者:遠山那由 投稿日:2001年09月25日 (火) 19時13分

五十嵐さん、よしだかよさん、

> >友人とテロ事件の話になり、どんな状況であっても戦争反対といったわたしに、
> >「あの事件で、肉親や恋人が殺されたとしてもそう言える?」
> >と問われました。その言葉が、今もつきささってます。
>
> お友だちのご意見は、なかなか言い返せないところではありますが…。

まさにそういう状況の方の中にすら、戦争反対の声を上げていらっしゃる方がいます(↓)。それを思うと、半ば面白がっているのではなかろうかという気すらする日本でのテロ報道・テロ報復報道には、呆れてモノがいえません。

私は今回の歌をテロの前日にお送りしました。テロ当日から(国内)出張だったので。出張先のホテルのTVであの衝撃的な映像を何度も繰り返して見せられ(ふだん、家にはTVがないので見ていないのです)、お恥ずかしい話ですがパニック発作を起こし、仕事にならない状態になってしまい、早々に東京に戻りました。

とりあえず今、震災にもあわずテロにもあわず、親しい友人や身内にそうした災難が降りかかってもいない自分は、つくづく単に幸運なだけだと感じています。いつ、誰が、どこで、何に巻き込まれるのか、先のことは本当にわかりません。

http://www.peace2001.org


[6458] 選歌、送りました。 投稿者:飛永京 投稿日:2001年09月25日 (火) 15時47分

気持ちのいい季候がやってきましたね。
早起きしてTVや新聞でテロルのその後情報などを確認し、
しばし考え、お洗濯などをしながら小説を読み、いつものようにピアノを弾いて、
遅いお昼を済ませば仕事が始まる・・といった日常です。

もし大きな泥沼戦争に発展し、日本からも出兵し、
知人の20歳の息子さんあたりが戦死し・・などと、
怖ろしい方へばかり妄想が膨らむ非日常でもあります。

わたしは、当事者だと思っています。
それは知り合いが犠牲になったかどうかではなくて、
犠牲者やその家族が無防備な一般市民であり、
わたしもその仲間の一般市民だからです。
わたしが殺されていてもおかしくないと思うからです。

権力者が一般市民を殺戮していくのが戦争だと思っています。
戦争を根絶するためにはどうしたらよいのか?
それを考えていくと、群の優位に立ちたいという動物=人間の本能まで
因が遡ってしまい自分のなかで収拾がつかなくなってしまいます。

少なくとも個人が個人としてものを考え発言できる自由を
世界中の人が享受できたら、少しは変わっていけるのではないかと
思いますけど、これも自由主義、民主主義の思想ですから、
他国、他人に押しつけられるわけでもなく、苦々しいばかりです。


アンケートの答えは、2)伝える必要はない
です。

http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kyo/page/Beran/u.ber.html


[6457] 私も 投稿者: 投稿日:2001年09月25日 (火) 09時09分

2)伝える必要はない
に、一票を。

私は丁度歌が出来上がった頃、例の事件の情報が入ってきて
テレビをつけたとこでした。
それが11日の夜の11時半頃。
そして、その詠歌を送信したのが12日の午前12時過ぎてから・・・。
ですから、あの事件以前、以後、の日にちだけをとらえて読まれても、
たまたま、それ以後・・・というだけなので。
名前を公開しないという事は先入観をもたずに人の歌をよむ。
という事も大きな意味としてあるのだろうと思っている私は、
やはり、名前以外にも、先入観がもたれそうなものはない方がいいのかなと思います。
でも、こういう話が出たから、あえて先入観を振り払う方もおられるだろうし。
私自身は特に、自分の歌を詠む事もままならないので、他の方の歌を理解するという事が
とても難しく苦手てでございます。ですから、なにかヒントになるようなものが頭にはいると、ずずずずぅぅぅっとそっちへ行ってしまいそうで。
とにかく、自分の歌を人にどうよまれるかも楽しみなのですが、皆さんが皆さんの歌をどう読み取っているのかを勉強したいと思っております。


[6456] アンケートについて 投稿者:匿名の人 投稿日:2001年09月25日 (火) 07時59分

こんにちは。
作者バレにつながるおそれがあるので、匿名で発言します。
私は、テロの前に詠草を提出しました。
ものすごくテロの歌っぽい歌でした。
よっぽど差し替えようかと思ったのですが、
それじゃあテロに負けることになる、と
意味もなく意地をはりまして、差し替えませんでした。

でですね、「これはテロの歌じゃないんですよ」と
説明したいのはやまやまなんですが、
まっさらな状態で読んでいただいて、「これはテロの
歌じゃなさそうだ」と理解していただけるぐらいの
歌じゃない時点で、下手くそ、なんだろうと思うので、
それはそれで勉強になるのではないでしょうか
(それ以前に、ご意見をいただけるかどうかが心配ではある)。

だもんで、

2)伝える必要はない

に一票入れたいと思いますです。


[6455] 再び 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月25日 (火) 01時05分

よしだかよさん
>友人とテロ事件の話になり、どんな状況であっても戦争反対といったわたしに、
>「あの事件で、肉親や恋人が殺されたとしてもそう言える?」
>と問われました。その言葉が、今もつきささってます。

お友だちのご意見は、なかなか言い返せないところではありますが…。

私もあのテロ事件で、肉親や恋人を殺されていないし、
それどころか、ちょっとした知り合いが被害を受けたわけでもありません。
一方で、アメリカがテロにあって小気味いいと思うような、
テロリスト側に心情を寄せる者でもありません。
つまり、あのテロ事件に関しては、まったく当事者ではありません。

これは重要なことではないかと思います。
どんな事柄も、当事者ではない人間がいないと、
解決につながらないことが多いように思うからです。
そういう意味で、「当事者じゃないからそんなことがいえるんだ」と
いわれるような意見は、たいせつにすべきだと考えます。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6454] 寝ようと思いつつ、ごそごそやってます 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月25日 (火) 00時31分

よしだかよさん、アンケートのお答えならびに
テロ事件を詠むことについてのご意見、ありがとうございました。

前にアンケートというか、素朴な興味でおたずねしたように、
私自身は、テロ事件の直後、どんな歌も出てこない状況でした。
一方では、即座に歌に詠まれている方もおられ、
あれこれ考えるきっかけになりました。

私はこれまで、時事的な歌はほとんど詠んだことがありません。
また、現状では、詠みたいと積極的に思ってもいません。
そこで、こうした事態に際して、
「それはそれ、歌は歌」と考えて、これまで通りの歌を詠んでいく、
というのもひとつの姿勢だろうと、まず考えました。
「それはそれ」の部分は、日常的に考えていけばいいんじゃないか、と。

ただ、そのように割り切った状態で、
割り切った状態の半分だけを発表するというのも、
見えない半分はある意味で、ないも同然、ということになるようにも思えてきました。
(見えなければ存在しない、という理屈です。そういう意見もあるだろう、と)
そこで、歌は歌として、これまで通りのものを詠み、
世界情勢に関して思うところは、散文(HPの日記レベルであっても)
のかたちで書くという方法もあると考えました。

いったんは、それでいいのかな、とも思いましたが、
仮に、戦時状態が長期化、緊迫化して、
日常生活に色濃く影響するようになった場合、
(そうならないことを願うのみですが)
まったく無関係の歌ばかりを詠んでもいられないように思えてきました。
私は、日常的な歌も詠みますから、そうなると、
全然影響を受けずにいることはできないと思います。

で、さらに考えると、
どこかで人が死んでいても、自分に直接影響がない間は詠まない、
自分の身に降りかかってきたら、慌てて詠む、
という態度は、なんかどうも、よくないんじゃないかと思えてきたのでした。
すべての人がそれではよくない、というのじゃなくて、
自分に限ってのことですが。

では、どうするか。
情けないかな、まだ答えは出せておりません。
考えた結果、「それはそれ」になる可能性も含めて、
引き続き、考えていきたいと思っているところです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6453] アンケート2番です。 投稿者:よしだかよ 投稿日:2001年09月24日 (月) 23時45分

伝える必要はないに1票です。

うまく言えないのですが、テロ事件の後も、わたしは、
今までと変わらず恋愛の歌を創っています。
テロ事件のことを考えていないからというわけではありません。
あの事件が起こった後、今までにない不安感で胸がザワザワしています。
でも、それを歌として詠むことが私にはできないのです。

友人とテロ事件の話になり、どんな状況であっても戦争反対といったわたしに、
「あの事件で、肉親や恋人が殺されたとしてもそう言える?」
と問われました。その言葉が、今もつきささってます。

すいません。意見になってなくて。


[6452] 修正しました 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月24日 (月) 23時44分

[6447]の書き込みで、
修正前:もちろん、無理に関連づけて詠む必要はありません。
修正後:もちろん、無理に関連づけて読む必要はありません。

「詠む」→「読む」です。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6451] 本日の選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月24日 (月) 23時28分

ちょっと早めですが、本日も選歌状況をお知らせしておきます。
ゆうべから新たに、信治さん、さとこさんから選歌が届きました。
これで合計35名かな?

木曜日午後6時が締切りですので、
どうぞお忘れなくお願いします。
今日はすでに月曜日ですので、お間違えなくね〜。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6450] Re:アンケート 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月24日 (月) 22時39分

えんぞ〜さんも、ご回答ありがとうございます。
理由をしっかり書いてくださる方が多いので、
今さらながら、意見交換の意味が再確認でき、すごく参考になります〜。

というわけで、そのあたりに味をしめまして、
もうしばらくご意見を募りたいと思います。
皆さんも、この機会に考えてみていただけるとうれしいです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6449] Re:アンケート 投稿者:加藤苑三 投稿日:2001年09月24日 (月) 21時49分

2)伝える必要はない
に1票入れたいと思います。

今回の事件に関して直球の歌であれば、解説が入らなくとも
ある程度伝わらなければ作品として厳しいし、
それが分かることが、作者にとって勉強になると思います。
あの事件をきっかけにして、他の感情等を引っ張り出してきたような歌であれば、
解説が入ることでそこだけにとどまってしまうのは惜しいように思います。

なんか、言うことだけは偉そーですが。率直な気持ちです。

http://sst.gaiax.com/home/uniikura


[6448] Re:[6442] ようやく仲間入り 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月24日 (月) 21時21分

武野悠さん、「港のヨーコ」の三首選、ありがとうございます。
たくさん挙げていただいて、うれしいです。

>長く長く楽しませていただきたいと思います。感謝感謝。

おおお。こちらこそ感謝感激です。
どうぞ、末永くヨーコさんをおそばにおいてやってくださいませ。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6447] 歌会とテロ事件の関係 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月24日 (月) 21時15分

はづきさんも、ご意見ありがとうございました。

えと、今回のアンケートや、
今回の歌会について別の場所で書いたことを読まれて、
(↑これはML内での発言ですので、お読みになっていない方も多いです)
「いつもと同じつもりで参加したのに、なんだか面倒臭そうだな〜」とか、
「どんな歌会になるかわからなくて不安」という方がいらっしゃるかもしれないので、
遅ればせながら、少々書いてみたいと思います。

まず、詠草の読みを巡って、
テロ事件との関連(事件を題材にしているのではないか、いやそうではない云々)
に言及した話題が出るとしたら、それはしごく当然のことと考えます。
(アンケートもそれを前提としておたずねしたものです)

意見交換は、歌の読み方を勉強する場ですから、
毎回、さまざまな角度からのコメントが出されますよね。
今回、テロとの関連のことだけに触れずに済ませるとしたら、
意見交換の主旨からいって、おかしなことです。
もちろん、無理に関連づけて読む必要はありません。
関連づけて読まれた人がいたときに、それをいえる場でないとおかしいということです。

そして、「関連がある・関連がない」だけではなく、
関連づけて読むことで、一首をどのように受け止めたのか、
関連づけないで読むことで、    〃
という話もしたい…というより、これも、
意見交換で意見を述べる上では、そういう話になって当然だろうと思います。
そこまでいわないと、説得力がないというか、
読んだことにならないと思うからです。
たとえば、あきらかに恋愛の歌だとはわからない歌があって、
「私は恋愛の歌として読みました」というときに、
そう読むことでどのように味わいが広がったか等を述べるのと同じことだと思います。

また、個人的に、一首単位の読みを超えて、
テロ事件をというより、いわゆる「有事」を
どう詠うのか(詠わないのか)ということに興味を持ち始めています。
興味というか、考えてみなければいけない機会だろう、と考え始めている、
というような状態ですが。

「意見交換を通して、それを皆で考えよう」というのではないのです。
もし、そういう話題で意見を闘わせるのであれば、歌会という場ではなく、
そういうことを話す場であることをきちんとお伝えした上で、
自主的に参加するメンバーの間で話すべきでしょう。

ただ、私自身が考えていく上で、
ヒントになりそうなことがあるのではないかと思え、
歌会でテロ事件が話題になることにも関心を持っている、ということです。

自分の関心が勝ちすぎ、意見交換中、
話題を一定方向に導いている、というような節がもしもありましたら、
ご指摘いただいてけっこうです。
というより、これは、ぜひご指摘くださいますよう、
ひとまず荻原さんにお願いしたいです。

いずれにせよ、意見交換そのものを、
本来の意見交換の主旨から逸脱した方向に持っていったり、
通常の意見交換と異なったものにする意思はありませんので、
その点はご安心くださいませ。
いつものように、皆で楽しんでいけたらと思っています。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6446] ■ハッピー33■に 投稿者:杉山理紀 投稿日:2001年09月24日 (月) 21時12分

メッセージありがとうございました。
きよみさんとも、枡野さんとこで
出会ったのです、みなさま。

http://page.freett.com/sugi8ma/


[6445] Re:アンケート 投稿者:はづき 投稿日:2001年09月24日 (月) 19時00分

わたしは、

2)伝える必要はない

ですね。いつもどおりでいいと思います。

あ、もちろん、意見交換終了後に作者ご自身が
「私の歌はあの事件からきています」と
解説してくださるというのはOKです。

意見交換中に「テロが題材か、どうか」ということに
ついて話し合うのもOKだと思います。
ただ、「テロが題材か、どうか」という地点で意見が過度に白熱、
あるいはストップしてしまわないように
多少注意する必要があると思います。

もしそのお歌の作者の方が、事件とはまったく関係の無い
題材で作歌されたのに、「テロが題材か、そうでないか」で
意見交換が終わってしまっては、たぶん悲しいのでは
あるまいかと思いまして。
自作だったら「わたしの歌は意味が伝わりにくいのか」と
いい反省要因になりますが、
万が一他の方にそういう思いをさせてしまうのもあれなので、
わたしとしてはどの歌も早急には事件と結びつけず、
そう思ったとしても「あの事件のことなのでしょうか」と
いうくらいで止めたい、と思っています。

長文失礼致しました。


[6444] ご意見ありがとうございます 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月24日 (月) 18時35分

柴田有理さん、武野悠さん、
早々にご回答ありがとうございました。

武野悠さん
>提出された文字だけを情報源として、
>テロが題材かどうかも含む読みの確定や感想や意見を話し合うのが、
>わたしのイメージでは、歌会に必要なことのような気がするのですが……

ご意見ありがとうございます。
今回のアンケートは、私自身の読みが、
詠草を受け取った時期に左右されている面があるところから、
そういう読み方がいいのかどうか…という疑問を感じまして、
皆さんと同じ条件で話せないかもしれないという戸惑い、
同じ条件で話すことにしてみたら、
また違った展開があるのかもしれないという期待(?)から
おたずねしてみたことでした。

ふむ。しかし、幹事が同じ条件に立てないのは、歌会の習いですので、
今回だけ特別にするのはおかしなことかもしれません。

もうちょっと考えてみたいので、
ほかの方もご意見がありましたら、ぜひ引き続きお願いします。

柴田有理さん
>みなさんの草詠が、今回のテロ事件前に詠まれたのか、
>事件後に詠まれたのかは、
>知りたくないです。

ご意見ありがとうございます。
同じく、知らなくていい派ですね。

>自分は、どの歌もあまりテロと結びつけては読まないようにしたいと、
>考えてます。

これは、どうしてでしょう?
意見交換で話すべき話題に突入してしまいそうですし、
意見交換前の慌ただしい中では、きちんと話せないかもしれないですので、
あえてそのようにされる理由、よかったら、
意見交換の際にぜひお聞きしてみたいです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6443] Re:アンケート 投稿者:武野悠 投稿日:2001年09月24日 (月) 18時07分

テロとの前後関係はお知らせいただかないで、
いつも通り作歌事情を知らない状態での意見交換が希望です。
(それで選歌もしちゃったし)

提出された文字だけを情報源として、
テロが題材かどうかも含む読みの確定や感想や意見を話し合うのが、
わたしのイメージでは、歌会に必要なことのような気がするのですが……

それに、テロ以外の最近の社会的事件を詠んだ場合はどうなるのとか、
テロ以前に出来ていた歌を、テロ後に提出したのもあるかも、
などとも思ってしまいます。

意見交換終了後に、作者本人の自作解説は、もちろん歓迎です。


[6442] ようやく仲間入り 投稿者:武野悠 投稿日:2001年09月24日 (月) 17時12分

『港のヨーコ』わたしなりの三首選です。

走りつつ私が捨ててきたものを確かに見られている かまわない
平均律クラヴィア聴く夜わたくしは海にゆけないフラスコの水
コンビニの雑誌売り場の若者ら男子トイレのごとく居並ぶ

「走りつつ……」が特に好きです。

ほかにも、心にとまるお歌、たくさんありました。

色褪せた未来のような首都高を背負える街に雨降りしきる
月光にビッグエッグの孵されて生れよ聖夜の首都焼く怪鳥
帰宅電車の窓より夕陽が見えしこと伝えるための家族と思う
……きりがないです。

読み返すと、また少しずつ変わっていくのかもしれません。
長く長く楽しませていただきたいと思います。感謝感謝。


[6441] 私個人としては、 投稿者:柴田有理 投稿日:2001年09月24日 (月) 16時57分

みなさんの草詠が、今回のテロ事件前に詠まれたのか、
事件後に詠まれたのかは、
知りたくないです。
自分は、どの歌もあまりテロと結びつけては読まないようにしたいと、
考えてます。

http://www81.tcup.com/8151/shibataari.html


[6440] またもアンケート 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月24日 (月) 16時34分

意見交換に関して、ちょっとアンケートです。
今回の歌会は、詠草募集のさなかにテロ事件がありまして、
事件後に届いた詠草の中には、
あきらかにテロ事件を詠まれたもの、
テロ事件を詠まれたのではないかと推測されるものも少なくありません。

一方で、事件の前に届いた詠草の中にも、
そうと知らずに読むと、テロのことを詠っているように取れる歌があります。
(というか、私が読むと、そのように取れるということですが)

たまたまこんな時期の歌会ですから、
時事的なことや惨事、さらには戦争などといった材をどう詠むか(詠まないか)
といったことも、初心者中心の歌会なりに、
私としては、ぜひ話題にしたいと思っています。
また、話題にせずに通れない歌も、実際にあると思います。

そこで、私自身は、テロ事件以前に届いた歌、以降に届いた歌が
わかっているわけですが、
意見交換の際、その歌がどちらであるかを
皆さんにもお伝えしたほうがいいでしょうか?

お伝えすることで、読みの可能性が広がることも、
逆に読みを限定することもありうると思われ、ちょっと迷っているところです。

というわけで、アンケートです。
次のうち、皆さんはどれでしょう?

1)伝えてもらったほうがいい
2)伝える必要はない
3)どちらでもかまわない

また、1)の場合、
a)最初に伝える、b)ひとまず意見が出てから伝える、
という方法がありそうに思うので、それについても。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6439] 本日の選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月23日 (日) 23時48分

今日はなんだか静かですね〜。
晴天の連休、皆さん、お出かけかな?
我が家は、ただいま、ちょっとごたついているので、
(夫婦喧嘩をしているわけではない)
遠出はできずじまいでした。

さて、本日の選歌状況ですが、
よしだかよさん、兵庫ユカさん、遠山那由さんから新たに選歌をいただき、
これで合計24名様となりました。

うむ。抜きん出てきたお歌がありますよん。2首。
さて、どれかな〜。

(と、気を持たせるのだけを楽しみにしている節がある今日この頃)
引き続き、よろしくお願いします。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6438] Re:えぇと、 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月23日 (日) 11時53分

届いてますよ。>柴田有理さん
ありがとうございました。

そういえば、選歌は受取りメールを省略させていただいているので、
届いた方のお名前をこちらでお知らせしたほうがいいのかもしれませんね。

今朝までに選歌をいただいているのは、以下の皆さまです。

emiさん、橘三郎さん、3Dさん、萩原留衣さん、加藤苑三さん、礫さん、
珠さん、ぽーらすたーさん、宮崎浩さん、朔田みあさん、華奴さん、郁子さん、
森川菜月さん、柴田有理さん、はづきさん、久慈二四六さん、久哲さん、
井口一夫さん、武野悠さん、杉山理紀さん
あと、ゆうべまで数に入れるのを忘れていましたが、イガラシ

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6437] えぇと、 投稿者:柴田有理 投稿日:2001年09月23日 (日) 10時55分

わたしの選歌届きましたでしょうか、五十嵐さん。


[6436] ただいま選歌中! 投稿者:よしだかよ 投稿日:2001年09月23日 (日) 02時30分


今日は、映画「路地へ」をみてきました。
中上健次ファンのかた必見です。

選歌ですが・・・
12首まで、絞りこみました。
選歌は楽しく、そして、むずかしい作業ですね。
歌会に参加する回数を重ねるごとに、
選歌に悩む時間が伸びるような気がします。

それと、選挙のおはなし・・・
吉田家でも、選挙で誰に投票をしたかは、
いわないのがルールになっています。
だけど、面食いの母が選んだ候補者は
なんとなくですが見当つきます!

一夫パパ( ← この呼び方慣れてなくて照れるわぁ。)
お気をつけて! お土産よろしく!
行きたかったよー、温泉!!!


[6435] さらに訂正 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月23日 (日) 00時34分

>「男性はどのくらいか」というご質問だったので、

じゃなくて、「男女の比率」でした。

で、ご質問というより、

>選歌のついでに、ひとつご質問(というか感想)をいただきまして、

というのはイキママ(臨時ママの親戚ではない)です。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6434] 本日の選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月23日 (日) 00時27分

ただいまの選歌状況をお知らせします。
今日までに、19名の方から選歌をいただきました。
ちょうど半分くらいまできましたね。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。

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[6433] また算数ができなかった… 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月23日 (日) 00時11分

>今回の出詠者の男女比は、女性が3分の2弱、男性が3分の1強です。

「3分の1強」の「強」をトルツメ。
通常通り、3分の1ってところでした。

(今回は割り算ができなかったの)

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[6432] 出詠者の男女比 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月22日 (土) 23時51分

選歌のついでに、ひとつご質問(というか感想)をいただきまして、
それに対するお答えも兼ねて、参加者の内訳をお知らせいたします。

今回の出詠者の男女比は、女性が3分の2弱、男性が3分の1強です。
主催者である私の性別も影響しているのか、
もともとこちらの歌会は、女性の参加者のほうが多い傾向がありまして、
過去2回分をざっと調べてみたところ、
特に今回に限って男性が少なかった、ということはありませんでした。
割合としては同じくらいか、
むしろいつもより、男性が若干多いくらい。

といっても、お名前だけでは性別がわからない方もいらっしゃるわけですが、
「男性はどのくらいか」というご質問だったので、
判明しない方は、男性としては数えませんでした。

歌会では、詠草の作者が男女どちらなのか、まったくわからないので、
それが読みに影響することもありますよね。
わかったほうが、より作者の意図に沿った読み方ができるという
メリットがあると思いますが、
わからないがゆえに読みの可能性が広がる、ということもまた、あると思います。

今回のお題、女性的な印象を与えた面もありそうですが、
「え、これが男性(女性)の歌だったの!?」という歌も、
けっこうあるかもしれないですよ〜。
意見交換では、そのあたりも話題にしていければいいですね。

ちなみに、個人的な印象として、
当初は性愛のイメージの強い歌が多かったですが、
テロ事件以降、それを反映した(と私には読めてしまう)歌が
多くなったように思います。
そのへんも、今回、ぜひ話題にしていきたいです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6431] あっはっは! 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月22日 (土) 22時28分

みのりさん
>「○んたま!」と叫んだので、びっくりして先生が「もっときれいなモノは
>無いかな〜?」と言ったら、またも「きれいな○んたま!!」・・・。

ばかウケ。(特に言い直したほうの)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6430] ロンパールームに 投稿者:みのり 投稿日:2001年09月22日 (土) 22時07分

昔、出たことがありました。(←事実!)
当時東京の大田区に住んでいて、うちの母が勝手に申し込んだのでした。
私の時の担当の先生は、「(うつみ)みどり先生」でした。
そう!あの、うつみ宮土里さんだったんですよ!!!
牛乳は大嫌いだったので、飲むフリだけしました。

ロンパーネタですごいのが、熊のぬいぐるみの逸話。
ある日、先生が「今日はしりとりをしましょう。」と言ってしりとりが
始まりました。で、「き」でとある男の子の順番になったところ、その子が
「○んたま!」と叫んだので、びっくりして先生が「もっときれいなモノは
無いかな〜?」と言ったら、またも「きれいな○んたま!!」・・・。
「しばらくお待ちください」の文字の後に、その子の席には熊のぬいぐるみが
置いてありました。

・・・・・・まだ選歌もしてないのに、ついロンパールームに反応して
しまいました。すみません・・・。(^_^;)
選歌します。


[6429] しっかり選歌! 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月22日 (土) 21時11分

やっと、選歌を送りました。
五十嵐さん、よろしくお願いします。

今回は10首くらいから絞り込んでいくのが、なかなか難しかったな〜。
捨てがたい歌も多く、涙を飲んでという感じで次点にしていきました。

そうやって次点に回した歌が、意見交換を経るうちに
だんだん好きになっていくなんて素敵なことが、必ず起こるんですよね〜。

自分が見落としていたポイント、読みの多彩さが発見できるというのが、
僕としては意見交換の大いなる楽しみだと感じています。
裏切られていく快感のようなものかな〜(なんじゃそりゃ!)
自分の読みのクセみたいなものが、改めて確認できたりもしますね。

また、読みの方向が別れて「○○派」対「△△連合」なんて
グループができたりして、それもディベート感覚の面白さがあったりします。

ともかく、ひとつの発言からさまざまに展開していきますから、
見学だけなんて言わず、ぜひ積極的に参加してみてください。

何しろ意見交換が楽しみな一夫パパであります。
みなさん、今後もどうぞよろしく!


[6428] お願い。 投稿者:杉山理紀 投稿日:2001年09月22日 (土) 20時30分

9月23日は、枡野浩一さんの33歳のお誕生日です。


このたび、とても残念なことに、23日になった瞬間から枡野さんの掲示板が休止となります。

そこで、23日になった瞬間から24日になる瞬間までこちらを

超期間限定・枡野さんにおめでとうをいいたい放題ゲストブックにしたいと思います。

長くても短くても短歌でも長歌でも、枡野さんへの愛を語ってください。

枡野さんのこの歌が好きでたまらん、とか、

なんでもかまいません。でも、枡野さんが、いやがる愛し方はやめてね。

では、よろしくハッピー。

こちらって、こちら。↓

http://bbs10.otd.co.jp/1007105/bbs_plain

http://page.freett.com/sugi8ma/


[6427] 選歌、順調に集まってます 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2001年09月22日 (土) 19時03分

井口さん
>すると、きりばんGETは果たして幸運だったのか、
>それとも不幸だったのかよく分からなくなるという楽しみもありますね(^^)。

むはは。そうやって焚き付けると、マジに実行しちゃいますよ〜。
ご旅行、いいな。楽しんできてくださいませ。

さて、ゆうべはお知らせを忘れてしまいましたが、
選歌、おかげさまで順調に集まっています。
今のところ、今回はけっこう票がバラけているかな、という印象です。

選歌の結果がどうなるかは、誰しもはらはらドキドキですが、
特に初参加の方は、「自分の歌に票が入っているかしら…」と
不安に思われたりしているかもしれないですね。

票がたくさん入れば、当然うれしいですし、
少ないと、やはりちょっとがっかりするものではあります。
が、選歌の結果はあくまでもひとつの目安ですので、
気楽に受け止めていただければと思います。

あくまでも、限られた人数で、
その人なりの基準で他の詠草と比較し、
5首という範囲で選ぶわけですから、
参加者の顔ぶれを替えたら、まったく違う結果になる、
ということも十分にありうると思います。

それに、わずか一首についての結果ですから、
高得票=書いているものすべてが素晴らしい、
低得票=ほかの歌を出しても同じ結果しか得られない、
というわけでは全然ありません。

選歌は、選ぶという行為を通して、
ほかの人の歌をじっくり読むという、そのことがたいせつなのだと思います。

なんか、この時期は、毎回同じことばかり書いているのですが、
そのようなおつもりで、どうぞよろしくお願いします。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[6426] 民放が二局! 投稿者:一夫パパ/井口一夫 投稿日:2001年09月22日 (土) 16時44分

と、ちゃんと報告されておりました!
はすみさん、愛媛を辺境の地にしてしまってすいませ〜ん!

ビリヤードのキューでド突かれる前に謝っておかなくちゃだわ。

では!ピューッ!(←逃げ足)