[17996] おはようございます(*^v^*) 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年11月09日 (日) 10時10分

書き込み始めた時は8時で朝だったのですが・・・
今は、こんにちはになっちゃいましたm(_ _)m

すこし前に書き込もうかと悩んだ事を のらねこさんがおっしゃって下さったのでうれしくなって・・・だまってよ!と思ってたこともやっぱり書き込むことにしました。

私は11番も17番も、お丸を付けていました。
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11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
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芽生き:芽吹きの”ぶ”の音が作者はお嫌いなのではと感じました。
    芽生きは作者の感性だと思いました。私は好きです。
揺るる:最初の”たうたう”と響いていて、美しいと思いました。

ただ、水の乱反射は屋久島でなくても、印旛沼でもいにしえの風に揺れる感じがしまし、死骨のような樹のうろの芽吹きも、月との語らいもどこでもありで別に作者の好みでしょうが、題の屋久島が泣いているように私は思いました。

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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”立つ”が解からなかった。誰が立つのか悩みました。母を捜す第3者か?その母か?結局、普通に作者に立ってもらうと、この”立つ”が理屈っぽく思えて、「私は車ではなく、自転車でもバイクでもなく、歩いてこの遮断機の前まで来たのでした」とおっしゃっておられるような気がしました(私が理屈っぽいから、そう思うのでしょう)確かに”待つ 立つ”は好みの問題だと思います。私は、「A()C」だと思いました。
ゆく・ゆき・ゆく・行くも作者の感性だと思います。
何故題が遮断機かは、作者は、遮断機の外と中だけに立っていたという連作だからだと思いました。
”母の名を呼ぶ”も、勝手な解釈で、”「ハハ」と呼んだ”と思っていました。別に問題視はしませんでした。

余談ですが、、、村田さんって、すごい人!


  


[17995] 11:屋久島 投稿者:のらねこ 投稿日:2003年11月09日 (日) 07時26分

11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ


すこし、共通したイメージの中におさまった歌かなという気もしますが、生命と時間と身近な大きなものについて詠いあげた素敵な歌だと思います。
文法についてのわたしの乱暴な考えを述べさせていただきます。
文法なんてものは便宜的に選択、欽定されたものであり正しくない文法なんて存在しない。1個人1言語という考えの言語学者(ちょっと名前が今調べても見つからないのです、すいません)の説を採用しています。
その上で「たまきはる、芽生きたる、語るる」などは、揺らぎや遅延の感覚があって、屋久島の土着イメージを増幅させる力となり効果的なのではないかと感じました。


[17994] 17番:遮断機 投稿者:村田 馨 投稿日:2003年11月09日 (日) 04時18分

17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、

本作は2首目が全体を統べていて成功していると思います。
タイトルを「遮断機」として徘徊する母親を描く方法にうなずかされます。
3首目の字足らずは余韻を残すという作意とすれば肯定的にとらえます。
「母の名を呼ぶ」の不自然さは、たしかにもっともではあり改作の余地が、
あるとも思えますが、母を探しているということが伝わってきたので指摘を
受けるまで気がつきませんでした。それよりも「過ぎてゆく」「消えゆきて」
の「ゆく」は不用意だったのでは、と感じます。
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以下、余談です。
「電車」とは電気で動く車両を指します。架線があってパンタグラフがあれば
そこには電車が走っています。(地下鉄丸ノ内線、銀座線、大江戸線のように
パンタグラフのない電車もあります)
「ディーゼルカー」は「気動車」とも呼ばれディーゼル機関を動力とする
車両です。「汽車」は辞書によると蒸気機関車が客車を引っ張る列車のこと
らしいですが、電気機関車でもディーゼル機関車でも客車を牽引していれば
「汽車」だというイメージがあります…「列車」というと全部ひっくるめて
(電車も汽車も気動車も)使われます。旅客だけでなく貨物も含めます。
「地下鉄」とか「新幹線」というと、車両だけではなく、特定ジャンルの
鉄道システム全体を指す言葉にも使えます。ちなみに「新幹線」の定義は
(法律で決まっているので)比較的楽なのですが、「地下鉄」はどうも
そうではないようで、定義が難しいようです。(地上を走っている「地下鉄」
や地下を走っているのに「地下鉄ではない」例が存在します)


[17993] 17番:遮断機 投稿者:萱野芙蓉 投稿日:2003年11月09日 (日) 01時49分

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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11番に続きまして、選歌した17番について述べさせてもらいます。

えーっと、恥ずかしながら、五十嵐さんのコメントで初めて知った一般にいわれている「私性」。
その家族や仕事や日常の実生活が如実に現れている作品というのを、うまく詠んだり読んだりできないんです。
特に作者にとってより身近でな対象が情感をこめて描かれているなぁと思うほど、
なんとなく自分が疎外されてしまうというか、読み手である自分が入り込む余地が
ないように思えてしまうというか。(多分にへそ曲がりな性格があるんでしょうけど)

と、前置きが長くなりましたが、それなのに、17番の作品は素直に作品の中に入っていくことができました。
この作品には作中主体の気持ちを直截的に表す言葉を全く出されていません。
情景と作中主体の行動だけが語られています。
暗闇に浮かぶ"赤の点滅"や「轟音」、"固く伸びる線路"等を作中主体と共に見聞きすることによって、
作中主体の「待つ 立つ」と並べられた2つの動詞から受ける焦燥感や
「立ち尽くして、」と字足らずに言いさしたたままの困惑を共有することを許されたように思いました。

また、内容が事実であってもなくても、身近な人物をこんなふうに感情をこめながらも、
それに流されずに描き出せるというのがすごいなぁと思いました。
私には絶対詠めないだろうな、と。


[17992] 補足 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月09日 (日) 00時56分

私が物心ついたころに、
私の町を走っていたのは、
ディーゼルカーだった(と思います)。

でも、それって、電車とどう違うのかよくわからない・・・。(^^;;;

(村田さん、助けて)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17991] 汽車 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月09日 (日) 00時46分

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
=================================

萱野さん、こんばんは。
今夜もコメントありがとうございます。

すみません、ちょっと戻って、
17番についての高澤さんのコメントですが、

>作品に流れる感情が好きで、選歌したかったのですが、「汽車」につまづいて
>しまって、取れないのが残念でした。

恥ずかしながら、私、「汽車」「列車」「電車」の区別が
いまだにつきにくい人間です。(^^;;;

さらにいえば、「地下鉄」「新幹線」というとき、
車体そのものは「電車」でいいのかとか、
わりと最近まで迷ってたりして・・・(ひー)。

それでいうと、「船」とかいうのは、ラクチンです。
出世魚みたく、文明の進歩とともに名称が変わられると、
うわ〜ん! とか思ったりして。

こんなの、私だけです?

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17990] 11番:屋久島 投稿者:萱野芙蓉 投稿日:2003年11月09日 (日) 00時19分

こんばんは、萱野芙蓉です。今夜もよろしくお願いいたします。
2首とも選歌させていただいたので、せっせとコメントさせていただきたいと思います。
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11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
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一読して、いいなと思った作品のひとつです。先にも述べましたが、どこがどういいと理屈ぬきで
躊躇なく選んでしまいました。改めて、考えてみても明確な答えは出ないのですが、
まず一つ一つの言葉が私のツボにはまったということがあると思います。
どの言葉も美しく、更に、どれが突出しているということもなく自然にきれいな音として
流れているのはとても魅力的だと思いました。
屋久島というテーマを十分に描き出しているのではないかと思います。
一首選でも2首目の縄文神の歌を選びました。作品全体として悠々とした空間の広がりを感じますが、
2首目で更に時間的にもぐぐっと広がりが感じられ厚みを増しているように思います。

ちょっと気になったのは、「芽生きたる」と皆さんのおっしゃる「語るる」でした。
前者は「めぶきたる」と読みましたが、いろいろ調べてみたのですがその場合は「芽吹く」。
「生」を使うと「芽生え」になるのでは・・・。私の辞書はかなり古いので自信ありませんが。
また、「語るる」については、私も文法に疎いのですが、多分、四段活用の「語る」の連体形を
上一段・下一段活用の連体形と混同してしまったのではないかと思いました。
歌意や音数を崩さないようにするには五十嵐さんのおっしゃる「語れる」がいいのではないかな。
「語る」に継続の助動詞「り」の連体形がついた形で、「月と語っている命」となると思います。
上記のような点は、作品の雰囲気を変えたり、壊したりすることなく修正できると思いますし、
そのようなところを差し引いても、やっぱり私はこの作品が作り出す世界がとても好きです。


[17989] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 23時50分

高澤さん、浜田さん、こはくさん、かすみさん、こんばんは。
今夜もコメントありがとうございます。

>かすみさん
>また、ネット歌会にこういう作品が出されて、多くの支持を受けたことは、梨の
>実歌会にとっても良いことだと思いました。なんだか生意気ですみません。

とんでもないです。
私も、今回の連作歌会は、11番、17番も含めて、
多様な作品の出詠があり、うれしく思っていました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17988] 11番・17番 投稿者:近藤かすみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 23時30分

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11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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近藤かすみです。こんばんは。
2作品とも、とても正統な短歌らしい短歌だと思いました。
自然を写実すること(11番)、介護の真実(17番)は、まっすぐ人のこころを打ちます。
短歌人口の多くの人はこういう作品を目指しているだろうし、王道です。
でも、ほかに今の私の興味をひく作品があって、これを選びませんでした。残念です。
また、ネット歌会にこういう作品が出されて、多くの支持を受けたことは、梨の実歌会にとっても良いことだと思いました。なんだか生意気ですみません。


[17987] 17番 投稿者:こはく 投稿日:2003年11月08日 (土) 23時05分

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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選歌しました。
描かれている世界だけでなく感情がよく伝わってくる連作だったと思います。
3首目の「立ち尽くして、」の「、」があることにより、1首目にまた戻って
いくような効果があるような気がしました。お母さんに対するいろいろな苦しみも
終わることなく続いていくような(深読みでしょうか)


[17986] 選びました。 投稿者:浜田道子 投稿日:2003年11月08日 (土) 22時43分

17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、

Aタイプの歌であり私の好みに合っていたからです。作者の思いがひしひしと伝わってきました。一首めの最後は待つ 立つと一画あけて成功していますが助詞を入れて定型を守っても歌が落ち着くのではと思いました。


[17985] 11番と17番について 投稿者:高澤志帆 投稿日:2003年11月08日 (土) 22時35分

五十嵐さん、みなさんこんばんは。今晩もどうぞよろしくお願い致します。

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11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
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全体の感想で“1つのテーマで3首を纏めている作品は、連作らしい感じで、
連作として捉えやすかったです。”と書いた作品の代表で、題と作品の関係も
わかりやすかったです。「語るる」は受身・尊敬や自発・可能の助動詞とも
違うようなので、五十嵐さんがおっしゃるように「語る」か「語れる」で
いいのではないかと思いますが、私も文法苦手で、すみません。

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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作品に流れる感情が好きで、選歌したかったのですが、「汽車」につまづいて
しまって、取れないのが残念でした。蒸気機関車が走っている土地って、
昔のことを描いているのかなとも思ったんですが、過去形ではなく全て現在形で
作られているので、今の日本のどの場所なのだろうとよくわかりませんでした。
(過去のことを現在形で表しても全然かまわないと思いますが)
「電車」のつもりで使われているのかもしれないですが。
私の祖母とか、今でも電車のことを汽車と言ったりしますし。

1首目の結句の「汽車を待つ 立つ」のリズムの切断や、何かを渇望するような
哀しみや飢餓感を感じて、全体の雰囲気はとても好きでした。

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[17984] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 22時33分

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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さとこさん、春日山さん、こんばんは。
コメントどうもありがとうございます。

>春日山さん
>二首目の最後「母の名を呼ぶ」は不自然。このような場合、普通「お母さん」
>と呼ぶのではないでしょうか・・・。

あ、これは私も思いました。
自分のお母さんなら、普通、名前は呼ばないですよね。
お父さんがお母さん(妻)を呼ぶときなら、名前を呼ぶかもしれないですけど、
この歌の中では、子供である作中主体が母を呼んでいるのだと思うので。

読みようによっては、警報機の音が、母の名を呼んでいるかに聞こえた、
というふうにも取れるかなとも考えたんですが、
電車が通り過ぎた後なら、警報機は鳴り止んでいそうですし・・・。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17983] 11、17番歌 投稿者:春日山 投稿日:2003年11月08日 (土) 22時15分

11、17番歌どちらも選びました。

11:屋久島

横たわる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ

神秘、幽玄の世界と、太古と現代が一体化している素晴らしい作品。惜しむらくは
一首目「たまきはる」は「魂きはる」だったらもっと良くなった思います。

17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆ行くあてもなく立ち尽くして、

一首目の「赤点滅し」省略がよく利いて良いと思う。徘徊をするお母さんだから
要介護のお母さんと思う。そのお母さんの行方を心配している様子が三首目の結句
に伺える。二首目の最後「母の名を呼ぶ」は不自然。このような場合、普通「お母さん」
と呼ぶのではないでしょうか・・・。

私事ですが、明日と月曜日は勤務なので、追っかけで書き込みます。


[17982] 17番 投稿者:さとこ 投稿日:2003年11月08日 (土) 21時54分

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
=================================

選歌しませんでしたが、悩みました。

歌自体は世界観がしっかりしていて、3首連作という構成で語れる出来事と、その哀しさを十分に表現できていると思いました。

選歌にいたらなかったのは、単に三首目が好みではなかったからです。
字足らず、言いさしという表現と、おばあちゃんが見つかってないという暗さ。
一首目・二首目には探している臨場感を感じられたのですが、
三首目で「あてもなく立ち尽くす」暇はないでしょう、と思いました。
見つかって欲しくなかった?と余計に怖い気がしました。

あと「遮断機」というタイトルも、この歌の舞台は踏切りですよね。
その舞台ではなくそこにある小道具で、
こっち側とあっち側を分ける象徴である「遮断機」をもってくるところがすごいと思いました。
ますますこの暗い世界観を深めているように思いました。


[17981] グループ評価のこと 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 20時40分

>アガツマさん
>ざっと詠草に目を通したとき、まずは数の多さに圧倒されました。
>37×3=111という単純な計算なのに、心の準備ができていなかったようです。

率直なご感想ありがとうございます。
うんうん、と思いながら読ませていただきました。

>三首がまとまってタイトルがつくと、そこに「内部」が発生するというか、三首
>がたがいに目くばせ交わしたり、ひそひそ話をしてるように見えて、なかなか腹
>を割ってはもらえない雰囲気です。
>たとえは悪いですが「一人ひとり話せば素直ないい子なのに、グループになると
>手に負えない不良」みたいな圧迫感をおぼえるというか。
>一首単位で読むときの、言葉の意味を丹念に追えばどうにか読める、という感じ
>はしなくなって、歌と歌の行間が気になり、はてしなく深読みにおちいりそうに
>なります。

これも、うんうんと頷くことしきりです。
で、グループ単位でどう評価するかというところで、
人それぞれの個性というか、違いが出たなあとも実感しています。

私の場合は、連帯責任を取らせた、みたいなところも大きかったように思います。
1首気になると、全体でボツとか。
3首の足並みが揃っているものを優先させたとか。

人それぞれのそのへんの違いがまた興味深いですね。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17980] Re[17974]: 遅刻により廊下でバケツ持ったままコメント 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 20時32分

>のらねこさん

もう2時間目が始まりましたから、
バケツをおろして、教室に入ってきてくださいね。(^^)

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[17979] 全体的な感想のこと 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 20時19分

今回、全体的な感想をお書きいただいているわけですが、
手前味噌ながら、こういうコメントの場を設けてよかったなと思いました。

私の選歌基準については、最初に書いたとおりですが、
私の基準に基づくと、私が最初にはねてしまった作品を選ばれている方もおられて、
選歌の基準が異なるんだろうなということは、頭ではわかるわけですが、
それぞれの選歌基準だとか、詠草を前にしてどう感じたかといったことを語っていただくことで、
皆さんが作品とどう接し、どのように読まれたかということが実感としてよくわかり、
とても納得できるというか、安心できるというか、
それぞれの姿勢を素直に受け入れることができました。
そしてまた、人それぞれの連作との接し方が興味深く、
おおいに刺激的でもあります。

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[17978] 17番について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 20時02分

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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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17番の作品についてです。
2首目、3首目に「ゆく」という言葉が2回ずつ出てきて(活用形も含めて)、
それが気になって選べませんでした。
先に、4段階に分けて選歌したと書きましたが、
そんな理由で、第2段階ではねてしまった作品です。
ちょっと多すぎると思いました。

1首目は、とてもいいと思いました。
1首目を読んだ段階では、2首目以降の展開はまだわからないわけですが、
「待つ 立つ」という表現の仕方から、
何か途方に暮れて、踏み切りの前に立っている作中主体のようすが想像でき、
2首目以降の展開に興味もつながるし、
1首だけで読んだとしても、十分に味わえる歌だと思います。

3首目、「線路は固く伸びてゆく」の「固く」が、
線路が固いのは当たり前なんですけど、いいなと思いました。
結句「立ち尽くして、」は、どうでしょう。
字足らずと読点によって、途方に暮れている感じだとか、
この現実が終わらない絶望感みたいなものを出されたかったのかなとも思うし、
実際に、作者の心境として、この先の言葉が出てこなかったのかもしれませんが、
少し作為的に見え、最後に味わいを損ねてしまったようにも感じました。
そんなわけで、定型におさめたほうがよかったのではないかと思いましたが、
ここは皆さんのご意見をうかがってみたいところです。

内容についてですが、こういう内容の歌を読むと、
やはり実話なのだろうと思うわけですが、
だとしたら、つらい現実ですね。

親が年老いてゆくと、いろいろとつらい現実が生じるわけですが、
感情を抑制しながら、情景描写に巧みに自身を重ねて、
その現実を作品として昇華されていると思いました。
それだけに、2首目、3首目の「ゆく」の連発が、
返す返すも、惜しいなあと思いました。

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[17977] 11番について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 20時02分

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11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
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11番の作品についてです。
選歌しませんでしたが、きれいな歌が並んでいますね。
歌の雰囲気や完成度も、3首で揃っていると思います。
タイトルもズバリ「屋久島」ですが、
歌だけ読んでも、描かれている世界がわかりやすい作品だと思いました。

選ばなかったのは、人の姿がまったく出てこないところが
少し物足りないかなと思ったからでした。
まったく個人的な好みですが、自然描写だけで3首は、
読んでいてちょっとツライな、と。

ただ、この作品の場合、そこがいいのだろうというふうには理解しています。
しんとした森の風景が浮かんできて、とてもきれいだなと思います。
たぶん、1首目から3首目に移る間に、
昼(朝?)から夜へと時間が経過しているのだと思いますが、
時間の流れもゆったりとして感じられ、
作品の雰囲気によく合っていると思いました。

1首単位では、私は1首目が好きでした。
「死骸」と「命」の対比がうまいと思いましたし、
1首目の出だしに「横たはる死骨のやうな」という、
ちょっとインパクトのある表現を持ってくることで、
連作に対して読み手の興味を引く効果も感じました。

3首目の「語るる」ですが、
ここは「語る」か「語れる」では? という気がしたのですが、
例によって文語オンチにつき、間違っていたらゴメンナサイ。
どなたか教えてくださいませ。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17976] 11番、17番 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 20時01分

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11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
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17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
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話は尽きませんが、そろそろ次の作品に進みたいと思います。
後戻りコメントはOKですので、35番の作品や全体についての感想も、
どうぞ、まだまだ自由に書き込んでくださいね。

さて、今夜取り上げるのは、11番、17番の作品です。
9票を集めて2位になった3作品のうちの2作品ですね。
どちらも、1位の35番とはうってかわって、
描き出された世界が明確な連作のように思いました。

11番、17番の作品、どのように読まれましたか?
どしどしコメントをお寄せください。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17975] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 20時00分

どもども。
私用でちょっと外出していました。(^^;;;

アガツマさん、のらねこさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

ひとまず、次の作品のご紹介に移りますね。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17974] 遅刻により廊下でバケツ持ったままコメント 投稿者:のらねこ 投稿日:2003年11月08日 (土) 19時12分

結局選歌に間に合いませんでした。痛恨です。
いちおう自分で選歌したときの基準は、
・読者であるわたしの趣味にあっていること。
・連作という形式で短歌独自の虚構を表現できているように思えること。
・詩であること。
です。


35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす

の歌ですが、言語の飛躍による表現の驚きや、若々しい固着されていない感覚などが気持ちよい歌だと感じました。

1首目や2首目の言語感覚や雰囲気は個人的には少し80年代ぽいのが個人的に趣味ではないのですが、秀逸だと感じました。
それに対して3首目は引っかかりました。
連作なのでこのような形にした方がよかったのでしょうか?
歌う場所の(虚構の位置)移動があって、それがけして効果的で無いように感じました。
晩花という言葉に、わたしの知らないここで使うと世界の位相がずれるような意味があるのかもしれませんが、わかりませんでした。




[17973] 全体的な感想 投稿者:アガツマトシキ 投稿日:2003年11月08日 (土) 18時31分

アガツマです。こんばんは。
ざっと詠草に目を通したとき、まずは数の多さに圧倒されました。
37×3=111という単純な計算なのに、心の準備ができていなかったようです。

一首単位の選歌なら、作品の善し悪しや好き嫌いは、ざっと目を通せばおよその目星くらいはつくところです。あとはその印象をもとに何度も読みかえして絞り込めばいい。というのがふだんの選歌の手順でした。
が、今回はそうはいかない。一首が三首になると、情報量は単純に三倍ではないですね。
三首がまとまってタイトルがつくと、そこに「内部」が発生するというか、三首がたがいに目くばせ交わしたり、ひそひそ話をしてるように見えて、なかなか腹を割ってはもらえない雰囲気です。
たとえは悪いですが「一人ひとり話せば素直ないい子なのに、グループになると手に負えない不良」みたいな圧迫感をおぼえるというか。
一首単位で読むときの、言葉の意味を丹念に追えばどうにか読める、という感じはしなくなって、歌と歌の行間が気になり、はてしなく深読みにおちいりそうになります。

そこをこらえて、とにかく深読みを抑えること。深読みしなくても魅力の感じられる作品、というのが結局は判断基準になったようです。これは連作の魅力の大事なところを切り捨てる読み方、かもしれないのですが、歌会という機会の性質上そこは割り切りました。
選んだのは1番と19番です。前者はおもに連作としての展開とバランス、後者はおもに個々の歌の突出した魅力で選びました。かなり迷った選歌でしたが、はじめから選び直してもこの二作は変わらないと思います。
残り三つの枠をどうするか、については悩みまくると思いますが。

http://cat.zero.ad.jp/gips/


[17972] 35番と私性 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 11時29分

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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

>萱野さん
>今回の連作をつくるにあたって、自分自身思ったことのなかに、短歌っておそろしいまでの
>「わたくし性」みたいなものを表現できる場なのではないかということがありました。
>35番の作品はそういうものを、改めて、とても強く私に感じさせてくれました。
>「見たもの」、「見える」ものとは単に客体(自分の外に存在するもの)ではなくて、
>外に存在しながらも、それを「見た」あるいは「見たと思った」瞬間に
>それはもう自分の目というフィルターを通した私個人のものになってしまう気がします。


私性についてのご意見、とても興味を持ちました。
短歌の「私(わたくし)性」というと、普通は、その作者が実生活で何をしているか、
たとえば家族のことが詠まれていたり、
仕事や日常のことが詠まれていたりという歌について取り沙汰され、
35番のような作品は、どちらかといえば私性が消されているという
評価をされがちに思うわけですが、
なるほど、35番のような作品も、
「私」を通して見たものが表現されているわけで、
それも私性なのかもしれませんね。

私は虚構のできごとを歌にすることも多くて、
そういう歌は、私性を重視する立場の方からは批判もあると思うのですが、
そういうとき、「できごとは虚構でも、作品を支えている自分の気持ちは虚構ではない、
虚構のできごとを通して、自分の中の真実を歌にしているんだけどなあ・・・」
みたいなふうに思います。
それって、萱野さんのおっしゃっていることと共通しているように思いました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17971] おはようございます 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 11時15分

というか、もうそろそろお昼ですね。
いやあ、爆睡してしまいました。(^^;;;

高澤さん、みうらさん、蓬さん、萱野さん、のんちゃん、
コメントどうもありがとうございました。

改めて、ただいまの作品をご紹介しておきますね。

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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

夜になるまでは、引き続き、35番の作品と、
あと、全体的な感想がありましたら、コメントをお寄せください。
どうぞよろしくお願いします。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17970] どなたかおきてますか? 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年11月08日 (土) 02時55分

姉にパソコンをとられていました(正確には、姉にパソコンを貸してもらえなかった)
たいへん遅くなり(でも懸命に打ちました)すみません。

<ホームページのことを>
清水さ〜ん、言って下さって本当にありがとうございました。
五十嵐さ〜ん、自分で消せるという事が解りませんでした。
いつかお聞きしようと思って文面を考えていたのですが、緊張が走り言い出せませんでした。ありがとうございました。

さとこさん、こんばんは(*^v^*)
さとこさんの「老夫婦の物語」おもしろい読みです。
「おばあさんが趣味もあって人生を楽しく生きていた」なんて、どうやったら考えつくのでしょう。さとこさんは、童話作家にもなれるんじゃないかなあ。
おじいさんが、亡くなったおばあさんへ送った歌だったのですね。
私は手っきり清水さんだと思っちゃいました。
清水さんの日記を拝見して、「晩花」と同じ語り口だと思っちゃいました。
とにかく、どなたなのか楽しみです。
さとこさんに刺激をもらって、
のんち風に解釈してみました。
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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
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1)
見える木と見えない木の中間ですよ。作者は見えないものを見ようとされている。でも、そんなものは、見えないのです。だから中間なんて見えっこない。でも、そこには日だまりがある勿論見えない日だまりが。しかも、許してくれる日だまりがあるのです。
つまり、作者が言おうとされているのは、「許してくれない」のです。「日だまりのような暖かさもない」のです。虚しさを表現されたかったのです。

2)
虚しさから這い上がる為には、どうしたらいいのかは解っている。解っているのに私には出来ない。私がこんなに撃ちのめされているのに、目の前のパソコンのスペースキーはタダつるんとした顔でひややかに私を見ている!なんて薄情なヤツだ。結局、何も打てないじゃないか。解り合えないじゃないか。作者は苛立ちを表現したかったのです。

3)(解釈が難しいのですが)
「また会おう」と、つぶやきながら「また会おう」と、パソコンに打ち、送信しないまま画面をみつめる。
結局、君は私の何を見たというのだ。この画面すら見えていないだろ。もういい、もういいんだよ。私は、私の道を行く。

滅茶苦茶だと言われれば、滅茶苦茶ですが、以上のように読みました。







[17969] 35番 投稿者:萱野芙蓉 投稿日:2003年11月08日 (土) 01時14分

続きまして35番についてですが、選歌させていただきました。
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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

読んでいくうちにどんどん迷路にはまっていくようであり、その迷路でさまよっているのが
とても心地よく思わせるような作品だと思いました。
今回の連作をつくるにあたって、自分自身思ったことのなかに、短歌っておそろしいまでの
「わたくし性」みたいなものを表現できる場なのではないかということがありました。
35番の作品はそういうものを、改めて、とても強く私に感じさせてくれました。
「見たもの」、「見える」ものとは単に客体(自分の外に存在するもの)ではなくて、
外に存在しながらも、それを「見た」あるいは「見たと思った」瞬間に
それはもう自分の目というフィルターを通した私個人のものになってしまう気がします。
この作品でいえば、「見えない木」を、またその傍らに「許してくれる日だまり」を
"見てしまう"作者の心、作者の目を通した空白を打つスペースキーの表情、
そういったものにもとてもひかれました。
この2首をうけて、3首目の晩花って何だろうと思うとき、それが現実にこの世に存在しても
しなくてもいいように私には思えました。
きっと、作者の中にははっきりとした映像があるのかもしれません。
私はそのほのかな影をちらっとのぞかせてもらった感じですが、それはこのうえなく美しいものでした。

連作という面で見た場合、なんといったらうまく表現できるのかわかりませんが、
例えば、カメラに紗をかけてとった写真というか・・・。
一首ごとに薄い布をかぶせていって、どんどん対象の形や色が薄くなっていくように見えながら、
その美しい断片の向こうには、さらに魅力的なものがきっとあると感じさせてくれる。
繰り返し読みたくなる、そんな作品だと思いました。


[17968] 選歌の基準 投稿者:萱野芙蓉 投稿日:2003年11月08日 (土) 01時12分

こんばんは、萱野芙蓉です。どうぞよろしくお願いします。
えっと、まずどういう基準で選歌をしたかということから書きます。
恥ずかしながらというか、申し訳ないというか、端的に言えば好みです。
一読していいなぁと思った作品が2作あったのですが、それにについては、
どこがどういいのかと言われてもうまくいえないけれど、とにかく好きという感じでした。
それ以外のものを5首以内に絞り込む時になると、あれやこれや理由がついてくるあたりが
なかなか興味深く、また自分がそういう思考経路をとることも新しい発見でもありました。

なかなか5首以内に絞り込めず、自分の基準としたのが、
まず第一に、3ヵ月後にもう一度読みたくなるような作品かどうかということ。
繰り返し読みたくなる、または、次に読んだら違う表情が見えるかもというような作品です。
第二に、現在の私が選ぶべきだと思った作品を、ということでした。
15年後、あるいは15年前だったら、きっと選んでいただろうなぁという作品が多々ありましたが、。
今回は涙をのんで(;_;)選歌からはずしてしまいました。
すごくわがままな選び方だったかもしれません・・・。

選歌とはずれますけれど、タイトルの話が出ていましたが、本当に難しかったです。
実はうまくタイトルがつけられず、最初の3首を大幅に入れ替えてしまった私でありました〜。


[17967] 全体の感想 投稿者:春村 蓬 投稿日:2003年11月08日 (土) 01時09分

五十嵐さん、ぽっぽさん、皆さんこんばんは。
今回もどうぞよろしくお願いします。

連作歌会、今回で三回目ですが、過去二回を読み返して色々思い出したり、
今回の詠草を再度読み返したりしてみました。
三首という数は、第一回目の時ははたして詠めるかなと不安でした。一首だけでも人目にさらすのは大変なのに、三首?とにかく並べよう。。で終わってしまったような。
二回目で、やっと構成というようなものを考え、今回は三首であることの難しさを思います。

☆一点豪華主義は強いです。>さとこさん  これ、うなずきました。こころ惹かれる一首(あるいはフレーズ)は三回の連作歌会それぞれにあります。

 五十嵐さんの分析は明解です。自分も(もっと曖昧ですが)無意識に線を引いていたり、分類していたことに気づきました。
そして選歌基準の3番目までは、やはり必須条件だと思いました。文法は自分の力量の範囲を超えることは出来ませんが、いつも頭の隅に番人のように置いて、鍛えて行きたいものです。
 
 最後には自分の好みになるのでしょうが、こころにぴたりとはまった作品は、最初から最後まで変わりませんでした。過去の二回を読み直しても、やはり選んでしまうので、自分の好む感覚というものがあるのでしょう。
みうらさんのあげていらっしゃる「リズム」もそのひとつで、今回三作品みうらさんと選が重なっているので、おお!と驚きました。

また、タイトルも重要ですね。すでに35番の「晩花」のわかりにくさの指摘がでていますが、懲りすぎてもいけないし、あまり内容とかけ離れてもいけないし。
センスでしょうか。難しいものだと再認識しました。

仕上げは(もう始まっていますけれど)みなさんの意見です。この意見交換での発見は、
自分の足りない部分をおぎなってくれます。
選歌段階で読みとることが出来なかった時、力不足を思います。
言葉に力と詩のある歌、説明ではなくてひろがりのある世界、そんな作品に惹かれました。


 


[17966] Re[17964]: 意味のない歌 投稿者:みうらしんじ 投稿日:2003年11月08日 (土) 00時49分

> >最近ぼくは、短歌には意味がなくてもいいんじゃないか、
> >と思うことがあります。

あ、もちろんすべての短歌に意味がなくていいという意味ではありません。
どちらかといえば、
意味がはっきりわかり、一読おもしろいという歌のほうが好きです。

> 無難なセンで、「意味がわからなくても、いいなと思う歌」があっていいと思う、
> というあたりに着地しておきますね。

はい。
それでかまわないと思いますよ。

http://www.mnet.ne.jp/~miusin/


[17965] 全体的な感想と選歌の基準について 投稿者:高澤志帆 投稿日:2003年11月08日 (土) 00時32分

全体的な感想ですが、連作ということから物語性のある作品が多く出るのかなと
漠然と予想していたのですが、実際は3首の関係があまりくっついていない
作品の方が多いような感じがしました。

1つのテーマで3首を纏めている作品は、連作らしい感じで、連作として
捉えやすかったです。

選歌の基準ですが、今までの1首単独の歌会より、ずっと悩みました。
それで、自分がどのように選んだかを確認するために、簡単に振り返ってみました。
(作品名を出してしまっても良かったですか?)

「ボーイソプラノ」は詩的雰囲気と才気煥発な感じで、「夏の流線」は読後の
さわやかさで、「断絶」はテーマとタイトルの関係と、甘さのない硬質な感じで、
「一枚の絵を壊すためのエスキース」はテーマや詩的感覚に惹かれて(選んだ中では
1番連作というものを感じました)、「テディ・ベア」は惹かれるフレーズがあった
ことと、全体の雰囲気が合っていて、と一言感想で纏めてみてわかったのですが、
3首の全体的な雰囲気で選んだようです。

この作品のこの何首目の歌に惹かれる。という風に、1首単位で惹かれる歌は、
他作品にも沢山あったのですが。

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[17964] 意味のない歌 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月08日 (土) 00時27分

みうらさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

>最近ぼくは、短歌には意味がなくてもいいんじゃないか、
>と思うことがあります。
>よくわからなくても、ふっとフレーズが頭によみがえってきて、
>思わずくちずさんでしまえれば。(どうでしょうね)
>そんな愛唱性の高い短歌が詠みたいですね。

私などは、意味しかないような歌をよく詠むのであれですが、(^^;;;
詩歌は意味だけのものじゃないと思うし、
(意味を通じさせることだけが目的なら、散文のほうが向いていますし)
おっしゃること、わかります。

無難なセンで、「意味がわからなくても、いいなと思う歌」があっていいと思う、
というあたりに着地しておきますね。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17963] 35:晩花 投稿者:みうらしんじ 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時56分

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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

選歌しています。

わかりやすい言葉で書かれ、
3首ともきちんと定型に収まり、リズムがいいと思います。
ぼくだったら、3首目の「なにを見た」のあとに一字あけを入れますが。

内容に関してはうまく読み取れない点もありますが、

久野はすみさん
> はっきりした主張はなくても「許してくれる日だまり」を見つけたり
> 「のっぺらぼう」と格闘(?)したり「晩花」を愛したりという
> 作者独自の視点が作品の底に流れていて、連作としてもすばらしいと感じました。

以上で付け加えることはないと感じてしまいます。

最近ぼくは、短歌には意味がなくてもいいんじゃないか、
と思うことがあります。
よくわからなくても、ふっとフレーズが頭によみがえってきて、
思わずくちずさんでしまえれば。(どうでしょうね)
そんな愛唱性の高い短歌が詠みたいですね。

http://www.mnet.ne.jp/~miusin/


[17962] 感想と選歌基準 投稿者:みうらしんじ 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時40分

こんばんは。
今回もよろしくお願いいたします。

まず、全体の感想と選歌基準ですが。

今回は選歌がむずかしかったです。
特に約10作品残してからは、どれを選んでもよかった気がします。
基準については、いつものことですが、
良し悪しよりも好みを重視しました。

わかりやすい言葉で書かれ、助詞の省き方などが不自然ではないか。
(わかりやすい言葉イコールわかりやすい内容とは思いませんが)

読んでみてリズムがいいか。
(リズムに関しては、あまりみなさん触れられていないようですが、
短歌ですから当然のことだと思います。
このリズム感という点で残念ながら落とした作品もありました)

あと、今回は連作ということで、
構成にも注目しました。

五十嵐さん
> 3首がそれぞれに完成度の高い歌でも、連作の構成として、
> たとえば初句や結句のパターンが似通っていたり、
> 同じ言葉が繰り返されていたり(繰り返しが必要だと感じた場合は別ですが)、
> 時間の経過が不自然ではないかと感じたりというふうに、
> 構成の仕方に疑問を感じた作品をはねました。

上の意見に近いです。
ただ今回は、
同じパターンが続いていると感じながら選んだ作品もあり、
その作品が取り上げられたときにコメントしたいと思います。

http://www.mnet.ne.jp/~miusin/


[17961] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時36分

春日山さん、高松さん、さとこさん、高澤さん、
こはくさん、浜田さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします。

いや〜、いまさらですけど、
みんなで同じ歌を読んで話し合うのって、いいですねえ!
なんか、今回は、久々にそのことを実感しています。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17960] はじめまして 投稿者:浜田道子 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時32分

35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
みなさまこんばんは!
私は選歌の基準をこころが伝わってくるかどうかと云うところに置きました。きよみさんのいわれるAタイプから選びました。この歌は粒ぞろいなのにその点でもう少しのところで作者のこころが私には届きませんでした。もうひと押ししてくださったらと好きな歌であっただけに残念でたまりません。


[17959] 投稿者:さとこ 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時28分

あ、本当ですね!

高松凛さん

>ただ、今改めて見てみると「見える木と見えない木」や「きみは最後」
>「ぼくはこれから」と、二つのものの対照がテーマの要素になっているのかな、
>と思いました。

二首目の「かんたん」と「むずかしい」もですよね。
なるほど〜〜〜。


[17958] 35番 投稿者:こはく 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時28分

こんばんは。今回はコメントをがんばりたいと思います!どうぞよろしくお願いします。

35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす

最後まで選歌するかどうか悩みました。一首一首の魅力は感じたのですが、
選歌に至らなかったのは、この連作の世界が見えにくかったから、だろうと思います。

今回の選歌にあたり、時間をかけて読んでいったつもりなのですが、何度読んでも
よくわからなかったものや連作の世界が見えてこなかったものは選びませんでした・・・結局、自分の好みで選んでしまったような気もします(汗)皆さんの選歌基準を読ませていただいて、なるほど〜!と思っている次第です。


[17957] 35番の作品について 投稿者:高澤志帆 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時24分

五十嵐さん、みなさん、こんばんは。今回もどうぞよろしくお願いいたします。

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

1首目・・・・・・「見える木と見えない木」/見えるもの、見えないもの
2首目・・・・・・「スペースキーののっぺらぼうめ」/スペースキーでできる空白の
       見えなさ、のっぺらぼうという見えないもの
3首目・・・・・・「きみは最後になにを見た」/見えたもの
      「これから晩花をさがす」/まだ見えないもの、見つけようとしている
       もの

見えること、見えないことというファクターが3首の流れにあるように感じました。
そう捉えると、連作としての流れが感じられるように思いました。
五十嵐さんが3首の構成のパターンを作ってくださいましたが、やっぱり原作の
構成が1番いいですね。

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[17956] よろしくお願いします。 投稿者:さとこ 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時21分

ついにはじまりましたね。
こんばんは。さとこです(*^-^*)。
どうぞよろしくお願いします。

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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

選びました。一首選でも三首目の「また会おう〜」を選んでいます。


五十嵐さんの連作の分類方法、とても参考になりました。
いままで漠然と捉えていたものに枠をつけていただいた気持ちです。

わたしの選歌の仕方ですが、

☆既視感のある作品は選ぶのをためらいます。

「○○に似ている」と思ってしまうと、特に元になるものが凄いものの場合、
せっかくのその歌の良さから視点がはずれてしまいます。

☆暗い歌より明るい歌の方がすきです。

単に好みなのですが、最終的に甲乙つけがたい場合、明るい歌・上向きな歌を選びます。

☆幻想的・空想的な歌、言いさしの歌が多い連作は難しいです。

完全に好みの問題ですが、幻想的な世界を作ってしまっている作品は苦手です。
言いさしの歌も、三十一文字でちゃんと語ってほしいと思ってしまいます。
(連作の中の一首くらいならいいですが。)

☆一点豪華主義は強いです。

連作の中に自分にとって圧倒的に魅力的なフレーズがあると、
他の部分はよっぽどおかしくない限り(文法が間違っている・一首だけテーマが違う(笑)など)、
思わず選んでしまいます。
逆にいうと、どこかにポイントがあるなら、他は引き立て役に徹するべきなのかもしれません。
(梨の実オフ会で学んだことのひとつ)

☆やはり共感できる作品を選びます。

短歌はマイノリティの趣味であるから面白いのだと思います。
知識を共有していてなんぼ、というところがあるので、
自分の趣味と共通するテーマに惹かれます。



そして、35番の作品は、一点豪華主義でした。
三首目の「ぼくはこれから晩花をさがす」というフレーズに惹かれました。

正直2首目の「スペースキーののっぺらぼうめ」が、
理解できないし、好みではなくてちょっと迷ったのですが、

何度も読むうちに、この二首目だけが、
今、叩いてるキーボードで現実に目にできる事実なんですよね。

それによって、見えない木って何?許してくれる日だまりって何?
また会おうって、いきなり相聞歌?といろいろ見えずらい点も
すべて「現実」の中にあるもの、という気がします。

錨の役なんですよね。

そうゆう風に捉えてみると構成も巧いなぁと思ったのでした。

ちなみにわたしの勝手な解釈では、
老夫婦の物語で、おばあちゃんが先に死んじゃって、
それを看取ったおじいちゃんが、
生まれ変わってまた会おうね、趣味もあって人生を楽しく生きていた君、
君みたいにぼくも遅まきながら最後に眼裏に浮かぶような晩花を探すよ、
安心しててよ。
と、亡くなったおばあちゃんに送る歌が三首目です。

一首目が、二人の関係。2首目が現実。

注意:短歌でマイストーリーを作るのがすきなので、
作者さまの意図と全然ちがうことがよくあります(^^;)


[17955] 選歌基準、35番のうた。 投稿者:高松凛 投稿日:2003年11月07日 (金) 23時04分

五十嵐さん、皆さん、こんばんは。今回もどうぞよろしくお願いいたします。


普段連作にはなじみがないので、選歌といえるほど読み込めてはいないと思いますが…まず3首をざっと見て、自分なりにも連作のテーマが見えるものをまずピックアップしてみました。ついで、心にぴんと来る歌があるかどうか、あるいは逆に引っかかるうたがないかどうかで、さらに絞り込んでいきました。

…ただ、この方法だと決定打が1首のうたになってしまい、連作の意味がなくなっているんじゃないかというマイナス要素があるのですが…
連作の意味がよく消化できていないのに選ぶのは非常に難しかったです(苦笑) 

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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

1首選では3番目のうたをとろうかどうか迷ったのですが、連作としては取っていません。何がテーマなのか、どうも捉えどころがなかったので。

ただ、今改めて見てみると「見える木と見えない木」や「きみは最後」「ぼくはこれから」と、二つのものの対照がテーマの要素になっているのかな、と思いました。

ちなみに、辞書で引けばいいものを、「晩花」をネット検索したので、画家の名前のことだと思ってました(汗)。「野長瀬晩花」という日本画家の人がいるんですね。…これじゃ、ますます意味がわかりづらいですよね(汗)

http://www.h3.dion.ne.jp/~kotodama/


[17954] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時48分

野田さん、新田さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今回もよろしくお願いします。

>新田さん
>話は変わりますが、ただいま私のパソコンがストライキ中で、ネットに接続
>できません。いつ復旧するかも分かりません。なのでしばらくの間コメント
>できないと思いますが、悪しからずご免ください。(今日はネットカフェからです。)

ありゃ。大変ですね。
ご事情、了解しました。
初日にお知らせいただいて、どうもありがとうございます。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17953] 遅咲きの花 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時47分

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35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

35番のタイトルになっている「晩花」、
皆さんのコメントを拝見していると、
遅咲きの花という意味でいいようですね。

広辞苑を調べればよかったのか〜。
うちの広辞苑は版が古いので、大辞林に頼ったのが失敗でした。
(あっちに載ってて、こっちに載ってないとか、その逆がわりとあります)

晩花=遅咲きの花、転じて「大器晩成」と考えると、
35番が連作として描き出している世界が、少し見えてきたような気がします。

>はすみさん
>はっきりした主張はなくても「許してくれる日だまり」を見つけたり
>「のっぺらぼう」と格闘(?)したり「晩花」を愛したりという
>作者独自の視点が作品の底に流れていて、連作としてもすばらしいと感じました。

うんうん。
この3首を、3首目に出てくる「僕」を主人公とした連作ととらえると、
3首から「僕」の人柄や生き方が浮かんでくるというか、
一貫した緯線を感じ(るようになり)ました。
遅咲きでもいいじゃないか、そんなメッセージを感じました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17952] 35番の歌 投稿者:春日山 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時21分

35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースきーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす

一首目、見えない木とは自己の心象か。「許してくれる」とは自己への妥協のように
思えるのだが・・。そして心の中の「日だまり」で安堵している。二首目、上の句はわかるが、下の句で何を言おうとしているのか
不明。そして「のっぺらぼう」が歌言葉として相応しくないと思う。三首目、作中主体は
「晩花」に憧れ、或いは目的としているようだ。「晩花」=遅咲きの花。大器晩成。
という意味にも取れる。



[17951] 35番、など 投稿者:新田瑛 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時18分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

1首目はいいと思ったのですが、3首のつながりが良く分からず選歌に
いたりませんでした。

あとタイトルについてですが、作中に出てきた言葉を使うと、その歌が
メインで他は脇役なのかと私は思ってしまいます。でも総合誌の連作などを
見ると、そのようなつけ方が多いようですね。他の方はどうなんでしょう。

話は変わりますが、ただいま私のパソコンがストライキ中で、ネットに接続
できません。いつ復旧するかも分かりません。なのでしばらくの間コメント
できないと思いますが、悪しからずご免ください。(今日はネットカフェからです。)


[17950] 35番 晩花 投稿者:久野はすみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時18分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

迷わず一番に選びました。
みなさんお書きですが、一首一首の完成度が高く、
それぞれ発想がおもしろく、なにより歌がとてもやさしい。

さっき書き忘れましたが、口に出してひっかかる歌は選びづらいです。
この連作はきっちり定形でなめらかに読めますよね。
作者の実力を感じます。

はっきりした主張はなくても「許してくれる日だまり」を見つけたり
「のっぺらぼう」と格闘(?)したり「晩花」を愛したりという
作者独自の視点が作品の底に流れていて、連作としてもすばらしいと感じました。


[17949] あ、ほんとだ 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時14分

はすみさん、Rayさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今回もどうぞよろしくお願いします。

>清水さん
>ふと気づいたけれど、のんちゃんのコメントの下にここの管理人さんのURLが
いつもついてますよ。

あ、ほんとですね。
またもやお知らせありがとうございます。

この掲示板、コメントを削除した後で再投稿すると、
ほかの人のURLを拾ってしまうというバグがあるんですよね。

のんちゃん、最初の頃に削除のテストをされていたので、
そのときにくっついてしまったのかな?

>のんちゃん
というわけで、次にコメントを投稿されるとき、
「URL」と書かれた欄の文字を削除されるといいと思います。
次回からは、またこの欄が空白になっているはずですので。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17948] 感想と、35番について。 投稿者:野田 薫 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時13分

どうも、野田 薫です。
僕自身が連作初挑戦ということもあって、色々迷う点はあったのですが、
選歌の基準として、全体に目を向けたときに感じる力、を考慮しました。
というのも、三首のうちの一首が足を引っ張っているように見える作品が多くあったからです。
一首一首は味わい深いものが多く、非常に楽しく読めました。
ただ、投票する作品を選ぶとなると、決定打不足という感じになってしまって、困りました。
そこで連作である必要性というものを僕なりに考えて、作品の外枠からも力を感じるような作品を選ぶに至りました。
レベルがどうこうではなく、僕好みの一首が多く、一首選では特に迷いました。


=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

選歌していません。一押し、というか衝撃が足りないと感じました。
「スペースキーののっぺらぼうめ」というフレーズには目を引かれましたが、
「かんたんなことが一番むずかしい」「きみは最後になにを見た」と、
どこかで聞いたような言葉が作品の表面を覆ってのっぺらぼうになってしまった感じもしました。
五十嵐きよみさんの区分けで言うと、BタイプかつEタイプ、という印象を受けました。
そうであることに嫌悪感は抱きませんが、一首分の驚きが三首に分かれてしまったような、
そういう錯覚に陥って、最終的に「物足りない」と感じたのかもしれません。


[17947] 35番の構成 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時11分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

35番について、連作としてどうなのかというご意見も
やはり出されているようですね。

連作はこうあるべきだ、というのは、
定説があるわけではないと思うし、
ふだんはなかなかそんな話をする機会もないので、
いろいろなご意見をうかがえたらと思います。
(歌集の批評会に行っても、やはり1首単位の話が中心ですし)

35番の作品が、連作として明確な世界があるわけではないというか、
3首の歌が相互に関連し合っていないように見えるというのは、私も賛成です。
ただ、連作として、3首の構成は工夫されているなと思いました。

試しに、35番の構成を変えてみました。
え〜と、3種類の順列・組み合わせだから、たぶん、
6種類の並びが考えられるので(自信ない・・・)
本来の並びのほかに、以下の可能性があると思います。
本来の並びが(その1)ということになります。

 *

晩花(その2)
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす

晩花(その3)
見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ

晩花(その4)
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ

晩花(その5)
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある

 *

「また会おう」で始まる3首目は、
やはり3首目に置くのがいちばんよさそうに思いました。
ですので、(その3)〜(その5)は、構成の仕方としてはイマイチかなと。

(その2)は、これでもよさそうに思えるわけですが、
連作1首目の出だしが「かんたんなことが一番むずかしい」という、
ある意味、当たり前の事柄であるよりは、
「見える木と見えない木」という、不思議を誘う表現がきたほうが、
読み手の興味を引くように思いました。

そんなわけで、個人的には、本来の並びがいちばんいいように思え、
構成に工夫がうかがえ、よりよいかたちを選択されているという点で、
35番は、十分に連作といえるのではないかなと思ったりしました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17946] そういえば 投稿者:清水幸多 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時07分

ふと気づいたけれど、のんちゃんのコメントの下にここの管理人さんのURLが
いつもついてますよ。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[17945] Re[17934]: 35番 投稿者:清水幸多 投稿日:2003年11月07日 (金) 22時05分

のんちゃん、こんばんは。
びっくりしました。
今まで本当にお風呂に入ってました。

> 清水さんを存じ上げないのですが、これは清水さんの作品だと思いました。

さあ、どうでしょうか。(笑)
作者発表までのお楽しみ、ということで。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[17944] 選歌の基準と35番について 投稿者:Ray 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時53分

こんばんは。Rayと申します。
今回は選歌から参加させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

私は初心者で「連作」を読むことにも慣れていないのですが、
「三首とも好きな歌(理解・共感できる歌)であること」
「三首が連作としてまとまりがあること」
「使われている単語・表記などがしっくりくること」
の三点を基準に選歌しました。

この35番の作品については、
五十嵐さんのおっしゃるBのタイプということなのだと思いますが、
この三首がどうつながるのかよくわからなかったうえ、
タイトルを読んでもそれがわからなかったので
一つ一つの歌は嫌いではないのですが選歌しませんでした。

タイトルを選歌の基準にしたとは思いませんが、
35番がこのタイトルではないタイトルで、
それが三首のつながりを理解するヒントになっていたら、
私はこの作品を選歌したかも知れません。


[17943] 五十嵐さ〜ん 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時52分

ありがとうございます。
ドキドキしました。
清水さ〜ん。お風呂かなあ?
じゃ、私もはいってきます。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[17942] 全体の感想 投稿者:久野はすみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時51分

五十嵐さん、ぽっぽさん、みなさま、こんばんは。
「遊子」同人、「未来短歌会」所属の久野はすみです。
前回お休みしてしまったので、また参加できてうれしいです。
よろしくお願いします。

選歌のことですが、いつもながら、五十嵐さんのわかりやすい分析にうなずいています。
やはり第1段階、第2段階はクリアしてないと選べないですね。
その後は、どちらかというと好み優先かも。
あらくても疑問があっても、なぜか通りすぎることができなかったりします。

かすみ姉さん(おひさしぶりです〜)が連作の数についてお書きですが
そういえば、3首というのはネットならではかも知れませんね。
挑戦しやすいわりに意外と悩むのは、短いコントがかえって難しいようなものかも。
前回もそうでしたが、3首目がうまく決まらないです。
連作だからどういう形であれ着地が必要だし、まとめすぎたらつまらないし。

結社に入っていると、10首ないしは15首を定期的に提出しますが
わたしはタイトルをつけて連作にすることが多いです。
ひとつのテーマで緊張感を保てて、作りやすい分量です。
30首になると、わたしは息切れしたり、ぬるい歌がまじったり・・・
50首は未経験、100首は想像もつきません。


[17941] 選歌をするにあたって 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時45分

とても難しかったです。辞書で調べたりして何回も読んでいると、どんどんその歌が好きになり困りました(「晩花」は広辞苑に出ていました)。最初読んだ時、ほとんどの作品に丸をつけていました。
5選までということでしたが、あまり人前で話すのが好きではないので、3選にさせて戴きました。
ええっと、基準ですね。
好きな歌の中で、今一番自分の心に入ってくる歌、そして反対に自分の心から出て行く歌を選ばせて戴きました。(こんな感じでいいのでしょうか)
以上です。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[17940] 3首という単位 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時43分

>かすみさん
>連作についてですが、3首というのは、よくなされているのでしょうか?

去年だったか、連作歌会の前に、
歌集に収録されている3首の連作を皆さんに教えていただいたら、
けっこうありました。

歌会で3首連作がよくあるかどうかは、私にもわかりません。
連作の歌会自体、あまり見かけないように思いますし。

梨の実歌会で3首連作にしているのは、
1回目のときに、何首くらいがいいかを皆さんにおたずねしたり、
自分の考えもあったりして、
「連作に初めて挑戦する人でも、詠みやすく、読むのが負担にならない量」
ということで、3首に決めました。
個人的には、5首以上の連作歌会をやりたいな〜と思うことも多いですが。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17939] タイトル 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時38分

>千坂さん
>どう好きか、ということですが。
>やはり最初に、タイトルが好きかどうか、でした。

>タイトルつけるってすごく悩むのですが、とことん悩みぬけよ自分、と、思いました。
>気になる、素敵なタイトルのうたにはやはりとってもひかれます。

選歌の基準としてタイトルに注目されたということ、
とても興味を覚えました。

私の場合は、すべての作品についてタイトルを重視したわけではないんですが、
最後の最後に、タイトルに惹かれて選んだ作品と、
タイトルに抵抗感があって選からはずした作品がそれぞれ1つずつありました。
(それぞれの作品の順番がきたら、書きたいと思います)

私自身、タイトルをつけるのがほんとに下手で、
作中に出てきた言葉を1つ、適当につけてしまいがちでして、
「とことん悩みぬけよ自分」には思わず共感してしまいました。(^^)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17938] ひとまず 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時32分

こんばんは。
のんちゃん、かすみさん、千坂さん、
コメント、どうもありがとうございます。
よろしくお願いします。

>のんちゃん
>こんなこと書いていいのか解りませんが、*五十嵐さ〜ん、ダメだったら消して下さい*

「こんなこと」というのは、以下の文章のことですね?

>清水さんを存じ上げないのですが、これは清水さんの作品だと思いました。

作者を推測する書き込みは、全然問題ありません。
この歌会では、私は作者がわかっているので、
作者あてができないのがちょっとさみしいです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17937] 35番 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時10分

のんちです。

晩花・・・遅咲きの花です。

熟女と、解釈してもいいとおもいます。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[17936] 35番の歌 選歌のこと 投稿者:千坂麻緒 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時05分

みなさまこんにちは。千坂麻緒といいます。よろしくおねがいいたします。

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

雰囲気はいいなあと思ったのですが、選びませんでした。
うーん。私にはわかりにくかった、のかな。秋らしい感じがする、と思った
のですが、好きにはならなかった、のかな。
晩花ってなんだろう?と思ったりして。

私の選歌の方法ですが。
連作を読む、ということをきちんと意識したことがないので(^^;どう基準
をもっていいのかそんなところから悩んでしまいました。
そして結局は、なんかこれ好き、と思ったものを、という曖昧なことにしかなり
ませんでした。
どう好きか、ということですが。
やはり最初に、タイトルが好きかどうか、でした。
それから歌、3首あるわけなので。3首とも好きかどうか。
3首とも全部好きだからというのだけを選んだわけじゃないような気もしますが、
やっぱりタイトルの好きかどうかが私にとっては一番大きかったです。
読みながら、ああーやっぱりタイトルってすごく大事、と、自分自身を反省したり
してました。
タイトルつけるってすごく悩むのですが、とことん悩みぬけよ自分、と、思いました。
気になる、素敵なタイトルのうたにはやはりとってもひかれます。

それでは。失礼いたします。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3750/


[17935] 35番・晩花 投稿者:近藤かすみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時02分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================
近藤かすみです。こんばんは。
選びました。タイトルの「晩花」がわからないままだったのですが、それにもまして
1首目、2首目が魅力がありました。「行間」というのでしょうか、言葉にできない間の感情をうまく表しているなあと感心しました。
3首目は、別れの歌ですが、希望が感じられました。
そして「晩花」ってなんだろうという謎もあって、謎はそのままでもいいような。

連作についてですが、3首というのは、よくなされているのでしょうか?
梨の実歌会やちゃばしら(ネット上)では、ありますよね。
短歌研究詠草のような5首もあり、また別の賞については、30首50首100首という話も聞いています。短歌としての独立性、全体のながれ、ストーリー性など、今後の私の課題です。みなさんのご意見を聞きたいです。


[17934] 35番 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年11月07日 (金) 21時01分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================
こんばんは。のんちです。

私は「35番晩花」は幻想的ねAタイプの作品だと思います。
私の中では、ちゃんと連作になっています。

こんなこと書いていいのか解りませんが、*五十嵐さ〜ん、ダメだったら消して下さい*

清水さんを存じ上げないのですが、これは清水さんの作品だと思いました。
ちょっとびっくりして、思わず、指が動いてしまいました。すみません。
もう、おそいかな〜


http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[17933] あちゃ〜(訂正) 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 20時46分

清水さん、那由さん、佐藤さん、こんばんは。
早々にコメントありがとうございます。
今回もよろしくお願いしますね。

>清水さん
>それから別件で、また細かいことですが、「第20回梨の実歌会 選歌結果その2」の
>記事で、「天気図」の歌が2票になっていますが、3票のようです。

あちゃ〜、ほんとだ。(^^;;;
ご指摘ありがとうございます。
作者さま、皆さま、大変失礼しました。

というわけで、この箇所だけの訂正になりますが、
以下の通りですね。

【5票】
=================================
魚にはまぶたがなくて死ぬときもすべてを見てる(保存しますか)(30:魚登場)
=================================
五十嵐/近藤か/新田瑛/星川郁/Ray

【3票】
=================================
天気図にでない嵐もあるのだろう君をさんざん待たせたら雨(12:僕たちの夏)
=================================
橘真知/千坂麻/春村蓬
=================================
鍵穴はいびつでいつもドアノブに円周率をこぼし続ける(22:球形の部屋)
=================================
森安ま/こはく/村田馨

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17932] 選歌の基準 投稿者:佐藤羽美 投稿日:2003年11月07日 (金) 20時33分

こんにちは。梨の実歌会2回目の参加です。
今回もよろしくお願いします。

私の選歌の基準なのですが…
五十嵐さんのおっしゃった通り、レベルが高い歌会で選歌は本当に迷いました。
いままでの歌会経験で言えば(まだ少ないのですが)、だいたい読みながら好きだなと思ったのをマークしていって、何度か読み返していくうちにおのずと決まってくる…という感じでした。
しかし今回は、好きだなと思って残したのは半分以上。
読めば読むほど、悩んでしました。

「連作として好き」というのと、「この一首はすごい。だから残そう」というのと、2パターンありました。
結局、残った数を減らすために選んだのは、前者でした。
今回は連作歌会なのだからというのがその理由です。
連作として、独特の世界観をもった作品や情景の視覚化がはっきりとした作品を…私はこんな選び方をしました。

http://www.h7.dion.ne.jp/~hinauta/


[17931] 選歌出遅れました+35番 投稿者:遠山那由 投稿日:2003年11月07日 (金) 20時29分

昨日は取材の後、体調が悪くなってしまって、あっちこっちで一休みしながら帰ってきたら18:00を過ぎていました。そんなわけで選歌には参加できず、残念でした。

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

魅力的なんだけど選べない、と思っていました。極端なことを言ってしまえば、
「1首目と2首目はなくてもよい気がする」
と感じたんです。1首目と2首目があることで3首目の読みが変わるかといえば、私には変わりようがなかったんです。

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[17930] 35番 投稿者:清水幸多 投稿日:2003年11月07日 (金) 20時18分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================
こんばんは。
今帰宅しました。
さっそく、35番の連作へのコメントです。
僕はこれを選歌していませんが、非常に理知的な印象を受ける連作で、
五十嵐さんの言うとおり、一首一首はとても完成度が高いと思います。
ただし、三首目は一見かっこいいけど、上滑り気味。
また、これが「連作」として完成度が高いかどうかも疑問です。
「連作だから一首一首が関連していなくてはいけない」とは決まっていませんが、
関連していなくてもいいなら、連作としてこの三首を提出する意味があるかどうか。
とはいえ、一首目二首目は確かにすばらしい歌だと思います。

それから別件で、また細かいことですが、「第20回梨の実歌会 選歌結果その2」の
記事で、「天気図」の歌が2票になっていますが、3票のようです。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[17928] 35番の作品について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 19時52分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================

35番の歌についてです。選歌しました。
大好きな作品で、迷わず選んだ2作のうちの1作なんですが、
実は、私が選歌するまで票が入っていなくて、
その後も、終盤になるまであまり伸びてこなかったので、
「え〜、なんでなんで?」とひとりで気を揉んでおりました。(^^;;;
最終的に1位に選ばれ、「やっぱり〜!」と浮かれております。

ワタシ的には、典型的なBタイプの作品でした。
「1+1+1<3」で、「テーマや主役が不明確」という作品ではないかなと。

そんなわけで、よくわからない部分はあるのですが、
ひとまず選歌理由を書きますと、どの歌も完成度が高く、真っ先にそこに惹かれました。
1首ごとの独立性が高く、連作としてどう読むかが難しいところではありますが、
3首まとめて読むことで、作者が安定した力を持っていることが伝わり、
安心して読むことができた作品でした。

全体的な雰囲気としては、癒し系という感じかな。
読んでいて心地よかったです。
今回、Bタイプだと思った他の作品は、詩的なんだけど、解釈が難しく、
「これはどう理解すればいいのかな」と立ち止まってしまいがちだったのに対して、
30番は、一読してすっと心に入ってくる作品群だと思いました。
3首の雰囲気も揃っていて、楽しませていただきました。

1首目、3首目は、1首選でも票が入っていましたが、
私は2首目も好きでした。いい歌だと思います。

3首目に詠み込まれ、タイトルにもなっている「晩花」、
これは造語なのかどうか、手持ちの辞書にはありませんでしたが、
ネットで検索したら、いけばなのサイトが出てきて、
どうやら「早咲き」の反語的な意味のようでした(ちょっと自信ない・・・)。
難をいえば、連作の核になるこの言葉がわかりづらかったところかな。

「ばんか」という発音から、晩夏、挽歌といった言葉を連想しましたが、
「晩」であって、「挽」ではないんですよね。
まったくの造語にして、「挽花」でもよかったような気もしましたが、
込められたかった意味と違ってきてしまうのかもしれません。

3首で明確な世界を描き出しているわけではないので、
わかりにくい作品でもあると思います。
なかには、「どこがいいのかさっぱりわからない」という方もいらっしゃるでしょうか。
そんなご意見もひっくるめて、皆さんのコメントが楽しみです。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17927] 選歌の基準 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 19時51分

今度は切り口を変えまして、
今回、どんなふうに選歌したか、自分なりの基準を書いてみたいと思います。

ふだんの歌会では、あまり考えずに選ぶことも多いんですが、
今回はレベルの高い作品が多く、しかも3首セットの連作なので、
直感的には選びきれなくて、4段階に分けて選歌しました。

第1段階
3首の中に1首でも、文法的に疑問を感じたり、
歌の完成度として荒いな、と感じる歌が混じっていたら、
その作品をはねました。

第2段階
3首がそれぞれに完成度の高い歌でも、連作の構成として、
たとえば初句や結句のパターンが似通っていたり、
同じ言葉が繰り返されていたり(繰り返しが必要だと感じた場合は別ですが)、
時間の経過が不自然ではないかと感じたりというふうに、
構成の仕方に疑問を感じた作品をはねました。

第3段階
改めて3首をじっくり読み、
3首の出来が均質で、なおかつ、
揃って完成度が高いと感じたものを残していきました。

第4段階
残った作品の中から、自分の感覚にしっくりくるもの(要は好きな作品)を
5作に絞り込みました。

過去2回の連作歌会では、
今回設けた第1〜2段階の基準を多少満たしていなくても、
選んだ作品もあったように記憶していますが、
今回は、かなり容赦なく落としていっても、
第3段階に残る作品が多かったです。

また、第3段階でもすんなりとは選べず、
第4段階まで進んでも、いいなと思うものが多くて、
甲乙つけがたく、ずいぶんと迷いました。

・・・とまあ、私の場合はこのように選歌したのですが、
ほかの皆さんがどんなふうに選をされたのか、
おおいに興味を持っています。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17926] 全体的な感想 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 19時49分

今回、出詠された作品を読んでいて、
あくまでもおおざっぱにですけれど、
以下のような5タイプに分類できるのではないかと思いました。

・1+1+1<3
→描き出された世界がわかりやすい作品(テーマや主人公が明確) Aタイプ
→描き出された世界がわかりにくい作品(テーマや主人公が不明確) Bタイプ
・1+1+1=3 Cタイプ
・1+1+1>3 Dタイプ
・1/3+1/3+1/3=1 Eタイプ


連作歌会で、選歌で上位に選ばれやすいのは、
Aタイプの作品のように思われます。
Aタイプは、1首ずつが独立しており、それぞれに魅力的な歌であり、
なおかつ、3首の連作として構成されたときに、
テーマや主人公が明確にわかり、1つの世界をつくりあげている、というような作品です。
そういう作品が上位に選ばれるのは、たいへん納得できることですし、
喜ばしいことだと思います。

B〜Dタイプはひとまず置いておいて、
けっこう人気を集めるのが、Eタイプの作品のように思われます。
Eタイプは、1首単位で読むと、独立性に欠けた歌が混じっていたり、
完成度に不満のある歌も含まれているのだけれど、
3首の連作として読むと、テーマや主人公が明確にわかり、
1つの世界をつくりあげている、というような作品です。

評価が難しいのが、Bタイプの作品のように思われます。
Bタイプは、1首ずつの歌が独立しており、それぞれに魅力的な歌なのだけれど、
テーマや主人公が不明確なため、味わい方に個人差が生じる作品だと思います。
読み手の感覚的にぴったりはまれば、Aタイプ以上に評価する人もいそうな半面、
一見、無関係の歌を並べただけのようにも思えるので、
読む人によっては、Cタイプと受け取ることもあるだろうし、
Dタイプと受け取る人もいるような気がします。
その結果、票としてまとまらず、あまり高い評価につながらないことも少なくありません。

逆に、Cタイプ、Dタイプの作品は、
Bタイプとして評価する人もいるだろうし、
そのままCタイプ、Dタイプとして受け取り、
物足りなさを感じる人も少なくない、というような作品です。

もちろん、実際には、どの作品がどのタイプに属するか、
明確に分類しきれない面も大きいですし、
ある作品を、ある人はAタイプだと思ったり、
ある人はBタイプだと思ったりするということもあるのでしょうけれど。

今回、個人的には、これまででいちばん、
Bタイプの作品が多かったように思いました。
Bタイプで、連作全体のテーマや主人公もわかりにくいけど、
なおかつ、1首単位の読み解き方もわかりにくいというような作品が
過去2回の歌会に比べて多かったです。

ちなみに書いておくと、私なりにBタイプかなと受け止めたのは、
「19:黄体期」「22:球形の部屋」「30:魚登場」
「31:蛇のぬけがら」「35:晩花」などの作品です。
そのほかにも、Aタイプかもしれないけれど、Bタイプともいえそうだな、
と思う作品も少なくありませんでした。

なぜ今回、Bタイプの作品が多かったのか。
たまたまなのか、過去2回よりも参加者数が多かったからなのか。
理由を考えてみたのですが、連作歌会を継続してきたことで、
連作に対する考え方、取り組み方が多様になってきたのかなという気がしました。
(もちろん、Bタイプの作品を出詠されたのは、
継続参加されている方だけではありませんが)

これまで連作歌会として、
Bタイプの作品をきちんと評価してこられなかった部分もあると思うので、
今回はBタイプについても、十分に議論していけたらいいなと思っています。
人によって大きく意見が異なりそうなのも、たぶんBタイプの作品だろう思うので、
いろいろなご意見をうかがうのが今から楽しみです。

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[17925] 「全体的な感想」について 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 19時49分

事前にお知らせしたように、
本日は、選歌1位の作品へのコメントのほかに、
全体的な感想を話し合う場を設けてみました。

なんでこういうことを思いついたかというと、
選歌が5、6名分集まった段階で、
票が重複している作品がほとんどなく、
皆さん、選ばれている作品がばらばらだったんですね。
しかも、その段階で、私が自分なりの最終候補に残して、
どれを選ぼうかと迷っていた作品ともほとんど重なりませんでした。

1首単位の歌会だと、こういうことはあまりありません。
最初から、特定の歌に票が集まり始めることが多いし、
継続参加してくださっている方はご承知のように、
1位とか2位の歌が大量得票を集めて、
それ以下の歌に大きく差をつけることも少なくないです。

しかしながら、今回は、最初からかなり票がばらつきました。
また、最終的には、12票から0票までと、得票差がつきましたけれど、
おひとりずつから選歌をいただいていた身としては、
「予想通りの結果だったな」という感想を持たれた方は
いつもより少なかったのでは・・・という気がしています。

こうした経過を見ていて、つまりは、
人によって連作の読み方、評価の仕方がかなり異なるんだろうな、と
たいへん興味を覚えました。
個々の作品についてのコメントだけでは、
人それぞれの連作との接し方までは見えてこないのかなと思って、
最初にこういう場を設けてみようと考えた次第です。

今回、出詠された連作をどんなふうに読まれたか、
どんなところにポイントを置いて評価されたかというあたり、
ぜひうかがえればと思います。

「読み方や評価の仕方がわからなくて苦労した」とか、
「別に深く考えず、ピンとくるものを選んだ」というようなご意見でもかまいません。
選歌結果を見ての、率直な感想をお聞かせいただいてもけっこうです。
また、選歌の際に、「意味のわからない作品が多かった」
「いつもより多様な作品が集まった」というようなご意見もいただきました。
そんなことも、ぜひこの機会にお聞かせくださいませ。

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[17924] 35番の作品 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 19時48分

=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================


お待たせしました。
これより意見交換を始めます。
今回もどうぞよろしくお願いします。

今夜取り上げる作品は、選歌で1位になった35番の作品です。
大勢の方が選歌されましたね。
どんなところに魅力を感じられましたか?
連作としてはいかがでしたか?

選歌された方も、そうでない方も、どしどしご意見をお寄せください。
今回も、活発なコメントを楽しみにしています。

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[17923] ただいまのカウンタ 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月07日 (金) 19時48分

244264

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[17922] 第20回梨の実歌会 選歌結果その2 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月06日 (木) 22時24分

第20回梨の実歌会 3首連作歌会
選歌結果その2(1首選)

【5票】
=================================
魚にはまぶたがなくて死ぬときもすべてを見てる(保存しますか)(30:魚登場)
=================================
五十嵐/近藤か/新田瑛/星川郁/Ray

【3票】
=================================
鍵穴はいびつでいつもドアノブに円周率をこぼし続ける(22:球形の部屋)
=================================
森安ま/こはく/村田馨

【2票】
=================================
夕焼けもあなたが歩む坂道も目を閉じそっとストローで吹く(07:砂糖水の手前ま
で)
=================================
清水幸/柳原栄
=================================
天気図にでない嵐もあるのだろう君をさんざん待たせたら雨(12:僕たちの夏)
=================================
橘真知/千坂麻/春村蓬
=================================
ひんまげた針のかたちはこぞって「む」埋めてしまった羅針盤 他(19:黄体期)
=================================
アガツ/都築直
=================================
鳥たてば玉のはぜたる水面(みなおもて)うく月かげは千々になりぬる(26:リフレ
イン)
=================================
あざみ/高松凛
=================================
見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある(35:晩花)
=================================
絢  /久野は

【1票】
=================================
あまり食べずあまり眠らずぬばたまの蒼き夜の尾がのびてゆくなり(01:夜の尾)
=================================
のんち
=================================
僕たちは野に放たれた火のように駆けた叫びの満ちる夜まで(02:ボーイソプラノ)
=================================
高澤志
=================================
明けそめし街にバイクの音高く逓送(ていそう)終えし夫(つま)帰り来る(03:
夫)
=================================
五人 
=================================
明けぬれどけふも恋ひしきこころゆゑ頼みの袖を返してぞ待つ(04:恋ひごころ)
=================================
春日山
=================================
改札を通る人、人、  、人、この不規則が芸術なワケ(09:エンゼルのひとりご
と)
=================================
佐藤羽
=================================
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや(11:屋久島)
=================================
萱野芙
=================================
憂鬱とぬいぐるみの熊に名前つけあなたは憂鬱をぷうさんと呼ぶ(14:3と1/2の熊)
=================================
兎原な
=================================
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ(17:遮断機)
=================================
浜田道
=================================
夜を走るサイレンを追う遠吠えに応えて裕子は「アキュキューイ」と言う(21:裕子の夜)
=================================
水須ゆ
=================================
みずうみのようにしずかになりたくて待っても待ってもお湯がわかない(25:いやと言うひと)
=================================
野田薫
=================================
永遠はどこにもないといいながらきみがみあげたからっぽの空(27:永遠の恋人)
=================================
やつふ
=================================
むかし
あてがわれなかったもののこと
語りあううち ほら うすい虹(29:テディ・ベア)
=================================
みのり
=================================
恋ひとつさらわれた波の方角に飛行機雲がかすれてく夏(33:夏の流線)
=================================
みうら
=================================
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす(35:晩花)
=================================
さとこ
=================================
荻窪に特急あずさ留まりて人身事故の処理は終わらず(36:断絶)
=================================
関野裕

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[17921] 第20回梨の実歌会 選歌結果その1 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月06日 (木) 22時23分

第20回梨の実歌会 3首連作歌会
選歌結果その1(連作選)

【12票】
=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす

五十嵐/近藤か/萱野芙/さとこ/絢  /佐藤羽/のんち/みうら/久野は/やつふ/みのり/都築直
=================================

【9票】
=================================
11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ

桑原賢/仲麻呂/萱野芙/あざみ/村田馨/春日山/高松凛/五人 /星川郁
=================================
17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、

浜田道/清水幸/新田瑛/萱野芙/こはく/村田馨/春日山/五人 /やつふ
=================================
23:休日

笑うにはちからが足りぬ日はあってマトリカリヤの花束を買う
身軽さの痛みはジレンマ 靴擦れをすると知りつつ履く靴のように
ベランダで「ジーンズ洗い」のボタン押す 空は青くてあたしはひとり

五十嵐/関野裕/近藤か/萱野芙/絢  /佐藤羽/久野は/星川郁/やつふ
=================================

【8票】
=================================
30:魚登場

空き箱がリボンに巻かれ遠浅のひかりをただよいながら自宅へ
貝殻をばらまくように夜は来て床に沈んでいったキッチン
魚にはまぶたがなくて死ぬときもすべてを見てる(保存しますか)

千坂麻/新田瑛/佐藤羽/春村蓬/みうら/久野は/水須ゆ/都築直
=================================
31:蛇のぬけがら

なにもかも言い当てられてしまうから蛇のぬけがらみたいに透ける
夜はもうきんきんとがる星たちのものです どうかあたたかくして
叶わない願いは言わず(うつくしいうろこの記憶)あなたのそばに

清水幸/五十嵐/千坂麻/佐藤羽/春村蓬/みうら/星川郁/都築直
=================================

【7票】
=================================
03:夫

明けそめし街にバイクの音高く逓送(ていそう)終えし夫(つま)帰り来る
朝の荷を運べる夫と病院に出かける我と目を交わすのみ
老いゆきても暖かき愛育てたし夫の太き手に触れ眠る

桑原賢/仲麻呂/関野裕/春日山/久野は/五人 /水須ゆ
=================================
10:雲/空/十月

何気ない雲に光に十月の時を感じる おいてかないで
ナナカマド小さく赤い実の数は今までついた嘘の分だけ
<幸せ>を時空単位で切り取ってまずあの人に見せたい夕日

清水幸/近藤か/春日山/高松凛/のんち/柳原栄/Ray
=================================
12:僕たちの夏

天気図にでない嵐もあるのだろう君をさんざん待たせたら雨
よく怒るところがきらいだったけど怒らせるのはいつでも僕だ
土砂降りの雨のあとには灼熱の太陽が照る僕たちの夏

さとこ/高松凛/春村蓬/みうら/久野は/兎原な/Ray
=================================

【6票】
=================================
02:ボーイソプラノ

僕たちは野に放たれた火のように駆けた叫びの満ちる夜まで
マネキンが集まる夜に紛れ込み悟られず手をつないだら勝ち
気まぐれな神の目として信号が点滅したら投石をせよ

近藤か/高澤志/新田瑛/あざみ/村田馨/高松凛
=================================
20:縁

間違ひのはじめは釦の掛違へ脱いでしまへばそれでおしまい
クジ引きで当たりしをとこを極上のをとことなさむ添ふてゆくため
大理石に並んで映るかげ見れば淡きふたりにしばし戻りぬ

森安ま/こはく/星川郁/やつふ/みのり/Ray
=================================
25:いやと言うひと

どこまでも続いてしまう空の下 懺悔のように好きと告げたし
いやという拒否の言葉をくりかえすうちにほどける意味もからだも
みずうみのようにしずかになりたくて待っても待ってもお湯がわかない

橘真知/清水幸/近藤か/佐藤羽/やつふ/みのり
=================================

【5票】
=================================
21:裕子の夜

夜を走るサイレンを追う遠吠えに応えて裕子は「アキュキューイ」と言う
裕子住む 血のつながらぬ僕の家 「生活ホーム」と制度は言えり
丑三つの天井の角に笑いかけ やがて裕子は朝を迎える

橘真知/清水幸/こはく/のんち/水須ゆ
=================================
32:八月のわらべうた

赤犬の四辻を往く尾を垂れて地獄は青空 このゆびとまれ
この岸を越えて帰らぬ背中にはあの子がほしい 花いちもんめ
かーごめかごめ 足踏み外して奈落うしろから押した人はだれ? 

森安ま/桑原賢/こはく/高松凛/兎原な
=================================
33:夏の流線

観覧車おりた後にも向日葵の匂いがしている夏の夕暮れ
恋ひとつさらわれた波の方角に飛行機雲がかすれてく夏
パラソルがしまわれていく砂浜に透明な夏の骨が散らばる

浜田道/高澤志/あざみ/村田馨/みうら
=================================
36:断絶

荻窪に特急あずさ留まりて人身事故の処理は終わらず
改札の声は溢れる擾乱の吉祥寺駅きびすを返す
秋雨が氷雨と化して覆うまで武蔵小金井踏切の音

橘真知/五十嵐/関野裕/高澤志/Ray
=================================

【4票】
=================================
19:黄体期

ひんまげた針のかたちはこぞって「む」埋めてしまった羅針盤 他
曖昧を忘れぬように街中の赤いところを指で拭って
世の果てに下げるためしまうまのしま編んだ梯子の二段目 座る

アガツ/千坂麻/水須ゆ/都築直
=================================
22:球形の部屋

密室の音波は孤独を引き連れて緩やかに充満し続ける
鍵穴はいびつでいつもドアノブに円周率をこぼし続ける
真球を壊す鍵などありはせず永遠はまだ否定されない

千坂麻/新田瑛/あざみ/Ray
=================================

【3票】
=================================
18:夏の日

夏の日のどんな思ひ出携へるカラーネイルで登校する君
染めたのを褒めて欲しいと言ひたげに我の前にて前髪揺らす
セーラーのリボン緩めて我に問ふ過去完了とか北回帰線とか

浜田道/関野裕/絢  
=================================
24:一枚の絵を壊すためのエスキース

「水面にぬけ殻ひとつ浮くを見つ。きみが造りし架空のわれの。」
野の花を詰めし肢体にあらざりき 胸乳いたみぬ白き服ぬぐ
虚飾の絵をはだしで逃げしオフェリアは曠野をゆけり高くわらひて

五十嵐/仲麻呂/高澤志
=================================
26:リフレイン

変わらじと誓いし月と相見つつ今は昔に消えしと言ふや
鳥たてば玉のはぜたる水面(みなおもて)うく月かげは千々になりぬる
明けぬれば消えゆく月とは知りながら のたまひまほし変わらじとだに

森安ま/桑原賢/絢  
=================================
34:つながれて

しじみ漁のひとに小舟にいくつもの悲鳴のごときさざ波の立つ
目にみえぬ糸で底(そこい)につながれし貝になりたし ジユウ解禁
20円引きのシールを張られいるパックのしじみ死んでゆくらし

浜田道/あざみ/星川郁
=================================

【2票】
=================================
01:夜の尾

よく食べてよく眠りなさい 布団から右手を出してふるへるこころ
あまり食べずあまり眠らずぬばたまの蒼き夜の尾がのびてゆくなり
穴のあくからだをもてり死はやさしく性はきびしく夢へいざなふ

アガツ/兎原な
=================================
04:恋ひごころ

返し着て夜衣の袖朽ち果つもとくと見せなむ夢の先々

<夜着を裏返して眠ると愛しい人の夢を見ると言うので幾夜もの涙で袖は色褪せても
夢の続きをじっくりみさせてほしいわ。>

先々の夢のつづきはありとても明くればむなしぬばたまの夜

<例え夢の続きをみて幸せな気持ちになっても闇があければ逆にむなしいのよ>

明けぬれどけふも恋ひしきこころゆゑ頼みの袖を返してぞ待つ

<夜が明け今日も今日とて恋しいあなたを待っているの、夜着まで裏返しにして>

桑原賢/春日山
=================================
06:道しるべ

青草を撚りあはせれば切れぎれに連なつてをり吐息がきこゆ
わがひざに重みをあづけて荒布はぽつりぽつりと来しかた語る
「この先は趣きあり」とう道しるべ携える手のそばにあること

仲麻呂/柳原栄
=================================
07:砂糖水の手前まで

サイダーを吸い上げながら見上げる目あなたの中に溶け込んでいる
ストローで磁石になった泡を消す あなたは誰かとメール交信
夕焼けもあなたが歩む坂道も目を閉じそっとストローで吹く

野田薫/柳原栄
=================================
08:バイブル

仰向けの君をほっとき傍らの聖書手に取るうつ伏せのまま
騎上位を君は楽しみ仰向けの僕はルカ伝途中まで読む
ベッドには裸で眠る君がいるシャツを着たなら表紙を閉じる

新田瑛/兎原な
=================================
09:エンゼルのひとりごと

トーキョー ひかりが罪に見えるところ ここはあたしのお気に入りだわ
改札を通る人、人、  、人、この不規則が芸術なワケ
お金ってきらきらしててにんげんが近寄ってきて気持ちがいいわ

柳原栄/春村蓬
=================================
14:3と1/2の熊

憂鬱とぬいぐるみの熊に名前つけあなたは憂鬱をぷうさんと呼ぶ
熊ちゃんのぬいぐるみ死に神様よあなたは僕の敵だったんだね
熊と人セックスしても新種はな、できないんだって進化などない

みのり/水須ゆ
=================================
15:みどりご

いとけなし乳母車の子は何を見る何を聴き何を感じるその目
身を弾ませ笑ふ幼を抱く父若くあれども頼もしかりき
みどりごは人恋しさや淋しさをそのまま素直に泣きて示せる

仲麻呂/村田馨
=================================
29:テディ・ベア

贈られたのはテディベア
いちばんのともだちからに
ふさわしい顔の

むかし
あてがわれなかったもののこと
語りあううち ほら うすい虹

なぐさめをありがとうって伝えてね
あなたのなかの
あの男の子に

高澤志/柳原栄
=================================

【1票】
=================================
13:手の届かない希望という名の絶望が彼方に光る十七の夏

カミュ吸ったコンタクトレンズ装(つ)ける朝コップも水もブラシも不条理
「若者には無限の可能性があ 」そういうウソはだれでも吐ける
夕焼けをタバコの煙で曇らせて未来はいらないさよなら明日

兎原な
=================================
16:メル友

面(おも)知らぬ君を祝(ほ)ぎにし誕生日メール送信延岡の空
行きずりにラジオの告ぐる事故者の名「東天」?と聞きもしや君かと
君の家をハローページに探しをり受信トレイを夜毎見し後

さとこ
=================================
27:永遠の恋人

やるせない思い一つを鍋に入れぐつぐつ煮込みきみに吐き出す
永遠はどこにもないといいながらきみがみあげたからっぽの空
羽根のない天使が飛んだ夢をみてめざめた朝にひとりと気づく

都築直
=================================
28:若者

若者のくってかかるようなメール読み父性のごとき返信を打つ
父あらぬ若者なりきひたすらに言い募りまた言い募りおる
打ち倒し越えるべきもの見出せずたださ迷いし青春なりき

浜田道
=================================

【0票】
=================================
05:われ 何処(いずこ)にも無し

心は無理 だからせめて躯だけ、孤独癒せればと思うのさ
汝(な)が土と思ひたる其(そ)は蟻地獄此処に在る我何処(いずこ)にも無し
我ひとり海に消えても支障ない捜索費用はかかるけれども
=================================
37:リバーサイド・スキン

ガンジスのように言葉を漂わすchat riverの流れのほとり
あっちかわこっちかわにもそっちかわどっちがわにもいけぬわたしは
「す」「き」「な」「の」と打ったキーボードの上に指の皮剥けじわり、血のあと
=================================


選歌参加者(略称:参加名)
森安ま:森安まり花/橘真知:橘真知子/桑原賢:桑原賢/浜田道:浜田道子/清水幸:清水幸多/アガツ:アガツマトシキ/五十嵐:五十嵐きよみ/仲麻呂:仲麻呂/関野裕:関野裕之/近藤か:近藤かすみ/高澤志:高澤志帆/千坂麻:千坂麻緒/野田薫:野田薫/新田瑛:新田瑛/萱野芙:萱野芙蓉/こはく:こはく/あざみ:あざみ子/村田馨:村田馨/さとこ:さとこ/絢  :絢/春日山:春日山/高松凛:高松凛/佐藤羽:佐藤羽美/のんち:のんちゃん/柳原栄:柳原栄三/春村蓬:春村蓬/みうら:みうらしんじ/久野は:久野はすみ/五人 /五十嵐正人(五人)/星川郁:星川郁乃/やつふ:やつふさ/みのり:みのり/兎原な:兎原なおこ/水須ゆ:水須ゆき子/Ray:Ray/都築直:都築直子

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[17920] 選歌、締め切りました 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月06日 (木) 19時48分

こんばんは。
選歌、予定通り、午後6時をもちまして、締め切りました。
昨夜から新たに、みのりさん、兎原なおこさん、水須ゆき子さん、
Rayさん、都築直子さんから選歌をいただきました。
最終的に、選歌には36名様のご参加がありました。

結果発表は、今夜中にはできると思います。
しばらくお待ちくださいませ。

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[17919] ただいまの選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月05日 (水) 23時48分

本日も選歌状況をお知らせします。
昨夜から新たに、高松凛さん、佐藤羽美さん、のんちゃん、
柳原栄三さん、春村蓬さん、みうらしんじさん、久野はすみさん、
五十嵐正人(五人)さん、星川郁乃さん、やつふささんから
選歌をいただきました。
これで合計31名様となりました。

締切りは予定通り、明日(木曜日)午後6時となっております。
どうぞお忘れなくお願いします。

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[17918] ただいまの選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月04日 (火) 23時45分

本日も選歌状況をお知らせします。
村田馨さん、さとこさん、絢さん、春日山さんから
新たに選歌をいただきました。
これで合計21名様となりました。

引き続き、よろしくお願いします。

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[17917] ただいまの選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月03日 (月) 23時37分

本日も選歌状況をお知らせします。
萱野芙蓉さん、こはくさん、あざみ子さんから
新たに選歌をいただきました。
これで合計17名様となりました。

引き続き、よろしくお願いします。

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[17916] ただいまの選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月02日 (日) 23時39分

こんばんは。
本日も選歌状況をお知らせします。

高澤志帆さん、千坂麻緒さん、野田薫さん、新田瑛さんから
新たに選歌をいただきました。
これで合計14名様となりました。

だいぶ増えてきましたね。
引き続きよろしくお願いします。

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[17915] ただいまの選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月02日 (日) 01時33分

こんばんは。
遅くなりましたが、本日も
ただいまの選歌状況をお知らせします。

アガツマトシキさん、仲麻呂さん、関野裕之さん、
近藤かすみさんから選歌をいただいたほか、
私・イガラシも選歌を終えました。

これで合計10名様となりました。
引き続き、よろしくお願いします。

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[17914] 意見交換の日程 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年11月01日 (土) 11時03分

意見交換の日程を以下のように考えてみました。
今回も、選歌結果を受けて、得票数の順に進みたいと思います。
いつものように、後戻りコメントはOKです。

11/7(金):1位、全体的な感想
11/8(土):2位、3位
11/9(日):4位、5位
11/10(月):6位、7位、8位
11/11(火):9位、10位、11位
11/12(水):12位、13位、14位
11/13(木):15位、16位、17位
11/14(金):18位、19位、20位
11/15(土):21位、22位、23位
11/16(日):24位、25位、26位
11/17(月):27位、28位、29位
11/18(火):30位、31位、32位、33位
11/19(水):34位、35位、36位、37位
11/20(木):名前つき詠草の発表

 *

初日の「全体的な感想」というのは、
去年、「W杯」「日の丸・君が代」の題詠歌会のときに、
やはり初日に、詠草全体を対象にして、
題の詠み込み方をどう評価したとか、
何を基準に選歌したかといったことを話題にしたことがあるのですが、
それと同じようなことを想定しています。

今回、選歌を終えられた方はまだ10人以下なんですが、
その人数なりに、皆さんの選歌内容を見ていて、
何を基準に選んだか、どんなところに重点を置いて連作を味わったか、といったことが
人によって、かなり違っているように感じています。

過去の連作歌会でも、たぶんそうだったのでしょうけれど、
回を重ねてきたせいか、過去2回より出詠数が多かったせいか、
あるいは、今回の作品が過去2回より多様だったということなのか、
読み方や評価の仕方が人によってかなり異なっている(らしい)ことを、
これまで以上に強く感じておりまして、
人それぞれの「連作の読み方、評価の仕方」について話し合ってみるのも、
有意義ではないかと思ったような次第です。

ですので、「全体的な感想」のときには、
まだ取り上げていない作品にもふれてくださってけっこうです。
くわしいコメントは、その作品の順番がきたときということになりますが、
全体的な感想を述べるうえで、必要に応じて話題に出してOK、といいますか。

ちょっとわかりづらいかな?
実際のようすを見ながら、「こんなことをコメントすればいいのかな」と判断して、
自由にご参加くださいませ。
せっかくの連作歌会ですから、いろいろトライしてみましょう。

疑問、質問がありましたら、どうぞ、こちらに書き込んでください。

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[17913] ただいまの選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月31日 (金) 23時44分

ただいまの選歌状況をお知らせします。
現在のところ、森安まり花さん、橘真知子さん、桑原賢さん、
浜田道子さん、清水幸多さんから選歌をいただいています。
どうもありがとうございました。

引き続き、よろしくお願いします。

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[17912] 本日の選歌状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月31日 (金) 00時07分

今回も、1日の終わりに、選歌状況をお知らせしたいと思います。
ただいまのところは、0名であります。

いやあ、迷いますよね。読みこなすのも大変だし。
私もだいぶ迷っております。
連休も控えていますので、どうぞ、じっくり選んでくださいね。

あと、選歌とは関係ないですけど、
こちらでこんなのやってます。
http://www3.diary.ne.jp/user/313869/

よかったら息抜きにどうぞ〜。

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[17911] 選歌のご案内 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月30日 (木) 22時11分

大変お待たせいたしました。
第20回「梨の実歌会」の無記名詠草(確定版)を発表しました。
選歌には、確定版の詠草をご利用ください。

今回の選歌数などは、以下をご覧くださいませ。
また、今回は、連作単位の選歌のほかに、
1首選を設けています。
ひとりでも多くの方のご参加をお待ちしています。

=============================
今回は、「選歌その1」として連作単位の選歌を、
「選歌その2」として1首単位の選歌を設けました。

「選歌その2」については、自由参加とします。
(「選歌その1」だけのご参加はOKですが、
「選歌その2」だけのご参加は受け付けません)

「選歌その1」「選歌その2」の両方に参加される方は、
同一メールで選歌をお願いします。
(2回に分けて選歌しないでください)

 *

・選歌その1

【選歌数】5作以内

ご自分なりの基準で、いいと思った連作を、5作までお選びください。
5作以内でしたら、何作でもかまいません。

【書き方】
選歌される作品の「番号」+「タイトル」をお書きください。
(集計しづらくなるので、歌の貼付は必要ありません)

↓以下の見本のようにお願いします。

(選歌その1)

01:夜の尾
02:ボーイソプラノ
03:夫

 *

・選歌その2

【選歌数】1首のみ

1首単位で読んで、いいと思った歌を、1首のみお選びください。

【書き方】
選歌される歌の「番号+タイトル+詠草」をご記入ください。

↓以下の見本のようにお願いします。

(選歌その2)

01:夜の尾
よく食べてよく眠りなさい 布団から右手を出してふるへるこころ


 *  

【受付期間】ただ今より、11月6日(木)午後6時まで
       
【送り先】五十嵐きよみのメールアドレスまで

メールの件名を以下のようにお願いします。
     
        選歌/あなたのお名前

   
 
【ご注意】
・ご自分の作品は選ばないようにお願いします。

・選歌の変更は受け付けません。

・選歌の数(5作以内、1首のみ)を間違えないようお願いします。

・選歌受取りの確認メールは、お出ししていません。ご了承ください。
 代わりに、掲示板で1日1回、選歌が届いた方のお名前を発表します。

ご不明の点は、なんでもお気軽におたずねください。
その際、なるべく掲示板でおたずねいただけると助かります。

では、よろしくお願い申し上げます。

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[17910] 第20回梨の実歌会 無記名詠草(確定版) 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月30日 (木) 22時07分

第20回梨の実歌会 無記名詠草
3首連作歌会

=================================
01:夜の尾

よく食べてよく眠りなさい 布団から右手を出してふるへるこころ
あまり食べずあまり眠らずぬばたまの蒼き夜の尾がのびてゆくなり
穴のあくからだをもてり死はやさしく性はきびしく夢へいざなふ
=================================
02:ボーイソプラノ

僕たちは野に放たれた火のように駆けた叫びの満ちる夜まで
マネキンが集まる夜に紛れ込み悟られず手をつないだら勝ち
気まぐれな神の目として信号が点滅したら投石をせよ
=================================
03:夫

明けそめし街にバイクの音高く逓送(ていそう)終えし夫(つま)帰り来る
朝の荷を運べる夫と病院に出かける我と目を交わすのみ
老いゆきても暖かき愛育てたし夫の太き手に触れ眠る
=================================
04:恋ひごころ

返し着て夜衣の袖朽ち果つもとくと見せなむ夢の先々

<夜着を裏返して眠ると愛しい人の夢を見ると言うので幾夜もの涙で袖は色褪せても夢の続きをじっくりみさせてほしいわ。>

先々の夢のつづきはありとても明くればむなしぬばたまの夜

<例え夢の続きをみて幸せな気持ちになっても闇があければ逆にむなしいのよ>

明けぬれどけふも恋ひしきこころゆゑ頼みの袖を返してぞ待つ

<夜が明け今日も今日とて恋しいあなたを待っているの、夜着まで裏返しにして>
=================================
05:われ 何処(いずこ)にも無し

心は無理 だからせめて躯だけ、孤独癒せればと思うのさ
汝(な)が土と思ひたる其(そ)は蟻地獄此処に在る我何処(いずこ)にも無し
我ひとり海に消えても支障ない捜索費用はかかるけれども
=================================
06:道しるべ

青草を撚りあはせれば切れぎれに連なつてをり吐息がきこゆ
わがひざに重みをあづけて荒布はぽつりぽつりと来しかた語る
「この先は趣きあり」とう道しるべ携える手のそばにあること
=================================
07:砂糖水の手前まで

サイダーを吸い上げながら見上げる目あなたの中に溶け込んでいる
ストローで磁石になった泡を消す あなたは誰かとメール交信
夕焼けもあなたが歩む坂道も目を閉じそっとストローで吹く
=================================
08:バイブル

仰向けの君をほっとき傍らの聖書手に取るうつ伏せのまま
騎上位を君は楽しみ仰向けの僕はルカ伝途中まで読む
ベッドには裸で眠る君がいるシャツを着たなら表紙を閉じる
=================================
09:エンゼルのひとりごと

トーキョー ひかりが罪に見えるところ ここはあたしのお気に入りだわ
改札を通る人、人、  、人、この不規則が芸術なワケ
お金ってきらきらしててにんげんが近寄ってきて気持ちがいいわ
=================================
10:雲/空/十月

何気ない雲に光に十月の時を感じる おいてかないで
ナナカマド小さく赤い実の数は今までついた嘘の分だけ
<幸せ>を時空単位で切り取ってまずあの人に見せたい夕日
=================================
11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
=================================
12:僕たちの夏

天気図にでない嵐もあるのだろう君をさんざん待たせたら雨
よく怒るところがきらいだったけど怒らせるのはいつでも僕だ
土砂降りの雨のあとには灼熱の太陽が照る僕たちの夏
=================================
13:手の届かない希望という名の絶望が彼方に光る十七の夏

カミュ吸ったコンタクトレンズ装(つ)ける朝コップも水もブラシも不条理
「若者には無限の可能性があ 」そういうウソはだれでも吐ける
夕焼けをタバコの煙で曇らせて未来はいらないさよなら明日
=================================
14:3と1/2の熊

憂鬱とぬいぐるみの熊に名前つけあなたは憂鬱をぷうさんと呼ぶ
熊ちゃんのぬいぐるみ死に神様よあなたは僕の敵だったんだね
熊と人セックスしても新種はな、できないんだって進化などない
=================================
15:みどりご

いとけなし乳母車の子は何を見る何を聴き何を感じるその目
身を弾ませ笑ふ幼を抱く父若くあれども頼もしかりき
みどりごは人恋しさや淋しさをそのまま素直に泣きて示せる
=================================
16:メル友

面(おも)知らぬ君を祝(ほ)ぎにし誕生日メール送信延岡の空
行きずりにラジオの告ぐる事故者の名「東天」?と聞きもしや君かと
君の家をハローページに探しをり受信トレイを夜毎見し後
=================================
17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
=================================
18:夏の日

夏の日のどんな思ひ出携へるカラーネイルで登校する君
染めたのを褒めて欲しいと言ひたげに我の前にて前髪揺らす
セーラーのリボン緩めて我に問ふ過去完了とか北回帰線とか
=================================
19:黄体期

ひんまげた針のかたちはこぞって「む」埋めてしまった羅針盤 他
曖昧を忘れぬように街中の赤いところを指で拭って
世の果てに下げるためしまうまのしま編んだ梯子の二段目 座る
=================================
20:縁

間違ひのはじめは釦の掛違へ脱いでしまへばそれでおしまい
クジ引きで当たりしをとこを極上のをとことなさむ添ふてゆくため
大理石に並んで映るかげ見れば淡きふたりにしばし戻りぬ
=================================
21:裕子の夜

夜を走るサイレンを追う遠吠えに応えて裕子は「アキュキューイ」と言う
裕子住む 血のつながらぬ僕の家 「生活ホーム」と制度は言えり
丑三つの天井の角に笑いかけ やがて裕子は朝を迎える
=================================
22:球形の部屋

密室の音波は孤独を引き連れて緩やかに充満し続ける
鍵穴はいびつでいつもドアノブに円周率をこぼし続ける
真球を壊す鍵などありはせず永遠はまだ否定されない
=================================
23:休日

笑うにはちからが足りぬ日はあってマトリカリヤの花束を買う
身軽さの痛みはジレンマ 靴擦れをすると知りつつ履く靴のように
ベランダで「ジーンズ洗い」のボタン押す 空は青くてあたしはひとり
=================================
24:一枚の絵を壊すためのエスキース

「水面にぬけ殻ひとつ浮くを見つ。きみが造りし架空のわれの。」
野の花を詰めし肢体にあらざりき 胸乳いたみぬ白き服ぬぐ
虚飾の絵をはだしで逃げしオフェリアは曠野をゆけり高くわらひて
=================================
25:いやと言うひと

どこまでも続いてしまう空の下 懺悔のように好きと告げたし
いやという拒否の言葉をくりかえすうちにほどける意味もからだも
みずうみのようにしずかになりたくて待っても待ってもお湯がわかない
=================================
26:リフレイン

変わらじと誓いし月と相見つつ今は昔に消えしと言ふや
鳥たてば玉のはぜたる水面(みなおもて)うく月かげは千々になりぬる
明けぬれば消えゆく月とは知りながら のたまひまほし変わらじとだに
=================================
27:永遠の恋人

やるせない思い一つを鍋に入れぐつぐつ煮込みきみに吐き出す
永遠はどこにもないといいながらきみがみあげたからっぽの空
羽根のない天使が飛んだ夢をみてめざめた朝にひとりと気づく
=================================
28:若者

若者のくってかかるようなメール読み父性のごとき返信を打つ
父あらぬ若者なりきひたすらに言い募りまた言い募りおる
打ち倒し越えるべきもの見出せずたださ迷いし青春なりき
=================================
29:テディ・ベア

贈られたのはテディベア
いちばんのともだちからに
ふさわしい顔の

むかし
あてがわれなかったもののこと
語りあううち ほら うすい虹

なぐさめをありがとうって伝えてね
あなたのなかの
あの男の子に
=================================
30:魚登場

空き箱がリボンに巻かれ遠浅のひかりをただよいながら自宅へ
貝殻をばらまくように夜は来て床に沈んでいったキッチン
魚にはまぶたがなくて死ぬときもすべてを見てる(保存しますか)
=================================
31:蛇のぬけがら

なにもかも言い当てられてしまうから蛇のぬけがらみたいに透ける
夜はもうきんきんとがる星たちのものです どうかあたたかくして
叶わない願いは言わず(うつくしいうろこの記憶)あなたのそばに
=================================
32:八月のわらべうた

赤犬の四辻を往く尾を垂れて地獄は青空 このゆびとまれ
この岸を越えて帰らぬ背中にはあの子がほしい 花いちもんめ
かーごめかごめ 足踏み外して奈落うしろから押した人はだれ? 
=================================
33:夏の流線

観覧車おりた後にも向日葵の匂いがしている夏の夕暮れ
恋ひとつさらわれた波の方角に飛行機雲がかすれてく夏
パラソルがしまわれていく砂浜に透明な夏の骨が散らばる
=================================
34:つながれて

しじみ漁のひとに小舟にいくつもの悲鳴のごときさざ波の立つ
目にみえぬ糸で底(そこい)につながれし貝になりたし ジユウ解禁
20円引きのシールを張られいるパックのしじみ死んでゆくらし
=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================
36:断絶

荻窪に特急あずさ留まりて人身事故の処理は終わらず
改札の声は溢れる擾乱の吉祥寺駅きびすを返す
秋雨が氷雨と化して覆うまで武蔵小金井踏切の音
=================================
37:リバーサイド・スキン

ガンジスのように言葉を漂わすchat riverの流れのほとり
あっちかわこっちかわにもそっちかわどっちがわにもいけぬわたしは
「す」「き」「な」「の」と打ったキーボードの上に指の皮剥けじわり、血のあと
=================================

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17909] ほっ!疲れました。 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年10月29日 (水) 23時02分

すみませんでした。
過去は、消せないということが判りました。

ありがとうございました。

http://www.ne.jp/asahi/digital/biscuit/


[17908] こんばんは、デシタ 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年10月29日 (水) 22時33分

判りました。ありがとうございます。

申し訳ありませんが、削除の練習をさせて下さい。


[17907] Re[17906]: あの〜 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月29日 (水) 22時24分

> すみません。選歌は、いくつまでいいのですか?
> お忙しい処、申し訳ありませんが、御教えください。

こんばんは。
選歌の数などのご案内は、
明晩、確定版の詠草を発表するときにお知らせしますので、
お待ちくださいませ。

ひとまず、詠草が間違いなくUPされているかどうかを
ご確認をいただければと存じます。

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[17906] あの〜 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年10月29日 (水) 21時28分

すみません。選歌は、いくつまでいいのですか?
お忙しい処、申し訳ありませんが、御教えください。


[17905] 第20回梨の実歌会 無記名詠草(暫定版) 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月29日 (水) 21時01分

第20回梨の実歌会 無記名詠草
3首連作歌会

=================================
01:夜の尾

よく食べてよく眠りなさい 布団から右手を出してふるへるこころ
あまり食べずあまり眠らずぬばたまの蒼き夜の尾がのびてゆくなり
穴のあくからだをもてり死はやさしく性はきびしく夢へいざなふ
=================================
02:ボーイソプラノ

僕たちは野に放たれた火のように駆けた叫びの満ちる夜まで
マネキンが集まる夜に紛れ込み悟られず手をつないだら勝ち
気まぐれな神の目として信号が点滅したら投石をせよ
=================================
03:夫

明けそめし街にバイクの音高く逓送(ていそう)終えし夫(つま)帰り来る
朝の荷を運べる夫と病院に出かける我と目を交わすのみ
老いゆきても暖かき愛育てたし夫の太き手に触れ眠る
=================================
04:恋ひごころ

返し着て夜衣の袖朽ち果つもとくと見せなむ夢の先々

夜着を裏返して眠ると愛しい人の夢を見ると言うので幾夜もの涙で袖は色褪せても夢の続きをじっくりみさせてほしいわ。

先々の夢のつづきはありとても明くればむなしぬばたまの夜

例え夢の続きをみて幸せな気持ちになっても闇があければ逆にむなしいのよ

明けぬれどけふも恋ひしきこころゆゑ頼みの袖を返してぞ

待つ夜が明け今日も今日とて恋しいあなたを待っているの、夜着まで裏返しにして恋ひごころ
=================================
05:われ 何処(いずこ)にも無し

心は無理 だからせめて躯だけ、孤独癒せればと思うのさ
汝(な)が土と思ひたる其(そ)は蟻地獄此処に在る我何処(いずこ)にも無し
我ひとり海に消えても支障ない捜索費用はかかるけれども
=================================
06:道しるべ

青草を撚りあはせれば切れぎれに連なつてをり吐息がきこゆ
わがひざに重みをあづけて荒布はぽつりぽつりと来しかた語る
「この先は趣きあり」とう道しるべ携える手のそばにあること
=================================
07:砂糖水の手前まで

サイダーを吸い上げながら見上げる目あなたの中に溶け込んでいる
ストローで磁石になった泡を消す あなたは誰かとメール交信
夕焼けもあなたが歩む坂道も目を閉じそっとストローで吹く
=================================
08:バイブル

仰向けの君をほっとき傍らの聖書手に取るうつ伏せのまま
騎上位を君は楽しみ仰向けの僕はルカ伝途中まで読む
ベッドには裸で眠る君がいるシャツを着たなら表紙を閉じる
=================================
09:エンゼルのひとりごと

トーキョー ひかりが罪に見えるところ ここはあたしのお気に入りだわ
改札を通る人、人、  、人、この不規則が芸術なワケ
お金ってきらきらしててにんげんが近寄ってきて気持ちがいいわ
=================================
10:雲/空/十月

何気ない雲に光に十月の時を感じる おいてかないで
ナナカマド小さく赤い実の数は今までついた嘘の分だけ
<幸せ>を時空単位で切り取ってまずあの人に見せたい夕日
=================================
11:屋久島

横たはる死骨のやうな樹のうろにたまきはる命芽生きたるなり
たうたうと流るる水の乱反射 縄文神の風に揺るるや
かそけきは眠りの森の息づかひ月と語るる命あるらむ
=================================
12:僕たちの夏

天気図にでない嵐もあるのだろう君をさんざん待たせたら雨
よく怒るところがきらいだったけど怒らせるのはいつでも僕だ
土砂降りの雨のあとには灼熱の太陽が照る僕たちの夏
=================================
13:手の届かない希望という名の絶望が彼方に光る十七の夏

カミュ吸ったコンタクトレンズ装(つ)ける朝コップも水もブラシも不条理
「若者には無限の可能性があ 」そういうウソはだれでも吐ける
夕焼けをタバコの煙で曇らせて未来はいらないさよなら明日
=================================
14:3と1/2の熊

憂鬱とぬいぐるみの熊に名前つけあなたは憂鬱をぷうさんと呼ぶ
熊ちゃんのぬいぐるみ死に神様よあなたは僕の敵だったんだね
熊と人セックスしても新種はな、できないんだって進化などない
=================================
15:みどりご

いとけなし乳母車の子は何を見る何を聴き何を感じるその目
身を弾ませ笑ふ幼を抱く父若くあれども頼もしかりき
みどりごは人恋しさや淋しさをそのまま素直に泣きて示せる
=================================
16:メル友

面(おも)知らぬ君を祝(ほ)ぎにし誕生日メール送信延岡の空
行きずりにラジオの告ぐる事故者の名「東天」?と聞きもしや君かと
君の家をハローページに探しをり受信トレイを夜毎見し後
=================================
17:遮断機

暗闇の踏み切りに赤点滅し遠くから来る汽車を待つ 立つ
過ぎてゆく汽車の轟音消えゆきて徘徊をする母の名を呼ぶ
彼方まで線路は固く伸びてゆく行くあてもなく立ち尽くして、
=================================
18:夏の日

夏の日のどんな思ひ出携へるカラーネイルで登校する君
染めたのを褒めて欲しいと言ひたげに我の前にて前髪揺らす
セーラーのリボン緩めて我に問ふ過去完了とか北回帰線とか
=================================
19:黄体期

ひんまげた針のかたちはこぞって「む」埋めてしまった羅針盤 他
曖昧を忘れぬように街中の赤いところを指で拭って
世の果てに下げるためしまうまのしま編んだ梯子の二段目 座る
=================================
20:縁

間違ひのはじめは釦の掛違へ脱いでしまへばそれでおしまい
クジ引きで当たりしをとこを極上のをとことなさむ添ふてゆくため
大理石に並んで映るかげ見れば淡きふたりにしばし戻りぬ
=================================
21:裕子の夜

夜を走るサイレンを追う遠吠えに応えて裕子は「アキュキューイ」と言う
裕子住む 血のつながらぬ僕の家 「生活ホーム」と制度は言えり
丑三つの天井の角に笑いかけ やがて裕子は朝を迎える
=================================
22:球形の部屋

密室の音波は孤独を引き連れて緩やかに充満し続ける
鍵穴はいびつでいつもドアノブに円周率をこぼし続ける
真球を壊す鍵などありはせず永遠はまだ否定されない
=================================
23:休日

笑うにはちからが足りぬ日はあってマトリカリヤの花束を買う
身軽さの痛みはジレンマ 靴擦れをすると知りつつ履く靴のように
ベランダで「ジーンズ洗い」のボタン押す 空は青くてあたしはひとり
=================================
24:一枚の絵を壊すためのエスキース

「水面にぬけ殻ひとつ浮くを見つ。きみが造りし架空のわれの。」
野の花を詰めし肢体にあらざりき 胸乳いたみぬ白き服ぬぐ
虚飾の絵をはだしで逃げしオフェリアは曠野をゆけり高くわらひて
=================================
25:いやと言うひと

どこまでも続いてしまう空の下 懺悔のように好きと告げたし
いやという拒否の言葉をくりかえすうちにほどける意味もからだも
みずうみのようにしずかになりたくて待っても待ってもお湯がわかない
=================================
26:リフレイン

変わらじと誓いし月と相見つつ今は昔に消えしと言ふや
鳥たてば玉のはぜたる水面(みなおもて)うく月かげは千々になりぬる
明けぬれば消えゆく月とは知りながら のたまひまほし変わらじとだに
=================================
27:永遠の恋人

やるせない思い一つを鍋に入れぐつぐつ煮込みきみに吐き出す
永遠はどこにもないといいながらきみがみあげたからっぽの空
羽根のない天使が飛んだ夢をみてめざめた朝にひとりと気づく
=================================
28:若者

若者のくってかかるようなメール読み父性のごとき返信を打つ
父あらぬ若者なりきひたすらに言い募りまた言い募りおる
打ち倒し越えるべきもの見出せずたださ迷いし青春なりき
=================================
29:テディ・ベア

贈られたのはテディベア
いちばんのともだちからに
ふさわしい顔の

むかし
あてがわれなかったもののこと
語りあううち ほら うすい虹

なぐさめをありがとうって伝えてね
あなたのなかの
あの男の子に
=================================
30:魚登場

空き箱がリボンに巻かれ遠浅のひかりをただよいながら自宅へ
貝殻をばらまくように夜は来て床に沈んでいったキッチン
魚にはまぶたがなくて死ぬときもすべてを見てる(保存しますか)
=================================
31:蛇のぬけがら

なにもかも言い当てられてしまうから蛇のぬけがらみたいに透ける
夜はもうきんきんとがる星たちのものです どうかあたたかくして
叶わない願いは言わず(うつくしいうろこの記憶)あなたのそばに
=================================
32:八月のわらべうた

赤犬の四辻を往く尾を垂れて地獄は青空 このゆびとまれ
この岸を越えて帰らぬ背中にはあの子がほしい 花いちもんめ
かーごめかごめ 足踏み外して奈落うしろから押した人はだれ? 
=================================
33:夏の流線

観覧車おりた後にも向日葵の匂いがしている夏の夕暮れ
恋ひとつさらわれた波の方角に飛行機雲がかすれてく夏
パラソルがしまわれていく砂浜に透明な夏の骨が散らばる
=================================
34:つながれて

しじみ漁のひとに小舟にいくつもの悲鳴のごときさざ波の立つ
目にみえぬ糸で底(そこい)につながれし貝になりたし ジユウ解禁
20円引きのシールを張られいるパックのしじみ死んでゆくらし
=================================
35:晩花

見える木と見えない木との中間に許してくれる日だまりがある
かんたんなことが一番むずかしい スペースキーののっぺらぼうめ
また会おう きみは最後になにを見たぼくはこれから晩花をさがす
=================================
36:断絶

荻窪に特急あずさ留まりて人身事故の処理は終わらず
改札の声は溢れる擾乱の吉祥寺駅きびすを返す
秋雨が氷雨と化して覆うまで武蔵小金井踏切の音
=================================
37:リバーサイド・スキン

ガンジスのように言葉を漂わすchat riverの流れのほとり
あっちかわこっちかわにもそっちかわどっちがわにもいけぬわたしは
「す」「き」「な」「の」と打ったキーボードの上に指の皮剥けじわり、血のあと
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[17904] 詠草、締め切りました 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月29日 (水) 20時07分

詠草の受付け、予定通り、
午後6時をもちまして、締め切りました。

合計37名の方から出詠をいただいた模様です。
どうもありがとうございました。

暫定版の発表まで、今しばらくお待ちくださいませ。

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[17903] 本日の出詠状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月29日 (水) 00時24分

こんばんは。
今夜の分の詠草受取りメールが遅れておりますが、
ただいまのところ、合計30名様から詠草をいただいている模様です。

締切りは予定通り、本日(水曜日)午後6時となっていますので、
出詠を予定されている方は、時間厳守でお願いします。

#なお、今回は、事前に「障害物」に挑戦された方のみ、
 出詠を受け付けていますので、ご了承ください

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[17902] 本日の出詠状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月28日 (火) 00時21分

本日の出詠状況をお知らせします。
昨日から2作増えまして、
現在、合計22名の皆さまから詠草をお預かりしています。
おかげさまで、だいぶ集まりました。

引き続き、よろしくお願いします。
締切りは、予定通り、水曜日の午後6時です。

ちなみに、明日は仕事で帰宅が遅くなる予定でして、
各種対応、遅れがちになってしまうかもしれません。
恐縮ですが、あらかじめご了承くださいませ。

#なお、今回は、事前に「障害物」に挑戦された方のみ、
 出詠を受け付けていますので、ご了承ください

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[17901] 本日の出詠状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月27日 (月) 00時10分

本日の出詠状況をお知らせします。
(昨夜はサボっちゃって、失礼しました)

おとといから8作増えまして、
現在、合計20名の皆さまから詠草をお預かりしています。
おかげさまで、だいぶ集まりました。

引き続き、よろしくお願いします。

#なお、今回は、事前に「障害物」に挑戦された方のみ、
 出詠を受け付けていますので、ご了承ください

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[17900] 本日の出詠状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月25日 (土) 00時04分

本日の出詠状況をお知らせします。
昨夜から2作増えまして、
現在、合計12名の皆さまから詠草をお預かりしています。

この土日にだいぶ集まるかな?
引き続き、よろしくお願いします。

#なお、今回は、事前に「障害物」に挑戦された方のみ、
 出詠を受け付けていますので、ご了承ください

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17899] 本日の出詠状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月23日 (木) 23時56分

本日の出詠状況をお知らせします。
昨夜から2作増えまして、
現在、合計10名の皆さまから詠草をお預かりしています。

引き続き、よろしくお願いします。


http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17898] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月23日 (木) 22時02分

>しのざきさん

いらっしゃいませ。
マラソン完走、お疲れさまでした。

歌会、まるごと11月にしちゃうと、
最後のほうがマラソンの終盤と重なってしまって、
手が回らなくなりそうだったので、
少し前倒ししてしまったのでした。
面目ない・・・。
ぜひまたご参加くださいね。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17897] 無題 投稿者:しのざき香澄 投稿日:2003年10月23日 (木) 00時48分

五十嵐様
前回の歌会、そしてマラソンでは大変お世話になりまして
ありがとうございました。
少しNETから離れていたため・・・
(次回歌会は来月だと勝手に思いこんでもいたり・・)
今回は楽しく拝見させて頂こうと思っています。

http://www.h5.dion.ne.jp/~kasumi25


[17896] 本日の出詠状況 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月23日 (木) 00時07分

本日の出詠状況をお知らせします。
ただいま、8名の方から詠草をお預かりしています。
どうもありがとうございました。
滑り出し好調ですね〜。

引き続き、よろしくお願いします。

#なお、今回は、事前に「障害物」に挑戦された方のみ、
 出詠を受け付けていますので、ご了承ください

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17895] うううん〜すごい 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年10月22日 (水) 23時54分

すばらしい対応の早さ・・・ついていけないような気がしてきました。
さとこさんは、わかりやすいとおっしゃるし・・・。
もう一度読み直します。

「のんちゃん」の件は、よく判りました(ちゃんを消しても又すぐちゃんがついちゃう)

なにはともあれ・・・ありがとうございました。


[17894] ありがとうございました。 投稿者:さとこ 投稿日:2003年10月22日 (水) 23時01分

五十嵐さんへ

こんんばんは。
早急な対応、ありがとうございました。
丁寧なご説明、とってもわかりやすいです(*^-^*)

のんちゃん。
さとこ宅訪問、うれしいです♪
これからもいつでも歓迎!お待ちしております。


[17893] 掲示板の機能説明 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月22日 (水) 22時50分

この機会に、この掲示板の機能について
ご説明しておきますね。
以下にまとめましたので、ご覧ください。

ネットやパソコンに不慣れな方は、
ご質問いただければ、できるだけ対応したいとは思いますが、
忙しくなると、手が回らなくなる可能性もあるので、
ネットやパソコンの利用法についてのサイトをご覧になるとか、
(検索すればたくさん出てくると思います)
パソコンについてきた案内書を読まれるとか、
ご自分でも調べてくださいますようお願いします。


==============================
・削除機能
この掲示板は、投稿前に「削除キー」を入力しておかれますと、
発言者自身が自分のコメントを削除することができます。
一度入力しておくと、次の投稿の際からは入力の必要がありません。

削除したいコメントができた場合は、
画面の下まで降りて、「削除キー」と「コメントのナンバー」を入力し、
「記事削除」をクリックすればOKです。

ただ、意見交換に入ると、
そのコメントにすぐさまレスがつく可能性もありますし、
ちょっとした誤字・脱字程度は、お互い様ということで、
気にされなくてもいいと思います。

・主催者の削除・訂正機能
主催者(私)は、全コメントの削除・訂正機能を持っていますが、
過去、「削除キー」の入力を忘れた発言者からの依頼があったときを除いては、
参加者のコメントを削除したことはありません。
また、これからもするつもりはありません。

いわゆる問題発言があった場合は、話し合いで解決したいと思っています。
また、これまでもしてきたつもりです。

訂正機能は、うっかり作者バレにつながる発言をされた場合に、
何度かお名前を伏字にするというかたちで行使しました。
今後も、そのように対処すると思います。

・返信機能
この掲示板には「返信」機能がありますが、
もとになった発言が > マークで表示されるだけで、
もとの発言に対して、ツリー状にレスがくっついていくわけではありません。

なので、ほかの方のコメントを引用される場合は、
コピー&ペーストして、自分で > マークを記入しても十分と思われます。

・過去ログ機能
この掲示板には、過去ログ機能があります。
1ページ50件×2ページ=100件を越えたコメントは、
自動的に過去ログに保存されます。

掲示板の上の「過去ログ」をクリックしていただくと、
過去の全コメントをお読みいただくことができます。

・主催者のメール受信機能
主催者(私)は、掲示板のコメントをメールで受け取る機能を有しています。
そのため、いったん書き込まれた後で削除されたコメントも、
私の目にはふれております。なにとぞご了承ください。

ただ、削除されたコメントに対して、掲示板で意見を述べることはありません。
たまに、削除されたと思わずにレスしてしまうことがありますが、
その場合は、削除に気づいた時点(たいていはレスを投稿した時点)で
そのレスを削除するようにしています。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17892] Re[17891]: ありがとうございます。 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月22日 (水) 22時44分

>のんちゃん
> あっ!出来れば「のんちゃんさん」はやめて「のんちゃん」と呼んでいただけないでしょうか?

はい、了解しました。
では、「のんちゃん」と呼ばせていただきますね。

>これも最初に投稿者「のん」と書き込めば良かったと反省。ゴメンナサイ。(誰
>も見てないうちに勝手に直しちゃおかな)

それだと「のんさん」になってて、
ちょっと妙な気も・・・。(^^;;;

それはそうと、お名前、詠草を「のんちゃん」のお名前で受け付けましたので、
ひとまず今回だけでも、「のんちゃん」で統一してくださるようお願いします。
大人数につき、紛らわしくなってしまうので、ぜひご協力くださいませ。

また、掲示板の機能については、改めてご案内したいと思いますが、
こちらの掲示板は、削除機能はありますが、訂正機能はついていません。
(ただし、管理人は削除、訂正ともに可能ですが)

そんなわけなので、お名前の件はともかく、
今後、いったん投稿された内容を変更されたい場合は、
削除キーを使って(事前に入力しておいてください)先の投稿を消し、
改めて投稿してくださいますようお願いします。

あ、ただ、先の投稿をコピーしておかないと、
まったく消えてなくなりますので、ご注意くださいね。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17891] ありがとうございます。 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年10月22日 (水) 22時19分

はじめまして(*^v^*)さとこさん
ごめんなさい。まだ、パソコンよく判らないので、こちらこそご迷惑を掛けていないか心配です。おっと!さとこさんから届いてる・・・と思って、今、受信を覗いたけど、誰からも書き込みはなかった・・・(こうやってパソコンを打っていても自分の言葉じゃないみたい)え〜い!じれったい。早く打てればいいが、手が想いについてこれない。

五十嵐さん
勝手に立ち寄って、m(_ _)m
さとこさん宅へ遊びに行きます。行けるかな?

あっ!出来れば「のんちゃんさん」はやめて「のんちゃん」と呼んでいただけないでしょうか?これも最初に投稿者「のん」と書き込めば良かったと反省。ゴメンナサイ。(誰も見てないうちに勝手に直しちゃおかな)


[17890] ごめんなさい。 投稿者:さとこ 投稿日:2003年10月22日 (水) 19時25分

こんばんは。

返信ボタンを押したら、そのまま送信になってしまいました。
削除キー入れたのですが、なぜか削除できなかったです。
五十嵐さん、もし出来たら消してください。すみませんm(_ _)m

のんちゃんさんの坂口弘歌稿を引用しようと思ったのでした。

はじめまして(*^-^*)のんちゃんさん。
わたしも最近、坂口弘歌稿を読んで心に染みました〜。
浅間山荘事件って全然知らないのですが、
それはとても悪いことだと思います。
でも、事件の悪い悪くないという側面はおいておいて、
すばらしい歌だと思いました。


[17888] エントリー、締め切りました 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月21日 (火) 23時59分

皆さま、「障害物」に挑戦してくださり、ありがとうございました。
ざっと数えたところ、挑戦者は41名だったでしょうか。
人数を抑えることには全然役立たなかったようですが、
連作歌会に意欲的に参加してくださる方を募りたいという、
「障害物」本来の目的は果たせたと思います。

というわけで、ただいまより詠草を受け付けます。
[歌会のご案内]に見本作品を掲載していますので、そちらをご覧の上、
タイトルをつけた3首連作をイガラシまでメールでお送りください。

・今回の出詠は、「障害物」に対するご回答をいただいた方のみとさせていただきます。

・ただし、選歌以降のご参加はこの限りではありません。
 選歌以降は、どなたでも自由にご参加ください。

・出詠資格を得られた方も、実際に出詠する・しないは自由です。
 急に都合が悪くなったとか、作品が詠めなかったとか、
 予想していたより大人数になりそうなので、ちょっとな〜とか、
 どうぞ、自由にご判断くださいませ。

・出詠の締切りは、厳守でお願いします(私、締切りにウルサイです(^^;;; )

では、皆さまの作品、楽しみにお待ちしています。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17887] >浜田さん 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月21日 (火) 23時55分

詠草は、12時を過ぎましたら、
メールで私宛にお送りください。
こちらにUPされると、作者名がわかってしまいます。
(ので、削除させていただきました)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17886] ほっ!ひと安心 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年10月21日 (火) 23時24分

五十嵐さん、ありがとうございます。
少し、ほぐれました。
肩の力を抜いて、お世話になりま〜す。


[17885] おお、さらに続々と・・・ 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月21日 (火) 22時59分

>清水さん
こんばんは。
駆け込みありがとうございます。
「森番」は、確か「空には本」の冒頭の連作ですよね。
考えたら、私、寺山の短歌を、
連作として意識して読んでいなかったような気がします。
う〜ん、今度、改めて読んでみよっと。

>のんちゃんさん
はじめまして。
いらしてくださって、どうもありがとうございます。
どうぞ、お気楽にご参加くださいね。

>未知の世界の魅力。なにかお題でもあるのか心配。
>出来なかったら謝って許してもらえるのかも心配。
>心配なんだけど、なんだかワクワクしちゃいます。

これは、今回の歌会についてのご質問でしょうか?
今回の連作歌会には、お題はありません。
自由に詠まれた3首の連作(タイトル付き)でご参加ください。

また、「障害物」にチャレンジして、参加資格を得られた方が、
実際に参加されるかされないかは、自由です。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17884] 連作歌会に参加希望 投稿者:のんちゃん 投稿日:2003年10月21日 (火) 22時31分

はじめまして、緊張します。

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由
     パソコンにも作歌にも慣れていないので厚かましい
     かもしれないが、連作もパソコン歌会も勉強したい。

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか
     未知の世界の魅力。なにかお題でもあるのか心配。
     出来なかったら謝って許してもらえるのかも心配。
     心配なんだけど、なんだかワクワクしちゃいます。

3)自分の好きな連作について
     連作と言っていいのか判らないが、今、坂口弘歌稿が染みる。
     わが胸にリンチに死にし友らいて雪折れの枝叫び居るなり
     嵐去り格子に垂れる玉の水闘いし後の充足と見ゆ
                      ひとつの連作だと思う。

短歌を読むのは好きだが、詠む方は初心者。

迷いに迷いました・・・が、どうぞよろしくお願いします。


[17883] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月21日 (火) 22時27分

>村田さん
こんばんは。
連作歌会でご一緒させていただくのは初めてですよね。
楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。

>直子さん
連作についてのご意見、ありがとうございました。
ストーリーもの大好きな私としては、耳が痛いですぅ。
たまたま私も、絵画でも連作ってあるなあということを考えていたので、
高野公彦さんのお言葉、とても参考になりました。

>あざみ子さん
今回もご一緒できそうですね。
そっか、考えたら、今回の歌会が今年最後の歌会なんですよね。
早いなあ・・・(しみじみ)。

>柳原栄三さん
はじめまして。
いらしてくださってどうもありがとうございます。
何かご不明の点がございましたら、
遠慮なくおたずねくださいね。

>のらねこさん
改めての書き込み、どうもありがとうございました。
久しぶりのご参加、楽しみです。
またよろしくお願いします。

>高松凛さん
駆け込みありがとうございます。
実際に走ったら、私は最初のハードルでこけて、
リタイアしちゃいそうです。(^^;;;
どうぞ今回もよろしくお願いします。
一緒に楽しめたらいいですね。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17882] 連作歌会参加します 投稿者:清水幸多 投稿日:2003年10月21日 (火) 22時26分

今日は近所の葬式の手伝いがあって今帰宅しました。
なんとか駆け込めてよかったです。

3)自分の好きな連作について(具体的な連作のタイトルと作者名を挙げてお書きください)

寺山修司の歌集「空には本」収録の「森番」

  海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり

など、名歌ぞろいです。

http://www3.diary.ne.jp/user/343254/


[17881] 駆け込みで 投稿者:高松凛 投稿日:2003年10月21日 (火) 21時18分

五十嵐さん、皆さんこんばんは。
締め切りぎりぎりになってしまいましたが障害物、超えてみようと思います。
実際に障害物競走をしたら、全部ハードル倒しそうなんですが(汗)


1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

「連作」という作品自体、鑑賞も自作もあまりしていなかったので、これを機会に少しじっくり理解を深めてみたいと思いました。

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

いくつかの歌をまとめることで、一首では表現できない「何か」を表現できる可能性が広がるところ。

3)自分の好きな連作について(具体的な連作のタイトルと作者名を挙げてお書きください)

以前の連作勉強会で取り上げられた、久野はすみさんの「シネマ・ルナティック」…すいません、他にあんまり知らないんです(汗)…といっても、知ってるから書いたわけじゃありません(汗)今でも一首目のうたは、出だしとしても一首そのものとしてもとてもステキだと思っています。

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい
連作にして意味があった、と思えるような作品を作ってみたいです。今回は一からの手探りですのでまだまだな出来かもしれませんが…皆さま、よろしくお願いいたします。

http://www.h3.dion.ne.jp/~kotodama/


[17880] 障害物ですか 投稿者:のらねこ 投稿日:2003年10月21日 (火) 18時01分

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

連作ちうものがよくわかりませんもので体で覚えろということで

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

文字が多いところです。使える文字の31(前後)乗の有限な言葉から使える文字の93(前後)乗に表現の可能性が増える気がしまして。

3)自分の好きな連作について

夢野久作の猟奇歌が好きです

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい

歌で世界を創って、その歌をぱんと潰せば世界もぱんといって潰れるような歌を詠みたいです。


どうかよろしくお願いします。


[17879] 好きな連作 投稿者:柳原栄三 投稿日:2003年10月21日 (火) 16時41分

北原白秋『桐の花』中の「春を待つ間」V「雪」です。青春と雪、果てしなく美しい一連です。僕が短歌を始めるきっかけになりました。


[17878] かんたんですが、よろしくお願いします。 投稿者:あざみ子 投稿日:2003年10月21日 (火) 15時20分

☆五十嵐さん、みなさん

こんにちわ。
遅ればせながら、オフ歌会の詠草、ありがとうございます。
魅力的な歌がたくさん!
参加できなかったのが悔やまれます。

連作歌会もぜひ参加させていただきたく、宿題提出いたします。
すでにつくってはみたのですが、はたしてそれを出詠するかどうかはこれから考えます。

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

梨の実歌会に参加させていただくようになって、約1年になります。
1首を詠んでいて、31文字では足りないと思うこともしばしば。
1首では詠みきれないテーマをいろいろな角度から詠んで深めてみたいと思います。
一年のまとめもこめて。


[17877] 出走登録 投稿者:都築直子 投稿日:2003年10月21日 (火) 15時15分

五十嵐さん、みなさん、こんにちは。
今回は選歌のみの参加を考えていたのですが、障害物を見ると越えたくなるタチなので、ともあれ出走登録だけはしておくことにいたしました。

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい

連作というのは、まさに星川さんがおしゃっている「つながり方の濃度のちょうどよさかげん」がすべてだと思います。私のような連作初心者は、ついストーリー中心の展開に作ってしまうのですが、そういうのは読んで短歌としておもしろくない。エッセイや小説じゃないんですから。
私が目指す連作は、ストーリーの流れでつながるのではなく、一首ごとの「心の肌理とか気分の織目とかいったもの」(大岡信)でつながっているものです。具体的には、連作中に連続して置かれた次のような二首を指します。

馬を洗ひ終へて青年みづからも晩夏の河に身をひたすなり  高野公彦 「天の咽喉」
病人のいのち亡びし朝のそら碍子は濡れて歯のごとくあり

高野公彦 『汽水の光』 大岡信の解説より
>両者の並列が生み出す情緒は独特なもので、散文的に布衍することはできない。(中略)
つまり、絵画を論じる際に用いられるマチエール(材質の存在感)とかテクスチャー(肌理の粗密硬軟その他全体的な感じ)といった言葉が、こういう歌を語る場合最も適しているとさえ思われるような、そういう性質の歌の配列が、ここにはあるのだ。

「マチエールとかテクスチャーでつながっている連作」。
なんてかっこいいんだろう、と私はこの文を読んで思いました。以来ずっとあこがれています。


[17876] よろしくお願いします。 投稿者:村田 馨 投稿日:2003年10月21日 (火) 12時52分

村田と申します。次回の歌会に参加を希望します。

帰宅後では日付がかわるかもしれないので、昼休みの間に手短に書き込みます。

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい

連作短歌で叙事詩を書いてみたい。

以上です。よろしくお願いします。


[17875] 嗚呼、訂正人生 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月21日 (火) 08時04分

>みうらさん
>正確には、今日いっぱいでーす。(よね? 五十嵐さん)

フォローありがとうございます。
書き込みをしたとき、すでに日付が変わってましたね。
締切りは今日(21日)いっぱいです〜。

さらにもうひとつ訂正。
絢さんも初参加でしたね。
どうも失礼しました。(^^;;;

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17874] Re[17873]: 「障害物」の締切りは、明日いっぱいで〜す 投稿者:みうらしんじ 投稿日:2003年10月21日 (火) 00時52分

正確には、今日いっぱいでーす。(よね? 五十嵐さん)
まだの人は、早めに駆け込みましょう。

けっこう作品が集まりそうで、選歌が大変そうな予感がしますね。

余談ですが、ぼくは年齢は、たいてい若く見られます。

http://www.mnet.ne.jp/~miusin/


[17873] 「障害物」の締切りは、明日いっぱいで〜す 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月21日 (火) 00時24分

>郁乃さん
こんばんは。
今回もご参加いただけそうで、うれしいです。
またみんなで楽しみましょう。
よろしくお願いします。

 *

ところで、先ほどの訂正を。
今回の初参加は、浜田さんもいらっしゃいましたね。
マラソンでおなじみで、初めてという気がしなかったので、失礼しました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17872] 参加希望です。 投稿者:星川郁乃 投稿日:2003年10月21日 (火) 00時13分

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

連作に限らず、まだまだ勉強不足なのですが
とくに構成についてはつくづく力が足りないと感じています。
最初から連作と意識してつくることはあまりないのですが
つながり方の濃度のちょうどよさかげんみたいなものが
まだ掴めません。
勉強する機会をいただきたいです。

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい

漠然と、いつか連作で作りたいと思うテーマが幾つかありますが
どうにも漠然の域を出ません。
まるきりノンフィクションな物語みたいなのをやってみたい、
時事詠にも挑戦したい、と
夢は見るのですがまだまだ……。

-------
ところで先日のオフ歌会、参加できずとても残念です。
次の機会がありましたら是非、と
そちらも夢見ています。


[17871] ありがとうございます 投稿者:森安まり花 投稿日:2003年10月21日 (火) 00時07分

>五十嵐さま
ありがとうございます!楽しみです。どうぞよろしく御願い致します。


[17870] またまた、こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月20日 (月) 23時48分

>浜田道子さん
わあ〜、いらっしゃいませ!
題詠マラソンでは、素敵な歌をたくさん読ませていただいて、
ありがとうございました。
歌会にも参加に名乗りをあげてくださって、うれしいです。

>夫のことを君とよんで相聞歌を詠んでみたい。

いいですねえ。浜田さんの相聞歌、読ませていただきたいです〜。


>森安まり花さん
ようこそいらっしゃいませ。
今回、初参加の方がまだいらっしゃらなかったので、うれしいです。
(あ、緊張させてしまったらごめんなさい。どうぞ、お気楽にご参加くださいね)

歌会の進行で、何かおわかりにならない点がございましたら、
遠慮なくご質問くださいね。
どうぞよろしくお願いします。


>久慈さん
こんばんは〜。
マラソン、快調ですね!

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17869] Re[17857]: ぁあ〜それそれ 投稿者:久慈八幡 投稿日:2003年10月20日 (月) 23時34分

>この前のオフ歌会も、年齢不詳な人の集団って感じで面白かったです。

僕も年齢不詳ってよく言われます。

http://www.ccnetmie.ne.jp/kuji8/


[17868] はじめまして。 投稿者:森安まり花 投稿日:2003年10月20日 (月) 22時34分

五十嵐さま、みなさまはじめまして。森安まり花と申します。短歌を始めてやっと9ヶ月、最近とみに“批評される場”の必要性を感じて焦っていたところ、こちらのHPにたどり着きました。こんな素人が飛び入りで参加させて頂いてもよろしいのでしょうか・・・?

一応参加希望理由を述べさせて頂くと、
1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由
連作という形式にそれほど強く惹かれているわけではないのですが、自分の作る歌はいつの間にか連作的になっていることに気づいたので、いちどきちんと“連作”について考えてみたいと思いました。

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか
あけすけな素人考えでは、連作にした方が一首一首に説明を織り込む必要がなく意味が伝わるので楽な気がします。でもこれだけではみなさんがおっしゃっているように逃げというかフェイクですよね。そうではなく余計な説明口調を排し表現の質を高めることができたら、それこそ連作の魅力だと考えます。

3)自分の好きな連作について
恥ずかしながらほとんど歌集を読んだことがないのでこれというものはありません。すみません・・・。

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい
2)の項で書いたように意味は十分通じるけれどもファンタジックな歌を自由に詠めたら楽しいだろうなと思います。

こんな回答で果たして障害物は乗り越えられますでしょうか?


[17867] 参加させてください 投稿者:浜田道子 投稿日:2003年10月20日 (月) 21時49分

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由
連作歌会ということで始めてではありますが是非参加させて頂きたいのですが‥
1首では詠みきれない想いを連作で伝えられるのではと考えますので。
4)いつか、こんな連作を詠んでみたい
夫のことを君とよんで相聞歌を詠んでみたい。そして自分の内面を見つめた歌も。



[17866] Re[17865]: よろしくおねがいします。 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月20日 (月) 21時47分

>仲麻呂さん
> 連作に対する感想をとのことでコメントさせていただきます。半年のキャリアですので、知識がないので、3首がなんらかのつながりをもち作者の思いを伝えている作品をめざしたいです。または一つのテーマのもとに3首の作品ということで
> よろしいでしょうか。

早々にありがとうございます。
すみません、お願いの仕方がよくなかったようで、
どの質問に対する回答か、質問の番号も書き添えていただきたかったのですが、
内容からすると、1)でしょうか。4)のようにも思えますが。

ひとまず1)ということで、受け付けました。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17865] よろしくおねがいします。 投稿者:仲麻呂 投稿日:2003年10月20日 (月) 21時00分

連作に対する感想をとのことでコメントさせていただきます。半年のキャリアですので、知識がないので、3首がなんらかのつながりをもち作者の思いを伝えている作品をめざしたいです。または一つのテーマのもとに3首の作品ということで
よろしいでしょうか。


[17864] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月20日 (月) 19時51分

>仲麻呂さん、のらねこさん
こんばんは。
連作歌会に参加のご意思は了解したのですが、
「歌会のご案内」をご覧の上、
1)〜4)のどれかについて、ご回答をお願いします。

もし、先の書き込みが、いずれかに対する回答ということでしたら、
該当する質問の番号をお知らせください。
それをもちまして、「障害物」クリアとさせていただきますので、
どうぞよろしくお願いします。

>佐藤羽美さん
ご回答、どうもありがとうございます。
私も最初から連作らしきものからスタートした口なんですが、
(高校生のときのは別としても)
一首の独立性については、大きな課題です。
一緒に勉強していけるといいですね。

>正人さん
エントリーありがとうございます。
とりあえずとおっしゃらず、ぜひご出詠くださいね。
やはり、自分も出詠していると、
ほかの方の作品を読むのにも、力が入るものだと思います。
どんな作品に出会えるか、楽しみですね!

>こはくさん
いらっしゃいませ。
今回もご一緒できそうですね。うれしいです。
どうぞ、この場を有効活用してくださいませ。
またみんなで楽しみましょう。

>春日山さん
こんばんは。
決心していただけて、うれしいです。
1+1+1=3ではなくて、
1+1+1>3になるような連作を私も目指したいです。
どうぞよろしくお願いします。

>那由さん
こんばんは。
年齢の話に反応ありがとうございます。
近ごろ、肉体の衰えを痛感することも多いんですけど、
(40歳を超えてから、顕著です〜)
気持ちは老け込まずにいたいですよねえ。


http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17863] 参加させてください。 投稿者:春日山 投稿日:2003年10月20日 (月) 18時57分

T)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

いままで連作を創ったことがなく、またその機会もなかったので。今回、「場」を得たので詠めるかなと不安ながらも挑戦してみます。今日まで迷っていて、やっと決心しました。

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

三首、五首とその纏まりで1個の作品を構成するが、一首一首にも独立性があり、一首に
三の力があるとすれば(例えが適切でないかもしれないが)三首の連作で優れていれば九
ではなく十、十五というような感動を与えるのではないかと思います・・・・。

五十嵐さん皆さん宜しくお願いします。能書きのような歌が詠めればいいのですが・・・。


[17862] 参加させてください 投稿者:こはく 投稿日:2003年10月20日 (月) 18時13分

うかっとしている間に締め切り前日となっていました〜(汗)

今回も是非、参加させてください。

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

連作、というのがつかみ切れていないから、ということと、以前、連作を作ろうとしたのですが結局 中途半端なままで終わってしまったからです。
みなさんの作品からいろいろ学ばせていただこうと思ってます!

どうぞよろしくお願いします。


[17861] とりあえず、参加表明 投稿者:五十嵐正人(五人) 投稿日:2003年10月20日 (月) 17時35分

連作歌会、とりあえずエントリーします。

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

本当は、一つの歌でビシッと表現できればいいのですが、技術等が伴わないため、連作になってしまうという「後ろ向きな連作」しか生まれてきません。これを少しでも「前向きな連作」にしたいと思い、エントリーしました。
それから、連作の短歌を何作品も読める機会は、そうそうないだろうと思い、ちょっとワクワクしています。

よろしくお願いします。

http://members.jcom.home.ne.jp/mizunami/


[17860] 参加希望いたします 投稿者:佐藤羽美 投稿日:2003年10月20日 (月) 17時13分

前回、梨の実歌会に初めて参加させていただいた佐藤羽美です。
障害物に少し緊張しながらも、参加希望を表明します。

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

私は短歌を詠み始めてまだ2年目の若輩者なのですが、はじめから連作としてつくっていたような気がします。(連作とは何かをまだしっかり把握していないので、言い切れません…)
しかしそれらは、五十嵐さんが示してくださった、『岩波短歌辞典』からの引用にもあるように、「ただ背景を説明するための詞書き的な一首」や、「連作の中でしか理解されない」短歌なのだと感じています。

前回同様、今回の歌会でも五十嵐さんやみなさまの議論を通して勉強させていただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。


[17859] よろしくお願いします 投稿者:のらねこ 投稿日:2003年10月20日 (月) 16時59分

前回も気がついたら、歌会がはじまっておりまして、指をくわえて見ておりました。
今回は是非参加させてください。
連作というのはあまり詠んだことがないので勉強させていただきます。
えーっと黒魔術をやってる方たちの詠唱呪文では、重ね掛けして効果を強めることの出来る派と全身全霊で1つの呪文をとなえる派とあるそうなんですが。
えーおねがいします。


[17858] 無題 投稿者:仲麻呂 投稿日:2003年10月20日 (月) 15時46分

今まで連作はしたことがなく、一日10首くらいは作ったことがありますが、
意味とか内容に前後のつながりがありませんでした。何とか人の連作などを
参考にしながら作れれば参加したいです。何かひとつをテーマに3首つくってみますので、受験票だけ提出します。謎彦様のサイト何度かおじゃまして短歌を読ませてもらいました。また勉強してみますので、よろしく


[17857] トシ 投稿者:遠山那由 投稿日:2003年10月20日 (月) 09時10分

肉体的にはずっと「若かった」はずの20代のころより、もうすぐ40歳になる今の方がいろんな意味で「若い」と自分では感じています。気分転換が上手になったし、ネガティブな感情をあんまり引きずらなくなったし、ダメージを受けても回復が速くなったし。
肉体的な年齢ってのは確かにあるんだけど、トシ取ってくると個人差が激しくなってくるなぁ、とも思っています。特に50歳を過ぎると差が激しいように思えます。既に老人臭をプンプンさせている人もいれば、白髪だけど若々しさをみなぎらせている人もいる、って感じで。

何か表現をする人は特に、トシが重なるほど年齢不詳になっていく感じがしますね。この前のオフ歌会も、年齢不詳な人の集団って感じで面白かったです。

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[17856] 年齢のこと 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月19日 (日) 10時07分

昨日、お昼を食べながら、年齢の話になって、
たまたま前の席にすわっておられた
もうすぐ60歳だという先輩歌人さん(♀)が、
「だいぶ前から、自分の年齢はどこかでとまっていて、
回りがどんどん大人になってくる、という感覚なのよ」
とおっしゃっていたのが印象に残りました。

まだ実感は伴わないけど、わかる気がするなあ。
それって、楽しそう。

現実に年齢差が縮まるわけじゃないんだけど、
感覚としては縮まってくるように思えるんだろうな。

(なんか、昨日から、日記に書けばいいようなことを
ここに書いておりますが・・・)

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17855] おっと、 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月18日 (土) 21時01分

入れ違いでしたね。>桑原さん
障害物に挑戦してくださって、ありがとうございます。
連作歌会、予定とおっしゃらず、ぜひご参加くださいね。
楽しみにしています。



余談なんですけど、今日、予選選者をしてみたところ、
学校単位の応募が大半につき、
ある学校(クラス)は運動会ネタばかりとか、
別のところは修学旅行ネタばかりとか、
そういうことがとっても多いんですね。

で、思い出したんだけど、
私がはじめて短歌を詠んだのもこの手のことだったなあ〜。
高2のとき、修学旅行の思い出を文章にしなくてはいけなくて、
ちょうど教科書で短歌を習っていたから、
歌を詠んで提出したのでした。
原稿用紙最低1枚とか規定があったから、
何首か詠みました。
いま思うと、それが初めての連作だったともいえるかも。
センセが勝手に応募して、小規模な大会で賞をもらった覚えがあります。

ところで、今日の歌で、ある学校の運動会ネタに頻出したんだけど、
「満水リレー」ってなあに?
バケツリレー(!?)みたいなもの?

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17854] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月18日 (土) 20時47分

こんばんは。
連作歌会の障害物競走、一段落しちゃってるみたいですね。
どうしようかなと迷っておられる方は、
どうぞ、思いきってチャレンジしてみてくださいね。

本日は、NHK全国短歌大会ジュニア部門というのの
予選選者をしてきました。
正規の選者の方が選考をされる前に、
おおざっぱに選をするというもので、
なかなか楽しかったです。
いい経験でした。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17853] 参加希望 投稿者:桑原賢 投稿日:2003年10月18日 (土) 20時45分

こんにちは。
歌会2回目参加(予定)の桑原賢です。

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

 1首だけでも独立した良さを味わえて,連作で読むとまた違った良さが発見できるというところでしょうか。
 ただ,実際詠もうとすると,連作の構成に気持ちがいってしまって,1首の独立性が弱くなるのが,連作の難しいところと思っています。

 歌会ビギナーと私としては,連作の歌会とは,一体どんなになるのか,楽しみであります。よろしくお願いします。


[17852] 連作歌会に参加ご希望の皆さまへ 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月16日 (木) 21時43分

◆第20回歌会は、3首連作歌会を開催します。

◆参加人数の調整のため、第20回に限り、「障害物」を設けました。詠草募集の前に、以下のどれか1つ(2つ以上でも可)について、梨の実歌会BBSにご自分の考えを書き込んでください。書き込んでくださった方のみ、出詠を受け付けます。

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

3)自分の好きな連作について(具体的な連作のタイトルと作者名を挙げてお書きください)

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい

書き込み期間:10月11日(土)〜10月21日(火)

※分量や内容は問いません。書き込んでいただければ、それでOKです。

 *

同一内容を「歌会のご案内」ページにもUPしました。
また、具体的なスケジュールも発表中です。
どうぞご覧くださいませ。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17851] こんばんは 投稿者:五十嵐きよみ 投稿日:2003年10月16日 (木) 20時02分

>アガツマさん
こんばんは。
今回もご一緒できそうですね。
アガツマさんの連作、
もう少し読ませていただきたいなと思っていたので、
今から楽しみです。


>斉藤さん
>人生や歴史って、べつにぜんたいを貫く意味とか理由とかがあるわけではなくって、
>たんなる断片の集まりだと思うんです。
>で、短歌の連作は、断片の集まりを断片の集まりとして、
>まんま提示できるところが利点なのではないかと思います。

あ〜、なるほど。
連作をそのようにとらえたことはなかったんですが、
いわれてみると、確かにそうかもしれないですね。
人間の営みって、実際には、「そして」や「だから」といった接続詞で
明確につながれているわけでもないですしねえ。

出走登録だけといわず、どうぞ、ご参加くださいませ。


>関野さん
>障害、越せなかったかな...(TT)

あはは。
ハードルをなぎ倒しながらゴール、という感じですね。
回答自体が、ちょっと連作的な構成かも?

参加表明、受け付けましたので、
どうぞ、張り切ってご準備くださいね。


>夕色さん
>忘れられない一首が忘れられない連作であるとは限らないですよね。私は歌集を読むとき>は連作の方が深く心に残ります。

私もそうかもしれないです。
連作に力を入れている作者かどうかにもよりますけど、
好きだと思う歌集は、力のこもった連作が収録されていることが多いですね〜。

http://www.parkcity.ne.jp/~noma-iga/


[17850] 障害物競走 投稿者:夕色 投稿日:2003年10月16日 (木) 14時16分

こんにちは〜

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

連作は苦手なので、これを機会にぜひ勉強させていただきたいと思います。

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

忘れられない一首が忘れられない連作であるとは限らないですよね。私は歌集を読むときは連作の方が深く心に残ります。

3)自分の好きな連作について(具体的な連作のタイトルと作者名を挙げてお書きください)

魚村晋太郎さんの「空席」。
なんとなく立ち読みしていた角川書店の雑誌の「短歌」に掲載されていて思わず買ってしまいました。

外を向いて俯いてゐるひとたちが綺麗だ 風の夜のローソン
とか
6月のハイウェイ人は座したまま運命を移動すると思えり
とか

それ以来ずっとあこがれの歌人です。




http://www.myu-myu.org/tanka/


[17849] 参加希望 投稿者:関野裕之 投稿日:2003年10月16日 (木) 11時24分

 こんにちは、関野裕之です。連作は作ったことないのですが、挑戦して
みたいと思います。というか、締切りまでに作れたら出詠します(^^;
で、障害物競走いきまっす!

1)今回の連作歌会に参加してみたいと思う理由

   連作作ったことがないので、挑戦であります。
 
2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

   連作を作ったことがない私にこの質問は無理であります(^^;

3)自分の好きな連作について

   連作を作ったことがない私にこの質問は無理を通り越して
  無茶であります(^^;;

4)いつか、こんな連作を詠んでみたい

   連作を作ったことがない私にこの質問は無茶を通り越して
  無謀であります(^^;;;

障害、越せなかったかな...(TT)


[17848] 障害物 投稿者:斉藤斎藤 投稿日:2003年10月16日 (木) 07時48分

こんにちは。
連作できていないので参加できるかどうかわかりませんが、
出走登録だけしておこうと思いまして。

2)連作という表現方法のどんなところに魅力を感じるか

人生や歴史って、べつにぜんたいを貫く意味とか理由とかがあるわけではなくって、
たんなる断片の集まりだと思うんです。
で、短歌の連作は、断片の集まりを断片の集まりとして、
まんま提示できるところが利点なのではないかと思います。

3)自分の好きな連作について(具体的な連作のタイトルと作者名を挙げてお書きください)

島田修二「花火の星」。
ふつうに感動しました。

http://saitousaitou.hp.infoseek.co.jp/