制服の女子高生ら連れ立ちてかしましく行く午後の盛り場

枯れ松葉打ち敷く道を登り行けば皆鋭角の模様連なる

ラーメンのどんぶりみたいと妻言いぬ秋深まりし上弦の月

身を屈め靴下直す若き娘（こ）に視線が走る春近き午後

ソナタなら第二楽章の終わりごろに逝ってしまった寺山修司

http://mypage.odn.ne.jp/home/erimana0508

盆入りの墓に詣でる昼下り妻の白髪（しらが）の少し増えたる

安心は砂に埋もれてしまってるアラビア半島付け根のあたり

http://mypage.odn.ne.jp/home/erimana0508

アンモナイトの螺旋模したる階段を二階に上がる地質資料館

きらきらと夕日にほこりが照らされて『飛ぶ教室』は本箱の隅

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三人子に陸、海、空と名をつけた自衛隊員Ｍ氏に敬礼

http://mypage.odn.ne.jp/home/erimana0508

泣きぼくろなのよと話す楽しげな声が響けり混みし車中に

サバンナのたそがれが見たいこの街は夜になってもまぶしすぎるから

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復活の願い無慈悲に剥ぎ取られ硝子ケースに眠るうつせみ

http://sun.ap.teacup.com/crow/

妻子のため煙草と酒を　やめんかなあはあはと降る　春の雪の熱アスファルトに　溶けてしまふわ

禁酒して禁煙もして禁喫茶店をと思へど　歌がつくれぬわ

http://youyoujoho.com/yasima

淡白な味を好みし我が舌の作る料理は家族に不評

銃声が五百余名をちりぢりに奔らす西の半球もあり

http://www.sweetswan.com/daiei-2005/member.html

不条理と理不尽に生く官僚は辻褄合わせに日々を過ごす

ぴかぴかの鞄を希望で膨らませ底に不安もそっと忍ばす

http://sun.ap.teacup.com/crow/

今時分は白酒の宴　肩脱ぎの衣（きぬ）は禁色ひいなの殿御

シャボンの香薄着の背中秋茜　ぼくがまだ肉塊だつたころ

刺虫に焦りしこぞの庭仕事早や啓蟄の弥生ふたたび

人魚の肉食うたむくひの八百年（やほとせ）を比丘尼無聊の大あくびして

「あんたたち 尻つぼみだわ」ピーコには言われそうだね五人の囃子

http://members.jcom.home.ne.jp/mizunami/

負けるだらうなんにもいはず逝くことをこんな単三乾電池にも

はい下戸でございますれどその酒盗いただきますとも女賊の笑みに

こんな時いやこんな時だからこそ頭はなれぬ「メリーさんの羊」

白き花を冠せる国の政変はつぼみの匂ふこの夕つ方


＊旧かなに直しました。

http://absolutepitch.or.tv/

経験の甘さと辛さを調和して淡い口紅似合うという君

http://yaplog.jp/ck_m/

大陸を渡る線路 陽炎に言葉の鱗 軌跡となして

選べない答えをまえにしずみこむ階下の居間に時報がひびく

流星に詩人の落書き切なきや 疲れて眠る春の夕暮れ

肉類は多少ひかえてベジタリアンあんがいサラッサラダーリンの胸

欲を張り　煙突もない　その家の　窓辺に提げた　父の靴下

君となら　きっと素敵な　共白髪　猫と暮らせる　家を買おうか

不可思議な　螺旋階段　さざえ堂　登り下りの　出会うことなく

清流に若草色の苔を食む淡水魚だね きみの前世は

それは何？　今朝はなかった　泣きぼくろ　そんな化粧で　僕を縛るの？

変わらずに　愛していると　言い切って　会いに行けたら　そんな僕なら

食前の　いちごワインの　一舐めも　下戸のエンジン　全開にして

「ずるそうなうつぼみたいな性格ね」「どうせ言うならヘビにしてくれ！」

半袖の　この二の腕に　噛みついて　君はいったい　何がしたいの

千の枕に焼け落ちる夢降らせつつ今夜も橋は霧に抱かれる

敷島の　大和の国の　言霊の　生（あ）れますままに　歌を紡がむ

蓮華座に　坐（いま）す仏の　法（のり）思（も）えば　慈悲の心も　泥に咲く花

黒板にチョークで書いたサヨナラは色とりどりの旅立ちのうた

慎重に　パズルのピース　選り分けて　二人で作る　恋の自画像

髭剃りの　ライムの泡の　残り香に　うっとりするなよ　遅刻するから

寒立馬　一度この目で　見たいけど　あれは凄いぞ　吹雪の尻屋

官僚の　答弁なんて　目じゃないさ　あなたをかわす　僕の言い訳

カーナビが　あっても道に　迷う君　最新機種でも　ダメだと思うよ

巣立つ日の　目元凛々しき　おとうとの　希望と不安　声無きに聴く

藤川の　紫麦の　染め色に　あなたが惚れて　旅先決まる

父の見た　新横浜の　駅はまだ　田圃の中に　あったというけど

Ｔシャツの　背中を透かす　君の汗　かなり危ない　オイラの理性

謎なしで　もっとすっきり　会えないの　デートのたびの　探偵ごっこ

ダイエット？　禁煙してる？　お互いに　鼻で笑って　似た者同士

寝返りを　打って眺めた　背中には　さっきの熱の　欠片もなくて

どうせなら　魚眼レンズで　恋をして　生活なんて　気にもしないで

電気より　乾電池より　発条（ぜんまい）で　動く仕掛けの　恋がしたいな

ゆっくりと　気づかれぬよう　さり気なく　盗ってみせるよ　あなたの心

すぐにでも　あなたに逢える　この橋を　渡る勇気を　僕に下さい

ならずもの　漢字で書けば　破落戸　誰か教えて　どうしてこの字

雪道に　足を滑らす　母の背を　慌て支えて　子の哀（あい）を識る

雪解けの　水がそのまま　液体に　認識される　それが道路か

み仏の　慈悲より垂れる　蜘蛛の糸　我は登らず　かん（犍）陀多なれば

白梅のつぼみは既にほころびてアルプスの山と白さを競う

あの日からふた月ぶりに筆をとる墨の濃淡我を奮わす

http://blog.livedoor.jp/soretama/

春の日に狭庭の梅のつぼみさへ吾子の未来を祝ひて香る

さび色の疵口少し開きたる快楽（けらく）にニヒリズムきはまれり

夕影にわきかへりし青刻みいれ朝のサラダをさくさくと食む

http://homepage2.nifty.com/sora_uta/index.htm

（三木露風作詞山田耕作作曲｢赤とんぼ」2番「十五で姐やは　嫁にゆき お里のたよりも　絶えはてた」承歌）

おとうとはおさなきままのおとうとで離れてともに齢（よはひ）かさねぬ

http://www.geocities.jp/santasanda2000/

酒少々 居間に寝転び見るテレビ 夢まぼろしの午後のうたた寝

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

高熱を出し下痢二時間の重病人おとうとならぬ兄のわがまま

人の倍 休む間もなく働いて いつかは楽になれると笑う

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

アラビアと聞いても石油以外には 数字のほかは特に浮かばじ

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

紫が似合う素敵なあの人は「義経」には天狗で出てたよ

青春の想いはめぐる教室の 席から見ゆる窓の景色に

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

大陸の地図を開きて日本の 小さきゆえに愛しさつのる

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

たそがれることなど我に来ぬものと 信じていたのは昨年のこと

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

人生の節目節目に友がいて 永く変わらぬ友もまたあり

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

「ハムレット・マシーン」のための横浜通い板橋に戻る頃には疲労困憊

３０分エアロバイクで汗だくにダイエット効果はありやなしや？

「名探偵ポアロとマープル」を見てるけど目的はといえばあひるのオリバー

紫禁城に行ってみたいと思うけどジョン・ローンはもういないよね

背中見て育てと言うがその背中早くに亡くし何見て育つ？

魚好き故に今日もお刺身よインド洋のはさけたいけれど

乾電池１００円ショップのはすぐ切れる調律器はまたも作動せず

うれしかった幼き日のこと思い出す怪盗ルパンを読破せし時

行こうねと言っていたら台風でダメになった天橋立

旅先の　パジャマは僕の　トランクス　白いシーツの　海で泳ごう

一粒は　僕限定の　チョコレート　いくつ作って　いくつ食べたの

雪融けに　姿現す　吾妻峰の　山肌に住む　種まきうさぎ

怒髪天をつくとお茶ぶっかける私はそこつものなのかならずものなのか

残心の　弓と我が身に　魂極（たまきは）る　命の弦音（つるね）　相ひ響（とよ）むまで

うたた寝に　恋する人を　夢に見る　今も昔も　人は変わらず

「死んで下さいお母さん」なんて大嘘つきのマザコン寺山修司

唐渡り　蘭陵王の　舞楽面　春日の杜に　生れましし神

カーファとは　酒を意味する　アラビア語　聞いてビックリ　珈琲の語源

「ポテトサラダは液体よりも個体がいい」と料理に文句つける兄一人

教室の　片隅に咲く　桃の花　無縁じゃないさ　男子校でも

白河の　関を過ぎれば　陸奥の国　摂津生まれに　堪える寒さ

たそがれの　誰そ彼と言う　その意味を　忘れるほどに　光あふれて

あの人を思っているとテレビでは懐かしき「蜘蛛女のキス」が流れる

信頼の　絆を切った　その口で　友達なんて　よくも言えたね

この恋は　独身主義の　敵だけど　一緒にいたい　一緒にいたい

テレビでね見ちゃったのよ泳ぐヨン様あぁ体脂肪率ほとんどなしよ

焦らずに　一歩一歩と　言い聞かせ　ただ黙々と　ゴールを目指す

応援歌　メガホンダンス　覚えても　井口はいない　福岡ドーム

青丹によし　奈良の都の　射干玉の　黒き納衣の　恋仏思（も）う

義理チョコもやめにした今回は高級チョコレートをマイチョコとしてあげる

どこまでも　平行線を　辿る恋　付かず離れず　線路のように

きのうよりつぼみたしかにとかれゆく小枝しならせ背伸びして見ゆ

秋桜の揺れる丘に立ちつくしうさぎ戯むるを一人見ている

吾が衣　片敷く袖の　染め褪せぬ　眠れぬ夜に　涙零れて

薄暗い小部屋の中で胡弓ひき誰にも見せない涙を流す

恋心　鞄の中に　忍ばせて　持ち歩いてる　あなたはいつも

発見が　遅れていたら　死んだかも　恋の始めの　心臓発作

その時が　来ないようにと　神様に　祈る毎日　病む人のそば

新鮮な　野菜は生を　そのままで　刻んで和えた　サラダは禁止

淡雪と　消（け）残る雪に　準（なぞら）えて　あなたと君に　僕は恋する

射干玉を　夜のつぼみと　歌に詠む　艶めく今の　あなたが欲しい

極楽はあの世で誰も行ける処鬼の地獄は生きてあじ合う

万葉の　月草色に　染めたいの　あなたの視線　僕のＴシャツ

夢の国魔法のお国アラビアは今や悪魔の殺し遭う国

詠めなくて　あなたの声を　聞きたいと　聞けば必ず　詠める気がして

廃校が決まりし丘の教室は窓に巨大な夕日を浴びて

うたた寝に見た面影は今は亡き父が優しく微笑むあの顔

今か今か・・・気もそぞろにて待つ夜明け弾けるやうな産声を聞く

アラビアの風纏ひける白き肌熱砂にも消ぬ名を刻みたり

　担任曰く･･

今の子は三つの顔は持ってます。教室おうちそして友達

足し算で春を生きゆく処女（をとめ）らの体は陸に心は空（くう）に

音楽を愛好している我が家の日常私は大正琴にはまっています

何気なく使っているよアラビア数字否定ばかりしていられないイスラム文化

教員をしていたときはつらかった教室に入るあの瞬間が

陸（おか）にあがりし古い水夫どもは何を生業として日を過ごすのか

たそがれてキンモクセイの香り立つ帰り路急ぐ交差点にて

あの子はね親友なのよレズじゃないレズじゃないと言っているのに

平日はこき使われているんだから土日ぐらいはグータラ主義

迫り来る焦燥感に打ち勝てず頭痛薬一錠飲んでみようか

その昔憧れていた先生はメガホン片手に運動会を仕切ってた

うち捨てた夢の都東京に我が青春の街はもうない

添え物のサラダのようにかしこまり彼女の脇に座っている午後

http://d.hatena.ne.jp/azusa_s/

左右どちらに行っても地獄行きアウシュビッツの二またの線路

不眠故にいつもハイテンションなる我いっかい鬱病にかかってみたい

「その鞄一体何が入ってるの」いつもきかれて困るのアタシ

うちの子に漢字の才あり準一級意外や意外の大発見なり

時をこえ現在今なお繁殖す和歌の虫たちネットに踊る

万智さんとは高校大学同じだから我が愛読書は「サラダ記念日」

淡水魚は何故か食えないものばかり愚痴る私はフィッシュベジタリアン

逆時計まわりに時の階段を下りればここはもうここじゃない

http://homepage3.nifty.com/flat_m3/

つぼみのまま手折りし桜の枝ならばその悲しみ故に咲かぬまま散れ

信ぜよというかさらなる明日の夜を遠き海（み）鳴りに似る胸騒ぎ

http://kei5132ameblo.jp/

病弱な兄をかかえて不安だから今日も唱える色即是空空即是色

粗大ごみならずも扱いされる我　「ああ無情」だな無常のひびき

http://www001.upp.so-net.ne.jp/iwase/

冬蜂にさえ死にどころある夜更けならずものには名画座の闇

白夜行き快速列車ハロー！ハロー！かつて友だと言った人たち

九歳は三十四キロ　六歳は小柄の子なる　上の子を見ては愛しむ　下の子を見ては愛しむ

おほき兄は背中を与へ　ちひさいな弟に（おぶされ）といひにけるかも

http://youyoujoho.com/yasima

最強の安定剤は母である譲渡したいとしきりにもらす

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マラソンを息も絶え絶え走りぬきタヌキは叫ぶ「わが軍勝てり！」

自動車のノイズで朝と気づきたり　動転しつつ百首目を捻る

谷底を見下ろしながら吊り橋を渡るなんにも意味はないけど

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ならずものにならずに済んだ幸運を忘れてならずものを憎んだ

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白黒のテレビの向こうにカラフルな未来を見てたあの頃の僕

母は子を愛しているというけれど愛されずとも育つ蒲公英

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見上ぐれば柳に露の光りたる渭城の朝の静かなる別れ

事故現場ぶちまけられた液体は黒くて臭くて自分みたいだ

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留守録につながる度にあたふたと電話切る癖いまだ治らず

蜘蛛になるか蜘蛛に食われる蛾になるか考えながら焼き鳥を食う

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もし僕に翼があれば…ｈａｄ ｈａｄ に抵抗覚えた高一の春

泳いでも泳いでもたどりつけなくてきっと溺れているはずなのに

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「元気よく進んで意見を言いましょう」実践している先生は稀

チョコレートばりばり噛んでみたけれどまだ革命の風は吹かない

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うさぎにはうさぎの夢があるのだろう檻の中からのぞく青空

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食卓にナイフとフォークが並ぶ度 武蔵の真似をしてしまう癖

弓を引く君の視線のその先にある一点を明日と言うべし

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役所から届く手紙は中も見ず破いて捨てる　どうせ年金

うたた寝をしていたけれど目覚めても心は空に吸われつづけて

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温暖化 批判しつつも近所への回覧版は車で運ぶ

真夜中にふと起き出して本を読むわれを吹き抜けてゆく音楽

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アラビアに生まれなかっただけなのに対岸の風としてテロリズム

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誰もいない教室が好きだいくつかの笑顔を思い浮かべる至福

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夏の海めざすわれらは遠い過去陸に上がりし魚族の末裔

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三月は宴会ばかり盛り上がり飲み過ぎたあといつもたそがれ

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気がつけばいつも隣りにやつがいたまだ友という語も知らぬ頃

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主義主張捨てて生きゆく潔さわれにはなくて湯を沸かしおり

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呼び止める人なき街を歩むほど歩むほど強まれり焦燥

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メガホンを握りしめてたあと一人コールの響く球場は海

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恋愛のフリーズ融けて液体に気化するまではまだもう少し

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波音のした方を見る渋滞の首都高速という揺りかごで

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水質の汚濁をしめす鮒のごとアラビア人はパリにあふれて

http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kikaku/kikakuka/inpaku/inter/sanka/water_ka_meyasu.html

教場が呼びかへられて教室となりおだやかな密室となる

http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/020501.htm

アメイジアとふ最大の陸塊がくしやみしながら隆起するらし

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%A4%A7%E9%99%B8

あたまからフロギストンがぬけてゆくやうだ　べんがら色のたそがれ

http://www.bea.hi-ho.ne.jp/stmf/rekishi/rekishi.htm#燃焼理論

肉饅をわけあひしかど留学の同期こそ友たりがたきもの

http://hiroshima.cool.ne.jp/ogaman/chouka/fujino.html

（三木露風作詞山田耕作作詞「赤とんぼ」2番「十五で姐やは　嫁にゆき　お里のたよりも　絶えはてた」承歌）

おとうとはおさなきままのおとうとで離れてともに齢（よはひ）かさねぬ

http://www.geocities.jp/santasanda2000/

(石森延男作詞下総皖一作曲１番｢遠い山から　吹いて来る　こ寒い風に　ゆれながら　気高く清く　におう花　きれいな野菊　うすむらさきよ」承歌）

路の辺の野菊の花によみがえるうす紫とロ短調の曲

http://www.geocities.jp/santasanda2000/

(野口雨情作詞山田耕作作曲「赤いくつ」2番「横浜の　波止場から　船にのって　異人さんにつれられて　行っちゃった」承歌）　

今はこうでもちっちぇえときゃあ「横浜の波止場から」なんて十八番（おはこ）だったぜ　

http://www.geocities.jp/santasanda2000/