大根とちくわのサラダ、マヨネーズ＋たらこの味つけ　春へ

キッチンのシンクのほとり　幻冬舎文庫の背表紙が淡くなる

幼児は口の周りにチョコレートをべったり付けてキッス迫り来

野をおほふ草の葉にみづみなぎる時鳩の首輪は赤くかがやく

わたくしがわたくしを見ぬ不可思議に鏡よ淡き雪のみうつせ

「ふる里」の唱歌の中のうさぎ達みんなの裡（うち）にいつも若かり

弓なりに身体（からだ）反らせて体操の選手は床を縦横に舞ふ

うたた寝の夢に見たるは亡き君とハワイへ向かふ飛行機の中

重き荷を背負ひて山を登り越へ宿の湯船に極楽を見る

平九郎愛宕の階段登りしはアラビア馬か軽捷にして

少年やおばさん達も学びゐる夜の教室先生若し

> 夭折の弟の倍の年月を夫は生き長らえにけり
>
> 誤変換でした（年月）
夭折のおとうとの倍の年月を夫は生き長らえにけり
　おとうとはひらがなでしたね。

水陸を駆ける自転車あるならば童話の国へサイクリングを

たそがれの街へ出勤する人ら体内時計は早朝にして

「きっと君、恋をしてるね？ビー玉の色がわづかににごってゐるよ」

サクマ式ドロップスの声耳もとでふとふるえれば、弥生になりぬ。

自転車がつぼみを乗せて駆けていく　紺のブレザー帆のようにして

http://d.hatena.ne.jp/azusa_s/

豊穣な羅臼の海の流氷を青く染めぬく冬のたそがれ

　　　土器声にも縄文式と弥生式があることを知る。
　　　男性が縄文式、女性が弥生式といふ単純なものではない。　
縄文式土器声（かはらけごゑ）も混じりゐて「さくら色なぞないわ」と聞こゆ

http://www8.plala.or.jp/haru3-kan/

さくら咲くケアセンターゆ弥生式土器声（かはらけごゑ）のあふれてやまず

http://www8.plala.or.jp/haru3-kan/

わたくしと石の時間に接点はない線路には陽炎ゆれる

　小石を乗せ錆釘を乗せし線路ありこの駅長が少年のころ

咲く花の周りに人の目は向けどいましばらくの仮眠もよけれ

どこから来てどこへ行くのかこの鞄膨れたるとき萎みたるとき

　塀際には意外なものが隠れありてその発見の秘密を明かさず

さくら咲く樹の真下より仰ぐ空は親しき時とは別の顔をする

きらきらりお別れ遠足運ばんときれいに伸びる二月の線路は

長方形に子らの睡眠　かあさんは正方形三つくらいを眠る

（関釜フェリー・釜山港）
暁の海に錨して波静か　通関八時の上陸を待つ

http://www.geocities.jp/santasanda2000/

もう母が長い津田さんへそ出しもする瀬戸さん　違う鞄のなかみ

ビオトープにおたまじゃくしを大発見　くりくり頭がくりくり走る

六歳は大人さびたることも言う「時間時間ってイソガバマワレ」

盛られたるサラダのような　アスパラにたまごにトマトみな誰かの子

表現の濃い子淡い子　桃の子も母には見えるこころをもてり

闇を裂き秩序を与へ世を照らす一つの声の響くを聞けり

http://kadesh.air-nifty.com/tanka/

こどもらはこどもらなりに満開で桃の子いつまでつぼみの硬さ

水色の園帽子に頭（ず）を突っ込めばすこし褪せたるちいさなシェルター

　　桃の子は自閉症なり
声が言葉にならざる桃の子六歳よゆっくりしずかにひらければよし

夭折の弟の倍の年月を夫は生き長らえにけり

誤変換でした（年月）

予報-雪　現実は雨　ジャンパーの都知事の書いた『弟』を読む

http://uta-love-yasu.tea-nifty.com/kyou/

単線の線路のわきの菫ほど小さき女を抱けば星降る

http://uta-love-yasu.tea-nifty.com/kyou/

憧れと焦りと怒りと喜びと感情は人のものロボット持たず

恋の矢を君に向けてはなとう狙いを定め弓を引く春

http://www001.upp.so-net.ne.jp/iwase/

雪の夜のきみの心音はやわらかく眠れる僕を起こしつつある

http://uta-love-yasu.tea-nifty.com/kyou/

虹色の鞄を抱いて象に乗るたとえ中身は虚無であっても

http://uta-love-yasu.tea-nifty.com/kyou/

叩くこと拡声することに意義ありてメガホンとはメディアにも似たり

水色に赤を注いで大空はまるで「淡」って書いてるみたい

http://roo.to/x_x_x/

ごろごろとうたた寝をする毎日でいつになったら病は癒える

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どうせなら尊厳死とか安楽死したいと想う絶望の味

http://www001.upp.so-net.ne.jp/iwase/

京のごとく観光地にしたし東京都セイケイブンリナゼ行われず

主義という 堅苦しさにとらわれず 思うがままに気楽に生きる

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

愛しくて寝ても醒めても恋焦がれ たった四年で面影も無し

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

青き夏 メガホンの声 汗涙 高校野球の決勝戦にて

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

若き頃 都会暮らしに夢を持ち 二十余年を経て故郷に戻る

http://homepage1.nifty.com/makom/makom-home/

春弥生梅が枝に降り積む雪は淡く儚く流れ煌く

署長への昭和初めのお中元弓を贈ると母より聞いた

ワイドショー見ている間にうたた寝しはっと気づいて夕餉の仕度

買い物を娘に譲り楽になる老いを感じるこの二、三年

乾きたる行路病屍の双の掌はがっき掴みぬ夢と　じゃがいも

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漢数字国語で使い算数でよく使うのはアラビア数字

職退きて三年立ちぬが夢に見る新教室で授業する我

謀られはせじと気負いを背に見せてつまり乙女というものの影

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たわやすく死の立ち上がる夕まぐれ十字砲火のごとく木枯らし

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お互いの主義と主張を織り込んで二人一つの布を目ざそう

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舟で行く陸の孤島の大島は原電道路がつきて潤う

野良猫はたそがれ時に帰り来ぬ風雪さける我が家はホテル

青眼に洋傘（かさ）を構えて丁発止　あらず無銘の欲しき剣には

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小卒後五十年のクラス会集いし友と話はつきぬ

少年が制服のまま走り行くときに”含羞”の無きを羨む

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民主主義平等かざして半世紀何が残りし日本列島

たわむれになすな恋とぞ蟷螂の修羅ゆうばえの松原のなか

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一日が家事に追われて過ぎていく焦心多く悔やまれる日々

メガホンで形振りかまわず応援すリードリードの声届けよと

陰深き眸を見たる日はおちこちの思い散らして啜るラーメン

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飛行機の音聞く度に独り言我も行きたし首都東京へ

圧殺の他なきものを持つゆえの重きあゆみに湿る靴下

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人生を支えるように四十年共に歩みし越鉄線路

絡まりてこの指にある黒髪のなつかしき香よ　ああこんな嘘

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床に入り読書するのは眠るため明日の朝まで鼾をかいて

さみしさが湧き立つごとき雲に逢い螺旋階段数えつつ行く

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お出かけにいつも伴するショールダーは退職記念に貰いし鞄

少年のひとりありたり濁らざる眼の下に映ゆ泣きぼくろ持ち

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コンピュータで新しい業発見し歌誌仕上げた日喜び満ちる

胸に在る影おもむろに濃くなりてやがて鴉族となる地獄変

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時かけて料理している母娘「いまいち」と言われ無言で給仕

黄ワインのラベルのごとき豊かさに在りきかつては眸とその笑窪

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流さるるままに辿れば渦の中ゆっくりと吸い込まれゆく袖

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> > メールはね便利だけれどたまにはねあなたの声に逢いたいわたし

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一語すらなき休日を閉ざす殻を捨てて夕餉に食む（はむ）は大和煮

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> メールはね便利だけれどたまにはねあなたの声に逢いたいの

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しょうねんのくるぶしに踏む泥黒く残余のものはかく醜くかる

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意味なんて意味がないだろこれからの全ての声をお前のために

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ラデイカルに諾えぬ論言い棄てて耳聾い（みみしい）の父独りパズルす

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浮気性の王様の像が立つマドリード都は春の月の中かも

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ひさかたの銀河鉄道弔えば線路はこの世の果てまで続く

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ねむの木のねもとに獏の眠る日は眠りなき夜のねむりのねむり

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どこまでも旅をしたっけ海風も砂漠の夜も鞄の底に

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発見す眠れぬ夜の雨上がり夜明けの空のかくも広きを

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最終便「さくら」は走る東京へ過ぎし線路に小さくきえゆく

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夭折の弟を持つ夫あり倍の年付き生きながらえて

眠らない眠れないから眠らない。だからわたしとここでうたおう

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禁色の紫の布染め上げる男はある日つぼになりたり

くたびれた往診鞄はグランパのようなやさしさ満タンにして・・・

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淋しくてドヴォルザークを聴いてるよ・・・大陸発見あなたを発見

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横浜の波止場から鳩盗まれてそれから町は静かできれい

引き出しの隅でカチカチ動いてるアナログの恋みどりの時計

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馬の汗血の色であるは本当か娯楽のために血を流すとは

ブロッコリー初めてたべた１７のサラダは緑（あお）く甘い思い出

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淡々とペースメーカーうごいてるデジタル人間　生きてる実感

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ティータイム探偵ミスマープルは心ここにあらぬ模様で

しっかりと掴んで生まれるややの手のつぼみはやがて花咲く準備

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『禁じられた遊び』をつまびく人ありて弥生の雨は絹糸の如し

何色が好きと聞かれてグレーとは答えられないグレーな部分

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> 会社へと急ぐ夫の背中には斜めにゆがんだしわが離れぬ
034　でした

> 今週の魚座の運勢金運は良好らしくぽんとせき立つ
033でした

メールはね便利だけれどたまにはねあなたの声に逢いたいの

http://b1.jaxy.net/d/index.php/b42166dc4bf98b

会社へと急ぐ夫の背中には斜めにゆがんだしわが離れぬ

今週の魚座の運勢金運は良好らしくぽんとせき立つ

購いてみむとも思ふレモン電池身も震ふほどすっぱき電流

自転車を4台盗まれそれからは徒歩の生活十年超える

ありがたや弥勒菩薩のにび色のにび色のにび色の体液

http://moineau.fc2web.com/color/monotone2.html

待つ人の少ない橋の袂から夕暮れはそっとやってくるとふ

ならず者縛り首にて死んでゆく西部劇の明確さ厭う

年経るに連れて母は我のこと生まなかったといいてやまざり

十二時の私はほぼ液体化している誰もがそういう

蜘蛛の糸先ほどの雨に濡れながら渇き持つ人捕らえむとする

泳ぎつつ欝の固まり吐き出して先ほどよりも前向きになる

チョコレートフォンダンの熱き誘惑に負けてしまった三月二日

差し出した小松菜しょりしょり食べているウサギ未来を思わず

弓もまた休むことありほの暗き道場にかすか苔のにおいす

うたた寝のあなたの顔が如月の日差しの中に溶け込みそうだ

結論を淡・淡・淡と急かしてるサラダ菜を突く銀のフォークが

http://www003.upp.so-net.ne.jp/haihoo/

真っ直ぐな線路伝いに歩いてた二人の道はもう交わらない

http://ami.lovesick.jp/papillon/

熱のある君は潤んで眠そうな目で気をつけて帰れよという

http://ami.lovesick.jp/papillon/

君の人生に居場所はないですか鞄のほんの隅でもいいから

http://ami.lovesick.jp/papillon/

気づかないふりをしている恋がある発見されない化石みたいに

http://ami.lovesick.jp/papillon/

木漏れ日のように瞬く時折に君の瞳を過去が横切る

http://ami.lovesick.jp/papillon/

無音声フィルムのような水曜にあびせる高い濃度のあくび

http://vegetarian-vac.chips.jp/

どれくらい時が流れてしまったのあの夏の庭の明るい日々よ

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i

生温い記憶は鞄に押し込め校舎の端に置いてゆく、春

みっしりと墨色の雲がわいてきて心に蓋をしてしまった日

淡雪が双肩にふれ背でとざすドアそののちの言葉か春は

低温により固まった時はあたためて下さい　肌の温度で

どうすれば発見されずにギリギリの時まで持っていられるだろう

http://m-space.jp/?25345225

嬬（つま）恋うてまんえふびととなり果てし都大路に君や袖ふる

線路づたひに歩きし記憶のかならずやありて断ち切る少年時代

天上の紡ぎ車の一刺しにくづれて眠る姫のしあはせ

陸よりも空とか海が好きだけど ここで生きようここしかないから

http://www.geocities.jp/black_2_sheep/index.html

暖かな　淡い光に　身を委ね　時の流れも　忘れやわする

真っ白なサラダボウルに花のせて君の帰りを待っている午後

おかっぱが青い服着ておなかにはてかてか赤い塩ビの鞄

聞こえるかい？さくらの花が役を終え薄き声して静かに帰る　

http://www.kuji8man.jp

その時にハッピーエンドになるためにハッピーエンドの意味を問え今

http://m-space.jp/?25345225

今日もまた遊びつかれて夢のなか明日はなにを発見するの

蜜柑の皮を干して刻んで湯に浮かべる君の発見を僕は喜ぶ

駅員のメガホン叫ぶ駅の名も路線も消えて「本日」残る

たそがれに師を訪なへば庭に出て涼みてゐたり下帯のまま

http://www.geocities.jp/santasanda2000/

ぼく一人だあれもいない昼下がり柱時計が鉦をたたいた

高みから見下ろす人に友だちと呼ばれたくない呼びたくもない

http://2.csx.jp/~h_h/

春、ことに楽しき野道おさな等は次々に言う発見せりと

正しさを声高に言う人よりも亀に感じるその主義主張

http://2.csx.jp/~h_h/

信頼ができる知人を友といふのだらうなかなか友と呼べない

http://homepage3.nifty.com/tsukinokai/

主義ならば国を支へ得るのだらうか怖がるひとが中心に居る

http://homepage3.nifty.com/tsukinokai/

詠むことがないなら詠まなければよいと焦る自分に言ひながら　つい

http://homepage3.nifty.com/tsukinokai/

猫は撫で、犬は避けつつ、夜は寝て、音楽は聴き、飯は食う主義。

http://tanka.exblog.jp/

焦燥を感じるほども若くなく過ぎ行く人の背中見送る

http://2.csx.jp/~h_h/

メガホンが空に浮く日は小声でも何もしやべつてはいけないのです

http://homepage3.nifty.com/tsukinokai/

流し読みして君の名を発見し指で紙面をなぞる朝方

http://vienca14.exblog.jp/

都ではかういふふうに言ふのです、小説に遊んでゐれば淡雪

http://homepage3.nifty.com/tsukinokai/

残されし日はいかならむ夫婦して時に寄り添い名残りを惜しむ

焦点の合わぬ目玉で叫んでる。「私はイエス・キリストですっ！」

http://tanka.exblog.jp/

十時発見学ツアーとは名ばかりのカラオケバスに普段着の彼

王様は王になる夢見られないぎろちんのぞむ窓に眠れり

「メガホンは武器なんだ」って思ってるアイツだけには持たせちゃダメだ！

http://tanka.exblog.jp/

黄昏の都会ネズミは湾岸で遠い世界を夢見ています。

http://tanka.exblog.jp/

眠剤は使い古しのタオルみたいジブンのにおいをさがしているの　

ガタンゴトン　線路と車体の合いの手が　高校時代のノスタルジアかな

http://www.geocities.jp/omakasesumo23/

サラダしか食べなくなった友だちと今日、将来のことを話した

http://yaplog.jp/noma-iga/

ランボーやコクトーにある音引きがしだいに淡い悲鳴に変わる

http://yaplog.jp/noma-iga/

冬眠より覚めぬ脳みそ　季節春　そう言や春も　眠りの季節

http://www.geocities.jp/omakasesumo23/

夕食にサラダを作る。あすは逢わない。黙々とレタスを千切る。

一度くらい世界旅行をしてみたき　鞄の中の荷物になって

http://www.geocities.jp/omakasesumo23/

地元での再開発見て思うこと　皮算用も雪の中かな

http://www.geocities.jp/omakasesumo23/

川口の「川」すら違ふ記憶力何処にイランが宇都宮市が

山彦が　寄せては返す声のよに　世界に届け　時つ風かな

http://www.geocities.jp/omakasesumo23/

旅に出て据え膳となる女らはサラダしゃきしゃき音立てて食む

焦っても良い結果にはならなくてじっと我慢の心を学ぶ

http://haboki.fc2web.com

六歳が四（よん）歳のとき　散歩すれば疲れたやうすに　いつも通るコンビニにかかりぬ　ふりかへりなんか甘いもん　わが言へば莞爾とわらひぬ　あああまきゑくぼは見せり

にほんいちチョコレートが好きな幼稚園年少組　それはわが望緑（のぞみ）くんや　

http://youyoujoho.com/yasima

ゴルゴタの咎人（とがびと）死なず寅さんは歯ブラシ売らむと鞄をひらく

効くものか言ひつつ去年も置いていたゴキブリ団子の黄色くなりぬ

　空襲の　証言聞いて　たそがれに　まぎれて歩く　「繰り返すまい」

http://fujihara.cocolog-nifty.com/

　携帯に　ふるさとの友　やってきて　土佐弁になる　快い夜

http://fujihara.cocolog-nifty.com/

　主義を得て　主義を守って　四十年　生きてきたこと　胸張っていう

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　本積んで　何やら焦(あせ)る　日々のこと　読み上げたいが　時間が足りない

http://fujihara.cocolog-nifty.com/

その日まで夢のつぼみをふくらまそ連番十枚バラ十枚で

http://blog.livedoor.jp/soretama/

未発見そう経歴の末にのこし星のきだはしゆく登山者（クライマア）

　メガ(百万倍)ほどに　意思を伝える　メガホンを　持ちたいものと　夢みるこのごろ

http://fujihara.cocolog-nifty.com/