[19276] 095:油 相沢銕誠 2004年10月11日 (月) 17時57分

黒船にもらった絨毯飛び始め外じゃ売り子が「油買った油ァ〜」


[19275] 094:遠 相沢銕誠 2004年10月11日 (月) 17時54分

遠距離で熾き火になったピュアラブを炎の姿に戻したくって


[19274] 096:類 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 17時41分

ゆふぐれの心がカラになつたとき魚類のからだがまた動き出す


[19273] 093:列 相沢銕誠 2004年10月11日 (月) 17時38分

列をなす蟻や蜂ではあるまいに手に入れるのは憎きスイーツ


[19272] 095:油 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 17時23分

油酒飲ませる店のはなれにて言へなくなつたことを言ひあふ


[19271] 094:遠 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 17時22分

室温のアイスコーヒーを飲んでゐる僕から遠い場所にゐる僕


[19270] 046:練 nagi 2004年10月11日 (月) 17時20分

練乳をわざと絡めて舐めながら思い出してる中指の味


[19269] 045:家元 nagi 2004年10月11日 (月) 17時19分

新年のテレビに映るお家元消して出掛けるお稽古始め


[19268] 044:ダンス nagi 2004年10月11日 (月) 17時19分

千鳥とも長い付き合いよろりらと寄り添う御足時折りダンス


[19267] 043:濃 nagi 2004年10月11日 (月) 17時18分

耳鳴りと色濃く落ちる陽と影に交わるべきを失い竦む


[19266] 042:映画 nagi 2004年10月11日 (月) 17時17分

君の手という現実が右にあり今日の映画は失敗とつぶやく


[19265] 041:血 nagi 2004年10月11日 (月) 17時17分

記憶には何を残すの 眼に映るやたら血色悪いくちびる


[19264] 040:ねずみ nagi 2004年10月11日 (月) 17時17分

ひとまわり違うねずみと突合せ猫に追われて干支ひと回り


[19263] 039:モザイク nagi 2004年10月11日 (月) 17時16分

とりどりに紛れ知らない顔してる訳知り顔のモザイクを消せ


[19262] 038:連 nagi 2004年10月11日 (月) 17時16分

犬みたく君に連動 右腕を上げた隙間に入り込んでみる


[19260] 100:ネット  桑原憂太郎 2004年10月11日 (月) 16時59分

言うよりも打つのがはやい少女らはインターネツトで真実を吐く


[19259] 086:チョーク 遠山那由 2004年10月11日 (月) 16時56分

こつこつと数式を書く掌の中の白いチョークは折るためにある

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[19258] 082:軟 藤原龍一郎 2004年10月11日 (月) 16時54分

鯨の軟骨粕に漬けこみ松浦漬と名付けしは松浦ジュリアンなるや


[19257] 092:家族 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 16時32分

つきつめて思考をすれば戦争は社会や個人より家族を破壊す


[19256] 081:イラク 藤原龍一郎 2004年10月11日 (月) 16時09分

背面にイラクの地図を背負いたる神浦元彰ピエタのごとし


[19255] 091:埋 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 15時15分

真実はビニールに入れ埋めました地図は十年後に送ります


[19254] 090:木琴 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 15時11分

星空のきれいな夜は木琴を世界のリーダーたちも聴いてね


[19253] 089:歩 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 15時03分

その人が歩いて僕に会ひに来る小さいけれど確かな喜び


[19252] 088:句 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 14時53分

トポスとは那智滝などに句碑歌碑が朽ちゆくための時間なのだな


[19251] 053:墨 高見里香 2004年10月11日 (月) 14時35分

イカ墨のパスタ食べ終え急速に睡魔が襲う雨の日曜


[19250] 052:部屋 高見里香 2004年10月11日 (月) 14時29分

引っ越しの部屋に投げ込まれたダイレクトメ−ルのようにあつかましくて


[19249] 087:混沌 廣西昌也 2004年10月11日 (月) 14時28分

…混沌としてまいりましたと声がして四十の午後のうたた寝終へぬ


[19248] 080:縫い目 藤原龍一郎 2004年10月11日 (月) 14時25分

ジーンズの縫い目にそって蟻が這う テディ片岡の頃のアメリカ


[19247] 051:痛 高見里香 2004年10月11日 (月) 14時20分

感謝に変わるまでには痛さが伴って規則的な波の音


[19246] 050:おんな 高見里香 2004年10月11日 (月) 14時15分

おんなのこのだだを聞きつつ体験をしてみたきかな女を産む事


[19245] 049:湖騒 高見里香 2004年10月11日 (月) 14時04分

明け方の湖騒のように聞いている産み月近い胎動の音


[19244] 072:海老 本所飛鳥 2004年10月11日 (月) 13時46分

海老よりもたまご焼きが好きな子はイチゴケーキが一番好きだ

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[19243] 071:追 本所飛鳥 2004年10月11日 (月) 13時25分

追いかけごっこ素早くなきゃあ捕まって泣きべそかくは姉だったりし

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[19242] 070:にせもの 本所飛鳥 2004年10月11日 (月) 13時14分

少子化の時代の中で姉弟はにせものの児を人形とする

 姉弟=きょうだい

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[19241] 075:あさがお キタダヒロヒコ 2004年10月11日 (月) 12時39分

うつそみの水脈をあふれて噴くみづに濡るる花芯もしろきあさがほ

水脈=みを


[19240] 074:キリン キタダヒロヒコ 2004年10月11日 (月) 12時37分

ZOO古りて寂しき月は上りけり思ひ出すやうにキリンの首も


[19239] 073:廊 キタダヒロヒコ 2004年10月11日 (月) 12時36分

    土足厳禁
数へきれぬくるしき肉の往来をゆるして君はやさしい廊下


[19238] 072:海老 キタダヒロヒコ 2004年10月11日 (月) 12時34分

華びらのやうにほどけて海老の身はひとのうたげの舌に灯りぬ


[19237] 069:奴隷 本所飛鳥 2004年10月11日 (月) 11時37分

弟は姉の奴隷になっている怒られながら仲良く遊ぶ

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[19236] 079:整形 藤原龍一郎 2004年10月11日 (月) 09時54分

ユンソナも天使ならざる哀傷や 整形外科の看板に蝿


[19235] 100:ネット 南 純子 2004年10月11日 (月) 09時21分

一枚の紙幣の価値は40万ネットの悪意か99億


[19234] 099:絶唱 南 純子 2004年10月11日 (月) 09時20分

万葉の乙女の絶唱小石さえ宝と拾う恋心哀れ


[19233] 064:イニシャル(再投稿) 石川美南 2004年10月11日 (月) 09時14分

イニシャルはK・Kだけど春日井建ではない人に花を贈りぬ

http://homepage3.nifty.com/yaginoki/


[19232] 073:廊 廣島屋 2004年10月11日 (月) 08時51分

ぷんぷんと匂ひがするぞたくらみの渡り廊下で偶然の出会ひ

http://homepage3.nifty.com/hiroshimaya/


[19231] 072:海老 廣島屋 2004年10月11日 (月) 08時48分

場違ひなほどの高さで聳え立つ海老名駅前五重の塔かな

http://homepage3.nifty.com/hiroshimaya/


[19230] 071:追 廣島屋 2004年10月11日 (月) 08時46分

「追跡者」そう呼ばれしはジェラード連邦保安官主役だものな

http://homepage3.nifty.com/hiroshimaya/


[19229] 021:胃 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時22分

第四胃変異です右奥3番目の牛は午後手術になります

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19228] 020:遊 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時21分

雪の夜の遊園地ではひっそりと始まっているひかりの産卵

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19227] 019:沸 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時20分

沸点が低すぎるから怒りっぽいわたしの元素組成を変える

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19226] 018:ロビー 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時20分

空港のロビーの床はぴかぴかに磨かれていて安心できない

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19225] 017:免許 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時19分

免許証の写真のわたしが本当のわたしらしいよ不本意ながら

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19224] 016:乱 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時18分

殿様ノゴ乱心ナリ 大小の赤の渦巻き抱きしめ叫ぶ

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19223] 015:蜜柑 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時17分

小さな手にハウス蜜柑の緑いろぬくもっており卵のように

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19222] 014:オルゴール 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時17分

前世はオルゴールの蓋ひらいたらくるくる回るバレリーナです

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19221] 013:彩 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時16分

水彩の花の絵オレンジ色の額に入れて飾りぬ 右心房に

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19220] 012:裸足 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時15分

まだぬるい朝の裸足の砂浜のわかりあえないピンクの錠剤

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19219] 011:犬 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時14分

老犬とぶらぶら歩く散歩道それしかないような静けさみちて

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19218] 010:チーズ 五十嵐仁美 2004年10月11日 (月) 08時13分

カチョカバロという名のチーズ焼いており茶の間までカチョカバロ流るる

http://www.d1.dion.ne.jp/~itefutef


[19217] 050:おんな 玲はる名 2004年10月11日 (月) 01時14分

あいつには不浄の手などないからさ 素手でおんなをつまみ放題

http://homepage2.nifty.com/tanka


[19216] 049:潮騒 玲はる名 2004年10月11日 (月) 01時12分

潮騒に pivotal people puling people 掻いてオールはなにごともなし

http://homepage2.nifty.com/tanka


[19215] 048:熱 玲はる名 2004年10月11日 (月) 00時58分

鶏犬を熱(いき)らせ舟の運命を@の双肩に託せば涼し

http://homepage2.nifty.com/tanka


[19214] 047:機械 玲はる名 2004年10月11日 (月) 00時50分

誰にも知られない朝に、多くの知らない誰かに、機械、軟水。

http://homepage2.nifty.com/tanka


[19213] 093:列 多喜エリ 2004年10月11日 (月) 00時48分

10歳が私の列から抜け出して11歳が探しに出ました

http://www.geocities.jp/takieri9


[19212] 078:洋 ハル 2004年10月10日 (日) 23時59分

勇気出したく諳んじる蝶々が太平洋を渡るという詩


[19211] 077:坩堝 ハル 2004年10月10日 (日) 23時58分

縁あって出会った人たち 人々の坩堝の中で泣いて笑って


[19210] 076:降 ハル 2004年10月10日 (日) 23時57分

優しい手優しい言葉を降らせてくれた君との夏が懐かし


[19209] 075:あさがお ハル 2004年10月10日 (日) 23時55分

あさがおに青をあずけて夏空は夕刻になれば真っ赤に広がる


[19208] 074:キリン ハル 2004年10月10日 (日) 23時54分

穏やかで動物だったらキリンかな 君に恋する私になれた


[19207] 073:廊 ハル 2004年10月10日 (日) 23時53分

すれ違う渡り廊下で手に触れてくれそうだったあの日の君の目


[19206] 047:機械 奥村 智子 2004年10月10日 (日) 23時53分

明日には機械がすべてやるでせう今まで妻の母の仕事を


[19205] 072:海老 ハル 2004年10月10日 (日) 23時52分

大晦日 おせちの海老がゆで上がる湯気の向こうに小さき母の背


[19204] 046:練 奥村 智子 2004年10月10日 (日) 23時51分

冷蔵庫ひとつ残した練りきりと濃い目のお茶で読むミステリー


[19203] 071:追 ハル 2004年10月10日 (日) 23時51分

僕は鳥 そらの高さを追いかけて眠れぬ夜に歌集を開く


[19202] 045:家元 奥村 智子 2004年10月10日 (日) 23時51分

各々が海を隔てて去りし家元旦集ふ事も無気な朝


[19201] 070:にせもの ハル 2004年10月10日 (日) 23時49分

にせもののつながりだったと振り返るいじめに遭わぬための友情


[19200] 069:奴隷 ハル 2004年10月10日 (日) 23時49分

王様も奴隷も多分悲しみは平等である神の地平で


[19199] 068:傘 ハル 2004年10月10日 (日) 23時48分

寂しさは傘からはみ出た肩に降る雨のしずくを受け入れるとき


[19198] 067:ビデオ ハル 2004年10月10日 (日) 23時47分

ビデオには楽しい時が刻まれて古い記憶も巻き戻される


[19197] 066:鋼 ハル 2004年10月10日 (日) 23時46分

夢を見る心は誰にも止められない鋼のような意志でジャンプす


[19196] 065:水色 ハル 2004年10月10日 (日) 23時45分

(それは真っ赤ではなくて)
水色で塗られた優しい嘘つかれ長いお別れできなくなった


[19195] 064:イニシャル ハル 2004年10月10日 (日) 23時43分

地下鉄の雑踏を聞く掲示板イニシャルだけが取り残されて


[19194] 063:雷 ハル 2004年10月10日 (日) 23時42分

前世でもきっとあなたとこうしてた遠雷の音に包まれながら


[19193] 062:胸元 ハル 2004年10月10日 (日) 23時41分

胸元に桜の花びら風やわく気まぐれに寄りかかってみたり


[19192] 061:高台 ハル 2004年10月10日 (日) 23時40分

高台の新興住宅まだ何も知らされぬこと罰になる街


[19191] 030:捨て台詞 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時40分

捨て台詞くらい残せよ殴られたことを親にチクルのよりも


[19190] 060:とかげ ハル 2004年10月10日 (日) 23時39分

春の夜は吉本ばななが読みたくて短編集の「とかげ」を開く


[19189] 029:太鼓 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時39分

保育所のお遊戯会で大太鼓叩いたこともステータスとす


[19188] 028:着 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時39分

着メロのダウンロードのしすぎだと注意をされた無料は嘘か


[19187] 027:天国 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時38分

天国はほんとにあるのかとうさんに確かめたけど慌てないでよ


[19186] 059:矛盾 ハル 2004年10月10日 (日) 23時38分

君のため多少の矛盾も目をつぶる絶対的な愛ではないが


[19185] 026:芝 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時37分

芝の上ゴールでボールに飛び付いたキーパーだったんだあの頃のオレ


[19184] 058:八 ハル 2004年10月10日 (日) 23時37分

八歳の私が私の中にいて時々母に甘えたくなる


[19183] 025:怪談 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時36分

怪談を聞いてキャンプの肝試ししたのは去年まだ小学生だった


[19182] 057:表情 ハル 2004年10月10日 (日) 23時36分

表情によっては美人になるという普通の顔の私が笑う


[19181] 024:ミニ 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時36分

ミニスカート履けるの三年生だけとそんな掟は下らな過ぎる


[19180] 023:望 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時35分

「大いなる望みを持って立ち進め」先生僕らに何を望むの


[19179] 056:磨 ハル 2004年10月10日 (日) 23時35分

悲しいと母が言うたび悲しくて長女の私はバスタブ磨く


[19178] 022:上野 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時34分

上野駅よりも上野春子さん思い出してる上野の文字に


[19177] 055:日記 ハル 2004年10月10日 (日) 23時34分

日記から過去の私が呼びかける「きらきらしていますか、私」と


[19176] 021:胃 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時33分

胃腸薬ついでに処方してもらおうか整形外科の診察室で


[19175] 020:遊 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時32分

病院へ行こう行きます行かなけりゃ遊動円木押し揺らすため


[19174] 054:リスク ハル 2004年10月10日 (日) 23時32分

リスクなど考えないからハイリスクな恋になってた若い日のこと


[19173] 019:沸 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時31分

沸点が近づいてくる 右側の掌固く握りしめてる


[19172] 053:墨 ハル 2004年10月10日 (日) 23時31分

墨をする彼女から吹く良い風に吹かれていたっけ薄日の中で


[19171] 018:ロビー 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時31分

ピアノ弾き終わりロビーでぼんやりとコーラを飲んでいる発表会


[19170] 100:ネット 文平字 2004年10月10日 (日) 23時30分

眼に沁みる饐えた匂いのネットワークいいんだそれでなまものだから


[19169] 017:免許 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時30分

欲しいのは運転免許クルーザー自動車飛行機それから自分


[19168] 016:乱 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時29分

跳び箱を跳び越す級友眺めてる眼鏡のレンズが乱反射する


[19167] 015:蜜柑 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時28分

蜜柑には蜜柑の重さがあることを肩の痛さが教えてくれる


[19166] 099:絶唱 文平字 2004年10月10日 (日) 23時28分

きれぎれの絶唱奔る空間は唯(ゆい)の世界と言えるだろうか


[19165] 014:オルゴール 石井建雄 2004年10月10日 (日) 23時27分

オルゴールの目覚し時計じゃ起きられぬことはわかっているけどさオレ


[19164] 100:ネット emi 2004年10月10日 (日) 23時23分

生き方を問いながら居るネット裏君は多くの暮らし見つめる

http://www.tcp-ip.or.jp/~panse219/index.htm


[19163] 078:洋 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 23時08分

東洋の神秘と言えばプリンセス・テンコー 脱出スルユエニ彼女アリ


[19162] 099:絶唱 emi 2004年10月10日 (日) 23時07分

誰がために歌うのだろう幾重にも絶唱を聴き震えくる朝

http://www.tcp-ip.or.jp/~panse219/index.htm


[19161] 085:再会  伊勢谷小枝子 2004年10月10日 (日) 23時02分

再会の折には愛し合いますか それともよそよそしくしましょうか

http://6623.teacup.com/roadmoveipain/bbs


[19160] 077:坩堝 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 23時02分

鈴木しづ子の無援たとえば白妙の坩堝を蒼き炎が炙る


[19159] 084:抱き枕  伊勢谷小枝子 2004年10月10日 (日) 23時01分

抱き枕持参でしたら1人分追加料金いただきますが

http://6623.teacup.com/roadmoveipain/bbs


[19158] 083:皮  伊勢谷小枝子 2004年10月10日 (日) 23時01分

傷口の皮を観察していたら生きる勇気がわいてくる(うそ)

http://6623.teacup.com/roadmoveipain/bbs


[19157] 082:軟  伊勢谷小枝子 2004年10月10日 (日) 23時01分

存在が謎の軟体動物になったふりして海に帰った

http://6623.teacup.com/roadmoveipain/bbs


[19156] 081:イラク  伊勢谷小枝子 2004年10月10日 (日) 23時00分

世界中どこでもイラクになり得るし(いちばん平和なところってどこ?)

http://6623.teacup.com/roadmoveipain/bbs


[19155] 098:溺 emi 2004年10月10日 (日) 22時58分

意志をもち溺れずにいる確かさを確かめている昨日の時間

http://www.tcp-ip.or.jp/~panse219/index.htm


[19154] 076:降 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 22時58分

隣組幹事の平井太郎氏にああ!無条件降伏の夏


[19153] 097:曖昧 emi 2004年10月10日 (日) 22時52分

帰宅する人の靴音曖昧な点滅リズムに不安が募り

http://www.tcp-ip.or.jp/~panse219/index.htm


[19152] 064:イニシャル 春村 蓬 2004年10月10日 (日) 22時51分

イニシャルはとうに変はれど抽斗に雨のにほひのハンカチがある


[19151] 074:キリン(再投稿) 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時51分

キリンよりアサヒが好きと云ふ夫に黙つて差し出すサッポロビール


[19150] 063:雷 春村 蓬 2004年10月10日 (日) 22時50分

部屋にゐて雷鳴を聞く 今揺れた地震をテレビでまた見るやうに


[19149] 062:胸元 春村 蓬 2004年10月10日 (日) 22時50分

さらさらと干し草香る胸元に凭れたままのこころでもある


[19148] 075:あさがお 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 22時49分

深川趣味なれば山本一力があさがおに水そそぐ朝朝


[19147] 077:坩堝 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時47分

一文字でるつぼと読める漢字なり二つ並びてやつぱり坩堝(るつぼ)


[19146] 076:降 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時47分

降誕祭 去年(こぞ)の栞がそのままに挟まれてゐる聖書のあはひ


[19145] 075:あさがお 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時46分

あさがほを手折りて詠みし相聞の光源氏の忍ぶ恋かも


[19143] 073:廊 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時45分

あかねさす日動画廊に飾られしピカソの女のやぶにらみかな


[19142] 072:海老 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時45分

パリジャンに通じたらうか海老蔵の一目千両にらみけるかも


[19141] 071:追 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時44分

タンク・ローリーを追ひ越したればその男恐怖の坂をころがり落ちぬ


[19140] 070:にせもの 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時44分

にせもの空は嫌だと嘆きゐし智恵子の見上げし東京の空


[19139] 069:奴隷 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時43分

けふもまた奴隷となりて働かむ液晶画面にそよぐWindows


[19138] 068:傘 杉田加代子 2004年10月10日 (日) 22時42分

春雨ぢやぬれてゆかむと傘おきてぬれねずみなる男ありたり


[19137] 074:キリン 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 22時19分

使徒としてデューク更家降臨しキリン千頭画面を過ぎる


[19136] 099:絶唱  桑原憂太郎 2004年10月10日 (日) 22時16分

陸奥の老婆が首に数珠をかけ叫んでいたり吹雪絶唱


[19135] 098:溺 文平字 2004年10月10日 (日) 22時07分

かなづちが溺れているよ浮輪などあるはずもない都会(まち)の藻屑さ


[19134] 097:曖昧 文平字 2004年10月10日 (日) 22時05分

曖昧な香りと味と温もりを混ぜて純白爆ぜる一瞬


[19133] 096:類 文平字 2004年10月10日 (日) 22時02分

この類稀なる才を解き放つ天使の翼(はね)をもいでしまった


[19132] 048:熱 高見里香 2004年10月10日 (日) 22時01分

熱っぽいと二重まぶたになりし子は頬膨らませ点滴嫌がる


[19131] 047:機械 高見里香 2004年10月10日 (日) 21時54分

泣いている機械仕掛けの人形の螺子を壊して笑いの声に


[19130] 046:練 高見里香 2004年10月10日 (日) 21時51分

はちまきもふにゃふにゃとなる雨降りて本番なしの練習ばかり


[19129] 045:家元 高見里香 2004年10月10日 (日) 21時47分

家元の直伝指南の生け花も祖母は忘れて造花を飾る


[19128] 044:ダンス 高見里香 2004年10月10日 (日) 21時32分

教科書の裏の落書きダンスする猫はいつでも影がなかった


[19127] 100:ネット 池 まさよ 2004年10月10日 (日) 21時09分

迷いこんだネットの森で毒林檎さしだされてるわたしがみえる


[19126] 099:絶唱 池 まさよ 2004年10月10日 (日) 21時06分

歯を磨きながら冷蔵庫の絶唱きいていました 日曜の夜


[19125] 031:肌 兵庫ユカ 2004年10月10日 (日) 20時57分

肌寒い色の手紙をしたためてこのヘリポートみたいな場所へ

http://www.d3.dion.ne.jp/~y_hyogo/


[19124] 030:捨て台詞 兵庫ユカ 2004年10月10日 (日) 20時56分

「そのうちに分かる」と言えば捨て台詞 自転車のかごに夕日が入る

http://www.d3.dion.ne.jp/~y_hyogo/


[19123] 029:太鼓 兵庫ユカ 2004年10月10日 (日) 20時56分

たぶん既に寂しかった、と振り返るひと小太鼓を頸で支えて

http://www.d3.dion.ne.jp/~y_hyogo/


[19122] 028:着 兵庫ユカ 2004年10月10日 (日) 20時56分

COINTREAU(コアントロー)の瓶が倒れてつゆしもの秋にあなたの歌を着ている

http://www.d3.dion.ne.jp/~y_hyogo/


[19121] 095:油 竹田正史 2004年10月10日 (日) 20時54分

おともなき体育館の裏の外灯に油膜のような光の輪があり


[19120] 094:遠 竹田正史 2004年10月10日 (日) 20時54分

遠投の球は空に消えていく夏のカケラに届かんとして


[19119] 083:皮 渡部光一郎 2004年10月10日 (日) 20時53分

頭皮はぐ先住民(インディアン)ぞと教えつつミサイルをもて殺しに殺す


[19118] 093:列 竹田正史 2004年10月10日 (日) 20時52分

列島の東か西か台風の過ぎ去った後の落日の赤


[19117] 070:にせもの 廣島屋 2004年10月10日 (日) 20時31分

なにせものがものだものこりやダメだなとアキバの親父が鼻で笑つた

http://homepage3.nifty.com/hiroshimaya/


[19116] 069:奴隷 廣島屋 2004年10月10日 (日) 20時27分

初めての奴隷契約書にサインかしづかれてゐる吾プータロー

http://homepage3.nifty.com/hiroshimaya/


[19115] 068:傘 廣島屋 2004年10月10日 (日) 20時25分

核の傘あちらこちらに立ててゐる何が降るやら降らぬやらなり

http://homepage3.nifty.com/hiroshimaya/


[19114] 097:曖昧 夢眠(ムーミン) 2004年10月10日 (日) 20時22分

「愛してる」言葉にしてはくれるけど実は曖昧何に縋れば


[19113] 096:類 夢眠(ムーミン) 2004年10月10日 (日) 20時17分

時期悪し体重測定迎えけり麺類穀類控えて挑む


[19112] 100:ネット 千坂麻緒 2004年10月10日 (日) 20時05分

モニタからネットの歌があふれてる鳴り響けこの数多の空に

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3750/


[19111] 099:絶唱 千坂麻緒 2004年10月10日 (日) 20時05分

フレディの絶唱をきく世界にはまだ絶望も希望も消えず

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3750/


[19110] 098:溺 千坂麻緒 2004年10月10日 (日) 20時04分

全身が驟雨に打たれ原付きのヘルメットの中溺レル我ハ

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3750/


[19109] 097:曖昧 千坂麻緒 2004年10月10日 (日) 20時03分

曖昧な答えならもういらなくて優しい嘘に疲れた指輪

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3750/


[19108] 092:家族 竹田正史 2004年10月10日 (日) 19時41分

おのおの部屋で見ている番組は大家族の絆とやらの


[19107] 091:埋 竹田正史 2004年10月10日 (日) 19時39分

埋もれていくことを甘受する心地よさ、ねぇ僕は戦わないよ


[19106] 090:木琴 竹田正史 2004年10月10日 (日) 19時39分

木琴の調べが夜を深くする。アジアが未開であった記憶の


[19105] 089:歩 竹田正史 2004年10月10日 (日) 19時38分

夕暮れの歩道橋に立ち止まり僕と骸(むくろ)が吸い込まれていく


[19104] 088:句 竹田正史 2004年10月10日 (日) 19時37分

作られた悲しみを埋める常套句埋まらないものも真実ではない


[19103] 085:再会 遠山那由 2004年10月10日 (日) 19時10分

口先で再会祝すいじめっ子 笑顔が歪むいじめられっ子

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[19102] 089:歩 夏瀬佐知子 2004年10月10日 (日) 19時06分

彼の山を歩みののろい亀なりにこつこつこつと越えてみたいな

http://www.natsuse.com/diary/


[19101] 084:抱き枕 遠山那由 2004年10月10日 (日) 19時05分

世間からはみだしてゆく夢を抱き枕を投げる修学旅行

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[19100] 083:皮 遠山那由 2004年10月10日 (日) 18時59分

切りたくて切られたくない皮膚一枚カミソリの刃を押し返してる

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[19099] 082:軟 遠山那由 2004年10月10日 (日) 18時50分

遠き日の口論のこと思いつつさりりとかじる鮭の軟骨

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[19098] 081:イラク 遠山那由 2004年10月10日 (日) 18時48分

地雷埋め悪意を埋めて波紋つくるパウダー状のイラクの砂地

http://www.pp.iij4u.or.jp/~miwachan/


[19097] 077:坩堝 長谷川と茂古 2004年10月10日 (日) 18時14分

退屈を坩堝に入れて眺めをりそつと息を吐くペンギンの憂鬱


[19096] 064:イニシャル 2004年10月10日 (日) 17時56分

約束の時間過ぎてもイニシャルを小文字にされるわけじゃない


[19095] 061:高台 月読亭羽音 2004年10月10日 (日) 17時50分



高台の
  桜ふる
    ふる
      ほろり 
         降る

            フィナーレまでもが風まかせでした




[19094] 060:とかげ 月読亭羽音 2004年10月10日 (日) 17時30分


ひんやりで氷河白亜紀侏羅紀まで太古の夢観た。
                    おでこにとかげ


[19093] 059:矛盾 月読亭羽音 2004年10月10日 (日) 17時28分


しゃぁないやん。

        どっちゃの自分も好きゃねん。

              矛盾は矛盾でそんでええねん。


[19092] 094:遠 高澤志帆 2004年10月10日 (日) 16時41分

遠泳がとくいな義兄(あに)を呼びもどす機をうしなひて波間に消える

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[19091] 093:列 高澤志帆 2004年10月10日 (日) 16時27分

ついていく仮装行列はその先を知らない角を曲がりはじめる

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[19090] 073:廊 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 16時00分

廊下の奥に立っていたのは誰ですか 青年三橋敏雄応召


[19089] 092:家族 高澤志帆 2004年10月10日 (日) 15時45分

家族風呂に裸体さらすをいやがりしをかしな母娘(ははこ)は海を見てをり

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[19088] 088:句 田丸まひる 2004年10月10日 (日) 14時22分

どうやって笑えばいいかわからない絶句するほど幸せでした

http://replicaprince.easter.ne.jp/


[19087] 072:海老 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 13時17分

愛親覚羅溥儀も還暦煮えたぎる油のなかの海老天の海老


[19086] 064:イニシャル ひぐらしひなつ 2004年10月10日 (日) 12時20分

うつくしくひかりは途絶え人は立ち去ったイニシャルのみを残して

http://www2.spitz.net/hinatsu/


[19085] 063:雷 ひぐらしひなつ 2004年10月10日 (日) 12時20分

(遠雷なのか)夏の記憶を伝いくる響き(あるいはあなただったか)

http://www2.spitz.net/hinatsu/


[19084] 062:胸元 ひぐらしひなつ 2004年10月10日 (日) 12時19分

胸元をすべる水滴 傲慢でいられるほどに愛されていた

http://www2.spitz.net/hinatsu/


[19083] 071:追 藤原龍一郎 2004年10月10日 (日) 12時17分

追跡者ジェラード警部天命としての追跡癖逃れえず


[19082] 086:チョーク 廣西昌也 2004年10月10日 (日) 10時11分

チョークにもいろいろいろがありましたむらさきいろもつかつてますか


[19081] 085:再会 廣西昌也 2004年10月10日 (日) 10時04分

再見と劉文媛がわたくしは再会と書き別れたるかも


[19080] 078:洋 杉山理紀 2004年10月10日 (日) 09時55分

雨の夜の盛大な青 洋服の上に重ねるひかりのまちよ

http://page.freett.com/sugi8ma/


[19079] 084:抱き枕 廣西昌也 2004年10月10日 (日) 09時51分

妻が買ひし抱き枕にて知らぬ間に名前を付けてをりしこと知らず


[19078] 071:追 渡辺百絵 2004年10月10日 (日) 09時05分

追伸のほうが長めに書いてある手紙のような水面のひかり

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/2527/