[20269] 099:絶唱 藤原龍一郎 2004年10月17日 (日) 18時39分

流行を不易を離れ塚本の絶唱としてウマヲアラハバ


[20268] 099:絶唱 nagi 2004年10月17日 (日) 17時50分

それぞれの命に宿る絶唱は前ぶれもなくふいに現れ


[20267] 098:溺 nagi 2004年10月17日 (日) 17時50分

とぽん と そんな感じの音でした 知っていました 溺れることは


[20266] 097:曖昧 nagi 2004年10月17日 (日) 17時49分

容赦なく曖昧なままただ笑顔 無言が怖いわたしは負ける


[20265] 096:類 nagi 2004年10月17日 (日) 17時49分

むらさきの空背に鴉二羽 類を待つでもなしに居る 覆う冬


[20264] 095:油 nagi 2004年10月17日 (日) 17時48分

眼に異質張り付く油膜瞬きの合間に主張ギラリギラリと


[20263] 094:遠 nagi 2004年10月17日 (日) 17時48分

何もない空ほど遠くないにしろ届きそうな雲ほどには遠い


[20262] 093:列 nagi 2004年10月17日 (日) 17時47分

辿るべき列押し退けて来(きた)る春世界は自由気まま期に入る


[20261] 098:溺 藤原龍一郎 2004年10月17日 (日) 17時39分

「耽溺」を書きたる岩野泡鳴もWWWを走る歓喜を知らず


[20260] 028:着  久野はすみ 2004年10月17日 (日) 16時06分

湖はふるえただろう不時着の飛行船さえ深くしずめて

http://hasumi.exblog.jp


[20259] 076:降 中西のぞみ 2004年10月17日 (日) 15時25分

イブの夜の傘に降り来る雪の音 受話器のむこうのあなたに届け


[20258] 097:曖昧 藤原龍一郎 2004年10月17日 (日) 15時25分

弛みたるこの韻律の曖昧を拒みて小中英之・孤高


[20257] 075:あさがお 中西のぞみ 2004年10月17日 (日) 15時22分

赤色と青色まぜて微妙なる紫つくるあさがおの季(とき)


[20256] 074:キリン 中西のぞみ 2004年10月17日 (日) 15時19分

お話の中に出てきたキリンさん初めましてと見上げ続ける子


[20255] 073:廊 中西のぞみ 2004年10月17日 (日) 15時17分

水の上に赤い回廊めぐらせし平家の浄土沈みゆくなり


[20254] 072:海老 中西のぞみ 2004年10月17日 (日) 15時15分

「いいかげん聞きたい君の本心を」そっと隠そう海老ドリアの中


[20253] 071:追 中西のぞみ 2004年10月17日 (日) 15時12分

灰色とオレンジ色のうさぎ二羽 追いつ追われつ今日も夕焼け


[20252] 070:にせもの 中西のぞみ 2004年10月17日 (日) 15時09分

マイケルのにせもの現る真実は?白いか黒いか天使か悪魔か


[20251] 096:類 藤原龍一郎 2004年10月17日 (日) 14時27分

類想を唾棄し孤立を恐れざる萩原恭次郎の暗黒


[20250] 027:天国  久野はすみ 2004年10月17日 (日) 12時57分

天国のふちからこぼれおちてくるひかり、良くないことをしたのに

http://hasumi.exblog.jp


[20249] 093:列 夏瀬佐知子 2004年10月17日 (日) 12時52分

隊列は出来うる限り避けたいと飼い慣らされた無抵抗主義

http://www.natsuse.com/diary/


[20248] 092:家族 夏瀬佐知子 2004年10月17日 (日) 12時50分

家族ごと色とりどりなピクニック 届かなかった椅子もテントも

http://www.natsuse.com/diary/


[20247] 026:芝  久野はすみ 2004年10月17日 (日) 11時54分

美しき乳房をさらす人のいてテント芝居に降る桜花

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[20246] 060:とかげ 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時24分

仕事より自分見つからないといふスーツの群れをとかげと眺む

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20245] 059:矛盾 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時24分

自立した恋愛と云う矛盾なく背中預けられる君が好き

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20244] 058:八 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時23分

生八ツ橋の皮だけ剥こうとする君の隣で喉が渇いて

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20243] 057:表情 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時23分

君の表情が見えない背中からなぞられるなら塑像ができる

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20242] 056:磨 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時23分

鈍磨する心が抱く欲望は君には想像できない筈

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20241] 055:日記 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時22分

手を繋ぎ歩く男と約束のない日曜日記帳もできず

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20240] 054:リスク 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時22分

君を責めるつもりはないし私も悪くないけどフリスクを噛む

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[20239] 053:墨 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時22分

白墨の削れる音に拍子あり吾の瞼は引力の犬

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20238] 052:部屋 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時21分

独り言相槌欲しき夜もあれど一人部屋には二人は棲めぬ

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20237] 051:痛 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時21分

君のことなんでも知ってるはずなのに心が繋がらないと痛い

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[20236] 050:おんな 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時21分

電話越し声荒げて詰る時もスカートの日はおんなでいたい

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8788/index.html


[20235] 049:潮騒 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時20分

今ごろはきっとアテネの空の下 エアメールから潮騒滲む

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[20234] 048:熱 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時20分

生肉の熱さに触れてみんとして唇そっと薄皮めくる

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[20233] 047:機械 井口瑛里 2004年10月17日 (日) 11時19分

「手仕事を奪う機械は壊せよ」と、拳あげれば虫歯が抜ける

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[20232] 059:矛盾 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時25分

その嘘は矛盾だらけで愛しくてあなたについていこうと思った


[20231] 058:八 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時24分

八人の人間がいて八人に好かれたくてもせいぜい一人で


[20230] 057:表情 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時23分

表情が見えなくなるのが寂しくて無理してカメラを買おうと思った


[20229] 056:磨 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時23分

磨かれたグラスに空が映っていて飛行機雲が横切っていく


[20228] 055:日記 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時22分

大切にしまっておいたはずなのに 氷でできた白い日記を


[20227] 054:リスク 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時21分

もし君の荷物を軽くできるならリスクを負ってもかまわないから


[20226] 053:墨 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時20分

白墨で書かれたことの正しさを鵜呑みにしていた九歳の頃


[20225] 052:部屋 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時18分

泣きながら部屋を出て行く あの人と飼い犬のリンだけを残して


[20224] 051:痛 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時17分

あの人を忘れる術はなくもない 痛みを伴う癒しではある


[20223] 050:おんな 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時17分

半分の率でおんなに生まれてきた あなたと出会えてそれが許せた


[20222] 049:潮騒 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時16分

悪口が飛びかっている教室でわたし潮騒を聞いた気がする


[20221] 048:熱 岩崎恵 2004年10月17日 (日) 10時15分

なんか少し、体がだるくて楽しいな 熱の出ているこどものように


[20220] 025:怪談  久野はすみ 2004年10月17日 (日) 09時04分

怪談は冷ややかな露のびてゆく首、髪、舌をしとどに濡らす

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[20219] 100:ネット 白石優子 2004年10月17日 (日) 06時38分

ネットには飽き飽きだよと思いつつテーブルのうえ文字は現れ

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[20218] 099:絶唱 白石優子 2004年10月17日 (日) 06時35分

耳のうえおつむのうえを飛んでいく絶唱の曲目のなかの帯

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[20217] 098:溺 白石優子 2004年10月17日 (日) 06時29分

サングラス落としたくないそれだけで溺れてしまった愚かなあたし

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[20216] 097:曖昧 白石優子 2004年10月17日 (日) 06時25分

風のみち曖昧なそら森のつき浮んで消えてふうわりと過ぎ

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[20215] 096:類 白石優子 2004年10月17日 (日) 06時12分

パスタ類かんべんしてよ芯ゆでのちがいを感ずイタリアの味

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[20214] 095:油 白石優子 2004年10月17日 (日) 06時10分

バルサミコ、オリーブ油のサラダには塩も胡椒も寂しすぎるさ

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[20213] 094:遠 白石優子 2004年10月17日 (日) 06時07分

もう夏は遠く過ぎたと値札みて感じるきゅうり刻みし夕餉

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[20212] 093:列 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時48分

列あらば並んでみよと夏の日は暮れゆくばかりながめゆく人

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[20211] 092:家族 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時45分

ミニピンが家族になってファミレスも入れなくなる散歩道かな

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[20210] 091:埋 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時38分

早起きに埋もれながらひとりごと地震情報ぼんやり横目

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[20209] 090:木琴 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時35分

おぼろげに木琴たたくウブド風そうじゃないよと笑われながら

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[20208] 089:歩 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時28分

まどろみに歩くことさえ難ければハンドル持ちつなおまどろみつ

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[20207] 088:句 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時26分

句読点いまだ迷いつ打ちたれば迷子のように別れゆく文字

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[20206] 087:混沌 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時24分

混沌とすすむ道さえ混沌と朝霧のなかひかり射しにき

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[20205] 086:チョーク 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時15分

カラフルなチョークの粉のわびしけれ青い文字書きパラパラ落とす

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[20204] 085:再会 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時11分

札幌に「再会」という店ありき真珠の壁の地下鉄の音

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[20203] 084:抱き枕 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時06分

犬を抱き枕にしては顔のうえ小さな肢で目覚ましがわり

http://bluewind.oops.jp/tanka/


[20202] 083:皮 白石優子 2004年10月17日 (日) 05時02分

隠れ家に入りてゆく道あるようなざくろの皮のさびしき小粒

http://bluewind.oops.jp/tanka/


[20201] 085:再会 本所飛鳥 2004年10月17日 (日) 03時58分

再会を喜ぶような可愛がり帰宅する妻と子の抱擁

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[20200] 084:抱き枕 本所飛鳥 2004年10月17日 (日) 03時50分

すべすべの子の抱き心地気持ちよく抱き枕より眠りは深く

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[20199] 083:皮 本所飛鳥 2004年10月17日 (日) 03時42分

手の平の皮がむける子医者は言う「アレルギーです」何が出来ても

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[20198] 082:軟 本所飛鳥 2004年10月17日 (日) 03時36分

サッカーのボールを変えて軟球で野球をする子歓声を上げ

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[20197] 081:イラク 本所飛鳥 2004年10月17日 (日) 03時30分

イラクの子微笑みの中の悲しさ何が幸せなんだろうかと

http://aja-bochan.hp.infoseek.co.jp/


[20196] 100:ネット 高澤志帆 2004年10月17日 (日) 03時18分

ネットとふ異界からとどく歌を待つ電気羊の夢を見ながら

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[20195] 099:絶唱 高澤志帆 2004年10月17日 (日) 03時02分

かの夜の絶唱は黒歴史かな他人のやうに目を見交はせば

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[20194] 045:家元 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時33分

家元もたまには泣くさ君よりも少し家元らしい理由で

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20193] 044:ダンス よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時33分

終わりへの準備 ジゼルになるためにまずはダンスを習いに行こう

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20192] 043:濃 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時32分

ドライアイなので濃縮還元の涙なんです しょっぱいでしょう

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20191] 042:映画 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時32分

泣くための映画は少し遠出して優しい男友達と観る

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20190] 041:血 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時31分

傷つけていいよ血糊はいつだって用意してあるあなたのために

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20189] 040:ねずみ よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時31分

なんとなくずる賢いのはねずみどし生まれのせいにします今日から

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20188] 039:モザイク よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時30分

さてそれは愛の画(え)ですか? 朝食に使った卵の殻のモザイク

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20187] 038:連 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時30分

連弾でとちった記憶がよみがえる ほんとに好き?と訊いてしまって

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20186] 037:愛嬌 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時29分

愛嬌がいかに大事か知るほどの器量に生まれたケガの功名

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20185] 036:流 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時28分

流砂って知っていますかその底に眠る誰かをおぼえてますか

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20184] 035:二重 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時28分

年毎に叔母に似てくる奥二重 壊れた心で八年生きた

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20183] 034:ゴンドラ よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時27分

怖いのは高さではなく沈黙で冗舌になるゴンドラの中

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20182] 033:半 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時26分

わかってる中途半端な逃げ足は僕が追うって思ってるから

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20181] 032:薬 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時26分

南無三宝薬師如来のあの指で愛撫されたい秋の暗がり

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20180] 031:肌 よごろうざ 2004年10月17日 (日) 02時25分

鳥肌のたたない男もいるんだ、と ごめん最初の時の感想。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3405/


[20179] 096:類 多喜エリ 2004年10月17日 (日) 00時38分

お互いの共通点を見つけたら世界が一種類になってた

http://www.geocities.jp/takieri9/


[20178] 092:家族 nagi 2004年10月17日 (日) 00時26分

病室での些細な父のひとことの引力に知る家族という核


[20177] 091:埋 nagi 2004年10月17日 (日) 00時26分

人口の密度を誇る箱の中 ヒト ヒト モガク 埋モレル 埋モレル


[20176] 090:木琴 nagi 2004年10月17日 (日) 00時25分

静寂を弾き真夜中木琴の音響かせるか繭に似た月


[20175] 089:歩 nagi 2004年10月17日 (日) 00時25分

月置いていつからひとり歩く僕 見放したのは月か?僕か?


[20174] 088:句 nagi 2004年10月17日 (日) 00時24分

句読点その後さりげない言葉 気持ちはいつもその辺にある


[20173] 087:混沌 nagi 2004年10月17日 (日) 00時23分

混沌を切れず呑まれたあのひとに置いて行かれた友に来る夏


[20172] 086:チョーク nagi 2004年10月17日 (日) 00時23分

夏祭り歩行者天国いっぱいに子供わらわらチョークらくがき


[20171] 085:再会 nagi 2004年10月17日 (日) 00時23分

不変など望んでなかった再会の場所は無人で深く失望


[20170] 084:抱き枕 nagi 2004年10月17日 (日) 00時22分

熱帯夜 熱おびるもの はらうもの 昨夜の私 壁 抱き枕


[20169] 087:混沌 鈴木英子 2004年10月16日 (土) 23時34分

うずめればひとの胸から伝われり羊のはるかな混沌の息


[20168] 091:埋 田丸まひる 2004年10月16日 (土) 23時22分

あと少しだけぎゅっとしてキスをしてそれから埋めてもらえませんか

http://replicaprince.easter.ne.jp/


[20167] 040:ねずみ 小池尹子 2004年10月16日 (土) 22時59分

二日月昇り来る明けにねずみ一匹私の前を過ぎりて消えぬ


[20166] 039:モザイク 小池尹子 2004年10月16日 (土) 22時58分

舗石の絵柄タイルを踏み行くにヒメアマツバメ眠つたふりして


[20165] 038:連 小池尹子 2004年10月16日 (土) 22時57分

真夜昇り真昼を沈む六連星まるで私とあなたのやうに


[20164] 037:愛嬌 小池尹子 2004年10月16日 (土) 22時57分

「花言葉は愛嬌」といふ郁子の花白紫の色の重なり


[20163] 036:流 小池尹子 2004年10月16日 (土) 22時56分

トーストをほんのり冷ます一陣の風の流れてうつそみに来ぬ


[20162] 035:二重 小池尹子 2004年10月16日 (土) 22時55分

同時に投稿まるで二重唱のごとパソコン画面響きあひたり


[20161] 098:溺 夢眠(ムーミン) 2004年10月16日 (土) 22時27分

目を細めやさしい笑顔に溺れそうあなたが支えて私はここまで


[20160] 098:溺 高澤志帆 2004年10月16日 (土) 22時20分

溺れしはブラッドベリのことばなり 生きろ。そして書け。全速力で。

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[20159] 017:免許 マーシー 2004年10月16日 (土) 22時04分

ジミーも誰もが罪を犯してゐることをバックブルーの免許の寫眞


[20158] 016:乱 マーシー 2004年10月16日 (土) 22時02分

胡亂なるこころうろつく丑三つに鹿威(ししおどし)カンと響きわたりて


[20157] 083:皮 nagi 2004年10月16日 (土) 21時57分

皮膚の下何を育ててしまうのだろうざわり蠢き鼓動を帯びる


[20156] 082:軟 nagi 2004年10月16日 (土) 21時56分

広域の湿疹に浅い夜を過ごす全身を這うぬめる軟膏


[20155] 088:句 和良珠子 2004年10月16日 (土) 21時44分

似て非なる猫跨ぎと句跨りだが地に足が着いてるのは同じ


[20154] 050:おんな(再投稿) 藤原龍一郎 2004年10月16日 (土) 21時17分

赤マント・口裂けおんなの実在を佐々木喜善にこそ問いたきに


[20153] 081:イラク nagi 2004年10月16日 (土) 21時00分

シュギシュチョウ僅カナル自我カイラク二溺レヤスイ身サテモサテモ


[20152] 080:縫い目 nagi 2004年10月16日 (土) 21時00分

間違った縫い目を力一杯にほどいていく君切れてゆく糸


[20151] 079:整形 nagi 2004年10月16日 (土) 20時59分

整形を施され今台に乗る自讃受賞の厚塗りケーキ


[20150] 078:洋 nagi 2004年10月16日 (土) 20時59分

洋梨でお国自慢をする君が未だ馴染めぬ地のものの我


[20149] 077:坩堝 nagi 2004年10月16日 (土) 20時58分

なけなしの涙でそれを買い取ろう君が抱える僕への坩堝


[20148] 076:降 nagi 2004年10月16日 (土) 20時58分

降る事を拒み続けて淀む空いずれ全てを巻き込み落ちる


[20147] 075:あさがお nagi 2004年10月16日 (土) 20時57分

本日の空は完全なる半球ゼリーの海にあさがおが咲く


[20146] 074:キリン nagi 2004年10月16日 (土) 20時56分

怖い物見たさに似ていて逸らせないキリンのまつげ半眼の笑み


[20145] 017:免許(再投稿) 藤原龍一郎 2004年10月16日 (土) 20時55分

サムライの免許持ちたる着流しのギター侍波田陽区行く


[20144] 073:廊 nagi 2004年10月16日 (土) 20時55分

夏廊下そろり風足猫の腹ふかりふかりと上下 蜩


[20143] 072:海老 nagi 2004年10月16日 (土) 20時54分

へこへこと頭さげつつ去る姿まるで海老逃げ ラジャさようなら


[20142] 071:追 nagi 2004年10月16日 (土) 20時53分

納得もできないくせに追求もできないそんなへなちょこloving


[20141] 070:にせもの nagi 2004年10月16日 (土) 20時51分

にせものが遠隔操作で近づくからうっかり声をあげてはいけない


[20140] 069:奴隷 nagi 2004年10月16日 (土) 20時51分

理の欠けた本能を買い飼い馴らすMと呼ばれる奴隷の時給


[20139] 034:ゴンドラ 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時44分

ゴンドラに座りたるままテノールを響かせくれしベネツィア男


[20138] 033:半 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時43分

半歌仙巻き終はりたる夜の明けを温き湯舟にとつぷり半時


[20137] 032:薬 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時42分

Kドラッグの最上段に置かれたる三年越しの鼻炎の薬


[20136] 031:肌 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時42分

己が肌を「柔肌」と詠ひたる人の帽子を目深に被れる横顔


[20135] 030:捨て台詞 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時41分

馬鹿野郎など捨て台詞残したる昨日の我の座りたる椅子


[20134] 029:太鼓 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時40分

トンガリ帽被れるピエロの打ち鳴らす色とりどりの小さな太鼓


[20133] 028:着 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時40分

着信音聞こえなかつたよ大道芸のアコーディオンを聴いてゐたれば


[20132] 027:天国 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時39分

雨の日の歩行者天国化粧したピエロのまなこが歪になりぬ


[20131] 026:芝 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時39分

クリオネやグスコーブドリやエノラゲイや夏芝居かと思ふ幻


[20130] 025:怪談 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時38分

九つの台風上陸 怪談は地球気温の上がる前触れ


[20129] 024:ミニ 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時37分

ミニミニのダックスフント抱かれて歩かぬままに通り過ぎたり


[20128] 023:望 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時36分

望の夜に契りたる罪背負ひたる夕顔の君鳥辺野に消ゆ


[20127] 022:上野 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時36分

伊賀上野芭蕉の食ひたる時雨煮の犬歯門歯の間に漂ふ


[20126] 021:胃 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時35分

喉から胃の腑までの距離一センチ隣の猫の胎児のサイズ


[20125] 020:遊 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時34分

冷蔵庫にひとり遊びの檸檬かな茶色になりて萎み凹みつ


[20124] 019:沸 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時34分

勝敗に触れられぬままイチローの年間打数に沸きゐるニュース


[20123] 018:ロビー 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時33分

「待ち合わせは駅北口のロビーにて」メールの後の足取り知らず


[20122] 017:免許 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時32分

幾度目の免許更新かゴールドの縁取りのなか首を傾げつ


[20121] 016:乱 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時31分

この秋の深き悲しみのひとつなり北オセチアの乱射乱撃


[20120] 015:蜜柑 小池尹子 2004年10月16日 (土) 20時30分

助手席にひとつ置きたる青き蜜柑トンネル過ぎて見失ひたり


[20119] 068:傘 nagi 2004年10月16日 (土) 19時38分

傘に穴見上げて歩く昼下がり頓着無しの姿を覗く


[20118] 067:ビデオ nagi 2004年10月16日 (土) 19時38分

返却の期限は今夜11時返したくないビデオ観る君


[20117] 066:鋼 nagi 2004年10月16日 (土) 19時37分

君までがそうして僕の敵になり鋼の空は特権で哂う


[20116] 065:水色 nagi 2004年10月16日 (土) 19時37分

「みずいろじゃないのよ」笑いティーカップ覗き水色「すいしょく」と君


[20115] 064:イニシャル nagi 2004年10月16日 (土) 19時36分

イニシャルに紛れ見ていたオレンジと鼓動に揺れるボールその先


[20114] 063:雷 nagi 2004年10月16日 (土) 19時36分

おもう間もなくおとされた 恋じゃない 晴天に隙落雷を聞く


[20113] 062:胸元 nagi 2004年10月16日 (土) 19時35分

報われる事ない依存今日もまた慰めてみる胸元ニキビ


[20112] 061:高台 nagi 2004年10月16日 (土) 19時34分

唯一の高台へゆくこの道を一顧だにせず抜けてゆく鳥


[20111] 060:とかげ nagi 2004年10月16日 (土) 19時34分

あなたには言えない事が多々あった「きれいなとかげ」いまつぶやいてみる


[20110] 059:矛盾 nagi 2004年10月16日 (土) 19時34分

なきものにしたい矛盾の矛の先なれど盾突く訳にもゆかず


[20109] 058:八 nagi 2004年10月16日 (土) 19時33分

手のひらに乗れば微かな八重花が枝の先端垂れてはにかむ


[20108] 057:表情 nagi 2004年10月16日 (土) 19時33分

奪われた思いがけなくあっけなく柔く崩した眼に表情に


[20107] 095:油 藤原龍一郎 2004年10月16日 (土) 18時50分

とおきむかしの油まみれの鵜のことを宇多田ヒカルはおぼえているか


[20106] 020:遊 五華 2004年10月16日 (土) 17時47分

傷つけて傷つけられて朝焼けが目にしみるほど遊び明かした

http://homepage3.nifty.com/horoniga/


[20105] 019:沸 五華 2004年10月16日 (土) 17時47分

沸かしたてのお湯を注いで待つ3分 ちょっぴり幸せ たっぷり溜息

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[20104] 018:ロビー 五華 2004年10月16日 (土) 17時46分

ロビーにて時間つぶしに読む記事の活字が頭をすり抜けてゆく

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[20103] 017:免許 五華 2004年10月16日 (土) 17時45分

免許証に偽りがあるとするならば ありえない顔の証明写真

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[20102] 016:乱 五華 2004年10月16日 (土) 17時44分

乱雑な机の上で笑ってる写真の君は今を知らない

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[20101] 015:蜜柑 五華 2004年10月16日 (土) 17時44分

今朝食べた蜜柑に種があったから今日はついてると思えない今日

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[20100] 014:オルゴール 五華 2004年10月16日 (土) 17時43分

オルゴールはやさしい音色を繰り返す 燃えないゴミの袋の中でも

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[20099] 013:彩 五華 2004年10月16日 (土) 17時42分

水彩のにじんだ街より濡れている青空の下 口笛を吹く

http://homepage3.nifty.com/horoniga/


[20098] 094:遠 藤原龍一郎 2004年10月16日 (土) 16時48分

遠雷を聴く聴覚の繊細に芝不器男の句生成したり


[20097] 057:表情 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時23分

そうかこの表情は君がいる時の 通り雨かと思っていたよ

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4426


[20096] 056:磨 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時22分

さみしさのせいかもしれない秋の雲に磨かれてゆくような気がする

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4426


[20095] 055:日記 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時22分

ふたしかなままで生きてくしかないが日記に嘘は書かないでおく

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4426


[20094] 054:リスク 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時22分

フリスクの原材料を許容してしまった体を支配する分子たち

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4426


[20093] 053:墨 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時21分

ずいぶんと薄まりました何回もこぼした墨と帰路の夕暮れ

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[20092] 052:部屋 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時21分

内側ですこし光った天井の白い部屋は早めに閉じた

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4426


[20091] 051:痛 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時21分

そのとげは奥に押し込むしかなくて痛いほどはやく溶けてゆくでしょう

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4426


[20090] 050:おんな 魚柳志野 2004年10月16日 (土) 15時20分

運命の人ってほんとなら、おんな おとこ ではない場所を見せてよ

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4426


[20089] 097:曖昧 高澤志帆 2004年10月16日 (土) 12時44分

ほんたうは武器を作つてゐるといふ曖昧宿のやうな工場

http://www.geocities.jp/kogawa96/


[20088] 093:列  藤原龍一郎 2004年10月16日 (土) 11時30分

惑星直列警告の書は焚かれしか滝沢亘の歌集は如何に


[20087] 056:磨 郁迪 2004年10月16日 (土) 09時37分

揺るぎないいたわることは苦でもなく磨かれていくふたりの命

http://mintmilk.tea-nifty.com/kimamatanka/


[20086] 081:イラク 廣島屋 2004年10月16日 (土) 08時52分

イラクでは今日もアメリカ人やらが死ぬ十四日付けの共同通信

http://homepage3.nifty.com/hiroshimaya/


[20085] 080:縫い目 長谷川と茂古 2004年10月16日 (土) 08時19分

フランケンシュタインの縫ひ目を数ふ 就眠儀式に熱を上げをり


[20084] 036:流 山本まさこ 2004年10月16日 (土) 02時03分

昨日から流しに重なる皿たちが今か今かとひしめくAM3:00(サンジ)


[20083] 035:二重 山本まさこ 2004年10月16日 (土) 02時01分

離れてく 見慣れた背中が二重になり三重になりサヨナラおちた


[20082] 034:ゴンドラ 山本まさこ 2004年10月16日 (土) 01時53分

形だけ安全バーで人を抱きゴンドラは無責任に駆ける


[20081] 033:半 山本まさこ 2004年10月16日 (土) 01時51分

半身にて祖父が描いた想い出よ窓枠に見た花火の静か


[20080] 096:類 2004年10月16日 (土) 01時46分

例え君が爬虫類でも好きだよと言えずに暫し自己嫌悪する

http://kanwado.cool.ne.jp/


[20079] 095:油 2004年10月16日 (土) 01時44分

フライパンの中で油を跳ねさせてあの日の雨を思い出してた

http://kanwado.cool.ne.jp/


[20078] 094:遠 2004年10月16日 (土) 01時42分

君の望む言葉を私は知っていて1メートルはこんなに遠い

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[20077] 91:木琴(再投稿) 遠山那由 2004年10月16日 (土) 01時40分

ト長調調子はずれの「シ」よ響け黒鍵のない木琴だから

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[20076] 093:列 2004年10月16日 (土) 01時25分

手紙よりメールのほうが届きそう列に外れて永訣の朝

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[20075] 100:ネット 遠山那由 2004年10月16日 (土) 01時22分

行きずりの情事のようにさりげなくネット心中はるしおん・らぶ

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[20074] 092:家族 2004年10月16日 (土) 01時20分

家族にはなれない人の側にいて 未来を語るゲームをしている

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[20073] 099:絶唱 遠山那由 2004年10月16日 (土) 01時20分

太陽系滅びるころに銀河系の外へと届けヒトの絶唱

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