へのへのにかわりクラスを風靡したつる三ハ○○（まるまる）ムしの落書き

競馬とは予想というより予測ですさらに言うなら予言なんです

神様はきっと数学苦手だな。資源の配分とかって特に

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この席にお座りください日時計の影があなたを包み込みます

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行く先はコインを投げて決めましょう表ってどっち？……ダメナフタリダ

待つことも好きなのですねそうやってあなたはいつも紡ぐのですね

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玄関でふうせんかずらをみつけたらひみつの扉がふたつ開きます

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ふうわりと空に泳いでバルーンは夢の浦島たろう感謝の

誘惑に乗りそこなった夏の夜のぬるくなるのも早いカクテル

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中ぐらいの大蟻喰だ　この夢の暗き砂地を嗅ぎまわるのは

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眼鏡ごしに見つけた星の瞬きを真実として　離れる岸辺

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行き先はコインを投げて決めましょう表はどっち？……ダメナフタリダ

金もある　時間も足りる　十分な用意もある　が！　行き先がない

ふとぷっちゃん　ふとふとぷっちゃん♪　「言論の自由」はこんな時こそ使え

くりかえす裸　毎日着る服を選ぶ　１２時間後また脱ぐ

「音楽は音を楽しむものなのよ Ｄ.Ｃ」（曲のはじめに戻る）

てかてかをあぶりだしたらてあかの<あ>ためらいがちにでるってほんと

芽吹きそむ銀杏葉をぬい木洩れ日が太古の風を地上に送る

顔似たる母系のうから着座して南瓜プリンを分けあうゆうべ

黄の花は落暉のなかにいよよ咲く　嫌いなものがこのごろ増えた

刺繍糸からまりあいて鮮やかなかたまりとなる。死とは静かな

素数から宇宙理論を語る人のかたちよき耳に沿う心地して

耳ふさぎ泣かぬ女の右側で南の窓を開き続ける

硝子越し蘭の花見ゆどこまでも裏側のないそのがらんどう

「小魚の論理」から先進まないふたりのために何を殺す、か

夏過ぎてベターがベストに変わるのか夜中に鍋をひたすら磨く

苦悩する背中のあたり愛しくてきょうは許そう、爪を噛むクセ

ばらばらにバナナ散らばり罵倒して馬鹿らしくなる場の力学よ

春まだきしずかに舞へるルリタテハ走るあなたの背中を追ひて

「絶対」と言い切るときの二の腕に苦し紛れの贅肉がある

青白く水槽ひかるその向こう少年のみに許さるる明日

遁走も邂逅もある常の日のたとえばとんかつ定食を食べ

いくたびも電解質となるぼくら　春の遺伝について話そう

永久に汽水をたたえ静かなる湾あり古き駅舎のごとし

湯船から美しき声（笑う声）屈託のない誘惑をせよ

注意力ぐらつくほどの楽園にいる中ぐらいのしあわせだから

包帯の白さに痛み薄らいで捨てた恋なら星の数かも

眠るとき拳(こぶし）を胸に納めますハコズワリする猫をまねして

贈られし物語には「天門」と墨書のありぬ　表に回れ

もうきみは林檎をむいているだろう言葉の森に安穏として

酸欠の係り結びが色めいて三回呼ぶと春が応える

猥雑な数字眺める歴史家のルールブックに忘れる未来

積読の「マルクス論」を伏せたまま妻よりほかの性でありたし

きみもぼくも新兵として三回目なる大戦を霧深く待つ

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みててごらんかみなりおちるこのまちの痒いところにかみなりおちる

東（ひんがし）の空白むまで梢ゆれ森の円卓会議終わらず

幸せな日々を匿う罪としてずっと現像されないフィルム

きらきらを約束された口紅と君より先に熱いくちづけ

切り返す爪先 指をひろげればほろんでしまったみずかきのあと

これからはたぶん君が祈ってくれるからお勝手に夏が来るよね

糸をひく蛇口の本音で白米をにごらせながらとぐしかないか

着信に胸騒ぎしてとどめ置く風の噂の予言めいては

とんかつの和幸のソースをかけなさい和幸のとんかつのやうになりたり

人類の最後のひとり腰掛ける椅子の下から ノックの音が

織ってよ織ってそなたの羽を抜いてでも（パタコン）恩は（パタコン）返せ

また君を許してしまう蜘蛛の糸キャラメル色の滴で撚って

海に沿ふまばらな家に影もなくただ大き陽の行く手に沈む

南（みんなみ）とつぶやいてみるその果てに愛（は）しきものある予感のままに

密やかに背きつづけてしらぬまに盗み尽くせしがらんどうなるまで

信州へ行きたくなった要因は水の奏でる音の誘惑

中ぐらいの悪事を働いたのだから中ぐらいには反省なさい

暗闇に包まれぬよう点けておく貴方の星座　〜彷徨えるひと〜

薔薇の絵の鍋で煮られてタピオカはココナツの蜜を吸ひてふくらむ

愛人のかわりに赤いリュウキンを匿っています路地の奥では

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マニキュアの壜に漂う沢山のきらきら夕陽に透かせば歌う

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チモシーの畑の上をゆっくりと雲流れてゆくだけで詩である

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ウイルスが共に旅して潜伏し偉大なヒトのほろぶを眺める

真夜中の画面にノック音のして決意と裏腹ノブに手をおく

仲の良い夫婦はいつか似てくるとよく言いますが似ない場合って

下界へと明石大橋からやってくる天女もみんな化粧している

仕事から戻るとご飯はできていて七人の敵話（てきばなし）ああ『僕』になりたい

らしくない涙だと思っていたら左手に天然型眼薬

泣きそうな空ばかりならアイテムに七色をした眼薬を持て

今日までの私の糸はほつほつとほぐされていく　　　織ってください

咎ひとつ忘れむとして呑み潰す夜の擬宝珠は露にまみれつ

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わが妻となる人なれば五月雨の闇を寝乱れあかつきを待つ

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あかさがあるのかと問えばあるという苺と野苺のジェンダーギャップは

ばらの花に青き色素の遺伝子を　ゆめを夢とはおもはずあゆむ

乾き切るのつらいですか サラサラの白い薬でなめくじ殺す

駅までの道ゆっくりと傾いてとおせんぼうをしているんです

僕が見た誘惑は白い花をつけ花散らすまえに刈られる緑

あたまから魚になっていく夢は海の真ん中ぐらいの深さ

抜け出して見上げた空をわすれない　ずぶぬれのままかかげる星図

満月の影も形もないように置かれた水に兎が写る

祖母の織る絣を母が縫い兄が着たとうみんな今すでになく

転居するたびにいくつか捨てる箱　段ボールごと箱の中身も

告げようとするとき愛はするすると身のめぐりより離れてゆきぬ

駐車場傘もささずにひっそりとシルバーバックな蛙を探す

箍外れ走る転がる神無月溺れる魚火傷する炭

贅肉もあまる脂肪もぶるるるん氷の海で踊れセイウチ

君のいる明日を上書き保存してUSBメモリー首から提げる

起きぬけにとんかつ食べる君の横頬杖ついてキャベツをつまむ

君もまた春の遺伝子組み込まれビルの谷間をガイアの河を

ふたりして駅まで歩く涼風にお茶でもいかが恋人ならずも

桃嗅げば甘い誘惑恋の味当たり外れも多いと知りつ

ゴブリンがヨーヨー片手になにやかや睡眠中ぐらい放ってて

あの流星燃えて降りしきる夜を見なかったことと偽る君が

プロペラの低く響いた屋根の上あくび子猫のお顔が怖い

微笑みが骨まで透かす表情の組み手はどちら左か右か

君擁く森になれずに擁かれて羽根を震わす鵯のよう

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夏空の向こうの森の火と水で生れた麦茶は中庸となり

妻たちの飼われるケージいくつかにあかり灯らぬままのゆうぐれ

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かろうじて「のっとぎるてぃ」過失にてアリス・リデルに触れた葉先は

段ボール箱の中身を確かめず殴れ口先だけの詩人よ

進行がゆるやかなゆゑ眼薬をさし忘れたとからから笑ふ

真夜中の動悸は痛い光明を与えよわれに瞑想するから

げんじつはたぶんおしえてもらえないそつぎょうしきがやってきたって

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蛇口からぬるいみずをのむ　ただ無為に生きた日のしめくくりとして

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野にしろくよこたふひとよダリのゑのやうだあんなに蟻がたかって

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朝なさな昨夜（よべ）の悪夢は拭はれて君を我をも殺めずすみぬ

真夜中の動悸は怖い光明をわれに与えよ瞑想するから

また一人銀河の駅に降りたちぬ死までを照らす青空の群れ

遺伝子がえがいた地図をやぶりすて旅立つおれを見送る母よ！

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出でし芽の穂先ほのかに紅のいろ温き地をわけ羞ぢらひてあり

素粒子のようだねふたりそれでいて意志持っていて泣いたりもして

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置き物のように窓辺に猫がいる家の人みなきっといい人

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エゾシカもキツネもテンも可愛いの「害獣」だなんてどっちの味方？

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段ボール箱の中には何の有る開けず再び引越の荷に

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愛と云ふ言葉幾度何時か曖昧に使ひて来しか君に遇ふまで

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側壁に激突破裂ぐちやぐつと業火に焦げし朝(あした)の卵

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あのひとを匿うためにこっそりとまだ空けてあるわたしのどこか

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吐くならばみずうみのみずきらきらと塵藻、鼓藻、三日月藻

詩のような五月であればきんぽうげ風のことなどもう気にするな

国立のサナトリウムの回廊に不幸な我を占うべきか

ちから込め三角四角と落書きす受話器片手に話を聞けば

めびうすの性器を使用するときは表側では射精せぬよう

宇宙樹の森の北限炭小屋の双子の姉の名を呼び果てる

交合の可能な場所は９ケ所です三回目までに覚えときなさい

昨晩のアナルセックスは事故なのです。世界の意味を忘れてたのです。

妻なんて汚い言葉は捨てなさい　君のおまんこはみんなのものさ

落武者（ヒットラ）を匿い犯した父に似て貞無を想う砂の隠れ家

きらきらと飛ぶ体液は重力圏突破していく凍りもせずに

詩人とさやったんだけどありゃ駄目だおおおおまんこって吃るんだぜ

１２歳以下の子供と性的に分かり合うために素股があります

なあ、俺のマグナム砲はその窓の内側なのか外側なのか

中ぐらいのしあわせをあじわいたくてバスを三本見送りました

点と点結ぶ夜空よあの中にウルトラマンの星もあるのだ

おはなしの途中で寝ました狼か猫だったのかわからないまま

九回表で十点リ−ドのタイガ−スいつとったんやと夫が喜ぶ

森であそぼうあたまにどんぐりがおちないようにぼうしをかぶって

三回裏で三点取られたタイガ−ス夫はテレビを消してしまえり

忘れ物をして四階まで駆け上がるのは嫌だから引っ越ししたい

君のため周口店で冷蔵庫とマスクあがない飛んでみたんだ

てかてかの廊下の向こうのステテコの東北弁の住職なつかし

痒いとこ掻いてくれろと尻向けるハナコと我のあうんの呼吸

お刺身用蒟蒻ひらひらさせながらコイデモシタイと言いそうになる

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本を読み泣くなんて少し気恥ずかしい誰もいない真昼でさえも

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わしわしと入道雲湧くあの空の下にはきっと真っ赤なお花

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春の子と一緒に選んだ苗植える　薄紅色のペチュニア、ひなぎく

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落書きに人格はないないけれどサインしているような落書き

てかてかに磨き上げたる手鏡は 吸って吐かない息を見るため

ドーナツを見つめているとたくさんの不思議が湧いて困るからクウ

海が好き泳ぐのも好きだからって海女にはなれぬ何になれるか

お兄さん渡世の義理を通すにも腕が立たなきゃ話にならん

カルシューム鉄アミノ酸ファイバーにイオンカテキン何かが足りぬ

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英訳をフローティング・ワールド浮世にて浮名流さず浮くすべ知らず

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入院を休みと思ふ戦士かな入歯外して胃カメラをのむ

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高層のタワーマンションともしとも雨露凌ぐあばら屋に足る

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「桃尻」と云ふ語「徒然草」にみてふと君おもふ我が糞こころ

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云ひ訳を脱げば安逸ただ怠惰漂ふ逡巡(たじろぐ)佇む惰弱

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三回も洗い続けておりました　ある日の森のあらいぐまさん

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ポケットにどんぐり忘れ脱衣籠気づけばそっと机に並べ

ディスカスの稲妻のごとコバルトに飽くることなく魅せられる夜

逃げてきた風の妖精匿ってれんげのうわさ話などなど

街の灯がきらきら瞬く星のようあなたと探す夢の行き先

「噛まないで」　「じゃあ飼わないで」　「食わないで」　「ねえその猫を匿わないで」

ららららら　すべてのがきんちょどもが持つきらきらみたく歌えたらな

書くことで誰も彼をも見下した　自己愛だけが詩のようだった

本当は心がずっと冷えてたしいつでも俺は素に戻れるよ

まがり角ちかくの君の部屋の窓あたりに浮かべため息の跡

まんだりんとらんぽりんではねながらたんばりりんとうたっておどる

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絶対に茶碗蒸しには種がある花麩の下に探れ銀杏

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いくたびも殺し喰らふて存（なが）らへし鬼こそ薔薇の乙女たるべし

ふはふはと土鍋で炊きし粥食めばはかなくなりぬ雪食むごとく

髪に指をしらず絡ますおもわれぬ人をおもうている時のクセ

かつかつに爪を噛みたい アキレスの痒いところはあなたが掻いて

それはきっときらきらの種　圧力がやがて炭素を変えたみたいに

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「もうここに吟遊詩人はおらぬゆえ終わるのだろう」と最後の王は

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贅肉をつまんだ程の感慨に銀行員定期解約手続をする

素の敵は己の中のドラマにいて血液型にそわす正解

クセ持たぬアスパラガスは皿の上に並んで朝のひかりをうける

そう今日は第２ラウンド 喩えればキャラメルがけのホット・ペパーね

もうすでに円の資格はないのです 「．14」以下が捨てられてから

誘惑とたたかひながら帰る道すたばけんたやふぁみまみすどや

駅までの道の途中でくちずさむ遠いあの日の「てぃーんず　ぶるーす」

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神さまが＜害＞と言う字をこっそりと＜善＞に替えてる途中の世界

「俺、栄養ないし」と弱くふるえてる　蒟蒻はまあそんなイメージ

わが身より大事なものをなくしたら殺意の是非を語ってもよし　　　　　　　　　　

公園でお弁当ひろげスキップさ貴方の頬に紅のしるしを

荒れ狂う木の葉に乗りし彷徨えば遥か彼方にノアの箱舟

ＤＥＭＯＮの誘惑に乗ろう今日だけは天世（そとよ）の習いを覚えるために

天豆（そらまめ）の塩中ぐらい大ジョッキ生きていけるこれさえあれば

さいだあに　星を浮かべて夕暮れの　あふれる想い空にしゅわしゅわ

猫ぱんち　こいのぼり落つ晴天はいよいよ青し冷製の風

虎の威を借りる予定の仔狐が親の許可なく資産運用

万両の赤き実ひとつ葉隠れに桜散りてもなほ光りをり

ハンカチとちり紙（し）キャラメルぬかりなく　てるてる坊主に後を託して